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第88話 あの記憶が僕をもとに戻す「道しるべ」になっています2

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)


〔3月20日分の記述〕


 Fさんへ。


 TVで、こんなニュースをみました。

 今、シンガポールでは、カジノ業界が赤字に苦しんでいる、と。

 シンガポールに限らず、香港、マカオのカジノ業界も同様だという。


 ハイボーラーと呼ばれるVIP客の減少が原因と分析されている。

 ハイボーラーは1人で何十億も勝負する人たちのことで、この客層がカジノ全体の収益のほとんどを占めているから大打撃らしい。


 原因はハイボーラー側の事情による。

 ハイボーラーのほとんどは中国本土の人たち。

 それも高級官僚だ。


 近年、商売で儲けたお金持ちも増えたが、それは最近の話。


 長年、中国共産党の高級官僚は、仕事上の特権でお金持ちになり、ハイボーラーとなってカジノを潤していたらしい。


 ところが最近、こうした高級官僚の取り締まりが強化され、腐敗撲滅が行われるようになった。

(まあ、それは建前で、実際は新政権が自分の権力強化のために、邪魔な官僚を口実をつけて排除している?なんてうわさもある。

 しかし、現実に腐敗があるわけだから、取り締まられても仕方が無い)


 この腐敗撲滅運動は、非常に徹底的に行われていて、海外に逃げた官僚も、どこまでも追跡して逮捕して中国国内に連れ戻している。

 中国公安はさすが北朝鮮のお手本、その実行力はすさまじい。


 この影響は、中国国内で、高級酒が売れなくなったことに影響が出た。

 同時に、高級料理店が次々につぶれる事態をまねく。


 高級官僚が贈答品として買っていたお酒や、接待に使っていた料亭が、立ち行かなくなるほどの、取締りだったのだ。


 最近、日本国内で「爆買い」が下火になっている?というのも、案外こういう事情が反映されているのかもしれない。

 ニュースでも最近の爆買い客は、高級品よりも日用品を好んで買うと報道している。

 高級官僚一家ではなく、一般のお金持ち一家なのだろうか?個人的な感想です。



 この取締りの影響がカジノにも及んでいる、ということらしい。

 香港、マカオ、シンガポールのカジノは現在軒並み不況に苦しんでいて、VIPサービスを停止したカジノも出始めたと報道されている。

 一般客を大切にして地道に稼いだほうが良いと判断したのだろう。大きな経営転換だ。


 日本にもカジノ構想はある。

 …というかあった。特区をつくってどーのこーの、と。

 今でも誘致活動は行われているのだとは思う。しかし、こうカジノ業界が不況では、たぶん、狙ったような効果は生まれないだろう…。そう感じます。


 それに、こうも思う。

 中国共産党の汚職官僚の、不正蓄財で潤うアジアのカジノ業界?

 なんだかやだな、と。

 因果関係は証明されていないが、腐敗撲滅運動と連動して、中国人富豪が消えたのも事実。

 あまりにあさらさまに影響が見える。

 いるんだ!本当に腐敗官僚って、へー。という感じだ。



 “彼ら”の場合はどうなのだろう…。


 そちらの組織が「風通しのよくない」組織であるのは、なんとなくわかる。

 こないだ現在建て替え中の自宅跡地をみていた。すると車が一台のぼってくる。

 道をゆずり、僕は道をくだった。すると下った先でさっき道を譲ったくるまと遭遇。このくるま、自宅周辺を一周しただけで幹線道路に戻ってきたのだ。

 用も無いのに住宅地を一周?とても“彼ら”っぽい。

 そして、建て替え中の場所だから、威圧行為としては意味がないという情報は、やっている本人にまでいってないことが推測される。

 たぶん、意味はわからないが、ここを一周する様に以前いわれ、時々行っているだけなのだろう。

 内容まではわかっていない。


 こう言う場合、後日パーティーなどに優先的に招待されてねぎらいをうけるなんてうわさも、聞いたことはある。本当かはしらないが。


 先日、職場の駐車場に無断で自転車をとめ、遊んでいる子供たちがいた。

 本来注意すべきところだが、万が一、利用者さんの家族だったら大変だ、静観して素通りした。

 すると子供の1人がこんな事を言った。

「このおじちゃんの後をつけるんでしょ」と。無邪気に。


 いやいや、まさかね。

 きっと探偵ごっこでもやっていたんだと思う。聞き違いかな?


 どこまでが事実で、どこまでが外れているのか?

 まあ、そんなことはどうでもいいこと。


 けど、もし君が知る立場ならば?

 何も知らないメンバーに、いろいろ教えてあげることは、意味があることだと思う。

 そんな事も、ふと思いました。


 新天地で、君が輝ける日を信じて。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月21日分の記述〕


 Fさんへ。

 今、どこでどうしていますか?

 いろいろあると思うけど。いいんです。まちがいじゃない。

 そう、君につたえます。


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〔3月22日分の記述〕


 Fさんへ。


 自分のことを書いてもいいでしょうか?

 いつか、君の話も聞かせてほしい…



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〔3月23日分の記述〕


 Fさんへ。

 今日は本当は20015年11月1日です。

 あすは9時ごろ家を出て、コンビニによってから仕事場へ向かいます。


 MTBについて…。


 こないだ「金冠山」へいってMTBマウンテンバイクで走ってきたことは、以前書いた。

 あれ、いろいろ楽しかったのだけれど、問題点や反省点がいろいろあります。


 まず、僕が「そもそも」やりたいことは?

「里山トレイル」と呼ばれる「里山」をMTBで走ることだ。

 決して山岳トレイルがやりたいわけではない。


 金冠山自体は楽しかったが、やはり一般のハイカーからみたら迷惑な存在。

 頻繁に行くのは控えたほうがいい。

 つまり?

 金冠山をホームコースにしてはいけない、ということだ。

(金冠山ショートトラックは、なかなかに実はいいコースなのです。僕は自転車をひいて上ったが、じつは舗装道路が並走している。

 その気になればその舗装道路で、一気に山頂近くまで登り、山頂からダウンヒルを楽しむこともできるのだ)



 最近、いろいろ「MTB」の「本」を読んでいます。

 「本」はいいです。先人の良識がちりばめられている。

 しかし、お金儲け主体の内容スカスカの本が実は8割を占めていて、なかなか良い本をさがすのが大変だったりする。

(これは「介護」の本でも同じだ。いろいろ探した挙句、結局「ケアマネージャー」の実践を書いた本が、一番よいというところに、最近たどり着きました)

(漫画の時も良い本に出会うまで、かなり時間がかかった。「漫画のスキマ」という「視線誘導」について書かれた本にであってから、実力が劇的に上がったものです)

(社会問題に関しては?霞が関の本屋で働いていた関係で、良い本にたくさん出合えた、やはり、本って「選び方」が重要なんだと思う。Fさん、そちらの世界では特定の書籍ばかり読め、と言われるみたいだけど、元本屋として断言します。それでは、自分でいい本を見つける力が身につかない)


 「MTB」の本を読んでわかったことがある。


 かつて一大ブームをよんだ「MTB」(マウンテンバイク)も現在は下火になっていて、かつての勢いはないということ。

 ブームの時代に、素行の悪いMTBライダーたちが、あちこちの山でトラブルを起こしたこと。

 MTBではしるのに最適なコースのことを、「ショートトラック」と呼ぶこと。


 そして、この「ショートトラック」はけっして他人に教えてはいけないという、暗黙のルールがあるという事実があること。

(かつて「ショートトラック」を教えたことで、特定の山にMTBライダーが集中し、迷惑をかけて入山禁止になったことから、教えあうことがタブーになっているらしい)


 …確かに、ネットでいくらさがしても、大っぴらにMTBショートトラックを紹介している人はいない。

 ショートトラックは自分でさがさないといけないらしい。


 ブームが下火になったせいか?よいMTB本はなかなかない。

(最新の本はどの本を読んでも、MTBコースのある優良コースへ行けと紹介されている。けっして里山トレイルは推奨されていない)

(優良パークも魅力的でああるのだけど、やはり自然のコースを走りたいという衝動はあります)


 そこでかつてブームだった時代の古い本を探すことにした。



 ようやく見つけたのが山と渓谷社の「MTBやまみち入門」という本。

 これはもともとアウトドア本としてだされた本。


 この中で「ルートファインディング」という言葉がでてくる。

 自分でMTBルートを探す方法だ。

 この本がでていた1999年当時はグーグルマップがなかったので、国土地理院の地図をつかえと推奨されているが、今はグーグルマップがある。

 早速に本に書かれている方法でルートを探ってみる。

 勾配が緩やかで、エスケープルートがあり、距離は1キロほど。

 車を停められるスペースがあり、そこから舗装道路をはしって上り、里山に入ってから下りを楽しめるルート。


 これら条件でグーグルでさがすと、近所は無理だが、函南までいけば、「それっぽい」地形がいくつか見られる…。


「行ってみようかな…」


 などと思う。今日この頃です。



 Fさん、今どこでどうしていますか? 

 新天地で君が輝く姿を見せてください。

 負けないでほしい、がんばれ!


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〔3月24日分の記述〕


 Fさんへ。

 バイきんぐの小峠英二がTVでこんなことを言っていた。


 好きだけど別れた人がいる、と。

 当時売れない芸人だったので、先方のお父さんが結婚に大反対。

 相手の家族を引き裂くわけにもいかない小峠さんは、彼女と話し合ったうえで泣く泣く別れたという。


 しかし、最近になり再会したという。


 彼女は別れたのち結婚し、二人の子供をもうけたものの離婚。

 今は独身だという。


 彼女は今でも、今まであった中で小峠さんがいちばんいい人だったと言っているとか…。

 こないだ子供も交えて食事をした、と言っていた…。



 他人事なから、ふつーにうらやましかった。


 と、同時にこうも思う。


「そうは簡単にいかないよな」と。


 それとも?なにかタイミングとかあるのだろうか…。



 いまFさんはどこでどうしているのだろう。

 いつかの奇跡を信じて、君を待とうと思う。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月25日分の記述〕


 最近説明のつかないプレッシャーをうけて神経の高ぶることが多いです。

 仕事の責任が増したこととかもあったのかもしれない…。


 神経を落ち着かせるのに以前よりも時間をかけています。


 けど、最終的には元に戻れる。


 今の課題は時間の有効活用。

 気持ちを取り戻すのに時間をかけていると、やりたいこともできない。


 僕はまだ漫画を描いていたいです。

 それにサイクリングもしたい。


 そこで、室内でもロードバイクをこげる「3本ローラー」というのを買ってしまいました。もうすぐアマゾンで届くと思う。

 サイクリングは準備とかに時間がかかり半日つぶれることもある。貴重な休日を半日費やしていたら漫画が描けない。

 それプラス気持ちを整えるのに時間を使うわけだから、限られた時間の有効活用が肝心です。


 Fさんと一緒にいたころは、なぜだか気持ちが落ち着きました。

 あの記憶が今の僕をもとに自分に引き戻す「道しるべ」になっています。


 いつかの奇跡を信じて、君を待とうと思う。

 君が前を向き続けていてくれるならば、僕も頑張れます。

 負けないでほしい、がんばれ! 

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〔3月25日分の記述〕


 最近はじまったアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンス」。

 面白いです。


「誰が手掛けているんだ?」と思い検索。長井龍雪という人物がやっているとわかる。


 現役のアニメファンだった時代ならいざしらず、OBとなった今は、最新の情報に疎く、この人がだれかわからなかった。


 この人の手掛けた過去の作品を検索。


 すると、あの有名な「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」というアニメの監督だという。

 たしかこの作品、シナリオがいいらしく、実写でドラマ化もされたはず。


 なぜに?「はず」と書くかというと?

 実はこのアニメまだ見ていないのです。


 1話だけ見た。けど、内容があまりに切なすぎて、続きがみれないでいるのだ。

 ヒロインは最初から死んでいる。なのに主人公に会いに来た。

 なぜ自分が幽霊となってまで会いに来たのかという謎をとく話と思った。

 当時、再会を信じて切望していた自分には、切なすぎて視聴に耐えられない内容だと思ったのだ。

(切なすぎて見れないという意味では、現在も同じで、今でも見ていない。しかし、名作らしいという噂はよく聞く)


 この監督の略歴をみて、唖然とする。



 …途中まで、僕と、大差ない。


 僕もアニメーターではない。しかし弱小アニメ制作会社に入って働いていた。


 この監督もアニメーターではない。しかし、フリーターを経て、アニメ制作会社に入り、制作進行らしき仕事をしていたらしい。

 配達途中に免停になり、やむなく演出の道に入ったという。


 いいわけかもしれないが、僕の入った会社は現在破産申請中。もともとつぶれる会社だった。

 だが、この人の入った会社は、弱小とはいえ、グロス下請けまでできる会社だったらしい。

 グロス下請けとは、アニメ数話分を完成するまでまるまる引き受ける下請けの事だ。



 日本のアニメは下請け分業制が発展している。

 これは手塚治虫が初めて週刊アニメ「鉄腕アトム」を制作した際、アニメーターが過労死するほど追い詰められたことに起因している。

 1社で請け負っていては、従業員への過度な負担が起こる。

 そこで数社で分業する体制が自然と生まれ、発展してきた。


 業界が発展するにつれ、下請けは細分化され、すそ野が広がってゆく。


 そのうち、下克上が起こるのだ。

 上位にいたアニメ制作会社が、次第に制作能力を落としていき、元受から下請けへと降格してゆくこともあれば、

(僕がいたグループタックがそうだった)

 下位にいた下請けが、制作能力をつけて上位に成り上がることもある。

(京都アニメーションやProduction I.Gなんかがそうだ。スタジオ4°cとかGONZOもそうだ。)



 いや、しかし、才能なのだろう。

 長井龍雪という人物は、条件が悪かったにもかかわらず、才能でのし上がってきている。


 印象的な作品がある。

「とらドラ!」という作品だ。


 正直、内容には不満がある。しかし、演出が好印象なのだ。

 見ていてこう思った。

「あれ?ちゃんと人物描写ができているぞ」と。

 当時、自分の漫画の人物描写になやんでいた僕は、その演出のレベルの高さに感心しきりだった。

 ただ、話がいまいちだった。まあ、原作がある作品だから監督に責任はない。でも、演出力が高かったから「もう少し評価されてもいいんでないか?」と思ったものです。


 今、ウィキペディアなんかで見ると、やはりこの作品の評価は業界で高かったらしく、監督は次の作品にステップアップしていったらしい。



 自分には運がない?


 そうも思うが、だがしかし、当時の自分に実力がなかったのも事実。

 自分の作りたいものが具体的にイメージできず、想像力をもてあましていたのも事実です。

 インスピレーションはあるのに、それを具現化できないストレスは、ものを作ったことのある人にしかわからない。


 …あれからだいぶたち、当時抱えていた問題はだいぶ解決した。


 インスピレーションを具現化する、自分なりの方法を完成させることができました。

 あとは描くだけなんだけど、なかなか時間がないのが現状です。

 自分が今描いている漫画が面白いかどうかはわからない。しかし完成度が高くなっていることだけは、わかる。あきらめないことが肝心です。



 仕事は今大変です。

 …で、こんなことも思ったりします。

 かつてアニメ制作は過労死を出すほど大変で、これを解消するため、分業制が発展した。


 同じことが介護業界でも言えると思う。

 介護専門職以外にも、調理とか、清掃とか、専門職でない人でもできる仕事はある。

 こういう仕事を全部、介護専門職がやっているから、現場がパンクするわけだ。

 国は手が遅い。

 アニメ業界にかぎらず、建設にしても製造業にしても、日本の多くの業界が下請け分業制だ。

 介護の世界もこれを導入すべきだと思う。


 いや、一部ではもう取り入れられている。


 介護業界では、この先「在宅ケア」に伸びしろがあると思う。


 まあ、でも、もう少し頑張ってみようと思います。やめることはいつでもできる。

 

 Fさんは、今、どうしていますか?

 迷っている何かがあるのだろうか?希望か不安か行く先に迷いとかあるのだろうか?


 僕は君がいつも前を向き続けてくれることを信じています。

 いつかの奇跡を信じて。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月26日分の記述〕


 Fさんへ。


 いろいろ思うところがあり、泊まりがけの小旅行をしてきました。


 夜勤前日に「るるぶ」で安宿を予約し、夜勤明けと同時に帰宅せず出発。

 現地で爆睡したのち、早朝サイクリングをして帰宅する行程です。


 夜勤に出る際の準備が大事に。

 なにしろ、夜勤の準備とサイクリング用の準備もしないといけない。


 ついでに漫画も旅先で描こうと思ったから荷物が増えました。


 旧自宅に住んでいたころなら?自宅に車が停めてあるから楽なんだけど、今はそうではない。

 仕方なく仮住まい先に車を持ってきて路上駐車。素早く自転車を屋根に乗せ、荷物を積まないといけない。

(たしか道交法では、荷物の積み下ろしなら短時間の駐車が許されるはずだ)



 夜勤明けで午前11時過ぎに自由になったと思う。

 ペンションには午後3時チェックインの予約をしたので、多少時間がある。

 サントムーンにより買い物をして軽食を食べてから、山中湖へ向かった。


 山中湖へはよく行くので、道はよくわかっている。

 慣れた道ならば動画を聞きながらでも運転できるので、こないだこの小説でも書いた「ワンパンマン」をかけて山中湖へむかった。


 なんかこれ、ものすごく、なつかしいというか。

 昔は漫画ってこうだったよな、っていう感じが、すごく伝わってきます。伝わるものがある。


 素人が描く漫画といえば、エロ漫画(=同人詩)と相場がきまっていたのが日本の現状だが、こういう純粋に「漫画かきたい」という人がいることは、安心します。

(「ワンパンマン」のオリジナルが投稿されていた新都社ニートしゃのサイト見てみました。そのふざけた社名とは裏腹に、まじめな漫画がたくさん載っていて好感が持てます。最初ヘタクソな作者が、最終回のころには上達している様を見るのは、なんだか新鮮です)


 予定ではもっと早く着く予定だったが、山中湖のペンションには、ちょうど午後3時ごろついた。

 チェックインすると意外そうな顔をされ、「お早いお着きで」と言われてしまった。


 激安プランだったので、素泊まりオンリーでメシとかはない。

 ほかの客はもっと遅く来るのだろうか?聞いておけばよかったが、夜勤明けで眠いので、ともかく部屋へいそいだ。


 この宿は、歩いてすぐのところに温泉がある。

 以前来たことがある場所だ。半分この温泉目当てでこの宿にしたところもある。

 フロントでこの温泉のチケットが100円安く売っていたので購入。

 寝る前に入ろうかとも思ったが、部屋に入るなり寝てしまった。


 部屋はわりと広い。

 10畳かそれ以上あると思う。畳の部屋だ。中型の薄型TVとファンヒーター。小さな絨毯と小さなテーブルがあるだけ。シンプルです。

 押し入れに5組かそれ以上の布団が用意されている。合宿所のような雰囲気。


 この絨毯が新しいものなのか気持ちよく、寝てしまったのだ。


 目を覚ますと午後7時。温泉は午後9時までやっている。


 宿をでると左手にローソン。右手に温泉だ。素泊まりでも十分こまらない。


 「石割の湯」を堪能した後は、コンビニで夕食を調達し部屋へ戻る。

 TVはつけない。つけたらせっかく旅行している意味がなくなる。

 布団をひき、横になる。

 翌日は早起きしてサイクリングするつもりだ。


 もし、4時とかに目が覚めたら漫画でも描こうと思った。


 しかし、寝る前に夜勤中で見てなかった「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンス」だけはチェックしたい。

 スマホで公式サイトにアクセスして見る方法もあるが、今回はせっかくだからネット経由で自宅HDレコーダーへアクセス。外出視聴を試みてみる。

 ソニーの機械は、再アクセスするにはもう一度家庭内LANで、つなぎなおせと警告が出る。

 日本の規格では著作権の管理の意味で、こういう規制がおおい。

 しかし、パナソニックの機械は問題なくアクセスできた。画質を落とせば何とか見れた。


 見終わってから久しぶりに、夢を見るほどよく寝た。


 前にも書いたが、僕は長時間寝た時しか夢を記憶していられない。通常の睡眠ではすぐに忘れてしまう。

 しかしこの時は別に10時間以上寝たわけでもないのに、夢を覚えていた。リラックスできたのかもしれない。


 夢には君もでてくる。

 しかし、それは僕の中の君の幻であり、本物ではない。


 途中目が覚める。ものすごく爽快に目が覚めて、階段をあがった。

 みなれた風家がある。自宅だ。

 しかし、自宅は取り壊したはず、猛烈な違和感がおこる。「これは夢だ」と夢のなかでわかる。明晰夢だ。初めて見た。

 本当に起きるんだ、と強く念じると、ようやく起きれた。幻がすぎさり、現実が実感できたころ、こう思った。

「せっかく途中で「これは夢だ」と気が付いたんだから、夢の中をもっと自由に散策すればよかったのに」と。


 時間は午前4時だった。

 しかし漫画が描けるほどの集中力がでてこない。

 荷物を整理したり着替えたりとまったりすごす。


 グーグルに「現在地の日の出は?」と問いかけると、音声回答してきた。まさか通じると思ってなかった分、驚く。


 出かける1時間くらい前に漫画をチェック。帰宅してからの作業を確認してから閉じた。

 日が昇り午前7時近くに宿をでた。

 正直、ペンションに1人で泊まったのは初めてだ。ホテルならこの時間でも誰かいるものだが、だれもいない。まあ、金は前払いだからいいだろう、とキーだけ無人のフロントへ返す。


 部屋の鍵は壊れていたし、トイレもきれいだが不便だったなど、いろいろあったが、値段相応で満足しています。


 山中湖へ向かい、いつものスポットへ車を乗り入れる。湖畔の無料駐車場のセブンイレブンの近いところだ。



 正直"彼ら"はまいたつもりでいた。

 来るときもわざと変な道を走ったりもした。

 しかし、ここにきて「つかまった?」と感じてしまう。

 駐車場ガラガラで、ほかにいくらでも停めるところがあるのに、大型トレーラーが真横の駐車スペースにきて止まった。自転車を屋根から降ろす際、非常に邪魔だ。偶然だろうか?


 山中湖を2周しました。


 ならし運転にはちょうどいい。久しぶりのサイクリング。体を慣らすには山中湖はベストコースです。

 2周してもまったく息が切れない。余裕な自分が意外だった。

 前よりは上達している証拠と思いたい。

 しかし、もっと走りこまないといけないと思う。


 最近MTBを始めたことは書いたと思うけど、あれ、相当な体力がいります。

 自転車かついで登山するようなもので、前回金冠山行った際は上りでたいへんだった。体力をつけないと楽しいこともできない。



 実は今回の小旅行の際、山中湖周辺でMTBに乗れないか?といろいろ調べてみた。それも自然のコースで。

 すると意外にヒットする。個人のHPで、作ったまま放置されているらしきMTBのサイトがあった。山中湖周辺や、箱根なんかも書いてある。詳細に地図付きで。

 もしかしたら?具体的な地名をはさんで検索すると。いいMTBコースが見つかるかもしれない。そう思った。


 箱根のコースは有望視している、僕でも行けそうな条件がそろっている。

(正直、素人が山の中に入ると遭難しかねない。やはり先人が安全を確認したルートを走りたいものです)

 このサイトに載っていた箱根のMTBルート、例の噴火場所に近いような気がする。あれってまだ規制中なんだろうか?調べてみようと思います。



 富士の冷気にさらされて、湖畔を自転車で運動すると、身が引き締まる気がします。

 やっぱりサイクリングは楽しいです。


 Fさんは今どうしていますか?

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月27日分の記述〕


 最近いろいろMTBのコースについて調べています。

 調べたMTBのコースについての考察を書こうと思います。


 「林道金時線」について。

 箱根山にある林道。ダートがつづくいい林道らしい。

 車を停めて、自転車を下して周遊して車へ戻れる好レイアウトです。

 しかし実際に行けるかどうかが不明だ。道順が地図にないのだ。

 現地下見がいります。実際行ってみると事情が違う可能性がある。



「河口湖、木無山コース」

 河口湖はロードバイクサイクリングで何度も行っているので、土地勘があります。

 このコースは河口湖に車を停め、MTBで山へ移動。一部担いで登頂し、後半は乗車したまま山を下りれます。


 いい点は上りルートと下りルートが別々という点。


 上った道を折り返しで下るのはじつはけっこうしんどい。

 下るなら別ルートのほうが達成感がります。


 山をMTBで下りきったら?あとは普通に河口湖を周遊し、自動車の停めてあるところに戻るだけです。


 このコースはなんだか楽しそう…。


 上りルートで体力限界で無理になっても、引き返せば帰ることができるし、いいです。




「サイクルスポーツセンターMTBコース」

 知らなかったんだけど、修善寺のサイクルスポーツセンターに有料コースがあるらしい。

 近いし、練習するならいいかもしれない…。




「箱根、明神ヶ岳 コース」

 有名な箱根のハイキングコースらしい。

 複数のルートがあり、いろいろコースどりができるようだ。


 ここも下見がいるように思う。現地の状況がよくわからない。

 実際に「徒歩」で上らないとだめかな…、下見のために。

(一度歩けば、安心してMTBで走れる)



「達磨山コース」

 金冠山については一度いったけど、達磨山はまだいっていない。

 ここも一度、徒歩で確認しないといけないだろうか?

 今度の連休、いってみようかな…。そんなことも思います。



 ハイキングホースを走る際は、ハイカー優先にしないといけない。

 後ろから抜く際は、一度降車して歩いて抜いたほうがいいだろうか?

 そんな事も思います。



 …ごめんねFさん。

 勝手に好きなことをいろいろかいてしまった。

 ここで書くといろいろと考えがまとまるのです。


 Fさんは、今どうしていますか?

 いつか会える日を信じて。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月28日分の記述〕


 Fさんへ。


 MTBについての考察、続きです。


 最近いろいろ本で調べ、わかってっきた事がある。

 種類がいろいろありすぎるということだ。


 サイズの違いくらいしか知らなかった僕がいけなかったらしい。


 そもそもサイズは3種類ある。29インチと27.5インチと26インチだ。

(僕は体のサイズから26インチしか乗れないみたいだ。ほかはサイズオーバーぎみです、それとも良く調べればあるのだろうか?)


 そして「リジット」というタイプがあるらしい。

 リジットとは?サスペンションがないモデルを指すらしい。

 前後ともサスペンションが無いMTBを「フルリジット」と呼び、上級者のみが扱えるもの?らしいことがわかった。

(地面の衝撃が緩和されないから、扱いは相当難しいはずだ)


 そしてリアのみサスペンションがないモデルを「ハードテイル」と呼ぶらしい。

(ちなみに僕のジャイアントSNAPもこのハードテイルだ)


 そして前後ともにサスペンションがついているのが「フルサス」とか呼ばれるようなのだ。



 正直言って今もっているMTBの重量13キロは「重い」です。

 普通の自転車に比べれば「軽い」のだけど、山で担ぐにはちどしんどい。

 11キロくらいのものもあると聞きます。

 買い換えるのはもっと使い込んでからにしたいけど、考慮に値します。


 しかし、今乗っている「ジャイアントSUAP」の下りでのジャンプの性能には、正直ほれ込んでいます。

 こないだの金冠山での3連続ジャンプは、安定してできた。車体剛性の賜物かもしれない。

 下りでの性能はいい。

 だからこそ、苦労して山頂に運ぶ意義があるかもしれない。

(そのうちサイクルスポーツセンターでMTBの乗り比べなんかしてみたいと思う。何種類レンタルしているかは知らないが、自分の持っているものとの乗り比べは面白そうだ)



 ちょっと残念なのが、最近富士山でのMTBが禁止されつつあるという話だ。

 富士山登山道を一気にMTBで下る動画とかがユーチューブにあるが、とても楽しそうだ。

 やってみたいが、最近は山小屋とかで怒られるとか…。


 MTB、ロードバイクとちがって入門者には、越えないといけない敷居が高いです。

 これからもいろいろ調べてみようと思う。


 今日はサイクリングを犠牲にして漫画に専念してみました。

 正直、最近、集中して描けてないので、頭の中のチューニングが狂っていて、なかなかはかどらない。

 再調整が必要です。


 何かに没頭するのは楽しいです。

 あわよくば、それが人の役に立てば、なおの事いい。


 人には人の道がある。

 与えられた条件で、ベストを尽くしたいものです。

 いつかの奇跡を信じて…。


 Fさん。今、どうしていますか?

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月29日分の記述〕


 Fさんへ。


 興味ない?て顔をしているかもしれない…。

 ごめん、しかしまたMTBの話です。


 有望なコース発見しました。


 箱根、小涌谷駅から浅間山山頂まで登り、あとは一気に箱根湯本まで登山道を下るルートです。

 このコースのいいところは、圧倒的に下りが「長い」という事。

 山道の「下り」をMTBで楽しみたい身としては、この上ないレイアウトです。


 このルート。ハイキングコースとしては「ゆるい」コースらしい。

 歩きでゆるいということは?MTBでも走りやすいと推察します。


 下りきったら?

 MTBを箱根湯本駅に駐輪して、箱根登山鉄道で小涌谷に戻り、そこで駐車してある車に乗り、箱根湯本まで戻ってMTBをピックアップすればいい。

 そう、つまり小涌谷まで車でMTBを運べば、あとは箱根登山鉄道を移動手段に併用できる。便利です。

(箱根登山鉄道は大体30分間隔で終電は23時ころまであるみたいだから、利便性も高い)


 最近気が付いたんhんだけど、箱根山はどーも我ら静岡側よりも、神奈川側のほうが利便性が高い。

 交通の便もいいし、観光施設も充実している。


 このプランを実行するには?

 まずは徒歩での下見がいると思う。

 小涌谷まで車で行って、徒歩で本当に簡単に浅間山までいけるか確認しようと思う。観光もかねて。

 で、現地の様子がある程度わかったら?

 次はMTBで挑もうと思う。


 金冠山では50分かけて山頂まで登り、帰り道は同じ道を10分で下ってしまった。

 10分はあまりにも短すぎる!

 箱根浅間山ルート…、期待したいところです。



 最近、仮住まい先の家の前で、突然道路工事が始まりました。


 東京で真実に気が付き、帰宅した際は、車の騒音もさることながら、工事の騒音もすごかった。


 仮住まい先でも、車の騒音につづいて、今度は工事の騒音か…。偶然だよね?Fさん。

 まさか、そこまでひどいカルト組織がいるなんて信じられない。

 そんな連中がいるならば、連中の存在こそが、日本の正すべき悪だと思う。弁明の余地のない、純粋な悪だ。


 Fさん、その世界は離れていいと思う、本当にそんな世界ならば…。


 他人を不幸にすることにしか存在価値を見出せない集団など、たぶん内部で自分たちにつごうのいい言い訳ばかり展開して、人々の出口を封じているのだろう…。


 脱出にはものすごいエネルギーを要するだろう。

 でも君ならできます。僕は信じています。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔3月30日分の記述〕


 Fさんへ。


 世界で唯一あの日の記憶を共有する君へ。


 もう一度「お芝居」をしてみませんか?


 今度はもう少し長いお芝居を…

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〔3月31日分の記述〕


 最近の変なニュース?


 町で突然、誰かを襲う?という類のものは減ったと思う。

 さすがにやりすぎると何かまずいと"彼ら"も思うのだろうか?

 規模が大きいものは、長く続けると、どこかでボロがでるのもです。


 しかし、騒音関係のものは、今でもチラホラ目につく。


 隣人の声をスピーカーで流した男が逮捕されたり、犬がうるさいとなぐった男が逮捕されたり。


 関係ない?ただの偶然?


 どうなのだろう…。


 Fさんも含めて過去にこうした威圧行為に参加した人はたくさんいるのだろう。

 誰にもとがめられないと、どこまでもエスカレートする…。


 昔、君は言った。

 間違っているときは叱ってほしいと。


 だから言います。


 君は悪くない、しかし、2度としないための決意をしてほしい。


 君が君であるためにも。


 負けないでほしい。がんばれ!

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〔4月1日分の記述〕


 Fさん。こないだ箱根の小涌谷へ行ってきました。

 先日書いた山サイクリングの下見です。


 一応MTBも持って行った。

 あわよくばそのまま山サイクリングができるかもしれないと考えたからだ。


 しかし、実際に現地にいってみて、いろいろわかったことがある。


 まず、小涌谷の駅には車を停める余地がない。

 タクシー用の小さなロータリーがあるのみで、駐車スペースがないのだ。


 小涌谷駅に車を停めてサイクルベースにする構想は、いきなり頓挫しました。



 しかたなく、近くのおそらくホテル?の敷地内の道路脇の、かろうじて停められるスペースに車を停め、近隣の駐車場検索。

 すると、これがない。

 どーも、箱根の駐車事情はかなり悪いらしい。

 かろうじて近くの「彫刻の森美術館」の駐車場があるが、使い勝手はわるいみたいだ。

(箱根彫刻の森美術館は、フジテレビ創業者が私物化して「住んでいた」事で有名だが、そのコレクションはなかなかのものと聞きます。どこの世界でも公共の財産を私物化する権力者はいるということだろうか?)


 目的の「山」には。近くの「滝」まで行けば登山口があるらしいことはわかっている。

 スマホでググると?この「滝」に行く人は、短時間なら?その辺に車を停めて「滝」へ行っているようだ…。


 あたりを見回す。

 今停めている場所も、短時間なら大丈夫そうだ、このまま徒歩で「滝」へ行ってみようと思った。


 スマホのナビへ「滝」への案内を指示して、徒歩移動してみた。

 箱根を車で走っていると、時々徒歩の人をみるが、なるほどあれは、交通の便がわるいから徒歩移動していた訳かと納得する。


 コンビニの角をまがり、山道へはいる。

 このコンビニはネットでこのコースを紹介していた人が描写していたコンビニだ。ネットの情報と合致する。


 そのまま山道を進む、どうも別荘地になっているようだ。

 あちこちに無断駐車禁止の看板が立つ、住民はそうとう怒っているようだ。

 ナビが脇道へ行けと指示する。草の中下りの階段を下りる。

 これがあるからMTBでなく徒歩で来たのだ。


 下って別の道にでる。滝の音がしてきた、もうすぐのようだ。

 そこから歩いてすぐだった。実際、車から徒歩30分くらいで着いた。割合に近い。散策にはちょうどいい距離だ。


 「滝」は、荘厳?というほどの迫力はない。こんなもんか、という感じだ。

 しかし、まあ、江戸時代か、それよりももっと以前からこの景色が変わっていないのか?と思うと、少し感慨深い気持ちにもならなくもない。

 江戸時代の人も、同じ景色をみたのだろうか?


 ちょっと先に進むと登山道があった。階段が山頂まで続いている。

 案内板があり、山頂まで徒歩30分とある。

 30分頑張ってMTBを担ぎ上げれば、あとは楽しい下りが体験できるわけだ。


 車への帰り道、来た時とは別ルートをつかってみた。

 すると駐車できそうなスペースをたくさん見つける。

 ここまで車でMTBを運んで来れば、滝はすぐそこだ。計画が具体性を帯びてきたと感じた。

 行けそうな感じです。



 帰宅して、いろいろ準備をしました。

 まずはMTBの余分な備品を外した。少しでも軽くするためだ。持ち乗り用装備は全部外した。ベルもスタンドも。


 次に、輪行袋の準備だ。

 山を下りきったら箱根湯本の駅から登山鉄道で小涌谷の自動車が停めてあるところまで戻る予定だ。

 その際、MTBをばらして袋に詰めて、電車に乗らねばならない。


 輪行袋持っているがはいままで使ったことがない。一度練習せねばいけない。


 …で、今日、休日を利用してやってみたのだが、難しい。すんなりとは入ってくれない。

 ようやくやり方がわかって、袋に自転車を入れられるようになってわかったことがある。


 ロードバイク用の輪行袋に、MTBは入らない。という事。どうしてもフロントホークが出てしまう。


 ネットで調べると、MTBはフレームがロードバイクよりもでかいので、仕方がないとのこと。

 袋から出るのは本来違反。大目に見てくれる駅員さんもいるとのことだが、ここは冷静にちゃんとしようと思う。

 少し大きめの燐光袋をアマゾンで注文。即日配送ということだからすぐ来ると思います。


 …苦労したけど、輪行袋の使い方習得しました。

 今後は電車を利用したサイクリングも視野に入れてみようかなと思う。行動半径が広がります。


 今月末、夜勤です。で、その翌日の12月1日夜勤明けです。

 この日、箱根の宿をネット予約してしまいました。

 前日前のりして宿泊し、朝方「山」へアタックできます。

 前日はステーキでも食べて体力つけておこうと思う。かなり体力使うはずだから…。


 MTBにはカメラをつけて動画を撮る予定です。

 その他にも「山」サイクリング用の装備をいろいろ揃えました。MTB用のヘルメットに手足を守るプロテクター。

 山ではいつもの「ナビ」は役立たずなので、スマホをナビにしなければいけない、スマホホルダーも購入しました。落下を想定してケースに入れるタイプです。



 当日どーなるかわかりませんが、頑張ってみようと思います。

 Fさん。今、どうしていますか?

 負けないでほしい、がんばれ! 君が君であるためにも。

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〔4月2日分の記述〕


 Fさん。MKS(三ヶ島) 『MKS(三ヶ島) エフディーセブン [FD-7]

 というのを買ってしまいました。

 

 え?何かって?


 「折り畳みペダル」です。


 先日、ついに箱根「山」サイクリングを敢行してきました。


 「B&Bパンシオン箱根」という宿を予約し、夜勤明けで前乗りし、当日「山」へ自転車担いでアタックしたわけです。

 「B&Bパンシオン箱根」は、ホテルというよりは「簡易宿泊施設」といった感じだった。

 しかし、先日山中湖で泊まったペンションよりは上という印象。

 時期により中国人団体様がいてうるさいと聞いたが、この日はいなかった。

 建物自体はおしゃれで、写真に写せば高級感さえ感じる。

(実際に見ると、そうでもないのだが)


 朝食の「焼きたてパン」は噂通りおいしかった。

 朝起きると、館内に焼きたてのパンのにおいがして、悪くないです。


 「B&Bパンシオン箱根」は「ユネッサンス」という温泉施設と同じ敷地内にあり、遊歩道で10分ほどで行ける。

 今回の旅では「ユネッサンス」は利用しないつもりだ。

 しかし、この遊歩道を抜けてコンビニに行こうと思い、行ってみた。


 「B&Bパンシオン箱根」に到着したのは夜勤明け午後3時過ぎだった。

 自宅前はあいかわらず工事中で出入りができない。

 さいわいこの仮住まい先には「裏門」があるため出入りできるが、もしなかったら工事を停めさせて荷物を車に運ばなければいけなかった。

(道路工事の際は、住民の生活が優先だから、止めさせることには法的拘束力がある)


 「B&Bパンシオン箱根」に到着、案内板に従うと「ユネッサンス」の駐車場へ入れと指示される。

 後で知ったのだが有料駐車場1200円なのだが、宿泊者は無料だという。

(先日、この近辺で駐車場がなくて困ったが、ここを利用すればよかったのだ。1日1200円ならわるくない)


 到着して部屋に入る。1人部屋で狭いが、中庭の景色はいい。

 夜勤明けのため、倒れこむように爆睡してしまう。


 起きたのは午後9時近く。

 夕食を何とかしようとスマホで周辺検索。

 近くのコンビニに遊歩道を使えば行けることがわかり、行ってみることにした。

 

 箱根の夜は寒く、着込んでいった。


 いらないかな?


 と思いつつグーグルマップを開く。しかし、これが正解だった。

 夜間で視界不良のせいか?2度遊歩道から外れる。

 遊歩道といっても、単に敷地内の移動路と周辺道路をつないだ程度のもので、道なりに行くと間違えるのだ。

 グーグルマップをみて、進行方向がおかしいと思ったら?道路から外れて敷地に入り、遊歩道を探すといった行為を2度ほど繰り返す。


 この遊歩道を夜間使う人がいると想定してないのか?それとも節電のためか?

 階段があるのに明かりがない場所があり苦労する。

 スマホがなければ灯りがなく大変な思いをしたところです。

 スマホさまさまです。


 途中イタリアンの店があったのだが、午後9時ではさすがにやっていない。残念です。 

 コンビニで食事を調達し、引き返す。


 最近思います、短い距離でも、旅先で夜間歩くのは悪くない。と。


 翌朝、天気予報では午後から雨となっていた。

 「山」サイクリングをするなら午前中が勝負です。

 天候は「くもり」。到着時は晴れていた分、残念です。


 チェックアウトしていよいよ「山」へ行く。

 先日の下見でみつけた駐車場へ車を運ぶ。


 自転車を車から降ろし、用意している際に、いろいろ問題にきがつく。

 後輪ブレーキの調子がおかしい。

 先日、輪行袋に入れた際に、ブレーキ関係にズレが出たみたいで、慎重にズレてる個所を探り、修正できた。

 後輪ブレーキが正常に動いたときは「ホッ」としました。


 輪行袋を忘れたことに気が付く。電車に自転車を積んで帰ってくることができない。

 まあ、その場合は第2プラン。その場に自転車をおいて、電車で車に戻り、自転車をピックアップすればいいだけの事。大丈夫です。


 準備できたので「滝」へ移動。「山」への登山道があります。

 登山道から山頂まで20分と案内板にある。


「20~30分、頑張って自転車担げばいいわけだ」


 と、思い、最初飛ばしすぎた。ペースが速すぎたのだ。あっという間にへばってしまう。あせりすぎだ。

 山をなめていたというか…。


 よく、山で「ストック」をつかって歩いている人を見る。

「あれ、必要か?」

 とひそかに思っていたけど、その考えが間違っていたことがよくわかった。

 あれば、長い山道。少しでも体力を温存する手段なのだ!と。

「山道では、ペース配分が大切」と学びました。

(僕はロードバイクでも「登坂」が苦手だ、簡単にへばってしまい、最後は気力と根性の世界になってしまう。あれはたぶん、自分の能力を過信してペースが速すぎたのが原因なのだろう…、そう思った)


 自転車は可能な限り軽量化してきた。

 若干効果があったのか?少しだけ軽く感じる。ごついスタンドが購入時ついてきたのだが、外すと結構な重さがあった、あれを外したのが効いたのだろう。


 結果から言うと山頂まで50分近くかかった。

 最後のほうは自転車を背中に担いで登っていました。ネット動画とかで、背中に自転車担ぐ絵を何度か見たことがあったが、なるほどこの担ぎ方が楽だとよくわかりました。

 重量を頭や背中に分散できて、腕が休める。

 何より重心が安定して、悪路でも移動しやすい。


 自転車を担いで「山」を上っている際、何度もペダルが「邪魔だ」とかんじた。

 ネットで以前、折り畳みペダルをMTBにつけている画像を見たことがある。


「なぜこんな装備を?」


 と思っていたが、なるほど、ペダルが折りたためたら便利だ、と痛感した。

 そこで、帰宅してから先に書いた、「MKS(三ヶ島) エフディーセブン [FD-7]」という折り畳みペダルを購入したわけです。


 山頂まで到着、途中顔見知りになったご夫婦に写真を撮ってもらう。


 少し休んだのち、いよいよ箱根湯本へ向けての長い「下り」に挑む。


 端的に言うと?「下り」全行程のうち、サイクリングに適した区間は2/3.

 なんとかいう古城あとまでだった。

 ふもとまでの残り1/3区間は、下りは下りなのだが、とても僕の技術では乗車したまま下るのはできない区間だった。手押しで下ることに。


 まあ、それでも「走れる」区間は、「そうそう、こういうのがしたかったんだ!」という感じの「山」サイクリングができた!

 途中何度かこけたが、止まるほどの速度でだから、怪我はない。

 やばそうなところは、そもそも降車して渡った。安全第一です。


 残念な点は、カメラをハンドルにつける器具を忘れてきたことだ。

 下りの動画をとりたかったけど、残念です。


 少し、物足りない感じがします。もう少し「山」サイクリングがしたかった。


 下りきり、箱根湯本まで到着。物足りないが、やりとげた達成感はあります。

 やり遂げて思った。


「これは「半分」登山だな」と。


 そう、次に行う際は、これは「半分」登山である、という認識で行うべきだ、と思ったわけです。

 まあ、こうも思う。たぶん、ただの「登山」なら、あまり興味が出ないと思う。しかし、「山」サイクリングと合わせた「登山」は、わるくない。疲れるが、達成感がある。


 あと、こうも思った。


「ロードバイクのサイクリングとは、根本的に違う」と。


 アウトドア用のコーヒーセットでも持ってきて、途中使って飲んだほうが楽しいかもしれない。ロードバイクの時はそんな余裕はないが。半分登山の「山」サイクリングの場合は、その余裕がある、と。

 それからこうも思う。

 いつもサイクリングに使っているマラソンシューズで行ったのだが、「山」では心もとない。悪理では簡単に足を滑らせる。

 トレッキングシューズがいるかもしれない。

 …でもあれ、高いんだよね。


 まあ、しばらく行かないと思うので、購入するか検討する時間はあります。



 総括するに、こう思う。

 この「山」サイクリングをおこなうと?

 「箱根」三昧ができる。

 …ということ。


 前日に泊まって、温泉を楽しむこともできる。

 いい宿なら、料理も楽しめるだろう。

 翌日半分登山の「山」サイクリングを敢行し、下りきったところから「出発地点」へ戻る際、「箱根登山鉄道」も楽しめる。駅弁でも食べながら景色を楽しむこともできる。


 また、途中、食事も楽しめるし、もう一度温泉にはいって体を休めることもできる。

 時間があれば、美術館によってから帰路に就くことも可能だ。

 箱根から自宅までは1時間ちょっとで車で戻れるからだ。


 そう、「箱根三昧」ができるわけです。金もかかるけどね。


 散財するなら?経験にお金を使ったほうが、いいように最近思うようになりました。

 Fさんも、「思いで」を作ることを大切にしていた。

 最近、ものよりも「思いで」のほうが大切だなと痛感します。



 Fさん。今、どうしていますか?

 “彼ら”的行動とは、「熱気ねっき」にあてられて思わず興奮する集団恍惚しゅうだんこうこつ状態が作り出すものだと思う。

 これが、お祭りとかスポーツならまだいいが、

 犯罪行為に集団恍惚しゅうだんこうこつするのは、間違っている。

 …でも、恍惚こうこつ状態にあると、理性的判断が出来なくなり、皆、別人に変ってしまい、犯罪も肯定する人間にさせられてしまう。

 こういう状態を一般に「トランス状態」と呼び、暗示を「ものすごく」受け入れやすい状態、と理解しないといけません。

 一度暗示に「かかる」と、なかなかとれない。

 君のまわりを見回してほしい、事実、普段はいたって「普通」なのに、“彼ら”の悪意に関しては「正常な思考」が出来ない人、多いと思う。

 それは、暗示にかかっているからだと思う。

 

 もちろんこれは推測を書いているに過ぎない。

 その世界がそこまで「本当に」酷かったら、そうとう病んでいる事になる。

 「病んだ人間を救う」のが本来の仏教であり、「病んだ人間を大量生産する」事はカルトの思考です。

 そこは、どう屁理屈をこねても、覆せない、当たり前の真実だと、「普通」の感覚の人間なら思うところです。

 …Fさん、戦ってほしい。

 君を責めたりはしない、そういう環境に問題があるだけだ。

 負けないでほしい、がんばれ! 君が君であるためにも。

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〔4月3日分の記述〕


 Fさんへ。

 MTBコースを現在も探索中です。


 久しぶりに「エヴァンゲリオン」をみていて「二子山」という地名が出てくる。

 作中の舞台は「箱根」なんだけど、箱根にそんな山ないよなと思い検索。

(そういえば先日、箱根湯本へ行った際はいまだにエヴァンゲリオングッズを扱う店があった。どーなんだろう、あれ(そもそも舞台は芦ノ湖周辺のはず、箱根湯本は舞台ではない))


 富士宮に該当する「山」があることを発見。


 しかし、ここは「鎖場」と呼ばれる絶壁を上るコースがあるほどの「登山上級コース」の「山」らしい。自転車で走るなんて論外な場所だった。


 しかし、ネット検索の面白いところは、思わぬ発見があることだ。


 三浦半島にも「二子山」という場所があり、ここでは多くのMTB乗りがコースを楽しんでいるようです。

 ちょっと遠いが行けない距離ではない…。

 今後、検討する価値があるかもしれません。


 自転車にかこつけて山へ行くうちに、登山が好きになる日が来るだろうか?

 まあ、何事もやってみないとわかりません。


 Fさん。今、どうしていますか?

 負けないでほしい、がんばれ! 君が君であるためにも。

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〔4月4日分の記述〕


 Fさんへ。

 背負子しょいこというものがある。

 これを使ってMTBを担げば?

 登山で多少、楽できる。


 前後輪はずして、輪行袋に入れるのと同じ形態にすれば、簡単に詰める。


 ナイスアイディア!と思ったが、こうも思った。


 これが本当にいいアイディアならば?誰かがすでにやっているはずだ。

 もしやってないならば?なにかしらの問題があるに違いない。


 で、調べてみると、背負子を使うと、自転車を組み立てた後、背負子そのものが走行の邪魔になることが判明。

 この事態を回避するために、自転車のフレームに直接リュックベルトをとりつけ、自転車そのものを背負子にする方法があるらしい。

 バックパックを背負った上から背負子にしたMTBを背負えば、背中への負担も軽いという…。


 本当にそんなことできるのだろうか?


 どこかで検証してみないといけない。


 身近な実験場所としては…。あるていど勝手知ったる場所である金冠山がベストかなー。


 どーなるかわかりませんが、いろいろやってみようと思います。

 Fさん。今、どうしていますか?

 負けないでほしい、がんばれ! 君が君であるためにも。

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〔4月5日分の記述〕


 Fさんへ。


 …そんなこんなで、次回「山」サイクリングをする際に、いかに「楽」できるかをいろいろと模索中です。

 

 じつは、あのあと体中の筋肉痛がぬけない。

 最初は両腕がなかなか回復せず、苦労しました。日ごろの体力つくりをなにかしないといけないと思うけど、なかなか仕事もあり難しいです。


 継続は力になるはず?


 5回でいいから、毎日腹筋するとか?

(5回程度では意味がないことはわかっている。この場合は運動習慣を毎日つけることに意味がある)


 要検討です。


 スポーツクラブもあるけど、仕事が忙しくなかなか行けてない。そろそろ解約しようかなと思う、今日この頃です。




 どーなるかわかりませんが、いろいろやってみようと思います。

 Fさん。今、どうしていますか?

 負けないでほしい、がんばれ! 君が君であるためにも。

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〔4月6日分の記述〕


 Fさんへ。


 以前この小説でも書いた100%"彼ら"と思う職場のおじさん。辞めていったんだけど、また最近職場に顔をだしたらしい。

 戻りたがっている?なんて噂されている。


 僕が辞めたがっていることを知っているのだろうか?


 "彼ら"の情報網のすさまじさは、じっくりと学ばせてもらったから、重々承知している。


 "彼ら"の猛攻撃の最中、本屋で働いていた際、時間は不定期なのに、毎回配達中"彼ら"が連携して威圧する姿は、ものすごかった。

 連携も見事だし、情報の正確さもすごかったのを覚えている。


 行く先々で、いるのだ。


 Fさんならわかると思う…。


 高校時代、あの恐怖を僕に伝えたくて、いろいろサインを出していたんだね。

 今なら、わかります。 

 


 Fさん。今、どうしていますか?

 負けないでほしい、がんばれ! 君が君であるためにも。


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〔4月7日分の記述〕


 Fさんへ。


 MONTAGUE「Paratorooper」


 という自転車があるらしい。


 MTBを担ぐいい方法はないかといろいろ調べていて、見つけてしまった。

 アメリカ軍で採用されている折り畳みMTBだという。


 通常、折り畳み機構はMTBにはつかない。車体強度が落ちるからだ。


 しかし、米軍仕様のこの自転車は、パラシュート兵が抱えたまま飛べるように折り畳み機構を持っているみたいだ。

 軍用だから、頑丈なんだろう。


 重さは13キロ。値段も10万以内。販売されているものは軍用と同じ強度らしい。


 …素直には感心できない。本当に大丈夫か?と素朴に思う。


 気になる1台ではあります。


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〔4月8日分の記述〕


 Fさんへ。


 先に書いた自転車のフレームそのものを背負子にする方法…。


 いろいろ調べた結果、「プロテック バックパック・ストラップ」という「楽器ケース」を背負うための後付けリュックベルトがあった。

 デザイン的に自転車のフレームにつけるのにうってつけの構造をしている。


 問題は13キロの自転車につけて大丈夫か?ということ。強度とかいろいろ…。


 ネットで自転車を背負子にしている人は、ホームセンターのナイロンベルトなんかを使っている。

 ナイロンベルトで大丈夫なら?この楽器用のやつでも大丈夫なように思うけど、どうなのだろう。

 肩に食い込むようなら?ホームセンターで売ってるベルトパットを買えばいいわけだし。


 もし、購入して試してうまくいかなかったら?


 今持っているトロンボーンの楽器ケース用にでもすれば、一応無駄にはならない。


 どーなるかわかりませんが、頑張ってみようと思います。

 Fさん。今、どうしていますか?

 負けないでほしい、がんばれ! 君が君であるためにも。

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〔4月9日分の記述〕


 Fさんへ。


 先日、こんなニュースをみた。


 自民党の谷垣さんに「税収の上振れについては…」と記者が聞くと、逆切れしてこう言うのだ。


 谷垣さん「そういうのは税制が何たるかわかってない人がいう言葉で」と。


 映像には解説はない。

 わかる人にはわかるよね?的な報道の仕方だった。



 この小説を読んでいる人の中には、なぜ谷垣さんが「逆切れ」したか?

 わかる人もいるかもしれない。



 解説するにこういう事なのだ。


 「税収の上振れ」とは?今後、景気が回復したら?自然に税収が上がるから、わざわざ消費税を上げる必要がない、という意味だ。

 谷垣さんが「キレた」のは、景気が回復するかしないかなんてわかりもしないことに、日本の税制をまかせられない、というわけだ。


 つまり、アベノミクスによる景気回復など、谷垣さんは「まったく」信じていない、ということになる。


 インフレターゲット政策を過去10年否定し続けてきた人たちの1人であり、今もその考えに変わりはないという事なのだろう。

 自分たちがデフレを容認したせいで、日本中にブラック企業が蔓延し、日本の借金が世界一になったことなど、気にしない人たちの1人だ。


 正直こう思う。


 景気が回復したら税制は上がるのだから、そちらに政府の資材とエネルギーをもっとそそげばいいのに、そうは考えない人たちなのだ。自分で自分の首をしめているのに。



 こんなことも思う。

 今、公明党は軽減税率の対象を広げた!と自分たちの成果を誇っているけど、冷静に考えたら?こう思う。

 「なぜに消費税増税そのものに反対しない?」と。


 知らないというのは、恐ろしいものです。



 今、軽減税率の対象を増やすことで生じる、増税で得られたはずの税収の穴埋めをどーするか?

 と、盛んに報道しているが、そもそも増税そのものが間違いなのだから、そんなもの気にすること自体がばかばかしいのだ。


 マクロ経済を真剣に学んでいる人なら?

 今回の消費税増税は景気上昇の足を引っ張ると、普通に思うのでは?と少しかじった程度のシロートながら、そう思う。


 これらの事が、わかってはいるが、表立って報道すると角が立つので、先の映像、映像のみ流して、解説はつけなかったのだろう。

 わかる人にはわかるよね?というニュースだったわけだ。


 こういうわかる人にはわかるよね?的なニュースとしては、たまごの価格の報道もある。


 このニュース、何が重要なのか?というと?


 現在インフレターゲット政策を実施している真っ最中。反対派の中には、モノの値段を意図的に上げるなど不可能だ、という人たちもいる。

 こういう人たちの論拠は「たまごを見てみろ、値段はあがってないぞ」となるわけだ。

 インフレターゲットに反対している人たちは、谷垣さんを代表するように、日本の消費税を動かそうとがんが得るほど、権威ある人々。

 こうした人たちに「たまごの値段?上がってますよ」という事には、その人たちの主張が間違っていることをいって反論する効果がある。


 つまり?

 卵の値段が上がらなければ?谷垣さんをはじめ、反インフレ派が正しい、ということになり。

 卵の値段が上がれば、理論で経済をコントロールできる証明として、インフレターゲット推進派の正しさが証明される結果になる。


 卵を実際に作っている人たちは大変?

 いやいやそんなことはない。

 この状況を逆に利用すればいいのだ。

 以前こんなニュースをみた。「プレミアム玉子が売れている」と。

 付加価値のついた卵は売れるらしい。同じ高いなら、どーせならいい卵を食べようという消費者が増えたわけだ。

 マクドナルドが値上げすると、「同じ値段ならモスバーガーへ行こうか」と消費者が流れるのと同じ理屈だ。


 …うまく立ち回れない?


 それは人だものしょうがない。しかし、あきらめず、前を向き続ければどこかに活路があると、僕は信じます。


 君がどこにいようと、どんな状況だろうと応援しています。何があろうと世界中でただ1人味方でい続ける人間がいることを忘れないでください。

 Fさん。今、どうしていますか?

 負けないでほしい、がんばれ! 君が君であるためにも。

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〔4月10日分の記述〕


 Fさんへ。


 人間の手首は横よりも縦にハンドルが付いていたほうが、楽に操作できるという…。


 最近、折り畳み自転車のハンドルに「バーエンドバー」をつけようかどうか悩んでいます。


 普段でも自然とハンドルの端っこを持ちがち。あると便利だなとつねづね思っていたのです。


 Fさんんは興味ないかもしれないけど、棒状の自転車ハンドルの端っこに角のように2本伸びているハンドルパーツの事です。


 折り畳み自転車がルイガノだから、できればルイガノ純正のものがほしいのだけど、今は販売されていないらしい。(同系列の「ガノー」の純正はあるが、しっくりこない)


 そもそも街乗り用だから、安物でもいいかなと思う反面、やはりそれなりにいいもののほうがいいだろうかと、悩んだりします。


 こういう、あれこれ悩む期間そのものも、自転車の楽しみの1つかもしれない。


 いますぐ必要なものでもない。


 もう少し悩むのを楽しもうと思います。


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〔4月11日分の記述〕


 Fさんへ。

 先日MTBを「背負子」にして運ぶ話を書いた。


 しかし、いろいろ調べてゆくと?


 そもそもそんなことしなくても、フレームの三角形に頭を突っ込んで、担げばもっと楽ということがわかった。


 なぜ?これに気が付かなかったかというと?


 飲みもpのなどを入れるボトルゲージがフレームについてて、頭をいれて担ぐことができなかったからだ。


 ボトルなんてリュックにでも入れておけばいい。このボトルゲージも外してしまおうと思う。


 あとさらなる軽量化をはかって、クッションのないサドルを注文してしまった。


 長距離乗るにはしんどいが、短時間のるならこれで大丈夫です。

(そもそも山道を下る専用の自転車にするつもりなのだから、これでOKです)


 サドルの交換が終わったら、また金冠山でも行こうかななんて、思ったりもします。どーなるかわかりませんが、頑張ってみようと思います。

 Fさん。今、どうしていますか?

 負けないでほしい、がんばれ! 君が君であるためにも。



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〔4月12日分の記述〕


 Fさんへ。


 アメリカがついに利上げに踏み切りました。

 予想どおり?の展開なのか?大きく動いた印象はあまりうけない。


 日銀の反応も中途半端で、いまいちだった。


 しかし長期で見れば、日米ともにシナリオ通りの展開で、申し分ない。

 我慢して株を売らずにいれば、いずれ…、とか思ってしまう。


 現在マイナスにはなっていない。しかし思い付きで買ったやつがけっこう足を引っ張っている。

 好材料もある、いままで足を引っ張ってきた株が持ち直してきている。


 まあ、マイナスが出てないだけで、よしとしようと思います。シロートが投資している割にはまずまずです。


 今は、原油価格が問題とかTVで言っていた。

 原油が上がるとみて投資していた人らのリスクが高くなってきていて、アジアを中心にリスクが高くなっている。

 こうしたリスクを抱えた人たちが、短期で利益を出そうと、必要以上にマーケットのふり幅を大きくしている?とか、いないとか。


 だから短期で利益をあげるのは難しいとか…。


 まあ、あきらめず、情報収集だけは、欠かさないようにしようと思います。



 今、東南アジアでは流通革命がおこっているという。

 道路が整理され、カンボジアの工場が注目されているとか、いないとか。


 こないだ見たTVでは、日本の漫画喫茶用の古漫画をわざわざ海を越え東南アジアまで運んで、装丁をきれいにし、日本に送り返しているという。

 流通路ができたおかげで、日本国内でやるよりも安くできるのだという。


 アメリカの利上げが起こると何が問題か?というと?

 これも以前、この小説内で書いたけど、アメリカから借金している国が困るのだ。

 ドルの価値が上がり続けるから、何もしなくても返済額が増えることになる。


 アメリカの利上げは、アメリカ経済の「正常化」を意味するもので、悪ではない。


 しかし、その「正常化」が発展途上国の経済を圧迫するわけだ。


 先に書いた東南アジアのあたらしい「流通革命」。

 こういうものがあれば、今後借金が増えても、現地の国々は経済成長できるから、耐えられるだろう…。


 「設備投資」が未来を救う好例です。



 日本の会社は今、次世代に向けた「設備投資」が求められているが、「また不景気になったら?と考えると設備投資にお金を使えない」と考える経営者が多く、実現していないのが現状です。


 こういう「心理バイアス」を転換する「何か」が、今、日本に求められています。


 現状維持だけが、日本を救う方法ではありません。


 そして、いうまでもなく、"彼ら"のいう教えで、日本が救われたりもしないのです。



 こういう言葉がある。

「プレ・モダン(前近代)」「モダン(近代)」「ポスト・モダン(先近代)」


 要約すると、昔のスタイル、今のスタイル、未来を先取りしたスタイルの3つだ。


 僕は最近、こう考えるようになった。

 どのスタイルが正しいわけではなく、どのスタイルも無視せず、その時々の時勢に合わせて、バランスよくスタイルをとることがいいのではないかと。


 "彼ら"の唱える「古い価値観」も時には正しいと思う。


 しかし、それが絶対で、それ以外は間違っているというのは、でたらめだと思う。


 バランスが大事です。


 でもそれがむずかしい。


 1つだけ、確かなことが。


 "彼ら"の教えは、明らかにバランスを欠いている。


 最近、また、家の前で突然スピーカーのスイッチを入れる車が出てきた。

 "彼ら"の総攻撃激しかったころは、よく見かけたやつだ。

 通常なら?遠くからスピーカーをならして近づいてくるので、何ともないのだが、この連中はこちらを驚かしたいのか?無音のまま家の前まで来て、いきなり大音量のスイッチを入れる。

 最近、まだ出没したしたが、以前きていた人とは違うようだ。


 1つだけ確かなことがある。


 そんなことに人生の貴重な時間を浪費する暇があったら、ちゃんと働いたほうが世の中への貢献になる。

 心の修行どころか、心が腐るのを加速させているだけです。


 …たぶん、Fさんには通じるのでは?とひそかに思っています。

 他の人には通じなくてもかまいません。Fさん。今、どうしていますか?

 負けないでほしい、がんばれ! 君が君であるためにも。


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〔4月13日分の記述〕


 Fさんへ。


 歴史は繰り返す…。


 という言葉がある。



 ヨーロッパは異民の侵入というイベントを歴史の上で何度も経験している。

 

 国が崩壊した例もあれば、崩壊せず融和したパターンもある。


 この先、世界はどうなるのだろう?そんなことも思ったりします。


 以前読んだ本で、こんなことが描かれていた。


 今後の世界では、3つの異なる力が働く、と。



 一つは「近代的な価値観」。民主主義であり、自由貿易経済の事だ。小さな政府の価値観などは、このあたりに属する。

 なぜドイツは自分の首を絞めかねないのに、大量の移民を受け入れるのか?それは、この近代的な価値観に支えられているからだ。


 一つは「国家的・民族的な価値観」、ロシアの行動などは、この視点で考察すると、行動原理が理解しやすい(行動原理がわかれば、先の予測もできる)。

 例えば?なぜ、ロシアがシリアのアサド政権を支持するか?というと?国内のチェチェン人対策なのだ。

 アサド政権が倒れると、あの地域で活躍するチェチェン人が活性化して、ロシア国内のチェチェン人か活気づいてしまうからだ。

 アサド政権が民主主義かどうかなど関係なく、国家的民族的利害で、アサド政権を支持している。


 一つは「宗教的な価値観」。ISなどの行動は、これに属すると思う。

 なぜ、世界中の若者がISに引き寄せられるのか?というと?上記2つの価値観では自分は救われないと信じてしまうからだ。


 これら3つの力が、複雑に絡み合って今後の世界は動く?と書かれていた。


 例えば?なぜ、トルコがISの味方をしているのか説明できるだろうか?

 トルコはISから原油を買い、支援物資を渡している。政府公認の行動ではないが、民間のこれらの行動を阻止するつもりが政府にはないらしい。

 トルコといえば、アメリカとともにISと戦う「有志連合」の一員。

 実際、トルコの基地からISを攻撃するためにNATOの航空機が飛び立っている。

 そのトルコが陰でISを支援する理由がある。

 説明できるだろうか?


 これが上記3つの価値観を使うと説明できるのだ。

 

 「近代的な価値観」に関しては?トルコは西欧諸国と価値観を共有する国家だ。

 イスラム教の国の中では、最も民主的で、経済も最も自由だ。

 そういう意味では、アメリカの仲間といえる。


 「国家的・民族的価値観」で見ると?

 実はトルコ民族なる民族は存在しない(そのことはこの小説内でも書いている)。民族として成立していない人々が唯一共有する価値観は?これがあるのだ。

 建国の父、ケマル・アタチュルクの思想を共有することで、なんとか国家として国民は団結していられる。

 そして、この「ケマル主義」が、近代的価値観を支持しているからこそ、トルコは西欧国家と価値観を共有できるイスラム国家でありつづけていられるのだ。

 この「ケマル主義」の中では、唯一排斥の対象としている民族がある。

 それがクルド人だ。

 崩壊寸前だったトルコをまとめ上げるため、時間がなかったケマル・アタチュルクは、どうしても帰順しないクルド人を排斥することで短時間で国家を再建した。

 ケマルが間違っていると言えないトルコ人は今でもクルド人を排斥している。


 しかし、イラク戦争時にアメリカに貢献したクルド人は、北イラクに自治区をもらい、半国家的コミュニティーを形成している。

 活性化したクルド人はトルコ国内のクルド人家の支援もするようになり、トルコは手を焼いている。

 イラクのクルド人を攻撃することはできない、なにしろアメリカが後ろ盾になっているからだ。


 ならばどうする?


 クルド人をけん制する何かしらの勢力が必要と感じるわけだ。


 幸か不幸かISはトルコと同じ「スンニ派」。「宗教的価値観」に従えば、なんの矛盾もなく支援することができる。


 こうして、表では「近代的価値観に従い」西欧諸国の一員としてISと対決しつつ、民族的価値観では、敵であるクルド人を弱体化させたい思惑で、ISを支援している。

 「宗教的価値観」としては、同じスンニ派として、ISに支援する流れをとめない。IS支配地域への国境はどこも閉鎖されているのに、トルコ国境だけは閉鎖されていない。

 人も物も自由に行き来している。

 支援物資やお金も流れるし、戦闘員も補充されるわけだ。


 怒ったロシアはあからさまにトルコへの敵対心を見せている。

 ロシアとしてはトルコが支援するISが、シリアのアサド政権を倒すようなことになっては困るのだ。


 最近のロシアのトルコ国境侵犯事件や、トルコのロシア機撃墜事件もこれで説明はつく。

 なぜ?ロシアは戦闘機が撃墜され、死者まで出しているのに、トルコへ宣戦布告をしないのか?

 それは先に書いた通り、一連の行動には、ロシア国内のチェチェン人を抑え込みたいというのがある。

 トルコと戦ってもチェチェン人対策でなんの得もないから、非難にとどまっているわけだ。



 こんなことも思う。


 案外、"彼ら"の中の熱心な信者は、近代的な価値観でも、国家的な価値観でも、自分は救われないと?

 そういう幻想によって立っている人がいるのでは?ないか?と。


 Fさん、気が付いているだろうか?


 僕の論法は、近代的な価値観や、歴史的アプローチで、"彼ら"の考え方や行動を「理詰め」で追い込む方法だ。

 "彼ら"といえども日本人として育っている以上、「宗教的価値観」以外の、近代的な価値観や、国家的な価値観を必ず身に含んでいるからだ。

 それらを刺激して、価値観の矛盾を突きつける方法をとっている。


 時として宗教もいい。しかし、世の中はそれだけでは動かないのだ。


 Fさん、たぶんだけど、こういう話は、そちらの世界ではしないでしょう。

 もっと単純でわかりやすい世界観しか話さないと思う。

 しかし、誰もがわかっている。口にしないだけだ。


 間違っていると、きっとだれもが分かっているんです。


 Fさん、もし今でも何か言う人がいたら?

 こう言ってあげてください。


「あなたも、本当は私のほうが正しいっておもっているんでしょ?」と。


 たぶん、君の口から発せられた場合、ものすごい力を発揮すると思う。Fさん。今、どうしていますか?

 負けないでほしい、がんばれ! 君が君であるためにも。


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〔4月14日分の記述〕


 Fさんへ。今日は本当は12月24日です。


 ちょっとおそくなりました。ハッピ-バースディ。

 誕生日おめでとう。



 …最近日時の感覚がなく、今日がこの日であると完全に忘れていました。

 夜勤明け、サントムーンの駐車場でで仮眠したのち、お腹がすいたので、売り場へ行き、何を食べようかな♡と物色していて、大きな寿司セットがおいてあった。

 「なぜにこんな大きな寿司が?(いつもないのに)」と思った瞬間、思い出した。ああ、今日はイブだ、と。



 売り場から車へ戻る間、周囲を見返す。

 いるはずのない君の姿をさがして。


 あの時君は言った。

「私、クリスマスって祝ったことないの」と。


 今は?

 と心の中でささやく。


 答えの帰ってくる奇跡を夢見て…。



 同じ空の下、どこかに行く君に聞きます。


 負けないでほしい、がんばれ!


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〔4月15日分の記述〕


 Fさんへ。


 映画、久しぶりに劇場に見に行きました。

 公開日当日に映画を見に行くなんて、「マトリックス・リローデッド」を見に行った時以来だ。


 昔は公開初日といえば、行列+立ち見が常識だった。

 僕と君が「紅の豚」を観た時も、立ち見こそなかったが、劇場は満員電車のようにこみいっていたものだ。


 しかし、ああいう光景はもう見れないのだろうか?

 映画館はガラガラだ。

 昔と違い、今は指定席で映画を観れるが、あれは本来、満員でも確実に座れるサービスだった。

 こう、ガラガラだと、指定席制度もちょっとむなしいです。


 今は、ネットで簡単に映画が見れる。みな劇場に足を運ばないのだろうか?


「スターウォーズ フォースの覚醒」はビッグタイトルだ。そこそこ混んでいたが、劇場の満員率は7割ほどだった。


 パンフレットは昔から必ず買っていた。今回も買おうと思っていたんだが、売り切れみたいだ。

 たぶん、映画館側の予想を超えた売れ行きだったのだろう…。後日、別の劇場でも探したがパンフレットはなかった。

(しかたなくアマゾンで購入。パンフレットから得る映画情報は、結構重要だったりします)



 鳥肌がたつシーンがなかったのが残念。昔は感動して鳥肌が立つシーンが必ずあったものなんだが。


 これはディズニーお得意の家族のお話なんだなというのが見て取れます。

 ダースベイターに憧れるハン・ソロとレイア姫の息子。

 正しく教育するため預かるルークだが、教育に失敗、息子は暗黒面におちて、ルークが育てたジェダイを全員殺して暗黒卿になってしまう。

 心の折れたルークは自分の娘すら育児放棄して、自分探しの旅に出てしまう…。


 暗黒卿と化したソロの息子と、家族を待つルークの娘が最後のジェダイ、ルークの行方を示す地図を巡ってライトセーバーで戦う話?



 …でも、「ハリソン・フォード」がよかった!

 その存在感が映画全体を引っ張っていて、平凡な脚本が、魅力的に見えてくる。


 この映画、あとでDVDがでたら何度でも見返したい作品です。

 古臭さはない、という見解では誰もが認めると思う。


 次回作に期待です。


 明日は「早番」なので、朝6時45分ごろ家をでて、コンビニによってから仕事場へ向かう予定です。


 いつかの奇跡を信じて、とにかく待とうと思います。


 負けないでほしい…、がんばれ!

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〔4月16日分の記述〕


 Fさんへ。今日は本当は1月2日です。

 仕事関係も落ち着きつつあります。平穏が一番です。

 

 明日は遅番なので、午後9時くらいに家を出て、コンビニによってから仕事場へ向かおうと思います。


 最近思うことを、つれづれなるままに書いてみようと思います。

 …ああ、こんなことを最近考えているんだ、とか思ってくれたらうれしいです。



 年末、日韓合意があったとかニュースで見ました。

 慰安婦問題を解決するとか、しないとか。



 …どーしてもこう思ってしまう。


 世界中のあちこちで問題発生がしている昨今、アメリカの強力な同盟国同士がいがみ合っているのはまずいと考えたアメリカが、日韓の仲をとりなしたのではないだろうか?と。

 年末に急にスケジュールが立て込んだのは?

 アジア人は年末行事を大事にするから、この時期なら反対派の裏をかけると、アメリカがアドバイスしたからではないだろうか?


 そんな事も思う、今日この頃です。


 70年代に撤退したCIAは、もう日本や韓国に工作員を送り込んで世論操作をするようなことはできない。

 仮にしたくても、一度たたんだ組織をもう一度作り直すのは10何年かかるだろう…。そう、思います。


 で、こんなことも思った。


 仮に?


 仮に2人が20年ぶりに再会したら?


 たぶん急には元に戻れないだろう。


 距離感を図りかねる日々が続くのだろう…。そう、思います。


 永久にもとには戻らないだろうとも思う。


 しかしこうも思う。

 

 いつか、何かを確かめる時期が来る。


 ただ、それが今でないだけだと。


 他人が見たら馬鹿だと思うだろう…、しかし、君に伝えたいことがある。


 大切な記憶をありがとうと。


 いつかの奇跡を信じて。


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〔4月17日分の記述〕


 Fさんへ。今日は本当は1月2日です。

 仕事関係も落ち着きつつあります。平穏が一番です。

 

 明日は遅番なので、午後9時くらいに家を出て、コンビニによってから仕事場へ向かおうと思います。


 そうそう、このコンビニの近くのT字路のところ、新しいマンションが建設中です。

 あの夏祭りの日、別れた場所だ。


 あの日、浴衣を着た君が「1人で帰れるよね?」と心配した場所だ。


 あの時僕は、なぜに子ども扱い?と思ったものだが、今はそうでないとわかる。

 "彼ら"の監視を意識した発言だったのだなと、今は、わかります。

 あの長い階段のある神社で、変な親子連れに遭遇した後だから、どこでだれが見張っているかわからない。

 しかし、帰宅するうえで、どこまでも2人一緒にいるわけにもいまず、どこかで区切りをつけないといけない。

 ここなら安全?と考えたのか、君は急にここでわかれようと切り出した?のだろうか…。


 そんな君に、僕はなにもできなかった。


 今はちがう、そう君に伝える奇跡を信じさせてください。


 君が頑張り続ける限り、僕もまた頑張り続けられます。


 いつかの奇跡を信じて。


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〔4月16日分の記述〕


 Fさんへ。今日は本当は1月2日です。

 仕事関係も落ち着きつつあります。平穏が一番です。

 

 明日は遅番なので、午後9時くらいに家を出て、コンビニによってから仕事場へ向かおうと思います。


 最近思うことを、つれづれなるままに書いてみようと思います。

 …ああ、こんなことを最近考えているんだ、とか思ってくれたらうれしいです。



 PCの「グーグルアース」で、先日の「箱根・山サイクリング」のコースを出してみました。

 この小説の記述では「自転車で走れたのは2/3ほど」と書いたが、実際に「グーグルアース」で確認すると?9/10くらいは走れていました。


 浅間山山頂から何とかいう城跡まで走れたわけだけど、この城跡が「湯坂城」跡だとわかる。

 「グーグルアース」で見ると?この「湯坂城」あとから箱根湯本までは、本当にわずかな距離なのだ。

 途中、石が敷き詰めてある場所があったが、あれは戦国時代、箱根湯本から湯坂城へ上がるための古道だったのだろうと思う。


MTBマウンテンバイクでこの石の道を下ると?滑って危険なのだ)



 2/3とおもったのは感覚として「あっ」という間に通過したからで、実際はけっこうな距離があったみたいです。


 この「山道」は「湯坂路」という名前がついているみたいです。

 この「湯坂路」のスタート地点は「浅間山」ではなく、もっと違うところになるというのが「グーグルアース」でわかる。

 こんど、徒歩で行ってみようと思う。

(徒歩で行って、MTBで登れる道だったら「山サイクリング」に組み込むことができます)


 最近「ドローン」にも興味がある。

 ドローンのカメラをWIFI受信して山で飛ばせば?山の上を飛んでいるような体験ができる?

(けど、あれ、風にあおられると簡単にコントロール不能になるらしい、なんとかならないものだろうか?そこが購入をひかえている理由の1つです)


 最近は体を休めることに重点をおいて、サイクリングしていない。

 しかし、時期をみてまた再会…、じゃないくて、再開するつもりです。


 君が頑張り続ける限り、僕もまた頑張り続けられます。


 いつかの奇跡を信じて。

 負けないでほしい…、がんばれ!


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〔4月17日分の記述〕


 Fさんへ。


 世界が大変なことになりつつあります。


 ついに「サウジアラビア」と「イラン」が表立って喧嘩し始めてしまった。

 この小説内でも以前書いた通り、アラブ世界はこの2国の関係を理解できれば、おおよそ理解できる。


 戦いにならなくとも、これがきっかけで原油価格が荒れるだろう…。



 現在の世界経済の最大の不確定要素は「原油価格」だ。

 その価格決定権をもつ「サウジアラビア」が渦中にいるのだから、さらに不安定になる?


 その方面にリスクを抱えているアジア(中国)の投資家が、市場を荒らす要因になり、結果として東京市場も荒れてしまう?


 もとはといえば宗教の宗派対立が原因。


 神様の解釈の違いが原因です。


 本来人を救済するはずの宗教が、神様の解釈の違いをめぐって争いの原因になる?


「なんかそれ、おかしくない?」


 と、おもえるならば、大丈夫です。


 負けないでほしい、Fさん。


 いつかの奇跡を信じて。

 負けないでほしい…、がんばれ!

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〔4月18日分の記述〕


 Fさんへ。こんなことも思います…

 たぶんなんだけどね、たぶんなんだけど…


 煩悩ぼんのう


 …たぶんなんだけど、外れてたらごめんね。


 君は小さいころから「煩悩を断ち切れ」と誘導されてきたのではないだろうか?そんな予想もしてしまう。


 今も似たようなアプローチ、されたりするのだろうか?


 もし?仮jに?「そう」ならば?


 今も煩悩をたちきれとか言われているならば?


 こう、言い返せばいいと思う。


「そして、誰かの煩悩のためにつくせと?」と。


「宗教をいいわけに煩悩を満たし続ける組織に、抗うというのも、悪い生き方ではないわ!」と。


 そして、こう付け加えてもいいと思う。

「たぶん、お釈迦さまは、そういう生き方、ほめてくれると思う」と。


 負けないでほしい、Fさん。

 いつかの奇跡を信じて。

 負けないでほしい…、がんばれ!

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〔4月19日分の記述〕


 最近気になる?というか、いつのまにか気にしてしまうCMがあります。


 車のCMで、ドラクエの音楽がかかっているやつ。


 最近のバージョンでは、ドラクエⅢでラスボスのゾーマを倒した後にながれる音楽がかかっていて、つい反応してしまう。


 そして、こうも思う。



 Fさんと初めて会話をしたきっかけも、ドラクエだったな…と。


 高校1年のある日の放課後、君は唐突にドラゴンクエストのダンジョンの曲をトロンボーンでやりだした。

「それ、ドラクエのダンジョンの曲でしょ」と、僕は初めて君に普通の会話をした。

 君ははずかしそうにトロンボーンをおろして「中学の時やったの」と答えた。


 そのあとは先輩が話しかけてきて会話が続かなかった?かな…。そう記憶しています。君の記憶ではどうなっているのだろうか…。



 現在TVで放送している「トヨタ「アクア」」のコマーシャルを見ると、そんなことも思い出してしまいます。


 Fさんが今もがンばっているならば、僕も頑張り続けられます。

 負けないでほしい…、がんばれ!

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〔4月20日分の記述〕


 職場でちらとTVできいたニュース。

 アスカがネットにものすごい長文をのせ、すぐに削除したとかいう話。


 チェックしていた人がいるらしく、内容がTVでやっていた。


 ふつーの感覚で聞くと「あーあー、アスカもここまで病んでしまったか」という内容なのだが。

 …だが。


 "彼ら"の攻撃にさらされた人間からすると、全く違った印象をうける。


 歌手のアスカが実際に"彼ら"の攻撃の対象になったかどうかはしらない。

 その手のうわさはよく見る。

 ウッチャンが番組を干されたのも、ある広報部幹部の勧誘をたしなめたからだ、とか。

 ナイナイの岡村が、一時再起不能といわれるほどの心のダメージで入院したのも、実は「そう」なのではないか…とか。


 実際のところはわからない。


 しかし、正体不明のなにかに襲われ続けるのは、襲う側の何倍もの恐怖が刻まれるのも確かだ。



 僕も最後の2日間はマジでやばかった。その日、君の先輩も"彼ら"であるという話を思い出し、そして、真実に気が付かなかったら、ニュースにのっていたかもしれない。


 Fさんのおかげで、今も僕はこうしていられます。



 いつか、たくさんのヒントをくれたことをありがとうと、直接君に言える日を夢見て。


 負けないでほしいFさん。

 君は自分で思っている以上に強い人です、僕が保証します。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔4月21日分の記述〕



 Fさんへ。


 昨日夜勤明けでした。

 1月が終わるまではおとなしくしていようと、最近は家ですごす休日が多いです。

 2月になったらようやく家の建て替えが完了するからです。

 仮ぐらし先では、いちいち荷物をほどかないとできないことがおおいから、もう、この時期になったら下手に荷ほどきせずに、家の完成を待つのみです。


 最近の原油安のせいで、投資のほうはかなり芳しくないです。かろうじてマイナスではない。しかし、このところの値下がりでPS4が4台買えるくらいの損を出している。

 静観するしかありません。



 ここは漫画に専念しようと思う、今日この頃です。


 昨日の出来事です。



 夜勤明け、久しぶりに「ざぶーん」へいって、サウナに入った。

 帰宅時には眠いので何度か仮眠を繰り返しつつ、帰路に就いた。

 仮住まい先に駐車場はない。

 近くにある駐車場に停車し、少し仮眠した。


 少し寝て、そろそろ家へ帰ろうかと車外に出ると?


 僕のその行動に呼応して、エンジンをかける車が一台。

 このところなんどか遭遇する光景だ。

 監視している?

 その車は10メートルくらい先、こちらに斜め後ろをむけている。


 試しにその車をじっと睨んで、わざとらしく花をなんどかこすってみると、動揺したのか?エンジンの空ぶかしをはじめた。


 じっと見ていると、ドライバーの動揺が10メートル先からでもわかる。

 おそるおそる動き出し、自分は関係ない一般人です的な演技を始める。


「このリアクションのパターンは「筋金入り」ではないな」


 などと思ったりもする。不意をつかれ動揺し、一般人のふりをつくろう様子は過去何千回も見てきた行動だ。

 「筋金入り」なら動じたりしない、平気で威圧的な行動をつづけて睨み返してくる…。


 仮にこの人が普通のにとだとしても、この場合は向こうが自意識過剰なだけだ。こっちは車外にでて、外を眺めていただけなのだから。



 Fさんの身近にもこういう「違和感」今もあるのだろうか?

 こういう事書くと、君の「ごめんなさい」という声が聞こえてきそうなのだが、悪いのは君ではない。"彼ら"なのだ。


 "彼ら"を正すことはできないだろう、そういう病気の集団だからだ。

 僕は君に、その病んだ組織からともかく距離をとることをすすめます。


 君の性格を考えると戦うことは本当につらいかもしれない。


 想像を超えるくろうかもしれない。


 誰にも理解できない独特な悩みをかかえるかもしれない。


 それでも、あえて、いいます。


 Fさん。負けないでほしい、君ならできる。君は自分で思っている以上に強い女の子です。


 君が戦い続けられるならば、僕もまた戦い続けられます。


 Fさん、負けないでほしい、がんばれ!


 

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〔4月22日分の記述〕



 Fさんへ。

 時々思う事があります。


 "彼ら"は、子供の部ならその部単位でしか威圧してこない。

 青年部では、青年部単位でしか攻撃してこない。

 女子部も、女子部単位でしか威圧してこない。

 老年部も、老年部単位でしか攻撃してこない。


 各部から選抜された複合チームで威圧してくることは決してない。

 あったとしても、それは家族単位で威圧してくるもので、他人同士が部門を超えてチームを組んでくることはない。


 言い切ります、ないです。



 …ここから思うに、たぶんだけど、"彼ら"の世界は、本当に各部門間の交流が希薄なのだと思う。

(いままでよく「そちらの世界では」と書いてきたが、これからはその表現やめて「"彼ら"の世界」と書こうと思います。もし君が"彼ら"の世界から距離をとっているなら?「もう、わたしはその世界にいないよ」とつっこみを入れられそうだからです。

 昔、あの先生が学校に来たと聞いて、僕は真っ先に先生が君に会ったのでは?と心配した。そのことを君に言うと、君は「そのときKくんと会っていたんじゃない。もう先生の事何とも思ってないよ」といった。あの時の事を思い出します)


 こういう部門主義の事を「セクション主義」とか「セクショナリズム」と呼ぶらしい。



 東京時代もこの"彼ら"の弱点でもある「セクション主義」は何度か見ている。

 「セクション」単位で攻撃するものだから、状況によっては「同士打ち」をおこすのだ。

 僕を攻撃するはずが、仲間どうしで自爆しあう状況を、少なからず見ている。


 たとえば?


 "彼ら"の手口の一つに、わざと迷惑のかかる人材を僕の近くにおいて、僕が不快な状況を演出するというのがあるが、この人材は自覚がないのか、僕以外の人も不愉快にする。ゆえに周囲にいる別の"彼ら"とすら衝突し、"彼ら"同士で自爆しあうことがたびたびあるのだ。




 今、職場で問題児とされる人がいる。

 僕より10歳は年上で50代なのだが、問題児になっている。

 あまりの適応能力のなさにトラブルを連発させているらしい。

 わざとではないのはわかる。

 人柄も本来は悪い人ではないと思う。

 しかし、完全に仕事についてこれないのだ。利用者さんの家族から見ても目につくらしく苦情になっている。それも1度ではない。かばいきれないから正式に苦情処理することになったと聞く。



 この人は不器用なだけでなく、態度にも問題がある。

 とても、「偉そう」なのだ。


 たぶん、日常的に「偉そう」にして暮らしているのだろう。いくら隠そうとしても、地が出てしまう…。



 事実ではないかもしれない。

 しかし、実社会で浮かばれない人材が、実は"彼ら"の世界では熱い信仰心が評価され出世し偉そうにしているという噂。

 不器用な分、言われたことを素直にやるから出世しやすいとかいううわさ。


 以前、この女性は"彼ら"ではと書いた人がいる。

 この女性とも、この男性は衝突する。

 "彼ら"同士で自爆しているのだろうか…。



 "彼ら"は、子供の部ならその部単位でしか威圧してこない。

 青年部では、青年部単位でしか攻撃してこない。

 女子部も、女子部単位でしか威圧してこない。

 老年部も、老年部単位でしか攻撃してこない。


 各部から選抜された複合チームで威圧してくることは決してない。

 あったとしても、それは家族単位で威圧してくるもので、他人同士が部門を超えてチームを組んでくることはない。


 言い切ります、ないです。



 部門間の連絡が悪いのが"彼ら"の弱点。


 君がされたことを、他の部門の偉い人に訴えるというのは、ありなのではないだろうか?


 純粋に信仰している人も多いはず。でなければ組織が維持できないはずだから。


 もし、この行動をして、なにか言われたら?こう言えばいいと思う。

「組織の悪を正す行為のどこがいけないんですか?お釈迦様でも私が正しいと言うはずよ。ああそうか。お釈迦さまよりも教祖様がえらいって信じてたのよね、カルトここに極まりよねー」と。


「教祖様の言ってることってお釈迦様のまるパクリだって知ってる?」といってもいいと思う。




 "彼ら"を正すことはできないだろう、そういう病気の集団だからだ。

 僕は君に、その病んだ組織からともかく距離をとることをすすめます。


 君の性格を考えると戦うことは本当につらいかもしれない。


 想像を超えるくろうかもしれない。


 誰にも理解できない独特な悩みをかかえるかもしれない。


 それでも、あえて、いいます。


 Fさん。負けないでほしい、君ならできる。君は自分で思っている以上に強い女の子です。


 君が戦い続けられるならば、僕もまた戦い続けられます。


 Fさん、負けないでほしい、がんばれ!

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〔4月23日分の記述〕



 Fさんへ。

 今日は夜勤明けで休日です。体を休めることを優先しています。


 仮ぐらし先では、駐車場がなく、サイクリングの準備も少し大変なのです。

 2月になったら新築に引っ越しです。そうしたら本格的にサイクリング再会…、あいや、再開しようとおもいます。


 以前「3本ローラー」というもがあると書いたことがあった。


 ロードバイクを室内で練習するためのものだ。


 ローラーの上にロードバイクを乗っけて走る道具だ。


 少し前、この「3本ローラー」を購入しました。


 練習しているが、なかなか乗りこなせない。

 バランスが難しく、まだ全力疾走できていない状況です。


 この「3本ローラー」、振動がすさまじい。

 一応マットをひいて騒音対策はしている。

 しかし、振動の余波は別のところにも及んだのだ。


 ロードバイクにつけている「装備品」にも影響が出る。

 ライドは振動で変な向きになってしまうし、自転車ナビ用の台座も変な角度になってしまう。

 以前つけていたケイデンスセンサーもぐらついて外れてしまった。接着剤で固定しようか?迷っています。



 何度か「3本ローラー」にのせたロードバイクにのっていていろいろ気づくことが出てきました。


 あたりまえだけど、室内とはいえ、「靴」を履かないと、スピードが出せない。

(部屋の中だからついそのまま乗ってしまいます)


 まずは低速ギアからはじめて、バランスをとることだけに集中するのが、よい。などです。


 まだ横に壁がないと怖くて乗れないが、すこしづつ「3本ローラー」乗れるようになってきました。


 無理と決めつけず、あきらめずやってみることが、肝心なのかもしれません。


 明日は日勤なので、7時ごろ家をでます。

 たぶん、いつものコンビニにはよらないで、渋滞を避けて直接、職場へ行くと思う。

 で、職場近くのコンビニで昼食を用意しようと思います。


 もし、君が近くで見ていてくれたら?と思うと、とてもうれしいです。



 いままでのすべてが、ここにいたる奇跡への不可避の道筋であると、意味があると、僕は信じます。


 それを無駄と思うか思わないかは、君次第です。


 とてもつらかったのかもしれない。他人には理解できない独特の悩みを抱いているのだろう…。


 簡単に理解しないでなどといわれるかもしれない。


 それでも、あえていいます。


 信じてほしい、今までのすべてに意味があったと。

 いままでのすべてが、ここにいたる奇跡への不可避の道筋であると、意味があると、僕は信じます。


 Fさん、負けないでほしい。僕の知るFTさんは、芯の強い、君が想像する以上に強い女性です。


 僕の憧れであり、どんなことにもへこたれない、大好きな人です。

 そして、本当は自分の弱さを受け入れてくれる人を求めているが、そうした人がめったに表れないことを知っている気高さももっている。


 信じてほしい、今までのすべてに意味があったと。

 負けないでほしい、がんばれ!

 

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〔4月24日分の記述〕



 Fさんへ。



 …こんなことも思う。

 SMAP解散のうわさに関する、木村拓哉の行動。

 この地域で介護職に従事しているものならばどーしても思い浮かぶ噂が頭をかすめる。

 最初は与太話かと思ったが、話が具体的過ぎて…。


 事務所がマスコミを抑えているとしたら相当な貸しだろうなとも思う。


 しかし、隠すほうが馬鹿らしいと思うのも事実だ。


 隠そうとするから、貸しができる。



 事実は違うかもしれない、物事はもっと複雑かもしれない。


 しかし隠したいものを守ってくれる貸しというのもおかしいと思う。


 バレたらマスコミの総攻撃を受けることは請け合いだが、永久に秘密にするなど不可能なことがらなのだ。




 腹をくくる日はいつかくる、おそいか?はやいか?の違いだ。



 え?何の話かって?キムタクのうわさの話です。


 でも、いろいろな事柄に通じる真実だとも思う。


 納得するまで、結論が出るまで、時間が必要なことはたしかだ。

 答えにたどり着かづとも、いつかその時が来るのは事実だ。





 最近読んだ漫画「海街ダイアリー」の最新刊に、こんなエピソードがあった。

 

 過去に何かある喫茶店店主。内縁関係の女性が生前なんども、いつでも話を聞くから、と言われていたが、ついに言えずじまいで死別してしまう。

 彼は過去親戚関係のトラブルをおこしていて、どーして自分がそんなことをしてしまったのかずっと悩んでいた。


 客が同じように過去になやんでいる。聞いてくれる異性がいるがその彼は言う勇気がない。


 そんな彼に店主は、最愛の女性にすら言えなかった自分の過去を洗いざらい言ってしまう。


 そして、こう言うのだ。


「話聞いてくれる相手が、いつまでもいると思っとんのか」と。



 …自分でもなんでこんなこと書いたのかわからないが、そういう事実も、なくはないよなと思ってしまう。



 君は話したがらないだろう。そんなことはわかっている。


 恥ずかしいから絶対に死んでも言えない、そう思うだろう。そんなことはわかっている。


 そんなことはわかっているけど、それでもあえて言います。



 話ならいつでも聞きます。待っています。



 いつかの奇跡を信じて。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔4月25日分の記述〕



 Fさんへ。きょうは休日ですが健康診断に行ってきました。

 その帰り際、MTBを自転車屋に持っていきました。


 


 MTBのペダルを折り畳みに取り換えてきたのです。



 …で、不思議なことが。


 帰り道、MTBに乗っていると、向かいからMTBをひいて歩いているおじいさんと遭遇。

 これが普通の自転車なら違和感がないのだが、このMTBがけっこうに使い込まれたMTB。

 フロントサスの様子から見た目だけの「ルック車」ではなく、ちゃんとした使い込まれたMTBのようなのだ。


 それに気が付いた瞬間、こう思った。


 このおじいさんが、普段これに乗っているのではなく、借り物か?と。


 借りたはいいが、あまりに普段乗っているママチャリと違うため、乗ることができず、引いて歩いている?



 そう、同じ持ち物をもってやってくるのは"彼ら"の手口。

 今日の自転車屋の店員は態度わるかったけど、そのあたりからマークされていたんだろうか…。


 わからないけど、MTBに乗れないおじいさんの様子が、おもわずおかしくて笑ってしまったのです。

 そういえば、うちの父親も、自転車貸したはいいけど、ギアチェンジの仕方がわからず、壊して帰ってきたことがあったけ、と。


 お年寄りは、総じて、たかが自転車となめてかかるものなのだろうか?


 それとも、単に疲れて、押して歩いているだけだったのだろうか?

(平地で疲れて引くような体力で、あそこまでMTBをヘタらせる乗り方はできないと思う、やはり借り物?)




 こんなことをかくと、「わたしのせい?」とかおもうのかもしれない。

 そんなことはない。


 悪いのは、君ではなく組織のほうだ。


 いつでも話は聞きます。待っています。


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〔4月26日分の記述〕


 Fさんへ。


 イタリア行きませんか?



 3月某日より、8日間イタリア旅行することにしました。

 あこがれの北イタリアへ行ってきます。


 

 準備期間が少ないので、1人旅はやめてパック旅行に申し込みました。

 世間の人はどういうか知りませんが、1人でも僕は十分楽しめます、いままでもそうだったし。

 でも、旅先で話し相手はほしいかな。


 ダメもとでいいます。

 一緒にイタリア行きませんか?期日までに再会できたら本当に行けます。

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〔4月27日分の記述〕


 Fさんへ。


 イタリア行きませんか?


 最近知りました。ロダンの「地獄の門」には、対となる「天国の門」が存在すると。


 サン・ジョヴァンニ洗礼堂にその門はあり、ロダンはそれを絶賛し、地獄の門をつくったらしいのです。


 これについてもいろいろ逸話がありそうで、面白そうです。


 1冊イタリアの本でも読もうかと思う、今日この頃です。

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〔4月27日分の記述〕


 Fさんへ。


 あんまり経済に興味ないかもしれないけど、経済についても書かせてほしい。

 「ああ、こんなことにも興味をもっているのね」的に傍観してくれているとうれしいです。


 現在の経済のポイントは今年秋の「消費税増税」だ思う。

 

 増税直後は一気に国内の景気が下がるから、仮に日銀が「追加緩和」するならば?この増税の「前」か「後」のどちらかだと思う。


 しかし政府はこの増税「前」に選挙をする気だ。増税「後」では与党ボロ負け必至だからだろう。


 だから、仮に日銀が追加緩和をするとしたら?この選挙と重なることは避けると思われます。

 なぜならば?票集めのために金融当局が政府に協力したのか?という批判を避けたい?と考えるのが普通だと思うからです。


 なので、仮に増税「前」に金融緩和するならば?選挙前。4月~6月ごろ。


 増税後に関しては、正直よくわからないけど、年内の「いつか」だと思う。



 今日は日経平均上がりました。

 ヨーロッパの中央銀行が「金融緩和」を「示唆」しただけで上がった。


 たぶん投資家心理としては?

 「上がりそうな気がするから、底値の今のうちに少し仕入れておくか」という心理バイアスが発生して、その動きに「人工知能の自動投資システム」が追随した結果の値上がりなきがします。


 もともとの日本の経済のポテンシャルは高いので、ちょっとしたきっかけですぐ上がるのだと思う。


 しばらくは、こんな感じで、皆がけん制しあう局面が続く気がします。


 どんどん株価が下がるのはたしかにしんどいが、このチキンレースは我慢し損ねたほうが負けな気がします。

(たぶん、ここであせって株を手放すのは、不勉強な人だと思う)




 …どうかなFさん。

 わかんないって顔をしている君の顔が浮かび上がります。


 Fさんがお金に興味ないのは何となく感じています。


 僕が投資するのは、お金儲けというよりは、勉強した成果を試してみたいという感じのもので、世界情勢の動きを肌で実感できる「体験」ができる「趣味」の一環なのです。

 投資は「釣り」に似ています。頭脳戦と心理戦。ギャンブルとは違うと思う。


 世界情勢を肌で感じる「体験」ができるものだと思います。

 投資をすると、国際ニュースが100倍身近になります。




 え?まだそんな顔してる?


 どう返事をしたらいいかわからない君の顔が浮かびます。



 そしていつも僕は君のそんな顔をみて、君が笑顔になるように必死に話題をさがすのだ。


 君の笑顔が見たくて仕方がないがゆえに、いつもそうなってしまう。



 今なら…、どんな話をすれば君は笑顔になるのだろう?

 一方通行では、どうしても話題は偏りがちです。

 顔をみて話せたら…、そう思います。



 話ならいつでも聞きます。君が話したがらないことなど百も承知だけど。


 いつかの奇跡を信じて。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔4月28日分の記述〕


 Fさんへ。Fさん、元気にしてますか?


 帽子があります。でっかい帽子。

 しょーじきすげー高かっただけに、似合わなかったショックは相当なものでした。


 たしか、あれは去年の夏。


 大きなベレー帽がお気に入りで愛用しているのだけど、野球帽のような帽子も、大きなサイズで似合うものはないかと探していた。


 63センチの大きなキャップを数点買ってみたが、どーもしっくりこない。



 以前書いたと思う。頭が大きすぎて、似合う帽子がなかったのが、昔からのなやみだったと。


 ベレー帽以外にも似合う大きな帽子がほしいが、なかなかない。

 63センチのキャップよりも、もっと大きくないとイメージ通りにならない。


 そんなある日、オーダーメイドでどんな帽子でも作ってくれる会社をみつけた。

 割高だが、どんな帽子でもオーダーできる。

 そこで68センチの黒いキャップを作ってもらったのです。


 結論から書くと、この帽子、夏を想定して作ってもらったが、冬の今かぶると、なんだかしっくりくることに、今日気が付いた。

 普通のキャップでは両耳にかけられないが、この特注品はそれができる。耳にかけてかぶると、パーカーとそれなりに合う。


「(自分にとってこれは)冬用の(ほうが似合う)アイテムか」と納得した次第です。



 しょーじきすげー高かっただけに、似合わなかったショックはでかかったんだけど、こうして冬用アイテムと判明すると、なんだかうれしくなってきます。

 

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〔4月29日分の記述〕


 Fさんへ。Fさん、今日はどうでしたか?


 こっちは山サイクリングの計画を着実に進行中です。


 以前、箱根・湯坂路で山サイクリングした際、自転車を担ぐのがものすごいしんどい事を書いたと思う。

 あの後、2~3日、腕の筋肉痛がとれなかったものです。

 あれでは、休み明け、仕事に支障が出かねない。

 何か工夫しなければと考えたり、調べたりしていた訳ですが、ようやく正解にたどり着きました、たぶん。


 ヒントは、あるおじいさんのサイト。


 その人は、自転車をある「特殊な」リュックで背負えるようにして、山で運んでいた。


 それはとても「特殊」なリュックサックで、普通めったにお目にかかれない代物だった。


 まず、普通のお店にはおいてないと思う。



 しかし、それを使うと、車輪を外した自転車を簡単に背負って運ぶことができる。



 それは登山隊が使うリュックで、本来の目的は、登山隊の食料をいれた樹脂製の「たる」を運ぶためのリュックだった。


 60リットルのたるを運べる「それ」に、ばらして「輪行」状態にした自転車を括り付けると、簡単に運べる。



 同じものを購入しようと思ったが、用途が限られる商品だけに、売り切れ中。


 あきらめかけたけど、アメリカのサイトで発見。


 輸入代行業者に見積もりまで出してもらい、いざ、発注しようと思ったそのとき、たまたま見た国内メーカーの直販サイトで、同様の仕様のリュックを発見。


 注文してしまいました。


 夜勤明け、帰宅すると、「モンベル」というメーカーから早速それがとどいていました。


 今日、これにバラしたMTBを括り付け、背負ってみました。


「あれ、これ意外にいける」


 というのが正直な感想。

 実際、山で試してみないとわからないが、室内で試してみた限りにおいて、問題なく自転車を運べます。


 少し、うきうきします。


 なぜならば?



 これがあれば、「富士山」にすら楽にMTBを運ぶことができる。

 ユーチューブなどで見た、富士山MTB下りが、実行しようと思えばできるアイテムを手に入れたわけです。


 まあ、しばらくは普通の「山」でいろいろ試してみるつもりです。


 トレッキングシューズも買ったし、準備万端になってきました。


 実行したら写真や動画をとって、ユーチューブにでも上げようかとか思う、今日この頃です。


 …話ならいつでも聞きます。待っています。



 いつかの奇跡を信じて。

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〔4月30日分の記述〕


 今日は本当は2016年2月2日です。


 Fさんへ。Fさん、今日はどうでしたか?


 こっちは夜勤前で家で過ごしているところです。こんなことも思います。


 最近ニュースで甘利大臣が辞めた話をよくやっています。

 甘利さんは正直、次期総理候補と思っていただけに残念です。


 報道では「はめられた?」的な報道が目立つ。

 できすぎているからだ。


 わきの甘い秘書官という弱点をピンポイントでつかれた様相が透けて見えなくもない。


 こんなことも思います。


 たぶん、次の選挙が終わったら?

 たぶんだけど、甘利さんは出世する。

 たぶんだけど、財務大臣あたりが妥当だろう…。


 麻生財務大臣としては、いい気がしないだろうなー、と思ったりもします。


 新大臣の石原さんは財政再建派とききます。借金もかまわないと考える麻生さんとは、真逆の立場。

 苦々しいとは思うが、財務大臣のポストを脅かす存在ではない?

 …なんてね。


 出来の悪い妄想です。


 

 日銀がマイナス金利を実施しました。

 インパクトはでかく、世界市場が反応しています。

 黒田バズーカほどの威力はないが、まだまだ黒田日銀は隠し玉を持っているようです。


 僕のつたない知識では、実質的にはゼロ金利にした時点でとっくに「実態は」マイナス金利なはずだけど、これを一歩進めた形?という事?という理解でいいのだろうか?


 今回の「マイナス金利」に関しては、批判が少ない。

 たぶん、理解してる人が、日本を動かしている人たちの中でも少ないため、どうリアクションをしたらいいのかわからないのではないだろうか?

(※さすがに、日本の借金が減るといった馬鹿なことを言う人は、まだでていない。)

 ニュースでもドイツの例を挙げるのが限界で、詳しく突っ込む事が出来ない様子が見て取れます。


 時代は、新しい時代に確実にシフトしている。

 そう、感じさせる出来事です。


 世の中は、広大で、複雑で、人間の想像の域を遥かに超える“巨大さ”をもっている。

 せまい世界のなかだけで完結しないのは事実のようです。

 君の周りの人に伝えてください。自分たちだけが一方的に正しいと思っているのは恥ずかしくないの!?と。

 理解を示す心の広さはどこへやったの?と。

 これは人としての“質”の問題です。

 教えが正しいとか、間違っているとか、そういう問題ではない。質が問われているのです。そう伝えてください。


 君が戦っているという前提で書きます。負けないで!応援しています。君は自分で思っている以上に強い人です。


 いつか君の話が聞ける奇跡を信じて。

(置手紙を発見する奇跡でもいいな…)

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〔5月1日分の記述〕


 今日は本当は2016年2月4日です。


 Fさんへ。Fさん、今日はどんな日でしたか?


 僕は、今日は家にいました。

 新しく買ったハードディスクの性能を確認したかったのです。


 昨日は夜勤明けで、本当はいろいろやることがあったんだけど、月初めだし、あせらず休もうと決めました。

 夜勤明け、正午前くらいに「原」へ到着。

 マクドナルドで、新バーカーのセットを購入し「海岸」へ「移動」。


 16時間勤務明けの仮眠は、なぜだか海岸が気持ちいい。理由は不明だけど。


 たぶんだけどね、晴天の青空の元、日が沈むまで仮眠していると、その日光の刺激が、夜勤明けの狂った体内時計を修正してくれるんだと思う。


 その日はものすごい晴天で、とても気持ちよかった。


 車内でCMで名前募集をしている新バーガーを食べる。

 パン(正確にはパンズとか言うんだったかな)が今までのマックと全然違う。


 けどうまく説明できないが、まずくはないんだけど、次に頼むならいつものバーガーだよな、と思う。


 たまに食べるならいいが、マックの味ではない気がした。



 食べ終わり外へ出てみる。青空が気持ちいい。

 Fさん、君に見せてあげたい景色です。

 人気のない海岸に、どこまでも続く海。遠くには伊豆半島と太平洋。

 駿河湾の波は穏やかでここちいいです。


 車内に戻り、仮眠。

 時々、マスクをした男がこちらをのぞき込むが、知ったことではない。16時間寝てないのだ。


 次に目をさますと夕方だった。

 夕日がとてもきれいだった。


 4時半を回ってまだ日が落ちない?少し日が長くなったのだろうか?暦にあまり通じてないのでよくわからない。


「日がまだあるなら、外へ出て久しぶりにトロンボーンを吹こう」と思い立ち、実行。

 車のルーフボックスに積んであるトロンボーンを出してみる。

 全然手入れをしてない。動くか不安だったが大丈夫だった。

 水スプレーを忘れてきたため、スライドの動きが悪い。演奏しずらいが、日が落ちるまで時間がなかった。急いで準備する。


 結果から言うと?

 腹式呼吸を思い出した、って感じです。

「腹式呼吸ってこんなにきつかったっけ?」と猛烈に思う。

 けど感覚を思い出せたのはよかったと思う。


 やはり、時々やらないと、忘れてしまうみたいです。

 高校時代は、当たり前のようにできていた事なんだけど。


 まあ、でも思い出せるというのは、そこは、重要な気がする。そう思うわない?Fさん。

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〔5月2日分の記述〕


 今日は本当は2016年2月6日です。


 Fさんへ。Fさん、今日はなにか面白い事ありましたか?


 僕のほうは久しぶりにサイクリングをしてきました。

 今、自宅に車がないので、自宅から出発です。


 途中、職場へよって用事をかたずけて、そのまま海岸線へ自走で移動。

 千本松原の海岸を田子の浦まで走りました。


 時間は夕方で、あっという間に日が暮れました。


 しかし、今回は本気で走るつもりだつたので、夜間装備をちゃんとしてきた。

 暗がりの中、海岸を走るのもなかなか乙なものです。


 自分以外、こんな時間、こんなところをロードバイクで走るやつはいないだろうと思っていると?

 いた。


 物好きはほかにもいたみたいです。(それとも"彼ら"だろうか?)

(この後、田子の浦まで走って、折り返し、片浜あたりまで戻ってから、バイパスまで北上し、そのまま東へ向かって自宅へ帰ったのだけど、片浜で大きな道路に入ったとき、すげー変な男と出会う。

 太った若い男で、笑いながらママチャリに乗って向かいから走ってきた。こちらは海岸線を往復して、あとは家まで流して帰ろうかと思い、ゆるく走っていた。その男はこちらに突っ込んで一直線に対向して走ってくる。普通、狭い歩道で自転車同士が向かい合ったら減速するものだが、そいつは減速せずに突っ込んできた。あれも"彼ら"なのだろうか?)


 "彼ら"といえば、以前書いた、この女性は"彼ら"だろう、と思う人がいると書いたが、相変わらず僕の悪口を言いまくっているらしい。

 いままで良好だった僕の職場の人間関係をいちいち破壊して回っている。

 こちらも言い返せばいい?


 この人は仕事上のミスがない、こういう相手に言い返すのは非常に難しい。


 で、僕がちゃんと仕事をしていると?彼女が嘘つきになってしまうため、何が何でも僕が悪いという状況を作り出しているらしい。

 自分にも非があることを認めないあたりが、とても"彼ら"っぽいけど、どうなのだろう?


 …なんか、そういう事もあり、くさくさしていたので、走りに行ったわけです。

 家で悶々としているよりは、はるかにすっきりします。

 こういう状況では、サイクリングはおすすめです、Fさん。


 高校時代、Fさんはとても周りの評判を気にしていた。 



 もしかしてだけど…。

 あんまり考えたくはないが、ひどいことをされて、組織内のだれかに相談したら、今度は向こうが自分を正当化するために君を悪者にするよう、悪い噂を広めて身を守るようなことをしていたんだろうか?

 高校時代、Fさんは、こんなことを叫んだことがある。

「どーせ、私が遊び歩いてるって思ってんでしょう!」って。

 そういうありもしない噂を立てられていたのだろうか?


 自分が悪者にならないためには、相手を悪者にしてしまえばいい。

 そういう発想、とても邪悪だと思う。


 Fさんもそう思うでしょ?


 とにかく、何が正しいのか、誰が悪いのか、どうすればいのか?

 その答えは組織内にいては永久に出ない。


 脱出が先決です。

 それらは脱出してから考えればいい。


 話ならいつでも聞きます。待っています。

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〔5月3日分の記述〕


 今日は本当は2016年2月10日です。


 Fさん、今日は何か楽しい事ありましたか?


 昨日不思議なことがありました。


 大したことではないのだけど、不思議でした。


 早朝、職場の駐車場。あるいていると、服を着た小型犬がやってきた。飼い主はいない。犬だけだ。

 けど、どーみても野良犬ではない。飼い主がいるはずだけど、全く見当たらない。隠れているのだろうか?


 小型犬は僕のところまできて、足元にキスだけして、また元来た道へ走っていった。


 たまたま飼い主から離れた犬が挨拶して帰ったのだろうか?それとも…。


 Fさんもなにか不思議な事って最近あるかな。


(不思議ついでに言うと、同じ駐車場で数日前。ノーヘルで原付に乗る「おじいさん」をみた。忘れたのかな?実に不思議でした。)

(不思議はまだある。先日、サイクリングの時、歩道橋の上で小学生に「こんにちは」と言われた。知らない子だ。なんだったんだろう?)


 不思議なことはある。

 しかし、あの時のような敵意は感じない。


 いつか、これ何意味なんかなく、単なる偶然と思える日常が戻ってくるのだろうか?

 次の日々を信じて、生きてゆこうと思います。


 Fさん、話ならいつでも聞きます。奇跡を信じています。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔5月4日分の記述〕


 今日は本当は2016年2月14日です。


 Fさん、今日はバレンタインデーです。どうやら。


 最近計画していることがあります。


 前々から行きたかった「しまなみ海道」サイクリングを決行しようと思います。


 「しまなみ海道」サイクリングはマスコミなんかで今、有名なサイクリングコースです。


 リピーターが多く、サイクリスト用の設備も充実。

 海外からわざわざ走りに来る人もいるとききます。


 交通費だけで2万円ちかくかかるけど、せっかく長い休みがとれそうだから、いつてみようと思います。


 レンタサイクルもあるみたいなんだけど、ロードバイクはないみたいです。

 ほとんどがクロスバイク(ロードバイクをクロスカントリー仕様にしたもの、若干遅い)やMTB(山用自転車で重い、けど、ママチャリよりは速い)。

 もしくは電動自転車。


 基本的にロードバイクを持っていない人用のレンタサイクルみたいだ。


 四国までもっていくのは面倒だけど、自分のロードバイクをもっていこうと思います。


 現地までは新幹線を使います。初めての電車での輪行(ロードバイクをばらして専用バックにいれていくことです)です。



 …で、こうも思う。


「せっかくそんな遠くまでロードバイク持っていくんだから、途中どっかおりて走りたいな」と。



 途中京都を通過する。

 帰路で新幹線に乗った際、京都で1泊して、京都市内をサイクリングしてもいいな、と思ったりもしています。

(サイクリングといっても、市街地だから、ゆっくりはしるポタリングになると思うけど)


 

 そういえば、Fさんは京都へ行ったことないって言っていたけど、あれからどうなのだろう…。京都行けたのかな…。


 幼いころ、当然体験すべき貴重な経験すら踏みにじる"彼ら"の世界はおかしいと思う。

 誰が被害者かわからない?そう、思うかもしれない。

 …そういう時は、心の声に従っていいと思う。


 僕は、君の心が澄んでいることを知っています。(こういうと「そんなことないよ」と、君は言いそうだけど…)

 心の声に耳をかたむけて、いいと思う。


 もし、話したいことがあれば、いつでも聞きます。

 

 負けないでほしい、がんばれ、Fさん。

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〔5月5日分の記述〕


 今日は本当は2016年2月17日です。


 Fさん今日はどうですか?

 こちらは引っ越しが始まりました。


 ようやく新築が完成し、この間引き渡しがありました。


 新しい家なんだけど、奇妙なもので、「帰ってきた」という感覚がひとしおです。


 とりあえず自転車だけ運び込みました。


 今月中に仮住まい先から荷物を全部運び込めるか疑問だけど、まあ、やってみなければわかりません。


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〔5月6日分の記述〕


 今日は本当は2016年2月17日です。


 Fさん今日はどうですか?

 現在の僕の課題は、いかに漫画制作と向き合うか?です。


 実は、今の介護の仕事をする際に、計画作成の仕事の過程で、書類つくりの方法にコツをつかんだ。


 この方法を、漫画の作画管理に応用してみたところ、いがいにうまくいくことを発見。

 現在、この方法を使って、作画作業をしている次第です。


 実際に作画作業の工程を、書面にしてみると?

 実に多くの工程を踏んでいた事実に気が付く…。

 普段無意識にやっていることも、書面にして客観的にみると、新鮮な発見があります。


 現在の課題は、この作画管理方法で、時間を効率よく使えば、制作速度を上げられるか?どうか?というところです。


 Fさん、覚えているかな?

 僕はたぶん、年寄りになっても、漫画は描き続けると思うと言ったことを。


 今でも描いています。

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 朝の6時から10時の仕事の日、僕はかならずコンビニによる。

 時々、僕を見に来てください。そう、君に伝えます。


 東○の工場の西側すぐのとこにあるコンビニだ。

 あの夏祭りの日、2人で別れたあのT字路のすぐそこにある、当時はなかったコンビニ。


 もし君が僕の前に姿を現すとしたら?きっと、僕のまったく予想もしないような方法で現れるように思う。


とにかく、待とうと決めたのだ。君を待とうと思う。奇跡を信じて。



(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

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