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31.リリーとグランツさん、運転手として初めて乗客を乗せる

31.リリーとグランツさん、運転手として初めて乗客を乗せる


翌日、駅馬車乗り場にハコブが出勤すると、

すでにリリーとグランツさんは、すでに事務所の中にいて、

エリスさんと話をしていた。


「今日から、2人も新型馬車…バスを運転するということを聞きました。」

エリスさんが言う。


ハコブは転回場にエアロ〇ターと、ポン〇ョ2台を出す。


「えーっと、このバスは最大52人、こちらの小さいバスは補助座席も入れて、20人乗れるから、

3台で合計92人乗れますね。」


「わかりました、すると、今日は出発ギリギリ切符を購入しようとしたお客様も乗れそうですね。」

と言う。


出発前に、ハコブは、3台のバスの整備と燃料補給を行う。

それと、バスのフロントガラスの上に、①、②、③の番号札を貼る。


「これは?」


リリーが聞く。


「今日は3台でクレメント町まで行くから、バスの番号札を貼ったんだ。

私が、1号車で、リリーが2号車、そしてグランツさんが3号車だ。」


ハコブは、リリーがハコブの運転するバスを抜かさない様、くぎを刺しておいた。


結局、出発10分前で乗客は90人となった。


荷物を本日は木箱8個を運ぶことにした。

リリーとグランツさん、ハコブで荷物を積み込む。


ハコブとリリー、グランツさんは、切符をチェックし、荷物票を受け取り、

ハコブはバスを発車させた。


次はリリー、そしてグランツさんと言う順番に。


町の中を走る3台のバスは目立った。


通りがかった町の人が手を振っている。


バスが門の所に到着すると、

カイルが驚いていた。


「げげっ、あのリリーが新型馬車を操縦している。」


「俺だって運転できるんだ。」

リリーが窓をあけて、カイルに文句を言っている。


3台のバスは、60km/hの速度で連なって、1列にクレメント町に向けて走っていった。


バスは、峠の坂に差し掛かる。


いつものごとく、時々現れる、ゴブリンをハコブが倒しながら走っていく。

2人の運転するバスはそれに続く。


峠に着くと、クロヒョウがいたが、

いつものごとく、ハコブのバスが討伐、フロントガラスを素早く修復して、

倒したクロヒョウを回収して、出発する。


そして、下り道も、ゴブリンを倒しながら、走る。


そして、平たんな道になり、初めて3台でクレメント町に到着する。


こちらの町もさすがに3台となると、目立ち、近づいてくる人が事故にあわない様、

最徐行でマリアンヌの待つ駅馬車乗り場に向かった。


乗り場に到着すると、数名の乗客が慌てて下りようとしていた。


いつものようにマリアンヌさんがこちらに来ると、


「あの、ドリノ行きの駅馬車が15分後に出るのよ。

さっきの急いでいた乗客は乗り継ぐために切符を急いで買おうとしていたのよ。」

と言う。


(毎週2便の13:00発ドリノ行き、覚えておこう。)


「ところでドリノってどういう所ですか?」


ハコブがマリアンヌに聞く。


「同じ王国の隣の領主の州都よ。」


と、教えてくれる。


3人はそれぞれの運んできた乗客の切符を回収する。

そしていつものように荷物票をマリアンヌさん、木箱を、走ってきたベックさんとボルトンさんに渡す。


「ところで、今日は最大何人程運べそう?」


マリアンヌさんが聞いてくる。


「92名+木箱4個ですね。」


と返答する。


ハコブは急いで、3台のバスを点検し、出発に備える。


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