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理由

そろそろ毎日投稿が途切れそうです。

「覚えてない?あなたが私に言った一言」

覚えてはいない。ただとてつもなく無責任だったことな気がする。

「それってとんでもなく無責任だったりする?」

確信に近い予想を口に出す。

「やっぱり覚えてるじゃん」

「いや・・・・朧げにに覚えていると言いますか何と言いますか。細かく思い出そうとすると霧がかかるんだよね」

「つまりあなたは何かを約束したのは覚えてるけど・・・・・中身については覚えてもいないし、相手がどんなのかも覚えていないって訳?」

淡々と事実を突きつける。

それにしても、どんどんこいつ口が悪くなってるな。

これが本性なのか?なら、俺のタイプの女性とは大違いじゃねえか。

「ああ」心の中で愚痴をこぼしながら首を縦に動かす。

「内容はどんなものだったんだ?」

恐る恐る聞いてみる。


どうか変なものじゃありませんように、意味のない懇願を天に捧げる。

「大きくなったら結婚しようだった。」

俺の懇願がガラガラと音を立てて崩れていった。

「小さいころの私はそれを真剣に受け止めて、今に至るってわけ」

「すみません・・・・・出来もしない約束を結んでしまって・・・・・・過去の俺の失態を過去の俺の代わりに今の俺が代弁して誠心誠意謝罪させていただこうと思います。過去の俺も悪気はなかったのだと思います。」

俺の黒歴史ノートに記入することが増えてしまった。

そして、絶対に許せないリストの中に過去の俺を付け加えなければならない。

「別にいいけど・・・・・」

「で、俺を好きになった理由は?」

俺達の間に沈黙が生まれた。

「え?話したけど・・・・・?」

再度、俺達の間に沈黙が走る。

「ほら、小さいころの私はあなたの話を真剣に受け止めたって話したでしょ」

「うん」

「それが理由」

よくわからないので細かく説明してもらうことにした。


そのことを伝えると明らかにイライラとした様子で話し始める。

何か気に障ることでもしただろうか・・・・・?

「はあ」呆れのようなため息をついて言葉を区切る。

「乙女っていうのは冗談で言われたことも真剣に受け止めて大きくなってもそれを信じ続ける生き物なの 私もそれを信じてこの年になってもあなたのことが好きだったの」

細かく説明されてもよく分からない。


しかし、これ以上分からないと水上に訴えても彼女の機嫌をさらに悪くしてしまうだけだろう。

「それは分かった でも・・・・なんで俺の写真がびっしりとお前の部屋に貼ってあったんだ?」

俺は次なる疑問を水上にぶつけた。

次回も出来るだけ早めに投稿したいです。

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