婚活パーティ★私は母親じゃない
お皿を返して戻ると、孝はさきほどの女と会話をしていた。
はあ?っ、と思い割り込む。
「ただいまあー。任務遂行したよ!」
『おー!鴨神隊長ごくろうさまです!あとあとサラダなくなったっす!』
え?っと思ったが笑顔で取りわけにいった。
後ろにいたさっきの女と別の女が”あれじゃー孝くんの母親じゃん!39歳必死だねー笑“って言ってるのが聞こえた。
意味わかんない。
だけどなんだか心臓がバクバクしてその場を離れたくなった。
孝には聞かれてないとはいえ陰口をたたかれて恥ずかしかった。
まあ、孝とはいい感じだし、
連絡先聞いて後で二次会に行こう。
「孝くんー♪私ちょっと他の人ともお話してくるね♪」
『鴨神さんいないと寂しいなあ。』
「とりあえず、LNE教えといて♪」
『おう♪』
孝はすぐに交換に応じた。
“こわーい!ガッツイテルよ笑”
女が手を叩いて笑っているのを孝に聞かれないよう大きな声でしゃべりすぐに隅へ移動した。
イライラした。
とりあえず孝にLNEを送る。
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孝ー♪鴨神隊長だよ♪
この後二次会へ行く任務を命令する♪
...って呼び捨てしてみた♪笑
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孝とはもうこんな会話ができるほど仲良しだ
ざまーみろ!孝に相手にれない雑魚キャラどもが!
時間は残り1時間を切っていたが次の人と話す気にもなれないでいた。