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親より先に…

人生なんてものは、何があるかわからない

 

ましてや、事件とは縁のない生活をしてきた私には、いま、目の前におかれている状況なんて理解不能


そう…


家賃を入金するために立ち寄った銀行で

まさかの、強盗さんと鉢合わせ

そして運動神経0の私は人質に取られたのである


【わりーな、こっちも生活かかってるからよ】 

と、小声で強盗さんに囁かれてます


私も生活かかってます!

家に3歳の息子とお義母さんを残してきてるんです!

早く帰って夕飯の支度をしなきゃ!  


口で文句を言おうにも強盗さんの腕が邪魔して、声がでない

低身長の私が抵抗したところでこちらが疲れるだけである


さて銀行さんも、警察を呼んだみたいで外からサイレンが聴こえてきた

そろそろ、解放かな? なんて思っていたら


しゃーーと自動ドアがあいて、その先には

若い女性とベビーカーに乗せられてる赤ちゃんが


!!! 来ちゃだめ !!!!

そう叫ぼうにも声が出ず、あちらも悲鳴を上げ

逃げようとしたけど


ぱーーーーーーん  と女性目掛けて銃声が


女性が反射的に子供を守る形で倒れた


だめだ、出血がひどい

早く手当てして赤ちゃんとご対面させてあげなくては


自分がどうなろうとも


どのみち私は殺される、でもあの若い女性はなぜか助かる気がした

なら、今私ができることは


わたしが次に撃たれて弾を無くすこと

いたいだろーな(泣)

 

とかなんとか考えてるうちに警察が外から

[外に出てきなさい!君は完全に包囲されている]  

 

あ…、強盗さん キレそう


強盗さんは私をそのまま外まで連れていき叫んだ

 

【こいつが目に入らねーのか】


はい、どうも。間抜けにも強盗さんに捕まった

専業主婦です、、、


この日私は最後の日光浴をした

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― 新着の感想 ―
[一言] はじめまして あらすじが気になり、読み始めました。なんだか私の好きなお話が始まるような予感がします。早い(笑) 更新お待ちしております。
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