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どうやら俺の彼女はずっと学校に登校していないらしい

前回の続きです

いつも通り 私の趣味全開で書いております

戦場(教室)に到着してからそろそろ30分

あと5分程で授業が始めるだろう

いつもは授業が始まるというだけで、心が憂鬱になるのだが 今日は、彼女と放課後一緒に帰れると考えただけで心が羽のように軽くなる


いやぁ 何故リア充どもが毎度毎度あんなに幸せそうな顔をしているのか分かった気がする

まぁ 心が憂鬱だろうが 羽のように軽くなろうが・・・授業中は寝る・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


寝ている間に授業が4時間終わり昼休みになり 昼飯は吉野と飯を食い 

そして、昼休みが終わり寝て午後の授業が終わった。

そして、楽しみにしていた放課後がやってきた。

さあ、水上と一緒に帰るぞ!と俺は張り切っていたのだが、よくよく考えると俺はあいつの家も知らない

どこで集合してどのルートで帰るのかも知らない


その時の俺は楽観的に考え正門前で待ってたらいつか来るだろうと思い待っていたのだが・・・

昨日の告白と同じように水上はいつまで経っても正門前に姿を現さなかった。

昨日と同じように30分待てば来るかもしれないと考え30分待ったのだが来なかった

最終的には1時間待ったのだが水上は現れなかった


翌日


俺は、水上が昨日来なかった理由を一晩考えたが結論は出なかった

面倒くさいという理由ではないと思う 条件を提示して面倒くさくなったそれはないだろう

更に言えば俺があいつに条件を呑むと言った時のあいつのあの笑顔 

とても嬉しそうだった そんな顔をしていたやつが面倒くさくなったということではないはずだ・・・そう思う・・・そう願いたい


で、最後に俺が出した結論は、水上は昨日学校を休んでいたんじゃないか?というものになった。


そして、俺はそれが本当か確かめることにした。


教室に到着し、俺は吉野に水上のことを聞いてみた

吉野は女子とも結構話しているし、それくらいの情報は知っているだろう

俺は吉野が女子から離れたのを見計らって話しかける

「吉野、お前水上って女子知ってる?」

「ああ、知ってるよ」

吉野はさらりと答えた。


「さらりと答えれるとは・・・グギギ、リア充感半端じゃないなあ」

吉野は俺をビシッ!と指さし「リアルが充実してると言えば僕はリア充だが、ネット用語で言うリア充ではないぞ!」

「おい、一人称僕っていうのやめろ!気持ち悪い いつも俺と話すときはお前の一人称は俺じゃねえか」

すると、吉野は髪を爽やかにかきあげ「いやあ 一人称僕 にした方がなんか女子からモテやすくなるんだよ だから、僕 にしてるんだよ」

「お前 本当に性格クズだな」

くどいようだがもう一度言おう 吉野の性格は表側では良いのだが 裏側の性格はクズである


「褒めてくれてありがとう」

「じゃあそろそろ話を戻そう で?水上さんのことだっけ?何が聞きたいんだ?」

「いや あいつ・・・俺の彼女なんだけど・・・昨日学校休んでた?」

俺がその言葉を言い終えた途端、時間が止まったように吉野が動かなくなった。

「え?なんだって?お前に彼女が出来た?ナイナイ」

吉野は手を振り否定する。


「いや!本当だからっ!直ぐに否定すんな!」

「なん・・・だと・・・本当なのか?お前が俺と同じ勝ち組の舞台に・・・グハッ!」

大げさにリアクションを取る吉野

てか 俺のことどんだけ見下してたんだ?こいつ?

「水上さんが昨日学校を休んでいたかだっけ?」

「ああ」

「うん 休んでたよ てかずっと休んでるよ」

今こいつなんていった?ずっと?一昨日俺に告白しにきたじゃないか?

「ずっと?本当に来てないのか?」


「んーずっとっていうのは違うかなぁ 一昨日だけは来たらしいし まあ誰も水上さんに話しかけなかったし 彼女も他人に話しかけなかったらしいけど」

「そうか 教えてくれて ありがとな」

「いや 教えたけど お前本当に、水上さんの彼女なんだろうな?ストーカーとかじゃないのか?」

「さっきから言ってるけど本当だし、俺はストーカーなんかじゃない!」

「なら いいんだけどさ」と言い吉野は去っていった。


しかし、あいつはまだ、小声で「本当にあいつに彼女が出来たのか マジか・・・」などという言葉をブツブツ言っている。

あいつは、俺がストーカーではないかという疑いよりも、俺に彼女が出来たということを疑っているらしい


疑うところ間違ってますよ~と声でもかけてやりたい


そして、俺は吉野が教えてくれた言葉によって生じた疑問を確かめに行くことにした。




次回も出来るだけ早めに投稿したいです

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