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SFファンタジーとは 定義 SFとファンタジーの違いと共通点

作者: 乙巴じゅん
掲載日:2026/06/20

 SFとファンタジーの違い。広がるSF、潜るファンタジー。

 SFとファンタジーには、大きな違いがあります。読みやすいか、ちょっと難しい言葉や仕組みがあるとか。その境界線はあやふやですが。

 SFファンは、緻密な科学的設定やその説明を味わう人が多い。反面、専門用語が多くなりがちで、難しい印象を与えることがあります。

 ファンタジーのファンは非日常、分かるが違う、と感じる世界を楽しむ人が多い。

 魔法や伝説など、私たちが幼い頃から慣れ親しんだ言葉や現象で綴られるため、比較的に読みやすいし、受け入れられやすい。


  SFとファンタジーのテーマに、大きな違いが有ります。

 SFは、人類の存在までも風刺してます。実は科学や文明を否定的にみる作品も多い。人類もちっぽけな生物と思えるのがSFを読み終えたときの感想でした。

 ファンタジーは、人間そのものへの風刺が効いていますね。なんでそうなるの、と思わせる作中に登場する愚かなキャラクターやゴブリンの類は、現代の人間(個人)を比喩したものです。


 SFとファンタジーで、歴史が古いのは?

 人の内面を描くのが小説。SFも「科学という魔法」のファンタジーですね。「ワープ航法」や「時間跳躍タイムトラベル」は幻想。その状況で、何を考えて、何をするのか。結局、小説は表面的なジャンルの違いがあっても、人間を描くものでした。だから、現代の人間(個人)を比喩することはSFにもありますね。

 歴史的に考えても、物語に嘘八百を並べる幻想ファンタジーが早いでしょう。科学的な根拠(SF)を意識したのはあとだと思います。


 小説のジャンルは必要か。定義付けは不要の時代。

 小説は、私たちが「疑似体験」して楽しむものです。一般小説は現代や過去の歴史を舞台にする。そして楽しむところは、超人的な探偵が登場して推理を繰り広げるなど。現実の日常を有りのままでは話になりませんね。

 小説には『現実にはあり得ない要素』が含まれている。

 これは? SFやファンタジーの説明でみかける文字列ですね。だから、余計に迷うはず。小説をジャンルで分けるには、新しい言葉が必要と思います。ローファンタジーも、表現の仕方で純文学になりますから。そこで、定義。有って無いような時代になりました。


 SFとファンタジーの共通点は、情け無用の風刺だ。

 SFとファンタジーの最大の共通点は、人前で口にすれば『言いすぎだ』と非難されかねないような、鋭い社会風刺をエンターテインメントとして楽しめることですね。

 そして、この二つの良いとこ取りをして生まれました。

 「SFファンタジー」です。

 はい! それはなに? の質問には、ちょっと前の文章を読み返すようにお願いします。

 SFファンタジーだが、「これもあり!」と叫ぶような作品が欲しい人も多い。

 現代を風刺した小説もありますが、人間は素晴らしい、と「人間賛歌」の物語とならなければ満足しない人も少ないがおります。逆も真なり、風刺と言うのがキーワードでした。


 日本SFにはファンタジーと呼べるものが多い。

 やはり説明よりSFファンタジーとはなにか、読んで確かめたい、と考える人も一部にいるらしい。

 振り返ってみれば、日本SFには、ファンタジーのような作品が多い。難しい説明は抜きだから、普段は一般小説を読んでいる人にも親しみやすく、ドラマになったのを観たという知り合いも多い。

 まずは、日本SF小説の短編やショートショートを読んでみることをおすすめします。サクッと読める軽快さがありながら、読み終えたあとには、自分が世界のなかの、いかにちっぽけな存在、であるかに気づかされるはずです。


    「SFファンタジーを書いてみたい」と思う人は、多いですね。


 科学や技術が伝説や魔法に変わる境界。そこに、もっとも面白い物語が眠っていることが多いはずです。それを創作してみましょう。

 必要なのは、分かりやすい文章と、醒めた目で社会を見つめる視点。あとは、あれですよ。物語を書く才能より大切です。

『人間を哀れみ慈しむこと』


 童話の『浦島太郎』でSFファンタジーを創作するためのタネ。

 童話の『浦島太郎』がSFだと解釈する人も多い。「ウラシマ効果」ですね。

 光速に近い速度で移動する宇宙船の話。宇宙を旅して地球に戻ると、自分の年齢はあまり変わっていないのに、地球上では数十年〜数百年が経過している。浦島太郎が故郷の変わりように唖然とする場面です。

 もうひとつ「玉手箱」から煙が出て、浦島は老け込む。話のオチにもなります。さて、科学的に説明しますか。私としては、玉手箱には鏡が張られていて、自分の姿を見た。「もう、この歳か」と絶望して空を見上げた。

 若いころ都会に出た浦島は、結婚もしないで遊び惚けたが定年も迎えて、故郷へ戻る。故郷も変わるわけです。改めて自分の顔をみると、老け込んだ男が映る。

「俺は、今まで何をしてたんだ!」

 そういう状況になるストーリーはいかがですか。


 ファンタジーとして、キャラを考える。

 浦島の仕事で共通なのは、漁師として描かれていますね。

「魚を獲る! タイやヒラメが呑気に踊るのか?」

 うん、ネズミの前に猫が現われたようなもの、パニックになったのでしょうか。乙姫の企みとか、話のタネになります。

 一番の疑問は、長居しすぎたこと。一回の善行ですよ。御伽草子のストーリーとはちがいますが、嫌われる行動ですね、現代では。

 亀を助けたのにも、浦島の、漁師なのに「良い恰好をしよう」という思いがうかがえます。

「ざまぁ」をされた浦島なら、面白いファンタジーが創作できそうですね。


 そこで頭の固い人の特徴。

「玉手箱の仕組みが説明不足だな。SFではない」

「ワープ航法を、ちゃんと説明しないとSFにならない」

「魔女はいないのか? これが魔法か、玉手箱だけではファンタジーとして楽しめないよ」

「乙姫のキャラが立ってない。ヒロインなのか」

 そういうことを考えます。

「ざまぁされて、浦島は」となれば面白い話も書けそうですかね。はい。ご自由に発想を膨らまして創作してくださいね。


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