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第86話 まだ何も終わっていないし、何もはじまっていない6

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)

〔12月31日分の記述〕


 Fさんへ。

 今日は本当は2015年7月9日です。


 最近思うこと…。


 「マックスウェーバー」について読んでいると書いたと思う。

 読んでいてこう、思う。これもまた、まるで「予言の書」のようだと。

 19世紀の人物が、21世紀現在の政治の問題点を、ここまでするどく指摘することが出来るのだろうかと、畏怖ににた気持ちにさえさせてくれる。

 なるほど、人気があるわけだと、うなずけます。


 「マックスウェーバー」自身は19世紀のドイツ人だ

 印象的な記述は、当時、同時代を生きた人物の中に、オーストリア学派の祖となる哲学者がい他という話。

(オーストリア学派はその後、ケインズ主義により淘汰されるが、生き残りがアメリカのシカゴにいて、シカゴ学派を形成、現在のインフレターゲット政策にたどりつく話は、過去書きました。現在のアベノミクスのインフレターゲット論の元祖に触れる感覚です)


 

 説明するのにいい「シーン」がある。

 たしか「あずみ」という漫画のなかの1シーンだ。

 坂本竜馬がでてきて、外国人と話をしている。

 外国には職業選択の自由があり、各人がつきたい仕事につける。だから身分に関係なく、大統領になれるみたいな話を聞く。

 竜馬はおどろいて、じゃあ、だれが米をつくるんじゃ、食べのもをつくる人間がいなくなったらどうするんじゃ、みたいな話をする。

 竜馬は身分制度のことを言っている。

 農民は生まれてからずっと農民であり、その子も代々身分を引き継ぐ。

 これにより日本の食糧生産は維持される。身分制度がなくなったて、農民がいなくなったらどうするのか?という疑問だ。

(答えは簡単で、市場原理が働くから、なんとかなる、です)


 マックスウェーバーもこう説く。


 カトリックの時代は、中世封建制度を前提としていて、身分制度があった。

 聖職者という身分もあり、代々受け継がれている。

 しかし、聖職者って、本当に必要か?と。


 聖書を通じて、神と直接対話するのがプロテスタントの思想。

 カトリック教会を否定するプロテスタントは、神父を否定する。

 神父のやっている禁欲の修行など無意味だとしたわけだ。


 中世封建制度における支配層は聖職者だ。

 

 この支配から脱するには、封建制度を崩壊させないといけない。


 プロテスタントは封建制度で支配されていた農民たちに、職業選択の自由を与えた。

 職業を通じて修行するとこで、神父を通じなくとも、神との対話が出来るという理屈だ。


 好きな職業に就けるということは、いろいろな職種が誕生し、そうした職業が役割分担をすることで、「分業」という概念がうまれる。

 中世封建制度時代にはなかった発想だ。


 この「分業」の概念が浸透した社会は、資本主義の発展と「親和性」がある、というわけだ。

 逆にいうと、カトリック教会の支配がつよい農業国では、こうした方面が弱く、資本主義の発展の足かせとなっている?ということだろうか?


 こうして好きな職業につく人たちに、プロテスタントはこう説明した。

 あなたには、神に与えられた天職がある。天職はなにも親から引き継ぐ仕事だけでない。他にあるはずだ、神の与えた天職をさがしなさい、と。


 こうして「職業」という概念が生まれる。

(中世の時代は、職業ではなく、身分だった。農民は仕事ではなく、身分なのだ)

 「職業」という概念の登場で、人々は中世封建制度から「自由」になった。

(マックスウェーバーはこの自由になった人々ですら、今度は職業に拘束されるようになり、自由を手に入れるために不自由になる。的なことも指摘している。これはまさに現在社会の抱える問題点だ)


 身分制度の崩壊は、支配階級の崩壊につながる。

 これに変わり登場するのが、職業としての支配者、つまり政治家だ。



 ここから先は、まだうまく咀嚼できてない部分、でもわかる範囲で書いてみます。


 身分制度の時代は、支配層がその「身分」を維持することに、主眼をおいていた。

 では近代ではどうか?すこし様相がちがう。


 近代資本主義の時代では、支配層もまた、自らの組織を「企業化」しなければ生き残れない時代に入った。

 資本主義の原理のなかで生き残るには、企業化しないと、社会との親和性がたもてない。

 企業は自らの利益を追求する。

 支配層の組織が「企業化」するというのは、企業のように振舞うということだ。

 つまり、現在の問題点は、「政党」や「官僚機構」が、まるで「企業」のように振舞っている点だ。そこに民主主義の本質から逸脱した原理が働いている。

 なにか訴えをしたければ、訴えたい側も自ら「企業化」して、訴えないと、なかなか通じない?ということだろうか?


 「企業化」された組織同士で、世の中を動かすとどうなるか?


 組織同士の「利害調整」のみが最大の重要事項になって、事が進んでしまうという事実だ。


 環境問題も無視して原発推進の政治理論が働くのも、この論法なら説明が容易だ。


 19世紀の人物が、ここまで21世紀でも通じる政治論を展開するとは…。正直驚きです。

 この内容は、義務教育で必須にすべきなんじゃないだろうか?とすら思う。



 しかしマックスウェーバー自身は社会学者だ。答えまでは用意していない。


 僕はこう考える。

 この世は「バイアス」が支配している。

 その「バイアス」が支配している現在の世の中で、ちゃんと正義が正しいという世論が生きている事実は、重要だと思う。

 多くの「バイアス」かからみあって、正義が正しいと皆が納得しているからだ。もし、人間の多くが「弱肉強食」を望んでいたら?このような常識は生まれない。


 僕は無神論者だ。この世に神などいない。


 神がいると信じる人は、こう言うだろう、神がいうのだから、正義が正しいと。

 

 しかし神などいないと思う僕は、こう、思う。それは多くの人々の心からの願いの帰結に過ぎない。そこのいもしない神の意思など介在しない。全人類共通の願いのみがそこにある、と。



 “彼ら”は自らの組織をうまーく「企業化」させている?

 そこはうごかせない事実だと思う。

 しかし、「優良企業」か?というと、疑問が残る。

 構成メンバーに「過剰」な「賦役」を強要しているからだ。

 時として、犯罪行為にすら手をつける企業は、実際たくさんある。

 “彼ら”はそうした「不良」企業の仲間にすごない。


 宇宙の意思と一つになりたいなどと、一生懸命修行しているひとがもしいたら?

 Fさん、こう言ってあげてください。

「あなた、だまされているわよ」と。


 …たぶん、僕が言う何百倍も、破壊力があると思う。


 Fさんが、いまでもあきらめず、前を向いていることを、心ら信じています。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔1月1日分の記述〕


 Fさんへ。

 今日は本当は2015年7月9日です。


 ギリシャ国民は馬鹿なのか?といった世論がある。

 破綻寸前なのに、その事がわからず、NOを決めたからだ。


「なんとかなる」ってあますぎないか?という人もいる。


 けど、当のギリシャ国民はいたって楽観的だ。



 処変われば見方は変わる?というか…。




 たぶんだけど、数年前まで、外国人は、日本人のことを、今のギリシャ人のように見ていた。

 日本人は馬鹿なのか?と。

 破滅へむかっているのに、だれひとり気がつかない、と。



 アベノミクスへ反対する姿をみて、多くの外国人の知識階級は、そう、見ていたわけだ。



 Fさん。

 もし身近にギリシャ人を馬鹿にしている人がいたら、上記のことを説明した上で、こう言ってあげてください。

「宗教も似たようなもんだわ」と。


 今のギリシャ国民が「ゆでガエル」にみえるなら?

(ゆでカエルとは、ぬるま湯につかって死ぬまで気がつかず、食用ゆでカエルになる、まぬけなカエルのたとえ)

 数年前まで、日本人もそう言われていた事実があることを教えてあげてほしい。

 自分はそんな間抜けじゃない、という人には、アベノミクスのインフレターゲット論をどこまで理解できているか、問いただしてあげてほしい。

 まわりがいいというから、という理由で、すべてがただしいとされるわけでない、いい例です。


 “彼ら”の中にいては、そのおそろしいカルトの性格にどっぷり浸かってしまい、カルト信者になっている事実すらも、わからなくなったしまう。

 そう、まるで「ゆでカエル」がごとく…。



 Fさん、ともかく、その組織というか、教団からは、距離をとるべきです。

 自分を、取り戻してほしい。

 Fさんは、Fさんらしくいて、いいんです。

 負けないでほしい、がんばれ! 

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〔1月2日分の記述〕


 Fさんへ。

 今日は本当は2015年7月14日です。


 最近の課題は、現在の仕事を継続して、漫画と自転車を両立できるか?

 というところです。


 …自分でこう思う。


 Kという人間は、追い込まれたときのほうが、伸びることが多い、と。



 実際、“彼ら”に追い込まれたときの、自分の成長速度は、本来の能力を超えていた。

 程度の大小はあるが、そのほかにも、追い込まれたときのほうが、成長できる傾向がある。

 まあ、追い込まれる際には、まわりにも迷惑をかける。


 あまり自分を追い込まなかったのは、周囲へ迷惑をかけたくなかったからかな…なんて思わなくもない。



 まだ、両立は完璧でないけど、ヒントはつかんだ。

 実践できればうれしいと思う、今日この頃です。


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〔1月3日分の記述〕


 Fさんへ。

 今日は本当は2015年7月14日です。


 映画「ターミネーター5、新起動:ジェニシス」見てきました。

 おもしろい。です。


 面白いんだけど、こう、いつもなら、面白い作品をみると、鳥肌が立つものなんだけど、今回はそういうのがまったくなかった。

 先の読めないおもしろい展開なんだけど、鳥肌が立つほどの“何か”がない。

 そこが、残念です。


 パンフレットを読むと、一応3部作として企画された作品という。

(最近の傾向だが、ハリウッド大作は、最初から3部作で企画を立てることが多い。いいことなのか、悪いことなのか…。ただ、こう言う傾向に対しては、こう、思う。

 昔、リアルタイムで「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」を映画館で見たとき、「3」の予告編を見て鳥肌が立った。半年も待てない、今すぐ見たい、と願ったものです。

 ああいう感覚、また味わいたいものです。)


 最近のハリウッド作品は、冒険心がない。無難にまとめていて、難解さが足りない。

(そう思うのは、たまーにヨーロッパ映画を見たりすると、難解な描写が躊躇なく入っていてなんというか、こう、ああ、そうそう映画って本来こういう物だよな、というのを再認識させてくれるからです。)

(ヨーロッパ映画ですらそうなのだから、東欧作品やイスラム圏の映画など、難解すぎて…)


 難解がいいとは思わない。しかし作品に重厚な感じを与えるのは事実です。



 今回の作品は多くの謎が残っている。

「2」で破壊した「スカイネット」が「3」で復活した理由?

 たぶんだけど「サラコナー・クロニクル」で描かれている、スカイネット開発者(「2」で死亡)の部下が作った「ターグ」という人工知能が、のちの「グリッドコンピューター」として復活した「スカイネット」の原型なのではないかと。

(「2」で新型プロセッサーとして登場していたスカイネットが、「3」ではグリッドコンピューターに変わっていて、誕生過程の変化にともない、審判の日の日付がかわったとされている?)


 「3」では2007年にスカイネットが目を覚ます設定になっていたが、今回の「5」では2017年。また設定が変わっている。


 「5」では何者かが別の時間軸からさらに歴史に介入した形跡が冒頭から登場する。

 つまり?誰かが「3」で2007年誕生したスカイネットを破壊した?が、何かしらの理由で破壊を免れたスカイネット側が、復活のために反撃に転じてさらに歴史に介入した結果、2017年にスカイネットが誕生する歴史が生まれた?となっているようだ。


 今回の作品の映像効果上の目玉は、若い頃のシュワルツネガーが出てくるところだ。

 若い頃の彼に似た肉体のボディービルダーの映像に、昔のシュワルツネガーの顔を合成したのだという。

 違和感はまったくなく、完璧だった。

 しかし、時間は短い。たぶん、映像加工が相当難しいだろう、長時間は大変なのだろう。

 登場早々に、別のシュワルツネガーに破壊されてしまう。歳をとった同型ターミネーターにだ。

 表皮は人間と同じだから、稼働時間が長いと、外見も老けるというのは、納得できる。

(「3」の時は、「1」と外見が違う理由を、型式が違う(T-800ではなく、T-850)という強引な設定にしていた。が、今回の「5」の設定は、同型だが、稼働時間が違うというので、説得力がある。現在のシュワルツネガーが、稼働時間の長いT-800型ターミネーターを演じているだけなわけだから)




 そうそう、覚えているかなFさん。



 昔、部活中、僕が使っていた楽譜ファイルの背表紙に、ターミネーター2のチラシを入れていた事を。

 こういう映画に興味ないと思っていたFさんが、「あ、それ」と見てくれたことが、妙にうれしかったのを、覚えています。


 最近、結婚に興味があるのは事実です。

 新しく入った職員の人で、僕より10くらい年上の人がいる。男性です。

 独身で、お母さんと暮らしているらしい。

 趣味は山登りと座禅らしい。


 かなり物覚えの悪いひとで、いつも怒られています。

 しかし、いてくれるおかげで、シフトが楽になったのも事実。


 …なんというか、こう、えーと、どう、言えばいいのかと言うと。


 未来の自分をみているような、気分になるのです。

 自分も結婚しないと、10年後こういうふうになるのだなと、なんだか漠然と思ったりもする。



 先のことはわからない。

 しかし興味があるのは事実です。


 いつか、止まった時計が動き出すとき、何かが、変わるような気がする。



 君が今も戦っているという前提で書きます。

(もしそうでないなら、君を心配していることが伝わればうれしいです)

 もし、今も戦っているならば?

 間髪いれず相手を追い込んだほうがいい。

 でも、もし、相手が、追い込んだほうが燃えてしまうタイプならば? 

 かまわず追い込み続けたほうがいい。

 そして相手がかつて経験したことのないレベルまで追い込んだほうがいい。


 戦うときのコツは、Fさんがもっとも得意な土俵で相手と戦う事だ。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔1月4日分の記述〕


 最近、映画「リンカーン/秘密の書」というのを見ました。

 まったく期待してなかったんだけど、一応歴史ものということで、見てみました。


 すると、意外なことに面白い。

 Fさんは、知らないかもしれないけど、週刊少年ジャンプに連載していた「ジョジョの奇妙な冒険」のような話なのだ。

 あの映画の世界に、ジョジョがふらりと現れてもなんの違和感のない世界観だった。


 歴史エンターテイメントとしてもよく出来ていて、そのレベルは、日本国内で何度もドラマ化された傑作作品「影武者、徳川家康」に匹敵する出来だ。


 しかし、それよりも、なによりも、肝心な、人間の心がちゃんと描かれている。

 印象的なセリフがあります。


(「映画リンカーン/秘密の書」より)



「すまないメアリー、君になにも話さないまま、今日まで来てしまった」リンカーン


「あなたのその言葉を、どれだけ待っていたか」メアリー



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〔1月5日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は7月17日です。

 夜勤になるので、16時に家を出て、コンビニによってから、仕事場へ向います。


 昨日、安保関連法案が衆議院を通過したらしい。

 自民党と公明党が強行採決したとか…。


 僕の安全保障に対する考えは、この小説内で、なんどか書いていると思う。


 集団的自衛権には肯定的であることは以前書いた。

 しかし、それと同時にこうも書いている。

 平和憲法をもっと有効活用すべきだと。


 具体的には、平和憲法の思想を他国に広げて、各国に平和憲法支持者を増やしてゆけばいいのだ。

 その行為そのものが、日本の安全保障に繋がる。



 現行法でも、日本を守ることは可能だ。

 法律の不備は、超法規的処置で、事後承諾にすればいいのだから。


 この方法も憲法に触れかねないが、現在の安保関連法も憲法に触れる行為なので、だったら超法規的処置のほうがいいかなと、個人的には思う。

 その方が「めったに行使できない」感覚がのこるからだ。



 現行法でもなんとかなるなら、今はこの問題、大きくしてほしくないというのが本音だ。


 もし、安倍政権がこの問題で退陣することになったら?

 経済政策が継続されない可能性がある。

 少なくとも、デフレを完全に脱出するまでの間、安倍政権の経済政策が継続されないと、日本の未来が危うい。


 麻生財務大臣あたりが総理に返り咲いたら?

 それこそ日本の未来は、危うくなってしまう。



 いまは経済に集中してほしいと思うのが、本音です。


 それに現行法内で、もっと整備しなければいけない安全保障分野はまだある。

 日本には、インテリジェンス機関がないのだ。

 自前のそれがない日本は、CIAやMI5にかなわない。それはイスラム国に日本人が捕まったときよくわかる。

 自前の情報機関をもっていない日本は、外務省のか細く頼りない情報を元に、あまり効果のないヨルダン外交に頼りきってしまった。


 正直、本気で日本の安全を考えたら?

 情報機関の創設のほうが、重要で効果ありです。



 自衛隊には、こういううわさがある。

 自衛隊学校は、大学卒業資格と同等の資格が得られる。

 卒業したものは、全員指揮官になれる教育をうけるのだ。


 こうして卒業した幹部候補生の数は、多い。自衛隊の規模からすると、多すぎるくらいだ。

 こういううわさがある。


 なぜ?指揮官が多すぎるのか?なぜ、長年多すぎる指揮官を育成するのか?だれも減らそうとなぜ言わないのか?

 それは、将来、もし徴兵制が復活して、自衛隊の規模が拡大しても、指揮官不足にならないよう、平時から備えているからだ、という話だ。


 自衛隊幹部は、いつ、自衛隊の規模が拡大しても、即応できるように、備えてきている?という話だ。



 別件だけど、海上自衛隊の大型補給船はイギリスの空母に見た目がそっくりだ。

 見た目だけでなく、実際構造もそっくりで、ドックにはいって、擬装を整えれば、空母に転用可能な輸送船となっている。


 急に空母が必要になっても、すぐに対応できるよう、日ごろから自衛隊幹部は用意しているのだ。


 防衛関係者のなかには、こうした「拡大派」がいて、実際に準備している事実がある。

 どーもみていると、この自衛隊「拡大派」は安倍政権と近いポジションにいるらしい。


 個人的な思い込みを描くならば?

 農協の改革をするため、農水族を黙らせるのに、こうした国防族の「拡大派」の後押しを利用した節があるように、思うのは、僕の妄想です。



 公明党には期待していたんだけど、なにやってんだか、という感じです。政府の国防族の圧力の前には、無力のようです。


 市民の力でひっくり返せないかなーと思う、今日この頃です。


 先のことはわからない。

 しかし、あきらめず前を向き続けることが、大事なんだと思う。


 いつか、止まった時計が動き出すとき、何かが、変わるような気がする。



 君が今も戦っているという前提で書きます。

(もしそうでないなら、君を心配していることが伝わればうれしいです)

 もし、今も戦っているならば?

 間髪いれず相手を追い込んだほうがいい。

 でも、もし、相手が、追い込んだほうが燃えてしまうタイプならば? 

 かまわず追い込み続けたほうがいい。

 そして相手がかつて経験したことのないレベルまで追い込んだほうがいい。


 戦うときのコツは、Fさんがもっとも得意な土俵で相手と戦う事だ。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔1月6日分の記述〕


 今日は本当は2015年7月20日です。

 久しぶりの連休です。

 遠出してサイクリングしようかとも思ったけど、漫画製作にしました。

 積もり積もった宿題がたまっているのです。

 いよいよラストシーンに取り掛かっています。

 ようやく、ここまできた…。

 面白いかはわからない。しかし、過去に描いた自分の最高傑作を越えたい。その思いで描いています。


 明日は夜勤なので、夕方4時に家を出て、コンビニによってから、仕事場へ向います。


 ああ、そういえば明日は僕の誕生日だった…。

 むかし、君から誕生日プレゼントをもらった日のことを、思い出します。



 最近思うこと。


 狩野川でのサイクリングイベントがあるらしい。

 今、参加しようかどうしようか迷っています。

 ようやく狩野川の自分で決めたコースで、80キロ走れるようになった。

 このくらいの実力があれば、この大会参加は可能だ。

 そもそもレースでなく、サイクリング大会だし、たぶん僕のようなナンチャってサイクリストでもいけると思う。

 一度、公式なこういう大会に出たいとも思っていた。

 しかし、気後れするのも事実。

 自分のようなものが、出ていいものかと、考えてしまう。

 まだ、エントリー締め切りまで時間があります。

 参加しようかどうしようか迷うのも、また楽しみの1つと考えて、悩もうと思います。

 Fさんもやらない?サイクリング。


 …ああ、言葉にせず首を振る君の姿が目に浮かびます。


 いつか、直接話が出来たら、どれだけうれしいか。

 そんなことも思ったりします。


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〔1月7日分の記述〕


 今日は本当は2015年7月20日です。

 久しぶりの連休です。

 明日は夜勤なので、夕方4時に家を出て、コンビニによってから、仕事場へ向います。



 最近思うこと。


 「あさひ自転車」という大手自転車チェーンのHPから、自転車大会のページにとび、狩野川サイクリング大会のページにたどりついたのだけど。

 その時、主催者として「狩野川倶楽部」というNGOの名前がのっていた。


 この「狩野川倶楽部」、自転車以外にもいろいろやっているらしい。


 カヌー教室もやっているというのだ。


 じつはカヌーには前々から興味がある。


 先に書いたサイクリング大会同様、参加しようか検討中です。


 もし?カヌー気に入ったら?マイカヌーを買ってもいいとすら思っています。

 折りたたみ式のやつ。



 いつか、君の日常も聞けたらうれしいです。

 いつかの奇跡を信じて。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔1月8日分の記述〕


 今日は本当は2015年7月26日です。

 Fさん、読んでいてくれているのかな…。

 夜勤なので、夕方4時に家を出て、コンビニによってから、仕事場へ向います。



 これは僕の気のせい。

 こないだ、コンビニによった際、背丈が君くらいの人を見た。

 思わず見返してしまった。


 髪型が昔と同じ?


 動揺するのも事実です。


 あれが君だったかどうかは、この場合、問わない。


 問題なのは、僕の無意識が、まだ、こういう反応を示すことだ。

 どーやら、僕の意識できない無意識の部分も、君がまだ好きでいられているみたいです。


 やっかい、というか、重要なこと、というか。


 いつか聞いた曲の一節が、頭の中をリフレインします。


 いつでも探してしまう、こんなところにいるはずもないのに。というやつ…。


 いつか、君の日常も聞けたらうれしいです。

 いつかの奇跡を信じて。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔1月8日分の記述〕


 今日は本当は2015年7月26日です。

 Fさん、読んでいてくれているのかな…。

 夜勤なので、夕方4時に家を出て、コンビニによってから、仕事場へ向います。


 “彼ら”はまだいる?


 と感じることが、やはり最近もあります。


 事実だけを書くならば…。

 こないだ、往復80キロサイクリングをしました。

(何度も書いたけど、今までは50キロで抑えていた。翌日の仕事に響かないように)


 以前、この距離を走ったときは、全身動けなくなり、疲労困憊だったけど、現在はそんなこともなく、翌日、ふつーに仕事できました。

 今年でサイクリングを始めて2年目だとおもうけど、少しずつ成長しているのがすこしうれしいです。

 タイムも3時間30分ほど。以前は50キロ走るのに3時間かかっていたことを考えると、平均速度が上がっているとしか考えられません。

 事実、自転車ナビの記録をみても、平均時速が以前より5キロほど上がっている。


 フォームを変えたことが利いているようです。

 ちょっと前に書いた、あのハンドルの下を持つようにするフォームのことです。

 あのフォームにしてから、楽に早く走れる。


 唯一の問題点は、背中が筋肉痛になる事。


 今までは足にきていたそれが、背中に来る。

 たぶん、背中の筋肉をつかって走っているのだろう…。いままで使わなかった筋肉を使えるようになった分、早くなったのかもしれない。自転車、奥が深いです。


 先にも書いたとおり、80キロ走っても、翌日の仕事にほとんど響かなかった。

 80キロのコースは、狩野川沿いのコースで、今までよりも長く走ったものだ。

 具体的には、自宅から狩野川源流5キロ手前あたりで折り返した。日暮れがなければ源流まで行けたと思う。

 タイムも3時間半ならまずまずです。


 …で、このとき、いつもは走らない源流近く、天城山のふもとに近い辺りで走っていたときのこと。

 民家があり、玄関横に自動販売機があった。

 この日は猛暑で、ニュースでは全国的に熱中症で倒れた人があちこちに、と報道していた日だ。

 水分はこまめに取っていたが、途中で切らしてしまった。

 天城山のふもとは、正直いなかだ。あたらしく水分を確保するのも難しい。

 ここで自動販売機を逃したら、水分なしで走ることになると思い、停車した。


 自販機の前に行く。


 行くと同時に玄関が開き、なかから人が。


 反射的に会釈し、こんにちは、と言う。が、向こうの人はにらんで無言で行ってしまった。


 “彼ら”の総攻撃中、こういうのはよくあった。

 たぶん、連絡網で今近所にいる、とか、いま、あんたの家の前にいる、とか回っているのだろうか?

(介護の仕事をしていると、徘徊で行方不明になった老人を、ボランティアがネットワークで連絡しあって、今どこにいるとか探す仕組みが、実際にあるのを知っている。たぶん、あれとほぼ同じしくみでこちらの居場所が連絡されているでは?と思う)


 本当のところはわからない。田舎の人は愛想のないのも事実だ。

 



 また別の日、今度は原から清水港の方まで走った日の事。

 

 この日も、富士川を越えたあたりで、「もう少し走ろう」と思い、走っていると、気がつくと清水港のほうまできていた。

 往復で60キロ強走っていて、かるく流すつもりが結構走っていたりした。


 この日もまた“彼ら”かな?と思う人を見る。

 富士川付近で海沿いに出ようと思い、ナビを操作していると、目の前の家の玄関が開き、男の人が出てくる。

 ここまではいい。

 このあと、この人は、ロードバイクを手で引いてもってきて、ガレージを開け、中に入っていった。


 「目の前の玄関が突然開く」は、“彼ら”の総攻撃中、頻繁にあった事だ。

 「自分と同じ持ち物を何人もの人が持ってやってくる」というのも、実際あった事だ。


 偶然?ならいいんだけど。


 以前書いたとおり、めったに行かない地域の“彼ら”は、いつも行く地域の“彼ら”とは若干ちがうリアクションをする。温度差があるのだ。

 ロードバイクの足が伸びた分、リアクションの違う“彼ら”への遭遇が増えると言うことだろうか?

(どうリアクションがちがうか?というと?いつも行く地域の“彼ら”は、いまさらこんな初歩的なこと、やってこないのだ)



 Fさん、どう思う?


 いつか、君の日常も聞けたらうれしいです。

 いつかの奇跡を信じて。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔1月9日分の記述〕


 今日は本当は2015年7月28日です。

 休日なので、家にいます。

 明日はまた夜勤なので、明日の午後4時コンビニによってから仕事場へ向います。


 本日午前8時半、証券会社のサイトを開く。


 なんだか知らないが、全般的に株価が落ちている。


「何がおきた?」と思う。昨日は夜勤明けでニュースはまったく見ていない…。


 早速に「27日、経済」で検索。

 すると出てくる出てくる!上海株総崩れのニュースが。

 中国政府の市場介入も限界に達し、株価が崩れたらしい。


 日経平均もこの流れにのまれて、下がったようだ。


 この流れは短期的なものだ、中長期でみれば、日本の金融緩和と、アメリカのリフレ政策で、経済が回復基調にあることに代わりがない。


 …まあ、でも短期では、思いっきり影響を受けるのだろう。

 中国に生産拠点をもつ日本企業は、撤退も含めた大胆な対応が求められるだろうし、中国に進出した小売業も現在苦戦中だ。

 以前この小説内でも書いたとおり、世界全体の通貨の「量」が、人類史上ほとんど経験したことのない「量」になったことにより、従来の市場介入は役に立たなくなった。

 中国政府が虎の子の貯金を市場投入しても、その何百倍もある「マネーの量」には歯が立たない。


 これに対抗する唯一の方法は、インフレターゲット政策だ。

 国内に製造業のたくさんある国にしかできない政策で、発展途上国には実行不可能な政策だ。


 幸い現在の中国は、世界の工場といわれるほどの製造業がある。

 問題ないように思われるが…。



 そう、これも以前この小説にかいだが、インフレターゲット政策を実行するには、通貨の自由化をしないといけない。


 通貨を擬似固定相場制にしている中国には、できないのだ。



 中国政府がバブル崩壊を回避する唯一の方法は?

 人民元を「「完全な」変動相場制」に「移行」させ、通貨を自由に増やせる体制にしないといけない。

(固定相場制のまま、インフレターゲット政策を行うと?自然調整が働かず、ハイパーインフレになり、人民元が紙くずになる可能性がある)


 


 …まあ、それはさておき。


 話はもどるけど、これに気がついたのが今日の午前8時半。

 久しぶりの休日なので、今日はデイトレーディングをやるつもりだった。

 しかし、この様子だと、今日は市場が下がる?いや、荒れる?

 短期ではどううごけばいいかわからない…。


 いろいろ検討した結果、今日は市場が開く前に、「ユーグレナ」という銘柄を300予約してみた。

 2~3分で一気に上がってすぐ下がると予想したのだ。(根拠はなく、勘です)


 すると、完全に裏目にでて、午前9時、市場が開くと同時に一気に「下がった」!


 多くの銘柄が下がっている。上海市場の影響だけなのだろうか?すげー下がり具合。


 しかし、こういう激しい動きの時は、短期では反発することもある。冷静にチャートを見つめる。

 20分くらいして小康状態。たぶん多くの投資家が様子見をしているのだろう…。


 こういう時、小金をもっている個人投資家とかが、大金を投じて株価を吊り上げることがある。

 あがったら売り抜けるつもりだ。


 皆がタイミングをうかがっている…?


 経験値のすくない僕には、高度な駆け引きはできない。


 ここは素直に「指値」を指定。買い付け価格+1円の金額で自動的に売れるように指定して様子見した。

 このまま下がり続けたらまるまる損だが、瞬間的にでもあがれば、プラスマイナスゼロくらいにはなる。


 偶然?と思うけど、しばらくして瞬間的に指定した金額に達する。

 自動売買で300株が売れた。手動にしてたら早すぎて対応できなかった…、いやー良かったです。


 良かった?いやいや、手数料をかんがえたらまったく儲かってない!

 しかし、大きな損失も回避できた。

 行ってって来いで取り戻した?わけで、いいのか、わるいのか…。



 まだまだ修行がたりない様です。


 でも株式勉強に明確な方向性が見えてきました。

 下手に本を読んで勉強するよりも、数銘柄をじっくり腰をすえて見ていたほうが、勉強になる?という事です。

 自分は他はわからないが、この銘柄だけは詳しい!と言い張れる状況にしたほうが、いいのかな?と思うようになりました。



 Fさん、どう思う?


 いつか、君の日常も聞けたらうれしいです。

 いつかの奇跡を信じて。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔1月10日分の記述〕


 今日は本当は2015年8月4日です。

 休日なので、家にいます。

 

 昨日は普通に夜勤を明け、午前11時すぎに会社を出られました。

 体力的に余力があった。

 家に帰ってもいいが、ここは体をメンテナンスしようと思い、「ざぶーん」へ向う。


 すぐに入場して、場内で飲食。

 さいきんここ「ざぶーん」の飲食コーナーは、なかなか注文を取りに来ない。

 なにかしら問題が発生しているらしい…。

 会計の時、おわびのクーポン券をもらった。


 その後速攻で爆睡。


 4時間くらい意識を失うように眠る。


 起床してマッサージ器で体をほぐしてから入浴。

 サウナに入り出た頃には午後6時近くだった。


 最近の日の入りは午後7時くらいだから、あと1時間は明るいはず。

 海岸に行ってやりたいことがあった。


 ざぶーんの向かいのHACドラックへ行き、瞬間接着剤とセロテープを買う。

 海岸へ移動。

 多少曇っているが、晴れやかで気持ちがいい。


 ルーフキャリアからトロンボーンを取り出す。

 このトロンボーンは以前持っていたプラスティック製のではなく、こないだ買った金属性の新品です。


 Fさん。

 高校時代、ユーホニウムを演奏していたやつ、覚えているだろうか?

(個人的にはたぶん“彼ら”であるであろうと思うが、直接的な被害を彼からはこうむってないように感じる)


 彼は学校から借りていたユーホニウムを壊していた。

 ひっぱってはいけない部分の管を引っ張ってしまい、壊してしまったのだ。

 その後むりやりはめ込んで演奏していたのを覚えている。


 なぜに、今、その話か?



 そう、おんなじことを、やって、しまったのです。


 高校時代と同じ感覚で、調律をしようと管を引っ張ったら、じつはそこは引っ張ってはいけない部分で、抜いてしまったのだ。

 そう、買ってそうそう壊してしまったのだ。


 この日、このトロンボーンを修理するつもりだった。

 瞬間接着剤で管をつなぎ、セロテープで固定してみたのだ。


 「大丈夫かな」


 と思いつつ、音をだしてみた。

 そう、海岸でないと、音を出せないから、直ったかどうか確認できないのだ。

 幸い、問題なく音は出た。

 演奏できるならば問題ない。


 こわれていたのはバルブに繋がる管。


 直ったので、遠慮なく「6」ポジの音が出せる。


 久しぶりにバルブのあるトロンボーンを堪能できました。

 思い通り?かというと疑問はのこるが、以前のプラステック製トロンボーンに比べたらはるかに演奏しやすい。

 練習しがいのある楽器です。


 何のために?


 そうだな…。

 将来、歳をとったら、ジャズでもやりたいからかな?

 自転車に乗れないくらい体力が衰えたときの、楽しみのための練習です。

 …?なにか、誰かに言われそうな気がするけど、いいんです。

 こーゆーものは、楽しんだもの勝ちです。


 Fさんの姿が、このとき(=歳をとったら)は普通に見られるようになっていたら、素敵だけどなどと妄想する、今日この頃です。



 君が今も戦っているという前提で書きます。

(もしそうでないなら、君を心配していることが伝わればうれしいです)

 もし、今も戦っているならば?

 間髪いれず相手を追い込んだほうがいい。

 でも、もし、相手が、追い込んだほうが燃えてしまうタイプならば? 

 かまわず追い込み続けたほうがいい。

 そして相手がかつて経験したことのないレベルまで追い込んだほうがいい。


 戦うときのコツは、Fさんがもっとも得意な土俵で相手と戦う事だ。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔1月11日分の記述〕


 今日は本当は2015年8月4日です。

 休日なので、家にいます。


 最近、以前に比べて自転車にくわしくなりました。


 Fさんは、僕が高校時代にのっていた「あの」自転車、覚えているだろうか?


 今調べると、あの自転車は非常に「レア」な存在だったということがわかる。

 ブリジストンのロードマンというシリーズは、格安で性能のいいスポーツ自転車を提供するシリーズだった。

 そのロードマンのなかでも、数少ない「クロスバイク仕様」のロードマンがあった。

 それが、僕が乗っていた自転車「ロードマンニュースペシャル」だ。


 たぶん、自転車好きでも、ロードマンファンでも、この車種は知らない人が多いと思う。

 乗っていた当時ですら「それ本当にロードマン?」と言われたことがある。


 今現在ネットで調べると、ロードマンは人気が高く、壊れていても修理可能ならば2万とかで取引されている。


 ビンテージ自転車として、直して乗りたいというファンがけっこういるようなのだ。



 …そう、それを知らずにあっさり処分してしまったわけです。

 知らないというのは、恐ろしい。

 あの思い出の自転車は価値がまだあったのか…、と後悔するわけです。


 そう、知らないという意味では、この自転車を買った自転車屋さんのことも思い出した。

 実は、この「ロードマンニュースペシャル」は12歳のとき2万円で買ったものなのだが、定価を調べると2万では買えないことがわかった。


 たぶん、自転車屋さんが、大負けに負けてくれたのだ。

 思い返してみると、自転車屋さんのおじさんが、うれしそうに渋い顔をしていたのを思い出す。

 こう言っていたのも思い出した。

「わたしもこの自転車興味あるんだよ、これがいいって言うならなんとかしよう」と。



 …とてもいい話なんだけど、当時の僕はおじさんの好意にまったく気がつかなかった。


 なんというか…、こう、なんともいえない気持ちになります。


 知らないところで生かされている?

 そう感じる、といえばいいのかな…。


 現在の僕も、もしかしたら誰かに生かされているのかもしれない。


 …そんな話を君とできたら、いいな、なんて、思ったりもします。

 そんな奇跡を信じて。



 君が今も戦っているという前提で書きます。

(もしそうでないなら、君を心配していることが伝わればうれしいです)

 もし、今も戦っているならば?

 間髪いれず相手を追い込んだほうがいい。

 でも、もし、相手が、追い込んだほうが燃えてしまうタイプならば? 

 かまわず追い込み続けたほうがいい。

 そして相手がかつて経験したことのないレベルまで追い込んだほうがいい。


 戦うときのコツは、Fさんがもっとも得意な土俵で相手と戦う事だ。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔1月12日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月9日です。

 休日なので、家にいます。

 10日は日勤なんだけど、計画作成に専念するため介護から外れる日です。

 少し早めに、朝6時45分くらいに家をでて、できればコンビニによってから仕事場へ向おうと思います。


 最近思うこと…。


 

 こう、漠然としていると考えがまとまらないので、ここで書いてまとめようとおもいます。

 書くことで考えが整理できる。そういうこと、確かにあります。Fさん。


 頭の痛い問題がある。


 職場の1人とどうしても、かみあわない。そりがあわないとでも言うべきか?

 最初はこの人は“彼ら”なのか?とも思った。

 その可能性はゼロではないが、どうも、他の人からのバイアスで、敵対している感じではない。

 本当に、そりがあわないようなのだ。


 感情的についなってしまうが、それではなにも解決しない。


 放置しつづけると、いけないとも思う。ないかしら糸口がほしい。


 やってみないとわからないが、あたらしいアプローチの仕方を模索しています。


 こんなのはどうだろうか?


「助けてほしいことがあります。どうしても一緒に仕事がやりずらいです。○○さんがどう思っているのか何か聞いていませんか?」

 と間接的に聞けばいいのでは?と。


 断片的な情報だけでも集まれば、なにもわからないよりは、解決にちかづく様にも思う。


 駄目なら、それはそれ。現状維持なだけでマイナスにはならないだろう…。



 たぶん、君の所には、入れ替わり立ち代り次々と誰かしら人が来て、君の心を説得しようと試みるのではないだろうか?

 と、そんな推測をします。もし、あたっていたらだけど、聞く耳をもってはいけません。

 向こうは、ああ、もうめんどくさい!いう事きくからそれでいいでしょ!と君が根をあげるのを期待しているからです。


 君が今も戦っている前提で書きます。

 負けないでほしい!がんばれ!

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〔1月13日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月9日です。

 休日なので、家にいます。

 10日は日勤なんだけど、計画作成に専念するため介護から外れる日です。

 少し早めに、朝6時45分くらいに家をでて、できればコンビニによってから仕事場へ向おうと思います。


 最近思うこと…。


 最近の課題は現在描いている漫画を仕上げの段階にもっていくことです。

 面白いかどうかは、正直わからない。

 しかし、満足いく感じになっているのは確かです。

 自分の感性を満足させ、かつ、プラスアルファのある作品が、本当に面白い作品だと思う。

 このプラスアルファは計算でできることではない?のかもしれない。


 でも、答えに届きたい。


 そういう想いで描いています。


 Fさん。いまでもごちゃごちゃ言う人、いるのだろうか?

 そういう人らにはこう言えばいいと思う。

「私は、理由も無く人を貶めるような事はもう2度と金輪際しません!」と。

 そう、そういう人に言ってやってください。


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〔1月14日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月9日です。

 休日なので、家にいます。

 10日は日勤なんだけど、計画作成に専念するため介護から外れる日です。

 少し早めに、朝6時45分くらいに家をでて、できればコンビニによってから仕事場へ向おうと思います。


 最近思うこと…。


 自分は変わっていると、自覚はしています。


 しかし変わっている人の中でも、自分を分析できるタイプの人間なんだと思う。


 よく、こう言われます。

「Kさんは、頭がいいのか、わるいのか、わからない」と。


 たぶん、両方の性質をもっていて、非常にアンバランスなんだと思う。


 頭のよく回る部分と、にぶい部分があり、同時に存在している。

 良く回る部分の自分が、にぶい自分を客観的に分析する。

 解決策を模索して、トライ・アンド・エラーをくりかえす。

 それが自分なんだと思う。


 この小説内でも何度か書いた。


「無いなら、無いなりに、工夫する」と。


 大切なものまで踏みにじられる権利は誰にもないように感じる。

 君が今も戦っている前提で書きます。

 負けないでほしい!がんばれ!

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〔1月14日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月9日です。

 休日なので、家にいます。

 10日は日勤なんだけど、計画作成に専念するため介護から外れる日です。

 少し早めに、朝6時45分くらいに家をでて、できればコンビニによってから仕事場へ向おうと思います。


 「Shade 3D」を買いました。


 急に3Dモデリングをやろうと思ったのです。


 これがあれば、漫画で完璧なパースで、複雑なメカ描写が可能です。

 PC上で立体物をつくり、それをプリントアウトして、漫画の原稿用紙にトレスすればいい。

 じつは最近、この方法で漫画を描いているプロがいるのを知って、真似したくなったのです。

 昔、「MAYA」というソフトで3Dモデリングソフトを習ったことがあるが、習ってからだいぶ時間が経っているので、技術も進歩していると思う。

 しかしチュートリアル(操作説明)を見ていく限りにおいては、見知らぬ操作の類はない。


「Shade 3D」は重い。


 インストールしたが、かなり重いソフトです。

 ストレスなく操作するには、もっと性能のいいPCを買わないといけないみたい。

 どうしたものか…。

 いろいろ悩みます。



 何もしなければ、何も気がつかなければ、何もできないし、何も変われない。

 もし戦っているなら頑張ってほしい、僕は生き延びてここにいます。

 君がいなければ現在の僕はいない。


 仏の道に殺生をしろと書かれているとはシロウトでも思わないけど、どうなのだろう?殺されかけた僕からの質問です。


 君がどこにいようと、どんな状況だろうと応援しています。

 何があろうと世界中でただ1人味方でい続ける人間がいることを忘れないでください。


 大切なものまで踏みにじられる権利は誰にもないように感じる。

 君が今も戦っている前提で書きます。

 負けないでほしい!がんばれ!

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〔1月15日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月14日です。

 13日と14日は休日です。

 

 最初、雨にふられました。


 何が?といえば。今日、河口湖へ行ったのです。

 久しぶりに遠出しようと思い、車の屋根に自転車を積んで、いざ河口湖へ向うと、ポツリポツリと雨が…。


 そういえば、天気予報などみてこなかった。



 しかし、もう出発してしまった訳だし、気持ちはもう河口湖へ向っていたので、かまわず行ってみる事にしました。

 もし、現地が大雨でサイクリングどころでなかったら?


 それでもかまわないと思った。

 ともかく、遠出をしたい気分だったのだ。


 御殿場ちかくまでくると、いったん雨がやむ。


「これはいい」


 と思っていると?山中湖に近づくにつれ、霧と雨が酷くなる。

 絶望的だな…、これはただのドライブになってしまうかも?と思っていると、山中湖はそれほど降っていなかった。


 今回の目的地である河口湖へむかうと、どんどん晴れてくる。

 どーも雨が降っているのは、富士山と山中湖周辺だけらしい。


 河口湖まではけっこう渋滞していた。車内で池上彰さんのレバノン情勢の番組を聴きながら運転。

 最近、内戦がおわったレバノンは経済成長は急激らしく、どんどん発展しているらしい。

 世界はどんどん変化してゆきます。


 世の中は、広大で、複雑で、人間の想像の域を遥かに超える“巨大さ”をもっているようです、手が出せば届くようなものではない強大なダイナミズムで動いている。日本とて例外ではない。

 せまい世界のなかだけで完結しないという事だけは、間違いようのない事実です。

 けっして単純ではない。

 単純であると吹聴する人間はなにも理解していないのに、した“ふり”をしているだけです。

 Fさん、そんな連中の説教など跳ね除けて!

 君の周りの人に伝えてください。

 「自分たちだけが一方的に正しいと思っているのは恥ずかしくないの!?」と。

 「理解を示す心の広さはどこへやったの?」と。

 「真実に目を向ける勇気はどこへいったの!?」と。

 彼らの放つ理想だけでは、世の中は良くならないと、わからないはずないのです。


 わかろうとしないのは、個人個人の“質”の問題です。目の前しか見ていない。

 そうした自分都合の連中に負けないで!

 “厄介な人”多いと思うけど!負けないで欲しい。

 君が戦い続けられるなら、僕も戦い続けられます。


 これは人としての“質”がどうなのか?という問題です。

 教えが正しいとか、間違っているとか、そういう問題ではない。“質”が問われているのです。そう伝えてください。


 君が戦っているという前提で書きます。負けないで!応援しています。



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〔1月15日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月14日です。

 13日と14日は休日です。


 そうそうニュースでこんなのも見た。

 中国政府が人民元を切り下げたとか。

 そのショックで日経平均が200円ほど上下したとか。


 数日前書いたけど、固定相場制のままでインフレターゲット政策をおこなうと、ハイパーインフレを引き起こす。

 市場介入が効果が出ない今、金融緩和以外に対抗策が無い現状、中国政府の選択肢は限られてくる。

 金融緩和しても大丈夫なように、変動相場制に移行するか?もしくは人民元の基準値を切り下げるか?のどちらかだ。

 このところの3日連続の人民元切り下げは、金融緩和への布石だろうと思う。

 そのうち、小手先の対策ではどーにもならず、変動相場制へ移行するのではないだろうか?

 現状でそれをやると、人民元が一気に値下がりする可能性もあり、中国政府はそれを一番恐れている。

 世の中は予断許さない状況です。


 まあ、日本の場合、これも前に何度も書いたけど、日本の金融緩和はまだまだ余力を残している。

 第3、第4の黒田バズーカを撃つ余力があるので、中国の経済悪化があっても、持ち直す術を持っていることになる。


 世の中は、広大で、複雑で、人間の想像の域を遥かに超える“巨大さ”をもっている。

 せまい世界のなかだけで完結しないのは事実のようです。

 君の周りの人に伝えてください。自分たちだけが一方的に正しいと思っているのは恥ずかしくないの!?と。

 理解を示す心の広さはどこへやったの?と。

 これは人としての“質”の問題です。

 教えが正しいとか、間違っているとか、そういう問題ではない。質が問われているのです。そう伝えてください。


 君が戦っているという前提で書きます。負けないで!応援しています。君は自分で思っている以上に強い人です。


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〔1月16日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月14日です。

 13日と14日は休日です。


 …河口湖行きの記述の続きです。

 そうこうしているうちに河口湖へ到着しました。


 快晴とまではいかないが、そこそこいい天気で青空が見えます。サイクリングにはもってこいの気候です。


 今回の河口湖サイクリングには、一つのテーマがある。

 それは、最近身に着けた新しい走行フォームが、河口湖周辺のコースで通用するか?確認したかったのだ。


 結論から言うと?

 激しい坂の場合は、従来の走行姿勢のほうがいい。

 しかし、それ以外のところでは、新しい走行フォームが通用する。

 過去走ってきた中では一番の走りが出来たと思う。


 「道の駅 かつやま」からいつものスタートする。河口湖を反時計回りに回るのが僕の好きなコースどりだ。

 通常いつもなら?走り始めは25キロくらいまでしか出せなかった。

 しかし、新しい走行姿勢では、簡単に30キロ台で走れた。


 同じコースなのに?

 特に脚力向上したわけでもないのに?

「あれ?」

 と思うと同時に。

「早く走れるようになった!」

 と実感する瞬間でもある。

 思い通りにぐいぐい加速できるのです。


 河口湖北西部分、いつもこのあたり失速してひいひい言っていたのだが、苦もなく30キロ近くで走行できる。驚きです。

 この速度が維持できると、風が心地よくて、暑くても気持ちいのです。

 それがまだ速度を維持したい気持ちに繋がる。いい循環です。


 河口湖北側、いままで24キロ台でひいひいいいながら走っていたのに、今回は30キロ台で巡航できる。気持ちいいです。


 河口湖北西部に到着。この辺りに、西湖につながる峠がある。

 斜度がどのくらいあるか不明だが、かなりの坂だ。

(下る際は、時速50キロは出せる斜度を持っている。)

 きつすぎて無理だった。2回ほど足をついてしまう。

 止まって息を整える。日常生活ではけっして体験できないほどの息切れ。ゼーゼーいう。


「おっかしーな、だめなのか?」と思う。

 いままで快調に走れた分、失速感が半端ない。


 この原因はすぐにわかった。

 従来の走行フォームに戻すと、苦もなく登れることを発見したのだ。


 状況に応じて、旧来のフォームと新フォームを使い分ければいいのか…、とまた新しい発見をする。

 自転車、奥が深いです。



 坂を登りきり、西湖へ到着。

 新フォームは平地か、緩やかなのぼり道には有効というのがわかった。

 わかった時点でこう思う、新フォームであの劇坂へいどむのは、かなり無茶があった。体へのダメージが結構のこった、と。


 西湖の前半はかるくながした。回復のためだ。

 しかし、次第に速度が上がってくる。

 この新フォームのいいところは、体のダメージに関係なく、速度が出る点だ。

 だから気がつくと思っている以上に疲労していることがあり、注意が要る。


 西湖の南端でいったん休憩。意図的に停車して体を休めた。

 スポーツマンではないのだ、無茶はいけない。

 そもそも、サイクリングを始めたとき、こう自分に言い聞かせたものだ、と思い出す。

 無理をしない範囲で楽しむ!と。


 その後、精進湖へ向う。

 この頃になると、新フォームと旧フォームを状況に応じて使い分けるようにしていた。

 おかげで簡単に精進湖までつく。

 久しぶりに精進湖を一周する。

 以前はもたついて走っていたその道を、30キロ台で快走できる自分が、とてもうれしかった。


 本栖湖まで行ってもよかった。


 しかし天候が不安な点と、体が実際どのくらいつかれているのかわからない不安があったので、ここで引き返すことにした。

 走行距離もここで引き返せばトータルで45キロほどになる計算。翌日に疲れが出ない距離だ。


「久しぶりの富士山、無理をするのは次回にしよう」

 と思いここで引き返すことにした。


 精進湖から西湖へ戻る際、長いのぼりがある。

 ここも以前だと心が折れるほどの苦労を強いられたのだが、今現在の僕の実力では、スイスイのぼれた。意外に感じる。


 …じつは富士山周辺にくるのは、1年ぶりなのです。

 この1年間のサイクリング技術が向上が、違和感の原因だ。

 1年ぶりに走ってみて、

「おかしいな、こんなに楽なはずはないんだが」

 と思う箇所が随所にあった。


 この後も、樹海を横切る道を走行中、以前なら足に痛みが来るはずのポイントで、まったくそれが無いという事に感動したし。

 西湖北側の峰をクネクネとまがる道で、風にあおられること無くぐんぐん進めた自分に感動もした。

「いつもここ、路面の悪さと湖からの風で、加速できなくて悩んでいたポイントなのに、今は加速できるぞ」とうれしい違和感を感じる。


 今回の収穫は、この違和感の是正にあったと思う。

 次回トライする際は、もうすこし限界に挑戦してみようと思います。


 今後の目標は?

 とりあえず箱根越えに挑んでみて、自身がついたら、富士山ヒルクライムに挑戦してみたいです。


 あきらめずにやり続ければ、なにかしら得るものがあるものです。そう、最近思います。


 いろいろ言われると思う。けど、がんばってほしい。負けないで欲しい。

 狭量な人達が押し付けてくる“勝手なイメージ”なんか跳ね除けてほしい!

 自分の心を取り戻すべきです。

 人の命まで、教えの「ため」なら軽くおもえるような連中に負けないでほしい!



 いまはつらいのかもしれない、大変な目にあってるのかもしれない。

 いろいろあると思う。けど、がんばって。負けないで欲しい。

 多分君の周りには悪意なく“そういう事”が出来る人がたくさんたくさんいると思う。

 それは悪意があるのではなく、心が内向きになっていて、外に向いていないからだと思う。

 心が外向きになれば、人として持つ“当たり前の感情”が戻って来ると思う。


 人は悪魔にもなれるが、悪魔以外のものにもなれるからです。


 繋がりは、今でもあるんだと、そう思えれば乗り越えられると思う。

 きみにとっての“それ”が“何を”いみするのか。


 君は君の心を信じて良いのだと思う。


 君が奇跡を生み出すその日を、心待ちにしています。


 がんばれ!

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〔1月17日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月14日です。

 13日と14日は休日です。


 TVでこんなドラマがやると聞いた。

 『妻と飛んだ特攻兵』

 実話らしい。


 …この風潮、よくない。

 そう、思います。


 なぜならば?攻撃をうける米艦の兵士にも家族がいて、それを殺すことを美化しているからだ。

 この風潮、よくないです。


 たぶん、映画「永遠のゼロ」のヒットから、この手の題材は数字が取れる、と判断された結果なのだろうが、この風潮、良くないです。


 映画「終戦のローレライ」の頃はまだよかった。米兵側の視点もあり、攻撃される側の視点もはいっていた。

 しかし、昨今の終戦ドラマは、ちとおかしい。


 当時の日本政府の指導者の「へぼ将棋」の犠牲をすべて現場ではらったという事実が、抜け落ちている。


 こうも思う。

 2015年現在、「日銀の過去20年の「へぼ将棋」」の影響で、デフレが蔓延し、ブラック企業が蔓延し社会問題になっている。

 しかし、一般国民は、責任者がだれかもわからず、時代の風潮を受け入れ、自分たちが指導者の尻拭いをしている事実にも気がつかず、犠牲をうけいれている。

 当時の特攻兵と現在のブラック企業従業員は、同じだ。


 だからこそ、容易に感情移入できるのだろうか?


 現状をダブらせる感情と、戦争を美化する感情が、交じり合って、本来別物のはずの思想が一緒になってしまうのは、恐ろしい。

 そんないらない懸念すら浮かんでしまう…。


 しかし、こうも予想する。

 この感情は、ブラック企業が蔓延している現状だからだ。

 経済が再生リフレーションされれば、その世相も変わってくる…、そう信じたいところです。


 攻撃される側の船にも人間が乗っている事実が、欠落している。

 この事実は、“彼ら”の「例のあの行動」にも通じるものだ。

 想像力の欠如から、相手も人間であると忘れてしまうのだ。

 そんな簡単なことすら、忘れさせてしまう宗教。

 平和のためなら?何をしてもいい?


 人々から想像力を奪う洗脳をするカルトは、恐ろしいものです。


 Fさん、その世界から離れて良いんです。

 自分の中の“なにか”があるならば?

 それが大切に思えるならば?それが君にとって、どういうものであるか、考える想像力を、奪われる必要はないのです。


 君が君らしくいることには、意味があるのです。


 負けないでほしい、君が奇跡を起こすその日を待っています。がんばれ!


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〔1月18日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月16日です。

 今日は夜勤なので、午後4時ごろコンビニによってから仕事場へ向います。


 ちなみに今後はどうかといと?


 16日 夜勤   ※介護福祉士の試験の書類、もう遅いくらいだが準備しないといけない。

 17日 夜勤明け ※この辺りで、消防訓練の準備をそろそろ始めたい。

 18日 休日

 19日 休日

 20日 早番

 21日 夜勤

 22日 夜勤明け

 23日 休日

 24火 休日

 25日 日勤 ※計画作成の仕事をを終わらせないといけない。

 26日 夜勤

 27日 夜勤明け

 28日 休日

 29日 遅番

 30日 早番

 31日 夜勤


 となります。休日が多いように思うと思うけど、月の前半、それだけ休みがなかったわけです。


 Fさんががんばっていると信じています。


 どこかにかならず突破口があると信じて。

 負けないで!君が奇跡を起こすその日を待っています。がんばれ!



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〔1月19日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月16日です。

 今日は夜勤なので、午後4時ごろコンビニによってから仕事場へ向います。


 2003年「世界デフレで甦る日本」実業之日本社 

    「さらば、インフレ待望論」PHP 

    「2004 長谷川慶太郎の世界はこう変わる 大復活のデフレ先進国日本」徳間書店


 2010年「デフレは大好機」東洋経済新報社


 これらは、長谷川 慶太郎 という経済評論家の方が出した本だ。

 彼は一貫して「デフレ」は正しい、と主張してきた人物だ。


 こんな立派な人物ですら、一貫して間違った主張をし続けてきたわけで。

 年配の地位ある人だからといって、必ずしも言ってることが正しいとは限らないわけです。



 デフレが正しいなんて、ふつーに考えたら非常識。

 こんな当たり前のことが通用しない世界が、アベノミクス以前の日本でした。


 この方がおかしいとまでは言わない。

 ただ、時代の変化についていけてないのだと思う。冷戦時代の常識の延長線上で、論理を組み立てている。


 2003年「さらば、インフレ待望論」PHP、長谷川 慶太郎著という本がある。

 当時のインフレターゲット論に対しての反論と思われる。


 まちがいには、堂々と、「まちがっている」と主張して、いいのだと思う。

 もし、いまでもインフレターゲット政策が間違っている!という人がいたら?

 こう言い返してください。

「ねえ、インフレターゲット政策をしたら、日本国債が暴落するって言われていたけど。いつ、暴落したの?ねえ、おしえてよ」と。

「インフレを目指しても給料上がらないじゃないかって、言われていたけど。実際景気も良くなってるし、株価も上がっているし、なにより就職率も上がってきて、日本の経常収支も黒字になったわ、いままでがおかしかったのよ」と。



 一心不乱に祈るだけでは、世界は平和にならないのです。


 得とか損とかじゃなく、


 その重みは君に何を想わせる?


 傲慢さに負けないで!


 Fさんががんばっていると信じています。


 どこかにかならず突破口があると信じて。

 負けないで!君が奇跡を起こすその日を待っています。がんばれ!

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〔1月19日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月18日です。

 18日、19日は休日です。

 20日は早番です。


 こんな事もおもった。


 何度も何度も、離婚届を相手に送りつければいい、と過去書いたと思う。

 最初のうちは、ただ送りつけていいと思う。

 けど、そのうち向こうも飽きてくるだろうから、もし?お金に余裕があるなら?

 粗品を添えて送るのも、ありだと思う。


 相手が本当に喜びそうなものと添えて、離婚届をおくる。それも何度も。


 どんな形であれ、心をこめて送れば、通じるものがあるかもしれない。


 君の心が折れない範囲で、そういう変化球的な対応をするのも、1つのアイディアかもしれない。


 これは推測…

 “彼ら”は言い負かされると必要以上に被害者ぶる傾向があるのだろうか?



 “彼ら”の傲慢さに負けず、信念を貫けば、なにかが得られると僕は信じます。

 負けないでほしい、君が奇跡をおこすその日を、信じて待っています。

 がんばれ!


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〔1月20日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月18日です。

 18日、19日は休日です。

 20日は早番です。


 こんな事もおもった。


 マックス・ウェーバーの解説本、やっと読み終わりました。

 読み終えて、一番印象にのこった一節はこうです。


 近代化のキーワードは「脱「呪術化」」である、と。

 人間が知ることの出来ない未知の力がこの世界を支配していると想定し、それを擬人化して恐れ、その怒りに触れないようただ受動的にふるまうのではなく。

 世界を動かしている法則を知ることが可能である、という信念を人々が「共有」することこそが、「脱呪術化」である、と。

 そして。その「脱呪術化」の中心をなすのが「学問」である、と。



 無防備すぎると、損な役回りを押し付けられる。

 何も知らないと、“彼ら”はそこに付け入り、どんどん無茶な要求をし、人を奴隷化させようとたくらむ。

 自尊心の幻想にしがみついてる連中なんかに負けないで!


 輝きを取り戻して!

 君が奇跡をおこすその日を、僕は待っています。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔1月21日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月19日です。

 18日、19日は休日です。

 20日は早番です。


 Fさん。もしまわりに、誰かの幸せのために不幸になるなんて…。

 という事を言う人がいたら?


 こう言い返してあげてください。


 「いままでおおくの被害者を社会的に抹殺し、信じられないほどの不幸を世に放ってきた組織の一員として、それは甘んじて受け入れるべき運命だと思う」と。


 こう言うと、こう言い返されるかもしれない。


「なんで組織の悪行のつけを、自分ひとりが払わないといけないんだ」と。


 そう、言い返されたら?

 こう言い返せばいい。


「うらむのなら、教祖を恨みなさい」と。


 そこが、この問題の本質です。


「彼方が人々に与えた「衝撃」は尋常じゃないものだわ、そろそろ皆に謝罪してもいいんじゃない?」

 と言う権利がFさんには、あるように思う。


 謝る時、人は最小限の謝罪で済まそうとする…。

 もし相手がそんな謝罪で済まそうとしたら?

 「とりあえず“ハンコ”ついてくれる?そしたら皆彼方の反省が本物と理解するわ、謝罪には行動が伴わないと意味がないわ、口ではどうとでも言えるもの」

 と、すごむ権利を君は持っている。大丈夫です、お釈迦様とてきっとそう言ってくれます。がんばれ!



「それじゃあオレの格好がつかないじゃないかよ」とか言われたら?


「これ以上長引くともっと格好がつかないわよ」と言えばいい。



「そんのお断りだわ、もう2度と永久にね!」

 と言う権利を君は十二分に持っていると思う。


 “彼ら”の傲慢さに負けず、信念を貫けば、なにかが得られると僕は信じます。

 負けないでほしい、君が奇跡をおこすその日を、信じて待っています。

 がんばれ!

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〔1月22日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月19日です。

 18日、19日は休日です。

 20日は早番です。


 今日、はじめてMTBで山へ行ってきました。


 

 結果としては?イメージどおり山道を走れなかったんだけど、行ってみて、いろいろわかったことがあります。


 まずは坂道について。

 心拍数のコントロールが必要である、と痛感しました。

 息が上がって、とても登りきれない。

 ロードバイクよりも重いMTBで行ったというのもあるが、ともかく息が中盤、切れてしょうがなうい。

 これは、脚力の問題ではない。

 その証拠に、足はぜんぜん疲れてない。


 自分の心拍数を把握して、限界を超えないようにしないと、簡単にへばってしまうようだ。


 結論としては、「心拍数計」がいる。という事。



 本などで、サイクリング用の心拍数計というのがあるというのは知っていた。

 しかし、スポーツマンでもないのに、そんなものいるか?と思っていた。

 

 が、坂道に挑んでわかった。いります、心拍計。



 …もう一つわかったこと。

 現地に行ってわかったが、思い描いていた山道には、入れていない、という事実に気がついた。

 ネットでしらべた林道に行ってみたが、全面舗装道路で、これならロードバイクで来た方がよかったと思うような感じだった。


 現地の情報にもう少し詳しくならないといけないみたい。

 ダルマ山のハイキングコースをMTBで走りたいというのが当面の目標です。



 自転車ではダルマ山まで到達できなかった。

 心拍数が回復できないくらいまで上がって、途中で引き返したのだ。

 下り道はとても気持ちよかった。

 次回こそ、なにかしらのリベンジを果たしたい、そう誓ったものです。


 リベンジのためにも現状視察をせねばと思い、登りきれなかった道が舗装道路であったことが判明したため、車で登ってみた。

 登ってみてわかる。とんでもないヒルクライムだ。ロードバイクでも登りきれるか疑問だ、と。

 途中で引き返したのは、正しい判断だったと、車で来てじっくりと理解できた。


 そのまま山道をのぼって、ダルマ山レストハウスというところに車を停めた。

 もしかしたら子供の頃来た事があるかもしれないが、見た感じ「はじめて」の場所のように感じた。


 展望台から、富士山を一望できる。なかなかの絶景です。

「こういうところには、一番好きな人と来たいものだな」と思います。



 このダルマ山レストハウスまでは車でこれることが確認できた。

 つまり?

 ここまで自転車を車で運んで来れる、ということだ。


 あとはここから、どうやって山に入るかのルートを調べなおさないといけない。


 …まあ、いろいろわかった1日でした。



 帰りは、知らない山道をドライブして楽しめました。


 仏教で肉食を禁止したのは、中国の遼の武帝という王様が、熱心な仏教徒だったため、不殺生の戒律を徹底しようと僧侶の肉食を禁じたのが始まりだそうです。

 もともとの仏教では、托鉢たくはつで肉や魚をもらったら、ありがたく頂くとか。


「情報」は英知を育て、「沈黙」は恐怖を育てる。


 Fさん、物事のうわべだけで物事を判断する人間に負けないで!


 話し合いがこじれたら?こう言い返せばいいと思う。


「私は説教を聴きに来たんじゃないの、話を終わらせに来たの」と。 


 昔、君は言った。


「本当の私を知ったら嫌いになっちゃうよ」と。


 とんでもない、今でも大好きです。


 負けないでほしい、君が奇跡をおこすその日を、信じて待っています。

 がんばれ!

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〔1月23日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月24日です。

 これはあくまで可能性の問題。

 

 君が絶対に折れないという姿勢を変えないならば?


 もし相手が孤立ぎみな状況にできるならば?


 この状況を収めたい、というバイアスが少なからずそちらの世界に発生しているものと、推察します。


 そうした考えの人物に、あいてを諭してほしいことを願う手紙を書くのは、有効だろうか?


 君が絶対に折れないという姿勢を変えないならば、そういう空気もうまれるまもしれない。


 いつか、君が奇跡をおこすその日を待っています。

 負けないでほしい、がんばれ!



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〔1月24日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月24日です。


 今日は注文していた自転車用の心拍計を取り付ける作業をしました。

 この機械は、心拍計以外にも、回転計もついていて、タイヤの回転数と、心拍数を、走行しながら把握できる。

 ペース配分をするのに有効だ。限られた体力で長距離や坂道を自転車で走る際、有効だと思う。


 朝7時から作業して、2時間ほどかかってしまった。

 マニュアルを理解するのと、センサーのペアリングに、各種センサーの設置と、いろいろやることがあり、結構時間がかかってしまった。


 設置はうまくいき、試走した際、完璧に作動した。


 実際に近所の坂道を登ってみる。

 ママチャリなら登りきれないだろう坂へ挑んでみた。


 心拍数計は一気に上昇し、150を示す。


 にわか知識しかないが、ボクの最大心拍数はおそらく180前後か170前後だろうと思う。正確にはわからないが、年齢から推測した数値です。


 とりあえず安全策として少な目の数値である、170を最大心拍数として考えると?まだ余裕はある。

(この仮定が正しいなら?170を越えると回復が困難になるという仮説がうまれる)



 限界を試すのは本格的に走るときにするとして、とりあえず、心拍数がコントロールできるか試してみる。

 呼吸を整え、スピードをややおとして、心拍数を130まで落としてみる。

 意外に簡単にできた。

 この方法をもっと練習すれば?限界一歩手前で走り続けられるかもしれない…。まあ、やってみないとわからないけど。



 そう、限界を超えてはいけない。

 限界一歩手前で、継続的に戦い続けることが、肝心なのかもしれない。


 小さかった君は必死に耐えた、それしかないからだ。

 じっと我慢した。助けはこなかった。

 でもどこかに助けはあると信じていた。

 助けを求めようとしても上手く伝わらないもどかしさに憤り、耐えた。

 必死に頑張った。

 そうじゃないのかな?


 

 濃縮された時間の価値。


 流されずに、人らしく。踏み外さず…、そんな生き方。穏やかに、

 輝きを取り戻して!


 君は君らしく生きていいんです。

 君自身は限界を越えないように戦い、相手を限界まで追い込んでいいと思う。

 手加減して勝てる相手ではない。


 君が奇跡をおこすその日を待っています。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔1月24日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月28日です。


 明日は遅番なので、午前9時ごろ家を出て、コンビニによってから仕事場へ向います。



 今日は休日でした。

 前々から考えていた課題。漫画を描きつつ、休日を楽しむを、両立するいい方法は?というもの。


 海岸で描いてみようと、漠然と思いついた。

 以前、ネーム(漫画の設計図のようなもの)を海岸で描いたら、すらすら描けたことから、そう思ったのだ。


 開放的な場所で作業すると、心も休まり、仕事も(この場合はまんがも)はかどる。



 漫画を描く際、家でないとどーしても出来ない作業は、PCを使った作業と、トレス台を使った作画作業だけで、それ以外なら、屋外でできなくはない。


 ずっと家にいてもストレスなので、今日実行してみました。


 海岸につくと、意外な事にけっこう車がいる。

 みな、思い思いに海岸を楽しんでいるようだ。

 見ると海岸にカラフルなテントが。一家で楽しんでいるようだ。(遊泳禁止だから泳いではいないが)


 海に出て風と雰囲気を楽しんでいると、パラグライダーみたいなものを帆にしたサーフィンをしている人らが2人いる。

 パラセーリングだっけ?名前が思い出せない。

 遊泳禁止なんだけど、海に入らなければいいという理屈だろうか?

 前に書いたが、ここの海はすぐに底が深くなる。わかってやっているならばいいのだけど…。

 

 海岸でゴルフの練習をするおじさん。

 海辺で釣りをする人たち。


 マラソンをする人、サイクリングをする人、みな、各々楽しんでいる。


 車内で絵を描いていても特に違和感の無い世界がそこにある。


 海岸でキャンプとまではいかないが、いすとパラソルがあったら気持ちよさそうだなと、そう感じさせる世界がそこにある。



 家の中で描いてもいい。しかし、外で出来るならばその方がいいかもしれない。

 気持ちも休めて、休日が楽しめます。


 勝とうとさえしなければ、負けないようにする方法はいくらでもある。

 損な役回りから逃げていいものだと、強く主張します。

 自分の言葉を取り戻して!


 毅然とした態度を貫くというのは、何をあたえ、何を思わせるのか?


 昔、君は言った。


「本当の私を知ったら嫌いになっちゃうよ」と。


 とんでもない、今でも大好きです。


 負けないでほしい、君が奇跡をおこすその日を、信じて待っています。

 がんばれ!

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〔1月25日分の記述〕


 Fさん、今日は本当は2015年8月31日午前2時です。



 復元に成功しました。


 なにに?写真です。


 仕事場で写真を担当する係りになっています。

 その月撮った写真で「たより」を作る係りです。


 実は昨日、デジカメをPCにつないだ際、ちょっとした操作ミスで、今月の写真の半分を消してしまったのです。


「ゴミ箱にあるかな…」

 と探すと、これがない。

(そう、デジカメなどの媒体で直接削除操作をすると、ゴミ箱へは移動しない…。知ってはいるが探してしまいます)


 残された唯一の手は、復元ソフトにかけることだ。


 実はあまり復元ソフトって使ったことがない。

 使う用事が今まで無かったのだ。


 ネットからフリーの復元ソフトをダウンロードし、実行すると?

 消えた写真があっさりと、戻ってきた。

「すげー本当にもどった」

 と関心しきりです。



 最近こんな話を聞いた。


 なんでも最近の監査法人は、こうした復元ソフトを多用するという。

 監査対象のPCのHDDをまるごとコピーして、復元してしまうという。

 仮に復元でいなくとも、監査前に大量のデータが消えた痕跡が見つかれば、それが糸口になるとか…。


 最近ニュースで話題になった、東芝の長年にわたる粉飾決算の発覚も、この手法を使ってあばいたという。


 消されたメールも全て復元され、誰が誰と不鮮明な関係をしていたか、検索にかけたという。

(密会に良く使われる隠語を、ピックアップするように設定して検索すると、誰が不正会計の中心人物かわかってくるという)




 すごい時代になったものです。


 もし、君が今も戦っているならば?

 相手は君の手の内を知ろうと、ありとあらゆる手を講じてくるだろう…。

 もしパソコンを交渉のなにかに使用しているならば?

 消したデータを復元されないようにする、完全削除ソフトというのがあるから、これを使った方が、いいかもしれない。


 連中は信じられないような手をつかって、君のプライバシーを侵害してくる。

 用心に越したことはありません。


 堂々とウソをつくような連中に、負けないでほしい。


 寡黙でも意思の強さは示せる。


 君が奇跡をおこすその日を待っています。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔1月26日分の記述〕


 Fさん、元気にしていますか?


 TVで話題の東京オリンピックのロゴの話。

 さっきニュースでみて、取り下げが決定したといっていた。


 使用中止だって。


 あのロゴを作った人も、騒動が起きて早々に取り下げていれば、ここまでの大騒動にはならなかったと思う。

 組織委員会は自分から取り下げるのは難しい。こう言う場合、製作者が取り下げるのが、一番早い解決らしい。


 もし、君が戦っているならば?

 今話題のこのニュースをだしに、こう切り出せる。


「この話を持ってきた人たちに迷惑をかけているのがわからないの?」と。


 で、具体的にこの話を持ってきた人たちの実名をあげて、こう切り出すのだ。

「この人たちにどれだけ迷惑をかけたかわかる?」と。



 このプレッシャーのかけ方は、直球勝負とはちがった圧力になると思う。


 実際にその「話を持ってきた人」に直接相手が話をしても、それなりに迷惑なのも事実な訳で、一概に言いがかりではすまない。



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〔1月27日分の記述〕


 Fさん、また君の笑顔がみたいです。


 先に書いたオリンピックエンブレム取り下げのニュース。

 製作者はいまだに盗用を否定している。


 とりさげた理由は、今後のオリンピックの計画を進めるのに迷惑をかけるから?とか、そんな理由だったような気がする。


 そこで、こんな事も思った。


 君が戦っているならば、状況次第で、こう相手に言うこともできる。

「この話を収めないと、どういう事態に発展するかわかっているの?今後組織内で結婚話を進めようとしている人たちに影響がでるのよ」と。


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〔1月27日分の記述〕


 Fさんへ。


 この手の他人に迷惑がかかる的な論法を展開すると?

 たぶんあいては、君もそうだとか、言い返してくるだろう…。


 その場合は?

 僕だったら「カルトの理屈など知ったことか!」と、言い返すとこだが。


 君の場合だったら?

 こう言い返すのが、いいかもしれない。


「そもそもの原因はあなたにある。責任ある人間が無罪放免で、どうして私が責任かぶらなきゃいけないの?そこのところ、理路整然りろせいぜんと説明できる?私に責任あるというならば、そもそもの原因をつくったあなたの責任はどうなるの?」と。


 Fさん、“彼ら”は個人レベルでは「カルト信者としての」完成度が「低い」。

 幹部に問題がある。

 僕は何度も書いた、これは、教えが正しいとかどうとかいう問題ではない、人としての“質”が問われているのだ。

 理由さえあれば、組織を離れてもいいと思う。


 君はおそらく組織内の人間からみても、厳しく育てられたのだと推察する。

 環境に問題がある…、多くの組織内の人間ですら、そう思うはずだ。

 “彼ら”の多くは「カルト信者」としての完成度自体は「低い」のだから、なにも恥じたり、気にしたりする必要はない。

 堂々と、自分を取り戻していいのです。


 もし、離婚を前提に交渉中なら?

 毎回、離婚届を相手に渡すべきだ。

 離婚届自体は、役所に行けばもらえるものだ。

 何度も渡すには大量の離婚届がいるかもしれない…。

 でも、大量にもらえないという話はきいたことがない。

 もらえなくとも、行政書士などに相談して、大量に入手する方法を模索すればいいし、最悪でも、毎日役所の窓口に行き、一枚づつもらうという方法もある。

 繰り返す事は重要です。


 君自身の声をどこかに表明するのも、一つの手です。

 でも君は僕と違い、言葉にするのが苦手な感じの人だ。

 君は行動で自分の意思を伝える。

 だから、やるなら、何度でも「行動」するのが、いいのかもしれない。


 どこかにかならず突破口があると信じて。


 君が奇跡をおこすその日を待っています。

 負けないでほしい、がんばれ!

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〔1月28日分の記述〕


 Fさんへ。

 今日は本当は2015年9月2日です。

 明日は早番なので朝7時前に家をでてコンビニによってから仕事場へ向います。

 渋滞回避のため、いつものコンビニには行けない可能性があります…。


 昨日、夜勤明け、職場の人と3人で食事をしに行った。

 3人とも夜勤明けだった。


 場所は第2東名のサービスエリア。ちょっと前、第2東名開通の時、話題になった場所だ。


 僕自身ははじめていく場所だ。


 思ったよりも山道を行く。

 どんどん人里離れていって、本当に食事しに行くのか?という感じだ。


 職場の人は、そうだな、同年代ではない。しかし、世話になったことばかりの2人だ。ずっと年上。


 ときどき聞かれます。

「本当に付き合ってる人いないの?」と。



 正直、こう思う。この問題にけりがつかない限り、なにも前にはすすまない、と。

 しかし、こうも思う。

 はやく周囲を安心させてあげたい、と。


 誰でも良い訳ではない…、そこが問題です。

 そう思わない?Fさん。

(こう僕が言ったら、おそらく君は困った顔をするだろう…そんな君の姿が頭に浮かびます)


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〔1月29日分の記述〕


 Fさんへ。

 今日は本当は2015年9月2日です。

 明日は早番なので朝7時前に家をでてコンビニによってから仕事場へ向います。

 渋滞回避のため、いつものコンビニには行けない可能性があります…。


 第2東名のサービスエリアにはちいさな「塔」がありました。

 どうやら、登れるらしいです。

 たぶん、景色はかなり、いいはずです。


 登ってはいない。君と行くときにとってあるから。


 ああいう場所は、そういう2人が行く場所のような…、そんな気がしました。


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〔1月30日分の記述〕


 Fさんへ。

 今日は本当は2015年9月2日です。

 明日は早番なので朝7時前に家をでてコンビニによってから仕事場へ向います。

 渋滞回避のため、いつものコンビニには行けない可能性があります…。


 最近、自分の車をすこし整理しました。

 助手席にいつも置いていたハードディスクを助手席背面に設置した「かご」へ移動させたのだ。


 このハードディスクの置き場にはすいぶん苦労していたが、この場所はベストの場所だ。

 網状のかごだから熱対策もばっちりだし、車が揺れてもどこかにぶつかることも無い。

 正常に動いているか運転席から簡単にチェックできるし、なぜいままで思いつかなかったんだろう?とさえ思ってしまう。


 おかげで助手席があきました。


 いつでも座れます。


 いつ不意に、同乗者が増えても大丈夫です。


 君が奇跡をおこすその日を待っています…


 負けないでほしい、がんばれ!


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〔1月31日分の記述〕


 Fさんへ。

 今日は本当は2015年9月2日です。

 明日は早番なので朝7時前に家をでてコンビニによってから仕事場へ向います。

 渋滞回避のため、いつものコンビニには行けない可能性があります…。


 こんな事も思います。


 戦ってばかりいると、本来の自分を失ってしまう…。

 そんな感覚。


 もしそう感じることがあるならば?

 その気持ちは、君だけではない。僕も同じです。



 僕は今、介護の仕事をしている。

 この仕事のいいところは、本来の自分に戻れることだ。


 施設に入っているお年寄り相手ならば、真実に気づく以前の、本来の自分に戻ることが出来る。自然に。



 本来の自分に戻る方法は、あるのです。


 その事実は、戦う理由のある者には、重く、重要な事実です。



 本来の自分に戻れないストレスは相当なもの…。僕は経験済みです。


 もし、もう昔の自分には戻れないと、そう、悩んでいるならば?

 その問いに対する答えはあると、僕は答えます。


 君が奇跡をおこすその日を待っています。

 負けないでほしい、がんばれ!


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 朝の6時から10時の仕事の日、僕はかならずコンビニによる。

 時々、僕を見に来てください。そう、君に伝えます。

 たいがい不機嫌そうな顔をしていると思うけど、別に本当に機嫌が悪いわけではありません…たぶん。


(最近は就業後も頻繁によります。時間はまちまちだけど、だいたい16時すぎから21時過ぎ位の間です。仮に再会するなら?就業後のこの時間帯に会った方が、ゆっくり話ができる…)


 東○の工場の西側すぐのとこにあるコンビニだ。

 あの夏祭りの日、2人で別れたあのT字路のすぐそこにある、当時はなかったコンビニ。

 「一週間」も「朝6時から10時」まで、そのコンビニの駐車場にいると、ほぼまちがいなく一度は僕を見るだろう。

(仮にすれ違って、僕が君に気づかなくても、気にせず声をかけてほしい)


 もし君が僕の前に姿を現すとしたら?きっと、僕のまったく予想もしないような方法で現れるように思う。とにかく、待とうと決めたのだ。君を待とうと思う。奇跡を信じて。



(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

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