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第98話 もう、二度と後悔はしたくない。

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)


〔2月27日分の記述〕

 Fさんへ。


 普通の事も書きます…


 ベランダガーデニング、だいぶ進んで来ました。

 去年は、花中心に置いていたので、寒くなると一斉に枯れてしまい、寂しい状況になってしまいました。

 そこを反省し、今年は観葉植物をかなり増やしてみた。

 花の方も、一年草ではなく、多年草を多く取り入れてみた。


 まだ本格的に寒くなってないからわからないけど、いまのところいい感じになっています。


 一番心配なのが、ラベンダーの大株です。

 秋も咲くかな?と期待していたんだけど、咲きませんでした。

 それどころかどんどん弱ってゆく、肥料をやっても改善無し。


 そこで、土を変えてみることにしました。

 すると?弱っていた原因を発見。


 秋のはじめ、ベランダで鈴虫が鳴いていて、いいなーなどと思っていたのですが、ラベンダーの鉢のなかに大量の鈴虫の幼虫を発見。これらが養分を吸っていたから、いくら肥料をやってもラベンダーに行かなかったらしい。秋に花が咲かなかったのも、このせいかもしれない。


 とりあえず土を入れ替え、石もいれて水はけを改善、肥料もやった。

 けど、明らかに弱っている。冬を越せないかもしれない。


 まあ、一度は咲いてくれた鉢だから、成果は出ているのだけど、手をかけてきた分、思い入れもあります。なんとか回復してほしい所です。



 定期的に土を入れ替えたほうが良い、と学びました。



 人間は例えゆっくりだとしても、学んでゆく生き物であると君に伝えたいです。


 Fさんとは、花の話とかしたことなかった。

 でもきれいな紅葉、学校の中庭にあったいちょうの木。あの黄色い葉がきれいだと、言っていたのを思い出します。


 グーグルマップで確認すると?あの時のいちょうの木は、もう無いようだ、残念です。


 河口湖周辺の紅葉はとても綺麗です。

 いつか見にいきましょう。


 こんな些細な夢すら踏みつぶす"彼ら"は、おかしいと思う。


 理解できん、という人がいたら?

 こう諭してあげてください。


 理解したくないだけでしょ?理解したら、自分の罪深さに心が耐えられないから。

 けど、その耐え難い苦しみを受け入れたとき、初めて私の気持ちがわかると思う、これは、そういう問題なのよ、と言えばいいと思う。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔2月28日分の記述〕

 Fさんへ。


 普通の事も書きます…


 出版社への漫画賞の応募方法も、昔とだいぶ違って、データでできるようになってきました。

 しかし、すべての出版社がそうかというと?そうでもなく。


 データをCD-Rに書き込んで、B4でプリントしたものと一緒に送るのが多い。


 え?B4で?と思った。


 そう、普通、家庭用プリンターはA4が最大。B4は規格外。

 大型のA3プリンターを買うしかない。


 しかし、まてまて、と頭を巡らす。


 東京にいた頃は、データ出力センターがあって、メディアを持ち込むと出力してくれた。

 あれと同じものはないか?と頭を巡らす。


 すると思い出す。


 そうだ、最近のコンビニコピー機は、たしかUSBメモリーから印刷で来たぞ、と。


 調べると、PDF形式の印刷出力サービスを、どのコンビニもやっている。


 PDF形式?ピンときた。


 応募する際、原稿をPDF形式にしてくれと、だいたいどこの出版社も指定している。


 コピー機でデータ出力する際、この形式が一番利便性があるという事なのだろうか?


 なんで、この形式なんだろう?


 と思いながら、自分のデータを変換していましたが、謎が解けました。


 昔はデータ出力など、田舎ではできなかったと思う。

 今は、コンビニさえあれば、全国どこでもできる。

 故に、出版社も、この形式で送れと指定しているのだろう、そう、思った。


 時代は、本当、いつの間にか変化しています。


 とりあえず僕は今日もちゃんと生きています。

 心配しないでください。


 でも、君が隣にいてくれないと、寂しくて死にそうです。


 いつかの奇跡を信じて…


 負けないでほしい、がんばれ!


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〔3月1日分の記述〕

 Fさんへ。

 今朝、ベランダで植木に水をやっていました。


 はす向かいの車から「キュキュッ」という音が聞こえる。

 セキュリティー解除の音だ。


 はす向かいのこの人は、どういう訳か、いつも人より多く音を鳴らすよーな気がする。

 解除して、施錠して、また解除して、施錠して、と。


 まさかねー、音で威圧する意図があるとは、思えないのだけど…。


 単に、心配性なだけで、何度も操作しないと、心配で心配でたまらない人なんだと思う。


 きっと「よそ」でも同じように、何度も何度も同じ操作をしているに違いないと、そう思いたいです。


 今朝はベランダで水やりをやっていたから、向こうからもこちらの姿が見えたと思う。


 今朝に限ってなんだけど…


 解除して、ロックして、どーいうわけか操作を誤ったらしく、けたたましくアラームがなった。

 防犯装置が作動して、朝の人気のない、さむい中、でかいアラームがけたたましくなる。

 で、中に乗っている彼は、防犯装置を止め、何事もなかったかのように出かけて行った。


 まさかね、今朝はたまたま僕の姿を見たから、いつもよりでかい音を出してやろうとか、そんな子供っぽい事は思いつかないはず、いい大人なんだから。


 たまたまおっちょこちょいで、自分の車なのに操作を間違えたに違いないと思う。


 心配性でドジな人なんだと思う。


 どう?Fさん。


 こういう心配性でドジな人、そちらにもいるのかな…。


 もしいたら、君にこう伝えます。



 大丈夫、君だけじゃないから。

 もう君は一人ではありません。


 負けないでほしい、がんばれ!


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〔3月2日分の記述〕

 Fさんへ。


 生き延びなさい


 だって。

 今日TVを見ていたら?

 「世界ふしぎ発見」でこんな事をやっていた。


 ポーランドのゲットーに暮らす4歳の女の子が、父親に連れられゲットーの壁を乗り越える。

 時代はナチス支配下のポーランド。

 ユダヤ人は迫害されていた。


 女の子は父親の知り合いの女性宅に連れられて、孤児として里親探しに出される手はずだった。


 ユダヤ人の彼女にカトリックの知識を女性は教えた。


 そして、父親は女の子を女性に託して、ゲットーへ帰っていったという。


 女の子は生き延びて、現在も生きていて、本を書いた。


 自分の経験したことを本に書いたのだ。


 その本のタイトルは、父親が別れ際に彼女に言った言葉だという。


 本のタイトルは、「生き延びなさい」だそうだ。




 こんな事も思う。


 もう会わないと、電話で言われた日、君が最後に口にした言葉は、印象に残っている。


 今は、あれは、生き延びなさい、と言われていたんでは・と思えてきてしまう。


 自分が身を引けば、僕の安全が保障されると、そう、あの時の君は信じていた。



 けど、決得その約束は、何も守られず、"彼ら"は、君の予想を完全に裏切って、その後も僕を精神的に追いつけることをやり続けていたんだけど。


 …たぶん、僕でなければ、今頃、気が変になっていたと思う。


 君がもし、本当に、僕が思うように、僕に、生き延びてほしいと、そう、思って歌ならば?


 こう、伝えたい。


 ごめんね、まだ結婚してない。

 たぶん、普通の人生を歩んでほしいと願っていたのだろうけど、普通には程遠いです。

 でも、がんばって、生きています。

 君に救われた人生だから、おいそれと、粗末に生きることはできない。


 もし、君に、僕に生き延びてほしいと思う?


 と聞いたら?たぶんだけど、心の底から全肯定してくれるのだろうと、そう、確信します。



 安心してください、今日も僕はちゃんと生きている。



 今朝、車でいつもと違う道で出社していると、人気のない中、一人の男性が道を歩いていた。


「さて、この人は普通の人かな?"彼ら"かな?もし、近づいてきたとき、頭をかくようなら?鼻を書いて返そう」と思った。


 可能性は50%くらいかな?と思った。


 そしたら?なんと、というか、やはり、というか。

 予想した通り、予想したタイミングで、この男性は頭をかいた。


 予想していたので、こちらの全く遅れることなく、鼻をかき返せた。


 まだまだ、普通とは程遠いのかもしれない。


 これは人間としての質が問われていると思う。


 君がくれた命、大切にして生きていきます。


 だから、君も自分の人生を大切にしてほしい、自分が思う、最善の選択をしてくれるとうれしい。


 いつか、君のたどり着いたところが、僕に伝わる日を信じて。



 ポーランドの女性は、自分の本のタイトルを「生き延びなさい」にした。


 僕は自分の書いた小説のタイトルを「もう一度あいたい君へ」にした。


 いつかの奇跡を信じて、とにかく待とうと思う。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月3日分の記述〕

 Fさんへ。


 エンパワーメントアプローチ、という言葉、初めて知りました。


 現在介護福祉士の試験勉強をしています。

 エンパワーメントアプローチとは、その力を引き出し積極的にアプローチする事というらしい。


 かくありたいと、思います。

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〔3月4日分の記述〕

 Fさん。


 最近ニュースで、北朝鮮漁船の漂着が報道されている。

 食糧難で、とにかく魚がほしい政府が、漁民に無理させて、遭難するような遠方まで、漁をさせているという。


 こんな事も思う。


 本当、北朝鮮に生まれなくてよかった、と。


 僕のような人間は、おそらく、うまれてすぐ、排除されてしまうのだろうと。


 Fさん、もし、これを読んで、ピンと来てない人が、君の身近にいたら?


 教えてあげてください。


 「わからないの?これは皮肉よ」と。


 …たぶん、この言葉は使える。


 もし、今も戦いの最中ならば?

 この言葉で空気を変えることができる。


「私思うの、ここが北朝鮮でなくて、本当によかったって、だって、自分の意思をちゃんと表せるし、誰かの奴隷のように過ごさなくてもいいのだから」と。


 "彼ら"はセンセーショナルな言葉でないと、聞いてくれない様、洗脳されている。


 その旨を伝えて、「これは皮肉よ、このくらいキツイ言葉でも言わないと、だれも聞いてくれないからよ」と言えばいいと思う。


 "彼ら"はののしるとき、それはそれは汚い言葉を使う事だろう。

 だからといって、こちらまで、それにあわせて汚い言葉を使う必要はありません。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月5日分の記述〕

 Fさんへ。


 先日の夜勤明けの出来事。

 明け方、9時過ぎ。あとは起床時の記録を書いて仕事おわり!という時間帯。

 頭がボーッとするなか記録を書くのはしんどいので、すこし気分転換にスマホで株価など見ていた。

(規定の時間外ですのでサボりではありません)

 すると結構な下がり具合。ものすごいというわけではないが、株価全体が激下がり。


 正直思う。この時、大量購入していたら?たぶん大儲け出来た。


 しかし、夜勤明けで眠い頭ではそこまでのインスピレーションにたどり着かない。

 ともかく、こういう時になぜか下がらない「浜松ホトニクス」の株を持っていたおかげで比較的被害が少ない事を確認するだけで、精一杯な感じ。


 以前なら、このまま仕事終わりに「原」まで移動して仮眠をとっていたが、今はやめている。

 新しい生活習慣の模索中といった感じです。


 仕事が終わり、車でサントムーンへ移動。

 駐車場に車を停め、後部座席に移動。カーテンをしめて着替える。

 夜勤が終わった後は、着替えたほうが、気分の切り替えがしやすい。


 そのまま少し仮眠。

 一時間ほど寝てから、外へ出て買い物。


 日用品などを買う、最近のマイブームは、大型の詰め替えシャンプーなどをストックしておくこと。

 1パックでいままでの3パック以上入っている大型詰め替えパックが売っていて、これがいい。

 こまめに買いに行かなくても、これを一度買えばしばらく買わなくていい。

 夜勤明けで風呂に入ったときなど、液体石鹸やシャンプーが切れていると最悪な気分になるが、これがあればそうした事態も減ってゆく。そう思うのです。

 なので、今、自宅の洗面台にはこうした大型パックがストックされています、快適です。


 その後、園芸コーナーへ移動して、観葉植物を買う。

 カラーリーフとか、ミントとか買うのが最近のマイブームです。

 カラーリーフは色鮮やかで、演出に貢献するし、ミントは枯れた葉をほぐしてかぐと、いい匂いがして好きです。どちらもあまり手がかからないところもいい。


 一度荷物を車に置いてから、本屋で本を物色。

 実はまだ読んでない本がいくつかあるのだが、だからと言って何も買わないと、いい本を買いそびれてしまいます。


 店頭に「サピエンス全史」という上下巻の本が、大量に積まれている。

「ああ、これはこないだ「アメトーク」で紹介されていた本だ」

 と思い、手に取る。

 パラパラっと中を斜め読みすると?確かに面白そうだ。

 文庫か新書サイズだったら躊躇せず買うのだが、普通のサイズの本。持ち運びが面倒なサイズ。

(こう思う人は、僕以外にもいるのだろう、こういう本は後日必ず小さなサイズで再版される。しかし、それを待っていると買いそびれる)

「この内容なら、面倒でも買ってしまおうか」

 などと思い、買ってしまった。


 同じコーナーに「君たちはどう生きるか」の漫画版が大量に積まれていた。

 少し読んでみる。


 正直こう思う。


 あの日、あの時。真実に気が付く以前。

 "彼ら"の総攻撃を受ける前。

 何も知らなかった純粋な頃の自分が、これを手に取り、読んでいたら?

 たぶん、感化されていたかもしれない…。


 しかし、人間の本物の殺意、それも集団で一人を、殺すまで追い詰めるあの殺意を実体験で経験した今となっては?正直「ぬるい」内容と思ってしまう、自分がいます。


 斜め読みだからだろうか?ちゃんと読んだら印象が違うのだろうか?

 宮崎駿監督は、これを「モチーフ」にして映画を作るという。

 原作付き作品の映画化だ。

 映画「魔女の宅急便」は原作に近かった、しかし中には原作とかなり違う作品もある、監督がどう料理するのか、期待して待つつもりです。

(しかし、バンドデシネの影響下にある宮崎アニメは好印象だが、そうでないものは必ずしもいいとは言い切れないものがある。今回の映画がどう転ぶか?楽観はできません。お歳をとり、多少頭が固くなっている印象を実は最近の映画からは感じ取る日々が続きます)



 Fさん、もし、"彼ら"の世界のにすむ住民の中に、「これは痛み分けがいい」とか言っている人がいたら?こう言って上げてください。


 「人を殺害しようとしといて、よくそんな上から目線の発言ができるわね。どんだけ傲慢なのか自分で理解できてないから、そんな言葉が出せるのよ。わかってないでしょう?自分の言っている言葉がどういう意味を持っているのか」と。


 …ほんとにいるのかな。こんな人。

 いないと信じたい、今日この頃です。


 "彼ら"はののしるとき、それはそれは汚い言葉を使う事だろう。

 だからといって、こちらまで、それにあわせて汚い言葉を使う必要はありません。


 負けないでほしい、がんばれ!


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〔3月6日分の記述〕

 Fさんへ。


 こんなニュースを見ました。

(以下転記)


ライザップが「ジーンズメイト」を買収、赤字が常態化

2017年1月17日 04:11 | 買収合併 | アパレル, 買収

ライザップが「ジーンズメイト」を買収、赤字が常態化

札証アンビシャス上場でフィットネスジムの「ライザップ」を運営する「RIZAPグループ」は、東証1部上場でカジュアル衣料品チェーンの「ジーンズメイト」を買収すると発表しました。


RIZAPグループは、ジーンズメイトの株式に対し1株160円で株式公開買付(TOB)を実施するほか、ジーンズメイトが実施する第三者割当増資を約6億4500万円で引き受け、最低でも発行済株式の63.99%を取得し子会社化する方針です。


RIZAPグループは、主力のフィットネスジムの運営に加え、婦人服老舗の「馬里邑」や婦人服通販の「夢展望」、雑貨販売の「イデアインターナショナル」、インテリア雑貨の「パスポート」を子会社化するなどアパレルやライフスタイル分野へ事業拡大を図っています。


一方、ジーンズメイトは、ファストファッションなど競合する同業他社との競争激化により、客数・売上ともに不振に陥り赤字が常態化しているため、RIZAPブランドによるテコ入れや豊富な資金投入で業績回復を目指す方針です。


(転記おわり)



 ライザップがジーンズメイトを買収するとは知りませんでした。

 ライザップブランドのアパレル展開でも考えているのでしょうか?

 アメカジのイメージが強いジーンズメイト、スポーツブランドに変わってしまうのだろうか?


 でも、それは正しい選択かもしれない。


 東京の池袋にあったジーンズメイトにはよく通いました。

 サンシャイン通りから少し外れたところにあった。

 当時、ファッションとかあまりよくわかってなかった僕は、とりあえずジーンズメイトの服を買っとけば形になるだろうと考えていた。今思うとそうでもないのだけど。


 ジーンズメイトはデフレ経済下で発展した会社だと思う。

 海外生産で、おしゃれな服のコピーもどきを作ってやすく売りさばいていた。

 中には「これはどうなの?」というようなものもあり、客の側に選ぶ眼力が求められるブランドでもあった。


 知らなかったのだが、最近は連続で赤字が続いていたらしい。


 サントムーンにあるジーンズメイトは今も良くいくが、正直、買いたいと思うものがない。

 たまにチャンピオンブランドの正規品が、安売りしてるのが魅力だが、それとてどーしても欲しいと思う様なアイテムは出てこない。

 そうした正規品と、二級品を取り混ぜて売っている印象があり、デフレ期の商売のやり方をいまだに継続している。


 この小説にも書いたが、デフレは20年続いた。

 この企業は、そうした情勢下で生まれて伸びた企業だ。


 しかし、アベノミクス以降、情勢は変わった。

 デフレ期と同じ発想では、赤字が続いてしまうという事だろうか?

 ジーンズメイトに足りないものは、明確なコンセプトだ。

 手の届かない一流品は買えないが、それに似た服を安く提供します、がジーンズメイトの強みだったが、それはデフレ期なら通用した。


 デフレがおわり、リフレに転じた今、中身や品質が求められている。


 似たコンセプトの「ジーユー」は、デザイン力に力を注いでいる。おなじ安服でも、デザインは最先端で妥協してないのだ。

 リフレに入り、西松屋も、商品開発力に力を入れている。

 大手企業の退職者を厚遇して、一流企業のノウハウや技術を持った社員を採用し、ブランドに反映させている。


 アベノミクスは正しいと思う。

 たしかに日本はデフレを脱却しつつある。

 世の中は変化してきてる。


 今読んでいる本を読むと、小泉政権時の安倍さんは、シカゴ学派の経済学を、全く理解してなかったという。いくら説明しても「本当かなあ」ぐらいの反応しかせず、信じてなかったという。

 小泉政権下で日銀総裁が変わり、金融緩和がおこると?景気が回復しだした。


 そのまま金融緩和をしつづけないといけないのに、どーゆーわけか政府内にも、日銀内部にも、はやく金融緩和をおわらせて正常化しないといけない、という意見がつよくなるらしい。

 さしずめ、ダイエットを始めて、少しだけやせたから、「やったー」と喜んで、ダイエットをやめてしまうのに似ている。そんなことをしたら、またすぐ太るし、前よりもデブになることは明白なのだが、本人はそれに気が付かないのと同じだ。

 政府も、日銀も、景気がちょっと良くなったら、すぐに金融緩和をやめたがる。


 小泉総理退陣後、日銀総裁はついに日銀内部のそうしたダイエットをやめたがる人々により、金融緩和をやめてしまう。当時竹中平蔵総務大臣が、いくら反対をしても、それを理解できる政治家はごくわずかで、どうにもならなかったという。


 安倍さんも、当時はそうした理解しない政治家の一人で、「本当に金融緩和をやめたら、また不況になるのかなあ」ぐらいの感覚で見ていたらしい。

 そして、金融緩和をやめてから、本当に、実際に不況に戻ってゆく様子を見て、初めて事の重要さに気が付いたというのだ。


 第一次安倍政権退陣後、時間のできた安倍さんは、シカゴ学派の経済学を猛勉強したらしい。



 今でも経済ニュースを見ていると?

 元、日銀関係者が、経済の専門家として登場し、金融緩和をそろそろやめるべきだ、と主張する。

 たいがい、こういう感じで言うのだ。

「日銀は世界の金融政策から周回おくれになっている、アメリカが金融緩和をやめているのだから、日本もやめるべきだ」と。


 こう思う。

 デフレが20年続いた時点で、周回遅れどころか、20年遅れをとっている。

 アメリカが金融緩和を始めたのが2008年。

 ようやくそれを終えて、出口戦略に向かいだしたのは今年2017年だ。


 日本が金融緩和をはじめたのは2013年。

 どう考えても、今金融緩和をやめるのは早すぎる。

 それに20年続いたデフレのせいで、日本人はデフレ文化に染まっている。

 このデフレ文化から脱却するのは、アメリカが不況から回復するよりも時間がかかると思う。


 なぜにそう思うか?


 ジーンズメイトのように、デフレ期の成功体験から抜け出せない企業が、淘汰されるまで、まだまだ時間がかかると思うからだ。


 だから、もしTVで「日銀は世界の金融政策から周回おくれになっている、アメリカが金融緩和をやめているのだから、日本もやめるべきだ」と言っている専門家を見たら?

 その人は、デフレ期の成功体験から抜け出せない団体と、強いつながりを持っているのだろうと、考えていいのかもしれない。

 そうした企業は、日本がもう一度デフレに戻った方が、企業としておいしい思いができると考えているからだ。


 しかし、デフレに戻ったら?

 企業はいいかもしれないが、雇用はどんどん厳しくなり、給料は減ってゆき、職場環境は悪化し、ブラック企業が蔓延する。


 デフレは、企業経営者はいい思いができるおいしい経済状況だが、一般の労働者からみたら?地獄が待っているだけだ。

 もし、TVで「日銀は世界の金融政策から周回おくれになっている、アメリカが金融緩和をやめているのだから、日本もやめるべきだ」と言っている専門家を見たら?

 その人は、そうした企業のトップの利益を代弁しているにすぎず、庶民の事など考えていないということになる。


 Fさん、そちらの世界にも、もっともらしいへ理屈をならべたてて、結局のところ「役員」の「おいしい思い」を守っているだけで、一般信者に負担ばかり背負わせようとしてる偉い人、たくさんいると思う。

 いないとは言わせない。

 日銀にすらいるのだ、"彼ら"にもいると思う。


 …まどわされず、自分の意思を貫いていいと思う。


 もう君は一人ではありません。


 負けないでほしい、がんばれ!


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〔3月7日分の記述〕

 Fさん。あれはまずいと思った。


 トランプ大統領がエルサレムを認める行動をとったことだ。


 アメリカで最大のユダヤ人ロビー団体はハリウッドの影響下にある。

 ハリウッドの潤沢な資金の前に、強大な政治ロビー活動を展開している。


 この、エルサレムをイスラエルの首都と認めることに対し、トランプ大統領はこういう態度でいる。

 実際、首都として機能しているのだから認めたらどうか?と。


 しかし、これは、とてもまずい。


 特に、「日本」の「安全保障」上、「非常に」まずいのだ。



 アラブにはこんな諺がある。敵の敵は味方だと。


 もし?アメリカが北朝鮮を攻撃した際、このことわざに従って、アラブが北朝鮮の味方をしたらどうなるか?

 アラブは北朝鮮ともめる理由を全く抱えてないから、理由さえあれば味方に付く可能性はゼロではない。


 その場合、イスラエルと敵対するアラブ諸国をすべて、日本は敵に回すことになる。


 そうした、アラブ諸国が、攻撃された北朝鮮を守るため、行動を起こしたら?日本の安全保障は脅かされるのだ。


 たぶん、このケースで敵に回らないアラブ諸国は、サウジアラビアだけだと思うが、この場合も、サウジ国内は今、政情不安定だから確証はない。

 さらにサウジとイランの代理戦争が、サウジの南にあるイエメンで勃発中で、しかもトランプ大統領はこのイエメンの戦争をあおっている。


 アラブ連合vsアメリカ・日本・サウジ連合の対立軸が成立してしまう。


 一帯一路構想を未来への唯一の方策と信じる中国共産党は、絶対に、アラブとヨーロッパがもめることは回避しに来る。

 平和路線のヨーロッパと中国は親密になり、アメリカと対立する図式も出てくるかもしれない。


 中国軍の牽制が表に出てくれば、アメリカはひかざる得なくなり、北朝鮮が日本を攻撃しても、アメリカは及び腰になる。


 アラブをいじめるのに躊躇ないトランプ大統領だが、中国はマジで怖がっていると思う。

 訪中の際、演習と称して、空母を3隻もアジアに展開した。こんな事をしたアメリカ大統領は他にいない。



 …こんな事も思う。

 "彼ら"は、一応、表では「平和」を切望している、という運動形態をとって、活動している。


 その表の活動で、ぜひ、即刻、アメリカのエルサレムへの行動を非難してほしい、公式に。


 本当に、世界平和を望むならば!是非に。


 でも、過去、"彼ら"がアメリカに逆らう運動をした事って、一度もないんだよね…。


 理由はいろいろ言われる。

 アメリカでカルト認定を食らいたくないとかなんとか…。


 でも、こう思う。

 "彼ら"は世界規模での革命を目指していると言いつつ、実は世界規模のダイナミズムで物を見る視野がない。だから、状況を理解できないのだと思う。

 目の前にぶら下がることの「損か?得か?」は真剣に考えるが、この先どうなるか洞察する能力がないのだと思う、だから、いつも、当たり障りのない事しか言わない。裏で、ひどい事をしながら、表では当たり障りのない事しか言わないのだ。


 中身がない、と言われて憤慨している"彼ら"がもし、君の身近にいたら?


 Fさん、こう言って上げてください。


「言われてもしょうがない事しか、してないじゃない」と。


 それの何が悪い、と言われたら?


 仏さまの像を差し出して、こういえばいい。


「その言葉、仏さまを前にしても言えるの?」と。


「もし、それができるなら?私たちがまじめに取り組んできた活動すべてを、全否定することになるのよ、あなたは、私の人生を否定するの?」 と。


「そうでないというなら誠意を行動で示して」といって離婚届けでも出してハンコを押してもらえばいい。



 この時のポイントは、「どうせできないんでしょう」とあおることかもしれない。


 あおった方が、勢いで押してくれるかもしれない。


 負けないでほしい、がんばれ! 


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〔3月8日分の記述〕


 今日は本当は2017年12月10日です。

 こんなニュースを見ました。


(以下転記)

 

 黒田日銀総裁、大規模緩和の副作用注視=地銀、合理化・統合が重要


 黒田東彦日銀総裁は7日、東京都内で行った講演後の質疑で、日銀の大規模金融緩和が地方銀行などの収益を圧迫しているとの見方について、「低金利環境が継続すると、銀行の貸し出し利ざやが縮小し収益に影響を及ぼす」と述べ、緩和の副作用に言及した。

 その上で黒田総裁は「収益の下押しが長期化すると、金融仲介機能が停滞方向に向かうリスクがあることに注意が必要だ」と指摘。今後の政策運営に当たっては、金融システムの安定にも配慮する考えを示した。

 低金利以外の収益悪化要因については「人口や企業数の減少で(地銀の)店舗や従業員に過剰感が生じており、金利競争が激化している」と分析。その上で「経営効率化の観点から店舗配置の合理化や経営統合なども重要だ」と強調した。


(転記おわり)


 この記事を読んで、猛烈な違和感が。

 黒田総裁の発言を全文読んだら?たぶん、全体の意味は違うのではないだろうか?と思う。


 最近読んだ本にこうある。


 金融緩和をすると、確かに、銀行の「債券部門」の利益は減る。

 それは事実なのだが、だが、それが銀行の経営を圧迫することは、「けっして」ない。


 なぜならば?債券部門は収益が減るが、運用部門、株の運用などは収益が増えるので、銀行の経営が危険になることはないのだ。


 上記の記事を「よーーーーーーく」見てほしい。

 こう、書いてある。


(以下転記)

「低金利環境が継続すると、銀行の貸し出し利ざやが縮小し収益に影響を及ぼす」

(転記終わり)


 この記事の「収益に影響を及ぼす」の意味は?


 黒字部門が、「貸し出し利ざや」から「株式の運用」へ移る、という意味であり、けっして銀行の経営が悪くなる、という意味ではない。


 だが、何も知らないで斜め読みしてしまうと?


 さも金融緩和が、銀行の経営を圧迫しているかのような?そんな「印象操作」された記事に見えてしまう…。これが日常的にまかり通っているのだから、報道ってこえー、つて思う。


 記事はこう続く、今後の政策運営に当たっては、金融システムの安定にも配慮する考えを示した。と。


 これは?地方銀行は急に貸し出しから、株運用へ経営の重心を変える事ができないから、ついてこれなくなる金融機関の状況も配慮するとか?そういう意味だと思う。


 そう、アベノミクスが失敗しているかのような印象の記事になっているが、実は、そうではない。

 デフレから脱却しつつある今、それに対応しきれていない金融機関があり、経済全体の足を引っ張っているという事なんだと思う。


 …こういう話も本で読んだ。


 デフレは20年続いた。この間、金融機関は貸し出しで利益を上げている。

 当然、銀行の収益を支えた貸し出し部門の人が、出世するわけで、20年もそういう状況が続いたから、日本の金融機関のトップの大半は、貸し出し部門出身の人ばかりになってしまったという。

 こういう人たちがトップで、自分の出身母体でない「株の運用部門」を銀行のメインにしようとするのは、人情として抵抗があるとか?ないとか。

 なにしろ自分の直接の後輩たちを切り捨てることになるわけだから…。


 でも、そんな理由で、金融機関が経済全体の足を引っ張るのは、間違っていると思う。

 そんな理由で、庶民の給料が停滞し、職場環境が改善されず、ブラック企業が減らないのは、間違っていると思う。



 たぶん、黒田総裁は違う事を言っていると思う。

 しかし、どこかの誰かの息のかかった記者クラブの人らが、記事をゆがめているように思う。

 記者クラブ制度は、記者の記事をある程度コントロールできる。都合の悪い記者を締め出せば、取材できなくならないよう、記者たちは顔色をうかがって記事を書く。


 でも嘘を書くわけにはいかないから、記事のあちこちに「真実が」ちりばめられている。


 読み取る力が必要です。


 世の中には、何が何でも日本をデフレに戻したいと思っている経営者が、たくさんいるようです。


 Fさん、こんな事も思う。


 僕は"彼ら"に「お目こぼし」を求めているわけではない。

 なのに、そちらの世界には。お目こぼしで満足しないなんて、なんて悪人なんだ。という人がたくさんいるのでしょう。


 それがどれほど傲慢な考えなのか、全くわかってないらしい。

 デフレを望む経営者も同じだろう。


 デフレに戻ったら?

 企業はいいかもしれないが、雇用はどんどん厳しくなり、給料は減ってゆき、職場環境は悪化し、ブラック企業が蔓延する。


 デフレは、企業経営者はいい思いができるおいしい経済状況だが、一般の労働者からみたら?地獄が待っているだけだ。


 Fさん、そちらの世界にも、もっともらしいへ理屈をならべたてて、結局のところ「役員」の「おいしい思い」を守っているだけで、一般信者に負担ばかり背負わせようとしてる偉い人、たくさんいると思う。

 いないとは言わせない。

 記者クラブを仕切る人らにもいるのだ、"彼ら"にいないはずがない。

 …まどわされず、自分の意思を貫いていいと思う。


 どんなに影響を受けようが、結果として記者が嘘をかけないのと同じように、事実として真実を語ることは結局誰にも阻めないのだから。


 もう君は一人ではありません。

 以前、君は震える僕を受け入れてくれた。今、君は震えているのだろうか?


 大丈夫、君なら最後までやり通せる。僕が保証します。


 負けないでほしい、がんばれ!


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〔3月9日分の記述〕


 最近思う事…

 無料の3Dモデルを漫画書くのに利用しています…


 しかし、お目当ての無料3Dモデルを見つけるのは難しく、なかなかなかったりもします。

 結局は自分で作らないとダメかな…、と思う、今日この頃です。


 一応、シェード3Dの最新版もインストール済みだし、それに合わせたハイエンドPCも用意してある。

 でも一からモデリングしていては時間がたりない!


 …たぶん、無料3Dモデルのデータを、変換してシェード3Dでいじれるようにできるはずだと思う、メジャーなソフトだから、たぶん上位互換性があると思う、わからないけど。

 それができれば、出来合いのものを、必要なものに改造して使用できる。


 模索が続きます。

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〔3月10日分の記述〕

 Fさん、最近、こんな言葉を聞いた。


 「サイレントブレイカー」


 日本語に直訳すると?

「沈黙を破る女性たち」だ。


 性被害を押し黙っていた女性たちが、その沈黙を破り始めた、サイレントブレイカーが増えた、とアメリカで報道されている。


 あの自己主張の強いアメリカ人の女性ですら、こうなのだ。

 たぶん、日本人の場合、ものすごい多いと思う。


 できる事ならば、そちらの世界にもサイレントブレイカーが増えることを祈るのみです。


 ごめんね、こんな事しかできなくて。

 しかし、君一人ではないのだと思う。

 多くの女性が、君のような目にあっている。

 自信をもって、発言していいのです。

 相手は見た目はすげー怖い顔をしているだろうが、内心は君の発言に心臓がつぶされるような思いをしているはずだ。

 同情してはいけない、そもそもそんなことをした相手が悪いのだ。

 もし、皆やってることだろ、と言い返されたら?

 こう、言い返せばいい。

「そう、教祖様に手紙を書ける?」と。

 目の前に封筒と便箋を差し出し、いまこの場で、私が見ている前で、書いてみてと言えばいい。私のどこが間違っているのか教祖様教えてくださいって。

 そんなことできるかって言われたら?

「出来ないことはわかっていたわ」と、言えばいいと思う。


 意外と、効くと思う。



 理解できん、という人がいたら?

 こう諭してあげてください。


 理解したくないだけでしょ?理解したら、自分の罪深さに心が耐えられないから。

 けど、その耐え難い苦しみを受け入れたとき、初めて私の気持ちがわかると思う、これは、そういう問題なのよ、と言えばいいと思う。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月11日分の記述〕

 Fさん。


 新幹線が止まりました。

 重大インシデントということです。


 インシデント?最近この言葉よく聞きます。


 僕がこの言葉を初めて聞いたのは、じつはごくごく最近。

 介護福祉士の実務者研修での事でした。

 現役の看護師さんが講師で、この言葉を使っていた。


 インシデントとは、アクシデントにつぐ重大事項で、自己一歩手前の事例の事を指すらしい。

 途中で気が付いたからよかったが、あと少しで大変なことになった、という事例の事をインシデントと言うらしい。


 新幹線の重大インシデント。

 車台に亀裂が入っていたというやつ。


 今日、サンデーモーニングを見ていたら、コメンテーターの人がこんな事を言っていた。

 技術を磨くよりも、現場の実務を…、みたいな事。

 

 僕は、こう思う。

 これは日本全体がブラック企業化しているつけだと。

 ブラック企業化しているから、製造現場では、通常とは違う無茶な仕事をしなければならず、結果として品質が劣化している。昨今ニュースになっていたりする事例で有名になってきている。この類の事故なんだと思う。製造現場、もしくは点検の現場がブラック企業化していて、収益確保のためになにか現場にしわ寄せがおこっているからだと思う。


 先にも書いたように、デフレが再び起こった方がよいと思う企業経営者は多い。

 そうした人らが、集合圧力をかけて、政府や日銀に、金融緩和をやめさせようと、あの手この手で圧力をかけている。庶民の事など全く考えていない。


 同調圧力。


 例え間違っているとわかっていても、みんながそういうならと、同調する。

 結果、自分を苦しめる結果になっても。


 おかしいと思う。


 誰かが目指すべき理想を掲げ続けない限り、それはついえてしまう。


 そうとう、きつい、同調圧力がくると思う。


 ぐらつくこともあると思う。


 それでも、誰かが目指すべき理想を掲げ続けない限り、それはついえてしまう。


 だから、負けないでほしい。



 Fさんのやっていることは、間違っていない。


 どこのだれが、何と言おうと、僕が、それを保証します。


 これは復讐ではない、あるべき姿を取り戻す行動にすぎない。


 これを復讐とか言う人がいたら?


 こう言って上げていいと思う。


「人は、他人を非難するとき、自分がされて一番きつい行為を上げて、相手を非難するものよ。

この場合、あなたがされて一番きついのが「それ」なのね、それはよくわかった。けど、関係ないの、 重要なのは、歪みを正すことなのよ、結果として、あなたがそれを自分への復讐と感じるならば?それはそもそもあなた自身から発した事例であって、本来なら私には関係ない事なのよ」


「関係ないっていうのか」とたぶん、相手は言うだろう。


 ここは、躊躇せず、こう言い返せばいいと思う。


「歪みを正した結果、そこに行きつくことは、必然ね」と。


「歪みさえなければ、こんなことにならなかった」と続けていいと思う。


「歪みを発したのは、そもそもあなた自身なのだから、あなたは自分の発した行為の結果を、受け止めるべきよ、他人にそれを押し付けるのは、無責任というほかないわ」と言ってもいいと思う。


 負けないで、君ならやり遂げられる。


 負けないでほしい。


 がんばれ!

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〔3月12日分の記述〕


 こんな事も思います…。


 どちらが正しい、では決着がつかない。


 こちらも欠点がある、そちらも欠点がある。


 お互い欠点があり、欠点でないものもある。


 互いにそれを認め合う。


 その上で、この問題。部外者の立場で一言。


 重要なのは、闇討ちであったこと。


 こちらは、なあーーーーーーーんにも、知らなかった。


 知ってたら、20年前に彼女をかっさらっていました。


 彼女が僕に打ち明けなかった事に罪はない。


 普通に話したって、宇宙人の存在を語るのと同じくらい、信じられない話だ。

 語れないことに罪はない。

 

 あなたは、それを知ってて、そうした。


 こちらは、なにも、知らなかった。


 この部分は、お互いに欠点を認め合ったうえでも、動かない事実です。


 あなた方のしている行為は、宇宙人の存在を語るくらい、ありえない、行為。


 それにたかをくくって、ばれはしないだろうと、平気でそういうことをしているのが問題。


 しかし、たかをくくりすぎていると?いつか重大インシデントが発生すると思う。


 これがすでに重大インシデントだ、というなら?


 だったら相手が僕であることに、安堵するべきです。


 正直、"彼ら"が消滅しようが自滅しようが、興味はありません。


 最愛の人に会えれば、人生の邪魔をしないならば?自らの罪を受け入れ、咎と向かい合う勇気を示してくれるなら?


 "彼ら"がどうしようとどうなろうと、まったく興味はありません。


 常識的な人々が主導権をとり、正常な組織に時間をかけて変わってゆくのを眺めるのみです。


 Fさんも同意してくれると信じています。


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〔3月13日分の記述〕


 Fさんへ。

 たまには、普通の事も書きます。


 今日は休日で家にいます。

 介護福祉士の試験は来年1月28日、もう少しだけ余裕があるので、次回描く漫画のネームを仕上げています。

 前回の作品は、持てる技術を出し惜しみせず描く、がコンセプトだった。


 次回作のコンセプトは、同じひな形をつかって、違うネタを使い、同クオリティーで描く、だ。


 これに成功したら?量産体制に近づけることができる。


 本気で作品を書くと?1つ困った問題がある。


 本気でネタを書くときは、正直、卒業論文を書くのと同じくらいの情報量を扱ってまとめる。


 現実の歴史をネタにしている以上、しょうがないのだが、漠然と思い描いていたものを、形にするには、調べなおしたり、勉強しなおしたりする必要が出てきて、一筋縄ではいかない。


 でも、まあ、がんばります。自分で選んだ事だから。

 

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〔3月14日分の記述〕


 Fさんへ。


 世の中のうわさは大概「間違っている」ものです。

 昔、こんなうわさを聞いたことがあります。


 俳優のマーク・ハミルは交通事故で顔に傷を作り、俳優生命を絶たれた。


 …という噂。


 マーク・ハミルとは誰か?

 それはスターウォーズで初代主役を務めた若い俳優の事です。


 同じ映画で、共演したハリソン・フォードとキャリー・フィッシャーがその後、順当にキャリアを積んで、ハリウッドでは誰もが知る名俳優に成長したのにたいして、マーク・ハミルはほぼ無名のままだった。

 で、そんな噂が流れたんだと思う。


 調べると?たしかにハミルは交通事故をおこしている、しかし、その後「帝国の逆襲」の撮影に臨んでいるから、それが原因で、俳優として売れないわけではない。


 現実はもう少し残酷だった。



 日本でも、若くてかわいい、あるいはかっこいいだけで主役をやるが、実は演技の力は大したことがなく、その後売れなくなる俳優・女優は結構いる。だれとは言わないが、かなり前やっていた大河ドラマの主役はかなりひどかった。


 たぶん、マーク・ハミルもそうなのでは?大根役者なのでは?

 と漠然と思っていた。


 昨日、スターウオーズ最新作「最後のジェダイ」見てきました。


 早番で早く仕事が上がり、なおかつ、翌日は夜勤だったので、時間に余裕があった。

 一度帰宅し、着替えをしてからサントムーンへ移動。

 簡単な食事をフードコートで済ませて、いよいよ鑑賞させてもらった。

 映画館で、映画を見る前のこのわくわく感は、いつになっても嫌いにならない。

 パンフレットを買ったり、グッズをみたり、こういうの好きなのです。


 しかし、いつのころからか?映画館は人が少なくなった。公開して数日なのに?こんなに観客が少なくていいのか?と思う。



 映画はネタバレとかしたくないので、確信だけ書くけど、今回の映画で確信した。

 マーク・ハミルは、間違いなく大根役者だ。


 そして、このシナリオは、大根役者マーク・ハミルでもできるストーリーから、逆算されてプロットが組まれている?そう、思ったのだ。


 スクリーンに映る、ジェダイマスターであるルーク・スカイウォーカーは、人生に挫折した年老いた男以外の何物でもない。過去の仕事が伝説化され、神聖化されて崇められているが、ハミル本人は大根役者でダメなことに変わりがないのと同じように、ルークもまた、人生に挫折した冴えない老いた男になっていた。


 …つまり、映画のルークは現在のハミルでも演じられるように、ハミル本人の現在の姿に似せて、設定されているのだ。冴えない老いた男がそのままスクリーンにでても違和感がないように。たぶん、ハミル本人は苦労せず演じられたと思う、地の自分をそのまま出せばいいだけだからだ。


 その視点に立ってみると?

 この映画なかなか面白い、と思えてしまう。

 自分と重ね合わせるところがあるからだろうか?ともかくマーク・ハミルが放つ味は、なかなかいい。


 いい歳とっても、心が未熟なところも、そのままストーリーに反映されいる。

 たぶん、現実のハミルもこうなんではないかと思ってしまうほどだ。


 弟子の才能に恐怖して、殺意をコントロールできなくなりそうになるところとか、感極まってジェダイ聖堂に火をつけようとするところとか、未熟なジェダイ、ルークが成長しないまま年をとった様子が、そのまま描かれていて、「ああ、たしかに、この人は、ルークだ」と納得してしまう。


 この映画が苦手、という人は、死んだジェダイが精霊となって現れるシーンが一番納得できないシーンだろう。

 修行を積んだジェダイは、死後も意識をフォースとして残すことができ、力のあるフォースの使い手ならそうした意識だけになったフォースと交信できるのだ。


 ジェダイ聖堂に火を放とうとするルークは、叫ぶ。すべてを終わらせてやる、と。

 そこにかつての師匠、マスター・ヨーダのフォースが現れて、正気を取り戻す。

 火を放つのをやめたルークを見て、ヨーダのフォースは雷を落として、ジェダイ聖堂をもやしてしまう。

 くだらないことにこだわらず、やるべきことをやればよいと悟ったルークは、最後の行動に移る。

 いい年になっても、未熟なルークとそれを諭すマスターの姿は、昔の若いころと何も変わらない。


 人は年をとっても、かわらない。

 肝心なことは、なにをすべきか、見失わない事だ。

 何が大切か、見失わない事だ。

 歳をとると、様々なしがらみや、出来事から、そうしたことが見えなくなるが、こだわりをすてて、正しく見れば、何をすべきか見えてくる…。


 そんな風に、勝手ながら、解釈してしまいました。


 たぶん、見る人によって、印象や感想は違うと思う。


 でも、僕はこう思った。


 人により、おのおの思うところが違う、それでいいのだと思う。


 なにが大切か、そでが大事なんだと思う。


 未熟であることは、罪ではありません。


 そんなイメージ、君に伝えたいです。


 負けないで、もう君は一人ではありません。


 がんばれ!


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〔3月15日分の記述〕


 Fさんへ。

 世の中、知っておくのと、そもそも知らないのとでは、だいぶ違う。

 ICO投資も、そうした事柄の1つのように思う…。


 こんな話をさきほどTVでみた、今年初め、200万円からはじめて、年末の今、一億になったから会社を辞めてしまった、という話。本当か?と調べてしまった。


 先にあらかじめ書いておくけど、投資を始める時、肝心なのは「儲けよう」と欲を出すと、たいがい失敗する、他人は知らないが、短い投資経験から学んだ僕の経験則です。

 投資するなら?理論の実践が一番にいい。

 理屈の上ではこうなるはずだが、実際に投資すると、どうだろう?

 くらいの気持ちで投資したほうが良い、欲が絡むと判断を誤るが、こうした冷静な目線で投資すると、冷静な判断ができ、利益につながる。今年は黒字で年を越せそうです、よかったです。


 で、ICO投資なんだけど。

 これは、仮想通貨で投資するものらしい。


 仮想通貨で今年話題になっているのはビットコイン。

 ビットコインがなぜこんなに値上がりしたのかはわかっている。

 国際取引をする際、海外送金をするとき、ビットコインがもてはやされているからだ。

 通貨でないから、各国の国内法の規制を受けずに、自由に送金できるところがうけているという。

 中には、国際企業が、大型案件で、何億とか、何兆とかいう金額を送金するのに使うので、人気が上がり、値上がりしているという。このブームはしばらく続きそうです。


 しかし、ビットコインは発行人がいない仮想通貨。

 その発明者まであいまいになっている。

 何の保証もない。


 そこで、登場したのが「ICO」という仕組みらしい。


 事業拡大のため、お金を集めたい企業があるとする。

 その企業が、ICO取引所に加盟して、「トークン」と呼ばれる自社発行の仮想通貨を作る。

 投資家は、ICO取引所を介して、投資してもいいような会社のトークンをビットコインをつかって購入する。

 企業はこうして投資家からビットコインを集めて、それを現金化して事業展開する。


 事業で利益が出たら?企業は自社発行のトークンの換金率(この場合はより高値のビットコインで買い取る)を設定する、でいいのかな。

 こうすることで、投資家はより多くのビットコインを手にし、現金に換金することで利益を確定する。


 ビットコイン自体の価値が上昇していることと相まって、あたればでかい利益という構図らしい。


 ポイントは、トークン自体には会社という発行人がいる事。

 投資家はビットコイン自体は短期間しか保有せず、長い期間トークンで資産を保持することになる。

 発行人がいるトークンは、発行人がいないビットコインよりも持つのに安心、何かあったら文句を言う相手がいるから、という事らしい。


 いまは始めったばかりで、今参加すると、利幅が大きいとか、なんとか…。


 でも、こう、思う。


 僕の投資のコンセプトは、負けない戦いをする。だ。

 とりあえず、「負けはない」と確信が持てるまでは、ICO投資は控えようと思う。


 チャンスを逃す?

 それでもかまわない。

 肝心なのは、負けない戦いをし続ける事なんだから。


 Fさん、負けない戦いを心がけるのが、長く戦う秘訣だと思う。


 大丈夫、もう、君は1人ではないのだから。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月17日分の記述〕


 Fさんへ。

 こう思う。


 もし、君が今も戦っているならば?そしてもし今苦戦しているならば?


 アプローチを変えてみるのもいいと思う。


 目に浮かぶ君の姿は、おそらく、自分の本当の気持ちを訴え、理解を得ようと努力するだろう。

 しかし、連中はまじめな人間のそうした気持ちをもてあそんだり、コントロールしたりするのが得意だ。真摯に訴えて聞いてくれる人が大多数だろうが、何かのはずみに流れが変わって、気がついたら出口がなくなっている?という可能性は十分に予想できる。長年"彼ら"と関わってきたが故の経験則だ。


 理解を得る、その考えは基本的に正しい。なにも間違っていない。


 だが、アプローチを変えるのは、一つの手だ。


 前にも書いた事だけど…。


 信仰を別れる理由にする方法は、大いに有効だ。


 この方法の成功のカギは、本当に宗旨替えをする必要があること。


 急に言われてそんな簡単に。


 と思うだろう。


 同じ仏教の他宗派なら、そんなに違和感なく宗旨替えできると思う。

 この地域は曹洞宗が多い。

 なんなら、修善寺を訪ねてもいいと思う、そこのお坊さんに宗旨替えについて相談してみればいい。

 前の宗派の人たちが、と相談に乗ってくれるかもしれない。


 離婚調停では、事実がものを言う。

 実際に、修善寺に通って相談している事実は、説得力になる。

 仮に相談に乗ってくれなくても、相談してくれるところを教えてくれると思う。


 最近クリスマスです。

 お店に入ると、クリスマスカードが置いてある。


 僕は大学時代、クリスマスが来るたびに、君にクリスマスカードを送った。


 あれは、届いていたのかな…、そんなことも思ったりします。


 もうすぐ君の誕生日ですね、忘れていません。


 いつか、また会いたいです。


 負けないでほしい、何一つ変わりっこないと思い込んでいる連中になんか、負けないで!君ならできる!がんばれ!

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〔3月18日分の記述〕


 Fさんへ。

 こう思う。


 世田谷一家殺害事件についておさらいしよう。

(以下、ウィキペディアより転記)


世田谷一家殺害事件せたがやいっかさつがいじけんとは、2000年(平成12年)に東京都世田谷区の一家4人が殺害された事件の一般的な呼称。警視庁による正式名称は「上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件」。


2017年(平成29年)11月現在も、犯人の特定・逮捕には至っておらず、未解決事件となっている。


また、捜査特別報奨金制度対象の事件に指定されている(詳細は「#懸賞金」を参照)。


(転記おわり)


 前にも書いたが、僕はこの犯人は"彼ら"だと思っている。


 いつか来るかと待ち構えてはいたが、いまのところ来てはいない。

 まあ、不意打ち・闇討ち専門稼業の"彼ら"が、事前に待ち構えているところにくるかな?とも思う。


 殺人事件に時効がなくなって以来、この実行犯は永遠に追われている。

 この事件以来、直接手を下すよりも、相手の自滅を誘うようになったようにも思わなくもありません。


 実はこの事件以降も、不可思議な犯人の理解不能な殺人事件はある。

 が、すべて逮捕されている。

 不可解な犯行動機で、理解不能なものも多いが、印象としては?末端の"彼ら"がやりすぎて一線を越えてしまい、本部から見放された印象を受ける。


 僕の件の場合、殺意を抱くほどの人は、上層部のいる。

 末端の暴走はあっても、上層部からの組織的な「それ」は、世田谷一家事件以降は「ない」と考えています。


 そして、こうも思う。Fさん。

 もし、僕の身になにかあったら?Fさんがどのような行動に出るか、"彼ら"にしてみれば予測不能なのだと思う。


 だから?連中は、あの手この手で僕か君か、あるいは両方が自滅する戦略できている。

 そう、感じること、たぶんあるのではないだろうか?


 こんな事を思い出します。


 南アフリカの故ネルソンマンデラ大統領は、イギリスからの独立闘争の結果、テロリストとして収監されてしまう。

 しかし、マンデラは収監された先で、看守たちに怒りをぶつけなかった。

 マンデラはこう決めていたのだ。

 敵を許す、と。

 言葉で言うのは簡単だ。

 しかし、マンデラはそれを行動で示し、凶悪なテロリストとして忌み嫌い侮蔑してきた看守たちも、マンデラが出所するころには、心からマンデラを尊敬するようになっていたという。


 本当か?話を盛ってないか?といぶかしくも思う。


 でも、これが、人の心を動かす話であるのは違いがない…。


 

 最近、クリスマスソングを口ずさんでいます。

 気持ちが絶不調の時も、この歌を口ずさんでいると、自分で気持ちが和らぐのがわかる。


 こんな話を聞きました。


 自律神経が不調の人間が1人いると?それが周囲につたわって、その集団全体が、険悪な雰囲気になる。

 その人自体になにも非はないのだが、体調不良なだけなのだが、その人が原因で空気が悪くなるから、憎悪の対象になってしまう…という話。本当かな?とも思うが、実体験から、そういうことはある。

 

 たとえ正しい事を訴えても、体調不良だと、聞いてくれないのかもしれない。

(そういう意味では文章はありがたい、体調不良とか関係ないからだ)



 ちょっとしたことで気持ちは切り替えられる


 わかっていることだけど、けっこう難しいよね。


 Fさんに振り回された経験がある身としては、君の気分屋な部分も、また、なつかしく、愛らしく感じます。僕は君の欠点も含めて、好きなのです。


 例え君がどんなに変わっていようとも、僕が変わってないのであれば、なにも問題がないように思います。


 まけないで!がんばれ!

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〔3月17日分の記述〕


 Fさんへ。


 昔、君はこんな事を言った。

「どうせ私が遊びまわってると思っているんでしょう」と。


 しかし、意味が解らずキョトンとしている僕を見て、正気を取り戻した君を、今でも覚えている。


 "彼ら"は悪い噂を流して、こちらの評判を落とすという方法を日常的に行う。



 僕の場合はこうだ。

「親に面倒みてもらっている」というやつ。

 これを聞くと、いままで普通に接していた人ですら、態度を変えてくる。


 実際、面倒など見てもらってないのだが、なぜかこの話を信じる人が多いらしい。


 昔ならともかく、今でもこの噂は飛び交い、実際信じる人も多い、いい加減慣れてしまった。


 かといって、否定しないと、どんどん悪化もする。じつにめんどくさい。


 そして、そんなことを気にすること自体、すでに術中に嵌っているところがある。


 こうも思う。ムキになって否定したり戦ったりするとより悪化することがある。

 相手が男性で、かつ"彼ら"の影響下にある"彼ら"でない男性の場合は、話し込んで誤解を解くことも可能だ。しかし、女性にこれをやると、上手くいったためしがない。逆に悪化する。男と女はこうも考えるプロセスが違うものかと愕然としたものです。

 しかし、あれから時も経ち、女性の場合は、どうしたらいいかわかってきた。


 何を言われようと、態度を変えない事だ。

 へたにすり寄ると逆効果だし、論戦を挑んでも逆効果。

 動揺した態度を見せると、女性の場合は「ああ、やっぱり、うわさは本当なのね」と、変な納得にいたる。

 だから絶対に態度を変えず、動揺や困惑をみせないほうがいい。

 時間とともに「私の方がまちがっているのかしら」と思ってくれる。

(しかし、この間、ちゃんとしていないといけないのだが、それが難しい)


 そして、そうした空気ができると、最初に変な噂を流した人も、まわりに同調せざる得なくなる。

(でも、この人は機会をみては悪い噂を流し続けるのだが、洗脳されているのだから仕方がない)


 Fさん、今も変なうわさ気にしてると思う。


 なぐさめになるかわからないけど、その悩みと戦っているのは、君1人ではありません。


 もう君は1人ではないのです。


 負けないでほしい、がんばれ!


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〔3月18日分の記述〕


 Fさんへ、来年もよろしくお願いします。

 今日は本当は2017年12月27日です。


 いよいよ年末になり、おおきな動きもなく、株式市場も落ち着きました。

 利益を確定して、来年を待とうと思います。

 年明けは値上がりする?なんてこともあるかもしれないので、多少買い越しておこうかな?とか思う今日この頃です。

 

 株で多少お金に余裕があったので、液晶タブレットをついに買ってしまいました。

 クリップスタジオというソフトも買い、いよいよ漫画制作体制もバージョンアップしたと言いたいところですが、クリップスタジオに関しては、操作が複雑で、思うように作業が進まない、慣れたフォトショップの方が圧倒的に早く作業できるので、しばらくは液晶タブレットとフォトショップの組み合わせで作業しようと思います。


 (思うのだが、クリップスタジオ、動作が重い気がする。機能てんこ盛りで、至れり尽くせりなのはわかるんだけど、絵の描けない人には便利でも、ある程度絵の描ける人間には「不用」と感じる機能もいくつかある。まあ、これから勉強するソフトなので、使いこなせるようになったら意見が変わるかもしれない…、そう思う今日この頃です)


 ビデオキャプチャーも最新式に更新して、だいぶ使いこなせるようになってきました。

 ビデオキャプチャーはビデオをPCに取り込む装置です。

 最新式は、圧倒的に音がいい。

 すでに持っている映画の動画も、最新式で新しくキャプチャし直したりしてます。

(データをコピーするリッピングと違い、画像を取り込むキャプチャは、個人で楽しむ分には問題ないと認識しています。調べると?私的使用のための複製(著作権法30条1項)については、著作権者の許諾は不要だが、違法にアップロードされている物に関しては適用が除外される(同項3号)とあります。僕の場合はツタヤディスカスでちゃんと借りたものをキャプチャーしているので、たぶん、大丈夫です)


 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を「1.2.3」と借りて、今、キャプチャしています。

 「1」のロレインを襲うビフをジョージがぶっ飛ばすシーンは、今見ても気分がすっきりします。

 あのシーン、ポストカードにして、君が戦ってる相手に送ってら気分がすっきりするだろうか?いやいや、そんなことをしたところで、きっと、まったく通じないだろうなどと、思ったりもします。


 先日TVを見ていると?

 夜中、大音量で音楽をかけ、近所迷惑をかけている、母と娘、というのがやっていた。

 見ていると?母親がインタビューに応じて、ハンドルの付いているCDプレイヤーをもってきて、これを使っています、と発言する。

 これからも続けるんですか?とインタビューすると?

 さあ、どうでしょう、ご近所の皆様次第です、と答える。


 見ていて思った。

 あんな簡易プレイヤーでは、いくら音量を上げても、低周波音は打ち消せないよな、と。


 たぶん、あの母娘は、低周波音の被害に悩んでいるのだと思う。

 原因を作った低周波が今はなくても、低周波音など、日常のどこにでもある。自宅の家電からも普通に出る。一度低周波が気になる暗示にかかると、そうした生活音だけでも、音に関する敏感さが復活してしまい、症状が再発する。


 症状が再発したら?ちょっとした音を聴いただけでも、近所の人が騒音を出している、と思ってしまうのだろう。

 本人はそうした近所の騒音を打ち消すために、夜中大音量で、音を出しているつもりらしいが、あの簡易プレイヤーでは、いくら鳴らしても低周波音を打ち消すことはできない、なぜなら?音の周波帯が全く違うからだ、低周波音を打ち消すためには、周波の近い音をだす「サブウーハー」が必要になる。これがないと、いくら音量をあげようと打ち消すことはできない。

 たぶん、この母娘はそのことを知らず、いくら音を出しても低周波が消えないので、どんどんボリュームを上げてしまい、結果として近所に迷惑をかける異常な一家として、報道されるに至っているのだと思う。


 この母娘が低周波音の撃退法を知らないのは悪くない。普通は知らないものだ。

 しかし、警察が乗り出したり、マスコミが報道したり、大ごとになっているのに、だれもこの母娘が低周波音に悩んでいる人たちなのだと気が付かないのが、何だか非常に気になる。

 少なくとも、マスコミは、この母娘を糾弾するだけでなく、なぜなのか?と専門家に取材とかするべきなんだと思う。なのにしないのが、なんだか、とても、納得しないです。


 Fさん、こんな事も思います。

 たぶん、一歩間違えれば、僕もこういう目にあっていたのだろうと、そう、確信します。


 しかし、運よく、全部かわすことができた。

 Fさんが、高校時代、たくさん僕に"彼ら"についてヒントをくれていたからこそ、出来たと思う。


 君が戦っているあいては、僕にそういうことを本気でする連中です。

 普通でないことは、まちがいありません。

 心配な事は…


 僕にすらこんな事をする連中。


 はたして君に何をするのか?したのか?考えたくないが、心配はします。


 許せないのはわかる。その点においては100%きみと意見は同じです。


 許さないには、君がぶれない事だ。

 感情を相手にぶつけて、謝罪させても意味はない。


 許さない、というのは、君がぶれない事が大事なんだと思う。



 人間性を失わずに、それでいてぶれない。


 僕は、君の「人間性」を知っている。

 表情豊かで、みていていつまでも飽きないその姿を。

 だから確信します、Fさんならできる。と。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月19日分の記述〕


 Fさんへ。昨日君によく似た人を見かけました。

 今までで一番似ていたような気もする…。


 …ともかく、ぼくは今まで通り、君が声をかけてくれるのを待つというスタンスをとりつづけます。


 しかし、似てたなーと思う。


 今の君の様子がわからない。

 仮に君がどんなに変わっていようとも、それは問題でないことは以前書いた通りです。

 いつかの奇跡を信じて、ともかく待ちます。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月20日分の記述〕


 Fさんへ。

 今日、君によく似た人を見た。

 先日の人とは違う人だと思う。でも似てた。

 歳のころ合いなら、今日あった人の方が、近いかもしれない。


 …マスクをしていた。

 背丈が150センチ前後で髪型が当時の君と同じだと、そう見えてしまうのかな…。


 まあ、なんにしても、僕はスタンスを変えたりはしない。

 ぼくは今まで通り、君が声をかけてくれるのを待つというスタンスをとりつづけます。

(しかし、こうも思う…。Fさんなら、僕の視界に入り込んで、僕が声をかけるのを待つ、というスタンスをきっととってくるだろうな、と。それを承知の上で、待とうと思います、なぜならば?その理由は、本当に来てくれた時に話そうと思っていたけど、今、ここで書いてしまおうかな。

 …たぶん、君の方から声をかけるというのは相当勇気のいる事だと思う。相当な覚悟がいるはずだ、中途半端な気持ちでできる事ではない、だからこそのあえての、事なのです。うまく伝わるかな…)


 僕の早とちりならば、それはそれで。

 ただ、伝えるべきことは書きたいと思います。

 もう、二度と後悔はしたくない。


 今の君の様子がわからない。

 仮に君がどんなに変わっていようとも、それは問題でないことは以前書いた通りです。

 いつかの奇跡を信じて、ともかく待ちます。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月20日分の記述〕

 Fさんへ、あけましておめでとうございます。

 もしよかったら?今年もよろしくお願いします。

 今日は本当は2018年1月6日です。

 明日は夜勤になるため、明日午後3時半すぎに、コンビニによってから仕事場へ向かいます。


 正月、TVで、ドラマが放送されていた。

 仕事場で見ました。

 仕事しながらだったので、ながら見でしっかり見ていた訳ではないが、なんだか共感する内容だった。


 2016年のドラマだという。

「いつかこの恋を思い出して、きっと泣いてしまうだろう」

 という、長いタイトルのドラマ。


 …ああ、なんか、自分の恋愛感覚と近い内容だな、などと思ってしまった。

 今度機会があったら?最初から見てみたいと思います。


 仮に?

 "彼ら"がTV局に影響力を行使して、内容やタイトルに干渉できるとしたら?

(この仮説は、僕がこの小説内で「泣かないと決めた日」というフレーズをかいて数か月後、同名のドラマが放送されたことからくる仮説です)


 ドラマが企画され放送されるかで6か月から3か月かかる?とすれば、6か月から3か月前そういう状況だったのか?などと、妄想しなくもない。もちろん妄想です。根拠などない。


 これは妄想。


 いつかね、いつか。


 長く離れ離れだった2人が再会して、ハッピーエンドになる話が、たくさんドラマ化されたらいいな、などと、妄想したりします。


 Fさん、もし、今も戦っているならば?

 相手に、おすすめのドラマ、と称して、「いつかこの恋を思い出して、きっと泣いてしまうだろう」のDVDを送るのは、ありなような気もする。気が付かないような相手?かもしれない。

 でも、小さな努力でもコツコツ続けることが大事なような気もします。


 いつかの奇跡を信じて、ともかく待とうと思います。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月21日分の記述〕

 今日は本当は2018年1月10日です。

 今朝、年始以来上がっていた日経平均がはじめて下がりました。


 今朝、テレ東の経済ニュース番組を見ていると?面白い事に気が付いた。

 

 最初の解説者はこういった。

 (以下はあくまで、僕の個人的感想を交えていますので留意してください)


 日銀の国債買い入れ額が少ない事から、海外投資家は日銀が「金融緩和の出口戦略」に向かう、という観測から、円高になった、と。

 さらに、こう付け加えて解説している。

 現在の日銀の行動は異常事態だ、過去、こんなに日銀が国債を買ったことはない、財政規律の面からもおかしい、と。


 …で、しばらく見ていると?

 別のコーナーで、解説者が今の市場を解説するコーナーで、こんな事を言っていた。 


 欧州ではもともと円をどうにかしたいという機運があった、そこに日銀の国債買い入れ減少のニュースが飛び込んできて、これをきっかけに円相場が動いた、と。

 さらに、こう付け加えている。

 日銀の国債買い入れは前々から減ってきていて、特筆すべきことではない。

 長期で見れば、これは一時的な事だ、と。


 要は、後者の解説者は、日銀の現在の政策は異常事態ではないと判断していて、これからも続くと思っているのだろう。買い入れ額が減っているのは、その時の時勢に合わせた調整にすぎず、政策転換のメッセージではないというわけだ。


 前者の解説者はスタジオ解説者で、番組終わりにもコメントするのだが、若干主張がトーンダウンして聞こえるのは、気のせいなのだろうか…。(個人的感想です)


 こないだの日曜日、サンデーモーニングのスタジオコメンテーターが、やはり、日銀の政策は異常事態だ、というフレーズをつかっていた。同じフレーズだ。


 たぶん、現行の政策をやめさせたい一派が、様々な方法でバイアスをかけて「日銀の政策は異常事態だ」というフレーズを「撒いて」いるのだと思う。

 先にも書いたけど、現在の政策を嫌がるのは、デフレ期に成長した企業や、成功した企業の上級職の人らだ、この人たちは、会社を継続させるためにはデフレがふさわしいと考えている節がある。


 しかし、デフレでは、先にも書いたが、現場従業員への負担が増加し、違法な事でもしないとノルマがこなせないようなブラック企業化が常態化してしまい、なおかつ、給料は減り続ける、というデフレ期特有の現象にさらされる。


 この状態をかつて外国人は「日本人はゆでガエル」と評した。


 このままぬるま湯につかっていると、最後には茹で上がって死んでしまうのに、それに気が付かずいつまでもぬるま湯につかり続ける日本人、と。


 先にこんなニュースもあった。

 投資資金が新興企業に流れてきている、と。


 これは新しい企業が成長している証だ。


 つまり?デフレ脱却の事をリノベーションと呼ぶが(略してリノベ)、このリノベに「対応」できない企業は、倒産やそれに類する買収の憂き目にあう。

 リノベとは、現在ある企業がいくつかつぶれてもかまわないから、新しい産業をおこして国全体の経済を立て直そう、という試みなのだ。確実にいくつかの企業は倒産する。確実です。だから経営者は現行の政策を否定して「ゆでガエル」に戻ろうとするのだろうと思う。

 いわば「ゆでガエル」派とでもいったところか… 

 長い目で見れば、100年後日本が没落するのだが、現在の経営者はそのころまで生きていないから、そこまで考えないのだろう…。


 ゆでカエルになるのは、子や孫たちにまかせる?とでもいいたいわけだ。


 …まあ、それはさておき。


 年末、株を若干持ち越したと書きました。

 少しは上がればいいな、と本当に少ししか買い越してないのだが、あれだけで、4万円の利益が付いた。いや、まともに勝負かけてれば、すごい事になっていたな…、と思うのですが、まあ、これはこれでいいと思います。負けない戦いが僕の信条であり、負けてないわけだから十分です。

 現在12時30分、たしかに日経平均は下がっているが、年始以来の利益は減った様子がない、どうやら大丈夫そうです。


 個人的には、次に日経平均が下がったとき、少し勝負してみたいと思っています。



 …Fさん、こうも思う。

 たぶん、今回の件で、相手方は「復讐」というフレーズを「撒いて」いることと思う。

 こういうフレーズを撒けば、印象操作で、相手側が責められる被害者、君が加害者、という印象に操作できる。巧妙で悪質な手段だが、"彼ら"なら実にやりそうなことだ。


 この場合、こう言い返せばいいと思う。

「これは「告発こくはつ」よ、復讐ではないわ」と。


 ぶれることなく、このフレーズを繰り返せばいい。事実は何よりも強力な武器になる、事実、「君がこれは復讐ではなく告発です」と言う事は、かなり強力な武器になる、事実なのだから。


「そんなこと言って、告発内容を捻じ曲げようとしないで、事実を受け入れて。こころをひらいて」と言えばいいと思う。


 今の君の様子がわからない。

 仮に君がどんなに変わっていようとも、それは問題でないことは以前書いた通りです。

 いつかの奇跡を信じて、ともかく待ちます。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月22日分の記述〕

 今日は本当は2018年1月14日です。

 明日は7時半に家を出て、コンビニによってから仕事場へ向かうつもりです。


 こんなニュースがやっていました。

(以下転記)


 杉原千畝記念館を訪問へ=東欧リトアニアで安倍首相

 安倍晋三首相は、12日からの東欧歴訪の際に訪れるリトアニアで、多くのユダヤ人をナチス・ドイツの迫害から救った日本の外交官、故杉原千畝氏の功績をたたえる「杉原記念館」を視察する。首相は同記念館で世界の平和と安定に貢献する決意を述べる考えだ。

 杉原氏は元リトアニア副領事。第2次大戦中、ナチス・ドイツに祖国を追われたユダヤ人難民に日本の通過ビザを発給し、数千人の命を救ったとされる。記念館はリトアニア第2の都市カウナスにあり、杉原氏が駐在していた旧日本領事館の建物を改装して造られた。(2018/01/09-15:32)

(転記おわり)


 ちょっとした皮肉を感じるのは僕だけだろうか?


 杉原千畝さんは当時、外務省の役人だった。

 そして、組織に逆らってビザを発給したのだ。


 ビザの発給権限は、大使にあるので、発給したビザ自体は有効。

 しかし、当時、外務省からとっとと仕事を切り上げて帰国しろ。と命令を受けていた訳で、これに逆らった形になる。


 組織に逆らった官僚がどーなるのか?

 当然、制裁をうけ、日本では杉原千畝さんは冷遇されることになった。


 意外に知らない人も多いが、この冷遇は、戦後も続いた。

 戦時中、軍部に支配された政府に逆らったんだから、褒められそうなものだが、そういう事もなかった。


 杉原千畝さんの名誉が回復したのは、戦後、彼のおかげで生き延びたユダヤ人たちが、お礼をしたくて彼を探したことからだった。


 しかし、今もって日本政府が杉原千畝さんの名誉を回復するようなことは、一度もしていないと思う。

 その日本政府の代表が、リトアニアの杉原千畝記念館を訪れているのだ。皮肉に感じてしまうのは僕だけなんだろうか…。



 こんな事も思う。


 実際、日本に貢献している日本人というのは、組織に「逆らった」人が意外に多いように思う。


 「裏研」という言葉がある。

 以前NHKで放送されていた「プロジェクトⅩ」でよく聞かれた言葉だ。


 液晶TVの開発者や、デジカメの開発者などは、実際、その功績は大きい。国家に十分貢献していると思う、彼らがいなければそれら発明品はこの世に存在しないからだ。

 しかし、こうした人らは、皆組織に「さからって」こうした発明品を勝手に作ったのだ、会社に隠れて、会社の資材を隠れて使って勝手に開発した。怒られるのを承知で公表し、上役に事後承諾を得ている。


 「ものづくり日本」とか言うものの、実際ものづくりの最前線で活躍した人たちは、組織に逆らっている人らが多いと感じます。杉原千畝の様に…。



 最近、映画「スノーデン」を見ました。

 スノーデン氏は劇中でこんな事を言っている。

 自分たちの仕事のせいで、犠牲者が出ていることが、ホームパーティーで話題になった。

 皆がこう自分に言い聞かせる。

 「自分たちは「仕事」をしただけだ」と。


 それに対し、スノーデンは、第二次大戦の戦後処理で行われたニュルンベルグ裁判や東京裁判の事を引き合いに出して、こういった趣旨の事を言ったと思う。

 「たとえ、それが仕事であろうと、人間には良心があるはずだ。だから仕事で犯した犯罪であろうと、ニュルンベルグ裁判や東京裁判では、犯罪と定義して被告の罪を裁いた。」

 そして、こうんな風に続けたと思う。

 「それ以降、こうした判例は国際法として定着した。国際法に照らし合わせれば、ここにいる全員が犯罪者になる」と。


 これが、スノーデンが、組織を裏切り、アメリカの犯罪を暴く情報リークをした動機になったようだ。


 

 Fさん、僕はこう思う。


 理由がちゃんとしているなら?

 組織に背いてもいいのだと思います。自信をもって、自分の心を貫いていいのだと思う。

 すべては、教祖様に責任がある。

 そこがポイントです。Fさん、君は何も間違っていない、その想いを大切にすることは、心の大切な何かを大事にすることは、人が生きる上で大切な事であり、誰かにお伺いを立てなきゃいけないような類のものではない。

 平気で他人を嘘つきに仕立てられるような神経の持ち主に、君の想いが理解できるはずがない。


 君は間違っていない、僕が保証します。

 大丈夫、その選択肢は、選んでいいものです。


 少しづつでいいいんです。


 それが、長い目で見たとき、きっと、自分を導いた光と、信じられる日が来ると、そんなイメージ、君に届けたい。いつかの奇跡を、いや、いつかの、その当たり前の世界が実現する世界を、待っています。


 負けないでほしい、がんばれ! 

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〔3月23日分の記述〕

 今日は本当は2018年1月16日です。

 Fさん、昨日、Fさんの夢を見ました。

 以前この小説でも書いたように、僕はめったに夢を目が覚めた後も記憶していることがない。

 今も、もう8割近くどんな夢だったのか想起できないのだが、確かに見たと記憶している。

 夢の中の君は、隣にすわり笑っていて、ものすごくかわいくて。

 夢の中なのに、あれ?どーしてこの笑顔が、見れないと思ったんだろう?こんなに近くにいるのに、と思ったのを記憶している。何か会話をして楽しかったと記憶しているが、何をしゃべったかまったく記憶していない。


 ただ、猛烈に記憶しているのは、夢から覚めた後。

「久しぶりにFさんに会えた」

 と思ったことだ。いい目覚めでした。


 僕はオカルトの類は信じない。

 当然、予知夢なんてものはないと考えている。

 

 しかし、もしこの夢が正夢になるなら、自分の考えが否定されてもかまわない…。

 そんな風にも思ったと、今朝の出来事を記憶しています。


 夢に出てきたのは、僕の記憶の中にある、君だ。

 あの日、あの時、君がくれた記憶の一部だ。

 どうやら、あの日もらった君の一部は、まだ健在のようです…。


 君の中に、まだ、僕の一部は残って生きているのだろうか?

 そいつは、ちゃんと、君を支えてくれているのだろうか?

 そんな事すら、思ってしまう…。


 いつか、出会える日を信じて。

 とにかく待とうと思います。


 Fさん、負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月24日分の記述〕

 Fさんへ。

 今日は本当は2018年1月21日です。


 28日は介護福祉士の試験です。

 ともかく、過去問をやってます。大学入試の時も過去問しかやってない。


 昔は、間違えた問題を単語帳(あの小さな紙をクリップで止めてめくって見るやつね、最近は見なくなったような気がする…)に書き写して嫌というほど反復するというのをやっていた。


 今は?間違えた問題や気になった問題を、スマホで撮影して見返すようにしています。

 こっちの方が、圧倒的に便利。

 どこででも勉強できるし、周囲からは試験勉強してるとは思われないし、いつでも思いついたとき、ごくわずかな時間でもできる。

 飲食店などで、スマホを使い、問題を見ていると、いい時間つぶしにもなるし、集中してやれる。


 これ、学生時代欲しかったです。

 今の学生はいいなと、本気で思います。


 しかし、今のままでは合格しそうな気が全くしません。

 試験日は28日なので、最後の追い込みです。


 シフト的には…

 21日、休日

 22日、休日

 23日、遅番

 24日、日遅勤務

 25日、夜勤

 26日、夜勤明け

 27日 休日

 28日 休日(試験当日)


 なので、まあ、がんばります。


 Fさん、そちらはどうですか?

 いつか君の近況が聞けたら幸せです。

 ゆっくりでいい、自分のペースで進んでほしい。

 いつか、何かの奇跡が起きて、君のあの笑顔がみれたら…。


 とにかく待ちます。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月25日分の記述〕

 Fさんへ。

 今日は本当は2018年1月22日です。

 勉強、ちっともはかどっていません…。


 これは妄想。

 Fさん、「君の名は。」は見ましたか?


 あの映画が公開されていた時期、映画に登場した場所は実際の風景をもとにして描かれていて、その場所を実際に行ってめぐって、写真を撮る「聖地巡礼」なることがブームになっていた、と記憶しています。今でもネットで調べればそうした場所はすぐにわかると思う。


 これは妄想。

 もし再会したら?


 聖地巡礼やってみたい。

 で、映画の最後、ようやく本当に出会えた2人が「君の名は?」と言いあうシーンの階段。

 あそこにいってみたい、2人で。

 映画と同じように、上と下からお互い階段を移動し、振り返ってみたい。


 …などと、アホな妄想を抱いたりもします。


 今、君に名前を尋ねたら?旧姓を言うのか、違うのか、今の僕にはわからない。


 ともかく待とうと思う。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月26日分の記述〕

 Fさんへ。

 「音響」ってやっぱ重要、と最近思いました。

 トロンボーンにサイレントブラスをつけてみると、音響が全然違うと、最近ようやく理解できました。


 サイレントブラス、高かったけど、トロンボーンを買ったと同時に購入。

 しかし、ろくろく使いこなせず、ずっと置きっぱなしでした。

 最近ようやくトロンボーンの扱いの勘が戻ってきて、使ってみることにした。


 音感?が戻ってきている?

 耳で聞いただけで音がずれているのがわかるようになってきた。

 気温や湿度で、楽器の調子が変わってくるのも、わかってきた?というか、思い出してきました。


 音響が重要、と最初に書きました。


 家で吹いたり、海岸で吹いたりしていると、耳元まで自分の楽器の音が上手く伝わってないと感じた。

 やはり、学校のあの、音楽室の、音響効果はすごかったんだと思う。


 サイレントブラスを使って、いいヘッドフォンを使い自分の楽器の音を聴くと?

 あの音楽室の音響と同じような効果があることに気が付きました。


 もしかしたら?サイレントブラス、いいものかもしれない。


 周囲に音が漏れないだけでなく、音響効果までよくなるとなると?これは、たしかに、いいものだ。

 買った当初は使いこなせなかったけど、だいぶたち、やっとその価値が理解できるようになりました。


 唯一の弱点は、電源の自動off機能がない事。

 つけっぱなしにしてしまうと、簡単に電池を使い切ってしまう。

 こまめに切ればいいのだけど、思いついたときに吹きたいという、当初の目的どうり使うと、ついつい電源を切り忘れることがある。

 そこで、角形電池の充電電池と充電器を購入、仮につけっぱなしにしてしまっても、電池を交換さえすればいい環境を用意した。

 これで、思いつくままに、気ままにトロンボーンを吹けます。


 トロンボーンは楽器の中で唯一、演奏中にチューニングのできる楽器。


 狙った音にぴたった合わせる、あの感覚、少し戻ってきました。

 まだまだ昔の様にはいかないけど…。


 今でも時々吹いています。

 今は自転車に乗れる体力があるけど、老後はわからない。

 歳をとったら、老後、市民楽団にでも入りたいです。

 jazzができたらよりいいのだけど…。


 もし、今度あったら、いろいろ教えてください。

 一人では、トロンボーンの演奏を思い出すのが大変です。


 いつかの奇跡を信じて、ともかく待とうと思う。

 Fさんは、もう一人ではありません。

 負けないでほしい、がんばれ!

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 …時々、僕の姿を見に来てください。今でも元気にやっています。もし、再会することがあるなら?

 青-白系のコーディネートできて、といったら怒るかな…

 少しでも気が付けるように。

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 こんな事も思う…

 もし、今でも僕個人に嫌悪の気持ちを向ける人に出会ったら?

 Fさん、そんな人がいたら?こう言い返してもいいかもしれない。

同類嫌悪どうるいけんおなんじゃないの?」と。

 お互い、コミュニケーションが苦手で、生きるのが不器用なものほど、そうした感情は生まれる。

 

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 こんな事も思う…。

 月のはじめ1日の日に、一斉に"彼ら"の本部に「白紙」のはがきが到着するというの、どうだろうか?

 大量にくるはがきをみて「なんだこれは?」ということになるだろう。

 はがき自体には、宛先以外、一文字も書いていない完全な「白紙」だ。

 "彼ら"は口コミ社会だ、いずれこの小説の記述を突き止め、この白紙はがき運動が、彼女を解放してほしい、というアピールであるという事実に、役員は気が付くだろう。

 各々が独自のタイミングで行うと?効果が薄い。

 皆がタイミングを合わせるために、月に一回、1日に一斉に行うというのはどうだろう?

 ご家庭にある余ったはがきが一枚でもあり、彼女への組織の対応におかしいと思うが、自分には何もできないと思っている人がいたら…、はがきを出してほし。"彼ら"の東京の総本部あてに。

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 できることならば、組織内の良識ある女性有志が、彼女の思いを汲んで、自発的能動的にこの署名活動を展開してくれることを望みます。"彼ら"の多くは実は「まとも」である、と、僕は繰り返し書いてきました。この推測が事実であることを示してください。この推測が事実であるならば?なにも難しいことはないはずです。

 そう思わない?Fさん。

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 正直、"彼ら"が消滅しようが自滅しようが、興味はありません。最愛の人に会えれば、人生の邪魔をしないならば?自らの罪を受け入れ、咎と向かい合う勇気を示してくれるなら?"彼ら"がどうしようとどうなろうと、まったく興味はありません。常識的な人々が主導権をとり、正常な組織に時間をかけて変わってゆくのを眺めるのみです。そういうのわるくありません。

 Fさん、どう思う?

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 たぶん、かなり引っ張られると思う。

 リセットできないと、自覚できない。

 免疫がないと特に。


 高校時代、君は人から「八方美人」って言われると、気にしていた。

 でもこうも思う、そりゃあ、ガサツな女からみたら?そう感じるかもしれない、でもそれは「Fさん」に対する「やっかみ」であり、君が気にする必要のない「やっかみ」なんだと思う。気にすること自体が、すでにそうした「がさつ」な人の性格に、引っ張られている状態だったんだと思う。

 連中は、君の「きれいな心」がまぶしすぎて、その輝きをつぶして、よごして、安心したかっただけなんだと思う…、ごめんね、こんなこと書いて。

 でも、もう二度と後悔したくない。伝えられなくて後悔するようなことは、もう二度としたくない、そう、思います。


 Fさんも、いろいろあると思う。心をかき乱す様々な罠が日常としてあるものと推察します。

 でも君は自分の記憶を信じていいと思う。

 大切な、君の中の「 」まで、連中にどうのこうのされるいわれはありません。

 "彼ら"のういう「完璧な人生」が完璧な人生には、僕は思えない、そもそも「完璧な人生を送る必要など仏様でも望んでいない」と思う。

 それは自分自身だけではない、自分にまつわる他の人の人生にも言える。

 他人に迷惑かけたくない、他人の完璧な人生に水をさしたくないと、Fさんは考えるかもしれない。

 しかし、そもそも完璧な人生など、この世に存在しないのです。

 大切なのは、心の輝きです。

 なにか言われたら?こう問い返せばいい。あなたの心は輝いていますか?輝く努力をしていますか?

 あなたの言っていることは、ともに心の輝きを失えば何も怖くないと言っているようにしか聞こえない、と。

 心を大切にして、前を向き続けてほしい、まけないで!がんばれ!


 …Fさんの手紙、待っています。

 

(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

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