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第94話  あの日、あの時の神社でのように

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)


〔9月18日分の記述〕


 Fさんへ。今日は本当は2016年12月12日です。


 ついさっき、やっとベランダに可動式のシェードを設置できた。

 いやあ、苦労した。

 これたぶん、組み立てるときの利便性は、あまり考慮されてない。

 説明書通りやったらいっこうに組みたたらない…。

 

 少し変則的な手順にして、ようやく設置できた。

 うん、いい感じです。


 ハンドルをくるくると回すと、シェードもたたまれて、お店みたい。


 同じベランダにあるMTBが邪魔です。さびるのを覚悟で屋外に置こうか悩んでいます。


 …そんなことを考えていると?

 外から地鳴り系の車の音。


 見てみると?"彼ら"の攻撃激しかったころきていた「うさんくさいバン」が止まっている。あの「壊れたエンジン音」みたいな音をだすやつ。

 思わず「ああ、懐かしのきみが来た」とつぶやいてしまった。


 幸い今度の新築は、あの手の音は窓しめてしまうと聞こえない。

 今までも来ていたのだろうか?今日ベランダにいてはじめて気が付いた。



 …推察するにこうだ。

 役員クラスの間では、なにも変わっていない、あの猛攻撃の時と。

 思い出したかのように、懐かしのきみがくるのは、役員が時折現場を叱咤するからなのだろう。そう感じた。たまには自分で来い、とも思うが、そういえば時折「役員自ら来たか?」と思うような怖い目線に遭遇することが、ごくごくまれにある。決して多くはない。が、いる。


 今日もニュースで、ホームで傷害事件のニュースが流れている。


 あれも"彼ら"なんだろうか…。


 連中は何も変わっていない、本質的には犯罪集団だ。

 自分勝手な理屈で、純真で無垢な人々を洗脳したり、誘導したりしている。

 しかし、中世的な正義感で何ができる?

 その価値観が、長年のデフレを放置してきた。"彼ら"が経済に無知なのは過去間違った経済政策を批判できなかった事実が証明している。


 どこに突破口があるかわからない。


 とにかく、あきらめず、前を進むのがいいのだと思う。

 連中は人の心を腐らせて、抜け殻にすることに全精力を傾ける。

 抜け殻は洗脳しやすいのだろう…、恐怖で人を支配する。


 そこにどこに仏の教えがあるのか。


「女の敵を放置していいの?」



 この単純な問いかけに、無関心でいられるだろうか?


 連中は問題を複雑にして、解決を難しくさせ、あきらめさせようとする。


 だったらこっちは逆に、問題を「単純化」し、芯をつけばいいのだ。


 こっちが圧倒的に正しいのだから、論点の単純化は向こうよりも、ものすごくやりやすい。


 君なら最後までできます。大丈夫です。

 まけないで、がんばれ!

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〔9月19日分の記述〕


 Fさんへ、今日は本当は2016年12月14日5時3分です。

 外は雨が降っていたようです、昨日取り付けたベランダシェードはちゃんと雨を防いでくれています。


 今日は夜勤なので、午後3時半にコンビニに行ってから仕事場へ向かいます。

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〔9月20日分の記述〕


 Fさんへ、何の変哲もない、ふつーの話も書きます。

 ツイッターになぜか?フォロアーが付いていることが不思議です。

 ツイッターに関しては読み専門で、たいして書き込みなどしてないんだけど、なぜかフェイスブックよりもフォローされている。


 ふしぎです。

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〔9月21日分の記述〕


 Fさんへ。ちょっとした「つぶやき(ツイート)」です。


「ブレイスクルー」という言葉がある。

 障壁を乗り越える、とかいう意味だ。

 最近こう思う。

 漫画を描いていて、一応のブレイクスルーの達した?と。

 安定して描けている…。

 少なくとも、途中で意味消失して作品がとん挫するようなことは、もう起きない。

 描きたいことも意図して盛り込める。

 インスピレーションのコントロールに成功している。


 けど、一山超えるとまた、一山出てくる。


 次に越えなきゃいけない壁は、制作速度の向上だ。

 これは自己管理の世界の問題だ。


 一山超えると?また次の山が見えてきます。

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〔9月22日分の記述〕


 Fさんへ。ちょっとした「つぶやき(ツイート)」です。


 仕事をしているいると?

 ちょっとした事で「不信感」を相手にいだくと、だんだん大きくなってゆくことがある。

 チームで仕事をするうえで、あまり好ましくない事だ。


 「信頼」は意外と協調するよりも、自分はこうであると、はっきり打ち出した時の方が生まれることがある。Fさんは相手に合わせがちな所があった、優しいから。


 自分がなぜこんなにやさしくしているのに、優しく返してくれないんだろう?


 そう、感じたこと、ないかな…?




 君が今も戦っているという前提で書きます。


 たぶん、相手は、君が抱いた「不信感」を払しょくしようと?あらゆる手を講じたことだろうし、これからも講じる事だろう。根が優しい君が、いつか折れると知っているからだ。


 もし、相手が君の「不信感」を「取り除こう」と?してきたら?

(これは、僕の心の声)こう返してくれるとうれしい。


「私じゃなくて、Kくんの不信感を取り除いてあげて、監視をやめるのは大前提で、それ以上の、いままでマイナスだった分を、取り返せるようしてあげて」と。


 認めます、利己的発言です。


 しかし、Fさん、僕には人生を返せ、という権利、あると思う?


 手加減して勝てる相手ではない、失礼を承知で。


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〔9月23日分の記述〕


 Fさんへ。「つぶやき(ツイート)」です。


 昨日、久しぶりにサイクリングしました。

 夕方5時ごろ出発で、まず隣町のドン・キホーテ近くまで自転車で向かい、そこから川沿いに侵入。

 狩野川沿いに、修善寺の赤い大橋のところまで行き、自宅まで帰るコースでした。


 トータルで60キロ以上かな?(途中でサイクルコンピューター不調で、測れなかった)


 夜間サイクリングは久しぶりです。

 困ったのは?ケイデンスセンサーの数値が全く見えない事。

 だから回転数のコントロールは経験から勘だのみ。

 たぶん、いつもより遅い回転数で走ったと思う。


 夜間の視界不良+予想以上の寒さでペースダウンは否めなかった。

 前回書いた「サウナスーツ」着て走ったんだけど、ぜんぜんサウナ効果ない!汗はかいているが、それ以上に寒い!やはりちゃんとしたサイクルウエアの方がいいようです。冬は。


 バッテリーライトを持って行ったんだけど、大容量のモバイルバッテリー2本使い切ってしまった。

 でもまあ、バッテリーが切れる前に帰宅できてよかったです。

 帰宅しての疲労度は70%くらいだった。

 しかし、体がなまっているのを実感。平地しか走ってないのだから、寒いとはいえ疲労度は50%くらいと想定していた分、運動不足を実感しました。


 Fさん、冬の夜間サイクリングは、寒いです。

 けど、スリリングで楽しかったりします。


 2月にまたサイクリング大会に出る予定です(まだエントリーしていない)。

 寒い中、坂道の激しいコースのはずだから、今のうちになまった体を調整しないといけません。

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〔9月24日分の記述〕


 Fさんへ。「つぶやき(ツイート)」です。


 前の仕事場をやめるとき、なかなか承諾してもらえなかった。介護事業はどこも人手不足だ。

 だから今の職場に移る際、先に転職先を決めました。


 決めてから退職の交渉をすると?もう先方との約束があるため、あれほどしぶっていた退職交渉がスムーズにいきました。



 "彼ら"は交渉に応じない。


 だから行動するしかないと思う。


 負けないでほしい、Fさんなら大丈夫。

 あせらず、じっくり、ゆっくりでもいいから、しかし続けてほしい。

 がんばれ!


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〔9月25日分の記述〕


 Fさんへ。

 もし、プロテスタントの洗礼をうけたら?どうなるのだろう?


 君がどの程度"彼ら"から距離をとるのかは、君の自由。

 けど、もし、決定的な距離をとりたかったら?宗旨替えも一つの選択肢だ。


 教会は通うだけなら自由らしい。


 下記に洗礼にかんして詳しくかいてあったから、転記しておきます。

http://ichurch.me/gesewa/bap_how_to.html


 Fさんは、君らしく生きていいんです。


 迷ったときは原点に返り、心の声をきけばいい。

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〔9月26日分の記述〕


 Fさんへ。

 今年の3月に新築に引っ越して9か月ほどたち、ようやく自分の部屋が住みやすい感じに整ってきました。


 先日棚のレイアウトを変更して、飾り棚がすっきりした。きれいになりました。

 部屋が広いので、TVの音がいきわたらない。5.1chステレオでは、音源の質が高くないと部屋中に音を行き渡せられなかった…、そこであえてのスペックダウン。2.1chステレオを購入、TVにつなぎ部屋の真ん中に設置。これが上手くいき、音響が良くなりました。(5.1chは音質のいい映画見るとき専用にすればいいと思う)

 低音をまかなうサブウーハー、なんか低温が響きすぎていたんだけど、「そーだ、たしか下に板かブロックをひくんだった!」と思い出し実行。低音が格段に良くなりました。いやあ、忘れていました。そうそう、サブウーハーの下にはなにか敷くのでした。


 普通に暮らす。これが重要な事だと思う。


 あとは、友達増やして、恋人できて、家庭ができて…。

 そういう「普通」を目指したいです。


 "彼ら"という障壁をブレイクスルーできる日が来ると信じて…


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〔9月27日分の記述〕


 少し遅れました…。Fさんへ、これで同い年?誕生日おめでとう!


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〔9月28日分の記述〕


 映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」見てきました、Fさん。


 スターウォーズ詳しくない?でもTVでさんざんCMやってるからたぶん、知っているものと…想像します!


 エピソード4(世界で最初に公開されたスターウォーズ)内で、敵の最終兵器「デススター」の設計図を手に入れるのに多くの犠牲を払った、というセリフがある。

 今回の作品は、その「多くの犠牲」について語られる映画だ。


 映画が始まり、まず驚くのが。主人公が主人公らしくないところだ。

 通常、この手の映画の主人公は、正義感の強い人物だ、無実の人や、怯える人を殺したりしない。

 が、いきなり冒頭からそれをやってしまうのだ。ヒーロー物語のセオリーをいきなり無視してくる。


 …が話が進むにつれ、徐々にわかってくる。なんの葛藤もなく人を殺していたが、実は、そうではないという事が。


 ヒロインをだましてその父親を狙撃して射殺しようとねらうが、どうしても引き金が引けないのだ。

 ヒロインと知り合ったがために、いままで簡単にできていた殺しが、できなくなる主人公。


 悪人に芽生える「良心」の芽生え、これがこの映画のテーマかもしれない。

(実は、こういうテーマの話、好きだったりする。僕の好きな映画「パーフェクトワールド」(クリント・イーストウッド監督作)もこのテーマの映画だ。クリントイーストウッドの監督作品はこういうテーマが多い気がする…。悪人に芽生えた良心の話とか、善人に芽生えたいけない感情とか。)


 主人公はヒロインに告げる。

 自分は6歳の時からこの闘争に参加している、こうなっても仕方がない事だと。

 でも自分の良心を信じたいから、最後の作戦に参加する、と。


 最後の最後、かなーり強引な方法で、むりくり「エピソード4の10分前」まで話は展開して、映画は終わる。なぜそこにレイア姫がいるの?という疑問がかなりのこるし、なぜ船が格納されているの?と疑問がうかぶけど、ファンサービスとしては「あり」な気もします。重く沈んだラストが、急に華やかになる。

(あのレイア姫は昔の映像から3次元モデリングを起こして、体形の似た女優に合成したんだと思う、これからはこの方法で、すでにいない俳優も画面に出せる、すごい時代になったものです)


 君の心に良心があることを、僕は知っています。

 そして肝心なことに、"彼ら"はそれを知らない…。だから驚いている?のかもしれない。

 人の良心を平気で捻じ曲げるカルトに、愛を語る資格はありません。


 負けないでほしい、がんばれ!


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〔9月29日分の記述〕

 恋愛ドラマはあんまし好きじゃなかったんだけど。

「逃げるは恥だが役に立つ」って面白いです。

 Fさん、見ました?

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〔9月30日分の記述〕

 今、スカイダイビングを検討中です。

 埼玉まで行かないとできないらしい…、ちと遠いです。

 しかも3万円もかかるみたい。


 でも、一生に一度なら?

 やってみたいです。


 Fさんは、ああいうの興味ある?

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〔10月1日分の記述〕


 今日は本当は2016年12月28日です。

 本日午後3時半家を出て、コンビニによってから仕事場へ行く予定です。


 先日、映画「ローグワン・ストーリー」を見に行った時、映画「君の名は。」の新ポスターを見かけた。

 劇中で「片割れ時」と呼ばれる時、初めて2人が顔を合わせるシーンのポスターだ。

 今までのこの映画のポスターは、恥ずかしくて部屋に飾れなかったが、この構図のものなら飾れる、そう思った。しかしポスター現物はでかい。今の部屋すでにでかいバクトゥザフューチャー3の海外版ポスターとかあり、これ以上B2版ポスターを置くことは不可能な状況。


 ネットで「君の名は。ポスター、新」でググると?簡単に絵が出てきた。


 適度なサイズのものをチョイス。映画館の雰囲気がほしいので、大ヒット上映中とか字の入ったものを選択。プリンターを最高画質にして印刷してみると、A4判ながら、なかなかにいい感じの小型ポスターになった。しばらく机にでも飾ろうと思います。


 「片割れ時」とは?劇中で「黄昏時たそがれどき」の語源と古文教師が説明している。

(この古文教師は新海誠監督の前作、映画「事の葉の庭」のヒロインがモデルとされていて、外見も声優も名前も同じ)


 黄昏時とは夕方の事だ。


 神社で2人であっていた時も、夕方の時間帯が多かった。


 夕焼けと、寄り添うシルエット。何だか記憶を揺さぶられるのは僕だけだろうか…。


 いつかの奇跡を信じて、とにかく今を生きようと思います。


 Fさん、負けないでほしい、がんばれ!

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〔10月2日分の記述〕


 今日は本当は2016年12月28日です。

 本日午後3時半家を出て、コンビニによってから仕事場へ行く予定です。


 昨日のニュース。(以下転記)


 経営再建中の東芝は27日、米国での原発事業をめぐり平成29年3月期連結決算で数千億円規模の減損損失を計上する可能性があると発表した。最終損益は1450億円の黒字になる計画だった。米原発事業では昨年も2500億円規模の減損処理を実施しており、2年連続の巨額損失となる。財務悪化懸念を受け、銀行に支援を要請する。


 具体的な損失額は「精査中」とし、来年2月中旬までに確定する。東芝から説明を受けた大手銀行の関係者からは「資本金の2千億円と今期利益が吹き飛ぶくらいの可能性は高い」などと、少なくとも3千億円を超えるとの声が出ている。


 東芝は昨年末、米原子力子会社のウェスチングハウス・エレクトリック(WH)を通じ、米原子力サービス会社「CB&Iストーン・アンド・ウエブスター」を買収した。資産価値を見直したところ、原発建設費用が膨らむことなどで当初の想定を大幅に下回ることが分かり、多額の損失計上が必要と判断した。


 綱川智社長は27日夕、東芝本社で記者会見を開き、「全ての関係者に迷惑をかけ、心よりおわびする」と謝罪した。責任について問われると、「痛感している」とし、「今は処理に真摯しんしに当たることに集中する」とも答えた。


(転記おわり)


 実は「東芝株」持っています。

 ここ数か月ずっと株価が上がりっぱなしで、「なぜだ?」と疑問に思いつつ、小さく小さく買い増しを続けていた。昨日のこのニュースを見て、保有株の8割を売却。

 すると、今見ると?ものすごい暴落ぶり。残りの2割も処分したところです。


 まあ、小さく利益がつめたから、まあ、いいか…。

 と思うけど、ここまでわかりやすく株価が反応するとは。

 ちょっと面白いです。


 とにかく今を生きようと思います。


 Fさん、負けないでほしい、がんばれ!

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〔10月3日分の記述〕


 今日は本当は2016年12月30日午前11時38分です。

 昨日夜勤明けで、ざぶーんで温泉に入ってから帰宅しました。

 帰宅する前、サントムーンにより、「庭木」を買ってきました。

 さっそくにベランダで鉢植えにして置いてみました。

 「庭木」のあるベランダ、なかなかに壮観です。

 これから徐々に増やしていき、ベランダを空中庭園化していこうと思います。


 明日は遅番なので明日午前9時半に家をでて、コンビニによってから仕事場へ向かいます。


 Fさん、「モーガンフリーマン」宇宙を語る、というアメリカのドキュメンタリーで、おもしろい事を知りました。

 脳は外部刺激に対して、セキュリティーが働いている。

 しかし、嗅覚に関しては?セキィリティーがないことが、イスラエルの研究で分かったと。


 もし、ある政治家の熱烈な支持者が寝ている時に、その政治家の音声とともに、嫌な臭いをかがせる催眠を行うと?

 起床後、いつものように、その政治家の声を聴くと?

 あれほど指示していたはずなのに、嫌悪感が生まれて、嫌いになってしまう…、というもの。


 臭いとともに別情報を刷り込ませると?脳の感情を書き換えられる?

 無意識も操作できる…、という事らしい。


 催眠の場合、脳のセキュリティーを突破するのに時間と労力を使うが、この方法だと簡単に暗示をかけられるというのだ。


 催眠と暗示は、実在します。



 君は"彼ら"により、長い時間をかけて、催眠と暗示を繰り返しうけて、思考を縛られていた。

 今、それが解けつつあるにすぎない。


 それが本来の姿であり、もともとの君なのだ。


 人には3つの顔があるという話がある。


 1つは他人からみた顔。


 1つは本来の自分の顔。


 最後は自分も気が付かなかった本来の自分の顔。


 最近こう思う、この3つの顔を理解することが、大人になるという事ではないかと、心が。



 他人から見た顔は、人生経験をつまないと発見できない。

 本来の自分は、人生を探求しないと発見できない。

 …そして最後に、自分でも気が付かない本来の自分は、無意識の自分と向き合わないと発見できない。


 そして、これは、僕の「予想」。

 ブッタの求める「さとり」とは?

 この3つの自分を見据えた上に達観でき、全体を見ることができる大局的感覚を常に持ち続けられるような…。そんな視点を心が描ける「境地」なのではないかと…、私見です。


 そして、上座部仏教(日本や中国などの東アジア仏教)では?そうした「心の境地」に至った「賢者」の行いを見習う事で、仏教徒として修業することなく、正しく生きられる?としたのではないだろうか?

 誰しも「悟り」を開けるとはかぎらない、ならば悟りが開けた「賢者」を見習い生きればいい、という考え?なのだろうか。


 写経なんかも、賢者の行いを形だけ見習う「典型例」なような気がします。



 "彼ら"は見習うべき賢者を否定し、自分勝手な修行と解釈で、ブッダの教えを捻じ曲げている。

 見習うべき賢者を「教祖1人」に「限定」し、あろうことか「ブッダ」を敬うこと自体否定する教えになっている。

 そして、仏教徒において、もっとも重要なこの教義の変更を、可能な限り「ぼんやりとぼやかし」ていて、非常に姑息こそくだ。



 …もしかして、"彼ら"が信者の女性に対して表で持ち上げつつ、おとなしい女の子には手を出す習慣は、教祖のそれを見習った結果なんだろうかとすら思ってしま否ねない。洋の東西を問わず、教祖の淫行は程度の大小はあれ、かならず話題になる。モルモン教徒の一夫多妻も、教祖が信者女性でハーレムを作ったことから、男性信者がそれになったかだとか言われている。


 え?教祖を馬鹿にするな?


 いや、今のはモルモン教徒の教祖の事を書いたにすぎず、また、先に書いたこともカルト教祖の一般的な話をかいたにすぎない。

 "彼ら"の教祖が誰かなんて興味もないし、知らない。


 ただ、一般的に、カルトってそーだよねって話をしているにすぎない。


 もし、これを読んで怒る人がいたら?

「何をそんなに怒っているの?そういう事実が本当にないなら、怒る必要がないじゃない」と言えばいい。


 それでも怒る人がいたら?

「あなた、修業が足りないんじゃない」と言えばいい。


「もっと大局観をもって見れないの?」と言ってもいいと思う。



 修行も足りず、見習うべき賢者不在、それでいて自分の徒弟をかたるカルト集団をみて、ブッダは今、何を思うだろう。


「悟りを開けとまでは言わない、けど、いままであれだけ信心してきた成果が「それ」なの?なげかわしい」と言えばいいと思う。


 現世利得ばかり追求し、心の修行をおろそかにしている餓鬼同然では、ブッダが泣いていると思う。


「そうでないというなら…」


 と言って、こう言えないいと思う。


「私を自由にして」と。



 ごめんね、Fさん、つらい事ばかり書いて。

 けど、もう後悔したくない。伝えたいことは伝えないといけない。

 最後、どう落ち着くかはわからないが、少なくとも君の想いが踏みにじられていた事実は、皆が知ったと思う。

 それは、とても、重要なこと思う。


 負けないでほしい、自由を勝ち取ってほしい。がんばれ!

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〔10月4日分の記述〕


 これは僕の出来の悪い妄想…。

 この物語を読んで、抗議の意思を示したいけど手段がわからない!という人たちに向けて、以前こんなことを書いたのを思い出した。


 抗議の意思を込めて、何も書いていない「白紙」の官製はがきを、"彼ら"の本部に送りつける、というもの。1人1人は1通でも、ものすごい数になれば「なんだこれは」ということになる。


 "彼ら"は口コミ社会だ、黙っていてもなぜ白紙のはがきが大量に本部につくのか、いずれ知られる事となる。黙っていても、この小説が呼び掛けたと伝わるだろう…。


 白紙のはがきには、本部の住所と組織名本部「彼女」開放係あて、とでも書いていけばいいと思う。

 そして、裏は目立つように「白紙」


 これは"彼ら"が集団威圧をする際、ターゲットに白い意匠で威圧するのと、同じ効果を狙っている。白い大量のはがきに、「彼女」開放係と同じような意味不明のあて名が添えてある。


 抗議としては数さえ集まればかなりのものだ。


 これは出来の悪い妄想。


 日付をそろえて同時に投函されると、効果絶大な気がする。


 官製はがきでなく、年末、どこのご家庭にもある「あまった年賀状」をつかって白紙抗議をしてもいいと思う。年賀はがきならば?正月に大量に白い年賀はがきがつくことになる。


 これは僕の出来の悪い妄想…。こんな呼びかけに皆が答えてくれるほど、世の中は甘くない。


 けど、来年の年末も、忘れていなかったら同じことを書こうかな?なんて、思わなくもない。


 Fさん、あきらめないことが肝心です。


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〔10月5日分の記述〕


 Fさん、こんな事も思います。


 今、TVで「田中角栄」について語られている。

 ニュースで批判的にではない、バラエティーで過去の偉人のように語られている。


 以前ならありえないことだ。


 昔、アメリカで映画「JFK」というのがあった。

 ケネディー暗殺について描かれた映画だ。

 大学時代、僕はこう思っていた。


「日本にも、ロッキード事件というものすごい面白いエンターテイメントの「ネタ」があるのに、どうして日本ではそーいう映画が造られないのだろう?」と。


 答えは、当時、田中派の残党が日本を支配していたからだ。

 田中角栄に関する批判につながりそうな映画など、とてもじゃないが作れない世相があった。



 …あれから時代は過ぎた。

 小泉政権ができ、旧田中派は自民党で権威を消失した。

 離脱、分裂が続き、小沢派の離脱が決定打となり、田中派は壊滅した。

(いまでも小沢一郎が田中人脈を引き継いでいて、中国の旧指導層とパイプを持っているのは有名な話だ。(しかし中国も指導層が世代交代し旧人脈も威力を失っていると聞く))


 今、田中角栄を堂々とバラエティーで語れるのは?

 田中派が国政での権威を失った証拠でもある。

(独裁国家では?逆に指導者をもめたたえる映像がよく流されるが、戦後日本では、旧憲法下の反省から、指導者をほめたたえる映像が流されると批判が起き、イメージダウンになる。だから田中派は田中角栄の神格化を避けるため、そうしたことを抑えてきたのでは?と個人的には感じます)


 さしずめ、どこぞの教祖が、批判をおそれて、表のマスコミには絶対顔を出さず、信者の前にしか出てこないのに似ている。


 しかし、指導層が権威を失った暁には?


 今、田中角栄はマスコミにだしても大丈夫なキャラクターになった。


 表に出した時、褒められている。


 実際、偉人だったと思う。


 "彼ら"の教祖も、田中角栄のように、権威を失ったとき、世間にさらされるだろう。

 どういう評価がされるかは、歴史が決めてくれる。

 けど、その前に自民党田中派同様、離脱、分裂がおこるのかもしれない。


 賢者ならいまから準備すべきだと思う。


 自分は、おかしいと思っていた派です。と言える証拠を。


 ある女性を自由にする、なんて行為は?

 とても効果があると思う。


 この行為は、教祖批判をせずに、メンバーの支持を得られる決断だと思う。


 "彼ら"は巨大な組織だ。

 あれだけ人数がいるなら?度胸と勇気をもった賢者が、役員の中にいても不思議でない。


 そして、ここが肝心。


 将来、組織の英雄になれるチャンスがあると思うなら?


 彼女を助けてください。


 お願いします。

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〔10月6日分の記述〕


 映画「君の名は。」のラストシーン。

 滝と三葉は東京ですれ違うけど、お互いがわからない。


 映画をみていてこう、思った。


「そうだよな、すれ違ったくらいじゃわからんよな」と。


 でも映画では、この後、2人は偶然お互いの顔をまじかで確認する。

 顔を至近距離で見て、はじめて2人はお互いに気が付くのだ。


 映画をみていて、こう、思った。


「そうだよな、顔と顔を近づけないと、長く会ってないんだから、…そうだよな、そのくらいしないと、わからないよな」と。


 そう思いましたFさん。

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〔10月7日分の記述〕


 Fさん、「ピザ難民」という言葉知ってる?


 今日、こんなことがありました。


 夜勤明け、いつもの原ではなく、牛臥の海岸へ車をいれて仮眠した。

 理屈はよくわからないが、夜勤明けの日は海岸で仮眠すると?どーゆーわけか体調がいい。


 仮眠後、行く場所があった。


 三島市内にピザ釜をそなえた本格的なピザ屋さんがあることを知った。

 ぜひそこへ行こうと思っていたのだ。


 海岸からは山一つ越えて目的のお店へ行ける。


 ひさびさのナポリピザの味に、かなりの期待をしていました。


 結論から言うと?


 全然違う…。実際イタリアで食べた繊細な味を期待していただけに…。


 お店はおしゃれだし、高級感がある。

 けっこう賑わっていて盛況だ。

 地元のおしゃれなお店好きの人がかようスポットのような雰囲気すらある。


 なのに!なのに!全然違う!


 まず生地が均等になってないのが気になった、真ん中が薄く、ふちだけ厚い。

 だから「ふち」だけなら、ナポリピザの雰囲気が味わえる。けど、真ん中がへなへなで、食べつらい。

(しかも焦げが多い、雑味が多くなってしまい、繊細な味が期待できない状況だ。)


 トマトソースは繊細とは程遠い濃い味付けで、全く違う。

 オリーブオイルもあったが、あれでは、かけようかかけまいが意味がない。


 こんなにおしゃれなお店なのに…、なぜ?


 日本人の味覚に合わせてしまっんだろうか?


 ひざびさのピザマルゲリータは、ちっともナポリの味がしませんでした。


「これが…ピザ難民というやつか」


 と実感しました。


 イタリアで本物のピザを食べた人が、本場の味をもとめて、難民のように日本国内でピザ屋を探し続けるという…あの伝説のピザ難民。まさか自分がそうなるとは…。人生とはかくも予測不能なものです。


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〔10月8日分の記述〕

 Fさん、もし周りで不倫がどーとかいう人がいたら?

 こういえばいいと思う。

「結婚後一度も会ってないのに、不倫が成立するはずないでしょ?馬鹿じゃないの?」と。


 心の中で探しているだけで、実際に会って無いのに、不倫も何もない。


 この小説の初期のころ書いたが、僕はこの問題「拉致問題」と同じだととらえている。

 超非常識な手段を駆使する集団が、自分の都合で人の人生を勝手に捻じ曲げている事件と同じと考えています。


「不倫っていえば、悲劇の主人公になれるものね」

 と言ってもいいと思う、Fさん。


「よーく考えて、会っても無いのに不倫は成立しない。そういうありもしない事実を「ねつ造」するところが、嫌いなところなの」と言ってもいいと思う。


 的を外すこと言ってるかな…、もし、外していたら恥ずかしい所だけど。

 恥ずかしがっていたら、何もできない。

 信念があるなら?恥ずかしがる必要はない。

 もう後悔はしたくないから、可能性があるなら、恥を承知で君に伝えようと思った。

 人生とはかくも予測不能で、何が起こるかわからない。

 だから、精一杯生きるべきなんだと思う。


 皆さん、Fさんは真面目な女性です。いつも人の事を考えています。とても繊細で優しい女性です。

 こんな素敵な人に、変な噂をつけて貶めるようなひどい連中がいます。

 本当にひどい連中です。


 Fさんは、ごくごく平凡な幸せを願う人です。噂のようなことはありません。

 彼女に自由を。


 お願いします。

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〔10月9日分の記述〕


 Fさんへ、昨日は風がものすごかったです。

 予報では昨日22時で風速6メートルとあった。


 新築の今の家でこの風にさらされたのは?たぶん初めてだと思う。

 ベランダに設置したタープが初めて外れかかった。なにか対策が必要そうです。

 先日買った庭木も倒れてしまい…。


 まあ、台風シーズンになる前にわかってよかったです。


 Fさん、最近こんなことを言われたりしない?

 依存性恋愛に執着すると狂気をはらむ…なんて言いがかりを。


 僕は"彼ら"の集団威圧のせいで、狂気の入り口近くまで行ってしまったが、最後の2日間で、"彼ら"の正体に気が付き、君の言葉から、思い出のすべてが意味ある記憶に変わった。


 狂気どころか正気にもどったわけです。


 むしろ宗教に依存しすぎて狂気にいたっているのは?連中の方で。


 そう、ここ重要。


 宗教に依存しすぎて、狂気にいたっているのは、むしろ"彼ら"の方なのだ。


 Fさん、もし。もしも、「依存性恋愛に執着すると狂気にいたる」的な批判をされたら?

 こう言い返せばいいと思う。


「わたしは長年、宗教に強制的に依存されられて狂気を抱くよう強制されてきた。今、私は宗教から離れることで狂気から解放され、正気を取り戻しつつある。私が自由を求めるのは、狂気から解放され正気を取り戻したいからに他ならないわ」と。


「狂気にいたることこそ強い信仰と思い込まされてるあなた、洗脳されているわよ」と言ってもいいと思う。


 正気を失う=強い信仰と信じる"彼ら"の考えは、ジハーディストに通じる。

 ジハーディスト=ジハード主義者の事でイスラム教における聖戦ジハードを最も重要な行いと信じる人々だ。聖戦のためなら自爆テロもできる人々。

 そういえば先日、おそろしい映像がTVのニュースでやっていた。

 ジハーディストの父親が、ネットにある動画を上げたのだ。自分の幼い娘に爆弾をつけて、これから自爆するんだけど天国に行けるから頑張りなさい、と言い聞かせる動画だ。そして、実際にその子はその後自爆テロをさせられたという…。父親からしてみたら、これほどの犠牲を払う自分はなんとほめたたえられるべき者なのだろうという感覚なのだろう。そうでなければ、こんな動画ネットに上げられない。


 "彼ら"も布教のための「戦い」のためなら犠牲を払う、それが正しい信仰であると信じている。


 そして、それこそが狂気そのものであると、洗脳されているから気が付かない。


 Fさん、もし「依存性恋愛に執着すると狂気にいたる」的な批判をされたら?

 こう言い返せばいいと思う。


「違うわ、正気を取り戻したのよ」と。


 僕は知っている、Fさんが嘘やごまかしが苦手なことを。そういうことをするのを負担と感じる人だと。

 そういうところ、大好きです。

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〔10月10日分の記述〕


 Fさんへ、もし交渉相手が、死ぬとか自殺をほのめかす展開になったら?

 こう説得すればいいと思う。

「因果応報って知ってる?今回の件は、あなたの行いが招いた結果なのよ。自殺は命に対する罪よ、そんなことをしたら?あなたの魂にどんな因果応報が及ぶか、あるいは親族にどんな因果応報が及ぶか、よく考えるといいわ」と。


 それでも納得しないようなら?

「教祖があなたを追い詰めたそもそもの原因よ、私はそう主張する」


 この世から消えたら、反論はできなくなる。


 人が強く生きることを、仏さまも望んでいるものと思います。

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〔10月11日分の記述〕


 Fさんへ。

 最近のなやみは、漫画を優先したいが、サイクリングがおろそかになっている事です。

 すこし運動不足気味でまずいなと感じています。


 2月にサイクリング大会に出ようかとも考えていたのですが、スケジュール的にけっこうタイトになってきました。こうなったら6月の富士山ライドの大会に照準を絞って余裕をもったサイクリングのスケジュールにしようかと考えています。

 現状では運動不足で、調整が必要と感じます。たいいちまだ寒くて運動日和とは言い難い。


 今は地味に部屋でストレッチをする毎日です。


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〔10月12日分の記述〕


 Fさんへ。

 こんな事も妄想します…。


 これは妄想。

 もし、コンビニで再会したら?


「あの場所で待ってて、〇〇時に」と約束をするだろう。


 2人であの場所といったら?あの場所しかない。


 時間になり僕がそこに行くと、君がいて、僕はこういう。

「待った?」と。


 すると、君はたぶん、こういうはずだ。

「ううん、今来たとこ」と、妄想です。


 その後どうするか?

 まずは君の予定を聞く。

 君の予定を確認してから、それに合わせる。


 もし、何も予定がないなら?ドライブでもしよう。

 どこかゆっくり話ができる場所を探しに。


 根掘り葉掘り聞かれたくないと思う。

 僕はどこまでなら聞いていいのか、探り探り話をするだろう。


 話に行きつまったら?

 たぶんその時、僕はこうするだろう。


 車を停車し、カバンからマウスピースを取り出して君に見せる。


 たぶん…、きみはこういうはずだ。


「まだ、もっててくれたんだ」と。


 これでも話が止まる様なら?


 まだまだ手段はいくらでもある。


 だまりこくるFさんを、なんとか笑顔にしようとするというのは?


 それこそ、僕らがすごしたあの時間そのものだからだ。


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〔10月13日分の記述〕


 Fさんへ。


 今、考えていることをまとめようと思います。


 ①

 2月に大井川鉄道1人旅を計画中です。

 本来なら?大井川鉄道のダム見学を予定していたんだけど?調べてゆくと、大井川鉄道自体もけっこうたのしめそうだといろいろわかってきました。

 第一、一人でのんびりできる点が、とても魅力的です。

 現在旅プランを計画中です。


 また、旅のリベンジプランもいくつかある。


 ②

 以前行った横須賀軍艦ツアーは、空母を見ることができなくて残念だった。

 だから、今度は空母がいるかいないか事前にちゃんと調べて、もう一度行こうと思う。

 現地の事情も把握できたから、もういちいち旅行会社に申し込まなくても、個人で参加できる。

 平日、すいた日に、車で横須賀まで行って、軍艦ツアーに参加すればいい。

 車はイオンの駐車場でも使えばいいし、前回食べれなかった横須賀バーガーも今度こそ食べれるかもしれない。時間が余ったら?猿島(首都圏で数少ない日帰り観光のできる無人島)に行ってみるのもいいかもしれない。

 横須賀にはやり残したことがたくさんある。


 ③

 浜松旅行、これもやり残したことがある。

 以前、無計画旅行として、なにも計画なしに浜松まで一泊旅行したことがある。

 事前準備まったくしてなかったから、散々な目に合った。


 最近ふたたび浜松に行く機会があった。浜松基地の航空祭だ。

 その際、いろいろ調べて、行ってみたい場所をいくつか発見。


 浜松基地にある「浜松エアパーク」は航空ファンにはかなり魅力的な場所だ。

 基地自体が広く、航空祭の時はここに行けなかったので、ぜひ行ってみたい。

 また浜松には「竜ヶ岩洞」という魅力的な鍾乳洞があるらしい。ここも行ってみたい場所です。

(やはり、旅行は事前準備が大事と、よくわかりました)



 …じつはETCカード持ってないのです。車で長距離移動が必要になると思うので、今度ETCカードも用意しないといけないと感じました。せっかくいい車に乗り換えたことだし。


 ②と③に関しては車で行けるが、①は完全に鉄道移動、このまま自分が「乗り鉄」になってしまうのか?鉄道にだけはハマらなかった自分が?と思ってしまう。

 でも、まあ、それもいいかなとか思ってしまう。

 人生とは?何が待ち受けているかわかりません。


 最近、天体望遠鏡も新調しました。

 おもちゃみたいなものだけど、自動で星を追ってくれる機能が魅力です。

 まだ機材がそろってないので試してないけど、「星を追う」という作業がこれで「感覚として」体が理解してくれると?普通の天体望遠鏡の操作もしやすくなるのではと考えています。ともかく天体望遠鏡は難しい!ハードル高いです。


 これは僕の妄想。

 大井川鉄道での旅と、天体観測を組み合わせて、楽しむこととかってできないだろうか?などとも思います。


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〔10月14日分の記述〕


 Fさんへ。


 「箱根神社」へ行ってきました。

 ここに至るには、いろいろあったわけです。


 さかのぼること2日前。この日は夜勤明けで、午前10時くらいに職場を離れたと思う。

 しかし、この日の午後7時から会議があるので、家でのんびりというに訳にもいかない。


 そこで前々から見たかった、映画「この世界の片隅で」を見ることにした。

 夜勤明け、サントムーンへ移動。

 駐車場で仮眠をとる。新車の車内は広く、仮眠にはちょうどいいです。

 午後3時ごろ目が覚める。


 フードコートで軽食を食べてから、劇場に足を運ぶ。

 平日という事で、ほどほどの混み具合い。

 クラウドファンディングで制作されたという事もあり、広告もなくすぐに始まった。


 どう表現したらいいのか…。

 類似の作品と言えば?「火垂るの墓」だが、圧倒的に僕はこっちの方が好きです。

 多少強引な表現だが、「火垂るの墓」と「となりのトトロ」を掛け合わせたような…。

 圧倒的なマイナスがあるんだけど、圧倒的なプラスもあって、見ると心が疲れる「火垂るの墓」より、個人的には好きです。


 監督は元ジブリのスタッフで、「マイマイ新子と千年の魔法」を作った人。


 この映画、非常に質が高いにもかかわらず、ほぼ誰も知らない映画だ。

 どーゆー訳か全く宣伝されず、興行的に完全に失敗した作品だ。

(まったく宣伝されなかったという意味では「この世界の片隅に」も同じだ。しかし原作漫画がそれなりの知名度があったことが、前作と違う)


 マーケティングを無視した映画作りには賛否が分かれるところだが、いいものを作れば誰かが評価してくれているわけで、創作意欲を持つものとしては、「そーだよな、がんばろう!」という気にさせてくれます。


 映画を見終わってから、仕事場へ行き会議に参加。

 終わったのが午後9時で、ようやく帰宅。

 食事を終え、入浴し、明日の予定を考える。


 しかし、ここでつい「ps vita」を手に取ってしまい、今やってるゲーム「GRAVITY DAZE」をやってしまう。

 ものすごい久しぶりに、面白いゲームを見つけてしまったのです。

 こんなにハマったのは、ps1の「トゥームレイダ-」をやって以来。

 飛んだり跳ねたりする冒険アクションゲーム、実は好きだったりする。人死にがあまり出ないところもいい、殺しまくるゲームはあまり好きではない。(だからミリタリーマニアのくせに戦争アクションゲームはあまり好きでなかったりします、人間って不思議です)


 あっという間に時間が過ぎてしまい、「しまった」と思う。


 連休のすごし方、何も考えてない。


 そこで急きょ、連休どう過ごすか計画を練ることに…、時間は23時になっていた。


 富士山の「富士スバルライン」に行くつもりでいた、6月にあるサイクリング大会の舞台だからだ。下見もかねてドライブしようと思っていた。しかし、調べると?この季節積雪で交通規制がある。途中まで行けて御の字という始末で、下見にならない。当然、ロードバイクで走るなんてとんでもない。

 4月から5月にならないと規制が解除されないみたいだ。見事、この計画はとん挫した。



 横須賀軍艦ツアーの再チャレンジはどうか?

 調べると、今、横須賀には米軍空母が長期修理中で、いる。こないだ見逃した奴がいるのだ。

 しかし、肝心なツアーの方が休業中らしい。ツアー船の点検とかなんとか…、こちらも無理とわかる。


 じゃあ?大井川鉄道観光は?

 こちらは問題がない。

 車で新金谷駅まで行けたら?

 そのまま大井川鉄道本線に乗り、北上。

 千頭駅でアプト式に乗り換えてダムの上の駅まで行き、しばらく観光の後、14時くらいまでに千頭駅に戻れば、なんとSLに乗れそう。


「これは行けそう、行ってみようか…」などと考えているうちにソファーで寝てしまった。


 翌朝目が覚めると午前9時を回っている。早朝出発しないと間に合わないので、この日は断念。

 漫画を描いて過ごす。

 夕方、あまりにも体を動かさないのはまずいと思い、あえて自転車で夕食のため外出。

 ロードバイクではなく、MTBの方を使った。

 速度出ないが走破性がいい、でこぼこした市街地の道もスムーズに進める。一応、汎用モデルではなく、スポーツタイプなので速度もそれなりに出る。昔と違い20キロくらいなら、自転車で遠いと感じなくなりました。(しかし、走らないでいると筋肉が落ちてくるし固くなる、だからあえて自転車移動)


 「丸源ラーメン」まで行って食事をした後、スターバックスへ移動し「キャラメルフラペチーノ」を注文して店内でしばし読書。

 再びMTBに乗って自宅へ帰る。


 明日こそは行こうか、大井川鉄道。

 そう思ったが、どーにもコーにも引っかかることがある。

 実は高速道路、運転免許取った時以来、乗ったことがない。当時はETCなどなかった。

 現金でも入れると聞いているけど、どーにも不安が付きまとう。

 実はこの日の日中、ETCカードの申し込みをしたのだ。

 2週間もあれば届くという事。

 今焦って不安な事するよりは、ETCカード来てからのが良くないか?と心をよぎる。

 それに、今は雪の季節。

 こんな時期に、よくわからない山奥へ行くのは、多少不安がある、予定を2週間遅らせてもいいのでは?と考えたのだ。


 で、連休2日目。この日も遅めの起床。

 どーも予定がないとついつい寝坊気味です、やはりちゃんとひと月分の予定をたてないといかんと思う、今日この頃です。


 こういう時、過去の経験則から無意識の自分が、こう投げかけてくる。


 とにかく、「感覚を取り戻す」事に重点を置いた方がいい、と。

 最近、車で遠出をあまりしてないので、若干ながらめんどくさいという感情が芽生えつつある。

 この感情の駆逐がまずは優先課題と、無意識の自分が、訴えてくるのだ。


 なるほど、それで、何かにつけ理由をつけて、家にいたがる感覚があるのか。と妙に納得。


 この日は、セイユーにあるQBハウスで散髪、QBハウスを利用するのはものすごい久しぶりです、東京脱出の時以来。

 同敷地内にあるcocosで昼食。

 メニューに、どー見ても「つばめグリル」の「ハンブルグステーキ」を真似たな、と思うやつが乗っていて、あまりにも似ていたため、注文してしまった。味は…、まあ、まあ、そーだよな。本家の方が上手いよな、という感じです。

 本家はその日、手でこねたハンバーグをビーフシチューとホイル焼きにするんだけど、ここのは冷凍とわかるやつ。ごはんも「これは…たぶん、お湯で洗ったか、炊いた味だな」と感じる白米だった。給湯管を通った水は独特の味がするので、通常料理には使わないんだけど。

 長い人生、ファミレスで働いたこともある、責める気にもなれません。


 「そーいえば」と思い、「つばめグリル」を地図検索。

 ここから一番近い「つばめグリル」は神奈川県の大船、ちょうど横須賀線の起点となる街だ。

 「こんど横須賀へ軍艦見に行くときは、ぜひよっていこう」と思いました。


 そろそろ帰ろうか、と国道一号線に乗ったとき、ふと、こう思った。

「このまま箱根まで行こうか」と。

 遠出の感覚を取り戻す意味も込めて、箱根の芦ノ湖まで行ってみることにした。

 距離も近いし、くねくねしたワインディングロードでのドライブも楽しめる。

 久しぶりに、車のエコモードを「解除」して、真の実力を試して上った、このスイッチ一つで車の性格が変わるというのも、新車のお気に入り機能の一つです。急にトルクが良くなって上り坂なのにぐいぐい加速する、気持ちいいです。

 

 しかし、突然の横滑り。

 路面が凍結していたようです。

 前乗っていた軽自動車とちがい、車重が重いので、予想以上に滑る。

 しかし、すぐに自動的に立ち直った、車に横滑り防止機能がついているからだと思う。

 思わず笑みがこぼれてしまうが、安心はできない。

 いくら車が高性能とはいえ、タイヤはノーマルなのだから、本格的にスリップしたらどーにもならない。

 エコモードに戻し、安全運転に切り替える。

 そうこうしているうちに降雪してきた。

「やあ、今年初めて見た雪だ」と少し感動する。


 カーブでは無理せず、直線でのみ加速する。雪の降る中、ぐいぐい加速する様子は、やっぱりいいです。


 ここで疑問が沸いた。

 この車はセミタイム4WDのはず、コンピューターが状況に合わせて自動的に二輪駆動と四輪駆動を切り替えるはず。

 四輪駆動の時はともかくとして、二輪駆動の時は、前輪と後輪、どっちが回っているんだろう?と。

 いままで特に気にしなかったけど、こういう滑りやすい路面では、駆動輪がどちらかで車の挙動は変わってくる。

 どう滑るかをある程度、予測するには駆動輪の場所を把握しておかないとまずいような気がしてきたのだ。

(調べると?どーやら通常は前輪駆動のようです、滑ったときだけ四輪駆動になるらしい。だから滑り初めは前輪駆動車と同じ挙動をするということかな?後輪駆動だとスピンしやすいけど、前輪駆動なら今まで乗ってた車と同じだから予想しやすいと思う)


 雪がふる中、芦ノ湖へ到着。

 しばらく車を走らせて、切りのいいところで引き返そうと思っていたところで、「箱根神社」の看板を見る。

 前々から存在は知っていたが、行ったことがない場所「箱根神社」!

「ちょっと寄って行こうか」と思い、行くことにしました。


 箱根神社、三島大社と同じく、この地域に古くから存在していると言われる神社。

 三島大社の方が、戦災等で規模が小さくなったのに対し、箱根神社は昔の姿をとどめている。

 森の中にある厳かな雰囲気の神社は、なかなかにすごい霊気を感じさせる感じです(オカルト否定派の僕ですら、そう感じてしまう)


 雪が軽く振る中、しばらく散策。観光客もそこそこいて活気があります。

「そういえばまだ初詣をしてなかった」

 と思い、今年初めての参拝。


 参拝を終え、拝殿をでると、子供が降りしきる雪に両手を上げてくるくると上を見ながら回っている。

「まるで映画みたいだな」と思いつつ、先日みた「この世界の片隅で」の「晴美」をつい連想してしまう。


 もし、もし、ここに、隣に君がいたら?

 たぶん、僕は、その光景が映画の劇中の子を、どうして連想してしまうのか?

 思う限りに君に話すことだろう…、そんなことを急に思った。


 ここは神社、基本的に"彼ら"もそうそう入ってこない場所だ。

 まったく来ないとは言わないが、理由がない限り連中は来ない場所だ。


 もし、君がこれを読んでいたら?

 こう言います。

「Fさんが好きそうな場所、みつけたよ」と。


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〔10月15日分の記述〕


 Fさん、あの「夏祭りの日」、2人で座った「長い階段のある神社」。

 「六所神社」であってる?


 条件にあいそうな場所をあの近辺でさがしても、そこしかないような気がする…。

 でも、黄瀬川を越えてないような気もするし…。

 あんなでかい道路あったかどうか印象がない。


 階段を下りた先に自販機があったのは覚えている。

 

 最後にわかれた東〇の工場の近くのT字路には、南側から入って、僕は北へ、君は西へ、別れたような…。そんな気がする。


 「六所神社」かなー、違う気がものすごくするんだけど、条件で消去法で絞っていくと、かなり有力な候補になる。


 当時、僕はあの辺の土地勘が全くなかった。


 答えを知るのは、君だけ…と言いたいところだが、あとあの時やってきた変な母息子2人組と、監視していたであろうやな奴らだけだ。

 連中に聞くわけにもいかないし、手段もない。

 第一聞けたとしても教えてもらえないし、仮に教えてもらえたとしても、平気で間違った情報を教えてくる連中だ、あてにならない。

 この世で、この疑問に正しい答えを教えてくれるのは、Fさんだけのようです。


 いつか…、あ、いや、いつかではなく。

 今度会ったとき、教えてください。

 もし、忘れてしまっていたなら?

 また2人で散歩がしたいです。


 楽しみにしています。

(「楽しみって…」と言う君の顔が浮かびそうです)

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〔10月16日分の記述〕


 Fさん、あの「夏祭りの日」、2人で座った「長い階段のある神社」。

 「六所神社」でやっぱりあってるのかな? 


 あの日、暗い中、あのすぐ近くにある空中歩道を見たような気さえしてきた。

 あれは全国的にもめずらしい歩道で、当時からTVの取材が来たほどだったと記憶している。


 「六所神社」へ徒歩で近づく際、狭い道がある。上り坂になってる。

 あの日、僕はいらなくなったコンビニ袋を何を思ったか中に放り投げた。

(このことはこの小説内にも書いている)

 あれは坂道での出来事だ。

 君は僕が放り投げた袋を拾いに、坂の下まで走っていった。


 ちょうどこの記憶に符合する坂道も、近くにあったりする…。


 あの日、周囲は暗く、よくわからなかった…。


 でも一つだけ引っかかる。現在のそこは、外から丸見えな印象なのだ。


 そこだけが、記憶と食い違う。でも実際に階段まで行ってみると、印象かわるのだろうか?


 そんな事、思ったりします。


 あの「長い階段のある神社」から東〇の工場わきのT字路まで、かなり長い距離あるいて、君の長い話を聞いた記憶がある。「六所神社」からそこまでもけっこうな距離があり、長い話を聞いて歩くにはちょうどいい感じの距離ではある…。


 しかし、確信が持てない!


 いつか教えてくれると嬉しいです。

 Fさん、がんばれ!君はなにも間違っていないんだから。

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〔10月17日分の記述〕


 Fさんへ。

 これは前にも書いたこと、普通に生活し、普通に友達作って、普通の人間関係を再構築したいとか、考えたりもしています。真実に気が付いてから、以前の人間関係はズダボロにされているし、すぐにどーのこーのなることは不可能な気もする。僕自身、リハビリも必要だし。


 1人でいろんなことろに出かけるのも、自由でいいんだけど、それだけじゃいけない気もする。

 人と話す場所に積極的に出ていかないと。


 そんなことも思い、食事会に申し込んだ。

 いわゆる合コンなんだけど、そんなガツガツしたやつではなく、ゆるーい感じのもの。

 仕事以外で普通の会話を楽しみたいのだ。


 しかし、これは…。幸か不幸か?

 中止の知らせが来ていた。


 せっかく無理して時間造ったのに!夜勤明け、きつい体に鞭打ってケアプランつくったのに!

 中止です!


 これって運命ってやつなんだろうか?


 僕はオカルトの類は一切信じないと、この小説で何度も書いた。

 しかし、こうも書いたの覚えているだろうか?

 神も仏も信じちゃいないが、実は意外に運命に関しては、そうでもないと。


 運命は努力すると報いてくれるような気がする。


 少なくとも、そう、自分で信じていられるうちは、前を向いていられる気がします。


 前にも書いた、月に一回、自分用に「イベント」を用意してリフレッシュしようと計画している!と。

10月に「築地観光」をした。11月に「軍艦ツアー」へ行った。12月の「バンジージャンプ」は少し前倒しになったけど、11月末に行った。

 1月のイベントは、今回の食事会だったんだけど、飛んでしまいました。

 仕方ないから、この間行った「箱根神社」を強引に1月のイベントだったと自分に言い聞かせることにしました。映画「この世界の片隅に」を観たのも1月のイベントにいれていいかな…


 オリバー・ストーン監督の「スノーデン」も見に行きたい。

 この監督が今だ健在なのか、ぜひ確認したいのです。見ると疲れるけど、何度も見たいレベルの高い作品を作る監督です。健在ぶりを確認したい。


 神奈川県で行われる趣味コンには、ハイキングとか観光地散策のものが結構ある。

 特に興味があるのが「江の島」を散策する趣味コン。

 1人でいってもいいけど、やっぱり団体で行った方が楽しいものもある。

 こういう団体旅行感覚のもの、興味を惹かれます。

 

 じつはこんな懸念がある。

 以前、バンジージャンプへ「この日に行きます」と書いたと思う。

 当日、明らかに「変だな、この人目を合わさない」という人がメインで対応してくれた。

 命を支えるハーネスの装着を手伝ってくれる時ですら、目を合わさないし、最後、飛び降りた証明書を手渡す時ですら、目を合わさない。

 目を合わさないって、"彼ら"がけっこう行う基本的な動作だよな…と思う。


 それを、踏まえたうえで、あえて書こうと思う。

 2月12日、大井川鉄道を使い、ダム見学へ行こうと思う。

 新金谷まで車で行き、そこから大井川鉄道本線で北上。千頭駅でアプト式に乗り換えてダム湖へ向かいます。見学した後、1時間ほど暇がある、周辺を散策してすごせば、たぶんあっという間に過ぎるだろう…。

 帰りは、アプト式で千頭駅まで行って、時間を間違えなければ、SLに乗れるはずだ。


 先日、ETCカードが来ました。早速に車にセットしましたが、まだ使っていません。

 7日の日に、初ETCカード使用のために、高速を使って新金谷まで行ってみようと思う。

 高速は久しぶりなので、事前に一度試してみたいのだ。

 帰りに「美保の松原」をポタリングしようと思う、近くのイオンに車を停めて、車載の折り畳み自転車で回ろうと思う。

 また、日本平運動公園に無料のマウンテンバイク練習コースがあるとう話をきいた。ここも一度視察してこようと思う、時間があればMTB持ち込んで走りたいところだけど、たぶん、その時間はないだろう…、近くまで行くから見るだけです。



 Fさん、いろいろなことがあると思う。

 でも大丈夫、きっとうまくいくから。

 あきらめず、前を向き続けてほしい。がんばれ!

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〔10月18日分の記述〕


 Fさんへ。

 よく考えたら、あの日、Fさんは、わざと街灯のない真っ暗な道を選んで歩いていたのだろうか?

 監視・追跡者の存在を意識していたから?

 あえて、真っ暗な道を、選んで歩いていたのだろうか…。

 なんていじらしい、そんな風に感じてしまう。

 ごめんね、きがつかなくて。

 今気が付きました。


 昨日、記憶喪失の人がTVにでていた。

 過去の記憶を失っているというのだ。

 過去に、耐えがたい記憶があるのだろう…。


 自殺したくなるほどの衝動から逃れるには?人格を分離させ、記憶を封印するしかなかったんだと思う。


 "彼ら"の攻撃が最高潮に達していたころ、真実に気が付く前の最後の2日間。

 あの2日間は本当にヤバかった。

 現実を事実と認識できないのだ。周囲のすべてが自分を威圧する異常事態を、正常と認識できず発狂寸前だったと告白します。しかし、"彼ら"の存在に気が付き、君との思い出を正しく認識できて、はじめて理性を維持できた。


 …当時の記憶から、僕は記憶喪失になる人の気持ちがわかります。

 自分の人格を維持するためには、記憶をなくす以外に方法がない。


 しかし、記憶も失わず、発狂もせず、自殺もせず、今僕はここにいます。


 貯金も増えたし、金融資産すら持ってる。新車に乗り、新築に住んでる。

 会社では珍しい資格を生かした仕事をしてるし、別の資格の講座も申し込んだ。


 "彼ら"は僕に発狂するか自殺するかしてほしかったのだろう、しかし、その目論見はすべて失敗し、僕は普通に生活しています。すべてFさんがいなかったら叶わなかったことです。君の存在が、僕を現実につなぎ止めた。乗り越えられない試練はないと、教えてくれた。


 こんな事も思う。

 最近性能のいい車に乗っている。加速性能がいい。

 60キロとか80キロの速度で走っていると?こんなことを思ってしまう。

 Fさん、覚えているだろうか?この小説の初期のころ、"彼ら"の車が猛スピードで脇を通ってゆくという話を。今、車に乗っていて思うのは?あれは60~80キロくらい出していたよな?と感じることだ。

 つなり、"彼ら"は歩行者の脇を時速60キロから80キロの速度で、歩行者に対して「幅よせ」をしてきたのだ、とても危険な行為だ。

 ある探偵社のサイトに「コリジョンアタック」というのが書いてあった。ターゲットにぶつかりそうになるよう歩いて威圧をかける行為だ。"彼ら"はこの「コリジョンアタック」を車を使って歩行者に対して行うのだ!それも60キロから80キロも猛スピードで!

 危険極まりない!

 最近性能のいい車に乗っている。加速性能がいい。

 60キロとか80キロの速度で走っていると?こんなことを思ってしまう。

「この速度で歩行者に車を幅よせしたのか?連中どーかしている!」と。


 こんなことを人々にさせる組織は、間違っていると思う。

 もう一度言う、連中はおかしい。


 "彼ら"がアメリカに逆らえないという話は有名だ、アメリカ政府の意向に反する活動を組織でしないのは、アメリカでカルト認定を食らいたくないというプレッシャーが働いているという。だから、自衛隊に反対することはあっても、米軍に反対は絶対しないし、できない。とても世俗的な組織であり、神聖な部分はなにもない。とても俗っぽい組織だ。


 Fさん、その組織から距離をとっていいのだと思う。


 たぶん、君も記憶喪失になりたくなるくらいに、心を…そんな風に感じなくもない。

 願わくば、あの思い出が君を支えてくれていればと、切に願います。

 君の記憶の中にいる僕は、しっかり君をささえていれるだろうか?

 もし、そいつがさぼっているようなら?こう君に伝えます。

「いつか、君をもう一度抱きしめたい、あの日、あの時の神社でのように」と。


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〔10月19日分の記述〕


 Fさん、連中はまだ、僕にちゃんと説明する気は毛頭ないのだと思う。

 無駄を承知で、高い目標を設定してみようと思う。

 "彼ら"が君を解放するには、連中が僕を「人間」として認識するほどの意識改革が必要という事だ。


 どこからどーみても同じ人類であり、同じ日本人なのに、それを認識できないあたりが、カルト極まりないのだが、この条件は再会するうえで重要に思える。


 最近トランプ大統領の交渉方法の事を「アンカリング交渉術」と紹介されているのを見た。

 いきなり無茶な要求をして、少しでも自分に有利な合意点に持っていく手法だ。

 これを聞いて引っかかった。

 あれ?アンカリングってたしか…。


 某探偵社のサイトにのっていたのも「アンカリング」。

 顔や頭に手をやるしぐさをターゲットに集団で見せることでプレッシャーをかける手法の事も「アンカリング」と紹介されていた。

 調べると、語源は「アンカー」(船を固定するやつ)。

 認知バイアスの一種であり、先行する何らかの数値アンカーによって後の数値の判断が歪められ、判断された数値がアンカーに近づく傾向のことをさす。係留と呼ばれることもある。


 連中が「アンカリング」を使うなら?こっちが使っていけないという道理はない。

 たぶん、心がカルトな連中には、僕が同じ人間であると認識・認知させるということ自体、大変に無理な事であり、アンカリング交渉としては充分につかえるものなのではないだろうか?


 …ここまでかいて、普通の感覚の持ち主なら?

 こう感じるはずだ。

 そんな事すら認められないほど、役員はひどい人格を心のうちに抱えて病んでいるのか?

 病んでいるからこそ?こんな簡単な事すら?交渉材料になってしまうのか?と。


 そう、これは、とてもとても遠回しに「役員」であるあなたを「ディスっている」のです。

 (ここまで読んで、本当に今まで気が付かなくて、ここにいたりはじめて「ディスっている」のに気が付くようでは、感性が病んでいると思う)


 Fさん、もし目の前で憤慨している役員がいても、ビビる必要はありません。

 その人は、初めて感じる羞恥心に悶絶しているだけなのだから。


 連中は究極のカルトだ。このくらい書いてもまだ生ぬるいくらいだ。

 特に連中が君にしたことに比べたら、ぬるま湯もいいところで、本質は直視できないくらいの悪意をはらんでいる。


 もし、君の訴えを揶揄する人がいたら?こう言い返せばいいと思う。

「言うほど不幸じゃないでしょって、だったら今すぐ変わってあげましょうか?」と。


 君も記憶喪失になりたくなるくらいに、心を…そんな風に感じなくもない。

 願わくば、あの思い出が君を支えてくれていればと、切に願います。

 君の記憶の中にいる僕は、しっかり君をささえていれるだろうか?

 もし、そいつがさぼっているようなら?こう君に伝えます。

「いつか、君をもう一度抱きしめたい、あの日、あの時の神社でのように」と。


 君はなにまちがっていません。

 負けないでほしい、がんばれ!

 頑張る君が大好きです。

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〔10月20日分の記述〕

 こんな事も思う…。

 僕は君の安心する顔を見たくて、それがうれしくて、笑顔を見たがったんじゃないだろうかと。

 Fさんの安心した顔は、とても魅力的に見える。

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〔10月21日分の記述〕

 Fさん、最近こんな事も思います。

 ある利用者さんは問題行動を起こす。

 まだ若い。60代後半だ、通常なら精神病院行きだが、認定調査で要介護度をもらったため、認知症対応型施設に入ることができた。

 まだ若いから性的に元気な男性で、日常的に卑猥な言動を繰り返す。

 陰部を露出するなど、日常的だ。

 他の施設では手にあまり、おそらく今のところを追い出されたらもう行くところがない。


 アルツハイマー型だから、いずれパーキンソン症状も併発し、体が動かなくなるだろうが、まだ若いのでだいぶ先だろう…。現状、脚力の低下から長距離移動に支障がある程度で、震え等パーキンソン症状もない。つまり?暴れたらやっかいなのだ。そして、結構頻繁に暴れる。


 身体拘束は医療機関でないと基本できない。

 つまり?暴れる相手に対し、身体拘束せずに「神対応」をしなければいけないのだ、介護職の腕の見せ所でもある。


 この人と意思疎通するコツは?こちらが本気であることを雰囲気で示すことにあると最近分かってきた。少しでもひるんだり、うろたえたりすると、自分より弱い相手と認識して暴力を止めない。

 威嚇してはいけない、それでは介護職として失格だ。


 正直、いままで人を叱る方法何て知らなかったし、わからなかった。

 しかし、それがわからないと、この人の介護はできない。



 "彼ら"の攻撃激しかったころ、誰も助けてはくれない、自力で解決しなければいけなかった。

 誰かに頼ろうとしたら?心が崩れてしまう。

 もちろん、心の支えがあった。

 君の存在だ。


 しかし、行動するうえで心の中の君に問いかけても、答えを出してくれるわけでもない。

 ゼロから100まで全部自分で考え、行動する必要があった。


「誰も助けてくれない、自分だけでやるんだ」


 そう思うと、不思議と自分で思う自分以上の行動力と発想が生まれたのも事実だ。


 24時間これをやるのは正直しんどいが、やるときにはやらねばならず、覚悟が必要だ。


 先に書いた問題の多い利用者さん。

 声掛けだけで指示に従わせるには、眼力がいる。この人は目を見ている、こちらが少しでもうろたえたり、ひるんだりしていると、言う事を聞かない。


 「誰も助けてくれない、自分だけでやるんだ」


 そう思うと、不思議と自分で思う自分以上の行動力と発想が生まれる。

 不思議と眼力も生まれるらしく、最近は指示に従ってくれることも多くなった。


 多くの利用者さんは、優しくすることで信頼関係を築けることが多いが、なかには優しくすると、見下してきて逆に信頼関係が構築できない人もいる。

 日常生活ならば?

 ああ、この人とはそりがあわない、で、済むことだが、介護の現場ではそれでは仕事にならない。職場放棄になってしまう。


 こちらが、だれにも頼らずゼロから100まで、全部ひるまず決断する人間である、と理解すると?

 はじめて「信頼」してくれる人もいるのだな、優しくするばかりが、信頼関係ではないのだな、と最近感じます。


 僕もFさんも、追い詰められたらそういう心境になるが、基本的に他人に迷惑かけないよう、つい考えてしまう性格だった、それはそれで正しい。否定する必要はない。


 その本来の気性をを忘れずに、さらに、「やるときはやる」人間であることを、周囲に認識させられるよう、心を自由に切り替えられればいいのだと思う。

 僕は今、そういう環境にいるため、意識して自分の気持ちをコントロールせざる得ない環境にいる。

 元の自分に戻るために、自分の時間も大切にしている。


 …でもこれって?僕が以前からこの小説に何度も書いていることに、なんだか通じているようにも感じます。僕はこの小説内で何度もこう書いている。

「自分でペースを作って、ペースを守って」と。

 今は、この言葉に、こう付け加えたい。

「自分でペースを作って、ペースを守って、穏やかに。そして時に必要な時には激しく、優しさを忘れず、孤独を武器に」と。


 Fさんは強い女性です、内なる意志の強さをを僕は知っている。

 繰り返し、君に伝えます。

 Fさん、自分でペースを作って、ペースを守って、穏やかに。そして時に必要な時には激しく、優しさを忘れず、孤独は武器になります。前を向くことさえ忘れなければ、必ず「活路」はあると思う。


 誰かが助け船を出すのを待っていては、何も解決しません。

 心の支えにはなれる。

 けど、君が孤独と向き合い、否定せず受け入れて、寂しさを力にできれば、乗り越えられないものはないと思います。そう信じる僕を信じてほしい。


 奇跡は用意されている、そこに向かって進むだけです。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔10月22日分の記述〕

 Fさん。

「組織内再生産」という言葉を読んだ。

 ある雑誌で某宗教団体が、組織を弱体化させないために使っている手段と説明されていた。

 信者の子供をさらに信者にすることで、組織内で信者を「再生産」するのだという。


 たぶん、当事者たちは、こういわれると、いい気がしないだろうなと思う。

 まるで家畜みたいな響きだ。


 誰かの都合のために、再生産される輪から、抜け出ていいと思う。


 その本にはこうも書かれていた。

 どんなに底辺にいても頑張ればむくわれるという教えに人気がある、と。


 …こんな事も思う。

 でもなかにはどんなに頑張ってもダメな人というのは、いるだろうし、そういう人はかなりの数いるだろう。そういう「うかばれない人たち」を満足させる方法として、「例のあの活動」があるのだと思う。


 Fさん、たぶん、今でも僕の事を極悪人と風潮している連中がいるのだろう。

 嘘も100回繰り返せば信じる人が出てくる。


 Fさん、今でも僕の事を極悪人呼ばわりしているカルト信者がいたら?こう言ってあげてください。

「彼、もう40年以上生きてるけど、悪い事してないじゃない、ずっとその話してるけど、予想が外れ続けているけど、まだ言うの?嘘を現実にするために、彼をいじめ続けるなんて、なんて卑屈な考えなの、恥を知りなさい、彼だけじゃない、他の無実の多くの人を貶めて、なんて恥ずかしい人なの」と。


 僕も清廉潔白ではない。

 しかし、ちょっとしたことを、誇大誇張されて、大犯罪人にされるのは、おかしいと思う。


 差別主義は、お釈迦様の教えではないと、繰り返し諭してあげてください。

 もし聞き流されたら?

「あなたがニセ仏教徒だから?この言葉、聞き流すことができるのよ」と言えばいいと思う。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔10月23日分の記述〕

 Fさん。


 横断歩道で信号待ちをしていると?

 目の前に80年代の旧車が通る、中におじいさんが乗っていて、この人、前を見ていない。

 首だけでなく、体ごと振り向いて、信号待ちをしている僕を見る。

「なんだこの人」と思っていると?

 この車、改造車のようで、爆音を轟かせて、僕がついさっき降りてきた坂道を、その車で駆け上がっていった。


 ちなみにこの道、グーグルで経路検索すると?

 自動車ではこの道はヒットしない、歩行者で検索するとヒットするような小道。

 地元の人しか使わない道で、まして、高速道路で走ることを前提にした改造を施した車が、好んで通るような道ではない。


 時々思う、地鳴り系の車で威圧しに来る人は?

 明らかに、若者から借りてきた車に乗ってくるよな、と。

 おじいさんが箱型の旧車で爆音轟かすって…、ちょい悪おやじならぬ、非行爺さんになってる。


 今日は、前々から計画していた早朝サイクリングをしたわけです。

 軽めのもの。朝食を食べにかるく運動ってやつ。

 冷気の中、自転車で走る感覚を失いたくなかった。


 今、漫画を描くのに集中したいのでサイクリングを控えている。

 漫画創作自体は、折り返しに入り、完成が見えてきた。

 いつもより速いペース。(それでもプロより遅いが、肝心なのは早くなっている事)

 作品のレベルは落ちてない、ここも肝心なポイント。


 だからサイクリングに時間を使えない、でも感覚を忘れたくない。そんなところだ。


 いつもと違う行動をすると?"彼ら"がざわつくのを感じる。気のせいだろうか?

 なんとなく、周囲がピリピリした空気を出す。


 こう思った。

 たぶん、あの「非行爺さん」は対面ですれ違いたかったんだろう。

 しかし、タイミングがずれて、よこを通り過ぎるだけでおわった。

 あのものすごい形相で、体ごとこっちをみたのは?

「しまった!」と言ったところだろうか?

(もしくは、"彼ら"とは全然関係ない、ただ単に歳を考えず高速使用の改造車に乗った爺さんが、道に迷ってあたふたしていただけかもしれない。かっこつけていてあたふたしていたという事だったのかもしれない。わからないけど)


 "彼ら"は自らを律して反省しない。トランプ大統領と同じ?

 いやいや、そうではない。部外者の僕には「こう」見える。

「トランプの方がまだ常識人に見える、それほどに役員はおかしい。理由?簡単な事です、トランプ大統領は逃げも隠れもしないからだ。くやしかったら表にでてみろ」と。「裁判で堂々と勝負してみろ」と。


 裁判中で失神して「逃げる」のは"彼ら"十八番オハコだ。

 アメリカの、某大統領は、さすがに裁判中、失神して逃げたりはしないだろう…。


 僕も清廉潔白ではない。

 しかし、ちょっとしたことを、誇大誇張されて、大犯罪人にされるのは、おかしいと思う。


 差別主義は、お釈迦様の教えではないと、繰り返し諭してあげてください。

 もし聞き流されたら?

「あなたがニセ仏教徒だから?この言葉、聞き流すことができるのよ」と言えばいいと思う。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔10月24日分の記述〕

 Fさん。


 代替的事実オルタナティブ・ファクトという言葉を知った。

 トランプ大統領の報道官が、就任式で集まった人の数を、事実よりも多く発表したことに対し、多くのマスコミが間違っている!と攻撃。


 政権側の報道官よりも下位のスタッフが、あれは代替的事実オルタナティブ・ファクトを語っただけだ、といいわけしたのだ。


 代替的事実オルタナティブ・ファクトとは?見方が変われば事実も変わるという事らしいが、今、アメリカではそれは「嘘」と同じではないか、と総ツッコミをしているとか聞きます。


 トランプ氏はトランプタワーができた際も、実際よりも階数を多く「誇張していた」という事実がある。

 50何階しかないのに、60階まであると、はったりをかましていて、消防署に怒られたらしい。あんたの嘘のせいで避難計画が立てられないとかなんとか…。

 また、ローマ法王がアメリカに来る予定があると?法王がトランプタワーに来る、という明らかなデマをマスコミに流してあおったらしい。名前を売るために。


 この人は昔からハッタリで勝負している商売人らしい。

 事実を捻じ曲げて、相手を誤解させる手腕に長けているのだ。


 "彼ら"も代替的事実オルタナティブ・ファクトに満ちた主張を繰り返している。

 明らかな誇張や嘘も、言ってる役員が事実と同じ代替的事実オルタナティブ・ファクトだと本気で信じているから質が悪い。


 こんな記事を見つけた(以下転記)


 ゲド戦記の作者であるアーシュラ・K・ル=グウィン氏は以下のように語っています。


 ウソは、事実ではないことを事実のように故意に語ることです。ウソは自分を安心させたり、誰かをバカにしたり、怖がらせたり、操作する時に語られます。サンタクロースはフィクションです。彼は無害です。ウソはまれに全くの無害であることもありますが、多くは非常に危険なもの。多くの時と場所で、多くの人によって、うそつきは卑劣な人だと見なされます


(転記終わり)


 無害な嘘と有害な嘘がある。

 どー遠慮してみても、"彼ら"の主張には「有害な嘘」が多すぎる。

 そして嘘が事実であるかのように、事実を捻じ曲げることに熱心だ。

 人の純真を、自分たちの都合にあわせて、簡単にゆがめてしまう。


 Fさん、その組織から離れていいと思う。

 Fさんは何も間違っていないのだから、堂々と自分を取り戻していいのだと思う。


 奇跡はもう用意されている、あとは突き進むだけです。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔10月25日分の記述〕

 Fさん。

 今日は正確には2017年2月12日です。昨日は夜勤明けでした。

 夜勤明け、午前10時過ぎに仕事場をでて、どこかで食事をしたかったんだけど、眠気がきそうだったので、行きなれてない場所への車移動はやめて、サントムーンへ。

 食品売り場併設の「はなまる」にて弁当を購入。食べながらどーするか考えようと思っていたが、予想どうり急激な眠気が来る。しばらく駐車場で仮眠。午後二時ごろ目が覚めて、ともかく帰ろうと思った。

 帰宅し、ソファーに座っているとストンと寝てしまい、気が付くと夕方。

 無理をして起きていると翌日の休日がグダグダになる。

 プライべートの充実が何よりも大切と、眠いながらに判断、そのまま睡眠を優先した。

 不思議とその日は静かで、波の音をかけなくても静寂が楽しめ、ぐっすり眠れた。


 僕はこの小説でこう書いてきた。

 "彼ら"の弱点は「そのほとんどが「まとも」な人たちという事」と。


 欠点はそのまま長所になることは、世の中ままある。


 カルト組織としてのその致命的な欠点は、常識的社会で生き残るうえでこの上ない長所でもある。


 その日の静けさを、世の常識人に感謝しつつ、このあたりまえを享受。


 Fさん、未来はあると思う、ないと思っているのは、君をだまそうとしている役員だけだと思う。

 奇跡は用意されている、あとは突き進むだけです。がんばれ!


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〔10月25日分の記述〕

 Fさん。

 今日は正確には2017年2月12日です。

 14日はいよいよ大井川鉄道でダムへ行く小旅行の日です。

 田舎の山岳鉄道って初めてで、すこしわくわくもしています。なにか感動するものがあればいいのですが…。(そういえば、Fさん、鉄道好きって言ってたけど、大井川鉄道は乗ったことある?)当日、新金谷駅から9時ごろ出る電車に乗る予定です。帰りはSLに乗る予定です。


 今日は朝、はじめてコメダコーヒーへ行ってみました。

 いつぞや「がっちりマンデー」というTV番組で紹介されたのを見て以来、いつか行ってみたい、と思っていたら?近所にできていたので、いつか行こうと思っていたのだ。


 ボリュームがある、と聞いていたが、静岡バージョンなのか?すこし控えめなメニュー設定。

 オプションでボリュームが出せるようになっていた。ローカルアレンジだろうか?


 少しボリュームのある朝食を頼んでから、読書をしながら朝食、休日、コメダコーヒーで読書をしながら朝食をとりまったりする、悪くありません。

 周囲では、朝食の時間なのに、親子や友人で来て、会話を楽しみながら朝食をしている人たちが結構いる、朝食を家族で外食という生活スタイルは、過去なかったような気がするが、それが今風という事なんだろうか?時代は常に変わり、動いています。

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〔10月26日分の記述〕

 Fさん。

 今日は正確には2017年2月12日です。


 この日はこの後、車の無料点検の日なので、ディーラーへ行った。

 なじみの担当者はこの日にかぎり目をあわさない?なにかしらのバイアスの影響下に入ったことがうかがえる。たぶん、同僚なり上司から、僕がとんでもないやつだ、的なバイアスをものすごくかけられたのだろう。この手のリアクションをする人には過去よく遭遇した。「またかな?」と思った。

 こういう時の対処法を僕は知っている。

 こういう時、「バカになりきる」事が大事だ。空気の読めない馬鹿になりきった方がすっきりします。

 昔、「鈍感力」という本がバカ売れしたことがあったが、ようは、こういう事なんだと思う。

 もともと空気の読めない性格なのだから、成長した分を抑制して、「」で行けばいいだけなのだ。


 車の点検中、新しい本を読むことにした。前読んでいた「朝日新書 「ほったらかし投資術」」はコメダコーヒーで読み終えてしまった、次にどれを読もうか?と思ったが、ここは「韓非子」の文庫を読もうと思った。前々から読みたかったのだ。

 中学高校で世界史に登場する、古代中国の思想家「韓非子」、「諸子百家」の1つで、10ある学派(儒家、道家、陰陽家、法家、名家、墨家、縦黄家、雑家、農家、プラスアルファで兵家)のうち、韓非子は「法家」に属するらしいのだが、単純にそうカテゴライズできるものでもなく、ベースは法家なのだが、その他の学派の影響もいろいろ受け入れて、成立しているらしい。


 僕が韓非子に興味を持ったのは、本屋時代、出版社からきた宣伝のFAXを見た時だ。

 秦の始皇帝が、どーしても会いたいと願った思想家は、他ならぬ「韓非子」だった、と。

 中国を初めて「統一」した皇帝が、感銘をうけた思想こそ「韓非子」のものであり、「孔子」でも、「孟子」でもなかった、その事実が頭に残ってきえなかったのだ。


 本によると?韓非子は「法家」であるのもかかわらず、「儒家」の荀子に教えをうけたりしている。

 「荀子」の教えは「儒家」のなかでも独特だという。

 「儒家」は家族の愛と道徳を最も重視します(ん?どっかできーたよーな…)。

 これを出発点として、愛や道徳を近隣の人たちへと押し広めてゆき、やがて国家レベルへ広めて行けると信じる思想です。愛と道徳に満ちた家庭を基礎にして、愛と道徳の国家・愛と道徳の世界を実現する…、それが儒家のめざした理想らしい。

 一方「法家」は愛や道徳を信じない、たとえ信じたとしてもそれを国家レベルにまで推し進めることは不可能だと考えるらしい。

 親を思う子供は、しばしば君主と親の間で板挟みにあう、それを現した有名な言葉がこれだ。

「考(家の理論)ならんと欲すれば忠(国家の理論)ならん」


 「荀子」は「儒家」なのだが、この世の人間は生まれながらに「悪」である、と考えた。

 この「悪」である人間を「善」に導くには「礼」がいるとした。

 この「礼」とは社会の約束事であり、この約束事を守らせることができれば、人々を「善」に導ける、と孟子は考えたわけです。

 この「礼」を「法律」と置き換えれば、「法家」の韓非子にも容易に「儒家思想」を受け入れることができ、他派の思想を受け入れて、刺激的な思想研究につながったものと、そう思われます。


 韓非子は、権謀術策めぐらす勘の国の王室の庶子として生まれ育った、生き残るためには、実践的な生きる思想が必要だったものと思われます。

 同じく、秦の王室で、似たような境遇で生き残り王となった秦の始皇帝もまた、似たような感覚の持ち主だったのだと思われます。


 「生き残る知恵」少し学びたいと思いました。



 "彼ら"も荀子同様、人間性悪説をとっているのだろうか?

 人間はもともと悪であり、教えを受けなければ善になれない。

 だから?自分たちの教団に入らないものを、なんの迷いもなく「悪人」と決めつけて、攻撃できるのだろうか?だとしたら?間違っているとしか言えない。


 この世には「教え」なんかなくとも、たしかに得られる「安心と信頼」が、ある。

 僕はFさんにそれを教えてもらえた、"彼ら"のカルトな教えなどくそくらえだ。なんの役にも立たない。


 そこまでいわなくても、と言う人、たぶん、いると思う。


 Fさん、もし、そういう人がいたら?こう諭してあげてください。

「あなたは知らないだろうけど、この組織は、無実の人間を自分勝手な理屈で「本当に」死ぬまで追い詰めて、過去、それこそ数えきれないほどの被害者を出しているのよ、あなたが知らないだけなの」と。


「だれでも、こんなやつ消えてなくなればいい、と思う事はある。でもね、それを心の中で思うだけと、実際に実行してしまうのには、大きな隔たりがあるの。この組織の役員たちは、この大きな隔たりをいとも簡単に飛び越えてしまう恐ろしい人たちなのよ、騙されないでね」と。


 別れぎは、なじみの担当者はなぜか「ごめんなさい」と言った。

 偶然か必然か不明だけど、こういう時、僕はこう考える。

 「理解できない事実の前には、何かしら欠けた事実が存在する」と。

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〔10月27日分の記述〕

 Fさん。

 今日は正確には2017年2月12日です。


 車の点検が終わって、久しぶりにベランダガーデニングをしてみた。

 ガーデニングを始めて初めての冬、いろいろと学ぶことが多い。


 まず、生きた花って寒いと「凍る」という事実。

 どんなに頑張っていた花も、凍ってしまっては一気にダメになってしまう。

 徐々に弱っていくイメージでいたが、それは間違いで、あひ寒い日に「一気に」傷んでしまうのだ。

「温室」ってやっぱ要るなと思います、しかし、今年は初年なので、とりあえず外に出しっぱなしにしていくとどーなるか、見極めたいと思います。(そうはいっても、一部室内に移動させた花もある、これはどーにもまずいとことまで傷んだ、と思うやつだ)


 あと、「つち」も凍る、という事実。

 当たり前なのだが、実際に凍った土をさわると、カチコチで、イメージしていた以上に固くなる、これでは花も痛むなと実感します。(これほど過酷な環境で、いまでも咲いているはながある、大したものです)。

 以前は適度にさらさらだった土は、いまはものすごく水はけが悪くなっている。砂利を入れると水はけがよくなると聞いていたが、あまり効果を感じず実行しないでいた。しかし、こうして土が凍るのをみると?砂利は要るなと実感します。


 今回、何点か寒さに強そうな「白い」花を何点か購入し、プランターに寄せ植えしてみた。

 何日もつか、経過観察してみようと思います。

 

 時代は常に変わり、動いています、「生き残る知恵」少し学びたいと思います。理解できない事実の前には、何かしら欠けた事実が存在する、今後も日々経過観察し、生きる知恵を磨きたいと思います。


 しかし、どーにも、こーにも、人間、本来の気質は変えられない。

 つい、こー考えてしまう。

 大井川鉄道での今度の小旅行、電車に乗ると?Fさんと偶然の再会ができたら、なんてドラマチックなんだろうと。きっと思い出に残る、最高の演出になる、なんて思ったりもする…。


 こうかくと、君はなんてのんきな!と怒るのだろうか?

 それとも、変わってないわね、とほほ笑むのだろうか?


 いま、少しでもクスッとしてくれたならば、それは、僕にとって最高に至福の時です。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔10月28日分の記述〕

 Fさん。

 今日は正確には2017年2月12日です。


 今日、車の点検を終え、サントムーンへ花を買いに行く途中、長泉の役場前を通った。

 その向かいに古いコンビニらしき商店が見える…。


 あの夏の日、アイスを買ったコンビニはたぶん、ここだと思う。

 あの暗がりの中、キスをしていると突然のヘッドライト、2回続いたことは偶然とは言い難い。


 当時の僕は気が付かなかったが、そう確信した君は、意を決して僕の手を引いた。

 六所神社なら?監視の網から外れるかもしれないと思ったのだろうか…。


 途中コンビニによって買い物をした。

 そして徒歩で移動。六所神社へ向かう。


 記憶の中にある「体感時間」をさぐると?たしかにあの道順なら?当時感じた時間感覚と違和感がない。


 神社の位置がただしいなら?

 あの日僕らはこういう道順で歩いたのか…、とうっすら見えてくる。


 怖かったことと思う。


 僕を見捨ててその場から逃げ出しても良かったはずなのに、君はそれをしなかった。



 今、TVを見ていると、幸福の科学に、人気女優の清水富美加さんが出家したと報道している。

 なんでも教祖自ら彼女の守護霊を呼び出して、それが千手観音だったのだそうだ。

 彼女も、生まれてすぐ入信したのだそうだ。


 TVで公開されている本人談とされるコメントも、本当に本人のコメントかいぶかしく感じる…。


 Fさんは当時もかわいかった、たぶん、広報的な仕事とかもしたのだろうか?


 このニュースを見てどう思う?



 今日、別の番組で、こんな言葉を聞いた。

「コントロールできない過去よりも、変えられる未来にかける。」

 野球選手の松井秀喜が語ったらしい。

 僕らと同世代の人間が、これを語るか!と思わず考えてしまったが、いい言葉だと思う。


 僕はこの小説でこう書いてきた。

 "彼ら"の弱点は「そのほとんどが「まとも」な人たちという事」と。


 欠点はそのまま長所になることは、世の中ままある。


 カルト組織としてのその致命的な欠点は、常識的社会で生き残るうえでこの上ない長所でもある。


 世の常識人に感謝しつつ、このあたりまえを享受したい。君とともに。


 Fさん、未来はあると思う、ないと思っているのは、君をだまそうとしている役員だけだと思う。

 奇跡は用意されている、あとは突き進むだけです。がんばれ!

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〔10月29日分の記述〕

 Fさんへ。


 横風さえなければ意外と大丈夫でした。


 何の話か?といえば、高速道路での話。

 前回、何十年ぶりに高速道路を走行した際は、横風にあおられて大変だったんだけど、先日、ダム見学のため高速を飛ばした際は、横風がなく、スムーズに飛ばせた。

 高速走行でも、あの新車は問題を感じない。大したものです。


 ダム見学のためまずは静岡まで飛ばして、そこで同乗者を拾い、再び高速へ、新金谷へ向かう。


 事前視察の際は第二東名から降りたからすぐ着いたが、今回は第一東名から降りたので、新金谷までかなりある。お茶畑の風景を見ながらしばしドライブとなった。


 新金谷で車を停める。プラザロコという場所で、チケットを。という話だったが、まだ開いていない。

 電話では8時半には来てくださいと言っていたが、今は8時35分。

 駅舎に行き、事情を話すと?

「まもなく空きますから」とのこと、田舎の大らかさと言ったところだろうか…。


 そうこうするうちにプラザロコの扉が入れるようになる。

 中に入り、予約していたものであると告げるが、とうも様子がおかしい。予約があることは把握しているが、用意してあるチケットが見当たらないと、探している様子。

「またか?」

 と思うのは、僕の思い過ごしだろうか?

 これが"彼ら"のせいである無しにかかわらず、こういう事はあまりに多いので慣れてしまった。イライラしない自分に気が付く。たぶん、若いころなら?イライラしていたと思う。


 プラザロコの人は皆笑顔でいい人だった。


 チケットを買ってからしばしプラザロコ内を見て回る、駅弁がほしかったのだ。


 施設内にはもう走れないであろう車両が何点が展示されていて、かなり古い機関車もあった。


 駅弁を買い、駅舎へ移動。

 駅舎内は、一区画だけ妙におしゃれなカフェができていて、好印象。古い中に一区画だけ最新デザインのおしゃれなものがあると、古いものすら、引き立ってよく見えてくる。

 プラザロコのなかにも、こういう区画があれば、全体がよく見えるのに、と思った。


 大井川鉄道は、どうも他の私鉄と勝手が違うようだ。

 ホームで電車を待とうと思ったが、切符さえあればホームに入れるわけでもないらしい。段取りがあるらしく、しばし駅舎で待つ。

 自動改札がないからなのかな?と思いつつ、しばらくしてホームに入れるようになる。久しぶりに、人の手で切符を切ってもらう。この感覚、たぶん小学生の時以来か?電車を待つ間、切符の切り口をいじって待っていた感覚が、急によみがえる。


 電車がやってきた、この車両自体、どこかの私鉄からのおさがりらしい、それなりに年代を感じる。二両編成で、千頭駅まで向かう。

 車窓は大井川が見る位置に移動してみると、なかなかに悪くない景色が堪能できる。

 河川敷が異様に広いので、ここでいろいろできるななどと、つい考えてしまう。MTBの練習もできそうだし、誰に気兼ねすることなくラジコンもできそうだ。けど、そうした事をしている人は見かけなかった。(いないという事は理由があるわけで、たぶん、そうしたユーザーはもっといい場所を知っているのだろうと思われる。)


 もっと暇をもてあますと思って、本とかゲームとか持ってきたんだが、全くいらなかった。景色を見ているだけで、十分楽しく、あっという間に時間が過ぎる。


 千頭駅につき、アプトラインに乗り換える。

 結構大きな駅舎だ、観光起点になってるらしい。温泉街とかもあるし、利用客が多いのだろうと思う。


 アプトラインは想像以上に小さい車両。

 もともと資材運搬用の路線だったとどっかで聞いた気がする。

 ここから先は、田舎の風景が広がっていく。山岳部のお茶畑とその農家、および森林地帯と大井川の風景だ。

「よくここに住もうと思ったな」と思うほど山奥なのだが、お茶畑の広がりを見ると?当時ここに住もうと思った人たちの考えの一端がうかがえる。

 いい場所がもうみな抑えられた後、お茶農家をやるなら、ひとが手を付けていない土地を探さねばならず、結果ここに開いたのだろう…と。


 アプトラインは女性車掌だった、なんか妙によそよそしく感じるのは気のせいだろうか?


 同乗者と車窓を見ながら駅弁を食べる。

 しばらくして、ダムが見えてくる。


 駅は無人駅で、ホームから外に出るのにいったん線路上を歩く。

 アプト式の機関車を切り離さないと、向こう側に渡れず、しばし、切り離しまで待った。


 ホームをでて全く人影がない。

 プラザロコでもらったプリントには、管理棟一階へいけとある。

 どれが管理棟か全くわからないが、見当をつけて歩いてみた。

 案内板すらないのだ。


 ダム敷地内に入り気が付くのは、駐車スペースの多さと、トイレの多さ。駐車スペースは当然ガラガラ。誰もいない。

 明らかに多くの人の出入りを想定した設計なのだが、人気はない。


 管理棟の到着、入り口に近づくと、なかから女性が出てきて対応してくれた。こちらが2名にもかかわらず、親切な対応。


 中に案内され、まずはダムカードをもらった。

 あのうわさのダムカード。

 テレ東のニュースで、このカードの事は聞いていた。

 最近、ダム見学者が増えているので、国土交通省肝いりで始めた企画。見学者に野球カードならぬダムカードをわたして、集める楽しみを提供しようというやつ。はたしてコンプリートしたつわものはいるのだろうか?


 まずはモニターで簡単な説明を受ける。

 そして実際にダム見学に入るのだが、説明で見せてくれた模型がそのままデカくなったような作りに、少し感動する。


 まず内部通路を歩くのだが、まるでバイオハザードのゲーム画面のようだ。いつゾンビが出てきても違和感のない通路。何てことのないただの通路なのに、少し面白い。


 説明によると、こうもりが住んでいるらしい、時々そのフンが落ちている。通気口から入るらしいのだ。


 まずは中央にある巨大なゲートを見せてもらった。

 どう説明したらいいのか、巨大な振り子のような構造で、水門を開け閉めしている。ともかくデカい。そして単純な構造。その巨大さに圧倒されます。見ていてなぜか飽きない、不思議です。


 いったん外に出て、下からダムを眺める。

 先ほど見た巨大ゲートが横に何基も並んでいると説明を受ける。

 こんなでかいものを人の手で作れるのかと、圧倒されます。


 一度ダム内に戻りエレベーターで上がる。

 今度は別のゲートを見せてもらう、先ほどのゲートを点検する際に占める予備ゲートのようなものだ。

 ワイヤーで上げ下げして扉を閉める構造。大きなワイヤー室を通った。映画みたいな光景、と思う。


 一緒に行った甥が言う、ここでサバイバルゲームやったら面白い、と。


 ダムの上に出る。

 放水した水を勢いを殺してから流す構造や、ダム自体を維持する自家発電用の放水路などの説明を受ける。

 反対側に回り、ダム湖の方を見ると、なかなかに壮観な景色が広がっている。噴水があり、あれは水が腐るのを防ぐためだと説明される。ここで気になっていたことを聞いてみた。

 水の色が緑色あのはなぜですか?と。


 この水、大井川にも注がれていて、どうしてこういう色なのかずっと疑問だったのだ。


 説明によると、水中の粒子が、緑色を反射する性質があり、そのせいでこういう色になるという。いわゆる構造発色と言うやつだと思う。


 1人できたら寂しいだろうが、誰かとくるなら?ダム結構面白いです。たぶん、Fさんはこんなことを考えているのではとか思う。

「私のどこがいいの?」と。


 支えになってくれる人が身近にいてほしいと思事は、いけない事かな?と僕は答えます。


 いろんなことを話したいし、共通の思い出も増やしたい。

 そう思う事はダメなのかな…


 いつか、答えを聞かせてください。

 …いや、答えを見せてください、と書くのが正解かな。


 君の記憶の中にいる僕は、しっかり君をささえていれるだろうか?

 もし、そいつがさぼっているようなら?こう君に伝えます。

「いつか、君をもう一度抱きしめたい、あの日、あの時の神社でのように」と。

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〔10月30日分の記述〕

 Fさん、覚えているだろうか。


 あの夏の日、暗がりの中、おそらく六所神社と思われる場所まで2人で歩いている時の事。

 僕は当時、あのあたりの土地勘が全くなく、君に案内されるがままに歩いていた。

 暗がりでは周囲はまったく見渡せず、周囲の景色は全く見えない。


 歩いていると?何だか知らないが広い敷地であると思われる場所の、横の歩道を歩いていた。

 立ち並ぶ木々の向こうには、真っ暗な空間が広がり、なにやら広い空間があるのがわかる。


 当時、僕はそこを学校だと思った。


 だから、長い階段のある神社を探す時、学校を起点に探したりもした。


 でも、今はこう思う。というか、思い出した。


 あの日、あの時、僕は君に「ここ学校?」とその何もない空間をさして聞いた。


 すると君はこう言った。

「ううん、ここは公園」と。


 …たぶん、門池公園のことだと、今は思う。


 すると?あの門池公園の脇の道を、当時、2人で歩いたのだろうか。


 いつかFさんにあったら、教えてほしい。


 今でも頑張っていると信じています。

 負けないでほしい、がんばれ!

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 こんな事も思う…。

 月のはじめ1日の日に、一斉に"彼ら"の本部に「白紙」のはがきが到着するというの、どうだろうか?

 大量にくるはがきをみて「なんだこれは?」ということになるだろう。

 はがき自体には、宛先以外、一文字も書いていない完全な「白紙」だ。

 "彼ら"は口コミ社会だ、いずれこの小説の記述を突き止め、この白紙はがき運動が、彼女を解放してほしい、というアピールであるという事実に、役員は気が付くだろう。

 各々が独自のタイミングで行うと?効果が薄い。

 皆がタイミングを合わせるために、月に一回、1日に一斉に行うというのはどうだろう?

 ご家庭にある余ったはがきが一枚でもあり、彼女への組織の対応におかしいと思うが、自分には何もできないと思っている人がいたら…、はがきを出してほし。"彼ら"の東京の総本部あてに。

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 できることならば、組織内の良識ある女性有志が、彼女の思いを汲んで、自発的能動的にこの署名活動を展開してくれることを望みます。"彼ら"の多くは実は「まとも」である、と、僕は繰り返し書いてきました。この推測が事実であることを示してください。この推測が事実であるならば?なにも難しいことはないはずです。

 そう思わない?Fさん。

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 正直、"彼ら"が消滅しようが自滅しようが、興味はありません。最愛の人に会えれば、人生の邪魔をしないならば?自らの罪を受け入れ、咎と向かい合う勇気を示してくれるなら?"彼ら"がどうしようとどうなろうと、まったく興味はありません。常識的な人々が主導権をとり、正常な組織に時間をかけて変わってゆくのを眺めるのみです。そういうのわるくありません。

 Fさん、どう思う?


 Fさんの手紙、待っています。


(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

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