表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
97/340

96.フラン、町の拡張指名依頼

96.フラン、町の拡張指名依頼


ローレントとの会話の翌日、町長のマリアに呼ばれた。


ハコブは、何度か足を運んだことのある町長室に行く。


秘書に案内され、部屋の中に入ると、マリアさんが執務を行っていた。


「ああ、ハコブ、良い所に来たわ。

1つ指名依頼を出そうと思うのよ、冒険者ギルドに。」


「指名依頼?」


「そう。町の拡張依頼。

あなた、道を舗装したり、最近ではトンネルを作ったりしていると聞いて、

南門とその付近の解体と、新しい城壁、南門を作ってほしいのよ。

その拡張部分には、新しい街区画を作るので、その土地整備もお願いしたいの。」


ハコブは、ぽかんとして聞いていた。


「え?」


「この新街区画の作成依頼。建物は、ドルドナに依頼するわ。

彼、バレットからこの町に引っ越すそうよ。」


「え?ええ?」


ハコブは断るスベを与えられず、町庁舎を出る。


ハコブはその足で、マルクさんの所に赴き、

「町長からの指名依頼で、バスの運行がしばらくできなくなりそうです。」


「町長が、仕方ないな。」


マルクさんも諦めモードだった。


次に冒険者ギルドに行き、その指名依頼を受ける。


掲示板から依頼票を剥がす。


「ジューキを使い町を拡張するお仕事。Sランク必須。」


その依頼票を渡し受理される。


念のため、翌日から工事する旨、

南門の警備をしているカイルに話に行く。


「ああ、聞いている。災難だな。」


カイルは察してくれる。


「ああ。立派な南門を作るよ。」


翌日からハコブは工事を始めた。


南門付近の木の伐採をまず行う。

この作業に1週間かかり、次は拡張した城壁を作る。


今までの城壁は、出現モンスターが弱いため、

木製の部分が多く、擁壁などの能力を使いコンクリートと鉄筋で作る。


この作業は10日かかった。


そして、新しい南門を作る。


これも、擁壁の能力を応用し、鉄筋コンクリートで建物部分を作り、4日。

門の内側に新しい詰所も作る。

会議室や取調室、牢屋、トイレといった既存の施設から、

炊事場、風呂場、仮眠室、ロッカールームなど新しく設置し、充実させる。

そして、門は今までの木製から鉄板製にする。


完成後、カイル及び同僚の門番が視察にやってくる。


新しい南門と詰め所を見て、驚くとともに、

感動をしていた。


「ハコブ、本当か?!炊事場や仮眠室、風呂場まである。

生活できるじゃないか?いや、風呂なんて高級 高価なものも作ってくれて…。」


「いや、カイルにはいつもお世話になっているから。」


カイルは、目頭を熱くして、


「ありがとう。」とお礼を言われる。


最後に、町の新しい道路を舗装し、電線と上下水道を埋め込む。

3日の作業。


1か月もかからずに、フランの南側の街区画を整備し、町長の視察を受けた。

こんな短期間に、と町長は驚いていた。


このあと、ドルドナが部下を引き連れて、建物を建てていくそう。

ハコブは、町長から指名依頼達成の証明を受け取り、冒険者ギルドに提出する。


この仕事、金貨1000000枚だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ