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プロローグ
初めまして。
本作品を、皆様と今までの自分に送ります。
序章
とある世界・ミュージア。そこは、音楽に包まれた美しき世界――だった。
数年前より続く戦争により、人々の生活は苦しくなり、また世界も枯れていった。
戦争。その敵は人間ではない。
闇である。
そしてまた、その恐怖に対抗しうるのは、火薬兵器等では、ない。
それは音楽である。
楽器を奏で、音を響かせ、闇を打払う。
それが、この世界の戦争。この世界での戦い。
これは、『QUINTETTE』と呼ばれた伝説の証明と、それを再現しようとした人間たちの、戦いの物語。
五重奏は、静かに、だが確かに…流れ始める。
初めまして、夜舞姫と申します。
アニメマンが大好きな腐女子なのですが、今回は久々のオリジナル小説となりました。
ファンタジーって、何でもできちゃうところがいいですよね。私はそこに惚れております。
本作品『QUINTETTE』。どのような出来になるかはわかりませんが、気に入りましたらお付き合いのほどをどうぞよろしくお願い致します。