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1話

「ふぅ〜。配信終わったぁ。もうこんな時間かぁ...明日何しようかなぁ.....。」


時計は既に0時手前。配信が終わった後も俺はパソコンに向かって、自分のチャンネルを見ていた。

....最近上げた動画も結構良い感じだなぁ。でも....やりたいこととなんか違うんだよなぁ....


俺は中学生の頃からずっと動画配信サイトで活動をしてきた。最初は自分の特技を生かしたくて、始めた活動だったが最近になって少しやりたかったことと違うような違和感を抱き始めた。


「今のままでもできてはいると思うんだけど…。なんか違う気がなぁ…」


そんな違和感を抱えて悩んでいた時、一件の通知が来た。


(なぎ)く~ん。今からご飯いける~?』


通知の正体は一件のメールで、相手は俺の昔ながらの配信者友達だった。ご飯?久しぶりだし…せっかくなら行ってみるか。久しぶりに友人とご飯を食べに行くノリで俺は返事をした。


『いける。場所は?』


『***区***駅の近くにある***に来て~。』


『ん。了解。』


簡単なやり取りを終わると俺はすぐに着替えて準備をしてその店に向かった。

着いた先は焼肉屋で店内に入ると、その配信者友達である今回俺を誘った(そう)、活動名サルメ君が待っていた。そして蒼と一緒にもう一人、俺の久しぶりに会った活動者仲間、結城(ゆうき)、活動名るき君が居た。


久しぶりの再会に話は盛り上がり、ため口で話す。結城は蒼に対し、敬語ではあったが…。

仲良く会話して焼き肉を食べていた時、今何をやっているのか。どんなことをしているのか。そう聞かれた。今はこんなことをやっているんだよ。みたいなことを話しながら焼き肉を続ける。

俺が肉を焼いていると蒼が突然、とんでもないことを言ってきた。


蒼「ちょっと聞きたいんだけど凪さ、今僕がメンバーを集めてアイドルグループを作ろうと思ってるんだけど、やってみない?いやだったら全然断っていいけど。」


……………


俺が今やりたいのはそういうことじゃないのか。特技である歌というのを活かせるのは。

だが本当に俺でいいのだろうか。もっと他にいい人がいるのではないのだろうか。


「俺でいいのですか?もっと他にいい人材も.....」


蒼「凪がいい。むしろ凪じゃないと出来ないことだと僕は思ってる。どう?やってみない?」


「俺でいいのなら。やってみたいです。自分の特技を活かせる、そんな場所で俺は輝きたいです。」


俺が言うと、蒼や結城は目に涙を浮かべていて、俺に声をかけてくれた。


結城「凪、泣くんじゃねぇよ。俺も蒼さんに誘われたんだ。他のメンバーも決まってる。最後のピースは凪、お前だよ。一緒にこれから頑張ろうぜ!」


「あ、ああ。勿論!」


俺は結城に言われて気づいたが、涙を浮かべていたらしい。いや.....誰だってそうなる.....よな…?


俺と結城が肩を組んで感極まっていると…


蒼「いや、お~い。感極まってるところ悪いけど、焼き肉食べないの?酒も来たし。」


「「あ」」


蒼に言われて俺と結城は我に返ると、すぐに席に着き焼き肉を食べ始めた。蒼と結城は沢山お酒を飲んでいてかなり酔っていた。二人共酒には強いが、今回は飲みすぎたらしい。ちなみに俺も酒は強いほうだと思う。ただ今日は酒を飲んでいないので、酔ってべろんべろんになってしまった二人の代わりに会計をして二人の酔いが覚めるまでつきあった。酔いが覚めると、俺はいつも持ち歩いている、その場で飲むタイプの薬を出すと二人は直ぐに飲んだ。


そして店を出る。すると二次会に行こう!と言って二人に居酒屋に連れていかれた。

居酒屋では…酒を飲むつもりは無かったが、自分から少し飲んだし、二人にも飲まされた。

それも1800(テキーラ)。朝まで連れまわされた結果、結局はタクシーで帰ることに。

家に帰ってシャワーを浴びてからベッドで倒れた。


後日の朝、目を覚ますと蒼から連絡が来ていた。


『凪、昨日はごめん!焼肉僕が誘ったのに払わせちゃって。その分は送金しといたよ。あ、そうそう、明日***に来てくれない?他のメンバーと顔合わせをしてほしくてさ。後、事務所のカードキーも渡したいし。時間は**時**分です。うちに所属してるグループのメンバー全員いるから。服装は、もう普段通りで大丈夫。いつもオシャレだし恰好いいから。それに堅苦しい集まりにしたくないからね。そんじゃよろしく。』


「明日か....他のメンバーとの顔合わせに事務所の先輩方にも合うのか。なるべく普段通りに見えるけどオシャレな服で行こう。」


俺は髪を今染めていない。

いやなぁ…最近は大学飛び級卒業もあった上、リアイベもあったしで大忙しだった。

まあ、リアイベといっても仮面を着けていたので顔出しはしていない。8年活動してきた中で一回も顔を出したことはないので顔バレすることはないだろう。


本名に関しては名字が特徴的過ぎるからな…それがバレればもう全部バレる。

全く、名字が特徴的すぎるのも辛いね。俺からすれば名字とかよりも活動のほうが大事なのに。

だから名字には本当に気を付けないとな。父さんからもくぎを刺されているし。


てか、今更過ぎるけど送金って…別にしなくても大丈夫なのに。俺にとってはもう、新たな活動への投資と同じようなものなんだから。相変わらず律儀だね。蒼、いや、サルメ君は。


こんにちは。雪華97です。あっちもこっちも書いていくので遅くなってしまうかもしれませんが、少しずつ投稿していきますので宜しくお願い致します。

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