しろいつぼみ
現代短歌なので、小難しいことは抜きにして。
感じたままを詠んでみました。
お気楽に味わってみてください。
****************************
葉陰から 覗くつぼみは まだ固く
寒の戻りの なみだ雨かな
****************************
白いつぼみは、いちごの花。温室栽培なら実がついている時期ですが、露地栽培なのでこの短歌を詠んだ時はまだまだ固いつぼみでした。
その後も冷たい雨や、春の嵐やらで、植物たちにはつらい(だろう)試練の日々が続きましたが、今日(2024年3月30日)葉陰をのぞいてみたら、丸い五枚の白い花びらを付けたかわいい花が咲いていました。中にはすでに花を落とし、花托部分(ここがいちごの実となります)が盛り上がり始めているものもあって。以前観察した時より、つぼみの数も増えています。
これは楽しみ!
暖かい日差しを浴びて、花も実も、早く成長しないかしら。