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喫茶『Stern』 〜 月曜日の珈琲 〜  作者: 夏川 流美
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言葉の裏の裏

「面白いね」



君はいつだってそう言った。


悲しい顔をしながら


嬉しい顔をしながら


寂しい顔をしながら


楽しい顔をしながら


いつだってどんなときだって、君が吐き出す言葉はそれだけだった。


ねぇ、君は

その言葉の裏にどんな本音を隠していたの?


あの日、あの時

どんな思いでその言葉を吐露していたの?



僕は君のことをよく知らないまま。


それでも一緒に居たいと涙を流した瞬間に

君が薄ら笑いで音も無く呟いていた言葉も

同じ言葉だったんだろうか。







まだ連載続きます

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