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65. 助っ人

65. 助っ人


ハコブが、リノベーション中の商会寮で仕事をしていると、

エリスさんが、お客が来ているので、戻ってきて頂戴、

と呼びに来た。


ハコブは駅馬車乗り場の事務所の方に行くと、

1人の赤毛ショートヘアの女性が待っていた。


「ああ、ハコブさんですね。セバスチャンさんの指示で、

運転手の教育を受けに来たコルナと言います。」


いわゆるメイド服を着たその女性は、

やる気満々と言った感じで、話しかけてきた。


「私、頑張ります。」


「今日はもう夕方なので、明日から始めましょう。」


「わかりました。」


ハコブは、明日7時からコルナの教習を始めることとした。


ーーーーー


翌日、ハコブが駅馬車乗り場の事務所に行くと、

すでにコルナが来ていて、


「教官、おはようございます。」


と元気に挨拶をされる。


「おはよう、コルナ。」


コルナの話によると、1週間で学び、侯爵の屋敷に戻るらしい。


いつもの様に、転回場の脇にガー〇の起動方法や操作スイッチ、

クラッチ操作などの説明をしていると、

8時になり、リリーやマルクさん達の運転する長距離バスが出発していく。


ハコブは、ガー〇の説明を続ける。


2時間ほどして、

ハコブは、町の外に移動し、コルナに実際の運転教習を行う。


ハコブの教習能力のおかげか、1回説明すると、

すんなりとその操作をコルナは覚える。


その日の内にコルナは、ガー〇の運転方法を覚えることができた。


ハコブとコルナが駅馬車乗り場に戻ると、

クレメントから、戻ってきたリリーが、


「あのクレメント峠で、ワイバーンの声がしたのよ。」

と話しかけてきた。


「マルクさん達、他のバスは無事だったのか?」


「声が聞こえただけで、実際に目撃はしていない、

もちろん他のバスも無事。」



翌日、クレメントへの運行は、ハコブ、リリー、ドルクマさんの3人態勢で行うことにした。


ーーーーー


次の日の朝、

ハコブ、リリー、ドルクマさんの3人は、バスを出発させて、

クレメントへ向かう。


なぜか、

「ハコブの運転方法を見て学習したいから、」

とコルナも付いてくる。


コルナは、運転手席近くの補助椅子に座る。

バレットへの分岐点を過ぎ、峠に差し掛かると、

ワイバーンの鳴き声が聞こえた。


グギャオー!、キエー!


最悪なことに、1体だけではなく、2体が遠くの方で飛んでいた。


3人はバスを停め、

ハコブの召喚したショベルカーで、

峠の上空を飛んでいるワイバーンに近づく。


まずは、ドルクマさんのアイスコフィンで、先制攻撃をする。

胴体に傷を負い、ワイバーンは、こちらに近づいてくる。


ドルクマさんは、その内の1体にアイスフォージを唱え、

ワイバーンの周りに氷の粒を大量に生成し、閉じ込めようとする。


もう一体のワイバーンをハコブのショベルカーのかバケットで、アタックする。


ワイバーンの翼にヒットし、翼が破れる。

そのワイバーンは空中でバランスを崩し、落下する。


そこすかさず、リリーの剣でとどめを刺す。


もう一体のワイバーンについても、ハコブとリリーが加勢に入り、

同じ方法で討伐をする。


しかし、実はもう1体いた。

巨大なワイバーンが飛んできた。


ギエー!


ドルクマさんのアイスコフィンで、先制攻撃をする。

しかし、このワイバーン、口から炎を吐き出して攻撃してくる。


ドルクマさんは辛うじて、避けたものの、

ワイバーンの翼の風圧で飛ばされ、怪我をする。


リリーが近くの岩からジャンプをし、

剣を構えて、とびかかるが、届かない。


その時、後ろから、投げナイフのようなものを投げる人物が現れた。


コルナさんだった。

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