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高ぶった気持ち

前回の続きです

まあ 自分の趣味全開で書いております

「あの・・・篠崎くんあなたのことが好きです 付き合ってください」

俺は彼女に告白された。

「・・・」俺と彼女の間に沈黙が生まれる。


「もう一度言ってもらって良いかな?」俺はもう一度彼女に告白を促す。

別に彼女の言葉が聞こえなかったわけではない ただ単純に人生初の告白の言葉をもう一度噛みしめたいだけである。

彼女は、そんな俺の言葉に困惑しながらももう一度俺に告白を告げてくれる。

「だから・・・そのぉ、あなたのことが好きです 付き合ってください」


「やっぱり 私なんかじゃだめですか?」

おずおずと質問をしてくる。いいえダメじゃありません俺は心の中で即答した。

今の俺の心の中は、告白されたことで舞い上がっている。

告白されることは予想をしていたが、実際されてみると予想以上に興奮する 

アッ 別に変な意味じゃないですから


俺は自分自身に平静を保て 平静を保て 平静を保て と言い聞かせる。

そして、彼女の告白に返答する。

「あー えっとお 別に付き合ってもいいかな」そこで俺は言葉を区切る。

「ただ、一つ条件がある」


彼女は怪訝そうに尋ねてくる。

「条件って?」

条件、それは俺がずっと考えていたことである。誰かに告白されて付き合うことになったら提示しよう

ずっとそう考えていた。

そして、俺は彼女に条件を告げた。


「で、俺が君に提示する条件の内容だけど・・・」

「内容は?」

「内容は・・・俺の好きなキャラクターにたまにでいいから・・・コスプレしてほしいんだ!」

パチンッと手を合わせ懇願する。

条件を提示しているのに懇願しているのは矛盾していると思うのは俺だけだろうか?イヤ 多分違う


彼女は俺の提示した条件について少し考えているようだった。

手を組みうーーーんと唸り声をあげている。

そして、ポンと手をついて解答をだした

「その条件飲みます ただ、私も条件を提示していいですか?」


おずおずと聞いてきた 

「別に良いけど・・・内容は?」

「内容は・・・毎日一緒に下校してほしいんです」

俺は心底欲のない女だと思った 毎日一緒に下校するだけで、三次元→二次元作戦を実行することが出来るのだ。安いもんである


「別に良いけど・・・そんなことでいいの?」

俺が尋ねると彼女はニコリととても可愛らしい笑顔を作り

「そんなことでいいんです そんなことが私の幸せになるんです」

俺はその笑顔と言葉に何も言い返せず ただデレデレしていた。

「私は水上みずかみ 亜里紗ありさといいます よろしくお願いします」

俺は我に返った。「俺の名前は言わなくても・・・分かるか こちらこそよろしく」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


家に帰って風呂に入りベッドに仰向けになる。

「なんか 滅茶苦茶緊張するんだけどっ!?恋人が出来るってこんなに緊張するの?何?夜も眠れないくらいなの!?」

言い終えた直後、隣の部屋から怒鳴り声が聞こえてくる

「うるさい!夜だぞ!」親父の声だ。


怒らすと、とてもまずいので大声を叫ぶのはやめておこう

俺に彼女が出来たのは今回が初めてだ・・・

で、彼女が出来るってこんなに緊張と興奮が押し寄せてくるの!?

この気持ちが高ぶって全然眠れない この気持ちをどうにか抑えて眠りたい


だが、この気持ちの抑え方を全く俺は知らない

なので!文明の利器インターネットでその対処法を調べるのだ!

検索ワードに 「彼女出来た 気持ち高ぶる 寝れない 対処方法」と打ち込む

間もなくして、知●袋がブラウザ上で立ち上がる。


そして、俺と同じような状況が記されている質問をクリックする

その質問に対する答えはだらだらと長ったらしい文でめんどーーーくさーーい説明が書いてある

・・・読むのめんどくせぇ

他の同じような質問に移動する 先程と同様長ったらしい文が書いてある 

さっきと同じような質問にガッカリして他の回答を見るために画面を下にスクロールしていく

そして、一つの回答が俺の目にとまった

その回答はこんなものだった 「寝ないでオールしたらいいと思うよwww」と書いてあった


・・・その手があったか・・・寝れなければ・・・寝なければいいんだ!

俺はその日 一睡もしなかった




次回も出来るだけ早めに投稿したいです

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