そこまで言われりゃ合意の上
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
とっても際どい回です。より具体的な事を言うならば、
女の子が誘い文句言う回です。(ここ凄く大切)
苦手な方はご注意ください。
付き合い始めて数ヶ月、自宅デート。茹だるような暑さを凌ぐ様に、俺達は麦茶を煽っていた。横並びに座っていた女が柔らかい上着を脱ぎ、脚を伸ばす。するとカットの入った胸元が晒された。汗を掻いて居るようで、オイルでも塗ったような肌が光沢を放つ。
女がグラスを置いた。俺も同じ様に置く。きちんと状態が整った処で、上体を近づけた。
自宅に行きたいと誘ったのは相手から。その時にこう宣言されたのだ。「朝まで一緒に居たい」と。という事は、こうされるのも覚悟の上と言うことな筈。
しかし女は顔を真っ赤にし固まった。動揺した様に激しく双眸が蠢く。ん。よもや不慣れだったか。
「悪いな。がっつき過ぎた。今日はもう……」
出来るだけ怖がられ無いように距離を置き、頭を撫でる。据え膳かと思って飛び掛るもんじゃ無いな。退かれる。
そう思って女が脱ぎ捨てた上着を背に掛けて、立ち上がった。朝まで一緒に居て、手を出さない自信がない。ならば申し訳無いが此処らで送った方が良いだろう。
しかし女は俺の脚にしがみつくと、慌てて捲し立てた。
「知識はあるよ!! 経験が全く無いだけ!! 小説も、漫画も読んだし、ドラマCDだって!! ネットでも調べたし、それから……その……籠ってする事と……とか。対人の……経験がない……だけ。だから!! 初めて超えればネジ飛ぶから安心して!!」
「何のPRだ?」
顔が紅潮する、眉毛が垂れ下がる、瞳が潤む。傍から見たら誘ってんのか? と言いたくなる。
「デート前に毛は剃ったし、下着はちゃんと揃えたし、それから……それから……」
焦って出て来る、中々際どい下準備。双眸は渦を巻いて、顔はオーバーヒート。このまま放置したら、もっと可愛い反応が見られるかも知れない。そう思って無言を貫くと……。
「だから!! ウザったいとか、面倒臭いとか、嫌いになったとか……うぅ……うっ……。うぅ〜」
仕舞いにゃ泣き出した。どうやら脳内の俺は相当冷たい事を言っていたらしい。んな賢明に縋られて、嫌いになる筈など無いのに。
とりあえず脚を下ろす。パニくる女を落ち着ける様にもう一度頭を撫で、背を摩る。下心が無いとは言えないが、ここまで来れば合意だろう。
後ろのベッドに押し倒し、そのまま伸し掛る。
「分かったから、お前の気持は分かったから。だから後の話はベッドで聞いてやる」
言質とったかんな?
という訳で、全力舗装参ります。
際どい言葉をお綺麗に。頑張ります!!
知識の全くない子を染めたい。
なんて話を聞くけど、価値観のズレが大きい。
毛は剃らないし、下着は揃えないし。一から教えないといけないし。ある程度経験ないと、キツいわー。
というコメント欄から思い浮かびました。
じゃあ、ある程度知識あるなら平気なんね!!
好み調べて、気をつけてる子ならええんね!!
言質取ったけんよ!!
好き者で、知識だけは溜め込んだ。けれども経験ない子!!
これくらいが好きなんね!! どうじゃい!! ハマるか!? 沼るか!?
という気分です。主に男性の読者様に向かって全力で聞いてます。
あ、女性の読者様も、ハマれば是非、脳内握手しましょうね!!
ちなみに私は好きですよ。
ノクターン様、ムーンライト様に投稿してる輩が嫌う訳ないでしょうに。
でも、助平という単語を使うのには抵抗があります。
年齢制限ある方では平気です。
それに加えて、焦ると墓穴掘っちゃう所も好きです。
とても可愛い。