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俺は戦場に赴く

いつも通り私の欲望書きたいことを書いております

突然だが皆さんに問う 皆さんにとっての戦場とはどのようなものだろうか?

テスト?恋愛?ふむふむなるほど それも人によっては戦場だ

そして、今俺にとっての戦場は・・・学校で・・・学年で・・・教室で・・・俺がオタクということを隠し通すことだ!

テストや恋愛とかは一時的に戦場にいるだけだろう

しかし!俺は戦場に3年間いる 下手したら、俺は首を横に振る、イヤ、絶対あと3年間は戦場にいなければならない


俺は、中学1年の時からオタクということを隠している

別に中学1年の最初のころはオタクとか隠さなくていいかなぁ などという甘い考えを抱いていたが、直ぐにそんな甘い考えは討ち滅ぼされることになった 

俺がオタクであることを打ち明けようか、と考えていた時、俺より先にオタクであることを打ち明けたやつがいた。

そいつはオタクでもクラスに溶け込めると思っていたのだろう

ただ・・・現実はそんなに甘くはなかった オタクと打ち明けた瞬間そいつの周りにいた生徒は急に離れだした


そして、そいつに白い目と憐みの目を向けドン引きを始めた

そいつが中学3年間ボッチ生活を送ったことは言うまでもないだろう

ただ、俺は日本人はオタクに対しての偏見がいささか強いように感じるのは俺だけじゃないはず・・・

多分 確実に イヤ絶対だ!


かくして、俺は平穏な日常を送るためにオタクということを隠し続けなければならないのだ

ただ、俺の彼女 水上 には俺がオタクだということを打ち明けるつもりだ。

大体の奴が言う「彼女とかに秘密ごとは一切したくない」みたいな綺麗事ではない

俺の趣味を知ったうえで同意してコスプレをしてほしい(普通のコスプレではない)だけだ


あとからなんやかんやと文句を言われるのが面倒だからだ。

ほら、全然綺麗事なんかじゃなかっただろ?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺は、今戦場(学校)に向かっている。

いつもなら、戦場に向かうというだけで、とても憂鬱なのだが水上が学校に居て一緒に帰れると思うだけで今日は心が羽のように軽い


そうこうしている間に、教室の前に到着した

いつものごとく、ドアを開けたとたん戦場が始めると思うと怖い

たまにボロが出そうになるのでマジで気をつけなければならない

そして、ドアを開けた 教室の中にはいくつかのグループがある


スポーツマングループ 成績優秀組 イケメン組 美人組 などと様々だ

そして、俺はどのグループにも属していない

良いように言えば一匹狼 悪く言えば ボッチ

ただ、そんな俺にも話しかけてくれる奴がいる 小学校 中学校 高校とずっと同じだった友達 吉野よしの 亮介りょうすけ だ


こいつは表側ではイケメンで誰にでも等しく 成績も良く 運動神経も良い

ただ、裏側ではこいつはイケメンだが、誰にでも等しくなく ある一定の人間には当たりが厳しく 成績は良いのにクソみたいなことにしか使わないし

運動神経の良さも部活とかに使えばいいのに、部活に入らないで喧嘩をしまくるし 裏側はクソなのだ

更に言えばこいつは俺と同類 つまり!オタクだ!


もう少し言えばこいつはみんなにオタクだということを打ち明けているのに、みんなから白い目や憐みの目を向けることもなく ドン引きもすることもなく 中には「そういう趣味も大事だよねぇ」とまで言い出す奴もいる。これが俺だったらそんな風には言われないだろう

さてさて、吉野の愚痴のような感じになってしまったな 話を戻そう

昔からこいつは俺のことをよく知っているため 話しやすい 俺の数人の友達の内の一人だ


ん?残り何人かは違うクラスなのかって?誰がリア友って言った?残りの数人はネットに居ます。

ここから分かる様に俺はスクールカースト最底辺にいるわけだ。

ただここまでの説明に付き合ってくれた皆さんも思っているはずだ


あれ?オタクっていうこと言わなければ全然バレなくね?アニメとかラノベを話題に出さなければいい話じゃない?と

ただ!俺は残念なことに吉野と話すことはアニメやゲーム、ラノベそのぐらいしかない!

その話をしているときに女子が俺の横を通ってみろ!「あれ?篠崎くんもオタクなの?」

みたいなこと聞かれるに決まってるだろ?それでオタクだってことを打ち明けてみろ俺の高校LIFEは終了するぞ!


なので俺は人がいない時にしか吉野としゃべらないし 相手側からも話しかけてこない


たかがそのぐらい・・・と思うかもしれないがそれしか話題がない俺にはこのアニメやラノベを話題に出さないという行為は思ったよりきついのだ


それが俺の戦場の現状である




次回も出来るだけ早めに投稿したいです

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