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第62話 星空の下、神社の帰り道3

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)



〔10月19日〕

 この小説は多くの“彼ら”の目にさらされる事を前提にしている。

 その状況で、これを書くのはどうかとも思うが、書こうと思う。

 Fさん、君が今も戦っているという前提で書きます。


 今、NHKのドラマで、夫の暴力から逃げて、シェルターにたどり着いたのに、そこでも安心できず、ひとり遠くで暮らそうと逃げる主婦のドラマがやっている。彼女は当然、法律の知識もなければ、財産も無い。まだ第一回目だけど、このさき、どうなるのかわからない話になっている。


 もし、君が戦っているならば?

 見て損はないと思う。

 そんなこと感じました。


 母子家庭の支援制度なんかも説明してくれるみたいです。


 NHK総合で、毎週火曜夜10時放送だそうです。

 タイトルはあえて書かない。みたらいい印象をうけないかもしれない。

 けど、キャッチフレーズは書こうと思う。番組キャッチフレーズは「泣いてる暇なんか無い」です。

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〔10月20日〕

 なんか普段とぜんぜん違う話が書きたくなりました。

 漫画の話でもしようと思う。


 現在、漫画製作は順調とは言いがたい。

 漫画を描く「脳」に調整するまで、かなり時間がかかる。


 以前、ラジオである戯曲家がこんな事を言っていた。

 15分とか毎日時間をきめて書けば、時間なんていくらでもあるでしょ、とかいうけど、そういう事では書けないものなんだ、と。そう、創作と作業はちがう。作業は毎日時間を区切って行えるが、創作はそうはいかない。

(おそらく、世に言う天才は、こういうところが優れているのかもしれない。すぐに頭を切り替えられる)


 しかし、こればかりは、とにかく頭を切り替えようと努力する意外に方法が無い。

 いろいろためして、ようやく頭が切り替わるけど、大概、いつも違う方法で頭が切り替わる。

 これ、という方法が無い。

(1つ言えることは、頭のスイッチが切り替わったあとだと、この小説もスムーズに書ける。時々記述が止まると思うけど、それは頭の切り替えがうまくできてない時だ)


 Fさんも、そういうところ無いかな…

 自分で気持ちの切り替えが、なかなかできなくて、なんてこと。


 僕は、いつもこれで苦労しています。

(仕事では、スイッチの切り替えがうまくできてない時など、やる気が無い、と見られるようで、苦労します)



 自分のリズムと社会のリズムがいつもあっていない。

 こう、書くと、2つの意見が聞かれる。

「甘えた事をいうな!」

 という意見と、

「みんなそうだよ」

 という意見。


 創作の世界をみると、意外に、こういう社会と自分のリズムの狂いに悩む人が結構多い。

 有名な作家なんかも、そういう悩みを抱えている人は、結構いる。


 僕が、この悩みを受け入れられるきっかけになったのは、「赤毛のアン」を読んでからだ。

 100年以上も前の小説にも、同種の悩みが書かれている。

 主人公アン・シャーリーは、いつも自分と周囲とのズレを感じていた。

 たぶん、作者のモンゴメリーも同種の悩みを抱えていたのだろう。


 そして、これは以前も書いたと思う。

 物語の舞台、カナダのプリンスエドワード島で、村おこしの一環で、赤毛のアンのイベントを行った際、世界中からファンが来て、ようやく自治体もこの作品の人気に気づいた、という話。今では、物語の世界を再現して、島の観光産業にしているけど、このイベントが行われるまで、島の人はその人気に気がつかなかったらしい。


 自分と世界のズレに悩んでいる人は、意外に多い。


 そして、それは、それほど悪いことではないんです。


 もし、君が周囲とのズレに悩んでいて、悪いのは自分だ、と感じたならば?


 僕は、君にこういうだろう。


「なにをバカな事言ってんの?何も悪くないだろ!理解できないほうがいけないんだから!」と。


  


 時々、僕を見に来てください。そう、君に伝えます。無駄とも思える努力の積み重ねの先に、意味のある何かがあると、僕は信じます。

 実際、過去のそうした努力があったからこそ、僕は真実に気づき、“彼ら”の総攻撃をかわす事に成功した。役に立たない人生は、あきらめない限り存在しないと、僕は信じます。


 君の人生には、すべて意味がある。そう、信じて、心に刻んで欲しい。

 そう、つよくつよく、君に伝えます。

 君の心が彩りを取り戻す日を信じて。


 君に読んで欲しい本がある、日蓮の現存する正筆御書、一度見てください。

 僕は至らぬ人間ですが、精一杯の背伸びをして伝えます。

 いつか再会できる未来を信じて。

 君が「埋没費用サンクコストの呪い」にかからず、

 冷静な判断が出来る事を心から期待します。


 三界に家を建てるには、君が必要です。


 遊ぶ金ほしさの連中に負けないで!

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〔10月21日〕

 Fさんへ。また、普段とはぜんぜん関係ない話を書こうと思う。


 漫画を描こう、と思うと。いつも混乱する。

 どこまで書いたっけ?と。


 いつも新しい事に挑戦して書いています。

 今回もいつもとは違う新しい手法で書いている。


 今回の手法は、説明するとややこしい。

 全般として、継続して取り組んでいる課題は、自分のインスピレーションをコントロールしきる、という事。

(僕は、黙っていてもいろいろインスピレーションがでてくるタイプだ。そして、それを形にしないままうやむやにしてしまうのが、気持ち悪くてしょうがない。何が何でも形にしたい、と思っている。)

(出来上がったものの良し悪しを、どう決めているのか?それには明確な基準がある。以前どこかで書いただろうか?僕は小学生1年から6年間、年がら年中テープレコーダーを持ち歩いていた。TVで録音した藤子不二夫作品を、音声のみだが、ずっと聞いていたのだ。それこそ何万時間も。だから頭の中にはその定番パターンがたくさん入っている。最終的に出来上がった作品を、この記憶の中の定番パターンと照らし合わせて、違和感が少なければ、それだけ納得した作品と言える)

(僕は藤子不二夫先生とは、まったく違うモチーフを使う。SFや経済や歴史。絵も先生とはだいぶ違う(以前、編集者に絵が古いといわれ、もう特訓して今風にしたからだ)。こうしたまったく違う題材で、先生の作品にどれだけ近づけるか?が良し悪しの判断基準だ)


 なんか難しいこと書いてる、意味わからない、と思うだろう。

 まあ、今回の記述は自分の頭の整理も兼ねているので、多めに見て欲しいです。



 まず、気になる題材をピックアップする。

(ここでの題材は、あくまできっかけにすぎない)

 しかし、自分が何が気になっているのか?から絞り込まないといけない。

 そこで、まず漠然とした作業から取り掛かる。


 事件が起こり、悪者がいて、陰謀が暴かれる。

 という定番のストーリに乗っ取って、最近漠然と感じている素材をのっけて、1つ物語を作り上げる。

(ここまでは非常に簡単にできる、問題はこの先。ここで作った物語は、長すぎて短編には使えないし、子供向けではない。50ページ前後の少年漫画用に、アレンジする必要がある)

(まれにこの段階で、短編向けのものができてしまうこともある。そういう場合、大概、いい作品ができるのだけど、毎回そうでもないので、次の作業が必要になります)

 これを「モチーフA」とします。



 まず、導入部。

 ここは、定番のものを使わせてもらう。奇をてらわない。

 今回は、藤子不二夫テイストの導入部を使わせてもらった。

 先に作った物語の原型(=「モチーフA」)の登場人物たちの小学生時代を、描く。

(この時点で、原型のストーリー(=「モチーフA」)を捨てることもありうる。無理に原型の物語にこだわると、短編としてまとまらない。今回は捨てることにした)


 この時点で別のモチーフが見えてくる。

 漠然としていたものが、ある程度形になってくるのだ。

 見えてきたモチーフは、「デジタル世代の子供たちとネット投資」というものだった。

 最初の段階では、そんな事まったく考えていなかったんだけど、どうやら、僕は、今、こういう事を描きたいらしい、と思った。自分の意図を離れて、作品が一人歩きしだすのは、いい傾向です。いつまでも自分の頭の中から飛び出さない作品は、つまらなくなる事が、多い。そう、過去の経験からわかるからです。

 ここでできたものを「モチーフB」とします。



 話はすこし飛びます。


 以前、ルパン3世の原作者、モンキーパンチ氏がこんな事をいっていた。

 なぜ、でてくる美人の名前が、毎回「不二子」なのか?という問い。

 氏はこう答えている。

 まったくバラバラな話でも、登場人物の姿、形をそろえておけば、同じ作品の枠でおさまる、と。

 だから原作の不二子は、本来は毎回別人であり、だから身分も、性格も、違う。

 それが時をへて、進出奇没の謎の女、峰不二子というキャラクターへ、時間と共に変わっていった、という。



 そこで、別の取り組みとして、僕は登場人物だけそろえて、まったく別のストーリーをかいていた。

 こちらは、戦闘シーンメインで、ストーリーのない一遍。

 これを「モチーフC」とします。


 「モチーフB」と「モチーフC」には1人、共通の登場人物がいる。

 まあ、初期段階では、別人なんだけど、姿、形を同じにしてあるから、同一人物として、扱う事は、漫画上可能だ。


 この2つをつなぐ事で、導入部と戦闘シーンという2つの見せ場を作ることができる。


 つなげてその後はどうする?

 ここで先に捨てた「モチーフA」を参考に、その後の話を作ればいいのだ。

 オチまでちゃんと作れれば、一本できる。

 これを「モチーフD」とする。


 今回は「モチーフB」が8ページ、「モチーフC」が8ページ。「モチーフD」をいれてもだいぶ余裕がある。

(しかし、余裕があるといって無駄なシーンを入れてしまうと、つまらなくなる。過去何度そこで失敗した事か)



 今までのやり方ならば、これで1本漫画がかけるのだが、これではだめという事が、過去の持込経験からわかっている。

 なにかプラスアルファが必要なのだ。

 以前何度か書いているけど、「ぐっと来る」何かだ。

(具体的に言うと、「ワンピース」で言えば、赤髪のシャンクスがルフィに教えた事。とか、「ナルト」で言うと、自分の正体を知ってしまったナルトとそんな事はすべて飲み込んで味方になってくれる先生のくだりとか、ああいうものの事をさしている。これは、マネでどうのこうのなるものではない。作者の人格そのものが問われるものだ。)


 このプラスアルファには、描いている作者の人格や人生観がそのままダイレクトに関わってくる。

 真似でどうのこうのなる類のものではない。



 さて、このプラスアルファ、僕の場合、どうするのか?


 ここで1つの作品がある。

 この作品は、過去、編集部に持ち込みをして、一番いい評価をえたものだ。

 そして読み返すと、そこには、僕自身の持つプラスアルファの正体が隠されている。

 書いて当初は、客観視できなくて気がつかなかったが、今、時間がたってから読むと、自分にもプラスアルファとして使えるものがある、と思えるようになった。

 この作品のタイトルは「光る雪の物語」という。


 今回の作品、最終的には?

 「モチーフB」+「モチーフC」+「モチーフD」

 という全体像に、「光る雪の物語」と同種のプラスアルファを入れる。


 という事で完成させる。



 もしこの方法でうまく描ければ、作品の量産もできると思う。

 作り方を完成させれば、試行錯誤の手間が減り、作業スピードも上がるからだ。


 そうなればいいんだけど。


 今、やっている作業は、「モチーフB」と「モチーフC」をつなげるところだ。

 さほど難しくないはずなんだけど、なかなか前に進まない。

 でも、どの方向に進めばいいのかはわかっているのだから、がんばろうと思います。


 そんな事、今、考えていますと、君に伝えたかった。


 


 僕は今、賭けをしています。

 答えはわかりません、とにかく待とうと思う。

 今は君の都合が悪いだけだ、受け入れられるにしろ、違うにしろ、なにかしらケリをつけに君は現れる。そう信じます。君は、僕が真実に気がついたという事実をもし知ったなら、その事実を重く受け止めるはずだ。そう思った。

 何に賭けているのかと言うと、君が僕に「告白」するかどうかという事にだ。

“彼ら”は決して正体を明かさない…(「告白」しない)、どんなに親しくなろうとも、絶対に。君ははたしてどうだろう…?

 高校時代、君は「告白」一歩手前まで来ていた。先輩の正体を明かすという行為は、あとちょっと踏み込めば自分の正体も明かしかねない行為だ、今にして思うとそう思う。


 僕は賭けをしています。君が僕に「告白」するかどうかと。

 そこが、大きなターニングポイントになる。それは事実です。


 告白された事は胸にしまうつもりでいます。



 僕には“彼ら”に「人生を返せ!」と主張する権利がある。

 この事実を否定するのは相当難しいはずだ。どんな屁理屈をひねり出すのか一苦労だと思う。

 けれど僕はあえて“その権利を行使”しない。過去の文面を読んで欲しい、一度だって要求してない。


 その代わりこう言いたい訳だ。「もう一度あいたい人がいる」と。

 そして、生活を立て直すけど、「邪魔しないでほしい」と。

(…一瞬でも「それって当然の言い分だよな」と感じていただけたら幸いです)


 それでもそれが「贅沢だ!」と言う人がいるならば、何を持って贅沢ではないのか定義を明確にしてほしいものだ。

 単に自分たちの贅沢が(快楽が)侵害されている事に怒っているだけという事実に気づかずに反論できるのだろうか?


「別に人生を全部返せって言う、無理な(実行不可能な)相談をしているわけではない」


 …という事実があります、これはささやかな奇跡を期待しているだけの事なのです。


 君は全て背負い込むような感覚を時々もっていたような気がする。僕と別れた後“彼ら”は君に“まちがった”発見をたくさんさせたと思う。

 君は自分でそれを発見したと思い込んでいるけど、それは間違いです。

 そうした発見を全て背負い込む心理状態になれば“彼ら”はそこにつけ込む。

 そして君の心を容易に操る事が出来る。

 そうやって君を“従順”にさせるのが“彼らの(中の「そうした人達」の)常套手段”です。

 非常に悪質な人心掌握じんしんしょうあく法になります。だから全てを背負い込んではだめです!“彼ら”はそれを狙っています!!そうやって君の心から“情熱”を失わせるのが“彼ら”の手口だ!!だから注意して!


 “彼ら”は君がなかなか、なびかないから。

 じゃあ腹いせにこちらもずっと攻撃してやれ…と考えたのだろうか?

(そこまでくさってない?)

 もし事実なら、この20年以上、同じ苦難の一端を君と共有していた事になる。

 それは僕にとっては(奇妙な事に)誇らしくも感じてしまう。

 繋がっていたのだろうか?どうなのだろう。

 だとしたら、2人の時間は断絶したわけではなく。

 図らずも“彼ら”を通じてつながっていた事になる。

 もしそうなら、切なくも、こそばゆい奇妙な想いになるけど…、どうなんだろう。

 あくまで仮説です。いつか疑問が解ける日を夢見ます


 油断していると、本当に暗示にかかります。

 相手は親切心につけこんで、あたかも君が自分で決断したかのように“錯覚”させるプロです。

 親切心を利用されないようにしないと、永久にいいように利用されてしまいます。

 気をつけて!そうやって“情熱”を失わせるのが、彼らのオハコだ!


 いまはつらいのかもしれない、大変な目にあってるのかもしれない。

 でも繋がりは、今でもあるんだと、そう思えれば乗り越えられると思う。

 きみにとっての“それ”が“何を”いみするのか。


 君は君の心を信じて良いのだと思う。


 何か言われたら?こう言い返してください。


 「本当のあなたに目覚めさしてあげる」とか。


 「無鉄砲がかっこいいだなんて、1度も思ったことは無いわ。」


 「私が変わったというなら?あなたも変わったわ、それとも最初のうちのやさしさは、芝居だったのかしら」とか。


 時々、僕を見に来てください。そう、君に伝えます。無駄とも思える努力の積み重ねの先に、意味のある何かがあると、僕は信じます。

 実際、過去のそうした努力があったからこそ、僕は真実に気づき、“彼ら”の総攻撃をかわす事に成功した。役に立たない人生は、あきらめない限り存在しないと、僕は信じます。


 君の人生には、すべて意味がある。そう、信じて、心に刻んで欲しい。

 そう、つよくつよく、君に伝えます。

 君の心が彩りを取り戻す日を信じて。


 君に読んで欲しい本がある、日蓮の現存する正筆御書、一度見てください。

 僕は至らぬ人間ですが、精一杯の背伸びをして伝えます。

 いつか再会できる未来を信じて。

 君が「埋没費用サンクコストの呪い」にかからず、

 冷静な判断が出来る事を心から期待します。


 三界に家を建てるには、君が必要です。


 遊ぶ金ほしさの連中に負けないで!

 奇跡を信じて、君の心に運命を賭けます。

 がんばれ!まけるな!

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〔10月22日〕

 Fさんへ。

 今後の日本はどうなるだろう?

 そんな事を思わなくも無い。

 

 こんな話を聞いた。


 こないだ日本で開かれた世界銀行の会議。


 日本政府は世界にこうアピールしたそうだ。


 これ以上の円高が続くと、日本経済がおかしくなる、と。


 すると、これに異論を唱える国は一国もなかったという。


 危機感は薄い。目前のスペイン危機のほうが、現実的な脅威だからだ。




 以前書いた。この円高を是正するためには、世界各国が同時に為替介入して円安に誘導するしかない。

 現状では、どこの国も協調介入に応じてくれない。

 しかし、このままではまずい、という言質を、今回の会議で取り付けたことになる。


 そう遠くない将来、日本が危機になった時、世界同時介入が現実味を増してくるかもしれない。



 これから世界は混乱するだろう、日本も渦中に巻き込まれる。

 自分はどうしたらいいのだろうと、常々考える。

 いろいろと器用ならば、世界に出たいとも思うが、君も知っているように、僕は不器用だ。

 何でもはできない。


 ともかく、自分にできる範囲の事を、信じてやろうと思う。


 

 こんな事も思う。


 どうにかして世界と関わりたい、そう思う人は、僕だけではないはずだ。

 案外に、“彼ら”的行動に参加する人たちも、そうした動機から参加するひとらもいるのかもしれない。


 もし、そういう人(悪意なく善意から“彼ら”的行動に参加する人)に出会ったら?

 若い人には青年海外協力隊のパンフレットでも渡してあげてください。

 若くない人には、一般のボランティアを勧めて欲しい。

「あなたの善意を無駄にしたくないから」

 そういって勧めて欲しい。

「今のあなたは、単なるカルトの手先に過ぎない、よく考えて、自分を変えて」と言ってもいいと思う。


 

 答えは、常に自分の外にある、そう考えるほうが健康的です。


 この先の日本の歴史はおそらくこんな感じだと思う。

 現行の社会システムは、時間と共に、ゆっくり減退してゆく。

 それと入れ替わりに、新しい社会システムへと以降するだろう。

 ある日突然かわるのではなく、時間をかけてゆっくりと。

 ドラスティックな変化も1つ2つあるかもしれないけど、基本的にはゆっくり変わると思う。


 “彼ら”もいづれ変化するだろう。

 寄生する社会が変われば、変化せざるをえない。

 もしかしたら?どこかで犯罪がばれて、社会的な制裁を受けるかもしれない。


 先に書いた世界同時介入の件。



 この先、日本は、一国だけでは再生も再建もできない。

 日本に限らず、世界中がつながった今、外国と関わらざる得ないのだ。

 日本国内では、制裁を回避できたとしても、この先100年、外国との関わりが増すと?どうなるのか…。


 中国の幹部が部下ともめて、身を滅ぼした話は有名だ。

 部下を切ろうとしたら、その部下はアメリカ大使館にかけこみ、自身の妻のイギリス人殺害事件が露呈した。

 以前の中国では考えられない出来事だ。

 外国との接触が増えた結果、こういう状況が生まれたのだろう。


 いずれ日本にはもっと外資が入ってくる。

 日本社会を立て直すためには、外資が必要だし、その結果係わり合いも増える。

 その中で、“彼ら”が今までと同じことを続けられるのか?

 ぜひお手並み拝見、といったところです。

 個人的には、だれかボロを出さないかな?と期待してしまいますが。



 今、報道されている事件、以前“彼ら”では?と記述した尼崎の事件。

 こんな報道がされていた。


 犯人の息子が中学卒業の折、犯人はこう校長に迫ったらしい。

 息子を留年させる、と。

 脅された校長は犯人に、なんとしても卒業させたい、と懇願したらしい、なんとも変な話だ。

 で、卒業式当日、その息子は茶髪を注意され、卒業式を欠席。

 怒った犯人は、校長が辞職すれば、息子の卒業を許す、と、こう迫ったらしい。

 校長は、要求に応じて、本当に辞職してしまったらしい。


 校長は、どうして当時そうなってしまったのか、わからない、的な発言をしているみたいだ。


 もし?この犯人が“彼ら”の一味ならば?

 気に食わない校長を懲らしめるため、財務して、校長を地域をあげてつるし上げた可能性がある。

 毎日の騒音や、意味不明の威圧、説明困難な威圧のせいで、正常な判断ができなくなっていた可能性がある。



 君にもないだろうか?

 過去、自分が下した決断のなかで、今、どうしてそうした決断をしたのか、どうしてもうまく説明せきない、という過去が。



 それは、“彼ら”に正常な判断力を奪われていた可能性がある。



 気をつけて!“彼ら”はいつでも狙っている。


 人の心をもてあそぶ事に「しか」興味を示さない最低人間に負けないで欲しい。

 どうのこうの言って、結局そういう事にしか快楽を見出せない連中は、実際多い。

 そんな連中と同類に思われて悔しくないの?と相手を諭すのも、ありだと、そう思う。

 

 こんな事も思う、“彼ら”は不器用なまでに誠実な人々によって支えられている。

 だから、君が不器用なまでに、誠実でいつづければ、“彼ら”は手出ししづらい。

 ただ、いままでは、その誠実さを組織のために尽くしたが、今回は自分自身のまごころに尽くせばいいのだ。



 Fさん、“彼ら”は個人レベルでは「カルト信者としての」完成度が「低い」。

 幹部に問題がある。

 僕は何度も書いた、これは、教えが正しいとかどうとかいう問題ではない、人としての“質”が問われているのだ。

 理由さえあれば、組織を離れてもいいと思う。


 君はおそらく組織内の人間からみても、厳しく育てられたのだと推察する。

 環境に問題がある…、多くの組織内の人間ですら、そう思うはずだ。

 “彼ら”の多くは「カルト信者」としての完成度自体は「低い」のだから、なにも恥じたり、気にしたりする必要はない。

 堂々と、自分を取り戻していいのです。なにかごちゃごちゃ言われたら?こういえばいい。

「あなた、結婚のために何桁?財務したの?」と。


 さらにごちゃごちゃ言われたら?

 こう言えばいい。

「仏の名をかたって、そういうことしてると、本当に天罰がくだるわよ」


「世の中には題目と財務だけでは乗り切れない事が、いくらでもあるのよ、いい加減大人になりなさい」とか、


「「ありがとう、別れてくれて」って言える日を信じているわ」と。


 そう繰り返し言い続ければ、そういう空気を作れると思う。

 昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。


 負けるな!がんばれ!

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〔10月23日〕

 Fさんへ。

 今日は行った事のないところへ行きます。

 うまく説明できないけど、僕は高校時代まで、自分の家の近辺と通学路周辺くらいしか知らなかった。

 その後、東京に長いこといたから、この辺の地理に弱い。

 人に言うと地元なのになんで?となるが、そういうものなのだろうか?

 時々感じる、自分と世間のズレの1つです。


 でも、まあ、こう考えると楽しいです。


 知らない事を体験できるという楽しみが、人よりたくさん残されている。と。


 ものは考えようです。

(それに、ほかの人の知らない事もたくさん知ってるわけで、単に趣味趣向の違いと考えています)


 東京時代もこの手の悩みはあった。

 行った事のない場所がたくさんあり、どうしたものかと思ったものです。

 しかし、時間と共に解決してゆき、今ではこの辺よりも東京のほうが詳しいです。


 人になにか言われたら、「ここより東京のほうが詳しいんです」とでも言えばいいかな、などと思ったりもします。

 実際、そうなんだし。


 Fさん。

 君が今も戦っているという前提で書きます。


 何もわかってないと言われたら?

 こう言えばいいと思う。

「あなたが知らないことが、この世にはたくさんある。だからあなたは今の私が理解できないのよ」と。


 負けないで欲しい、がんばれ!

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〔10月24日〕

 Fさんへ。

 今日は早番です。あ、仕事の話です。

 朝、7時までに職場に行かないといけない。

 だから6時起きになる。

 けっこうこれはこれで大変です。


 こんな事も思う。

 この仕事は、それはそれで、世の中の役に立っている。

 世のためになっていると思えば、それなりにやる気も出ます。

 まあ、もう少し日があたってもいいよなとは、思うけど。



 今日ニュースを見ていたら、石原知事が辞任して、国政にでる、と言っていた。

 これは大変なニュースです。

 役者がでそろった形になる。

(個人的には石原さんが出ることには賛成できないんだけど。選挙で多くの支持を集めた時の、中国国民の感情が心配です。いまは中国サイドは「一部の日本人の国粋主義」で納得しているけど、多くの支持を石原さんが受けたら、印象がかわってしまう。)

 こう、思う。石原さんは、外交オンチだ。

 政策面ではそれなりにわかるところもあるけど、外交面はオンチそのものだと思う。



 ニュースをみていてこう、思う。

 日本維新の会、みんなの党、と今度の石原新党が、新しい勢力として国政の軸になるだろう。

(個人的には、みんなの党を支持している。国民の生活が第一は、無視したいところだけど、小沢さんはあなどれない)


 僕がみんなの党を支持している理由は、小さな政府を標榜している点だ。

 みんな気づいているか不明だが、明治維新をおこした明治政府は、小さな政府だった。

 故に決断が早く、大胆な改革にスムーズに取り組めたし、臨機応変に政策を変化させた。

 もちろん、問題がなかったわけではない。

 

 

 一番いけないのは、無関心だ。

 無関心でいると、問題点に気がつかなくなる。


 Fさん、こう思う。

 “彼ら”がそんな風になってしまったのも、長年の無関心が原因の1つだと思う。

 まかせっきりで、無関心でいたからこそ、そこまで酷くなったのだ。

 君を助けてくれる人がいなかったのも、無関心ゆえの事だと思う。


 無関心な人々をいつまでも当てにしていても、前に進めないかもしれない。

 酷なことだけど、現実は受け止める必要がある。



 逆に言うと、無関心な人々は、上の指示が無い限り、君を攻撃したりはしない。

 だから、必要以上に怖がる必要はないです。


 なにかごちゃごちゃ言われたら?

 こう言えばいいと思う。

「いままで無関心でいたんだから、これからも無関心でいてくれないと気持ち悪いわ」と。

 相手がこれで無関心になったら?こう言い返せばいいと思う。

「何なの?本当に無関心でいるなんて!それでも悔しくないの?普通、悔しくて怒るところでしょ?それともそんな感情が沸き上がらないほど、私とあなたの関係は「無い」も同然だったって事?あなた、それを「無関心」でいることで認めることになるのね」と。


 僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。


 自分に無理のない範囲で、毎日相手を責め続ける事は、有効な事だと思う。

 玄関のドアに離婚届を毎日張り続けるだけでも、それなりに効果はあると思う。

 継続は力です。


 がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。

 君ががんばれるならば、僕もまた同じです。


 Fさん。僕は君に会いたい。今すぐ会いたいです。 


 未来の事はわからない。しかし、“ある”と信じ続けることは、悪い事ではないように感じます。

 君が希望を見失わないようにいてくれたら、何よりうれしいです。


 いつかの未来を信じて。

 嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!

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〔10月25日〕

 Fさんへ。

 最近知ったんだけど、NHKの大河ドラマ「平清盛」が、大河ドラマ史上、最低の視聴率をたたき出しているという。僕は、個人的に、あのドラマは大河ドラマ史上随一の面白さと思っているんだけど…。

(僕が好きな大河ドラマは3本。「独眼流正宗」と「利家とまつ」そして、今回の「平清盛」です。) なんだか世間とのズレを感じる今日この頃です。


 今日ラジオでこんな話を聞いた。


 大谷翔平投手(花巻東高)。今回の甲子園で高校生最速のボールを投げたピッチャーだ。

 Fさんは、女の子だから、ぴんと来ないかもしれないが、通常、ピッチャーは130キロも出せれば「早い球をなげる」といわれる。変化球ピッチャーなら?110キロ前後のスピードでも十分通用する。

 しかしこの大谷翔平投手(花巻東高)は、160キロを出した。とんでもない剛速球なわけだ。


 今日きいたラジオでは、大人が彼の夢をつぶすのはいかがなものか?というものだった。


 日本のプロ野球には、特殊な選手獲得法がルール造られている。

 1チームに強い選手が偏って集まらないように、全チームはくじ引きをして、意中の選手を引き当てるのだ。選手側に選択しはほとんど無い。受け入れるか、断るか、だ。


 この高校生最速ピッチャーの彼は、最初からアメリカ行きを希望していて、その事を公表している。

 つまり、最初から日本のプロ野球には入らない、と宣言しているのだ。


 しかし、北海道のあるチームが、そのことを知りつつ、彼を指名した。


 そのチームの行いは悪くない。いい選手を高く評価した結果だし、ルールにのっとって指名したからだ。大谷翔平投手(花巻東高)のほうも、ルールにのっとってこれを断り、アメリカへ行くだけだ。


 しかし、これを「なまいきだ」とか「社会のルールをわきまえろ」とか「断るなんてなんて失礼な」といった非難が、一般の野球ファンからおこっているとか、いないとか。そんな話を聞いた。彼のいる花巻東高には、抗議の電話が殺到しているとか。


 この状況をきいて、ラジオでは、こう言っていたのだ。

 高校生のささやかな夢を、どうして応援してあげられないんだ、と。


 この世には、自分勝手な感情で、子供の夢を壊して歩く大人が、多すぎるように思う。

 実になさけない。

 1部の狂った野球ファンの行き過ぎた行いと信じたいです。

 思うだけならまだしも、実行(=電話)してしまうのは、あきらかにおかしい(=大人として恥ずかしい)。


 “彼ら”のなかにもこうした人らは実際いる。

 いないとは言わせない。


 ねえ、Fさん。


 “彼ら”は平気で高校生2人の夢を、大人気なくつぶそうと、行動できる人らだ。

 


 そんな連中に負けないで欲しい。

 今まではともかく、今は、君は1人ではない。大丈夫です、君はどこからどう見ても、正しい。

 自信を持って、自らの想いを、あいてにぶつけて欲しい。君が、きみでいるためにも。



 世間とずれている事を、恥ずかしがることはないと思う。

 先に書いた大河ドラマ「平清盛」の松山ケンイチ(主演)はこんな事を言っているらしい。

 「数字(視聴率)の問題は最初から気にしていない部分あったので考えてない」とした上で「(視聴率)最低記録を更新できたことは光栄。そこを狙ったわけなじゃいけど、本気で作ってそれが出せることはめったにないこと。テキトーにやって悪い記録を出したなら悪いけど、そうじゃないので自信を持ってる」と納得の表情で堂々明かした。

 仕事にプライドをもっている。

 こういうコメントを出せる俳優は好きです。

 僕はこの作品、いずれ高い評価がでると期待しています。事実、いい出来だから。

 ただ、今までの大河ドラマとくらべて、あまりにも異彩を放っているだけなのだ。

 それをいちいち恥じていたら、なにも前にすすめない。

 譲れない“何か”があり、自信が納得しているのならば、堂々としていていいんです。


 もう一度書きます。


 “彼ら”は平気で高校生2人の夢を、大人気なくつぶそうと、行動できる人らだ。

 


 そんな連中に負けないで欲しい。

 今まではともかく、今は、君は1人ではない。大丈夫です、君はどこからどう見ても、正しい。

 自信を持って、自らの想いを、あいてにぶつけて欲しい。君が、きみでいるためにも。




 がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。

 君ががんばれるならば、僕もまた同じです。


  

 自分に無理のない範囲で、毎日相手を責め続ける事は、有効な事だと思う。

 玄関のドアに離婚届を毎日張り続けるだけでも、それなりに効果はあると思う。

 継続は力です。


 Fさん。僕は君に会いたい。今すぐ会いたいです。 


 未来の事はわからない。しかし、“ある”と信じ続けることは、悪い事ではないように感じます。

 君が希望を見失わないようにいてくれたら、何よりうれしいです。


 いつかの未来を信じて。

 嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!


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〔10月26日〕

 Fさんへ。

 今日は夜勤明けです。

 いつもとは別のPCから打っています。


 いつものやつは、調子が悪かったので、工場出荷時の状態まで初期化してしまったからです。

 いろいろ再設定しないと使えない。だから別のPCから打っています。


 

 最近こんな事を思う。


 君とドライブをしたい、と。

 ただ、あてどもなく、2人でドライブしたいな、なんて。

 君は電車に乗るのが好きだと言っていた。

 ドライブは気に入るだろうか?などと、ふと、思ってしまう。

 Fさん、どう思いますか?いつか教えてほしい。


 いつか、また、君の耳元で、ささやく事ができるのだろうか?

 え?何をささやくかって?

 そりゃ、君の知っての通りの言葉です。



 君は車の運転はできるのかな?

 時々、妄想します。

 夜勤明け、つかれて運転が難しいとき、心配して君が迎えに来てくれやしないかと。

 君が運転し、僕は助手席にすわり、その日の夜勤の様子を話したりして、すごす。

 少し寄り道をしながら、2人でドライブもかねて、しばらく過せたりしたら…


 うん、まあ、妄想です。

 でも、まあ、思うだけならただだし。


 ちゃんと現実はわきまえています。


 最近は、夜勤明け、「ざぶーん」という大型入浴施設によって、まず昼ねをします。

 夜勤で寝てないのだから、まずは睡眠です。

 そのあと施設内で食事をとってから、温泉に入る、なんて感じですごしています。

 なんのかんので、やっぱり温泉に入ると、体の回復力が違うみたいです。

(しかし、ここの食事、高いわりにおいしくない。どーしたもんかと考えてしまいます)

(個人的には、食事処よりも、スポーツジムのような施設をおいて、食事は軽食に絞ってくれたほうが、利用しやすいとおもうけど)


 最近はそんな感じです。


 Fさん、とにかく、今は待とうと思う、そう、決めたのだから。

 どんな形であれ、必ず、君は、何かしらの行動をおこし、区切りがついたとき、時機を見て僕の前に現れると信じています。

 どんな答えを聞けるのかは未来に託します。

 どんな答えであろうとも、君が、君らしくい続けるためのものであるならば、それは意味のあるものだし。どんな答えであろうとも、僕にとっても意味のあるものです。いい答えでも、その逆のものであっても。


 もし、今も君が戦っているならば、僕は死ぬほどうれしい。

 その日々は、とても意味のあるものであると、君が感じてくれるならば、僕は本当に嬉しく感じます。

 あきらめず、前をむきつづけてほしい。


 自分に無理のない範囲で、毎日相手を責め続ける事は、有効な事だと思う。

 玄関のドアに離婚届を毎日張り続けるだけでも、それなりに効果はあると思う。

 継続は力です。


 Fさん。僕は君に会いたい。今すぐ会いたいです。 


 未来の事はわからない。しかし、“ある”と信じ続けることは、悪い事ではないように感じます。

 君が希望を見失わないようにいてくれたら、何よりうれしいです。

 

 君は満面の笑みはすてきです。


 いつか、あの笑顔が再び見れる日を信じて。


 嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。

「決定権は私にあるの」

 といい続ければ、そういう空気を作れると思う。

 負けないでほしい。

 君は自分が思っている以上に、強い女の子です。がんばれ!

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〔10月27日〕

 Fさんへ。

 尼崎の事件にかぎらず、世に報道される奇妙な事件には、共通のワードがある。

 何度も逃げたが、その度に連れ戻される。


 …というものだ。

 “彼ら”も「そう」いうところ、あるのだろうか?

(今、TVを見ていると、独自の追跡で、遠く離れた、絶対に発見できそうもない場所に逃げた被害者の居場所を、3回も特定できている。この独自の追跡というのが、“彼ら”のネットワークを使ったものならば?犯人は組織に財務だけしてれば、黙っていても情報が入るわけだ。)

(Fさん、怖がる必要はない。むしろ、この残虐行為を逆手にとって、相手を責める材料にすればいいのだ。ほとんどの“彼ら”はカルト信者としての完成度が低い。この手の攻めに弱いと推察します)

 仮に「そう」ならば?

 対抗策は、次善の策だけど、弁護士と定期連絡をとる段取りを決めて(弁護士に限らず、信頼できる教会とか、法的代理人とかある)、もし、仮に拉致された場合、定期連絡が絶たれるわけで、そうなったら法的な手続きをとってもらうよう段取りをつけておくこと。


 第二に、一番危ないのは家の玄関前。帰宅時、家に入る寸前が一番危ないから(一番気を抜く瞬間だ)、カメラを置いておく(“彼ら”は証拠が残ることを、なによりも嫌う)。それも2台。一台は目立つようにおき、もう一台は隠しカメラにしておく。で、防犯カメラ2台稼働中、とでも札を立てておく。隠しカメラのほうがどこにあるかわからない以上、カメラに細工するのも難しい。


 自衛用に、防犯ベルやスタンガン、あるいはスプレー(防犯用のやつ犯人に吹きかける刺激性のやつ)を持ち歩くということ、そして人気のないところでは、いつでも使えるようにしておくこと。


 そして、これが、なにより重要かもしれない。


 たぶん、全国には、離婚できなくて逃げている女性というのが、思った以上にたくさんいる。

 女性を支援するNPO法人などを通じて、そうして人たちと連絡を取り合える状況をつくれれば、いざというとき頼れるかもしれない。怖ければ、そういう人達用に避難場所としてシェルターが用意されている。


 こんな話も聞いたことがある。

 男性から逃げているシングルマザーの母子。

 学校側はそうした家庭事情に配慮して、子供の父親が問い合わせてきても、問い合わせに応じないという。行政側も、場所にもよるけど、味方になる場合があるようだ。


 こういうことだと思う。

 過去の事件をみると、拉致されるのは、身寄りのない独身者が多いと感じる。

 しかし、社会から守られる存在として認知されているシングルマザーや男性から逃げている女性は少ないと感じる。行政側のサポートが受けられるこれらの存在は、拉致すると問題が大きくなりがちだ。やりにくいのかもしれない。


 “彼ら”はおそらく、「つかまえやすい」人間から、優先してつかまえる。

 危ない橋は、極力さける。

 だから、自を可能な限り「つかまえにくい人間」にするよう、サポート団体や法的代理人との関係を強めていけばいいのだ。


 とても怖いかもしれない。

 でもきみならできると信じています。

 君は自分で思っている以上に強い女性です。

 大丈夫、絶対にきみならできるから。

 Fさんへ。意味のある内容で書くというのは精神力勝負になりますが、これからも続けます。

 君にいつか届く日を信じて。


 “彼ら”の中にも、あの実態をしらない人や、わからない人、理解しない人はいるだろう。

 そうした人らは、あの攻撃を体験した事がないから、君の心理状況を正確に理解はできないと思う。

 だから平気で、何でいまさらそんな事を…、とか。もっと早く…とか言うのだと思う。

 あの攻撃を受けて、そんな冷静にいられる人間はすくない。

 実際、おかしくなり、事件をおこさせられてしまった被害者もいる。


 経験の無い人間に、あの気持ちは永久にわからないと思う。

 Fさん、そうした人になにか言われたら?こう言い返せばいいと思う。

「よかった、あなたは組織の本当のひどさを、知らずに生きてこられたのね。これからもその幸運が続く事を祈るわ。あ、でも私はもうこりごりだから嫌だから、離れるけどね」と。


 もし、離婚を前提に交渉中なら?

 毎回、離婚届を相手に渡すべきだ。

 離婚届自体は、役所に行けばもらえるものだ。

 何度も渡すには大量の離婚届がいるかもしれない…。

 でも、大量にもらえないという話はきいたことがない。

 もらえなくとも、行政書士などに相談して、大量に入手する方法を模索すればいいし、最悪でも、毎日役所の窓口に行き、一枚づつもらうという方法もある。

 繰り返す事は重要です。


 君自身の声をどこかに表明するのも、一つの手です。

 でも君は僕と違い、言葉にするのが苦手な感じの人だ。

 君は行動で自分の意思を伝える。

 だから、やるなら、何度でも「行動」するのが、いいのかもしれない。


 どこかにかならず突破口があると信じて。


 でも頑張りすぎると疲れてしまう。

 適度に休んで、自分の時間を作って、リフレッシュしてほしい。

 なにをやるにしても、まず自分自身が崩れ去っては意味がないと思う。

 周囲も助けてはくれないし、自分のためにもならない。


 なにをやるにしても、自分自身に誠実である事が、重要だと思う。


 そういうのダメかな…?Fさん。

 誠実さと優しさは共存できます。

 ペースをつかんで、ペースを作って。ゆったりと、微笑む時間を取り戻しつつ、それでいて毅然とした態度を維持する。

 …そんなイメージ。君に送ります。



 皆が強いる“勝手なイメージ”に押しつぶされないで!

 自分の心が発する気持ちを大切にして言いと思う。

 理解しようともしない人に、無理に君が合わせる必要は無い。


 これからもいろいろ書こうと思う。君が今も戦っているという前提で書きます。

 なにかごちゃごちゃ言われたら?こういえばいい。

「あなたの「面子めんつ」なんて、どうでもいいのよ」

「あなた、結婚のために何桁?財務したの?」と。


 さらにごちゃごちゃ言われたら?

 こう言えばいい。


「決定権はわたしにあるの」

「「ありがとう、別れてくれて」って言える日を信じているわ」と。

 そう繰り返し言い続ければ、そういう空気を作れると思う。

 昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。世の中には題目と財務だけでは乗り切れない事が、いくらでもあるのです。


 それでもいろいろ言うやつがいたら?

「現実をみろ!」といえばいい。

 この言葉の繰り返しは、君が戦っているという前提では、効果がある。

 現実に君はいやがっているのだから、その現実を見ろという意味になる。

 何をいわれても「無駄な努力はやめなさい、現実をみろ」と言い返せばいい。


 負けるな!がんばれ!


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〔10月28日〕

 こんなことも思う。

 Fさん、例えとして「これ」がふさわしいか?どうかはわからないが、わかりやすく伝える為には、これはいい方法だと思うので、書きます。


 ジャパネットたかたのTVショッピングでは、たかた社長はいつも、この商品を買ったら?生活がこのように変わります、と説明するのだそうです。

 たとえば、世にホームビデオが出始めたばかりのころ。

 ビデオカメラなど、一部の映像ファンくらいしか買わないマニアックなものだったが、たかた社長は飛び込みで、各家庭に営業し、ビデオカメラを買うと、家族の記録が充実する、とその後の生活がどう変わるかイメージできるよう、実演もしたのだそうだ。これが、孫を持つお年寄りの心をつかみ、ものすごく売れたという。


 こんなことも思います。


 もし、君が今も戦っているならば?

 離婚したら?こんなにいいメリットがたくさんあります、と説明するのは、戦術として、有効かもしれない。ただネガティブなことをぶつけるのではなく、こういう「和む話題」で「相手を攻める」のも、ありだと思う。


 いつかの未来を信じて。

 負けるな!がんばれ!

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〔10月29日〕

 Fさんへ、こんなことも思う。

 よく、こんなことを言われる。

 玄関先に、燃えやすいものをおいておくな、と。

 そういうものを置いておくと、いたづらの対象になる、と。


 放火犯のニュースがやっていた。

 犯人は燃やしやすい自転車のカバーや、のぼりなんかに火をつけていた。

 つけて、すぐ逃げられて、しかもよく燃えるものを、選んでいるわけだ。


 放火とは違うが、“彼ら”の心理も同じだと思う。

 もっとも攻めやすく、もっとも自分が傷つかない者をえらんで攻撃する。


 「そう」ではないことを、思い知らせてやればいいと思う。


 負けないでほしい!がんばれ!


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〔10月30日〕

 Fさんへ。

 世の中には「大企業病」というのがある。

 組織が大きくなったがゆえに、衰退をまねく現象だ。

 

 組織が結成され、時間がたつとかならずこういう問題に直面する。


 これは企業に限ったものではない。


 政府や官僚機構もそうだし、おそらく“彼ら”もそうだ。


 “彼ら”は病んでいる。


 でなければ、君がそんな目にあうはずがない。


 …これが、僕のかってな思い込みであることを、切に願います。

 君にはもっと幸な人生がふさわしい。

 君には笑顔が一番似合うからだ。

 今、君は、どうしているのだろう。

 いつか、また、あの最強無敵な笑顔がみれる奇跡を信じます。


 くさった組織の犠牲に、君がなる理由はまったくありません。

 

 こんなことも思う。

 早く離婚したら、こんなに自由になれる、こんなに親族間が楽になる。とプラスのイメージを、相手の親族に吹き込むのは、アリだと思う。そういう空気を作れれば、君に有利になると思う。


 負けないでほしい。がんばれ!

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〔10月31日〕

 Fさんへ。

 繰り返し報道されている「尼崎」の事件。

 この土地と“彼ら”の関連性を、かるーくネット検索すると?


 いやいや、そんな恐ろしいことは書きたくない。

 結果は簡単にわかるが、いや、やっぱりとか、おもわなくもない。


 あまりにも、中央ど真ん中な検索結果に、開いた口がふさがらないというのが感想だ。



 今日、日テレの報道が、尼崎の事件の犯人の写真を、別人のものを使っていたとして謝罪した。

 もし、これが“彼ら”の仕業ならば?とくにおどろかない。

 現に僕も、ある事件の犯人に仕立てられて、その事件は報道されていたほどだ、実に怖い話です。

(東京に逃げていた被害者の男性、ある事情で逃げてきた、と周囲に放していたそうだが、どういう理由なのかは絶対に、言わなかったという。もし、犯人が“彼ら”ならば?そりゃー話しても信じてもらえないよなー、と思う。実際のところどうなのだろう?犯人が“彼ら”だとするならば?この事件のなぞは、全部説明できるんだけど…)



 でも、Fさん。

 “彼ら”にも限界がある、というのがよくわかる。

 ニセモノの写真を使っていても、数日で訂正せざるえなくなる?


 そう、事実を書き換えるにしても限界があるのだ。


 “彼ら”は怖いが、限界があるという証拠だと思う。

 尼崎の事件も、たった一人、勇気を持って警察に駆け込んだだけで、大事になり、もみ消せなくなった。



 ここからわかることは?

 なにかあっても、もみ消せないように、あらかじめ手を講じておくことだと思う。


 こんな妄想を抱きます。

 今から書くことは、あくまで「たとえ話」であり、実行を促すものではない。

 これと同じことをするくらいの、勇気と、行動力がないと、“彼ら”には勝てない、という意味で書きます。

 もし、君の周りに、あるいは、知り合いの知り合いの知りあいに、過去に組織の力を使って殺人をした人間がいるならば?遺体の隠し場所という、究極の秘密を手に入れれば、それは、相手への決定的なダメージになる。

 まあ、そんなことはレア中のレアケースと推察します。

 しかし、それくらいのインパクトの高い行動をおこしても、いいと、僕は考えます。

 なにしろ“彼ら”は究極のカルトなのだから。


 大丈夫、君は殺されない。

 “彼ら”が狙うのは、攻撃しても大丈夫な人間だけだ。

 君がちゃんと自分を守る手立てを講じていれば、おいそれと手を出せない。

 “彼ら”は尼崎の事件のように、事が大きくなることを何よりも嫌うと思う。

 君に手をだしたら?事が大きくなるように、手を打っておけばいいのだ。


 最初に書いたとおり、これは僕の妄想。

 現実に“彼ら”がここまで腐っているとはおもいたくない。

 あくまで、心意気について書いたまでです。


 これらの記述が、どこかのタイミングで、君に何かしらのインスピレーションを与え、僕の妄想なんかよりも、より現実的で、有効な手段の発想につながる「種」になれれば、と思い書きました。


 君は僕よりも行動力があり、現実的だ。

 イメージをより発展させて、より強力で実用的な手段を導き出せる、そんな可能性につながる奇跡を信じます。(なにが役に立つのかわからないので、一応書きました。)

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〔11月1日〕

 Fさんへ。

 最近こんなことも思います。

 まあ、自分のことは棚に上げた発言なんだけど…。


 日本は世代交代が本格化してきたことにより、ありえないミスをする国になってきている。


 こないだ、ホンダの株価が下落した。

 原因は、操作を間違えて、決算発表は予定より早くHPにあげてしまったことらしい。

 ものすごいイージーミスだ。


 似た問題はこないだの原子力規制庁の発表にもあった。

 入力ミスで公表結果がまちがっていた、と。


 過去、何かを隠したくて、わざと数字をいじることは頻繁にあったが、本気で間違えることは、一流機関にはなかった。しかし、最近は、こういうことが、頻発している。


 マスコミも例外ではない。

 こないだの偽臨床実験報道もひどかった。

 ろくに裏も取ってないことが、露呈した結果だ。

 昔から言われている、新聞記者の科学記事は当てにならない、と。しかし、それでも裏はとる努力はしたと思う。最近はそれすらしていないわけだ。


 自分のことを棚に上げて言います。


 日本の人材は劣化している。これも大企業病の影響かもしれない。

 有能な人々が世を去り続けてきた結果かもしれない。


 これが日本全土レベルでおきているとしたら?


 こんなことも思う。

 “彼ら”の組織とて、例外なく人材が劣化しているのと違うだろうか?

 有能な年配者が次々に他界、存命でも時代の変化についてゆけず、古臭い価値観しか言えない。

 世代代わりした世代は、生きるか死ぬかの時代を経験してないぶん、前の世代とは違い、ミスもする。


 ミスをすること自体は、悪いことではない。人間なんだから完璧はない。

 むしろ今までが堅苦しいくらい、完璧すぎたのがいけないと思う。


 イギリスのオリンピックを見てほしい。

 判定がすぐに変わる。

 あれは自らのミスを素直に認められるからだ。日本人ではこうはいかない。

(しかし、いずれ日本もミスをみとめてすぐ訂正することのメリットに気づく日が来ると思う。ミスは隠すものではなく、訂正してこそ、世の役にたつのだ。)


 話がそれたけど、何が言いたいのか?

 人材の質の変化は、全国レベルの世代交代からきてると思う。

 それは“彼ら”とて例外ではない。


 世代交代した“彼ら”は、前の世代ほど思慮深くない。

 組織の力を過信し、いつかイージーミスをするかもしれない。

(いままでの“彼ら”ではありえないような。ホンダのような大企業や、一流の人材がそろっているはずの官庁ですら、イージーミスをするのだから)


 金さえつめば、なんでももみ消せると、前の世代は思慮深いから思わなかったと思う。

 しかし、世代交代した“彼ら”のなかには、本気でそんな幻想を信じているサイコパスが、少なくない数、いるかもしれない。


 ミスをした本人は、その重大性に気がつかない。

 しかし、ある日そこから、崩れるものが、将来用意されている可能性も、否定できないと思う。

 何を根拠に!といわれたら?こう言い返せばいいと思う。

「だって実際ミスをしそうな、わがまま野郎(男女ともに)、いっぱいいるでしょ?」と。


Fさん、その組織の中にいると、そのひどさに気づかない。

ともかく距離をとるべきです。


 なんどとなく、自分が間違っているのでは?という不安に襲われると思うけど、君はまったく間違っていないのだから、堂々と自分の思いを貫いていいのだと思う。


 かならずどこかに突破口はあります。


 負けないでほしい、がんばれ!

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〔11月2日〕

 Fさんへ。

 町でにらまれることはない…

 しかし、うるさい車はいると思う。

 時折、街角で不自然にたつ人もちらほら?

 可能性の問題だ、気のせいの可能性もある。

 しかし、そうでない可能性もある。

 たしかにバイクはうるさいと感じる。よく来ます。


 仮説として、“彼ら”とするならば?

 今までとは違うバイアス下で、と感じる。


 かつては、1人1人から強力な悪意を感じた。

 もし今のも“彼ら”だとするならば?

 個人個人の悪意は感じない。


 なにかが変わったと信じたいところです。


 Fさん、君のほうはどうですか?

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〔11月3日〕

 Fさんへ。

 こんな話を聞きました。


 …たぶん、君はこういう話、普段気にしないかもしれない。

 興味がいまいちない場合は、まあ、適当に斜め読みでもしてください。

 ああ、こんなこと考えているのね、くらいに思ってくれればうれしいです。



 こないだニュースになった「ボットプログラム」。

 え?なんのことかわからない?


 あのPCを遠隔操作で乗っ取るウイルスプログラムの総称だ。

 最近は、この「ボットプログラム」の「製作ソフト」なるものまでネットで出回っているらしく、素人でも製作可能らしい。

 いや、恐ろしいものです。どうりで次々に新種ができるわけです。


 この「ボットプログラム」については、以前どこかで書いたと思う。

 世界中でものすごい数のPCが感染していて、その感染したPCを操作する権利が、時間貸しで一般にレンタルされているという。

 僕が聞いた時点での話では、そうした時間貸しで乗っ取られたPCを操作する主な目的は、どこかのサーバーをダウンさせるためのメール攻撃に使われるという。


 しかし、ボットプログラムも進化していて、今回のようなことも、普通にできるという。

(東京にいたころの僕のPCは、金がなかったのでほぼ無防備に近かった。この小説をアップした際も、どうして“彼ら”がほぼリアルタイムにリアクションするのか不思議だったが、案外ボットのせいかもしれない)



 この「ボットプログラム」への「対策」。日本はかなりすすんで「いた」、という。

 どのくらい進んでいたかというと、ドイツから見習おうと、視察団が来るほどだったという。


 どのくらい進んでいたかというと、これはラジオできいた話で、うろ覚えなんだけど、ほぼ自動的に「ボットプログラム」の情報を収集し、ほぼ自動で対策を講じて配布するシステムができて「いた」というのだ。

 この組織は「サイバークリーンセンター(CCC)」と呼ばれていた。

 世界一進んだ「ボット対策センター」だった。

 国内のすべてのセキュリティーソフト会社が参加して総務省、経済産業省の元、結集して、対策を行っていたのだ。


(この「サイバークリーンセンター(CCC)」のHPはいまでも見ることが可能だ、ここに「ボットプログラム」についての詳しい説明がある。

 (以下転記)

 ボットとは、コンピュータを悪用することを目的に作られたプログラムで、コンピュータに感染すると、インターネットを通じて悪意を持った第三者が、あなたのコンピュータを外部から遠隔操作することを目的として作成された悪性プログラムです。

感染すると、この悪意を持った攻撃者(以下、攻撃者)があなたのコンピュータを操り「迷惑メールの大量配信」、「特定サイトの攻撃」等の迷惑行為から、あなたのコンピュータ内の情報を盗み出す「スパイ活動」など深刻な被害をもたらします。

この操られる動作が、ロボット(Robot)に似ているところから、ボット(BOT)と呼ばれています。

ボットに感染したコンピュータは、攻撃者が用意した指令サーバなどに自動的に接続され数十~数百万台のボット感染コンピュータを従えた「ボットネットワーク」と言われる巨大ネットワークを形成します。

感染したコンピュータは、攻撃者からの命令を待ち続け、攻撃者から命令が下されると、このボットネットワークに接続された感染コンピュータは、攻撃者の意のままに数十~数百万台の感染コンピュータを操ることができ、フィッシング目的などのスパムメールの大量送信や、特定サイトへのDDoS攻撃などに利用され、とても大きな脅威となります。

このため、感染コンピュータを使用しているユーザーは、知らぬ間に犯罪の踏み台にされ、「被害者」であると同時に「加害者」にもなってしまうのです。

(転記終わり))


 

 この世界一進んでいた「サイバークリーンセンター(CCC)」は、今はない。

 

 

 なぜ?解散したのか?


 実は最初から5年で解散する予定だったのだ。



 どういう事か?



 最初から、つけられた予算を「消化」する事だけを目的(民間側はそうでないが、官僚側はそのつもりだった)にしていて、予算さえ消化できれば(官僚的には)何でもよかったのだ。


 現在の霞ヶ関の理論は、つけられた予算を、余すことなく消化できるものが、優秀とされている。

 その成果は評価されない。予算が、予定どおり消化されることが、大事であり、そうした仕事ができる人間が優秀とされているのだ。

(同じ理由で、東北の震災復興費は消化されている。これが意味のない事業に、予算が使われている理由です。「成果」などどうでもよく、予算を余すことなくちゃんと「使い切る」事が大事とされているのです。

 そうでなければ、現在報道されているような、復興予算の無駄使いはおこらない。)



 こんな事も思う。

 案外、“彼ら”もそうなのだろうか?

 おのおのが、与えられた「ノルマ」をとにかく消化することに一生懸命で、その結果、女の子が不幸になろうが、被害者は犯罪者に仕立てられようが、死者がでようが、そんなことは関係ない、目の前のノルマさえこなせれば、どうでもいい。責任はノルマを課した人間にあり、自分には責任はない、と考えているのだろうか?




 外では今でも車の音が。

 夕方と深夜0時ごろが多い。(バイクは定時ではなく、不定期に来る)

 以前にも書いた推測だけど、夕方と深夜くる人らは、普段時間に縛られた生活をしている人らだろう。

 仕事をもっているか、もしくは“彼ら”の家を回るついでに来てるか。

 不定期にくるバイクは、時間の自由の利く学生か無職の人だと思う。


 上記状況からの推測は、青年部とあと日中仕事のある世代のひとらが、来ている、ということだろう。



 あやしいグループの妄想にこれ以上、君の大切な心が振り回される必要は、まったくありません。

 たぶん、君にしかわからない恐怖があるのだと推察します。

 うまく人には説明できない種類の恐怖。克服は難しい種類のもの。


 しかし、君なら大丈夫、やり遂げられます。強い意志を貫いてほしい。

 戦うFさんの姿を、僕は見たいです。

 …もし、今もなお「交渉」という戦いの場にあるなら?

“彼ら”の最大の弱点は、自分たちは準カルト的集団であり、本物のカルトではないと「思い込んでいる」点だ。

 だから、公式の立場を大切にする。

 交渉するなら、相手の職場を訪ねるのが、最も効果的と以前書いた。

 この事自体は間違っていないと思う。

(公式の立場が優先される職場では、彼ら的行動はかなり制限され、まともな人間としての対応が要求されるからだ)

(さらに、そうした“公式な場”において、その人物の変った普段の姿を暴露するというのは、相手がもっとも嫌がることでもある)

(証拠などあると、なおさら効果は増す)

(でも、やり方と出すタイミングを間違えると、空振りに終わる事もあるので注意がいると思う)


 仕事を妨害するような事をすると、営業妨害とされてしまうから、そのへんのところを“かわす”やりかたがいい。

 例をいうなら、面会の約束を取り付けに来た、もしいるなら、今会いたい、といった風にだ。


 もしくは、会社関係者に別れたい理由を書いた手紙を複数送り、助力を請う旨伝える方法。上手くいくはずはないが、相手に揺さぶりくらいはかけられると思う。

 どうせ向こうは年中、きみに揺さぶりをかけているのだから、そのくらいやっても大丈夫だと思う。



 過去の離婚ケースを徹底的に調べ上げて、似たケースや、そうでないケースや、いろいろ調べるのは、もしかしたら意味があるかもしれない。

 可能ならば、“彼ら”の離婚のケースに集中して調べられるならなおさらいい。

 うわさレベルだけど“彼ら”の中で離婚は意外と多いと聞く。


 これは、やれという意味ではない。しかし、何かしらの行動のヒントとして、君のインスピレーションに訴えかけ、より現実的な行動に繋がればと思い書いています。

 どこに有効なヒントがあるか解らないので書きました。



 ただ、相手が奸物かんぶつ(=【奸物姦物】悪知恵にたけた人。腹黒い人。)的素質に長けた人物な場合、簡単に避けられてしまう可能性もある。

 それでも、この方法は、基本的に有効な手段だから、上手くいかなくても、何度でも工夫を重ねてやるのが、いい方法かもしれない。


 こんな事も思う。

 もし、君の交渉相手が高い学歴の保有者である場合は?


 高い学歴をもつものはそのつながりをいつまでも大切にする。



 上記のような状況下で、こういう友人関係(=古い学友ネットワーク)の中の第三者に言うのも、一つの手だと思う。

 本人も自分の知らないところで、自分の評判が形成されるのは嫌な事だと思う。

 特に、第三者に、知られたくない事が広がってゆくのは、嫌なはずだ。

 交渉中であるなら?こうした手段も1つの手です。

 

 …でも、交渉相手が“彼ら”であるなら?その特徴は、心が折れても3日で立ち直るところだ。

 多くの仲間に言いくるめられて、すぐにもとのサイコパスっぽい人格に戻る。

 なんで「そう」なるのか?

 推測だけど、そちらの世界には「そそのかしキャラ」がいるのではないだろうか?

 せっかく暗示が解け、正常な思考にもどった人物に「そそのかし」をすることで、元のサイコパスの影響下にある人間に戻してしまうのだ。


 それでも、諦めずに何度でもやるべきだ。

 相手にも社会的地位がある、ワガママを完全に通しきれるものではない。

 君は被害者なのだから、相手に遠慮する理由はまったくありません。


 もし、離婚を前提に交渉中なら?

 毎回、離婚届を相手に渡すべきだ。

 離婚届自体は、役所に行けばもらえるものだ。

 何度も渡すには大量の離婚届がいるかもしれない…。

 でも、大量にもらえないという話はきいたことがない。

 もらえなくとも、行政書士などに相談して、大量に入手する方法を模索すればいいし、最悪でも、毎日役所の窓口に行き、一枚づつもらうという方法もある。

 繰り返す事は重要です。


 君自身の声をどこかに表明するのも、一つの手です。

 でも君は僕と違い、言葉にするのが苦手な感じの人だ。

 君は行動で自分の意思を伝える。

 だから、やるなら、何度でも「行動」するのが、いいのかもしれない。


 どこかにかならず突破口があると信じて。


 でも頑張りすぎると疲れてしまう。

 適度に休んで、自分の時間を作って、リフレッシュしてほしい。

 なにをやるにしても、まず自分自身が崩れ去っては意味がないと思う。

 周囲も助けてはくれないし、自分のためにもならない。


 なにをやるにしても、自分自身に誠実である事が、重要だと思う。


 そういうのダメかな…?Fさん。

 誠実さと優しさは共存できます。

 ペースをつかんで、ペースを作って。ゆったりと、微笑む時間を取り戻しつつ、それでいて毅然とした態度を維持する。

 …そんなイメージ。もう一度君に送ります。




 「ルールのルール」を破らない限り、負けることはない。大丈夫、僕が保障します。

 まけるな!がんばれ!

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〔11月4日〕

 Fさんへ。

 最近思ったことです。

「新聞の広告」、あなどれない。地域の情報が、かなりある、と言うこと。


 長年、東京くらしが続いたため、この辺の事が正直よくわからない。

 取っ掛かりもなく、なかなか知る機会がない。

(これが東京だったら、黙っていても情報が入ってくるのだが、ここ地元では、そうもいかない)


 お気に入りのお店なんかも、2件くらいしかない状況だ。

(回転すし探しに、苦労している件など、何回か書いていると思う)



「新聞の広告」、あなどれない。と思うようになったきっかけは、職場で見た広告の記事だ。

 隣町の飲食店数店が乗っている。

「ああ、そうそうこういうお店、探していたんだ」と思った。

 よくよく広告を見返してみると、ネットなんかよりも、情報が充実している。


 こんなのも見つけた。市民体育館の広告。運動施設が安く利用できるとある。

 スポーツクラブなど行かなくても、こういうところがあるのだ、といまさらながら感心した。

 安いデリバリーの広告もある、休日、出かけるのが面倒なとき、使えそうだ。

 それから、意外と「県民だより」は使える。

 車を運転しながら思う、景色のいい場所、ないものだろうか?と。

 今日見た「県民だより」には、まさに探していたきれいな景色の場がのっていた。

 箱根に近いほうだ、こういう場所あるんだ、と初めて知った。夜勤明け、体力が残っていたら寄り道してもいいな、とか思った。


 シンポジウムの類も結構のっている、興味のある題材ならば、ドライブもかねていくのもいいかもしれない。

 11月12日から25日は、女性に対する暴力をなくす運動、というのもやっているという、事前予約制で秘密厳守とある、いろいろ内容も幅広い。


 25から45歳までを対象にした、婚活物語なるものまでやっている。

(これについては、以前テレ東のニュースで、各地方で流行っている、と言うのを見た。地域単位でおこなう集団合コンツアーみたいなやつだ。こんな田舎でもやっているのか、と思ってしまった)



 …これは、単純に事実だけを書こうと思う。


 もし、2009年のあの日、真実に気がつかなかったならば?

 たぶん、自分もそろそろ(だめもとでいいから)こういう婚活イベントへ参加しなきゃ、と考え、行動に移していたかもしれない。

 しかし、実際の自分は、あの2009年の衝撃から、変わってしまった。(だめもとでもいいから)君を待ちたい、そうしないと気持ちが落ち着かない、そういう想いでいっぱいなのです。

 僕は君の気持ちに17年も気がつけなくて、しかも放置してしまった。

 そこまでひどい仕打ちをした僕に対して、さいごまで君は優しかった。

 だから、うまく、説明するのは難しいけど、どうしても、君を待ちたい、という想いでいっぱいなのです。


 いつか変わる日がくるかもしれない。

 しかし、それが今ではないことだけは、確かなことだと思う。

 実際、君の許可がなければ、君を忘れることはできない心境だ。


 正直に言います。待つのは大変です。

 でも、これは僕の責任の取り方。君の想いに気づけなかった僕なりの責任の取りかなかもしれない。

 それと同時にこうも思う、もし、君が本当に戦っているならば、僕が折れたら、君も折れてしまう。だったら、Fさんを支え続けなければいけないと、強烈に想う気持ちもあります。


 すこし微妙なニュアンスが入っているので、誤解されるといやだけど、Fさん、つまりこういうことです。


 僕はもう一生分に値する恋をした心境です。

 その想いを、許されるならば、君に直接伝えたい。

 伝えた先、何が待っているかは、先のこと、今は考えません。

 ただ、その想いは、今もここにあり、君にいつでも伝えられるように、暖めてあります。


 そんな感覚、君に伝えたかった。

 誤解なく、うまく君に伝わればうれしいと感じています。

 世界で一番かわいいFさんが、今も輝いていることを、切に、祈ります。あの笑顔を見れる、いつかの奇跡に期待して。

 今も君が戦っていると言う前提で書きます。

 まけるな!がんばれ!

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〔11月5日〕

 Fさんへ。

 昨日は夜勤でした、いや、なかなかに大変です。

 でも少しずつ「なにか」をする余裕はできつつある。


 昨日は夜勤明け、大型入浴施設で仮眠(4時間)をとり、そのまま温泉へ。

 食事は外食と決めていた。

 事前に調べていたお店に寄り道する。初めての道を自動車で通る時はいつも緊張する。

 けど不思議とわくわくもします。なんてことないただの道なのに、不思議です。

(もしかしたら?君が以前話した「電車が好き」という感覚も、これとにた感覚だったのだろうか?なんてことないはずなんだけど、初めての場所へ行くと言うのは、わずかながらわくわくします)


 行ってみて看板をみつけて駐車。あたりは真っ暗。

 駐車場の看板はわかるのだが、肝心なお店がみあたらない。

 あるいてくる人に、道を聞く。


 休みだと言う、今日は定休日じゃないはずなんだけど、と。

 まあ、そういう事もあります。(自動車できていてよかった、自転車できていたら泣いていたかもしれない、心の中で(笑))


 事前に調べた地図をたよりに帰路につく。


 その店から帰路に着くまでも道もしらべておいた。

(この先、こういう事を繰り返せば、そのうちこの辺の道にも詳しくなるでしょう)


 いつか、君とワクワク出来る暮らしができたら、楽しいのにな、などとも考えてしまった。

 Fさんはどう思う?

 こんどあった時にでも教えてください。


 君が今も、あきらめていないことを信じます。

 奇跡を信じて。

 まけるな!がんばれ!

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〔11月6日〕

 これは、僕の妄想です。

 こんど21日に、あたらしい職員の人が、入るらしい。

 くわしいプロフィールはしらない。

 なんとなく知る限りでは、未経験者という話だ。

 この業界、なんだかんだで人材不足、未経験者が入ってくる事はまれだ。

 みな、何かしらのキャリアをもっている。

(病院勤務経験とか、看護士とか、完全なノンキャリアは少ない。僕自身完全ノンキャリアで実際苦労した)


 だから完全未経験者な場合、業務が大変になるという前提で、皆が身構えている。

 たぶん、僕が入ってきたときも、周囲はこんな感じだったのかもしれない。

 正直、新人になにかを教えている余裕は無い。不器用だと新人は苦労します。


 どこが妄想なの?

 そう思うだろう。

 妄想はここから。

 この新しく入る人、君と同じ苗字だ。漢字も同じ。


 そう、これは僕の妄想。

 以前、高校時代、こんな事があった。

 あの直ぐに辞めてしまったトロンボーンの新入部員。

 君は1人が自分と同じ名前ということで、警戒心をあらわにしていた。

 確かにあの2人はへんだった。

 一度も笑顔を見せないし、仲良くする気がゼロだ。

 シャイとは違うなにか変な感じだった。


 妄想の続き。

 これはこの小説内でも書いた。

 こちらで家族でボーリングをしていると、隣りのレーンにへんな親子つれがくる。

 ちっとも楽しそうでない、しかめっ面で、やっている。

 点数票の名前欄には、君と同じ名前が記されていた。

 時おりこちらを見るきがする。

 もちろん、これは僕の被害妄想であり、それ以上の何ものでもない。

 きっとこの人は、小さな子供のために、忙しい中、いやいやボーリングをしているだけなのだ。


 しかし、“彼ら(=活動しない人を除く)”は警察沙汰にならない方法での、相手への威圧技術に長けている。そのレベルは近代ヤクザ並のクオリティーを維持している。油断は禁物だ。


 新しく入る人は、女性で、30代で子持ち。年下と聞く。

 詳しいプロフィールは知らない。

 もし君の妹だったら、こりゃ大変だとおもわなくもない。(←この辺が、今回書きたかった妄想なわけです。まあ、ありえないけど、妄想なので許してください)


 で、この妄想をもうすこし進めてみることにする。

 仮にそうならば、向こうは僕の名前と顔を知っている事になる。公式には。吹奏楽部のパンフレットの写真、電話でのとりつぎ、等で間接的に面識がある。


 なにかあったらいいな。と思ったりするのです。

 まあ、ないと思うけど。


 けど、もしそうなら?1つだけ、どうしても聞きたいことがある。

 それがなんだかFさんには解りますか?


 (たぶんこの新人さんは、君とは無関係な人と思う。しかし、妄想するだけならばただだ。どーしても聞きたいこと。それがなんなのか?君はどうおもったか?いつか聞かせてほしい。君は、僕が聞きたかった「なにか」がなにかわかりますか?こんど会った時、答えあわせをしましょう)


 僕は高校時代の君の謎の言動の真実を理解したい衝動をずっと持っていた。

 あの笑顔の意味を知りたくて努力した。

 生まれつきの鈍感さはあいかわらずだけど、努力して得たものは、確かに君の心に繋がったと感じた。


 心のなかの“それ”を大事にして、追求するのは、人として正しい行為だと僕は感じる。

 もし、君も同じような感覚を抱いてくれるなら嬉しいです。

 いつか、どう思うのか聞かせてください。

 真実は君の心の中にあります。今でも、消えることなく。

 君の名前の最初の1文字は「真実を見て(知り)理解する者」と言う意味がある。

 名づけた方の意思に反しようが、真実を見極めてもいいと思う。

 なぜなら、その名前の字をこの世に送り出した人々は、名づけた人よりも遥か昔にいた人々で、過去存在した多くの人々の想いがその名の意味を支えている。君の名の1文字は歴史を重ねて作りあがっています。そして、その1字の意味の通り生きていいのだと思う。


 君は価値ある人物です。僕に大切なものをくれた。いつかの未来を信じて。

 無駄とも思える努力の積み重ねの先に、意味のある何かがあると、僕は信じます。

 実際、過去のそうした努力があったからこそ、僕は真実に気づき、“彼ら”の総攻撃をかわす事に成功した。役に立たない人生は、あきらめない限り存在しないと、僕は信じます。


 君の人生には、すべて意味がある。そう、信じて、心に刻んで欲しい。

 そう、つよくつよく、君に伝えます。

 君の心が彩りを取り戻す日を信じて。


 君に読んで欲しい本がある、日蓮の現存する正筆御書、一度見てください。

 僕は至らぬ人間ですが、精一杯の背伸びをして伝えます。

 いつか再会できる未来を信じて。

 君が「埋没費用サンクコストの呪い」にかからず、

 冷静な判断が出来る事を心から期待します。


 三界に家を建てるには、君が必要です。


 遊ぶ金ほしさの連中に負けないで!

 奇跡を信じて、君の心に運命を賭けます。

 がんばれ!

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〔11月7日〕

 Fさんへ。


 僕は、この小説内で、20年ないし100年以内に、日本の経済は大変なことになる、「とか」書いてきたと思う。

 今日、聞いたニュースは、にわかには信じがたい内容だった。


 今年の日本の経常収支は、過去最低になったと言う。

 このままいくと、2020年よりも前に、経常収支は赤字になるというのだ。

 そして、その予測はグラフでみれば、シロウトでもわかるもので、なにも手を講じなければ、その予測はおそらく現実になる。

 そして、最悪なことに、現在の日本に「なにか手をうつ」という危機感は感じられない。

(せっかくTPPで国内農家問題を整備する時間が一年以上あったのに、まったく手付かずなのが、その実例です)


 もし、先の予測が的中したならば?

 日本は国家財政のやりくりが、国内のお金だけではやりくりできなくなってゆく。

 なぜならば?

 経常収支が赤字と言うことは?年がら年中、国内から、現金が流出する状態になるからだ。

 海外からは「借金」を除き、一円も入ってこないということになる。


 最近、観光振興をしようとか、海外へ日本のTVをもっと売り込うとかいう動きも、少しでも経常収支を改善したいという危機感からきているのかもしれない。

 が、一番肝心な、法人税の減税や、規制緩和はすすんでいない。

(そもそも規制緩和がなんなのか?という“概念”が浸透していない。今回の田中大臣の大学不認可騒動、どう見ただろうか?あれは、本来は、大学どうしの競争を促して、淘汰を進める、という目的があるんだが、田中大臣はそれが理解できず、既得権者がわがままを言っているから鉄槌を下した的な感想を言っている。

 この人は、たぶん規制緩和の意味が理解できていないのでは?あるいは解釈に問題があるのでは?と思うときがある。

 正直言って、今はそんな問題を大きくしている時期ではない。なんとしても経常収支を改善する策を講じる時期であり、領土問題も、教育問題も、かすんでしまうほど日本の未来はあやうい状況だ)


(ちなみに言うと、僕の自説はこの小説内にすでに書いている。小泉改革はただしい。郵政民営化は正しくて、日本のプライマリーバランスをいち早く改善させ、日本の最大の負債である農家対策をなんとかすべきなのだ。そして浮いたお金で、上げ潮路線、後期高齢者対策にシフトすべきと思う。これだけのことを短期間に行うには、小さな政府のスピーディーさが必要で、この際、遷都して行政・政府機構を最小限のものにすべきだと思う。遷都は東北がいいと思う。そもそも東北には巨大な官僚機構がない、(大阪はあるけど)。小さな政府を作るには何もないところが好都合だ)


 こんなことも感じた。

 田中真紀子大臣は、小泉政権の時代も、外務省とやりあった。

 たぶん、官僚がみな敵だと思っているのだろう。

 基本的に1匹狼で生きてきた人が、陥りやすい感覚なのかもしれない。


 おなじ1匹狼でも、小泉元総理はちがった。何がやりたいのか、ちゃんと見えていた。と、勝手に僕は思い込んでいます。


 

 この先、日本はもっとたいへんなことになるだろう。

 変わらなければ、いけない、そういう機運がもっと強烈に出てくると思う。この10年以内に。

 なにしろ、どーにもならない状況が、すぐそこまで来ているのだから。

 そのとき、日本人はどうするのだろう?

 ギリシャ人のように、政府に逆切れするのだろうか?

 それとも、スペイン人のように、中央政府からの独立を叫ぶのだろうか?

 それともそれとも、中国人のように、あらぬ方向に怒りの矛先をむけてしまうのだろうか?

(3番目が一番不健全に思うのは、当然の感覚だと思う。それは“彼ら”とて同じはず。しかし“彼ら(=脱会の意思を持つものは除く)”は、基本的に年がら年中、3番目の行動をしているように思う。少なくとも、被害者の立場からみたら、そう見える。見えるはずがないとは言わせない。

 “彼ら(=脱会の意思を持つものは除く)”は基本的に、日常の不満を、関係ないあらぬ方向に怒りをむけて発散することで、解決できると信じている。しかし、その行為は、日本に怒りをぶつけても何も解決しない中国人の社会への不満に似ている。日本人からみたら思うはずだ、怒りの矛先を間違えている、いやだな、その社会。と。)


 “彼ら(=脱会の意思を持つものは除く)”の生き方は間違っている。

 その事実は、揺らぐことはないです。


 君は、おとなしいことをいいことに利用されてきた。

 もう、言われるがままにする必要はないのです。

 “彼ら”の洗脳に屈する必要はありません。

 “彼ら”は殺人をも肯定する究極の殺人集団です。まともに相手をする必要はないのです。


 時々、僕を見に来てください。そう、君に伝えます。無駄とも思える努力の積み重ねの先に、意味のある何かがあると、僕は信じます。

 実際、過去のそうした努力があったからこそ、僕は真実に気づき、“彼ら”の総攻撃をかわす事に成功した。役に立たない人生は、あきらめない限り存在しないと、僕は信じます。


 君の人生には、すべて意味がある。そう、信じて、心に刻んで欲しい。

 そう、つよくつよく、君に伝えます。

 君の心が彩りを取り戻す日を信じて。


 君に読んで欲しい本がある、日蓮の現存する正筆御書、一度見てください。

 僕は至らぬ人間ですが、精一杯の背伸びをして伝えます。

 いつか再会できる未来を信じて。

 君が「埋没費用サンクコストの呪い」にかからず、

 冷静な判断が出来る事を心から期待します。


 三界に家を建てるには、君が必要です。


 遊ぶ金ほしさの連中に負けないで!

 奇跡を信じて、君の心に運命を賭けます。

 がんばれ!まけるな!

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〔11月8日〕

 Fさんへ、こんなことも思います…。


 野田総理はなかなか解散しないから、「うそつき」と野党から非難され続けていた。

 野田総理の心中は不明だが、野党側からすると、言い続けたことが圧力になり、総理に決断させた、ということになのだろう。


 こんなことも思います。

 「うそつき」と言われ続けるだけでも、一国の総理もうごく。


 もし、君の戦う相手が、約束をはぐらかす「時間稼ぎ」戦術をとって、君の意図をくじこうとしているならば?


 「うそつき!」と攻め続けるのは、アリだと思う。

 かわいい女性にうそつきと言われ続けるのは、けっこう男にとってはきついものです。

 特に公衆の面前ならば確実に。


 もし、それでも平気な顔をしているならば?

「あなた女に罵倒されることに快感を感じる人なの?ヘンタイめ!」と言えばいいと思う。


 君の人生には、すべて意味がある。そう、信じて、心に刻んで欲しい。

 そう、つよくつよく、君に伝えます。

 君の心が彩りを取り戻す日を信じて。


 君に読んで欲しい本がある、日蓮の現存する正筆御書、一度見てください。

 僕は至らぬ人間ですが、精一杯の背伸びをして伝えます。

 いつか再会できる未来を信じて。

 君が「埋没費用サンクコストの呪い」にかからず、

 冷静な判断が出来る事を心から期待します。


 三界に家を建てるには、君が必要です。


 遊ぶ金ほしさの連中に負けないで!

 奇跡を信じて、君の心に運命を賭けます。

 がんばれ!まけるな!


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〔11月9日〕

 以前書いたと思う。僕は心のスイッチを切り替えるのが苦手だ、と。

 そして同じでないかもしれないが、Fさんも、たぶん、そういうところが、少なからずあったよなーと、漠然と思うことも、書いたと思う。


 君は、話しかけてほしいタイミング、というものを持っていたように思う。

 1人でいたい時は、そっとしておいてほしいと感じるタイプだった(まちがいかな…)


 相手は、君のそういうところを弱点として、攻めるポイントにする(した)かもしれない。


 でも、君が自分を見失わず、大切な気持ちがなにか理解し続けているならば、すべてを跳ね返せると思う。


 君に読んで欲しい本がある、日蓮の現存する正筆御書、一度見てください。

 正筆御書に限らず、自らの土台を昇華・進展できると感じたものには。目を向ける機会を意識してください。

 そこには、思わぬ発見や、気づかなかった真実が隠れていれ、長年の疑問に答えてくれるかもしれません。


 誰かが邪念に負けた、けど天は見放さなかった…

 そういう事で全て矛盾しなくなると思うのですがどうなのでしょう。


 君が「埋没費用サンクコストの呪い」にかからず、冷静な判断が出来る事を心から期待します。三界に家を建てるには、君が必要です。

「間違いに気づいたの、だから関係ないわ」と言う権利を君は十二分に持っていると思う。


 君は試練に耐えた、だから…天からご褒美をもらう機会をもらった、それで何もおかしな事はないと思うけどどうなのだろう?


「これ以上邪魔をして、もし本当に(あなたが)地獄に堕ちちゃったとしても、誰も責任取ってはくれないよ!老後を誰とすごしたいかについては、私に決める権利がある。もうその頃この世にいない人に、とやかく言われたくないわ」


 と言う資格が試練を乗り越えた君には間違いなくある。遊ぶ金ほしさの連中に負けないで!

 がんばれ!君は自分が思っている以上に強い女の子です。僕が保障します。

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〔11月10日〕

 Fさんへ。

 こんな事も思います。


 もし、今も君が戦い続けているとして、「わがままを言うんじゃない」とか言われていたとしたら?

 こう主張を展開すればいいと思う。


 「これは私1人の問題じゃない、多くの女性たちのための戦いなの」と。


 もし仮に、“彼ら”の世界の男たちが、本当に一部の女性にたいして、表ざたにできないような事をしてきたならば?

 そう、主張することには意味がある。

 この主張は、多くの敵を生むだろうが、同時に多くの味方も生むと思う。


 波風をたてたくない君は、こういう戦法を好まないだろう。

 しかし、もし本当に“彼ら”のなかに、一部の女性にひどいことをする文化が存在するならば?


 その行為に意味は、広がりを見せる。


 絶対にばれるはずが無いとたかをくくっている連中を、ギャフンといわせてあげてください。


 そちらの世界なりのいい訳があるのだと思う。 

 …でも、そんなもののために、1度しかない人生を犠牲にされるのは間違っている。

「今度はあなたが人の都合を聞く番よ、さんざん他人の都合を無視してきたんだから、文句は言わせないわよ!」と、言って良いと思う。


 君に読んで欲しい本がある、日蓮の現存する正筆御書、一度見てください(周りにもすすめてください)。

 誰かが邪念に負けた、けど天は見放さなかった…そういう事で全て矛盾しなくなると思うのですがどうなのでしょう。

 君が「埋没費用サンクコストの呪い」にかからず、冷静な判断が出来る事を心から期待します。


 三界に家を建てるには、君が必要です。遊ぶ金ほしさの連中なんか蹴散らして!!

「間違いに気づいたの、だから関係ないわ」と言う権利を君は十二分に持っていると思う。


 何か言われたら、こう言ってください。

「私には命をかけてくれる人がいる」と。

 負けないで!がんばれ!



(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

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