第9話 クリスマスの前日から(未来へと続く話その2)
〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語の登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください
(この物語はフィクションです登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)
〔クリスマスの前日…、1日目〕
淡々と粛々と可能性を1つ1つつぶしていく…。そんなスタイルがいま必要なのだと感じます。とりあえず、2日ほど普通に過ごそうと思います。
13時15分まだ奇跡と遭遇なし。見過ごした可能性?わかりません。
奇跡に会うまでこの小説は続くと思います。
今日はおそらくもう外に出ません。
もしかしたら…ま、ネガティブな事は思いますが、もし逆だったら失礼なので…
奇跡を待ちます。
〔クリスマスの日…、2日目〕
淡々と粛々と可能性を1つ1つつぶしていく…。そんなスタイルがいま必要なのでしょう。何も確信が出来ない状況なので、君の現状はなにも変わってないとして語ります。今でも想っています。いまこそ心の鍛錬を見せる時でしょう、その辺の根性と違う所を見せるときなのでしょう。君が頑張れるなら僕も頑張れる…。
奇跡はありませんでした…、なかなかの心の修行をさしてくれる状況です。
その夜の事です、これを書いてから外が騒々しくなりました、(エンジン音が勤労感謝の日の前と同じように…)今だ!チャンスだ!って事なんでしょうか…、「欧米か!」ならぬ「子供か!」と突っ込みたくなります、1部の人だけと知っています、とばっちりをうけて不愉快という人もおられるでしょう、けど、もし、目のつく範囲で正せることがあれば、そうだよなと心の中でつぶやいていただければさいわいです。
そして…
上記を書いてすぐ…
静かになりました…。
〔土曜日…、3日目〕
おはようございます。君は今どういう状態なんだろう…、どのような状態の君でも手紙を見る上では事実に気がついたぼくを無視はできないようにおもうけど。
君にいろいろアドバイスをした、そろそろあのアドバイスを自分の就職活動にも適用してみようかと思い始めています。やはり正攻法では厳しい、それがわかっただけでも成果はあると思うんです。
アドバイスは少しは役に立ったのだろうか?そうであればうれしいです。
年賀状は投函済みです、意図的に地味なやつにしました。
事実だけを記載します、皆さんどう思いますか?
ついさっき外からクラクションの音、何の気なく窓を開けるとタクシーが1台ハザードをつけて停車中、周囲に車なし、何故鳴らしたんだろう?と思うと同時くらい、窓を開けてこちらが姿をさらすとすぐクラクションを2回鳴らす。周囲に車なし、まったく鳴らす理由がない。この程度の事でビビる訳もなくこの後この白地にオレンジのタクシーがどうするのか観察。むろん向こうから見えるように。根競べで負けたことはない。
中から人影?暗くてわからない、隣の家から何かを運び入れる。表示は“空”のまま、お客はいない。その後も動きなし。ずっと停まってる。こちらもじっと見る。ついに根負けしたのかタクシー灯を消して立ち去る、あいかわらず表示は“空”のまま、お客はいない。いつも聞こえるクラクションはこの白地にオレンジのタクシーだろうか?業務用車両は会社に苦情いえるからナンバー確認する必要ないのです。
どう思いますか?単なる偶然なんでしょうか…
もう1つわかる事実があります、クリスマス会えなかった僕が弱っている…、そう判断した人達がこちらに複数来ていてうるさい…、つまりこの人達はもう僕がウソでなく本当のことを小説に書いていて、彼女と僕のことを事実だと認識していると判断できます。うそつきと思われていた頃から比べると随分の進歩です。さて、この話が真実と知って心がどう感じるのか?なにも感じない人は周囲からどう思われるのでしょう…、
そんな周囲の騒音をききながらそんな感想を抱きました。
〔日曜日…、4日目〕
昨日の続きです、僕がうそつきから本当の事を書いていると思われると変化した理由は推測でもたった1つしか思いつきません、彼女が呼応した態度を示したという事でしょう、あるいはそれに類する事態があったと予想されます。でなければうそつきから真実を言ってるには変化しないと思うからです。彼女のためを思う方々へ、その態度への表明はなにかまずい事なのでしょう、けど、良心まで押し殺すのは人としての本分ではありません、心の中で彼女の心を支えてくださるだけでも随分ちがいます。僕は悩みが多い分人の痛みに重みを置くようになってしまいました、これがいい事なのか悪い事なのかわかりません、でも少しでもそうだよなと思う人は彼女の為に祈っていただけないでしょうか?よろしくお願いします。
〔月曜日…、5日目〕
この日の内容は後半の〔主張1〕として転記します。
〔火曜日…、6日目〕
明日まで6時間以上あるけど先に書きます。
本にこんな記述があった、子供に仏教にちなんだ名前をつける。僕は1度君に僕の名の由来を話したと思う、その時物凄く嫌がった。多分自分の名前の由来を聞いて欲しくなかったのだろうか?記憶があいまいでよく思い出せない…、記憶はあるんだけどこれ書くと君の本名を書かないといけなくなるので止めます。願わくは君がこのときの事覚えていてくれる事です、仮に覚えてなくても君と僕がこのことを思い出そうとする作業を時を同じにして行えば2人の共同作業のように感じられます。ひさしぶりな感覚。
で、調べてみた。やはりある。2文字のうち後半の1字は女の子特有の字、そして前半の1字には以下の意味がある。仏教以外にも儒教的意味合いと西洋哲学的意味合いと合わせて3つもある。
つまり、君は自分の名前の意味を3つの中から選ぶ権利を持ってる。
○仏教では知慧ある人(事物の真相を照らし、惑いを断って、悟りを完成させるはたらきのこと。物事を正しく捉え、真理を見極める人)らしい。
○儒教では物事の善悪を判断する能力、また、その能力を得るための勉強、のような意味らしい。
○西洋哲学では狭義では哲学、広義では学問全体を指すそうです。
どこにも人に尽くすとか、ルールを守るとか、誰かに従うとか書いてない。君は自分の名前の意味どおり生きていいんだと思う。ほんと、いい名前です。すてきです。
組織の多くの人達が昔PKO法案に反対したとき、活動のボイコットや会合への出席拒否など何故できなかったのだろう、その程度の自己主張も出来ないほど民主的でないのだろうか?仏の法がなにより大事と思うなら貫けばいい。それが人間の真の自立であり、革命なんだから。
〔水曜日…、7日目〕
水曜日まで30分ほどフライングで。
今日ニュースでこんなのを見た。C型肝炎患者の救済法を作りたくて民主党から立候補して受かった新人女性議員、しかし小沢幹事長は議員立法を原則禁止にしたため、その女性議員は法案の提出が出来なかった、悩んだ彼女は誰も思いつかない行動に出る、普通新人議員は党の幹事長にたてついたりしない。なのに彼女は周囲の目も気にせず小沢幹事長に直接直談判して法案を提出さして欲しいと訴えた。そして、それは通った!小沢幹事長は法案提出を許して、こないだついにC型肝炎患者救済の法律が成立した。新人議員には異例の大仕事だった。
このニュースを見て僕は君の姿をダブらせた。校長先生にすら電話で直談判する君、正しいと思ったら行ける所まで突き進む君の姿とダブって見えた。
今もそうであってほしいと願います。君から多くのものを学んだ僕から見れば、君の勇気は本物です。そして今もそうだと信じます。17年前の君に遅まきながらこれを伝えます。17年前の君を経由して現在の君がこの言葉を受け取ってくれるならなによりです。
〔木曜日…、8日目〕
今年も終わってしまいます、17年17年と何度もいいました、どこか期日をきめないと。いつまでも17年と書くわけにもいきません。正確な日付がわかっているのはあの日、あの夏祭りの日。君がかわいい浴衣を着てきてくれたあの日、紅の豚を一緒に見たあの日、私も賭けをしてるのと君が言った日、君が僕に戦う豚であることを望んだあの日、映画のラストのキスシーンに君が振るえがくるほど感動していたあの日、あの日を基点にしようと思います、便宜上の基点、2人の思い出の日。唯一正確な日付が解る記念日。1992年7月26日。来年のこの日が来た時点で18年と記述を変更しようと思うけどどうかな?君の同意が欲しい。そんな事思いました。僕は戦う豚になれているだろうか?
人は誰かを非難するとき自分が一番言われていやなことを言って相手を非難する。
たとえば人格攻撃をしてくる人は人格攻撃が一番されたくない人だし、仕事の段取りと責める人はそうしたことを人から言われるのに一番不安を感じているからだ。君の周囲に君を非難する人がいたとするならば、こう考えればいい、
この人はこういう事他人から言われるのが一番きつい人なんだ…、ってね。相手の内面が理解できるし、相手の弱点も知ることができる。そして何より“恐怖=理解できないもの”だ、理解できればこわくない。相手の内面が理解できればどんな恐ろしい相手でも怖くない、理解できないから怖いし、思考停止になるのだ。もし、誰かから責められたら、どんな責め方をするかじっくり観察すれば相手の内面が見れて面白い。
それから、「意味解らない」はそちらの世界のテクニックだと思う、相手に自分を無能と思わせるための方便だ、こうした方便を多様する人でも、それが方便であると指摘した瞬間素顔がでる瞬間がある。
人間は無意識の反応やしぐさまで隠せない。
観察を繰り返せば絶対に糸口がある。
もし、一向に上手くいかずストレスがたまったらこう考えればいい
なんで私の貴重な時間をこんなやつの事考えて消費しなくてはいけないんだ!私の貴重な時間、もっと大切に使わないと。
こう自分に念じると大変だけど、邪念を吹っ切れる糸口をつかめる。煩悩のコントロールにつながる。東京で見つけた経験則です。
金目立てと非難する人はそういわれるのが一番嫌な人、お金に固執する人。
詐欺師呼ばわりする人は、そういわれるのが一番良心が痛む人、普段からそうした行為にてを染めてる人。
情がないという人は、自分自身情がない人。そういわれるのが一番きついと感じる人。
人を常に上から見下す態度の人は、人から見下されるのがなによりも嫌な人、そんな経験ばかりしてきた人生の人。
こう考えるとあいての内面が理解できる。理解できると恐怖をコントロールできる。コントロールできる恐怖は克服できる。克服された恐怖はもはや恐怖ではない。
で一番厄介なタイプは自分の言葉で語らないタイプの人、人を非難するとき何かを持ち出して「ここにこう書いてあるだろ、何で守れないんだ」というタイプの人。自分の中身をさらさないのでやっかい。何を考えてるのか理解できない。必死に理解しようとしても一向にわからない。この場合どうすればいいのか?簡単です。中身のない人と思ってしまえばいい。中身のない箱のあるはずもない中身をあれこれ詮索するのはエネルギーの無駄で、中身のない言葉にいちいち付き合っていては身が持たない。ないのだから無いと割り切ってその人を見てみればいい。そうすると不思議な事にそれまで理解できなかった人がなんとなく理解できてくる。
非難するとき自分の言葉で語らず何かの言葉やルールでせめてくる人にとって世の中の価値はそれで全てと言うことになる。中身がないのは実は本人が一番認めたくない事実のはず。そういう葛藤を持った人ほど自分の言葉を使わない。こういうタイプに論戦はむずかしい。でもこの手のタイプは感情のコントロールが苦手な人が多い。相手は折れるものと心から思いこんでいるタイプが多い。融和させるのは不可能に近い、こちらが折れない限り、
でも破綻させるのは不可能じゃない、絶対に折れない所を提示して相手がもうめんどくさい、終わらしたい、と感情を爆発させるところまで追い込めばできる。並大抵の事じゃないけど。そう思う。でもこの手のタイプの人は自分の上位者に言われるとコロッと態度を変える事が多い。
それでも融和を求めるときは言葉ではなく態度や行動で言いたい事を表現すればいいのではないかと思う。このタイプの人は語る言葉を持ってないだけで本当に中身ががらんどうなわけでないのだから。行動でも通じないタイプは、間接的意見、これは消極的方法だけど、第3者と話している中に、当人に聞こえるように言いたい事を織り交ぜる。そういえば偶然だけどそちらの世界にも似たテクニックがあるのを思い出す。
この手のタイプは感情的に崩れたらそこがウイークポイントになる。すぐに立ち直るのは仲間がたくさんいるから?1人では何も決められないのと責めるのも手かも。自尊心が高い人ほど効くはず。
あと、どうしても思考停止してしまうような状況の時は、自分の原点がどこにあるのかをもう一度考える事、体が動かない時はあまり考えず一番単純な作業に没頭するのがいいと思う。没頭するうち気持ちが切り替わるときもあるし、変わらなくても、作業が進む。何に没頭するかわ1度継続しようと決めたことがいい。中断すると意味がないものほど結果としていい。
でも本当に話の通じない人は、本来はあしらって、話の通じる人をとにかく味方にするのが本来的にはただしい。けど、“彼ら”は孤立戦略が何よりも得意。難しい限りだけど、君の場合は切り札がある。相手の、あるいは周囲の君への愛情を盾に使えばいい。特に正月の祝賀気分では効果絶大だと思う。僕にはもてない君の切り札。どう使うかは君次第だと思う。
〔金曜日…、9日目〕
あけましておめでとうございます。
年賀状、破り捨てられるか?君に届くか?いろんな意味で試金石です。
こんな事思い出した。あれは1度目の破局がすぎ、2度目の破局の前、神社の密会がばれ始めた頃。
君はつい数日前までいつもの通りの君だったのに、突然電話してきてもう会うのやめようと言い出した。言わされたのか?ともかく唐突だった。僕はあまりの唐突さに理解できなかった。いろいろ言った、君は意見を変えなかった、最後にその時こう言った。覚えてるだろうか?
「君をもっと口説かせて…」
すると君は消えそうな声で口説かせてって…といい急に意見をひるがえし、また会ってくれた。何が決め手になったのか今でもよくわからない、必死に言ったのが通じたのか、言葉が心を開かせたのか、でも何にせよ想いが通じて嬉しかった。また、あの笑顔が見れる、それだけで満足だった。
17年前の僕は17年前のこの時の君に伝えたいことがある。ものすごい逆風の中僕と会うことを選んでくれた君に、当時気づけなかった事に、そして今やっと気づいた事を、一言では表せないこの感覚を君に伝えたい、17年前に君がこれを聞いたらなんというだろう、あの時の君に伝えたいです。そして今の君はあの時の君を通じて今の僕の気持ちを知るのだろうけど、今もそんなに変わってないと感じるのはなんだか、ものすごく自然に感じるのはどうなのだろうか…。そんな事考えます。
〔土曜日…、10日目〕
君は僕の年賀状を受け取っただろうか、極力地味にしました。筆ペンだけでトラを描き簡単な文がそえてある。実は1度トラを主人公にした漫画を描いているのでトラは描きなれているのです。かなりの枚数書いたので。破かれてしまっただろうか?行方不明だろうか?それともちゃんと手元まで届いただろうか…。
朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」、男女の関係をひっくり返すと何だか似てるなーと思ってしまった。主人公波美は11年ぶりに再会した山田かつのしんに恋をしているのに気づく。しかし相手はまったく気がつかない。色々あったすえようやく仮の付き合い(この仮の関係がよく似てる気がする)をはじめる2人。しかしトラブル発生(2人の周囲の人達の微妙な反感)で2人の距離は急に遠のく。気がつけば波美はかつのしんの事を何1つ知らない事に気づく、家がどこなのか?家族がどんな人達なのか?どんな問題を抱えているのか?一切知らない事に気づく。
ドラマではこの1月の放送でその問題が解決するらしいけど、ぼくらはその時点で会えなくなって17年経ってしまった。ドラマのように、解決できたらいいのにと思う今日この頃です。17年前の君にそんな事話したらどう思うのだろう、君から17年前の君に聞いておいて欲しい、あった時その答えを聞くから。
しかも、かつのしんの実家は仏門のお寺で、後継者問題で親ともめてる…。
(※〔木曜日…、8日目〕のやつ少し加筆しました。)
〔日曜日…、11日目〕
17年前の君ならどう思うだろう…、今日ボーリングをしていたら隣のレーンに君と同じ名前のおばさんがあの得点表の名前を打つ所に書いていた。僕は偶然と思う、けど17年前の君はどう判断するだろう、そんな事思いました。今の君に問います、やはり17年前の君ならどう思うだろうか、最近は監視なんて無いと僕は思うのだが、やたら改造した車を見るし、不自然に顔を背ける人や、やはり挙動の不振な人(主におじさん、今日は。)皆、苦虫を噛み潰したような顔をしていて。何かあるのだろうか?僕は無いと思う、けど、17年前の君ならどう思うのだろう…、そんな事思った。今もいるであろう君の心の中のあの時の君に問いかけて欲しい。そう思った。
(※〔金曜日…、9日目〕のやつ少し加筆しました。)
〔月曜日…、12日目〕
昨日子供の夢をかなえるという番組をみて君の事を連想した。君とよく似た名前の女の子のクラスメートに高級食材をご馳走したいという6歳の男の子の夢。6歳のその2人は小学校が別々になるので分かれる前の最後のイベント?見ていると子供なのに随分いい雰囲気の2人、最後の男の子のプロポーズ、将来2人でケーキやさんをやろう、結婚しよのメッセージに泣く女の子。照れながら泣いてる。男の子がキスしてと言ったら、人前で恥ずかしいのか明日ねと答える女の子。名前が似てる分ついイメージが重なった。何だかほほえましい。
昨日昼に大社へ行った。明らかに感じる開放感。あんなに人がいるのに。正月の大社だ、周辺の人が相当集まっている。いつもの違和感もところどころ感じるけどすぐかき消される。やはり市全体の人口の総数に対する比率は半数を上回ってはいないのだろうと感じた。常に周辺にいるから実態より数が多く感じる、エリマキトカゲのエリと同じように。いや、やはり勘違いだろうか、君はどう思う?特に君の中に居る17年前の君に問いかけます。その答えは君の心の中にだけあります。いつか聞ける日がくると信じています。年賀状届いただろうか?新春1番の願いくらい通じて欲しいと思ったりしました。
僕は君の意思を尊重します。それでも、可能性というか提案というか、君なら怒らないとたぶん思うので意を決して書きます。もし望むなら、改宗してしまうというのも1つの手で、ご本尊も手放してしまえばなどと思ったりします。信仰に対しては尊重すべきと思うので今まで書かなかったけれども、ここまできたら僕がこれを書いてもさほど違和感はないと思うし、君なら偏見なく聞いてくれると思っていた。だからこれを17年前の君に伝えます。現在の君は17年前の君から僕がこう言っていたと聞くことでしょう。あとは君の意思を尊重します。君の願いがかなうよう願うというのが僕のポジションですから。
もし相手がそれはわがままだくらいしか言えなくなったらそれは向こうが思考停止している状態なので、思考停止している方としてない方では言い合いでどちらが有利か解ると思う。
言葉以外にも行動で訴えればいい。こういうのを非言語コミュニケーションといいます。
〔火曜日…、13日目〕
少しフライングで、明日までまだ1時間少しあります。
君の名前は予想以上にいい意味を持っていた。で、物は試しで自分の名前も調べてみた。2文字のうち前半1字はまあ男によく付く飾り文字と思っていいみたい、後半の1字に意味がある。
後半の1字は、車を補強するそえぎ。また、車台のそえ板。 そばにひたとくっついて力をそえる。たすけ。そばによりそってたすける人。補佐役。という意味があるそうだ。
思った以上に現在の状況に沿っている気がする。17年前の君も、今の君もこの名前の意味を僕と同じように感じるだろうか?何度も何度も書いた、君の望む世界が実現するのを願うというのが僕のスタンスだ。意外と名前の意味とあっていてなんとも言えない感覚におちいる。君も僕と同じ感覚を感じてくれていたらどんなに嬉しいだろう…、17年前の君なら間違いなく感じ入ってくれたと思う、君の心の中の彼女にきいてほしい、そしてそれをうけとめてほしい。そう思った。
もし相手が偉い人ならこう考える事も出来る、偉い分上からの干渉は少ないし立場上恥ずかしい立場にいられない。(ちなみに今現在はこの人の手に余る状況なのではないだろうか?以前、人のものを盗るなと言われかねないけど彼女の幸せを考えてください、といった趣旨の事書いたら即リアクションがあった。今はない。)
これは提案、心を鬼にする必要がある時の提案。嫌な女になってしまえばいい。
あるタレントは女の人と別れたいと思ったとき排泄物を女の人に投げつけたそうだ。さすがにそこまでするほど嫌なの?と、感覚的に冷めてしまったらしい。で別れたという事らしい。 月に定期的に1回以上離婚届けを渡すとか、週1とかで大切な記念品を玄関に放置しておくとか、心からのアピールの仕方は色々。
女がらみのトラブルを男の勲章みたいに捉える人だったらその様子を記録にとると争ったときの調停員の心象が変わると思う。(記録に取るときはカセットテープがいい、デジタル音源は加工ができるので法的効力が薄い。)
24時間気を張るのは大変、だから1日2時間×2くらい頑張れば継続できると思う。どういう事か?
1日を前半、後半に分けて、前半2時間、後半2時間、頑張ればいい。この2時間の前後の数時間はこの2時間のための予備時間とすればいい。心身の整理や、生活の雑用その他に使って、この2時間をどう有効に使うかを考えると24時間気を張るよりも遥かに楽だし、集中できるし、コントロールがきく。2時間はあくまで僕の感覚時間で、きみの感覚でアレンジしてもいいと思う。多少のんきに見えるかもしれないけど向こうから見たらかえってその方が怖いかもしれない、状況次第だけど。
今更ながらだけど、もちあげて喜ばしといてから欺くという常套手段に惑わされないように、期待してから欺かれると普通の倍落ち込むと判っていてこの手を使ってくる。けど最初からわかっていたら被害も最小限で済む。味方が最低でも1人いる事を忘れないでください。
坂本冬美「また君に恋してる」っていい曲ですね。
〔水曜日…、14日目〕
今回もすこしフライングで…
TBSラジオで22時から放送している番組「アクセス」、たまに聞くとへーっと思う話題が出ていてためになる。ここで一般の人がでてきて意見を毎回戦わせるのがこの番組の特徴。おじいさんから若い人まで多様な人が意見をだす。半笑いの人、テンションあがっている人、色々いてリアルな意見が出る。これを聞いていてこう思った。そちらの世界の人達は普段からちゃんとこんな風に真剣に意見を戦わせることがあるのだろうか?って。君はどう思う?一度機会があったらこのラジオ聞いてみてほしいと感じた、君の趣味で無いことはわかっているけど、聞けば僕の言わんとしていることがわかる。
何でこんな事かいたか?ラジオを聴いていてこんな事思い出したからだ。
君と引き裂かれて、浪人中、現在と同じ監視下の時。夜中コンビニに行った帰り、自転車に乗る同世代の集団にこう叫ばれた、「よお!青少年!」。ま、無視した。相手はカチンときたらしいけど。監視していたのだろうか?あんな感覚なのだろうか?真剣に議論なんかしないのだろうか?そう思った。
君の周りがこんな軽い連中ばかりでなく、話せばちゃんと意思疎通のできる人たちでいることをねがうばかりです。でも例えそうでも、そうでなくても遠慮は無用です。
なぜか?
同じ今日放送の「アクセス」の中で、無差別殺人をした彼が控訴を取りやめたニュースがやっていた。一つ間違えば僕も彼と同じ立場になっていたかもと思うとゾッとする。君のおかげで現在の僕があります。17年前の君に聞いて欲しい、何を感じるのか。君の心の中に居る彼女に。
何がどうあっても、僕は君を支えます。あの日感じたあの想いを君に伝えます。「そこまで本音を言ってくれた人ははじめて」と聞いたときから僕の想いは同じです、今も。
〔木曜日…、15日目〕
1時間ほどフライングで
君がまんが「宇宙家族カールビンソン」を知っていたのは驚きだった。17年前の事だ。そちらの世界には意外にもオタクが多いというのも東京での経験で知っている。誰かの影響だったのだろうか?そういえば当時も聞いたと思う、誰の影響?と。君は言葉をにごした、君が言葉をにごすということはやはり、そういう事だったのだろうか…、
最近ろくに漫画を読んでないことに気づき、漫画家志望としては失格だなと思ってよく読みこむことにしています。すろと、不覚にも感動してしまった。たかが漫画で?35にもなって?以前からこの漫画は感動する、感動すると随分きいていた。木村拓也がTVで褒めていた時も信じなかったし、「いいとも」で観客アンケートを使ったゲームコーナーの中この漫画が泣けるとランキングされた時も信じなかったけど、人気があることだけは知っていた。参考になればと読んで見たんだけど…
君の現状でこんな事書くと違和感を感じてしまうかもしれない、けど、心の余裕を失うと長期戦に勝てないと思う、でも笑ったり感動できるうちはまだまだ長期戦にも大丈夫、そんな心の確認のできる作品だと思う。
試しに自分で「もー死にたい」と言ってみるといい、そう言えるうちはまだ本物の限界でない、本当に死にたいときはそんな事言っていられる余裕はなくなる。ちなみに僕はそこまで追い込まれた事あります。君との記憶のおかげで正気を取り戻せました。
話は戻ってこの漫画女の子にも人気がある、宇宙家族カールビンソンを抵抗なく読めるなら多分気に入るのではないかとおもう。
「ONE PIECE」って意外に感動する。特に44巻あたりはいい。いきなり44巻では連続話なのでつらいので少し巻数をさかのぼったあたりでよむのがいい。
覚えているだろうか?あの僕の大告白の日、君に泣かされた日、君がポニーテールを高い位置できめてかわいかったあの日、校舎3階の誰もいない2人きりのあの空間、君がはじめて会った時以上にかわいらしい笑顔を見せてくれたあの日。第1話には書かなかったけど、こう僕が言ったのを
「僕は人と人とがこんなふうにわかりあえる漫画がかきたいんだよ。」
想いが通じたとき僕はこんな趣旨の事言った。単に泣いてるのをごまかしたくて関係ない話題を持ち出しただけなんだけど、でもそこで言った事は事実で、少年漫画では無理だと思っていたけど、このONE PIECE44巻はまさにそれが出来ている。泣くかどうかはともかくぐっと来る。君が和めばと思って書きました。
君が心の余裕を楽しみつつ鬼になれる姿を夢見ます。目的を果たしましょう!
〔金曜日…、16日目〕
2時間半のフライングで
恋する目…、あれがそうだったのかと今現在の僕は思う。当時の君の説明できない優しい笑顔にうれしくも戸惑っていた。今おもう。あれが恋する君の顔…。どうすればいいのかわからなかった僕は君に救いをもとめた、けど、君はなぜかなにも知らないふりををしてとぼけた。なに意地悪するんだ、あいかわらず気まぐれだなとあの時思った、けど、あれは恋する君のとる恋のしぐさであり、とぼけても意地悪もしていなかったのだなと、そう感じる。ごめん、鈍くて…、こんなにたってから気づく。ね、あれだけ色々書いたのにまだ、伝えたいことがでて来る。ここには書けない様なこともたくさんある、どうにかならないものかと…、同じ思いでいてくれたらと想像します。
こんな事思った。NHK連続テレビ小説「ウェルかめ」に出演してる石黒賢、まるで石黒賢でないみたく見える。かっこわるい、いい感じのだめ中年を好演している。で、思った。人間が人を認識するのは顔だけではないんだなと、その人の立ち振る舞いやしゃべり方や態度で同じ顔でも別人のように見える…。
17年前の君はあの日以来物凄く輝いて見えたのは気のせいでないのかなと思った。あの日とは?もちろん、僕が君に大告白したあの日だ。あの時は信じられないほどかわいかった。恋する君、僕はその顔をまじかでで見ることが出来た訳で…、幸せを通り越してなんだかものすごい事だったんだなと、振り返ります。
自分の意見を通すときはそれなりの顔が必要なのでしょう、当たり前なんだけど、なかなか難しい。そんな事おもいました。僕はあの時どんな顔をしていたんでしょう?あの大告白のあの泣かされた時。聞いてみたかった…、君の中にいる彼女はまだ覚えていてくれているだろうか?あの時僕がどんな顔をしていたのか?ぜひ彼女に訊いて欲しい、君の中に居る17年前の君に、そう思った。
〔土曜日…、17日目〕
君も一緒に考えて欲しい。
木曜に書いた事では、なにも反応がなかった。金曜の記述分では反応があった。今日夜の6時から8時の時間帯車がうるさかったから、帰宅時間帯?昼間働いてる人たちが騒いでいた感じ。主にお父さん方だろうか?何に反応したんだろう…、組織の行動が人命をおとす行為に繋がってる可能性を示したときは絶対来ると思ったけどこなかった。どう思う?そして、君に法的な簡単なアドバイスをしたら来た?それとも別の記述だろうか?自虐的な人達は責めれば責めるほどやる気をだす?この状況自虐的な感覚をもたない人間は正常でないと思う、だって人殺しの片棒を担がされて平気って人間はいないでしょ?絶対無理してる。それが証拠に来る車みな音が遠慮がち。絶対自虐的になってると思う。何が効いたのだろう。君ならどう思う?男尊女卑をついて怒ったのだろうか?女性蔑視の風潮があり子供を生む道具くらいにしか思ってないとある本に書いてあった。本当だったのだろうか?それとも、軟禁について説明した事だろうか?君はそういう状態なのだろうか?でもこの人達は単純に私怨で動いている、崇高な理念などなく子供っぽい感情で動いていると以前書いた、その考えが正しいとすればそんな事もないはず…、でもなら木曜日の記述に反応していいはず。それとも木曜日の記述は芯を突いていて言い返す気力もなかったのだろうか…。君ならどう思う?
〔日曜日…、18日目〕
1時間半のフライング…
君も一緒に考えて欲しい。
君と万が一にも再会しないよう見て監視されている?そう思うときがある。思うだけで根拠はない。17年前君と引き剥がされたあとと同様今もそうなのだろうか?そんな事思った。
17年前、仮に監視下で再会しても“再会”そのものは止められなかったと思う、なぜなら高校時代神社で密会していても“密会”そのものを邪魔はできなかった、せいぜい神社にベビーカーの母親2人を配置するか、神社の屋根を修理する職人を配置するくらいで、直接暴力沙汰にはならなかった。君が僕とわかれて1人になった時点で君を攻めたのだろう…。
今さしたる攻撃もない状態で監視する理由は
①、理由はないサークル活動のようなもので、趣味クラブ同様の意味でしかやっていない。“探偵ごっこクラブ”になっている。
②、秘密を知った人間の監視?マフィアかヤクザみたいでいやですけど。“ヤクザ”ごっこ?
③、17年前同様、再会しないか見てる?“のぞきクラブ?”
④、あとは救いようのないのしか思いつかないので書きたくもない
こんな事思い出した、あのときの事だ、神社の社の中、2人でいたとき、外はビュービューと結構な風で引き戸がバタバタと音を立てていた、その中にドスンという音が混ざる、ひときわでかい音、思わず反射的に引き戸の方を見た。あいかわらずガタガタなっていて、人の気配などわからない。僕の様子を見て君は僕を見た、そしてあまい声でささやいた。
「どうしたの?」と。
呼ばれてハっとして君を見た、目が合う。やさしい目で僕を見る君の顔がま近にみえる。
「いま音がしたんだ」と、僕は言った。
「…しないよ」君は言ってほほえんだ。無敵の笑顔。
普段のきみならもっと警戒したのだろう、けれどこのとき2人の世界に入っていた。警戒心を解いた君は世界一かわいかった。だから、それに見とれて気にするのをやめてしまった。恋する君の顔、何者もかなわない無敵の笑顔だった。しあわせだった。もう一度何とかならないものかと、考えてしまいます。せめて記憶を、思い出を君と共有できている事がしあわせです。あのときの音、気のせいと思うことにします。これからも、これまでも。
今も監視されてます、おそらく。目的は知りませんが。君ががんばれるなら、僕もがんばれます。これを君が読んでいてくれることを願うばかりです。
〔月曜日…、19日目〕
こんな事思い出した、たぶん、トロンボーン経験者にしかわからない、けど、なんだか君にだけ通じればいいかななんて最近思う。
記憶違いかな、ベルと呼んだようなきがする、音が最終的に出る部分、スライドポジションの3と4にするとき初心者はこのベルを指で抑えれば簡単に3のポジションにできる、ベルのま横が3で、4はすこし手前にすればいい、そう教わった、僕は結局最後までベルを指でおさえるくせをなおさなかった。カッコわるいのだろうが正確な音を出すほうが重要だと思ったからだ。
以前にも書いた、その日の調子や、気温、楽器の状態や温度で音が変わる、でもトロンボーンはスライドの位置を自由に操作できるのでそのつどアクティブに対応できる、ポジション3もいつもベルのま横という訳ではなく、毎回微妙に前後する。その微妙な差を音感だけをたよりに調整するのが好きだった。自然と音感が鍛えられる、実は僕は音痴なのだ、だけど、楽器をやっていたおかげでそこそこ修正されている。
時々チューナーで音を直す。音感が絶好調のときはカンでチューニングしたのもでも一発で正しい音になる。チューナーにかざすとほとんど狂ってない。まったく狂ってないという事は僕の音感の正しさが機械的に証明された訳で楽しくなる。楽しくなったので、近くにいた君に「ねえ見てよこれ」とチューナーの数値を見せる。
「何の調整もなく一発で決まったんだすごいでしょ?」と僕。
ほめてくれたよう記憶している、もしかしたら君はそれがたいしたことではないと思っていたのかもしれない、なにしろ楽器の腕前は君のほうが上だ、けど、ほめてくれた。楽しかった。笑顔の君がまぶしかったし、かわいかった。君に「■■くん」と呼ばれるたび幸せを感じた。
「いつも楽譜みてるでしょ?」
ある日君は言ったと思う、僕の演奏スタイルはくせが強い、普通と少し違う。毎回楽譜を見ないと演奏できない、普通は違う、ある程度おぼえたらいらなくなる。
どう見ていたのだろう?隣で。隣を見るといつも楽譜に釘付けの僕がいてちっとも君の方を見なかったと思う。君がこれを言ったのも僕らが親密になってからだと思う。僕のようすを隣で見ていたのかといまさらながら恥ずかしくなる。相当無防備な姿だったはず。なんだか恥ずかしい…。
僕はといえば、毎日君が横にいてくれてとにかくうれしかった、憧れの女の子のすぐそばにいる、まさか、好かれているとは思っていない当時の自分。好意はもたれているのはわかる、けど、先へ進めなかったので悩んでいた。悩む方角が違っていたわけだ。
こんな事思い出した。
北朝鮮拉致被害者のうち、まだ帰ってきていない人たちを、第三国で偶然見つかった事にすればかの国の責任問題を回避した上、皆帰国できる。人道的にもすぐれた案だ。でもたぶん日本国内の世論が黙るはずもないと言うことでなくなったと、ニュースで見た。
君の過去を帳消しにした状態で、君自身も何も語らなければ、再会してもそちらの世界のルール上問題ないように感じた。何かしないかは監視してればいいわけだし、君と2人でいられるなら監視なんてなんともないどころか大歓迎くらいです。イメージです。そんなイメージもありますという話です。
〔火曜日…、20日目〕
1時間はやく書きます。
これは僕の体質の問題だろうけど、ふいに、思い出した。
「どうしてこんなきつく締めるの?」
と訊かれた事がある。ベルトだ。
「きつく締めるのがすきなんだ」
と答えたようなきがする。そしてそれは今でも変わらない。
頭がボーっとするときはベルトをこれでもかときつく締める。すると、理由はよくわからない、頭への血流が増すのだろうか?頭が冴えてくる。けど、あまり長時間やると心臓のあたりが苦しくなるのであまり長時間はできない。でも一度冴えてくれば頭のスイッチが切り替わるのでしばらくは大丈夫。当時からそうだった。だから、ベルトをきつく締めていた。覚えているだろうか?
ベルトひとつでも思い出が出てくる。なんだか感慨にひたります。17年前の君が今の君を支えているなら、心は、記憶は、いつまでも君のものです。くじけていないと信じます。
彼らは3年あきらめず電車の中で僕をにらみつづけた、気がつかない僕に歯がゆい思いをしただろうけどあきらめなかった、3年目ついに警察まで巻き込んだ攻撃に転じた、さすがに気づく。おばさんがレジで僕に言った「刑事がいるのよこの辺」、ふだん話しかけない人が笑顔で僕に言う。いろいろあった。詳しくは書かない。どうやってかわしたか?僕はいつも同じ帰宅コースをとり、いつも同じ監視カメラの下を通る。紙に「この通路の監視カメラ調べましたか?」と書き、いるであろう本物の警察の尾行に見えるように通路に置いた。以降、警察らしき影は消えた。かわりに。警察とは明らかに違う素人くさい尾行がものすごい増えた。最初マスコミと思った、その事件はTVでも報道され、事件現場は僕の職場の近くだし、TV局もちかくにある。しだいにこの素人くさい集団は数を増やしていき最終的に何千人に膨れ上がるのだが…、じゃ最初のは警察じゃなかったのでは?でもこんな事実がある。所轄の警察にネットで書き込みをした、店が風評被害で悩んでいますなんとかしてくださいと(この風評被害そのものが彼らの演出だったののちのち知る、町単位での攻撃、恐ろしい。)すると背広の社員章をつける部分に桜の大門の小さな章をつけた普段見かけないお客さんがたくさんきて万単位の買い物をしていってくれる。罪滅ぼしのようだ。確信した、警察の疑いは晴れたと、冤罪ではめようとする試みはかわすことに成功した。
このしばらくあとだ「いまいましい」と何もしてないのにおじいさんに言われたのは。
なぜ、これを書いたか?少しでも君の気が和めばと思いました。通じるといいなと感じます。
警察に追われる恐怖はかなりのものでした、一時は覚悟した。本をたくさん読んでいたおかげとでたすかった。この時点ではまだ“彼ら”に気づいていない僕。つまり、君の事にも気づいていない。たった1人であの恐怖と戦った。今は心に君と君との思い出があります物凄い心強いです。
(一応明記します、この物語はフィクションです。)
〔水曜日…、21日目〕
30分フライングで、
記憶がどのくらい間違っているのか?君の記憶と比べてほしい。
あれは、1度目の破局のあと、なぜ君が急に他人のようになったのかわからなかったある日の事。教室に君がいるのを見た、なにか話しかける理由を思いついた僕は君に話しかけた、君は反応しない、横をむいたままじっと一点を見つめる。いやなら逃げればいいのに逃げない、拒絶するなら、なにか言えばいいのに言わない、ただ、けわしい顔でじっとしている…、逃げるわけでもなく、拒絶するわけでもなく、ただじっと険しい顔をしている君にキレた。
「返事くらいしろよな!」
と言い放ち教室を後にした。去り際ちらと見るとまだ固まったままの君がいた。
ここからが記憶があいまいな部分。
この後、ふてくされた僕が帰ろうと駐輪場にむかっていると、後ろから聞きなじみの足音、どーゆうつもりだろうと早足でいそぐ。それでもついて来る君。何か決定的な別れの言葉でも言われるのかと思ったり、また別の可能性を考えたりしていると、気配が消える。ああ、いなくなったんだ、なんだったんだろう、勘違いかなと思っていると、君の足が見えた。ちょうど自転車のチェーンロックをはずして見上げたときだ。目の前に君がいた。警戒心を解いた君が。笑顔で、愛情あふれる君がいた。はにかむようで、ほほえましさを感じる無敵の笑顔、今思えば恋する君がいた。何かを決意した君はもう一度関係をもどすことを宣言した。ものすごくうれしかったことをここに伝えます。
記憶があいまいなのは、この2つの出来事、同じ日だったか、違う日だったか、ハッキリしない。17年も経ってると時系列が正確に思い出せない。そして、このあと、どうしたんだっけ。自転車をひいて2人で歩きながら話して神社へ行ったんだっけ…。あの駐輪場で君を見た瞬間の映像はものすごい鮮明に覚えている、その少し前の目も合わしてくれない君も映像としてハッキリ覚えている。この2つの記憶はセットで記憶されてるみたい。でも同じ日かどうかまでは思い出せない。君のなかにいる17年前の君は覚えているだろうか?この時どんな気持ちだったのだろう、聞いてみたいと現在の僕も17年前の僕もそう思っています。君と君のなかの17年前の君はどう考えているのだろう…、そんなことを考えてしまいます。
年賀状…、結局こなかった。けど、最悪の事態だけは回避できたと確信する。
君の心がすべて塗り替えられている可能性は完全否定できる。
なぜなら、“彼ら”は仕事は完璧にやる主義だ。僕の心をくじくようなものを君に書かせて送るという可能性もある。十分予想範囲内、けど、なかった。君はまだ戦っている、陥落していない、そう思った。もし、これを書いてからきた場合、書かされた可能性100%になるのだろうか…
(※〔火曜日…、20日目〕の分、加筆しました。)
〔木曜日…、22日目〕
7時間のフライングで…
恐怖と戦う、実際大変だった。詳しくは書かない、あるきっかけで警察の尾行に気づく。ものすごい緊張感と殺気がおそう。あまりの恐怖に店頭で警察に尾行されていると言ってしまう。誰かにとにかく言いたかった。ものすごい恐怖。店頭で言ったにもかかわらず、お客さんの反応は特になかった、ああよかったと思うっていたが2日後、人がいなくなる。実はこれも彼らの演出とのちのち知る。そしてわずかながら来る客もみなお金を出すとき手が震えている。実はこれも演出だったとのちのち知る。町中から白い目でみられる攻撃、“彼ら”はうわさも得意とする、おそらく本当に関係ない人も巻き込んでやっていたのだろう、町単位の攻撃、おそろしい。まだ、この時点では君とのつながりに気づいてなかった、よく気が狂わなかったと思う。本を読んでいたおかげだ。信念を持つこと、心眼を持つこと、夢を持つこと。
警察の疑いがはれたと確信してからも町中からの白い目は続く。最初は防犯パトロールという民間の防犯組織かと思った(事実この組織は“彼ら”の手中にあるらしい)けど、尾行をまくたびに増え、最終的には千人単位に膨れ上がる、あまりの恐怖にどうにかなりそうだった、でも、こう思った。僕はオカルトは信じない、理解できない事実の前には必ずなにか欠けた情報があるはずだ、他所で書いたコンテクストの概念がここで役立った。理解できない事実の前には何か欠けた断片がある。という概念だ、そしてそれは事実だった。ネットの情報を元に“彼ら”の名にたどり着き、トイレにたった瞬間君とのつながりに気づく、一気に記憶が再構成され、真実の記憶にきづき涙したわけだ、恐怖なんてどっか飛んでいってしまった。「こんな僕ごときのために彼女はあんなにがんばってくれていた!」そう気づいた瞬間、恐ろしさなど、どっか飛んでいってしまった。冷静になり、反撃の方法を考えた。
本でよんだ「ルールのルールをやぶれない…(国家の罠/佐藤勝)」、このゲーム、法律というルールをやぶった者の負けになる…。
本でよんだ「世の中はバイアスに支配される(ソロスは警告する)」バイアスにはバイアスで対抗するしかない。
外に出ると何千人が常ににらむ、1人、1人、に詰め寄っていてはだめだ、この何千人に同時にバイアスをかける方法はないものだろうか?しかも法律に触れることなく…。
“彼ら”の名を冠した文庫を手に持ち歩いたらどうなるのだろう?と思い、ものはためしでやってみた。そしたら効果がでる。皆が面白いように目をそらす。1人も睨まない。街中だけではない、電車の中でも皆目をそらす。こう思った「みな軽い気持ちでやっているんだ!」
そしてこうも思った、目をそらすということは間違いがない…。
中には筋金入りもいたが少数派だった。こうして今日までつづく戦いの反撃が始まったわけだ。君はどの時点で気づいたのだろうか?僕が真実に気づいたことに。
この時期のことはいずれ詳しくまとめて書こうと思っています。
もし、今戦っているなら、あきらめないで、君は強い人です。大丈夫です。
(初めて読む読者のために一応明記します、この物語はフィクションです。)
あと最近思ったこと。
東京にいたあきらかに“彼ら”とわかる若い彼はどういうわけか[映画] 新海誠監督作-『秒速5センチメートル』-に敵意を抱いていた、そして某大手DVDレンタルチェーンでは東京でもこちらでもこの作品が置いてない、新海誠監督作は計3本あってほかの2本は置いてあるのにこれだけ置いてない、傑作といわれているのに…、そしてこの作品を見ると、当時の事を思い出します。(※すみなせん、こちらの店舗にはありました、ないのは向こうの店舗だけのようです。単なる偶然であれば安心します)
(この物語はフィクションです登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)
〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語の登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください