第01話 いきなり神様登場!!
初めて投稿しました。
よろしくお願いします。
俺、渡部海斗は最強だった。
なぜかは、分からない。しかし、最強だったあらゆる意味で。それは頭脳だったり、運動能力でもそうであった。
どれくらいすごいかというと生まれた時から自我があった。やらなかったがしゃべることもできた。3歳の頃には、世界一の大学を飛び級で卒業するぐらいだった。
運動能力に関してもそう、3歳の頃からあらゆるものをやってきた。それは野球やバスケ、サッカーなどの球技であったり、空手や剣道、柔道などの武道も全てやった。しかしどんなものをやっても満たされることはなかった。なぜなら、始めて1ヶ月もすれば全てできてしまうからだ。
初めのころは俺を神童言った。しかし度が過ぎてくると俺を化物と呼ぶ人も出てきた。
5歳になると俺は、ほかの人とは違うという自覚が出てきた。自分は反則的な存在なんだと。
その自覚をしたのは、4歳の空手を習っていたとき時なんでもないようなことがきっかけで、その道場に通っていた人、小学生から大学生、はては、師範代や師範まで全員を半殺しの病院送りにしてしまったからだ。確かきっかけは、「全員弱いですね。」だったはず、それを聞いてたやつ全員が向かってきたのでやり返した。
そのあとで、両親に激怒された。そして、ほかの人からも避けられるようになった。
そのため力を封印することに決めた。特に運動能力は封印したほうがいいと思った。
しかし、どうすれば封印できるのかと考えた。
その時、目の前が真っ白になり
「そなたは、その力がいらないのか?」
目を開けると辺り一帯が白で埋め尽くされており知らないいきなり爺さんが俺に尋ねてきた。
「え・・・・あなたはだれですか?」
と、困惑しながら問うた。するとお爺さんは、
「わしか?わしは・・・‥‥‥‥‥‥神じゃ。」
と言った。
「神・・・・・・・・・・・・ですか。?」
「む。・・・いきなりでは信じられんか?」
「はい。・・・・・正直なところ。」
「フォホホホ。5歳の癖に達観しておるの。」
「・・・・・。」
と、二人が話し海斗が少し面喰っていると、
「で、おぬしはその力を封印したのか」
と、お爺さん(神様?)は再度問うてきた。
「・・・・封印できるのなら。」
と、少し戸惑いながら答えた。
「なぜじゃ。それだけの力があれば困ることなどほとんどないじゃろうに。それに、そなたの力、特に運動能力は年を積めば神に匹敵する力になる。それでもか?」
と、言ったお爺さん(神様?)に対して
「封印したい。」
と、即答した。
「確かに自分の力はすごい。だけど、すごすぎる力は周りの人からすれば恐怖の対象でしかない。まだ5年しか生きていないけど、それがわかってきた。」
「そうか。・・・・・。」
と、海斗の理由に、頷いたお爺さん(神様?)だったが、
「では、・・・・・異世界に行ってみないか?」
と、いきなり変なことを聞いてきた。
「・・・・・異世界?」
と、俺が聞き返すと、
「そうじゃ。おぬしは自分が普通でないことが嫌なんじゃろう。では、魔法や剣といった力が普通の世界に行ってみんか?」
「・・・・・・・そんなことができるの?」
と、お爺さん(神様?)――――もう面倒くさいな神様でいいや。――――が言ったことに、驚きと興味を持っていた。そして、そんなことができるのかという疑いも。
「おぉぉできるぞ。」
と、簡単に言い切った。しかし、
「しかし、それをすればそなたはこの世界に存在しかったことになり、二度と帰ってくることはできなくなる。」
と、続けていった。
「・・・・・・・行きたい。」
と、少し悩んでから答えを出した。悩んだ理由は、両親のことだった。
このまま行っていいのかと考えた。しかし、両親は俺が空手道場の全員を病院送りにして以来、俺に対して怯えたように接してきたので構わないだろうと判断した。
「そうか。ではもう一度聞くぞ。異世界に行きたいか?」
「行きたい!!」
再度聞いてきた神様に対して、今度は即答した。
「よし。では説明するぞ。まずそなたがこれから行く異世界の名は『グラシエール』だ。そこは、人口が20億ぐらいで魔法や剣などの力が物事すべてのステータスじゃ。それがあるかないかによって差別する国もある。しかし、今はほとんどの国がしてないし戦争などは行われていないから安心せいっ。」
「そうですか。」
神様の説明に少しほっとしたした俺。
「ほかに聞きたいことはあるか?」
と、聞いてきた神様に
「では俺はどこに送られるんでしょうか。そしてそのステータスのランク、俺の現在の力のランクも教えてほしいです。」
「そうじゃのう。普通の平民の家族でどうかのう。ランクはG~AそしてS、SS、SSSまでの10階かの。そして、そなたのランクはAじゃの。」
俺が投げかけた質問に神様はすべて答えた。
「Aランク・・・・それはすごいんですか?」
聞いている限りでは、上の下くらいの感じだが、
「まぁ、国一つくらいは、楽に滅ぼせるくらいかの。」
と、端的に答えた。
「・・・・・・・・・・・は?・・・マジですか?」
「マジじゃ」
「・・・・・・はぁぁ。」
神様が出した答えにため息をつく。そして
「それじゃ、あまり変わらないじゃないですか。!」
と、言うと
「それは仕方がないことじゃ。お主の力は、もはや神に近いレベルじゃからな。」
と、神が言うと、はっと気づいたように
「でも!俺より上がいるってことですよね。SとかSSとかSSSのランクがあるってことは?」
と、神に投げかけると
「いや。Sランク以上のものはおらん。もとよりAランクがおらんからの。それに元々ランクは魔物や神に対して付けられたものなのじゃ。そして魔物を対峙する者たちが現れたことによってその者たちランクがついたのが始まりじゃ。その世界の歴史上最強の名を持ったものでさえBランクじゃな。」
「・・・・・・・・。」
神の答えに少し愕然となった
「しかし、安心せい。それだけの力をもっておったら嫌われることはあるまい。いや、それどころか女子にもモテモテじゃぞ。それに、わしがさらなる力を与えよう。」
「いや!もう力なんていりませんからぁぁ!」
と少し叫びながら答えた。
「いやいると思うぞ。そなたに与えるのは『創造する力』。まぁ簡単に言うとそなたが願ったものを作り出せるという力じゃ。じゃが人や動物などの生き物は創造することはできない、しかし蘇生させることはできる。あと他人の能力をなくすことはできない。」
と、神様が説明すると「チートすぎじゃね。」と思う海斗であった。
「・・・・・・・・・はぁ。」
海斗がため息をつくと、
「なんじゃ。ため息ついて。」
「いや。逆にひどくなってないか?」
「ばか。考えてもみよ。願いが創造できるということは、自分の力を封印することができるということじゃ。」
「封印はできるのか。それなら他人の力も封印することもできるの?」
「それはむりじゃ。『創造する力』は他人に対してだけは作用せんからの。例えば、誰かが邪魔だと思って死ねと願ってもの無理じゃし、好きな女子に好きになれというのも無理じゃ。まぁ、『誘惑』《チャーム》という魔法はあるがの。」
「そうなんだ。じゃあ他の人たちはどれくらいの力を持っているの?」
「そうじゃの。魔法などの力を持たないGランク押される一般人がだいたい半数以上の12億人ぐらい、Fランクがある程度の才能をもつ程度大体5億人で学生の三分の二を占めており、Eランクが一人前で一人でFランク5~10人を相手にできる程度で2億5千人ぐらいぐらいで学生の三分の一で、Dランクが熟練者でEランク5~10人を相手にできる程度5千人ぐらい、Cランクは国でそれなりの地位を獲得できDランク5~10人を相手にできる程度でその世界で10人しかいない、そしてBランクCランク10人を相手にできる程度じゃが今はおらん、てところかの。魔物は一ランクずつ下がる感じかの。確認されている最強の魔物はSランクでこいつらにであったら全て捨てて逃げろと言われている天災レベルじゃ。Aランクの魔物ははBランクかCランクが10人いるかの。ま、AランクればSランクの魔物には勝てるじゃろ。」
「俺最強じゃねえか!!!」
説明する神様につっこんだ。
「そうじゃの。じゃが力を封印すると自分のランクを自由に変えれるからの。普段は、E~Dぐらいにしておくんじゃの。しかし、創造の力を持つことによってSSSランクに格上げになっておるから封印を解くときは気おつけい。」
と続けると
「さらにやばくなってるじゃねえか!!」
「それは仕方がない。『創造する力』はある意味神さえ超える力じゃからの。」
「そうなのか。そのな力俺に与えていいのか。」
納得しつつ、疑問をなげた。
「構わん。力を封印しようなんて考えるやつじゃからの。」
「俺を信用してくれるのはありがたいけど、どうなるわかんないよ。」
即答した神様にた戸惑いながら返しをした。
「で、もうそれくらいで良いかの。」
「ああ。」
と、俺が答えると、
急に俺がたっていたところに黒い空間ができ落ちていった。
「それじゃ。がんばれ~。」
「なんじゃそら~~~~~~。」
これから頑張って書いていきます。