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158.揃いのユニフォーム


 翌日以降の生徒会と家庭科部の活動は、早織から共有された一品目のレシピで、家庭科部員たちも実際に作ってみる、という活動を行った。

 出品予定、一品目である、サーモンといくらの海鮮親子パスタを、早織の指導の元、鮭の焼き方から盛り付け方まで、実践していく、僕たち生徒会メンバーと家庭科部員たち。


 こうして、ほとんどのメンバーが作り方を覚え、鮭の焼き方、盛り付け方も、早織と同じような感じで出来るようになっていった。


 そうして、三学期が始まって、最初の週末の土曜日を迎えた。

 この週末は成人の日の月曜祝日を含めた三連休だ。


 「あけおめ!ことよろ!」

 原田先生は僕に対して、大胆にそう挨拶した。

 この三連休の初日は、原田先生のバレエ教室に来ていた。


 「さあ。少年、今年も、バレエ教室のスタッフとして、よろしく頼む。すぐに、毎報新聞バレエコンクール、関東大会が始まるぞ。そういうわけで、練習、ヨロシクな!!」

 原田先生はニコニコと笑って、僕をバレエ教室の中へ促す。


 これが今年最初の、バレエ教室でのレッスンだ。

 因みに、加奈子と藤代さんはもう少し前に、来ているようで、今年の活動を含めた、打ち合わせ、そして、僕のピアノ無しで、基礎練習をしていたようだった。


 「あけましておめでとうございます。橋本さん。」

 バレエ教室の中に入り、ピアノの準備をしていると、藤代さんが声をかけてくる。

 少し、顔を赤くしながら、ニコニコ笑っていた。

 「あけましておめでとうございます。藤代さん。」

 僕は藤代さんに向けて、頭を下げた。


 「そんな。頭を上げてください。」

 藤代さんは謙遜したような声色で、僕に向かってそう言う。

 「いえいえ。挨拶だから。」

 僕はそう言って、頭を上げて、藤代さんの目を見て言った。


 「は、はいっ。今年もよろしくお願いします。」

 藤代さんはそう言って、僕のピアノの椅子の隣についた。

 そう、毎報新聞バレエコンクールで、加奈子の演技の時、僕のピアノに合わせて、藤代さんが譜めくりをしてくれる。

 バレエの他に、ヴァイオリンもやっていたという彼女。楽譜の譜読みのスキルは本当に高く信頼出来ていた。


 そうして、練習着、レオタード姿の加奈子も登場し、練習に入った。

 冬休みのスク水の一件はどこへやら、レオタード姿の加奈子の登場に、ドキッとはしたが、すぐに頷き、練習に集中する僕と加奈子。


 毎報新聞バレエコンクール。課題曲は、先日のクリスマスコンサートで披露した、『レ・シルフィード』から、『マズルカ、Op33-2、ニ長調』、そして、自由曲、『英雄ポロネーズ』。

 クリスマスコンサートからの継続なので、安定感抜群の加奈子の演技である。僕のピアノも、それに負けないように弾いて行った。


 「ヨシッ。言うことなしだな。」

 原田先生はうんうんと頷き、親指を立てて笑っていた。


 そうして、今日のバレエの練習、今年最初の僕のピアノ伴奏に合わせての練習が終わった。


 「うん。今日はここまでにしよう。少年と加奈子ちゃんは、この後予定あるんだったな?」

 原田先生はうんうんと頷いていた。

 「あ、はい。早織を、八木原さんを誘って、ちょっと・・・・。」

 「ああっ、大丈夫、大丈夫。詳細は加奈子ちゃんから聞いている。」

 原田先生は僕の答えを遮って、首を振りながら僕に言った。

 そして、原田先生は、こう切り出してきた。


 「実はな、これから、お前たち二人と早織ちゃんが行く場所に私も一緒に行きたくてな。今度、その場所に行くときは連絡くれと、加奈子ちゃんに頼んでおいたんだ。大丈夫かな?少年。お詫びとして、私が車を出そう。」

 原田先生はうんうんと、頷いていた。だが、どこかに、申し訳なさそうな表情を浮かべていた。


 「ご、ごめんね。輝。早織には私から、言ってあって、ここに来るようにお願いしているから。それに、向こうで、その場所で、輝にも先生から連絡、発表したいことがあるの。大丈夫かな?」

 加奈子も申し訳なさそうに、頭を下げる。

 なるほど、そういう事か。それならば、別に大丈夫だろう。

 原田先生から発表したいこと、というのが気なるが。まあ、気にしないでおくことにした。


 「は、はいっ、別に大丈夫ですが・・・・。」

 僕はそう言うと。


 「そうか。そうか。ありがとよ。少年。そしたら、早織ちゃんは来たかな?」

 原田先生は大きくうなずき、僕と加奈子を連れて、バレエ教室の入り口の方へ向かった。

 入り口の玄関に早織の姿があった。


 加奈子から、バレエのレッスンの終了時間を伝えられていたのだろう。早織は時間通りにやって来た。


 「おう。早織ちゃん。あけおめ!ことよろ!」

 原田先生は早織を見ては、大きく頷いて、親指を立てた。


 「お、おめでとうございます。どうぞよろしくお願いします。」

 早織は原田先生に深々と頭を下げた。

 「うん。元気そうで何より。皆から聞いたよ。あの後、一人でホテルに残ったって。」

 原田先生は早織の肩をポンポンと叩く。

 「は、はいっ。頑張らないと、と思って。」

 早織は緊張しながらも、真面目に答える。


 「はははっ。そうだよな。すごく立派だよ。」

 原田先生は笑っていた。

 早織もうんうんと頷いている。


 「それじゃあ、車用意してくるから、待っててくれ。」

 原田先生はニコニコ笑いながら、僕たちをバレエ教室で待機させ、車の準備をしに行く。

 その間に、僕と加奈子、そして、藤代さんにも声をかける早織。


 「ご、ごめんね。なんか、皆まで巻き込んじゃって、しかも、車まで出してもらって、私の用事なのに。」

 早織は謝るが。


 「ううん。気にしないで、早織の用事かも知れないけど、先生もそこに行きたいと言っているから。」

 加奈子は首を振って、ニコニコと笑っている。


 「あ、ありがとうございます。」

 早織は加奈子に頭を下げる。

 「気にしないで、ああいう先生だし、早織も知ってると思うけど。」

 加奈子はうんうんと頷いた。


 「えっと、雅ちゃんもお疲れ様。」

 早織は藤代さんとも会話をする。


 「はい。今年もよろしくお願いします。早織さん。」

 「うん。よろしくね!」

 早織は藤代さんの深々としたお辞儀に優しく声をかけた。


 「キングオブパスタ、楽しみです。私も見に行きます。」

 「ありがとう。頑張るね。」

 藤代さんの言葉に、背中を押された感覚になったようだ。早織は、少し笑顔になる。


 そうして、原田先生は再び僕たちのもとに戻ってきて、車の準備が出来た旨を伝える。


 「それじゃあ、私はこれで。」

 「おう。気負付けてな。」

 藤代さんは深々と頭を下げて、帰路に就く。原田先生が大きく手を振っている。


 「譜めくり、ありがとう。」

 僕は藤代さんに、声をかける。

 「はい。また次の練習でもよろしくお願いします。」

 藤代さんは深々と僕に頭を下げて、バレエ教室を出て行った。


 加奈子も藤代さんに大きく手を振って、藤代さんを見送った。


 そうして、原田先生は、僕たちもバレエ教室を出て、用意した車に乗り込むように指示する。


 僕も加奈子の言葉に頷き、原田先生の手招きを受け、車に乗り込む。


 僕たちが車に乗り込んだのを確認して、原田先生も車に乗り、ハンドルを握り、アクセルを踏んで、車を発進させた。


 車内で、改めて、早織はお礼を言う。

 「ありがとうございます。車まで、出して頂いて。」

 「ああっ。気にしないで。私も一緒に行きたいと言ったんだ。それに、例の場所の近くだし、私も不安だったからな。そういう意味では、少年と加奈子ちゃんが居るんだろう。」

 原田先生は早織にそう答えた。


 「はい。そうですね。生徒会長と、輝君が居れば、心強いですから。」

 「そうだろうな。」

 早織の言葉に原田先生は頷き、車をさらに加速させる。


 広い道。ライトレールの線路に沿って、原田先生の車は、流れるように町を走り抜けていく。


 そうして、ついた場所は。【霧峯小学校前】という、ライトレールの駅。

 「さてと、コインパーキングを探すから、ちょっと待っててくれよな。」

 原田先生は辺りを確認し、コインパーキングを見つけ、そこに車を止める。


 車を止めて、僕たちは先生にお礼を言って、車を降りる。

 そして、先生も車を降りるのだが、トランクを開け、大きな荷物を一つ取り出した。


 「えっと。これは?」

 「まあ。また後でな。」

 僕は原田先生に聞くが、原田先生はニヤリと笑って、大きく頷いていた。


 そうして、僕たちは駐車場から、しばらく歩く。そうすると、目的地の場所が見えてきた。


『あかぎファッション工房~お値段1000円から服や靴の手直しも受付中~』という看板が僕たちの視界に入ってきた。


そう。僕たちが向かった場所は、家庭科部員で、主に調理ではなく、被服の活動をしている、双子の赤城兄妹のアトリエだった。


 早速アトリエのドアのチャイムを鳴らす。

 「はいっ。」

 とドアの中から声がする。そして。


 「いらっしゃいませ。八木原さん。そして、皆さん。ようこそ。」

 「ほ、本当にようこそお越しくださいました。」

 赤城兄妹が緊張した表情で、僕たちを出迎えてくれた。


 「あ、あの。本当にありがとう。」

 早織は深々と赤城兄妹に頭を下げる。


 「何を言っているんですか。八木原さんが、調理班の皆さんがあれだけ、頑張っているので、当然のことをしたまでです。」

 双子の兄、隼人が緊張しながらも、堂々とした表情で、早織に言う。

 「わ、私たちは、調理班の皆さんには、遠く及びませんが、それでも、微力ながら、お手伝いさせてください。」

 双子の妹、未来がペコペコと頭を下げていた。


 そして。

 「こんにちは。文化祭の時以来だね。」

 原田先生は緊張している赤城兄妹たちを見て、いつもより優しく声をかける。


 「は、はいっ。生徒会長のバレエの先生ですよね。か、会長から、お話を伺っております。先生も中へどうぞ。」

 隼人は緊張しながらも中へ案内してくれた。

 未来も黙ってはいたが、大きく頷き、丁寧に僕たちを案内してくれたのだった。


 文化祭の時と同じように、双子のアトリエは、針と糸、色々な種類のミシンでいっぱいだった。


 「おおっ、すごいな。流石は職人の家だね。」

 原田先生はうんうんと、笑っている。


 「はい。ありがとうございます。」

 隼人は原田先生にペコペコと頭を下げる。

 そして、未来の方を向いて、頷く。


 未来は、奥の部屋へと入って準備をしているようだ。


 そして。未来が戻って来た。未来の手には衣装が三つ抱えられている。

 その三つの衣装を傍にあった、ハンガーと竿に掛けて、僕たちに見せてくれた。


 「うわぁ!!」

 「すごい!!」

 目を丸くする。僕と加奈子。


 「なんと。これはすごい。」

 原田先生も感心したように頷き、


 そして。早織は。

 「・・・・・っ。」

 彼女の瞳には、涙が光っていた。


 ハンガーにかかっていた一着目の衣装。それは。白いコックコート、つまり料理人の着る服だった。そして、下には深緑色の前掛け、その前掛けには、森をイメージした、いくつかの木々がプリントされ、『森の定食屋』と書かれている。

 コックコートとともに、首もとには深緑色のスカーフがセットされてよりオシャレに見える。

 そして、左胸の部分に、深緑色で、こう刺繍が施されていた。『八木原早織』と。


 「ありがとう。二人とも。すごく、すごく、カッコいい。」

 早織は少し泣きそうな声で言った。


 「帽子もあります。」

 未来はそう言って、コック帽を早織に手渡してくれた。


 「僕たちは、料理や接客は出来ませんが、少しでも皆さんのお役に立ちたくて、皆さんにキングオブパスタで着てもらう、そして、八木原さんには、ずっとお店で着て欲しい、そんな思いを込めて、揃いのユニフォームを作りました。是非、頑張ってください。」

 隼人はそう言って、僕たちを見る。


 「ふ、二人とも。本当にありがとう。」

 早織は、双子の赤城兄妹に頭を下げた。

 目には涙を浮かべて、少し、泣き顔になりながら、早織は何度も赤城兄妹にお礼を言った。


 「良かったね。早織。」

 僕は早織に言う。

 「すごく似合いそうだよ。早織。」

 加奈子は早織に向かって、ポンポンと背中を優しく叩いた。

 「うん。頑張る。」

 早織は、涙を拭き、深呼吸して、大きく頷き、笑顔になる。


 「八木原さん以外の、他の皆さんには、こちらの二着を、是非、キングオブパスタで、着てください。」

 未来がハンガーにかかっている残りの二着を指さす。


 一つは深緑の生地に、木々がプリントされた、薄手で長袖のポロシャツ。

 もう一つは、黒のエプロンだった。


 「森の定食屋さんというお名前をイメージして作りました。」

 未来はニコニコ笑って頷いていた。


 「ありがとう。」

 「すごい。ありがとう。」

 僕と加奈子はお礼を言う。そして、勿論早織も、赤城兄妹に向けてお礼を言った。


 赤城兄妹の提案で、早速来てみることに。

 先ずは、僕と加奈子が、ポロシャツとエプロンに着替える。


 このユニフォームを着ると、早織のお店の従業員になったという実感が湧いてきた。

 生徒会メンバーと家庭科部の調理班のメンバーは、当日、一日スタッフとして、手伝う予定だ。


 改めて、緊張感を持つようになり、僕も頑張らないと、と思った。

 それは加奈子も同じようで。


 「パパが居ないときも料理、はかどりそう。これで料理してみようかな。」

 加奈子はうんうんと笑っていた。


 そして、全体的な感想や修正が必要な個所は、森の定食屋の店長代理でもある、早織に一任することにしたので、僕と加奈子は外見に関しては、何も言わないようにして、早織の意見を聞くようにした。


 さて。それを踏まえた早織の意見は果たして。

 「うん。私のお店にも凄く合いそう。本当にありがとう。」

 早織の評価は大満足だったようだ。


 「大丈夫?あえて外見のことは、早織に一存しようと思ったので、僕と加奈子は何も言わなかったけど。早織のお店のものだから、色々指摘したり、修正を依頼して、大丈夫だよ。」

 僕は早織に言う。

 加奈子も同じように頷いている。


 「はい。そうですね。お二人のいう通りです。どうですか?八木原さん。」

 隼人が早織に向かって、少し緊張しながら言う。

 未来も、緊張しながらも早織を見る。


 「ううん。すごく完璧だよ。ありがとう。」

 早織は二人に向かって頷いた。


 「ありがとうございます。そしたら、人数分、予備を含めて、作成しますね。」

 隼人はそう言って、ニコニコと笑って頷いた。


 「はい。お願いします。」

 早織は隼人と未来に頭を下げた。

 双子の赤城兄妹は、笑っていた。


 さあ。そして。

 今度は、早織が着替える番になった。


 「着替えてくるね。」

 早織は緊張しながらも、ハンガーにかかっているコック服をもって、更衣が出来る部屋に、未来に案内されて行った。


 そして。


 再び涙目になった早織が現れた。

 「すごい。私、感動しちゃった。」

 早織は僕たちに向かって、そう言った。


 コック服を着た。一流の料理人がそこには居た。


 本当に、沢山のことを経験し、沢山苦労をして、一人前になった。一流のシェフがそこに居た。


 彼女の名前は八木原早織。今度、【春のキングオブパスタ】で、【森の定食屋】の店長代理として、お店のリーダーとして出場する人物。


 早織の姿はキラキラと輝いていた。


 「どうかな?」

 早織は僕たちに聞いてくる。

 「うん。とっても似合ってる。流石、コックさんという感じかな。」

 僕はニコニコ笑う。そして、うんうんと頷いて、早織と同じで、すごく感動した表情をする。

 「すごい。本当に、どこかのレストランで働いている人に見える。一流シェフというのかな。ごめん、言葉にできないくらい感動しちゃった。」

 加奈子も興奮している。そして、一流シェフの服を着た早織の姿を見て、ニコニコと笑っていた。



 「うん。良く似合ってる。流石だよ。」

 原田先生も大きく頷き。そして。

 「ヨーロッパの、高級ホテルに居そうな。そんな感じだね。」

 原田先生は親指を立てて、早織に向けて、ニコニコ笑った。


 「ありがとうございます。」

 早織は原田先生と、僕と加奈子に深々と、頭を下げる。

 そして、改めて、この衣装を用意してくれた、赤城兄妹にも何度もお礼を言った。


 「ありがとうございます。赤城さん達も、本当に、ありがとう。素敵な、揃いのユニフォームを用意してくれて。」

 早織のお礼に、赤城兄妹は首を横に振った。


 「いえいえ、当然のことをしたまでです。」

 隼人が謙虚に応える。

 「はい。」

 未来も、深呼吸して、緊張しながらも落ち着いて、応えていた。



 そして。ポンッ。と手を叩く音。


 音の主は原田先生だった。


 「どうしたのですか?」

 僕は原田先生の方を向く。


 「素晴らしいよ。えっと、赤城さんというんだっけか。」

 原田先生は赤城兄妹の方を見る。


 「「は、はいっ。」」

 赤城兄妹は、緊張した面持ちで原田先生を見る。


 「ハハハッ。そんなに緊張しないでくれ。そして、君達の服を作る能力は本物だ。というわけで、私からも君たちに依頼があるんだ。頼めるかな?」

 原田先生は、赤城兄妹と同じ目線になって、優しそうな瞳をして、二人に問いかけた。


 「は、はい。」

 「わ、わかりました。大丈夫です。」

 未来と隼人は、原田先生の言葉にそう応えた。


 「そうかい。そう言ってくれて嬉しいよ。それじゃあ、準備するからちょっと待ててね。」

 僕と早織、そして、赤城兄妹はものすごく緊張した表情で、原田先生を見つめた。

 そして、加奈子はまるで何をするかわかっていて、安心した表情で、先生を見つめていた。


 そんな表情の中、原田先生はうんうんと笑って、持ってきた大きな鞄のファスナーを開けるのだった。

 

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