49.新たな仲間
49.新たな仲間
翌日、冒険者ギルドにまず向かう。
徒歩でギルドに向かう途中、ドルマンから、
「実はフランのギルドに戻らんといかん。
いつまでも、どこぞのギルドの様に、ギルマス不在のギルドはいかん。」
「私も、いつまでも、エリスに任せておくわけにはいかないので、ドルマンさんをバスに乗せて、
今日、フランに戻ろうと思います。」
「となると、リリーと私だけになりますね。旧道の整備とワイバーンの討伐。」
「だな。クローナに相談して、優秀な冒険者を雇うと良い。」
とドルマンは言う。
ギルドに着くと、ギルドの入口の前で、クローナが変装して待っていた。
「じゃあ、行こうか?」
すると、分かっていた様に、レネットが入り口から出てくる。
「あなたの行動は分かっています。
じゃあ、仕事をしましょうか?」
「え?何で。」
「え?じゃありません。
当たり前でしょ、ギルマスがギルド内で、事務仕事をして、判断していく。
あなたはもう、冒険者じゃないんですよ。」
レネットはクローナを討伐、回収し、ギルドの中に戻っていった。
「あれは何だったんだ?」
リリーが首をかしげている。
「いつもの事じゃな、中でワイバーン追加討伐メンバーの相談をしようじゃないか。」
ドルマンがぼそっと言う。
ギルドの中に入り、受付でワイバーン追加討伐メンバーの話をすると、
10分位待った後、レネットが出てくる。
「話は聞きました。お二人は、今日、フランに帰られるのですね。」
「そうじゃ。」
「で、私は戦士、ハコブは御者なので、魔導士や回復士をワイバーン討伐隊として、
探しているんだが。」
「そうですね、メンバーを募集しているリストを見ると、
魔導士はドルクマさん、回復士は、リラさんが良いんじゃないでしょうか?」
レネットの仲介で、ドルクマさん、リラさんと初顔合わせをする。
ドルクマさんは、見たところ男性老年の人間で、
リラさんは、修道女服の様な面持ちの服を着た、赤毛の若い女性だった。
「わしが魔導士のドルクマじゃ。Bランク。」
「私は、リラ。回復士で、Cランクです。」
「俺はリリー、Cランクだ。」
ハコブの自己紹介の番になる。
「ハコブ、御者です。ランクはGです。」
「ああ。話は聞いているぞ、新型馬車を運行している御者じゃな。」
「私も聞いたことがある。
フランまで乗車した冒険者が、これは早くてすごい乗り物で、
御者がワイバーンを倒したんでしょう?
Gランクだったの?びっくり。」
とリラは言う。
2人共、契約してくれることになった。
町の門を出た所で、マルクさん、ドルマンと別れる。
「まさか、ドルマンさんがバレットに来ていたなんて。
驚きです。」
リラが言う。
「まあな。リラも相変わらずだな。」
ドルマンは、ここでリラを知っていることに初めて気が付いた。
ハコブは、エアロ〇ターとポン〇ョを召喚する。
「おお、凄いな。」
ドルクマは驚く。
マルクさんとドルマンさんはポン〇ョ、
リリー、ドルクマ、リラは、ハコブの運転するエアロ〇ターに乗り込んだ。
そして2台で、旧道までの分岐点まで行き、
簡単な挨拶をした後、
ポン〇ョは、クレメントの方に走り去っていた。
ハコブは、エアロ〇ターで昨日の作業地点まで向かった。
そしてブルドーザーを出して乗り込むと、
「よし、始めるぞ。」
と言い、気合を入れる。




