識を用いた証明(1)
No.89
識を用いた証明(1)
識
1、観察・分析
2、意識としての才能
識(才能)の観察と分析Aパターン
1、才能は不変のものである。
2、才能は恒常のものである。
3、才能は楽である。
4、才能は我である。
A、才能は我が所有物である。
B、才能は我が内なる意志である。
C、才能は我が外なる意志である。
5、才能は世界である。
A、才能の過去はこうであった。
B、才能の未来はこうなるであろう。
C、才能の現在はこうである。
6、才能は原理である
A、才能の内外はこうである。
B、才能の醜美はこうである。
C、才能の優劣はこうである。
D、才能の大小はこうである。
識(才能)の観察と分析Bパターン
1、才能は変移するものである。
2、才能は無常のものである。
3、才能は苦である。
4、才能は無我である。
A、才能は我が所有物ではない。
B、才能は我が内なる意志ではない。
C、才能は我が外なる意志ではない。
この様に観察・分析することで、
才能から厭離する。
才能(貪欲)から離貪する。
才能(意識)から離繋する。
才能(輪廻)から解脱する
解脱することによって、知恵が生じる。
参考
阿含経典(1~3巻) 増谷文雄 編訳
ちくま学芸文庫




