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第8話 勤労感謝の日からver2.0(未来へと続く話その1)

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語の登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください


 Fさんへ。

 この第8話は“彼ら”の激しい攻撃にさらされていた当時の記述です。

 今、読むとかなりやられてしまっているのが理解できる。

 それでも正常な心を失わずに済んだのは、Fさん。君のおかげです。


                       2013年2月20日



(この物語はフィクションです登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)


〔勤労感謝の日…、〕

 戦前は新嘗祭と呼ばれたらしいですね。農作物の収穫を祝う日が元になっている説があります。この日、静かでした。あの神社での密会を木曜日から金曜日に変更した日、あの日あまりの人気ひとけの無さに君は歓喜した。喜び勇んで社の周りを2回もぐるりと回って「誰もいないでしょ?」と微笑んだあの日、まさに今日はあんな感じに静かな日でした。2~3日前は静かながらも何か感じたけどそれすらない感じです。祭日だからかな…、明日は普通の平日。皆さんに心が通じたと信じたいです。 

〔そして次の日、〕

 かなりかなり静かです、今まで出1番か2番目くらい静かです。でもいるにはいる、油断できない。

〔さらに次の日、〕

 静かです、それまで1日何十回と聞いていたエンジン音が常識的な回数と音量に変化したまま、僕の気づく範囲では今日3日目です。君の方にも何か変化があったのでしょうか?でも静寂よりも君の笑顔を見たい今日この頃です。そんな思いも手伝って今日久しぶりにあの神社へ行ってきました、自転車で。以前なら歩行者や車のドライバーから感じる敵意がぐっと減ったと感じる、けど無くなったと断言できない…ま、冷静に考えてみれば住んでる人は同じ人達なんだから、それでこれだけ変化したのは凄い事です。 

〔木曜日。〕

 嵐は去ったのでしょうか?いえ…観察は続けるのが常識的判断と心得ます。

〔金曜日。〕

 今のところ静かですが昨晩ものすごい爆音を深夜ききました、じらすように距離をかえすぐ近くから遠くまで、特徴的だったので同一者の方とお見受けします。昼をすぎ若干戻りつつある印象を受けます、このところ聞こえなかった郵便バイクの耳障りなブレーキ音が復活し、対向車線のドライバーは目に付く威嚇をする人を再び見るようになりました。やはり、元に戻る傾向のようです。日増しにどうなるのか…、憎しみからトランス・オブ・ウォー(集団トランス状態)を再び誘発する可能性を感じます。誇りを傷つけられた…とお思いの方がたくさんいるように推察します。誇りとはなんでしょう?誇りがあるなら自分をコントロールできるはずですが。ウサ晴らしの正当化が否定され「行為の正当化ができなくなる」=「恥ずかしい自らの行い」という図式が出来上がり、恥ずかしいと感じる。この場合次の2者の考え方に分かれるでしょう、「自らのごうを受け入れるタイプの方」と「逆恨みして自己正当化するタイプ」ごうを受け入れるタフさの無い人は安易な選択肢に飛びつきがちになるというバイアスが働き、そのまま放置して3割以上の人がこの安易な選択肢に飛びつけば残りの7割もその空気に逆らえなくなり、集団トランス状態の完成を見ることになります。空気にながされない為には自らのごう=カルマと向き合う姿勢が大切なのです。


〔土曜日です。〕

 朝、今のところ静かです。大型バイクでいつも2人乗りしているお二人…仲いいですね。この辺で買い物って事は意外と近所さんなんでしょうか?今度あったら今度こそ…あ、いや、やめましょう。挨拶とかすると意味がなくなる、何も無いしこれからも、そういう設定ですよね?

 あといつも聞きなじみのあるエンジン音の主やっとみつけましたよ、今日じっくり車と乗車者を観察させていただきました。タイヤ以外にもいじってあるんですかあの車、やっぱり車検の時だけノーマルに…あ、すみません知ったかぶりです。やはりお互いしらばっくれましょう、それが一番です。

 仮の話ですがもしあっているようならほかに打ち込める事を見つけてください、死に際に自分の思い出を誇れる人生を送ってください、あの世には財産も欲望も持ち込めませんし、行くときは1人です大概。

 それでも続ける人はそのような方法でしか自己表現できないのですね、表現されない人間はいないに等しい。やるのをやめたら自己の存在が否定されてしまう…、でも時間をかければ普通に戻れますよ、そんな事しなくても世間とのつながりが切れる事ありませんから。それが心配な人もいるのかな…。

 教習所で習いました、いつまでも低速ギアで走行すると人の迷惑になると、ちゃんとギアチェンジしないと。ATも最近は手動でギアチェンジできることも習いました。おかげでペーパードライバーから脱せました。蛇足です。

 まだ…いますね。完全にお付き合いを絶つのは不可能という事でしょうか…。お相手はご遠慮いただきたいのですが。


〔日曜日、〕

 深夜零時すぎ、来ますねまだ。近づかないけど遠くにとどろく自動車の爆音…。充分四方100m以上確実に不快にさせる低周波の振動。僕が以前書いた“コントロールできない…”人たち?でしょうか。若い人が勝手なことをやり、尻拭いをする男性中高年層、そしてそうした事情を知らない組織の主力となる女性中高年層、そんな年配者を見て育つ子供たち…。そんな図式なんでしょうか?以前も同じ事書きましたが、やはり、いるようですね。“コントロールできない…”人たちが。外れていても当たらずしも遠からずなんではないでしょうか?放置すると長期的には…、皆まで言わなくても頭のいい人は理解されてると感じますので明言を避けます。

 日が昇り、青空の下、昼は普通と感じます。たぶん…。

 TVでボクシングの世界戦、亀田VS内藤の試合見ました。君は見ないし興味ないかもしてないけど少し語らして。

 内藤さんの試合前のインタビューが印象的です。亀田は見た目以上に裏で努力している、こっちもそう思い込んで練習しないと…、こんな趣旨の事言ってました。きもに命じないと。君の方ははどうですか?どんな変化かありますか?油断大敵、そのつもりで行きましょう。ボクシングは詳しくないけど、亀田選手の方が内藤選手の動きをよく読んでいたように感じた、本当に見えないところでいろいろ対策していたのかもしれない、油断大敵。


〔月曜日、8日目〕

 今のところ静かです、けど土曜日に3度も見た赤ちゃんを抱いた若いお母さんが印象的です。日常にない違和感というのは日数が経ってなお記憶に残っているものほど本物の違和感だったりします。

 いつもの威圧は感じなかった、偶然という事で一時置いておきます。

 まだたった8日です、17年に比べれば微々たる日々です。君のほうは今どうしてるでしょう、同じように必要外のプレッシャーを受けていない事を祈ります。やはり“監視”の輪は外れてないのでしょう、君の方はどうですか?君が頑張れるなら僕も頑張れる。

 20時35分ごろ、いつもたまに感じる不快感、耳の奥できこえる「ヴヴヴ…」という重低音、可聴領域ギリギリでかろうじて聞こえる。機械の作動音とずっと思っていた、室外機とかの。今日みつけた、ここ2階部屋の斜め下に白い乗用車、ナンバーは青く浮き上がるタイプで暗くても読める、一般の人?中に1人居る。停車させたまま、誰か同乗者を待っているのか?誰も来ない、変を承知でじっと見る、変はお互い様だ、遠慮する理由が無い。室内灯がつき、消えて、45分ごろ立ち去る。誰も新たに乗り込む人が無い状態でソロソロと音を立てないように発進、こっちが見てることは明らかに気づいているのに静寂の姿勢を崩さない、そのまま静かに立ち去った。どうやらいままでの「ヴヴヴ…」はずっと彼らしい。無意識にストレスを感じていたけど機械のせいと納得していた。

 もし“彼ら”だとしたらかなりのハイテクニック、いままで気づかなかった。ここで「ブンブン」エンジンかけてた素人とはレベルが違う。やはり安心できない、君のほうは大丈夫ですか?このテクニックは気がつかないレベルでじわりじわり相手をいたぶるウルトラハイテクニックなんです。気づかないと自己防衛もできないうちに体調不良におちいる事になる。体調大丈夫ですか?やはり手ごわいです。

 彼が攻撃の主力で、他がその補助と思えば、普通に走っている車のうなりすら補助になる。あの音を聞くと不快になると暗示されているので、似た音を短時間聞いただけで同様の効果になる。じつに洗練されている!一般車両の走行音までも組み込んだみごとな暗示攻撃!へたに頭のいい人は気がつかないし、証明は欧米ならともかく日本で暗示を法的に法廷で証明する事は不可能に近い!いままでのシロウトとは本当にレベルが違う!見えない脅威はまだ続くようですね、よりレベルの高い形で。

 22時48分頃、住宅街に似あわない破裂音のようなエンジン音、あの彼の大型バイクでしょうか…。普通の感覚では都会でもなければエンジン音を楽しむタイプの機械は就寝時間帯使わないのが大人のたしなみです。ピアノを夜弾かないのと同じです、子供でもその辺心得てます。そういえばいました東京でも、ものすごい路地であるはずの僕の部屋の前の道にオープン2シーターのスポーツ車が来ていやらしくいやらしくぎゅるんぎゅるんと30分近くやる、ピーキーなチューニングかと感じるいやらしい音、朝の早い時間から、ありえないなりふりかまわないぶり…

 22時58分頃、ピキキキキーっという自転車のブレーキ音。この時間に?自転車?東京ならおまわりさんに職質される行為、田舎だからないと思うけど。つまり夜中の自転車は職務質問の対象になるくらい普通あまりない。

 何かが元に戻ろうとしているんですね…、それとも個人的独自行動なんでしょうか。自らの業をこれ以上深めても得るものは何も無いのに。4~5人ほどの小規模のトランス・オブ・ウォーが単発で散発しているのでしょうか?水は高きから低きに流れるもの、人もまた同じ…、元ネタわかる人はわかると思いますが、この言葉自身は十二分に重い真実を突いています。低きに流れないでくださいね。


〔火曜日、9日目〕

 昨日の件で、一気に時計の針が3ヶ月少し前に戻った感覚です、8月後半、尾行は感じていたけどせいぜい10人くらいと感じていたあの日、電車に乗っているとなじみの監視者が僕の座る前に立った、満席だから立つのはいいとしても、いつも必ず誰か立ちこちらを見下ろして凝視する、毎度の事だ。だから席を譲ってやった。巨漢の中年男に年下の男が席を譲るのは何も不自然じゃない、男はあの親しげだが妙によそよそしいにやつきで断るが強く勧める以上場所を移動するか席に座るかしかない、彼は責任者クラスと前からふんでいた、現場を去れないはずだ。案の定譲った席にすわる、入れ替わりざま今度は僕が彼の前に立つ。しばらく見下ろしてやめた。これだけで充分プレッシャ-なのは知っている。隣に座るおばさんがものすごい不安と心配のまなざしをこっちに向ける。あの日からだった、急に人数が増えたのは。撒いてやった、そしたら次の日から尋常でない数に膨れ上がった、それこそ千人単位でいた。おかしくなりそうだった。必死にネットを探し、該当する情報をあさった。そしてある程度わかった時点でトイレに立った、その時そういえば彼女も該当する名を口にしていた、あの先輩がそうだと言っていた。いやまてよ、何でそんな事知っているんだ?彼らは絶対正体を明かさない!何であの子はそれを知っていたんだ!もしかして…もし彼女もそうだったとしたら!!この瞬間、全ての記憶が正しい形に一瞬で組みあがった。

 今朝は一応静かです、けどヘリの飛行音がしました。前はもっと長く聞こえたし音量も大きく回数も多かったけど今回は常識的なヘリの音。けど、やはり、油断大敵ですね。君のほうは大丈夫ですか?体調とか不安です。君が頑張れるなら、僕も頑張れる。前言撤回、まだいたヘリ。

 11時00分組織だった行動を感じません、愚連隊レベルに落ちたという事でしょうか?異を唱えるいい人が大多数いる良識的世界を信じさせてください。これに意を唱える人間は良識を否定する人間です。

 僕の器は小さいけれど小さいなりに頑張ってきたし、これからもそのつもりです。器を大きくすることは出来なくても時間をかけて割れないよう磨いていくつもりです。その歩みは遅いでしょうが、後退しなければ必ず意義があると信じています。だから、この辺で許してもらえませんか?お願いします。該当する方の中には、僕の想定する方、想定外の方、いろいろ居られるでしょうけど、お願いします。彼女も返してください、勿論本人の意思が重要ですが、これだけの過去がある人間同士、話したい事があるのは普通の事で、それを願うのは当たり前のことと思います。えらそうな書き方ですみません、けど、言わねばならない時は失礼でも言わねばと思いました。

 まさかの3度目は予想外と信じていいですね。


 21時50分すぎ…静かです、落ち着いてしばらく様子を見るのが一番なんですね、空気はスイッチ一つで突然変わらないものですものね。


〔水曜日、10日目〕

 朝、静かです。

 昼、静かでした。

 夕刻、静かです、今の所。泣けてきます、人の良心ってやっぱ信じていいんですね。

 何かを訴えようとしている人がいるように感じるのは僕の主観がそう思わせているだけだと、今の所考えます。僕は彼女に会えるのでしょうか?日々精進が続きます。

 19時36分ローギアの車がグゥオオオオオオンズォォォォォォンと坂を上ってきて、何も用が無いのに1周して住宅街をさる。どこの家にも車庫いれしないし、誰も下ろさない。「ばれなきゃいいだろ」と言っているように感じる、ああいうの見ると彼女の方はどう思われてどう扱かわれているのか心配になってきます、ばれなければ、と不当な事がされないよう彼女のまわりにいる人で気遣いが出来る立場の人がもしいたら配慮してあげる事はお願いできないでしょうか。稀有であることを祈ります。


 21時以降、まだいますね。というか若干増える傾向と感じます。いるようですね愚連隊が、こう書かれて自らかっこいいと感じた当事者の方はヤンキーと感覚が同じです、若いってすばらしいですね、いつまでもいつまでもずっとずっと若々しくいてくださいね、実年齢なんて一生気にしちゃダメですよ、僕とそういう意味では同種の方々なんでしょう。 


〔木曜日、11日目〕

 わずかなそれも徐々になくなる傾向のようです静かです。そうですよね平和を信じていいんですよね。

「○○さん」に語りかけます、

 元気にしてますか?厄年、気にしてたの思い出します。クリスマスをした事無い、厄年を話題にする、これだけでも充分なヒントだったのに気づけませんでした。バカだなとホントおもいます。今、何かの最中なのか、それとも違う何かがあるのか、理解できない状況の時は必ず何かかけたピースがある。君がその(僕にとっては)欠けたピースと真正面から向かい合っている姿を想像します。こんなこと思い出した、あの先生がいなくなるとき、君は校長先生に直談判するため電話をかけたんだよね、あの行動力、今でも持っていると信じます。あの話を聞いた時は素直に君を尊敬しました。無理な事とかしてないですよね?とか思いました。気遣いたいです君の事を…

 こんな事も思い出した、僕らが3年で部活を引退するにあたり送迎会が開かれた。大きな教室に机を並べてお菓子など並べて、僕はいつものように君がそっけない態度をとるつもりだとばかり思っていた、なのに君はあんなに大勢の前でまるで神社の時のような態度でぼくに語りかけた。ものすごい笑顔、周りが驚いている、けど、それに僕も会わした。その状態こそ本来僕が望んだ君との姿だったからだ。大きな教室の一角、窓際の席に2人座る、周囲はそれぞれ歓談してるけど、こちらの邪魔をしないようにこちらを気にしている。そんなのお構いなしに君は僕の耳元に2人だけしか話してはいけない秘密の思い出を語る。聞いた僕も真っ赤になるし、話した君も真っ赤になる、お互いに笑いあった。人前であんなに2人でデレデレしたのは最初で最後じゃないだろうか?

 あれは…もう大丈夫と君が危険がないと判断した結果だったんだと思う、先生との事は責められても仕方ないけど同級生との恋なら大丈夫らしい、そう判断したのかもしれない。その後、あの黒い車に出くわす事になるんだけど…。

 何がいいたいのか?もし、これを読んでいる中に現在の僕の状況にご尽力いただいた方がいたら誤解されてしまいそうで怖いのですが、信用している事だけは先に表明します。ただ、人の口に戸はたてられないように、誰がどこで何を考えているか注意すべきだとここで書きたかったんです。何しろ実際に直接17年前に僕と彼女を引き裂いた人達がこの地元にはいるわけですから、その心中を察すると怖いものがあります。もしかするとその中には彼女の身近な方も含まれる。そんなこと考えると心配もしたいし、注意も呼びかけたくなります。心が折れないよう支えたいと考えるわけです。今も時々感じるプレッシャーもその辺に根があるのではと、可能性の問題ですが…。ただ1度静かな状態を体験しているので、現在の状況(特に日が暮れてから)が普通でないのは感じます。勘違いでしょうか…

 彼女に伝えます、頑張って。 


 22時8分、今夜もローギアでヴオオオオオオっという音で用もないのに僕の部屋の下の道まで来て住宅街を1周して脱出する不審車両がきました。白い乗用車、ナンバーを見損ねたけど青く光っていた、車種もあの車と同型、


 あの車とは?耳の奥できこえる「ヴヴヴ…」という重低音をはなったあの車と同型。青く文字が光るナンバープレートといい、同一人物の可能性が極めて高い。本気で不審車両として通報していいですか?まだ諦めてないなんて…プロですね本当に、日没以降の不自然さもやはり勘違いじゃないようですね。

 僕は知っています、東京で会いました、本気で言葉の通じない幼い大人たちを。一旦取り下げましたけど下記の文章を再度記載します。本当にこんな大人だらけなんですか?少数なのは来る騒音の数でわかります、いわゆる筋金入り、


こんな事思いました

 あの余裕たっぷりの態度をとる人は少数ですが17年前から良く見るタイプです。親しげだけど妙によそよそしい。

 裏事分野(非倫理的団体行動)のトップエリートなんでしょうか?いますよね、心が未成熟でどんなことしても良心が痛まないタイプの人。心が未成熟な分純真で邪念なく悪い事ができる…こういう人が幹部になったら大変ですね?でもこういう人ほど活躍して実績とか積み重ねて…、実際、裏事(非倫理的団体行動)の世界で指揮する人間はこういうタイプでないと勤まらないということでしょうか。

 あ、これは言いがかりではありません、僕は該当する人材を3年以上観察し続けました、何がこの人をこんなに子供でいさせられ続けていられるのだろうか?僕より年上なのにと不思議でずっと観察していたんです。人格障害なんだろうか?今思うとあの表情もあの当てこすりも、何でもやりっぱなしのまま放置するのも性格ではなく相手へストレスを与えるテクニックだったなと痛感します。

 その後同じ手法を何百人単位(けして過剰表現ではない)から受けたので確信した訳です。ああ、あの人は彼らだと。純真すぎて心が未発達…ある意味僕らと同類な訳で、似て非なる存在。彼女には残念ながら良心が育ってしまっていた、そこが不幸なんです。話を戻すとこうして育った幹部が何万という単位で存在するわけですね。

 やはり、幹部は選挙でよりいい人材を選んだほうがいい、ダメ人間のサロンと化した組織は無目的に存在を主張し続ける政府の公益法人や外郭団体と何もかわりません、あそこも存在理由がすでに人生のリタイヤ組みのサロンと化す事になっていて看板はどーでもいいという団体が山のようにある。幹部がまともならサロンと化す前に自浄作用が働くはずです。


 不憫ふびんに思います。どこの組織にも必ず少数いるいわゆる「こまったちゃん」ですね。ドイツの潜水艦映画でただ1人ヒトラーの「わが闘争」を読んでいるエリート仕官がいて皆から不憫な目で見られるという描写があります。当時の世相から読むこと自体は特殊な事でないにしろ彼は潜水艦の発令所で勤務中読んでるわけで、周りから、今そんな事してる場合かという目で見られ、その男はそんな事も気にせず「わが闘争」に没頭する…そんなシーンだったように思います。

僕の面接の返事がすっぽかされてるのは関係ないと祈ります。もしそうなら地獄行き級の悪徳ですね。


 明日もお相手しないといけないのでしょうか?


〔金曜日、12日目〕

 たった12日です。

 ついさっき、朝だというのにやはり来ました。気にならないレベルなんですが、いるということが残念です。でも9割がた静かです。1割ですし。

 相手の人格を否定する楽しみ…至高の喜びなんでしょうねこの1割の人にとって、彼女がそんな目にあってなかった事を祈るばかりです。

 ○○さん、ぼくは頑張ります、君があんなに頑張ってくれたのにこの程度でへこたれていられません。


 油断していたら急に警戒心が芽生える…そんな事思っていたらこんな事思い出した。

 あれはもう3年の2学期後半かな、君と僕は校舎の3階に2人きりでいた。そこは3階の渡り通路へ校舎から出る出入り口のところ、放課後は人気ひとけが少なく、最初の僕の大告白もまさにここだった。その日は特に人気がなかった、だから君は僕を渡り通路へ誘った。

 青空を見上げながら渡り通路で2人で語らいたいと思ったらしい、いつにない大胆な行動、人気が無い故君は油断していたんだと思う。

 2人して渡り通路へ出る、2階部分が渡り廊下になっていてここはその屋上部分、手すりがあるだけで天井はない。語り合うにはいい感じの天気、もし実現していたらいい思い出になったと思う。けど、無理だった。

 君は通路へ出て中庭を見下ろした、すると吹奏楽部の男子メンバーがバレーボールをしている、とたん君は隠れた、あわてて校舎へ引き返す。

「誰もいないと思ったのに…」しゃがみこんで君は言った。

「見られちゃった」こうも言った

 僕はその意味するところが理解できず困惑するばかり、君は言った

「少し時間がたったら神社で待ってて」正確な記憶でないがこんな趣旨のことを君は言った。

 君はどこかへ消えた。


 少し立ってからか、と思い僕は中にはへ行きバレーボールに加わった。神社へ行くまでの時間つぶし。

「お前さっき○○さんとあそこにいたろ」

 と責めるような目つきで1人すごんできた、印象的だった。こいつがのちのち自転車で尾行中ばったり会うことになる彼だった。当時から監視役だったのが今ならわかる、時折彼女も名指しで君の存在に注意を促していたけど、まったく気にせず友達してた自分が恥ずかしい…。

 今これを読んでいるだろうか?もし読んでいたら、僕に返しきれないほどの借りがあるはず、それ全部チャラにしてもいいから、彼女と連絡取る段取りをつけてくれないだろうか?そうでなきゃ一生僕に借りを作ったまま、ムナクソの悪い青春の思い出を引きずる事になる。それはいやでしょ?高橋留美子作品が好きな趣味趣向から考えれば、受け入れがたいくらいいやなはずだけど、それも出来ない状況なんだろうか…



 ま、ともかく。 男子メンバーの中にそれほど彼女が恐怖するやつがいるとは思えない、


 そんな事思い出した。で、気がついた。暗示により警戒心が敏感になると必要以上に警戒心が大きくなる。現在の僕がまさにそうだ!って事は当時の君も何かしらのプレッシャーを毎日受けていて現在の僕と同様の状況だったという事だと思う。今の僕と同じ思いだったのか…

 そんな事思いました。

 現在の君は大丈夫だろうか?必要以上の警戒心にまいってないといいけど、もしそうだったら、もう1人同じ思いをしている人間がいると思ってください、多分気が楽になるはず。仮の話です。


仮の話です、

 今しがたも、もしかしてそうかも?と思う車が唸っていました、詳しく描写すると呼んでしまうのでやめます。書くと来る?やはり暗示にかかりやすい3割に入るタイプの人達なんでしょうか?

 でもこう考える事にしました。彼らが頑張っているのは僕に君を諦めさせるためであり、そうしなければいけないのは、そうしないといけない理由があるから。と考える事にしました。

 この仮説、当たっていると信じます。どの程度の確度か…例え確度が低くとも、君は僕の17年の人生の道しるべでした、そしてそれは今後どんな運命がまっていようと今でも道しるべです。これが僕の運命なのでしょう。

 おそらく、君が一番幸せにできる男は僕だと思う。なんとなくそう感じる、君を幸せにする男はたくさんいると思う、けど、もし、きみが誰かをしあわせにして、その充実感を実りあるものとして求めるなら、僕のほか適役はいないと思う、他の人が聞いたら何言ってんだと思う発言だけど、君ならたぶんうなずいていると思う。あんなに上手くかみ合う相手を僕は知らない。


〔土曜日、13日目〕

 詳細は控えます。今日は天気が悪いようです。君の沈黙がなぜか懐かしい。

 こんな事思い出した。

 あれは2年の時、初めて映画に誘い、先生の事聞いて僕と君との関係がギクシャクしていた時の事だ。君は怒っていた、僕が怒っているのをあからさまにわかる態度でいたことに。僕も怒っていたし、君も怒っていた、お互い引かない。この事を書くとやぶへびになりかねないと一瞬思ったけど、後々君が言った

「先生と会ってもなんとも無いよ」

のセリフを信じて書きます。ともかく僕のその態度に君は怒っていた。

 放課後、金管楽器だけで音楽室で練習中、休憩明けで席に着くと2人きりになった。他のメンバーはいない。君はじっと前をみすえて動かない、負けじとこちらも沈黙を貫く。広い音楽室のすみで2人きりの長い長い沈黙、本当の本当に長い沈黙。お互い何について怒っているのかは自明の理。君は一歩も引かない性格だった、こうと決めたら徹底して突っ走る、そんなところも愛らしかった。あの時の沈黙が2人で相対した時のもっとも長い沈黙だった、たぶん覚えていると思う。お互い消耗戦だった、お互い超がつくほど辛抱強い。

 のちのち僕は君に言った。あれは僕が気持ちを全てぶちまけた日、泣き終わって仲良くなって落ち着いてから言った、ケンカで人に泣かされた事はあるけど稀な事だった。まして女の子には1度もなかった。

「ケンカしても○○さんにだけは勝てない」

 すると君は驚いた。

「そんな事無いわよ」

 なに言ってんの?ありえないといった態度。小声で続ける君。

「■■くんのほうがすごいわ」

 と、お互いこんな頑固な人間に遭遇したのは初めてだったんだと思う、なんとなくそう思った。

 そんな事思い出しました。



 こんな事思いついた

 昔、神社で会うようになった頃、学校の廊下でずっと向こうに君がいて意識したわけでもないのに自然と目で追いかけた、目で追うと君はくるりとこちらを向く、こちらに気づく。そんな事たびたびあった。僕は単なる偶然と思っていた。

 大学に入り、しばらくするとTVのCMで彼氏の方が列に並んでいる彼女に少し離れたところからじっと見て声を出さずに呼びかけると「ん?」と彼女がこっちを向くというやつがあった。スキーに行った時誰かがあのCMきらいと言っていたのでよく覚えている。その時自分も同じような経験があるとそこで話したけどあまり信じてもらえなかった。

 偶然と信じていたけどCMになるくらいのあるあるネタみたいだ。

 後々人間は五感以外でも気配を知覚できることを知るわけだけど。

 じゃあやはり、あの廊下での出来事は偶然じゃなかったんだなと思う、似た事は以前書いた。でも実は当時君の心を掴みかねていた僕は時折きみに気づかず通りすぎることがあった。覚えているだろうか?後になって君は、

「あれ、今日は気づかないんだってあの時思ったの」

 と言っていた記憶がある。意識散漫になっていると大切な人の気配にも気づかないという事らしい。

君が常に相手を意識して、僕が常に君を意識して初めて出来るのだと思う。どちらか一方の集中力が散っても上手くいかない気がする。

 …だからかな?ショートカットにした後の君の気配を感じる事ができなかったのは、たまに気づく時もちらと君がこちらを見た時ばかりだった。

 今、もし、どこかですれ違ったら僕は君に気づけるだろうか?

 そんな事思いました。

 今、22時を回っている…、君は何をしているだろうか。


〔日曜日、14日目〕

 月末は君の誕生日です、同い年になりますね。

 初めて聞いたとき多分僕は何かお祝いしようと言ったと思う、記憶があいまいで…、そして断られたような覚えがある。君の事情を考慮すればそれは当たり前の事なんだけど当時はわからなかった。

 その様子は理性では断るけど、感情ではそうでもないという感じだった。いつもそうだった。

 だから勝手ながらカードを用意した。レンタルビデオ屋の近くにあった本屋で買ったカード。実際の日よりも前に渡したような気がする。宝物をもらうようにうやうやしいのが印象的だった。

 勝手に用意したのでもしかしたら突き返されるかもと思ったけど、その分ものすごく嬉しかった。

 この後あの最後の日がやってくる。

 会う神社を変えたあの日、少し記憶が混乱しているから若干日付の記憶が君と違うかもしれない…、なにぶん君と違って最近気づいたものでその辺ご容赦のほどを 今必死に当時の記憶をサルベージしている最中なものだから。

 君の誕生日が近づくたびあの時のこと思い出す機会が増えたので書きました。

 あの時僕はものすごくくだらないことを言った、そんな事ばかり記憶に残っている。

 「ジパングボーイ」だったかな…そんなタイトルの漫画。主人公が南米までいってモンゴロイドの原点に触れようとする話なんだけど、その漫画のヒロインも君と同じ奇跡的な日付が誕生日。だから僕は

「そんな誕生日ドラマか漫画でしか見たことないよ、凄いね」

と、言った。君は困っていた。まるで本当はほめられちゃいけないみたいな態度で。僕はかまわずたたみ掛ける。

「もしかしてその日にするために出生届けずらしてだしたのかな?」

 うちの身内にもその様にすれば縁日を誕生日に出来た人間がいる。その日が来るたびそんな話題がでていた。

 君はますます困っていた、そうだといいのにねみたいなリアクションでもない。まるで、そんなことあるはずないでしょと言わんがばかりの態度。絶対乗ってくると思っただけにその反応は覚えている。

 12月の誕生石はトルコ石…、おそらくこのときも僕はこの話をしたと思う、受け取れないと君が言った理由が今はなんとなくわかる。カードはいつも手描きだった、今は用意していません、けど必要になったらいつでも用意できる。最短でも1時間で仕上げてみせる。必要となる日が来ればと願うばかりです。

 クリスマスが近いですね、僕は何を期待したらいいのかわかりません。会いたいです、可能ならば…


〔月曜日、15日目〕

 今日はいい天気です、様子も昨日と同じです。

 今、君は僕の現状をどこまで把握しているのだろうか?そんな事考えていて、こんな事思い出した。

「どこまで知ってるの?」

 君は困り顔だけど、甘え声でぼくに聞いた。困ってはいたけど怒ってはなかった、いつぞやの目も合わさず怒り全開の時とはまったく違う、けどそこで交わされた会話の趣旨はほぼ同じ事柄だった、あの先生の事だ。この会話の時点で、君は僕を許してくれてはいたが受け入れてくれてはいなかった。時期的には2年の秋か冬の事だとおもう。

 僕は先生と君との事を意図的に口をすべらせた、別段口止めはされてないと自分に言い聞かせた、嫌われようとそれが正しい選択と思った。君は当初怒っていたが、許してくれた。

 そして言ったのだ、他の皆は一体どこまで知っているのかと。

 それがわかったところで考えが変わる訳でもない、知っても知らずとも心は同じなのだが知りたいと思う…それは当然なわけで。であるから僕は言葉をにごした。君もそれがわかっていたのかそれ以上追求しなかった。もう、もし知ってるならおしえてよ、けち、と口にこそしないが態度で言われている様な感じでその場の会話は終わった。ある程度の対立時期を過ぎて安定時期に入っていたのだろうか?

 今、ま逆で、今度は僕が君に聞きたいわけだ。当然答えは期待していない。けど、聞きたい。君は僕の現状をどこまで知ってるの?それがわかったところで考えが変わる訳でもない、知っても知らずとも心は同じなのだけど。


〔火曜日、16日目〕

 今日もいい天気のようです。日々君の面影を追う日々が続きます。

 昔、こんな事があった。

 朝普通に自転車で通学していると、真正面に工場が見える直線の道で1人の女の子が前方に見えた。時期は2年の春くらいのことで、まだ2人がギクシャクしていた頃だ。

 その子は緑色の自転車に乗り、髪は低い位置でポニーテールにしていた。遠すぎて巻き毛かどうかまでは判別できない。確信できないが小柄にみえた、この頃は1度映画に誘う事は成功したが結局ふられたという思いがあったので、積極的に追いつこうとか思わなかった。ただ、この道の終わりを左に曲がれば横断歩道があり、信号がある、そこで一緒になるかもしれない。そうなったらまた沈黙の対立が再開するのだろうか?そんな事考えていた。

 そしたら君は右に曲がった、学校とは反対方向。この時間その方向へ行くのは明らかに目的地が学校でない。あれ?見間違いか?他校の人?などと自分を納得させた。

 それからほぼ1年経ち、僕らは親密になった。そしてこの時の事を話す。

「あれは君だったのかな?」

 ダメもとで訊く、それはちょうど下校時に2人で自転車をきながら一緒に歩いていた時の事。まだ尾行なんてものがないと思い込んでいた時期の事だと思う。ちょうど僕らは該当する工場の近くを歩いていて、曲がり角に来たとき思い出して僕が言ったのだ。

「ちょうどこのあたりで昔君にそっくりな人みたんだよ」

 と言って僕は詳細を説明した、すると。

「それ私」と君は言った。

 意外にも君は覚えていた。確かにそれは自分だと答えた。何かが“つながった!”と思った。

「どうしてそんな所走っていたの?どこへ向かっていたの?」

 と訊いた。すると君は2人で神社に行くよりも前に最初に行った造成地のことを言った。

「あそこに行ってたの」と君。

 確かに、あの道を右に曲がると該当する場所にすぐ着く。

「なんで?学校は?」と僕は訊いた。

 時々1人になりたくて遅刻したり休んだりしてそうした場所に行っていると君は話した。

「見られてるだなんて思わなかった」と君は言ったような気がする、困惑8:照れ2といった感じ。

「なんだじゃあ声かけてればよかった」と僕は言った。

 僕は嬉しかった、自分の目は確かで、憧れの人を見間違えたりなんてしていなかったんだと妙にうれしくなった。当時から君の事を想い、探していたわけだ。そして実際にあんなに遠くにいたのに君だと認識できた自分がうれしくなった。

 今も同じ事がはたして僕にできるだろうか?

 同じように今も君の姿を無意識のうちに探してしまいます。

 

 君についての断片同士がこうしてくっついて真実に結びつく瞬間“つながった!”と思うのだけど。17年の謎が一瞬でつながった時の感動はこのときの比ではなかった。泣くほどの感動だった、この感動を君と分かち合えたらどんなに幸せになれるだろうと心底思う今日この頃です。


 君の心が折れるなんて事絶対にないと信じます、君が頑張れるならぼくも頑張れる。


〔水曜日、17日目〕

 おはようございます、朝です。

 今日は遠出をするので短く…

 彼女に語りかけます、僕は自分がめったに夢を見ないという話をしただろうか?おそらくどこかでしていると思う。なぜなら親しくなった人には必ずこの話をしているから。他意はないなんとなくいつもそうする、だから君にもおそらくしている。

 昨日君が夢の中にでてきた、めったに見ない夢でだ。この17年で何度か君の夢をみていたが、どれも会話の成立しないものだかり。第3者的立場で君の姿を眺めるような夢ばかりだった。なのに昨日はちゃんと会話が成立する夢を見た。夢は心理の裏返しだ、なにか心のかせがはずれたみたいだ。より親密に想うことができる、と、専門家でもないのに勝手に思いました。ま、妄想ですし、でもなんだか嬉しかった。

 君の夢をより具体的に見れてうれしかったと、君に伝えたかった。内容は他人には言えません、もし会うことがあったならその時はなします。そのときまでのお楽しみという事にしましょう、再会する前提での約束、かなうといいです。


 帰ってきました遠出から、無事。

 99.99%普通にすごせました、感動的…でも表にだしません。少しありました、けど、なんでしょう。君はこれを読んでいるだろうか?僕の君へのアプローチはまだまだ手探り状態です。手探りの一端として年賀状を用意してみようかなと思っています。実家におくり、転送してもらえばつくはず、転送手続きもたしか無料でできたはず。その時は表のルールにのっとり、この小説は無かった設定で送ります。なにか2人だけのキーワードがあるとハッキリ君とわかるのだけど…僕は思い出をたくさん書いた、君も何か短い文章で年賀状に書いても差しさわりが無く、かつ他の誰も知らない思い出を添える事が出来るだろうか?難しかったら普通の物でかまわない、それすら難しいという事はないと思いたいけど…

 とにかくこれは手探りの一環であり、賭けです。不確定要素として何があっても不思議じゃないし。仮に君の元に届かなくても、とりあえず出してみようと思います。


加筆します。

 そうだ、僕は君の肉筆の手紙を持っている。筆跡はどうだろう?筆跡ってそう簡単にかわらないから…仮にペン習字とかやっていたとしても、意識せず書く字は同じ筆跡と信じたい。でも僕に見分ける能力があるかは疑問、けど、メインではなく補助の断片としてなら筆跡は考慮すべき特徴。


〔木曜日、18日目〕

 僕は礼節知らずと思われているのかもしれません、しかし、ここは、彼女が帰ってくるまではそのようでいるのがやはり肝心な事で、安易に態度を軟化させたとあってはそれこそ信頼を損ねるのだろうと思いました。だから、何かしらのご不満をもしお持ちの方々がいる場合は、僕が無頓着に礼を欠いているのではなく、ただ、彼女との再会のため頑張っているものだとお察しいただければ幸いな事と、僕は今考えています。ともすれば誤解されやすい行動ですが、真意が誠実に根付いたものである事をお伝えできていればと切に願うばかりばかりです。


 今日は曇り空です、君は今どんな空を見上げているだろう?同じ空なのだろうか?

 昨日年賀状を出すなんて考えていたらこんな事思い出した。

 あれは2年の時、僕は君に手紙を出した、初めての手紙ではなく、3通目のやつ。3通目を出すあたりではかなり君とのギクシャク感がおさまっていたような気がする、どうだっただろう…、君の記憶の方ではどうなってる?

 1通目は手渡しだったと思う、同じワイシャツ折りのやつ、

 2通目3通目は郵送でレターセットを使ったやつ

 1通目の手紙は君から初めてもらった手紙の返事だった。あの頃もしかして君は仲間内で相当非難されていたのかもしれない、すごく不機嫌だったように見えた。あの対立もその辺も影響していたのかもしれない、断言できないけど答えは君だけが知っている。

 3通目の手紙を出した後、君にこう言われた。

「今度のやつには名前書かなかったでしょ」

 

 2通目の時自分の名前を書いた、君は困ったと言った、家族皆にばれちゃったと。

「みんな■■くんの顔知ってんだよ」と君。

「どうして!?」と僕。

「定期演奏会のパンフレットの写真で…」と言った様な気がする。

 吹奏楽部は1年に1度一般向けにホールを借りて定期演奏会をする。パンフレットはそこで来場者に無料で配られる、パンフレット制作費のためスポンサー回りをしたのが高校生として新鮮に感じた。そこに各楽器パートごとの紹介ページがあり、メンバーの写真ものる、それを見たというわけだ。

 意外だった、自分の家族ならそんな事はしない。必要以上にプライベートに踏み込まない、けど、普通はそうなのかなと僕はまた一人で勝手に自己解決してしまった。このあとぼくが、

「えー、そんな事家族でするんだ」

 と言ったら、君が言いにくそうに

「うん…」

 と言って口ごもってしまったのを、覚えているくせにその時は気にしなかった。


 だから3通目は名前を書かずに投函した、到着し君は受け取り、翌日学校で君は言った、こんどのやつには名前かかなかったでしょ、と。ぼくはこの時あえてばれるのを承知でやったんだと思う、君の希望をかなえつつ自己主張もした。そんな感じのこと思った。

「今度のには名前かいてないのねとか言われちゃった」と君は言ったと思う。

「だってこないだは書いて欲しくないって言ってたでしょ?」と僕。

「だって同じ便箋じゃない、わかるわよ」と君は言った、けど、非難2非難でない思い8、といった感じ。

 この頃だと思う、人前であまり見せないテンションの上がった君の姿と時折見ることが出来るようになったのは、だから、たぶん無意識のレベルで仲良くなれている?と感じたのかもしれない。もっと怒られると予想していた、怒った所を何でそんな事気にするんだもっと堂々とすればいいと切り替えして意見を通すつもりでいた、けど、君は意外にもそれほど怒っていなかった。だから、

「じゃ今度からはちゃんと名前書くね」と僕は言った。

 この後の君の返事が思い出せない、どうだったっけ?けどこの後も手紙は何度も出したし電話までしている、拒絶された記憶はない。だから、このときの君の返事もたぶん、それほどネガティブなものではなかったんだと思う、そうでなければ続けなかったと思う。君の記憶ではどうなってますか?聞けたらうれしいななどと思う今の僕です。


 いや、思い出してきた。たしか君は僕が名前を書くと言ったのに対して、

「ううん、書かないで」

 といったと思う。それに対し僕は、

「名前を書かないでってことは手紙を出す事自体はいいの?」

 と質問したんじゃなかったろうか?

「うん」

 と申し訳なさそうな声で返事を聞いた気がする。

 どうも記憶があいまいで…でも以下の行動は事実だから、この行動に繋がるような出来事がこの時展開されたはず。君は明確な拒絶をしなかったし、毎回読んでくれた、例えそれがむちゃくちゃ意味の通じないものであろうと。

 以来君に限らず女の子になにか公私を問わず郵便物を出すときは無記名で投函し、大学4年の時おかしいと指摘されるまでそうだった。


 大学4年の時点で君は人生の指標だった、だから、なんだろう、一旦決めた就職先をやめたときも、君の事を思った。その時ある人に言われた、

「よくあの時辞めますって言えたな、すごい勇気だな」と。

 研修中、その会社の重役に直接辞意を伝えた時のことだ。

 確かに、ものすごい勇気がいたに違いないが、君に告白した時のあの勇気に比べれば半分ほどの勇気でできた。僕はなにかこうした勇気が必要なとき必ずあの時の勇気と今回必要な勇気を天秤にかける。君に告白した時の勇気よりも少ない勇気で足りる事柄なら大丈夫、いける、と考えるようにこの頃なっていた。かなり変わった考えなのは承知しているが、このおかげで随分危機を乗り越えられた事もあった。君がいなかったら現在の僕は存在しません。


〔金曜日、19日目〕

 今日は雨です。

 会えそうで会えない君…、こんな事思い出した。

 あれは高校を卒業した翌年の吹奏楽部定期演奏会…だと思う、もしかしたらその次の年のやつと記憶が一緒になっている可能性がある。2つの記憶が組み合わさって1つになってる可能性がある、でも君は自分の記憶と照らし合わせて修正が出来るはずだから書きます。

 

 OBとしてホールにいると聞きなじみの声が聞こえた。ホールのアナウスの声。君だった。今思うと不自然、普通在校生がやる。誰かに聞いた、在校生からたのまれたらしいと。あれは…やはり作戦だったのだろうか?そうすれば君はアナウス席に釘付けになり僕と会う機会はないし、僕のほうもすでにやる気を失っていた上、いつも誰か必ず1人張り付いていた。昼飯の時なぜか僕は1人になった、君もどこかで食事をしているなら見張る必要がないという事だろうか?それとも単なる偶然か?

 1度だけ通路ですれ違う、久しぶりの再会。君にも1人張り付いていた。僕も1人張り付かれていた、この僕のとなりにいたのは、以前書いた僕が歌う「卒業写真」をきいて苦虫を噛む様な顔をした彼だ。

 すれ違いざま君はこちらを見る、声に出さないが「あ」という顔、侮蔑も拒否も感じない。僕は声をかけようと思った、嫌われてるとはいえ久しぶりの再会、あれだけ親しくした仲、無視してす通りではおかしい。そう思った。

 あの時妙な緊張感が走ったのはやはり勘違いでなかったのだろうか?僕の隣の彼があわてて話しかける。君の隣の女の子が警戒心全開のオーラを放ち君を連れて行ってしまう、タイミングをのがして何もできなかった。もし、少しでもやる気が残っていたらもっと強引に声をかけていた、追いかけていた。けど、もう嫌われているんだと思い込んでいたからできなかった。あの時のこと覚えているだろうか?他はともかくこの廊下でのすれ違いは間違いない記憶。あの時君はどう思っていたのだろう…、もし僕の思っている通りだったら物凄く幸せな気分になれる、そんな気がする。

 この後のOBだけの飲み会、2つ記憶がある、君を泣かしてしまった時の記憶と君が大胆にも僕の隣に陣取った時のもの。先に述べたとおり2年分の記憶が混ざってしまっている、だからこのすれ違いの後経験したのがどちらだったかわからない、本気で区別がつかない。君ならわかるかもしれない、僕よりも当時真相にに近く、苦労したはずだから。

 ただ、あの君が大胆にも僕の隣に陣取った時は嬉しかった、あ、思い出してきた。あの時僕はタッパを持ってきて余った料理をつめて周囲のひんしゅくをかった。君だけはそんな事なかったけど。あれは大学生の時の記憶で、僕は一浪してるからたぶん2年目の記憶だ!ってことはあの帰り際君を泣かしてしまったのは1年目の浪人中の記憶になる。

 僕の隣に陣取った君はあの神社で会うときのような満面の笑みを浮かべていた。あの時の続きのようだった、僕はビールをすこし自分の上着にこぼした。君はそれを拭いてくれた、かいがいしく感じたのが印象的な記憶、君が僕に触れた最後の記憶だと思う。

 最後の“後”には別バージョンがあるけど、そちらのやつは絶対使わない、2度とないという意味になるからだ。再び必ず会うと信じます。信じることが大切です。


 そろそろまた就職活動の活動をしようと考えています。

 どうでしょう、まだもらえるはずの返事をすっぽかされた状態…

 ほとぼりがどのくらい冷めてるか確認する意味でも就職活動しないと。

 どのくらいさめているんでしょうか?みなさんよろしくお願いします。


〔土曜日、20日目〕

 20日経ちました、静かです。でも顰蹙を覚悟で言います。僕に警戒心を抱く自由を許してください。


 君は今どうしていますか?一番怖いのはこのまま会えないことです。

 何か僕の想像もしていない理由でそうなるのではないかという不安です。仮にもしそうだとしても、17年前の君はそれなりにヒントをくれた。今回はどうだろう…、考えをまとめてみた。


①、今回の“奇跡”とは?=“僕”への攻撃がやむ事で“君の帰還”は含まれない…。

(自由が許されたのは僕のみというケース)

②、今回の“奇跡”とは?=“君の帰還”も“僕への攻撃がやむ事”もセットでなされている。

(2人共に自由が許されたと想定するケース)

その場合以下のケースが想定される

 ケース1:自由は許されたが僕の所へは来る意思が君にないケース。

 ケース2:君は迷っているケース。

 ケース3:迷わず僕の所に来たいが、いろいろ(離婚その他)手続きがあっててこづっているケース。


 もし、これらが根本的に間違った想定だったら大笑いされてる事だろうけど、それはそれでかまわない。①は最悪、最高の望みは②のケース3。

 上記想定が正しいと仮定して今、一番知りたいのは現状が①なのか②なのか、そして②だった場合ケース1~3のどれなのか、そしてもし②のケース3だった場合僕は何ヶ月待てばいいのか?ということです。


 僕はあせっているのかもしれない、

 こんな事思い出した、どこかのホール。定期演奏会か、あるいはコンテストか、僕はステージ横のバックヤードに数人といた、ステージは幕が下ろされ、開演前で客はいない、準備中。

 詳細は思い出せない、映像だけ覚えている。君は制服姿でトロンボーンを持ちホルンの先輩と2人でいた、ありえない取り合わせ、君ははにかみながら立ち、その先輩は踊っている。踊る?何かの打ち合わせか?そんな出し物あったか?僕の聞いてない計画があるのか?と見ていた。君が普段警戒のまなざしをむける部員は何人かいたが、その人はノーマークだったと感じた。いいしれない警戒心。あせった。

「あれ何してたの?」

 後になって僕は訊いた。

「あれは…」

 と口ごもる君、察するに言い寄られていたと解釈した。何かあったにせよその後その人と君が一緒にいるのは見たことなかったのでほっとした。当時はまた強敵出現かと物凄い警戒した。君の置かれていた状況を考えたらもっとしっかりしろよと当時の僕に言いたい所だけど、それは無理。

 ともかく、この後も君は僕を選択してくれた、それがどれほど嬉しかった事か…読んでくれているのだろうか…これが君に伝わればうれしいです。


〔日曜日、21日目〕

 今朝は寒いです。

 寒いで思い出した、あれは何時だっただろう…

 音楽室、外は暗かった。曇りだったのかな?楽器の演奏は好きだ、今でも機会さえあればやりたいくらい、市民楽団にでも応募しようかなどと時々思うくらい今でも好き。そして何より毎日君に会えた幸せな日々。

 思い出したのは音楽室にあった暖房器、あまりの寒さにメンバーが持ち込んだもの、蒸気を出していた電気式のやつ。考えてみたらあれは今くらいかもっと前かその位の季節の事だと思う。当時はこの時分もっと寒かった…。

 その日なぜか疲れた僕は暖かい音楽室で休憩中仮眠を取ろうと思い椅子を8つも使ってベットを作り寝た。寝心地は良くないが一瞬で寝た、ほんの数分しか寝てないと思ったら30分たった、起こしてくれたのは君だった。傍らに立ち笑顔で僕を覗き込む。言い知れない充実感は何だったのだろう…、ただ起こされただけなのに。

「もう30分たったの?」と僕、

「うん」笑顔の君、すこし遠慮気味の笑顔、けど幸せそう。後ろで他の連中が不信がっていた。

満面の笑みとは違うあのかいがいしさを感じる控えめだけどまぶしい笑顔も好きです。


 あと、手紙についてこんな事思い出した、似た事は前述していますが…

 昔雑誌のイラストコーナーを読んでいると質問コーナーがあり、読者がこんな質問をしていた。

 近所の郵便ポストに絵の具を入れるいたずらがあり、中の手紙がダメになったという話をその読者の方は聞いて心配になった、自分の描いたイラストのはがきは無事ついてますか?と、編集部の返答は、同じ住所からイラストは着てないし、捨てられたのでは…との返答。

 僕は彼女が僕に手紙を出したと言った時、それが届いていない事を伝えた。驚く彼女、彼女を安心させたくて僕はこの話をしてきっと事故があったんだよ的な事を言ったと思う。この記憶あいまいだけどセットで覚えてるから確度の高い記憶。

 郵便局またはその他のみなさん、きっと関係ないですよね、何事もなく無事手紙やはがきがつく事は当たり前の事ですよね。郵政問題が出た時より一層の向上を誓った我らが頼れる郵便事業最大手に、僕は絶大なる信頼をよせています。よろしくお願いします。


加筆します

 僕は君と街ですれ違って気づくだろうか?

 もしかしてもうすれ違っていて気がつかなかったのではなんて考えることがあります。

 でも、たぶん、君なら、僕が気がつかない時は笑顔で声をかけてくれる人だと信じています。君は度胸は人一倍だった。あんな小さな体のどこにそんな力があったのか…、君が頑張れるなら、僕はこの現状頑張ります、何をがんばるか?

 ①、君を想い続ける事

 ②、生活の建て直し

③は、再会したとき2人で話せたら幸せです。


〔月曜日、22日目〕

 曇りです、なんだか雨でも降りそう…。前も書いたけど君と会う時は雨が一度も降らなかった。迷信めいた事言いたくないけど君は晴れ女だったのかな?それとも2人がそろうとそうなのか…、一度相々傘をやってみたかった、そんな事考えます。そちらはどうですか?お天気ですか?

 こんな事思い出した、君の知らない話。卒業後一浪中街を歩いていると後輩2人にばったり会った。男女カップルだ、2人とも吹奏楽部。男のほうは物凄い警戒心全開で、女の子の方は懐かしい人見た!というポジティブな反応、違和感ある光景として覚えている。

 少し時間がさかのぼって定期演奏会の時、僕の似顔絵を誰かが黒板に描いたらしい噂をきいた。詳細は不明だが後輩の女の子が描いたと最初聞いた、後でもう一度さっきの話なんだったのと君が警戒していたあいつに聞いた。するととたん何でもないと口を濁す。

 当時、僕と君を引き裂いたのは“男が中心”なんだと推理した。考えたくない考えが時々頭をよぎる。いまさら心配しても仕方が無いけど、経験に似合わず超ウブな所があった、最初は芝居かと思ったけどあれは本気だった。

 僕がその事を思っていることだけでも君に伝わればと…。

 詳細は書きません、たくさんある2人だけの秘密。いろいろあるし今でも頭に浮かぶ、いつも君がリードするくせに急にまごついて救いを求めるリアクションが印象的。秘密の思い出にします、これからもずっと。


 こちらに来て最初の日、僕はまず君の家を訪ねた、住所が古いものになっていると知らなかったがため、君に会えなかった。あの日。

 東京とこちらの“攻撃スタイル”の違いにすぐ気がついた、(削除)、けど、そういう体質が組織にあるとこを示唆しているように思うのは気のせいだろうか…。


 君は僕を受け入れてしばらく、(削除)よくまあ自分でもそんな事したなと思わなくないけど、あの時はそれが当然だと思った。君の望むべき世界の実現を願うというのが僕の願いだ、それは今も変わらない、だから案外今でも言われたらやはり、直すのかもしれない、その時次第と思うけど、たぶんそうするんじゃないかと感じる。


〔火曜日、23日目〕

 今日も曇りです、昼にははれるのでしょうか?天気予報は見なかった。

 昨日自転車を処分しました、君と一緒に牽いて歩いたあの自転車、もう限界だったし、第一あれとっとけば君が戻ってくるわけじゃない。思い出は頭の中にたくさんあります。君はデート中これ思い出になるでしょといった趣旨の事をよく言っていた、だから僕よりも当時から思い出を大切にしていたのがわかる。冷静に考えると僕ごときとの事を大切な思い出にカウントしてくれていたことが物凄くうれしい。たぶん僕よりも当時の事鮮明に覚えているんだと思う。僕の記憶はどのくらい合っているだろうか…、君に確認したい願望がかなう日が来ればと思う今日この頃です。


 君はある日僕を困らせようとしてこんな事言った。

「私、最近やせたのよ」

 フフフと笑いながら君は言った、何かこめた発言、意味が解らなかった。

 君の事特に太いとか思った事はなかった、スレンダーではないけど、文化部なんだしややふくよか程度でむしろその方がかわいかった。もっと背が高ければむしろやせて見えるんじゃないかと思う程度だった。だから僕は、

「体重きにしてるの?」

(削除)

 君は言った、僕の反応をうかがう君、こっちを期待をこめてじっと覗き込む。

(削除)

 満面の笑みを僕に見せる。ただかわいいだけじゃない、説明できない愛くるしさ。普段の君はこんな事人に話さないし、話題にもしない、誰にも見せない素顔をさらすその姿は自分にはもったいないとてもとても大切にしなければいけないものだとあの時感じた。人から信頼されてる?そうでなければこんな話しない…、信頼されてる心地よさ。しかも相手は君だ、入学当初高嶺の花で絶対届かないと思ったあこがれの君。その感動がどれほどのものか当時の君はどのくらいわかっていただろう…。当時の僕の表現力では限界があり伝え切れなかった。君はそんな僕に満面の笑みを浮かべて問いかけて笑いかけてくれた、幸せな記憶。この続きを、今の君と続ける日がくれば幸せです。



 明日書こうと思っていたことを少しフライングで…

 僕は君と勉強の話をしたこと無かった、だから僕は君の学力について知らない。

 君は将来の経済的な事について言及した事が1度も無かった。

 僕が手紙に「自分は見合い結婚でもすると思ってた」と書いたけど君にスルーされたのを覚えている。

 なにが言いたいのか?

 君と未来に対する話をした事が1度も無い。

 「山手線ゲーム」君も苦手なんじゃないだろうか?僕は苦手です。いつも人と違う発想をするから上手く出来ないし、いつも次の人が大変になり、次第にゲーム自体がしらけてしまう。他人と違う発想をしてしまう、君ももし苦手だったら同じだと思う。


「頭きた!」

 と、もう一人のトロンボーンメンバーにぶちまけた、部活中、全体練習の前。

「人が下手にでてればいい気になりやがって!」

 と叫んだ、実際振り回されてストレス限界だった。

「辞めたいやつはやめればいい!」

 周囲に聞こえるよう叫んだ。実はこの数分後君は来た。来ないとおもっていたからばつが悪い思いだった、来てくれた、もしかしたら考えがかわったのだろうか?そう思いやさしくした。君は拒絶50%、逆の感情50%の複雑な顔をしていた。やはり、辞める気だったんだろう。

 でも君は辞めなかった、部活にのこり、さらに神社での密会も再会させてくれた。僕を選んでくれた。

 もし、仮に、本当に君の将来の運命が高校の時点である程度決まっていて、そこに僕が入り込む余地がまったく無いと知っていたとするなら…、そりゃあ将来の話なんて出来ないはずで、それならあのときの将来を語れない君の気持ちもわかる。どこまであっているだろう…仮に合っていたら、残酷な運命、そしてそんな中僕を愛してくれた君の想い。何にも変えがたい大切にしなければいけない想い、粗末には扱えない、小さな小さなでも決して消えない光、どんな正しい正論で攻撃されようともびくともせず輝き続ける大切なもの、そんなものが世の中1つくらいあってもいいと思う。君と僕にある、そんな思い出。当時君は思いでつくりをを大切な作業のように言って僕を諭した、やはり、君が正しかった。消せない火は今も大切に燃えています。


〔水曜日、24日目〕 

 昨日、前半部は少し踏み込んだ描写をした、どうしても君の愛くるしさを書きたかったからだ。あの完全無欠の愛おしさは何が何でも守らなきゃいけないと感じさせるものだ、あの時は君の気持ちがつかめずこの重い想いを伝えられなかった。何だかどうしようもなく、それを表現したかった。ここまで書けばもう2人に関係があったことはバレてるわけで、でも一線を越えてかくような悪趣味はしません、僕の趣味じゃないし君もいやだと思うし。

 同時に未来について語りたいと思って後半部書いた、君と未来を語れる日が来るのを切望する毎日です。

 今日も天気が悪いです、めちゃくちゃとまではいかないが冬らしく寒い。東京で買った羽毛布団みたいなコートがいい感じに役立つ今日この頃です。君は今どこだろう…、東京?北海道?静岡?それとも別の場所?神奈川?元気でいてくれればなによりです。

 以前TVをつけているとやたら「別れ惜しむ」というフレーズを聞いた、それはやはり人の脳に浸透するらしく昼の番組でタレントがギャグに使い観客が笑うくらい浸透していた。同時期「いい景色をみたり、いい空気を吸ったり…」というフレーズもやたら聞いた、でも今は聞かない。

 聞かないということを好意的にとらえたくなる衝動にかられる、けど、冷静に考えればこのまま何も無い可能性も充分ある。だから、試金石の意味でも年賀状を出します。どうなるかわからないけど、もしこれをを彼女のご家族の方が知る機会があるようでしたら、お願いします、年賀状出しますので彼女の現住所へ転送していただけないでしょうか。年賀状は極力地味なものにしようと思っています。いかにも、古い友人がなんとなく思いついたのでダメもとで出しましたという感じで、その方が常識的に見て不自然でないからです、けどそこに込められた思いを汲んでくださいませんでしょうか、よろしくお願いします。

 

 まだ何も終わってないし、何も始まっていません…。僕は頑張ります、君が頑張れるなら僕も頑張れる。


〔木曜日、25日目〕

 今朝も寒いです。そちらはどうですか?天気はいいみたいです。

 君が寒がりかどうかは知る機会がなかった、ささやかな願いだけど一緒にスケートかスキーに行きたかったなどと思う今日この頃です。寒いで思い出した。

 君は寒いからと言っておなかに紙の束を入れているといった事が1度あった。

 定期演奏会用パンフレットの写真撮影の時、多分最後のやつ、僕らが仲が物凄く良かった頃の話。全体写真とは別にパートごとに撮影しなければならず順番待ちをしていた、トロンボーン3人で中庭で撮影した。3人で体をカメラに対して横にして顔だけカメラに向けて楽器を軽く担ぐように持つポーズで撮った。後々に出来上がった写真を見て君は言った。

「この撮影の時お腹の所に紙の束いれていたの」たぶんこんな感じの事を言った。

「何でそんな事したの?」気にならないレベルだが言われて見ると少しそう見える。

「太く見えちゃうじゃない」とか僕は言ったように感じる。

「寒かったから…」君はそう言った。

 何だか説明できないかわいさを感じるのは僕だけだろうか?そして、そんな会話ができる間柄でいられることが幸せだった。


 覚えているだろうか、この写真撮影の順番待ちをしていたとき、僕はどこかへ消えた君を探した。君は3階にいた、階段を上りきったあたり、1人で。その日は部活の前の通常の授業で体育があり、長距離走の練習があり、そこで2人はあっていた。僕が走っていると見覚えのある小柄な女の子が体育着姿でトボトボ歩いている後姿が見えた。女子のが距離が短い関係で男子が追い抜く事になる。

 僕は追い抜きざま振り返り君の名を呼んだ、両手を挙げていたような気がする。君は「ん?」というリアクションそのまま僕は走りぬけたのであとの事はわからない。

 階段で会った時僕は「授業中会ったね」と言ったと思う。

 くわしい光景が思い出せない、君は恥ずかしがっていた。聞くと体育着姿を見られて恥ずかしかったと言うのだ。最初ピンと来なかった。

 「何で?」

 と聞いた。すると素足で短パンなのがはずかしいという、でも皆そうだし、いちいち恥ずかしがっていられないはず…。

 そこで以前音楽室の窓の外へ金管楽器4人で演奏のため出て、戻る際窓を乗り越えるとき足が見えたことを話した。1度前に見てる、少しからかう意味でそんな事言った。

「見えてたの!?」猛烈に驚く君。

「短パンとスカートじゃぜんぜんちがうわよ!」と猛烈に赤くなる。

 気がつくと平気なはずの僕もいつの間にか君に同調して赤くなっていた。2人して赤面して沈黙して同じように固まる。2人の気持ちは気がつけば同調していた、不思議な感覚。トロンボーンの残りの1人が順番が来たと呼びに来るまでそうしていた。呼ばれた瞬間催眠術から解けたようにわれに返る。けど、まだ気持ちが繋がってる、そんな不思議な感覚。覚えているだろうか?あの時君はどう感じていたのだろう、覚えていたら聞かして欲しい、そう思った。



 ついさっき道に迷った。新しい自転車の乗りごこちを試しに自宅から裾野、そして僕らの高校の在ったあたりへ、帰り道で迷う。なんだか変わっていて高校からの帰宅路がわからなくなる。迷っているうちにある場所に出た。知ってる場所、かつての君の住んでいたところだ。以前一緒にここまで来たように思うとどこかで書いたと思うが今日改めてもう一度見るとやはり来ている。同じ場所だ。君は僕をここに連れてきている、わずかばかりの記憶をほりおこすと話に夢中にになってここまで来てしまったと。

「こんなとこまで来ちゃった」

 と、恥ずかしそうに困っていたのを思い出す。何を夢中に話していたんだっけ?いつも本当に思いつきでベラベラしゃべっていたから思い出せない。僕は1人が好きなわりに人と話のが大好きだ、ただ人との温度差を埋めるのが苦手なだけで。

 ともかく君の昔の住所まで来た、このまま自宅方面に向かうのはわけない。途中の曲がり角をまがると少し前苦労してつきとめた現在の君の実家がある。まさかこの先をまがると…、いないよなと思いながらその曲がり角を通り過ぎた。あの時、ようやくつきとめたのに会えなかったあの日、僕は徒歩で帰り、憔悴していた。途中の耳石神社で寝込んでしまう、神社には当時どこへ行っても必ずいたお決まりのベビーカーに母子、そして小学生の女の子。くさりそうだったけど耐えた、東京ではもっと凄い目に遭ってる…この程度で負けるものかと思った。あの時、17年前の君の勇気に報いるためにはこんな所でへこたれてはいられないし、負けたら申し訳ないと感じた。



〔金曜日、26日目〕

 今朝も寒いです、昨日今日と地震が続いています、群発地震だそうです。地震というキーワードでは君との思い出が出てこない…、残念です。

 つい昔のくせで、変な事書いて君の機嫌を損ねてしまったらどうしようなどと考えてしまう。不可能に挑戦しているわけだし、大丈夫と信じて書きます。

 昨日書いた君の住んでいた団地の話、寝ている最中にだんだんと鮮明に思い出す。

 何かしら夢中で話ながら自転車を牽いて歩いていると、君が急に立ち止まって…

「こんな所まで来ちゃった」

 といった。そして、

「ここで分かれましょう」

 と言った気がする。唐突だった。

「家この辺なの?」

 と訊くと、ばつが悪そうな君。そりゃそうだ、目と鼻の先。

「ううん」

 と否定する君。まあ、いつものことか…急にいつもこんな感じになる、と思い了承した。

 団地の前は結構な人だかりで、遊ぶ子供と随伴する親と暇をもてあます老齢者やその他いろいろな人がたくさんいた。

「早く帰って、皆見てるでしょ」

 正確な記憶でない、けど、君が周囲を気にして僕を気遣っていたのは覚えている。その時見られて何の不都合が?と思ったのを覚えている。

「帰り道わかる?」

 いつも言わないセリフ。

「気をつけて帰ってね」

 何をだ?今日にがぎってやけに気遣ってくれる…、今日何か特別な事でもしたっけ?とその時思ったのを思い出した。君は団地に着いてからずっと困り顔で最大限気遣うやさしい顔をしていた、いつものはにかみとはちがうイメージは僕の主観のせいだろうか…。

 自転車にまたがり帰った、たしかにジロジロ見られた。振り返るとあっという間に君の姿は消えていた。あの時どう思っていたのだろう。イメージとしてはしまった、やっちゃった、というイメージで覚えている。合っているのだろうか?実際会って確かめたいです。


〔土曜日、27日目〕

 今朝も寒いは寒いですが昨日ほどではありません、地震も感じるレベルのものもなくいたって平穏な感じです。でも何があるかわからないので気を引き締めます。

 会えそうで会えない不安、昨日一晩考えた。もし、これが夢であるなら、とりあえずさめるまでこの夢を満喫すればいいのではないかと、さめた時、ああ楽しかったと元に戻ればいいのではと。夢でない時はそれはそれでいい事なわけだし。

 仮に再会するなら、神社で会いたい。と同時にどこか2人きりになれる空間を確保して時間を埋めたい、話さなきゃいけない事や確認しなきゃいけない事、決めなければいけないことや、とにかくたくさんある。1日では終わらないかもしれない。全てその先のことは未知数の条件が多すぎておいそれと計画1つたてられない。それに、なにより時間をうめないと、17年…。僕は最近真実に気づいた、けど、君は違う、君のほうがこの17年は長く重いもののはずだ…。

 といった事考えながら寝てしまいました。実際の所はわからない、待つのみです。

 道ですれ違ったときが怖い、事実ぼくは17年前ショートカットにした君に気づけなかった。だから見過ごす可能性があるのだ。現実はそうストーリーのようにはいかない、あらためて今回随分思い知った。でもそれでも奇跡を信じています。あの笑顔が見たいから頑張れるわけですから。


〔日曜日、28日目〕

 今日はいい天気です、昨日レンタルDVD屋で最悪な気分になったけど、借りたDVDは予想以上によかったので何だか楽しかったです。プラスマイナスゼロといった感じでしょうか?君はあまり、映画とかドラマは見なかったね、現実が見えてる分ドラマがしらけて見える…、僕もそんな感覚になるときが時々あります。でも面白いものをみるとやはり、気分がいい。


 こんな事思い出した…

 あれは、2度目の破局の後。最悪の引き裂かれ方をした後の事。何も知らない僕はまたただの気まぐれと思い込もうとしていたあの頃、君の心中をわかってあげられなかったあの頃、僕は君を再び映画にさそったと思う。手紙をだし、返事も待たずに駅で待つとのみ書いて実行した。

 当日駅の南口で待った、来ない。当然だけど。1~2時間待ったんじゃないだろうか…

 記憶がはっきりしない、この後、僕は君と会話している。場所が思い出せない、電話だったのか、学校でだったのか、ともかく会話の内容だけ覚えている。

「ずっと居たでしょ?」

 と、最初言ったような気がする。同音異句で似た事を言ったのかもしれない、ともかく君はいった。嬉しそうに、はずかしそうに。

 僕は見てたなら会ってくれてもいいのにと言ったと思う。当然だ。

「見ていた人がいたの」

 知り合い?その時はそれで納得した、あれも当時の君のけなげな僕に対するヒントだったのだろうか…当時もそうして監視されていた。つまり、今僕の周辺には悪意善意の有無は別にして僕を監視するのはこれで2度目という人も実際にいるわけだ。どう思っているのだろう?良心の呵責はまったく無いのだろうか?そんな事かんがえると、そうかなるほどとある現象に対する答えにつながる。ここには書かない、かくとこれが源になるから。こういうこと書くとやはり、君は「わかんない」と言うのだろうか?

 周囲を観察した感想をいうと、やはり、君が何か働きかけをしてくれたんだろうか?推測の域をでません、感想です。

 最近「別れさせ屋」事件の裁判のニュースをよく見る、君は自由になれたのだろうか?それともこれ自体がワナなのだろうか?

 今までは書きたくなかった可能性…、

 君は再会は望んでいても僕との再会はできないというやつ。君の意思の有無とは関係なく…。この場合、もし会いたいと君が望むなら、訴えつづければいい。行動におこせばいい。意思の強さをみせつけてやればいい、君はそれができる人だと思う。なぜなら僕は君からそれを学んだんだから。


 「再会」というキーワードが頻繁に見たり聞いたりできればいいのになんて最近おもいます。


〔月曜日、29日目〕

 おはようございます。朝です。朝君はいつも他人のように振舞った。会ってもこちらに目を合わせず、一点を見つめる。けど、どこかへ逃げたりしないし、へんな顔もしない。無表情に徹する。

 けど、時間が経ち、部活の頃には表情も和らぎ、パート練習の頃にはいつもの愛くるしい君に戻っていた。そんな繰り返しだった。

 あれはいつだろう、2年のとき、お互い同じクラスのとき、全ての授業がおわり、放課後。ほうきを持っている、僕は。たぶん君も持っていた。やる気の無い放課後の掃除当番。僕はほうきを重心点に両手でよりかかり君に対面していた、君はほうきをもって立っていた、僕のほうを向いて。この頃はまだあの大告白の前、君が僕を受け入れる前、でも映画に行った後だから僕の気持ちは知っている頃。まだ先生はいた、けど、2人の対立は沈静化して小康状態に入り、なんだか仲良くなり始めた頃…。君が笑顔をよく見せてくれるようになった頃。僕がまだ君のかかえる闇深さに気づかなかった頃、君が僕を遠避けていた理由がわからなかった頃。

 掃除の時間、僕は笑いながらなにか語った。君はじっとこちらを見てにこやかに聞いていてくれる。この後の部活について何かしゃべっていたのだと思う。教室ですごすわずかな会話時間。普通の学園生活を送ってみたかった。太陽の下堂々と君と歩いていろんな所に行ってみたかった。何者かから隠れるように会うのはこのずっと先だけど、それはもう始まっていた。君は笑ってくれた、あの環境下で。僕も見習って今現在の監視下でも可能な限り笑おうとおもいます。君のあの努力と勇気に報いるためにも。

 

 今第1話を読み返すと当時でなければ書けないくだりがある、数週間前の自分に殺意を感じるなんて、当時の僕にしか書けない、あの時は気がついて間もない頃だった。書けば書くほど記憶のつじつまがびっくりするように合う、まるで、予定された文章のようにすらすらと完璧につじつまが合う。書きながらわが目を疑った、なんだこりゃ、いくらなんでも出来すぎだろう…、でもどこも記憶の通りで、単純に記憶を整理しただけでああなった。運命に畏怖を感じる。

 こんな風に今しか記述できない事があると思う、書いてみて、後になってこの時こんな事書いてたなーと思いたいので書いてみます。

 17年って重いよね、ホントに…、ほぼ人生の半分。お互い同い年だから同じはず。僕は泣くのだろうか?仮に会うとして…、それとも先に泣かれてしまうのだろうか。お互い泣くのか?それとも笑うのか?最初どちらが話しかけるのだろう、動けないかもしれない。案外また手が震えるかもしてない。会ったら僕はどうなるのだろう。一言もしゃべれないのだろうか?それとも、これは、今しか書けない想いの記録。


〔火曜日、30日目〕

 30日たちました。もう心の修行ですね、これは。語るのは、君を助けたいからだし。2つの思いがあります。自由ならもう語る必要がない、そうでないなら、今でも語り続けないといけない。今君は何をしていますか?これを見ていますか?どう思っているのだろう、何を思っているのだろう、いそがしいのだろうか?そうでないのだろうか?どこにいるのだろうか?どんな様子なのだろうか?今、君は自由ですか?そうであることを祈ります。たとえこれが夢でも、この夢を君に伝える事に意味はある。具体的な夢を提示するのは目標のビジョンがイメージできるから、悪い事ではない、そう思う。たとえ、現実がどちらであろうと。


〔水曜日、31日目〕

 31日たちました。一旦おとなしく…というか、静観…、いやちがうな、波風をたてず何事もなかったようにしてみようかと思います。そういえば君も以前僕にそんな事お願いしていた時期があるのを思い出す。僕としては精一杯普通にしているつもりだったのに君はそうは思わなかった事が。そんな事思い出します。




(この物語はフィクションです登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)


〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語の登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください


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