第60話 星空の下、神社の帰り道
〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください
(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)
〔8月20日〕
Fさんへ。
アド街っク天国、という番組…、東京ではテレ東の有名な番組だが、ここ静岡ではテレ東に相当する地方局がない、大概、東京よりも遅れた内容のものを、系列でない局が放送している。
昔、キャプテン翼のアニメが、東京よりも1年くらい遅れて放送されていたのも、同じ事情だった。
小学生時代、アニメ雑誌の内容と、キャプテン翼の記事がかみ合ってない事を、面白く思ったものです。
今、放送しているアド街ック天国も、どうやら少し遅れているらしい。
地方でテレ東を見るのは、あいかわらず壁が高い。
僕が一番気に入っているテレ東の経済ニュースも、ケーブルテレビを入れてようやく見れた。(ケーブルですら本放送より数十分遅れての放送なのだ。千葉のTVが無条件で見れる自由さとはずいぶん違うものだ)
で、今日、休みなのでゆっくりTVを見ていたら、アド街のなかで、こんな事をやっていた。
今回は「つくば」の特集なんだけど。
(つくばには昔行った事がある。1985年にあった、つくば科学万博に行った事があるのだ。一番印象に残っているのは、骨伝導電話器だった。今でこそ骨伝導は有名だが、当時は最先端過ぎて誰も知らなかった。受話器をあごにあてると音声が聞けることに驚いたものだ。別に興味は無かったんだけど、コンパニオンに言われるがまま受話器を渡されて体験したのを覚えている。他にも、ピアノを楽譜を理解して演奏するロボットや、しんかい2000の実物などをみた記憶がある。)
その「つくば」の特集で面白い事をやっていた。
「つくば」の小学生は全国の小学生と違うというのだ。
環境のなせる業なのか?つくばの小学生で一番人気の職業は、研究者だというのだ。全国ではサッカー選手などにあこがれるところなのに、つくばでは「研究者」というのだ。
今のつくばは、ロボットが歩ける公道があったり、研究所が無料で見学できたり、環境が整っていると放送されていた。こういう環境で育つと、そういう子供が多くなるらしい。
やはり「環境」は重要なんだと思う。
“彼ら”の環境で子供時代をすごすと、一般の世界では考えられないような洗脳が待っていると思う。
僕は、こう思う。思うところがあるならば、“彼ら”の世界から離れていいと思う。
僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。
自分を呪わなくていいんです。
がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。
君ががんばれるならば、僕もまた同じです。
嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!
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〔8月21日〕Fさんへ。
以前プラスチック製トロンボーンを買った話を書いたと思う。
いまだにあんまし上手くならない。
何度か吹いていて思い出してきた事なんだけど、忘れていたことがあった。
そう、楽器を演奏する前に、マウスピースの練習をしないとまずい、という事実。
高校当時は、こんな事無駄だよな、と思っていた毎日のマウスピースの練習、あれ、今にして思うと、確かに効果がある。やはり、基本を繰り返しやることって重要だよなと、そう思います。
多少、勘が戻ってきたけど、まだまだです。
ちょっと、マウスピースの練習からしないといけないみたい。
…、これは僕の記憶違いかもしれない。
でも、こんな事を漠然と思う。
仕事をしていて、最近「ちょっと待って」というのが、口癖になっているのに気づく僕がいます。
いつから癖になっているのか、まったく自覚が無い。
そういえばFさんもこの口癖使っていたよな…、という感覚があるような、ないような…。
記憶違いかもしれない、でも、そんな気がする。
Fさんは「ちょっと待って」と使っていたような気がする、このままでは女っぽいので、僕の場合は「ちょーーっと待ってくださいね」といった感じの癖に変化しているような気もする。
まあ、勘違いならそれでいいんだけど、どうだったかなー、とついついいつも思ってしまいます。
いつか、会って、答えあわせができる日を祈ります。
奇跡を信じて。再会を期待します。
負けないで欲しい。がんばれ!
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〔8月22日〕
Fさんへ。
久しぶりにお店に行ってDVDを借りました。
このところずっとツタヤディスカスで借りていて、店頭では借りてなかった。
ディスカスは店頭ではみかけない、珍しい映画をみるにはうってつけだが、最新作を見たい場合、やはり店舗で借りたほうがフットワークがいい。店舗のない離島に住んでないのならば、やはり新作はお店で選んで借りたほうが、なんだか選びやすいです。
で、店頭でみかけた「ウォーキングデット」というDVDを借りた。全六話のTVドラマだ。休みだから全話一気に見ようと思って、全部借りた。
特にホラー映画は好きではない、これほど映画が好きなのに、エルムガイの悪夢も見たことないし、オーメンも見たことは無い。が、「スクリーム」は好きだし、「リング」も意外に好きだ。人間ドラマに重点をおいているホラーは、時々見たくなる。
「ウオーキングデッド」は、いわゆる典型的なゾンビドラマだ。
ある日突然、自分以外がゾンビになっているというやつ。
噛まれたら感染する。わずかに残った生存者達は…、というやつ。使い古されたネタだ。
あえてこの使い古されたネタを使うというからには、何か自信が有るのだろう、そう感じて借りてしまったのだ。
見ていて思った。ぞくぞくする恐怖感は無い。
むしろ絶望感とわずかな希望が強調されていて、見ていて面白い。
最初の盛り上がりが過ぎて、次の話題に移ってゆくと、今度は現代アメリカの持つ社会問題の縮図がテーマになっている。DVや女性差別、児童虐待をにおわせるシーンもある。人種問題が特に顕著だ。生き残った人間の抱える問題点が浮かび上がる。世界はすでにゾンビと生き残った人間のみ、というのに、まだ頭を切り替えられない人々というのを描いている。
そして最後は、そんな問題も、圧倒的な絶望の前にはたいした問題でないという状況になる。
そして、そんな圧倒的な絶望をまえに、とう生きるか?どう選択するのか?という問いに、話は集約して終わるのだ。
最終的な落ちはこうだ。死ぬも生きるも、本人しだい。あるいは周囲の人間しだい。と。1人では生き残れないし、あきらめたら生き残れない。そんな話です。
見ていてどうしても連想する。
大量に襲ってくるゾンビ、まるであの時の“彼ら”のようだと。
あの時とは、東京とこちらで経験した1年ちかくつづいた、総攻撃のときの“彼ら”だ。
ある日突然、普通の人々が、まるでなにかに感染(=洗脳?)されたかのように、殺意を向けてくるところが、ゾンビそっくりだ。言葉が通じないところや、感情むき出しのところも、ゾンビそっくりだ。
こちらに来てから、最初にしたのが、ペーパードライバー講習だと、この小説内でも書いている。
電車の発達した東京では不要だが、ここでは車がないと生活できない。
その講習中、車外はゾンビだらけだった。
一番印象的だったのが、目の前の横断歩道をわたる親子連れ。父親母親と子供2人だ。
とくにひどかったのが父親で、こちらに殺意をむけながら横断歩道をわたり、一度子供に視線を移してから再度こちらを振り返ってにらみ、横断し終わった後も、歩きながら振り返ってこちらをにらみ続けていた。あんな普通そうな人すらゾンビに変えてしまう恐ろしい組織、そう感じてしまいます。
ドラマの中では、一度ゾンビになった人間は、2度と元には戻れないことになっている。
しかしそれはドラマの中だけの話だ。現実はそうでない。
“彼ら”によってゾンビのように洗脳された人々も、洗脳さえ解ければ元に戻ると思います。
(こうも思う。オウム真理教は、教祖不在の後、方向性をめぐって内部分裂した。おそらくだが、これほど巨大で、多様な人間がいる“彼ら”の場合、教祖が不在になれば、内部分裂するのは時間の問題だ。後継者がいるのだろうか?しかし、統制が取れなくなるのも時間の問題と感じる。これは言いがかりではない。現に、あの“彼ら”ご自慢の総攻撃ですら、短期間しか実施できない。長期間人間をゾンビ化させるほどの、統制力は、現在ですらないと見受けます。いつか教祖不在のときが来る。内部分裂、是非して欲しいものです。)
“彼ら”を責める話は、君を責めているのではないことだけは、認識していてほしい。
君も過去、似た行為をさせられたと思うけど、内心おかしいと感じていたと、信じています。
仮に、そうは思わなかったと君が感じたいたとしても、それは洗脳の結果であり、君のやさしい心が凍結されられていた結果に過ぎない。
なぜここまで強固に主張できるかと言うと?
僕は、君の心の深い部分を一時的ながら感じ取った経験があるからだ。
これは書いてはいけないこと、と思っていたことだけど、思い切って書きます。
できれば、君にあって直接いえればいいのだけど。
君は自分の愚かしさを呪う日がくるかもしれない。
そのときは、君の手を握って隣にいたいです。
僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。
がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。
君ががんばれるならば、僕もまた同じです。
嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!
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〔8月23日〕
Fさんへ。
こないだ見た番組で、「林檎とへびのゲーム」とか言うのがあった。
スタジオにパネラーと司会者がいて、再現ドラマ風につくった推理ドラマをみて結末を予想するというやつだ。このドラマの悪役に、こんなやつがいた。
そいつは大金持ちで、1億2億ははした金、と豪語する。
そして大金で純粋な少年の心が、ずだずだになって行く様を、見て楽しみたい、とこう豪語するのだ。そして主人公を苦しめるわけだ。
これは嫌な予測。
この考えは、非常にサイコパスの心境に近いと感じる…
“彼ら”のなかにもサイコパスは多いと感じる。
負けないで欲しい!君の心を引き裂いて楽しむような連中、この世にいるはずないと、僕は信じます。
“彼ら”は君の勇気と希望を引き裂こうと、あらゆる手を講じてくるだろう。
“彼ら”に身をゆだねると、また逆戻りだ!気をつけて!
損な役回りを演じていいときと、いけない時がある。
君は君らしくいていいんです。負けないで欲しい。がんばれ!
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〔8月24日〕
Fさんへ。Fさん、グラッセって作ったことありますか?
僕は無いです。
明日は遅番で、10時半からの勤務になります。
夕食を作る。その際、メニューにグラッセが載っている。
作り方そのものは簡単みたいでけど、初めてだから不安もあります。
焦がしたらどうしたもんかな…とか。
いつか君にいろいろ料理の作り方について、相談できれば、などと思ったりもします。
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〔8月25日〕
Fさんへ。
先日のグラッセ作り、うまくいきました。
しかし、同じものをまた作れといわれると、まだ不安です。
最後、煮汁がハチミツのようになってしまうのには驚きました。
誰が最初に考えたんだかしらないけど、料理の歴史は先人達の知恵の結晶のように思う。
これを勘を頼りに、なんなく使いこなす日本の主婦はレベルが高いです。ほんと。
最近、こんな話をTVでみた。
ドビュッシーは異端な作曲家だと。
たぶん…、Fさんなら、ドビュッシーは説明なんかしなくても?わかるんではないかと思うけど、どうなのかな。君は僕より音楽に詳しかった。
僕が最初にドビュッシーの名を聞いたのは、やはり小学校の音楽の授業で、皆と変わりはないのだけど、その後、中学時代、意外なところでその名を聞く。
当時「アキラ」という漫画が映画化され、話題になっていた。
その「アキラ」の映画音楽に、インドネシアだったかな?ガムランという楽器があり、これを多用したものが使われていた。そのあまりに通常のアニメ映画とは一線をかく演出に、なんだか感動した僕は、そのサントラを無理して買って、聞いていたものだ。当時、そんなものを聞いているのは周囲でも僕くらいだった。
サントラの解説文のなかに、ドビュッシーの名がでてきたと記憶している。
ガムランの音色に感動したドビュッシーは、当時楽譜すら存在しないガムラン演奏に、西洋音楽式の秩序だった楽譜を整えたとか何とか…、そんな解説が載っていたような記憶がある。
今日、「らららクラシック」という番組を見ていたら、ドビュッシーの特集だった。
その番組によると、ドビュッシーとは年季のはいったクラシックファンですら、最後に手を出す難解な作曲家で、彼の母国フランスですら、難解とされているとか、放送されていた。
ドビュッシーが活躍した時代は、音楽はロマン派と呼ばれる、重厚で重々しい音楽がもてはやされた時代で、ドビュッシー自身は、その暑っ苦しい音楽がきらいでしょうがなかったらしい。自分だけの音楽を追求した結果、通常のクラシックとはちがう、独特なものになったらしい。
その音楽、中には聞きやすいものもあるけど、やはり難解なものがおおいと感じた。
でも、音楽の良し悪しはともかく、そういう生き方は嫌いじゃない。
似たような人物として、僕が連想するのは、ランボルギーニという人物だ。
彼は、既存のどの車も気に入らなかったので、自分で会社を興し、自分で車を作り出した。
彼の会社が作ったランボルギーニ・カウンタックはどのメーカーの車ともちがう異彩を放っている。
思いつくことをでたらめにやるのではない。
湧き上がる情熱をコントロールする事なのだと思う。
だいーぶ前に、こんな番組があった。
いつまでも夢を追い続けるバカな一般人を募集し、その人に現実をつきつめて懲らしめるさまを撮影して番組にするというものだ。応募者はその番組意図に気が付かないで応募している。TVにでてチャンスをつかみたい人がたくさん応募していたと記憶している。
中には番組企画の意図したとおりの逸材もいた。30代後半でダンサーを目指す男性、しかし、でたらめに踊っているだけなのにプロになれると信じている。この彼に、本物のダンサーのすごさを見せ付けて懲らしめようというものだ。企画は見事うまくいき、彼のプライドはズダズダになる、しかし、笑えない。見ていて焦燥感だけが残る後味のわるいオチになった。
この番組はそれでもしばらく続く。そしてこのいまいち笑えないオチがしばらくつづくなか、時々、それまでとは違う参加者が出てくる。
印象的なのは、独学でシュウマイを作っている男性の話だ。
会社もやめて、シュウマイ作りに熱中し、周囲が心配しているという男性。それほど真剣に作っているという事は、さぞかしおいしいのかと言うと?そうでもない。
番組はこの彼に、本場の中国料理店を紹介し、修行させ、例によって現実を知らしめようとした。
ところが、彼の技術は本物の料理人ですら感心するレベルで、少しアドバイスするだけで、めきめきと腕を上げ、おいしいシュウマイを作れるようになる。
僕の記憶では、こういう勘違いとは言い切れない応募者が時々出てくるようになったと記憶している。
この番組、半年かそこらで終わったと記憶している。あまり視聴者うけしなかったのだろう。たぶん。
僕は正直、主婦をバカにしていたところがある。いや、あった。
しかし、仕事をしてゆくうちに、そのレベルの高さに日々驚かされます。
よく、女性団体が、主婦が無給なのはおかしい。
主婦も男性と同等の労働をしている。
だから夫の財産の半分は当然自分達の労働の成果だ、と訴えているのを聞いた。
ずいぶん前の話だ。
敬意は詳しくないが、この主張は認められ、現在、離婚時、財産の半分に権利を主張できると、認識しています。ちがうのかな…、どうなのだろう。
もし、君が今も戦っているのならば、たぶん、今の君は僕よりもこの分野詳しいものと、そう推察します。過去の積み重ねの結果、そうした考えがあり、今がある。無駄なものもあるかもしれない、しかし、無駄でないものも、あるはずです。
こんな事も思う、“彼ら”は不器用なまでに誠実な人々によって支えられている。
だから、君が不器用なまでに、誠実でいつづければ、“彼ら”は手出ししづらい。
ただ、いままでは、その誠実さを組織のために尽くしたが、今回は自分自身のまごころに尽くせばいいのだ。
君が誠実でい続ける限り、君は負ける事はない。
これからもいろいろ書こうと思う。君が今も戦っているという前提で書きます。
なにかごちゃごちゃ言われたら?こういえばいい。
「あなた、結婚のために何桁?財務したの?」と。
さらにごちゃごちゃ言われたら?
こう言えばいい。
「世の中には題目と財務だけでは乗り切れない事が、いくらでもあるのよ、いい加減大人になりなさい」とか、
「「ありがとう、別れてくれて」って言える日を信じているわ」と。
そう繰り返し言い続ければ、そういう空気を作れると思う。
昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。
負けるな!がんばれ!
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〔8月26日〕
Fさんへ。
ごくごく普通の事も書こうと思います。
部屋の模様替え、きりが無いといえばそのとおりなんだけど、まだやりたいことがある。
最近、北欧の天井照明。イニテーションの草をカバーにしている天井照明をみつけた。
つけると、草の陰から光が漏れて、幻想的な陰影をへやに映すという趣向だ。
最近、照明に凝っていて、ライトでへやの雰囲気が変わることに気がついて以来、こういうものに興味があります。
その日の気分に応じて、ライティングを変えれば、同じ部屋でも雰囲気が変わる。
残念ながら、この気になる北欧ライトは、値段が高すぎて手が出ない。
それにロフトベットのあるせいで、このライトを天井から下げるスペースが無い。
しかし、どうにかならんか…と、ついつい考えてしまう。
そこで、無印良品で買った小さなフロアライトの上に、100円ショップで買った、イニテーショングリーンを巻いてみた。
陰影が壁に映るほど強力な光はでないが、それっぽい雰囲気は楽しめます。
昔はこういう楽しみ方は不可能だった。
なぜなら?照明の上に燃えやすいイニテーショングリーンなどおいたら、即、火事になるからだ。
しかし、LEDライトの登場により、事情が変わった。
熱をほとんど持たないLED照明なら、間隔さえちゃんととれば、大丈夫なのだ。
そう事情が変われば、以前はありえなかった事もおこる。
これは、あたりまえのことなんだと思う。
Fさんに伝えます。
君が今も戦っているという前提で書きます。
もし、いままで我慢してきた事が、どうして我慢できないの?という事を言う人がいたら?
こう言い返せばいいと思う。
「もう我慢しなくていいのよ。なぜなら事情がかわったから」と。
それはわがままだ!と言われたら?
こう言い返せばいいと思う。
「その言葉、そっくりそのままお返しするわ。あなたのわがままにいままで散々付き合ってきた。今度はあなたが私のわがままを聞く番よ」と。
もし?
「いままでさんざん贅沢さしてやったろ?」と言われたら?
こう言い返せばいいと思う。
「私は子供だった、そんな子供をお金で釣ろうとするあなたは最低な人よ」と。
事実子供じゃないか?大人になれ!と言われたら?
相手の言葉尻をとって、こういい返せる。
「そう、大人になったの。大人になった結果出した結論よ。子供をだます最低な連中と一緒に、あなたは次の子供を捜せばいいわ、いう事を何でも聞いてくれる純真な心を持った人をね」と。
そして最後にこう言ってしめてもいいと思う。
「言っておくけど、これは笑えない冗談ではないわよ」と。
それでもなにかごちゃごちゃ言われたら?こういえばいい。
「あなた、結婚のために何桁?財務したの?」と。
さらにごちゃごちゃ言われたら?
こう言えばいい。
「世の中には題目と財務だけでは乗り切れない事が、いくらでもあるのよ、いい加減大人になりなさい」とか、
「「ありがとう、別れてくれて」って言える日を信じているわ」と。
そう繰り返し言い続ければ、そういう空気を作れると思う。
昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。
負けるな!がんばれ!
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〔8月27日〕Fさんへ。
こんな事を思い出した。
昔、小泉総理が戦う際、戦いやすくするために、抵抗勢力、という言葉をつかった。
この言葉、今、永田町や新聞記者では、ほとんどタブーになっている。
この言葉のせいで、悪役にされてしまった!と当時感じた政治家や官僚達が、記者クラブに強烈な圧力をかけ、小泉総理引退後は、使用禁止と同じ扱いになってしまっている。
それが証拠なのかどうか不明だが、この言葉をそれ以降、聴いた記憶が無い。
たぶん、抵抗勢力という言葉は、それほどインパクトがあったのだろう。
戦う時、言葉は重要だ。
“彼ら”は僕や君を攻撃する際、様々なフレーズを駆使したものと推察します。
だから、遠慮無用で、こっちも使っていいと思う。
しかし、下品なフレーズや、品性の無いものは、さけよう。
“彼ら”はそうしたフレーズを平気で使うが、同じレベルに落ちたくは無い。
Fさん、なにか下品なフレーズや、頭の悪い言葉を使い、君を攻撃する(した)人物がもしいたならば?
対峙した際、こう言えばいいと思う。
「だまれカルト信者」と。
このくらいなら、なにも品性は堕ちないし、下品でもない。知的な言い方がいいなら?
「だまれサイコパス」で言いと思う。
もちろんこのままで君は使えないだろう、君なりの言い方で、このくらいインパクトのある言葉を使えばいいのだ。
しかし、君の一番の強みは行動力かもしれない、言葉が足りない分、行動で補うのが、Fさんのやり方のようにも思う。君は行動力は僕よりある、しかし言葉は苦手だ。だから僕は言葉を書く、君の苦手を補うためにも。
日々つらい事もあるかもしれない、しかし、君なら乗り越えられると信じています。
なぜなら、君は圧倒的に正しく、多くの人はそう思っているからだ。
君は自分が思っている以上に強い。
僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。
がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。
君ががんばれるならば、僕もまた同じです。
嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!
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〔8月28日〕こんなニュースを見ました。
自衛隊で、現在現役の隊員が、いじめを受けているというもの。
真偽のほどはわからないが、彼は窃盗の疑いをかけられ、その後犯人と疑われたまま、あからさまな嫌がらせを受けているという。
自分の席に、わざと見えるように窃盗の文字があるポスターを貼られたり、自分の席に花が置かれていたりと、陰湿なものと、本人は主張する。
偶然かもしれないが、“彼ら”の手口に似てなくも無い。
この小説内にも書いた。本屋で働いていた時代。明らかに“彼ら”とわかる他店からきた店員が、書店員が寝不足、とか書いてある帯を、わざと目の付くとこに不自然に並べていたのを覚えている。どう不自然かと言うと?全部本をひっくり返しているのだ。普通、裏表紙を表に文庫を置く事を、店員はしない。なぜなら何の本かわからなくなるからだ。
現在の職場でも、ゴキブリのリアルなイラストと、ゴキブリの文字が書かれた正体不明の印刷物が、目の付くとこに置かれていた事も、以前書いてある。
…まあ、たぶん、偶然なのだろう。
ここまであほな事を、本気でやるバカが、この世にいるなど信じられないからだ。こんな妄想に相当する行為を現実に行うバカが実在したら?日本は破滅する。(今、日本がこんな現状なのは?案外こういうバカがはびこっているからなのだろうか?これが僕の妄想であることを、祈らざるをえません)
書きたい点はここではない、このあとの、この自衛隊員の話だ。
この隊員は、この後、心を病んでしまったらしく、その影響から、体に異変がでてしまったらしい。
…正直、その報道をニュースでみて、こう、思った。
ああ、ふつーは、そうなるのか、と。
言われてみれば、僕も中学時代は金縛りに悩んだし、高校時代は、どういう訳か涙がとまらないという現象に悩んだものだ。が、体に異変といえばせいぜいそんなもので、あとはたいしてない。
おなかの調子が悪い事もあるが、これは生まれつきだ。キャべジン飲めば治る程度のものだし。
“彼ら”の中のサイコパス的なばか連中は、こう思ったのだろうか?
なんでこいつ、体が平気なんだ?と。
鈍感だから?そうかもしれない。しかし、それだけなら、気づいてからは影響をうける。
僕は気づいてからでも、大丈夫だった。
この種のストレスに僕は強いのだ。それが証拠に、体に影響などでない。精神性の発疹の類もまったく無い。そういう方面のタフさでは、“彼ら”の予測をこえるものを持っているのかもしれない。
もし、根性のひねくれた“彼ら”ならば、僕が強がりを書いていると、思うことだろう。
しかし、君はどう思う?確かに僕はこういう影響を受けにくい人間だと、思ってくれるならば、うれしい限りです。
もし再会し、その先の運命があるならば?僕はそうとうなショックを受けるだろう。
でも、たぶん、大丈夫だと、そう、なんだか、どういうわけか、思ったりもします。
僕は再会したら、根掘り葉掘り“彼ら”について聞いたりしないと思う。
君が聞いて欲しい話があるの、と言い出すまで、積極的に聞いたりしないと思う。
日々つらい事もあるかもしれない、しかし、君なら乗り越えられると信じています。
なぜなら、君は圧倒的に正しく、多くの人はそう思っているからだ。
君は自分が思っている以上に強い。
君は自分の愚かしさを呪う日がくるかもしれない。
そのときは、君の手を握って隣にいたいです。
僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。
がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。
君ががんばれるならば、僕もまた同じです。
嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!
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〔8月29日〕
Fさんへ。
今日の日付は本当は28日火曜日です。
昨日は夜勤でした。夜勤明け、サウナにはよらず、ステーキやでハンバーグをたべた。
最近夜勤が多く、ダイエットとかのんきにいえない状況だ、体力をつけないと。
ステーキハウスのブロンコビリーは、何度か行っているけど、ステーキよりもハンバーグの方がおいしいと感じる。安くて上手いステーキやはやはり東京でよく行っていた「ふらんす亭」だ。正直たいした肉でないのはわかるんだけど、満足感は一番高かった。
昨日の夜勤では、こんなことがあった。
以前書いた、いちばんやっかいな利用者さんだ。
あぶなっかしいし上に、こちらの言ってる事を無視して、さらに危険な行動をするから、抱き上げて座らせた。僕はそういうことは滅多にしない、そのくらい危険だったのだ。しかもこの人、フロアーでは一番、認知の度合いが軽い。一度話した事忘れないし、時間軸もしっかりしている。何人も本物の認知症と接しているからわかる。この人は多少あるかもしれないけど、まともだ。と。パーキンソン病と目の悪ささえなければ、今でも自立して生活できるくらい、頭はクリアーだ。だからこちらの話が通じていないはずもなく、無視しているのだ。単純にそういう性格らしい。
まあ決め付けは良くないから、結論は保留するけど、しかし、今のフロアー内において、一番まともな頭をしている。
感情のコントロールがまったくできないらしい。案外、認知がそういう方面に「だけ」、でているのかもしれない。
先の話、危険なので座ってもらった。
するとこういうのだ。「殺してやるー!」と大声で、繰り返し。
殴りかかっても来るけど、そこは大丈夫。パーキンソン病だから筋力はない。まったく痛くない。
しかし、この筋力で徘徊されるのだから非常に怖い。いつ転んで、脳にダメージを受けるかわからない。
通常、殺してやる、と言われ、さらに殴りかかられた場合?法的にどうなるか?というと?
刑法の脅迫、暴行罪になるので、110番して逮捕してもらう事も可能だ。
しかし、相手は、法的に要介護認定をうけているから、もし仮にそうなっても送検はされないだろうけど。(ただし、同じ利用者さんにたいしてやった場合は、その限りではない。いまのホームでも、職員にたいしてのものは大目に見るが、利用者さん同士でそういう事になったら?退去勧告の対象になるし、実際に他の利用者さんを傷つけた場合は、警察沙汰になる。)
ん?話がへんな方向に行ってるって?
何が言いたいかと言うと、こういうことです。
普通の場合、相手に「殺してやる」と叫ばれたら?即、通報できる。
できれば証人か証拠がほしい。
だから、相手と会うときは大勢の人がいる喫茶店がいいし、常に状況を記録できる装置を持ち歩くのがいい。できればテープレコーダーがいい。デジタルの記録に証拠能力が無いという裁判が、以前、創価学会という団体が裁判で戦った際、でたと記憶している。アナログデータなら、証拠能力が高いというのだ。デジタルはPCで容易に改ざんできるから。(まあ用意が難しいなら仕方ないけど)
そして肝心なことは、相手を油断させる事だ。
警戒させると、相手はボロをださない。
こちらを見くびらせておいて、こっちに損は無い。
相手のイージーミスを誘えるからだ。
日々つらい事もあるかもしれない、しかし、君なら乗り越えられると信じています。
なぜなら、君は圧倒的に正しく、多くの人はそう思っているからだ。
君は自分が思っている以上に強い。
君は自分の愚かしさを呪う日がくるかもしれない。
そのときは、君の手を握って隣にいたいです。
僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。
がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。
君ががんばれるならば、僕もまた同じです。
嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!
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〔8月30日〕
Fさんへ。
昨日ニュースをみていて、こんなのがあった。
コメンテーターが、ある日本の大手電機メーカーのトップに聞いたそうだ。
今、日本企業に一番足りないものはなにか?と。
そしてら、そのトップはしばらくうなったのち、小さく「デザイン…」とつぶやいたそうだ。
(こんな事も思う、アニメの設定画とかみていると、登場人物たちが持つ小道具や、物語に登場するキャラクター以外の設定物。小さいものは時計から、大きなものは建物まで、かなり斬新なデザインにあふれている。もし、本気でデザイン面を強化したいなら?こうしたデザイン力をもつ、アニメ制作会社とコラボレーションするのも、ありだと思う)
この問題は最近、経済ニュースでよく取りざたされている。
日本国内にいると、日本製品に囲まれているせいで、まったく気が付かないが、海外では、日本の製品は性能はいいが、ダサいと言われているらしい。
あまりにも単純な日本製品は、逆に素朴さを感じさせるらしく、素朴なデザインを好む海外ユーザーから「ジャパンクール」という表現で、愛好されているとも聞く。
さしずめ、日本人から見た、旧共産圏の家電のような印象かもしれない。どこかレトロチックなデザインに惹かれる人はすくなくない。しかし、そういう家電は、レトロさは抜群だが、売れないのだ。せいぜいおしゃれ雑誌のにぎわすくらいで、大手製造メーカーの売り上げには貢献しない。
中国、韓国のデザイン力はすごいとよく聞く。特に韓国はいいと。
この小説内でも書いたと思う。最初、僕は韓国製のTVを買おうとした、と。
このことも以前書いたと思う。
今、日本企業は、ようやくデザインに力を入れ始めた、と。
昨日のニュースでは、こんな事を言っていた。
デザインに力をいれるのはいいけど、中途半端はよくない。
予算の制約や技術的な制約で、妥協してしまうと、中途半端に終わってしまう。
(言われてみると、たとえばプレイステーション。これは100%僕の主観なんだけど、最初のps1のデザインはものすごい秀逸だった。今までに無いもので、目が覚めるものだった。しかし、その後のps2、ps3のデザインは、なんだか中途半端で、いまいちに見えるのは、僕の気のせいと思いたい。そういえばコントローラーはps1が従来品に無い画期的なものにしたが、あまりに画期的すぎて、以降、ほとんど変更が無い。ps3ですらほとんどデザイン的に同じだ。完成度がたかいはいいけど、デザインのネタが尽きたような印象すらうける)
なぜこういう事が、日本企業で起こり、海外企業でおきないか?という事を、昨日のニュースで話していた。
デザインの責任者が技術面の責任者や、財務面の責任者の格下に置かれているため、そうなってしまう、と。偉い人の顔色を伺わないと、何も決められないがゆえ、こうした問題が起こるという。
進むべき方向がわかっていても、古い体質のままでは、活路は見出せないという事かもしれない。
この話をきいて、こんな事を思い出した。
「裏研」だ。
これは「裏でかくれて研究する」という意味で、以前NHKで放送していた「プロジェクトX」で頻繁に使われていた単語だ。デジカメにしても電卓にしても、やはり当時、頭の固いトップは許可しなかったため、会社にかくれてこっそり研究したというのだ。会社の機材や資材をこっそり使うため、ばれないように時間外の作業だったと。そして上司に無許可で研究を進め、完成させる。
そうして作られたものは、今の日本の代表的な製品となって、日本を支えているのだ。
そう、日本の体質は変わらない。
今もむかしも、そうかわらず、今もある。
だから社会の体質を変えることも重要だが、切迫した事情があるならば?裏研のように隠れてドンドン進めてしまうのも、ありだと思う。歴史が証明している。上司の許可を待っていたら、いつまでたってもかわらない、と。いい意味でも、悪い意味でも。
もし、今も君が戦っているのならば?まわりを気にせずドンドン突き進んでいいと思う。
許可がでてなくてもかまわない、何か言われたら、こう言い返せばいい、あなた、結婚のために何桁?財務したの?と。
さらにごちゃごちゃ言われたら?
こう言えばいい。世の中には題目と財務だけでは乗り切れない事が、いくらでもあるのよ、いい加減大人になりなさい。とか。
「「ありがとう、別れてくれて」って言える日を信じているわ」と。
そう繰り返し言い続ければ、そういう空気を作れると思う。
昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。
負けるな!がんばれ!
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〔8月31日〕
Fさんへ。
数日前、この小説に「つくばの科学万博」の話を少し書いたと思う。
1985年だったかな?そのくらいの時期にあったやつだ。
ちょうど映画バックトゥーザフューチャーの舞台になった年だ。
これは以前もどこかで書いたのだろうか…
かなりあいまいな記憶。
あの神社で、僕らが会っていたころの話です。
いろいろ話をした。
その中で、僕が昔、つくばの科学万博に行った話をした。
すると、君はこんなこと、言ったような…、そんな感覚がある。
「わたしも行ったのよ」と。
えー、Fさんも行ったの?何を見た?と質問した記憶がある。
急にそう聞かれても、小学生時代のことなのか、君は急には思い出せない様子だったような記憶が、あるような、ないような…。
で、僕が、楽譜をみながら演奏するロボットの話をして、「あのロボットは見た?」と聞いた、と思う。あのロボットは当時有名で、何度もTVに登場していた。
すると君は、見た、と言ったような気がする。
で、僕は、その時、じゃあ、当時同じものを見ていたんだね、といったことを、言ったような気がする。
非常にぼやけた記憶。こういう会話、あったかなー、どうだったかなー、と急に思い浮かびました。
今のFさんに質問します。君は小学生当時、つくばの科学万博に行ったことあるのかな?
いつか、記憶の答え合わせができる日を信じています。
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〔9月1日〕
Fさんへ。
先に書いた「つくば科学万博」の話。
こんな記憶がある。
途中まで穏やかに聞いていた君が、自分も行ったと発言してから、急に心を閉ざしだし、笑顔が固くなったという記憶だ。
君はけっして家族の話をしなかったし、その話題を避けていた。
このまま話がすすめば、一緒に万博に行った自分の家族に話題が移ると感じたのだろうか?
君は避けたい話題になると、急に表情が固くなる、そんな性質を持っていた。
Fさんは覚えているかな?僕は君の顔を見ていたいといったことを。
何よりも君の笑顔が見たい僕は、なんとか君に微笑んでもらおうと、いろいろ努力した。
だから、急に君の表情が固くなった時は、いつも緊張したものです。
…話は変わります。
この、いまから話す話は。あっては欲しくない事であり、非常に伝えにくい事柄です。
しかし、この可能性は避けがたいものでもあり、目をつぶるのも不自然な事柄なので、書こうと思った。まず、あらかじめ、このことを書きます。
迷惑をずいぶんかけたと思う、しかし、その点ではお互い様だから、相殺されていると思います。
君も僕に迷惑をかけたし、僕も君に迷惑をかけていると、そう推察します。
僕ら2人は“彼ら”によって人生を狂わされた被害者であるという事実、そして、君や僕が1人、我慢すれば、周りはみんな安泰と言うには、あまりにも酷な仕打ちをされているという事実を、まず、最初に書きます。
“彼ら”は同じことを何度でも繰り返す、という最悪な性質をもっている。
たぶんだけど、君は高校時代、付き合いをこれ以上続けると、親と縁を切るぞ、とか、僕がひどい目にあうぞ、とか言われて、君が我慢すればすべてが上手くいくと、そう思わされてしまったのではないかと…、そんなことも思ったりもしなくも無い。
“彼ら”は何度でも同じことを繰り返す。
もし、君が今も戦っているならば?その仮定に立つと、こういう推測もなりたつ。
いう事を聞かないと、両親がひどい目にあうぞと、おどされてやないかと…。
これには、経験者として書きます。
この状況では、君がどう決断しようと、君の両親は“彼ら”から一定の制裁をうけるし、君がどんな結論にいたろうとも、その事実に変化はない。事実、君と別れた後の僕は、その後もしつこく“彼ら”からの攻撃をうけている。“彼ら”は最悪のカルトだ、情に訴えてやめてもらうなど、不可能だ。
自分を勝ち取るためには、くじけず前を向き続けるしかない。
なんでそんな事を言うの?と思うだろう。
先に書いたとおり、迷惑はお互い様、そういう意味ではお互いにもうかけあっているので、相殺(=打ち消しあう)していると思う。家の周辺が“彼ら”だらけなことも書いている。他にいた普通な人らは、耐えかねて引っ越している。両親がどう思っているか?それはここには書かない。が、この先も大丈夫であることは間違いないと思う。
1つ確かな事。
これは君が戦っているという仮定にもとづいて書きます。
もしこの仮定が外れていたとしても、心配してくれているんだ、と思ってくれるならばうれしい限りです。
1つ確かなことは、君が脅されていたとして、君が仮に、その脅しに屈したとしても、“彼ら”はその脅しを中止したりしない。一度ついた攻撃の火の手は、そう簡単に消せないのが“彼ら”の性質だ。
屈っしても、屈しなくても、結果が同じなら、屈しないほうがよっぽどいい。僕はそう思います。
もし、今も君が戦っているのならば?まわりを気にせずドンドン突き進んでいいと思う。
許可がでてなくてもかまわない、何か言われたら、こう言い返せばいい、あなた、結婚のために何桁?財務したの?と。
さらにごちゃごちゃ言われたら?
こう言えばいい。世の中には題目と財務だけでは乗り切れない事が、いくらでもあるのよ、いい加減大人になりなさい。とか。
「「ありがとう、別れてくれて」って言える日を信じているわ」と。
そう繰り返し言い続ければ、そういう空気を作れると思う。
昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。
負けるな!がんばれ!
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〔9月2日〕Fさんへ。
こんな事も思います。
もし、君が今も戦っているとするならば?
相手は、おそらく、次の結婚相手が見つかるまで、結論を保留する…、なんてこともするかもしれない。単純に損得だけを考えると、そういう選択肢もでてくる。
もし、相手が、そういう単純な損得のみで物事を判断する人間ならば?
その仮定に基づいて書きます。
現状を維持すればするほど、損をするという事実を、認識させる必要がある。
具体的にはどういう方法がいいか?というと?
“彼ら”的な発想で考えるならば?おそらくそうとう仲がいい、と宣伝されていた可能性がある。
そして、その話をいまだ信じている人は多いと想像できる。
ならば、それを逆利用して、いかに相手と君が、心がすれ違っているか、わかりやすい手段で訴えればいいと思う。訴えがうまくみんなに伝われば伝わるほど、相手のうそが際立つわけで、それが組織にい続ける上で、いかに損であるか、おそらく通じるとも思う。
ポイントは、相手のうそが際立てば、際立つほど、君は有利になる点だ。
結婚指輪を叩き返すなんてのも、ありだと思う。
そのほか、“彼ら”的に、そこまでするほど、嫌いなんだ、と思わせる行動は、効果があるかもしれない。
君の一番の強みは、その行動力かもしれない、言葉が足りない分、行動で補うのが、Fさんのやり方のようにも思う。君は行動力は僕よりある、しかし言葉は苦手だ。だから僕は言葉を書く、君の苦手を補うためにも。
日々つらい事もあるかもしれない、しかし、君なら乗り越えられると信じています。
なぜなら、君は圧倒的に正しく、多くの人はそう思っているからだ。
君は自分が思っている以上に強い。
僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。
がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。
君ががんばれるならば、僕もまた同じです。
嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!
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〔9月3日〕Fさんへ。
こんな事も思う。
昔、中学時代のこと。
こんなことがあった。
授業中、先生が、厚いから上着ぬいでいいぞ、と男子生徒につげた。
僕は、そうだなと思い、学ランを脱いで、ワイシャツ姿になった。
すると、脱いでいるのは僕だけで、他の男子は全員学ランを着たままだ。
その場に変な空気が流れる。
後で知ったのだが、みんな、学ランの下はTシャツを着ていて、ワイシャツなど最初から着ていないというのだ。
僕は変にまじめと思われるところがある。
別に普通にしているつもりなのだが、結果的に周りからは、そう、見られることが多い。
そういえば、君も同じようにまじめな人だったよなと、よく、思います。
神社で会う、と約束したら、一度もすっぽかさなかった。雨の日も風の日も。
そういうところ、なんだか似ているよなと…、そんなことも思います。
君は、そういう生まれつきのまじめさを、利用されただけだと思う。
自分を嫌う必要は無い、これからはそのまじめさを、本来の意味での自分のために使えばいいのだから。これ以上、犯罪集団の手伝いをしなくていいんです。僕が保障します。
もし、今も君が戦っているのならば?まわりを気にせずドンドン突き進んでいいと思う。
許可がでてなくてもかまわない、何か言われたら、こう言い返せばいい、あなた、結婚のために何桁?財務したの?と。
さらにごちゃごちゃ言われたら?
こう言えばいい。世の中には題目と財務だけでは乗り切れない事が、いくらでもあるのよ、いい加減大人になりなさい。とか。
「「ありがとう、別れてくれて」って言える日を信じているわ」と。
そう繰り返し言い続ければ、そういう空気を作れると思う。
昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。
負けるな!がんばれ!
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〔9月4日〕
Fさんへ、こんな事も思います。
今日見たディスカバリーチャンネルの番組、モーガンフリーマン(=有名なアメリカの黒人俳優。最近では映画「ダークナイト」でバットマンをサポートする人物役が有名だ)が登場する科学番組。
この「モーガンフリーマン宇宙を語る」という番組内で、こんなことが説明されていた。
この宇宙は一枚の布のようなもので、もうひとつ、別の宇宙と、ほんのわずかなすきまで並んでいる。
ときおり、2枚の布は接触し、大爆発を引き起こす…、という学説があるという。
この学説の価値は、ビックバン理論の欠点を補おうという試みの1つとしては、検討の余地がある、という意味で、価値があるようだ。その説の根拠は、宇宙で現実に観測される暗黒物質が、そうだ、と、その科学者は主張する。別宇宙のものは、こちらの世界では、観測できないから、なにもない暗黒物質として観測されるのだ、と、こう主張する。
この説が正しいかどうかは不明だ。
しかし、現実問題として、この観測できない何かは、強力な重力は発していて、周辺の宇宙に影響を与えているという事実。重力の影響は確かにあるのだから、何かがあるに違いないのだが、なにぶん、望遠鏡では何も観測できないのでまったくわからないのだ。世界中の科学者が、この謎の重力源について仮説を立てている。今回番組で紹介した説も、そうしたものの中の1つだ。(つまり今回紹介した仮説では、2つの宇宙がお互いの重力でたがいに干渉しあっている?ということだろうか?謎の重力源の正体は別宇宙のものだ、と言っているらしい。まあ、なにも証明されていない説なので、なんともいえないけど)
こういう事を書くと、こういう人が出てくるだろう。
何を意味がわからない事を言っている!と。
話は変わる。
最近、中国でよく言われているという「愛国無罪」という言葉。
言葉の起源には諸説あるようだけど、ようは、愛国心からした行動ならば、どんなことも許される。というものだ。
最近、日本の大使の公用車が襲われ、旗が盗まれた話は、聞いたと思う。
あれも、中国国内では、愛国無罪ということで、ゆるそうという風潮があるようだ。
日本人からみたら、それは無いんじゃない?犯罪は犯罪、どんなに愛国心があろうとも、いけないことはいけないことだ。わからないはずが無い、と、こう思うと思う。
愛国無罪を叫ぶ人らは、たぶん、こう言うのだろう。
難しいことを言うな、愛国心をバカにする気か!と。
難しいから、と言って、安易なものに飛びつく人は、本当に多い。
Fさん。もし、問題が難しいからと目をそらす人に、憤りを感じたら?
こう言えばいいと思う。
「それじゃあ、間違いを認めずに、愛国無罪をさけぶ中国の無邪気な人らと、なにも変わりないじゃない。無邪気な悪意とカルト信者の悪意って、そういえば雰囲気が似てるわね。」と。
えっ?長い?
ならば、こう、言えばいいと思う。
「信仰心のためならすべてが許されるわけないでしょ!」
と。
そう、繰り返し主張すれば、そういう空気を作れると思います。
自分を信じて、前を向き続けて欲しい。
何度も言うけど、君は、そういう生まれつきのまじめさを、利用されただけだと思う。
自分を嫌う必要は無い、これからはそのまじめさを、本来の意味での自分のために使えばいいのだから。これ以上、犯罪集団の手伝いをしなくていいんです。僕が保障します。
もし、今も君が戦っているのならば?まわりを気にせずドンドン突き進んでいいと思う。
この戦い、もし、君がいまでもあきらめていないならば、君があるべきことは、真実の証明だ。
証明されていない事柄に対して、周囲の人は、どう思えばいいのか迷ってしまう。
しかし、明確な証拠がつきつけられ、信じるにいたれば、周囲の人の考えも変わると思う。
たとえ許可がでてなくてもかまわない、証明しつづけ、周囲が共感してくれるまで、あきらめなければ、活路はあると思う。
何か言われたら、こう言い返せばいい、あなた、結婚のために何桁?財務したの?と。
さらにごちゃごちゃ言われたら?
こう言えばいい。世の中には題目と財務だけでは乗り切れない事が、いくらでもあるのよ、いい加減大人になりなさい。とか。
「「ありがとう、別れてくれて」って言える日を信じているわ」と。
そう繰り返し言い続ければ、そういう空気を作れると思う。
昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。
負けるな!がんばれ!
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〔9月5日〕
Fさんへ。
今日、TVを見ていたら?こんなものがやっていた。
どうすれば、別れたいあいてに、ダメージを負わせて別れられるか?という番組。
一番それはきくな、と思ったのが、仲直りしたフリをして、相手の一番お気に入りのところへ一緒に出かけて、そこで土下座させる、というやつだ。あいてはお気に入りの場所で大恥をかくわけで…、これは効くなーと思わず見てしまった。
こんな事も思う。
もし、君が今もあきらめを考えられないほど、がんばっているならば、「仲直りしたフリ」をして、相手が気を緩めたところで、離婚届をたたきつけるなんてのは、有効だと思う。人間、こういうふうに心をもてあそばれると、きついものです。
君に人の心をもてあそぶなんてこと、できないかもしれない。
しかし、そういう手段が「ある」という事実を、頭に入れておくことは、前を向き続けるためには、意味の無い事ではないように思います。
何が役にたつかわからないので、書いてみました。
他人と違う発想こそ君の武器になるはずです。
今も戦っているのだろうか…、頑張ってほしい。
君がどこにいようと、どんな状況だろうと応援しています。
これは書いてはいけないこと、と思っていたことだけど、思い切ってまた書きます。
できれば、君にあって直接いえればいいのだけど。
君は自分の愚かしさを呪う日がくるかもしれない。
そのときは、君の手を握って隣にいたいです。
僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。
がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。
君ががんばれるならば、僕もまた同じです。
嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。
がんばれ!まけるな!
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〔9月6日〕Fさんへ。
君が今も戦っているという前提で書きます。
今日、偶然にもNHKのドラマで、離婚をテーマにしたものを見た。
ドラマの中で、こんなセリフがでてくる。
このままいくと、離婚裁判になる。裁判してまであらそってどうなる。いかげんあきらめて、次の人生をさがしたほうがいいよ、とかいう趣旨のセリフだ。
裁判は相当、心に影響を与えるものだと思う。
あの高島(弟)の離婚裁判ですら、あれほど離婚など念頭に無いといっていた奥さんが、裁判に突入してから、わたし、嫌われているのかしら?と、ようやく口にするようになったとか、聞いたような気がする。
もし離婚調停を何度やっても埒があかないなら?
裁判も念頭に入れていいと思う。
大変だろうけど、避けられないならば、避ける必要は無いと思う。
負けないで欲しい、がんばれ!
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〔9月7日〕
最近、タブレットを買いました。
(なかなかに強敵です、うまくwi-hiがうまくつながらず、困ったりします。というか、僕の理解が浅いせいかもしれないのだけど、自宅内のPCネットワークには、ストレスなく接続できる。pcに録りためた動画なんかは、タブレットさえあれば家のどこからでも見れる。一番やってみたいことは、風呂場でドラマでももながらゆったりする事だ。防水ケースがあればできなくもない。音楽をききながら、ゆったりなんてのもできる。
困っているのはタブレットとHDレコーダーが安定してつながらない事だ。ぶつぶつと途切れたかと思うと、突然切れたりする。ネットで調べると、使っている無線LANの親機の相性が原因では?などとある。もう一台、別の親機を買うべきだろうか?5000円くらいで買えるならば、買ってもいいように思うけど…。
家庭内ネットワークはいつも泣かされています。うまくつながらないと思っていると、時間と共に直ったりして、じつに不思議なものです。)
Fさんは、アイパッドとかアンドロイドとか、あまり興味ないのだろうか?
どうなのだろう…?意外な事に興味を示すから、案外詳しかったりして…、そんな意外性を君は持っていた。
まあ、僕の印象であり、実際はわからない。しかし、常に予想外なところが魅力的に見えたのは事実だ。
君の行動はいつも予想外であり、おもしろく。一緒にいて楽しかった。
なにより、一番の予想外は、僕を好きになってくれたことだ。
あれ以上の予想外は、なく、このうえなく幸せな予想外だった。
僕は、もう一度予想外な事を経験できる日は来るのだろうか?
最近、こんな言葉を聞いた。
フランクルという人が残した言葉だ。
この人は「夜と霧」という本を書いている人と、TVで紹介されていた。
心理学者の目線で、ナチス強制収容所での体験を、「夜と霧」という本に書いた人らしい。
この人が、こういう言葉を言ったと紹介されていた。
「与えられた事態に対して、どういう態度をとるかは、誰にも奪えない最後の自由である。」
強制収容所で、人生を奪われた人の中でも、皆が皆同じ心理状態になるわけではない。
生きるのをあきらめる者もいるし、感情をとめてしまうものもいる。
それでも歌を歌うものや、祈りを続ける者も、いるという。
なかには、そんな極限状態で、他人に親切にする者までいるという。
そんな現実をみて、人生や財産や名前すら奪われ、ただの番号で呼ばれるだけになってすら、誰からも奪われない人間にのこされた最後の選択肢があるという。
それが、「与えられた事態に対して、どういう態度をとるかは、誰にも奪えない最後の自由である。」というものだ。
僕は君に賭けます。奇跡を信じて。待つと決めたのだから。
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〔9月8日〕
Fさんへ。
実は最近、夜勤が増えています。
他の人が夜勤の回数をへらす都合があり、カバーする意味で、他の職員に回ってくる感じです。
最初はまあ、大丈夫だろう、と安易に考えていたけど、どうも、そうではないらしいです。
夜勤回数を減らしてもらえるよう、お願いするつもりです。
今月はシフトが決まっているから無理だろうけど、来月は減らしてもらわないと、心理的なストレスから回復できないかもしれない。
今は、大丈夫。
しかし、回復する前までの心理状況は、お世辞にもいいものとはいえない状況だ。
僕はこの小説内で何度も書いた。
自分のペースをつくり、ペースを守って、過ごすべきだと。
最近このペースが崩れて、回復できていなかった事に気づきます。
そうなると、自分らしくいづらくなるのも事実。
ムキになって「他の人もやってるんだから、自分もこのくらいできるはずだ」と考えていると、オーバーワークでつぶれてしまう。そうなっては、本来の自分の生きる時間すらなくなってしまいかねない。
だから、夜勤回数は、減らしてもらうように頼んで、悪くない、とそう考えました。
Fさん。実はこんな事も考えます。
君はとてもまじめな子だ。
だから「ほかの人ががんばっているんだから、自分もがんばらないといけない、できないなんてわがまま、自分には贅沢だ」と考えてしまうかもしれない。すくなくとも、過去、そう感じて“彼ら”のなかで生きてきたのでは?と想像できてしまえたりします。
先に書いた「夜と霧」を書いたフランクルは、著書のなかでこんな言葉を書いているらしい。
人生に悩んだ時、自分の心の中に答えを求めてはだめだ、と。
答えを求めるならば、自分の人生の外、何が自分を待っているのか?を考えるべきだ、と。
著書の中では、強制収用所ないで、2人の友人が自殺の相談にきたと書かれているらしい。
2人は人生になにも期待できない、と訴えたらしい。
そんな2人にフランクルは、こう言ったという。
人生から何を、われわれは期待できるかが問題ではなくて、
むしろ人生が何を、われわれから期待しているのかが問題である。と。
2人のうち1人は、外国に逃げ延びた子供が待っている事を思い出し、もう1人は、研究者で、遣り残した研究があることを思い出して、自殺を思いとどまったという。
この小説を今まで読んで、どう感じただろうか?
僕の生きる上での道標は、2本柱だ。
1本は、漫画だ、まだ書き上げていない作品が、自分を待っているという思いで、生きてきた。
自分が未熟なゆえ、そこにたどり着けないと、自分を奮起させて生きてきたのだ。
そして、もう1本の柱は、君との思い出だ。心が通じ合う事が、現実に存在するという、とても大切な事を教えてくれた、あの大切な思い出。そして、その感謝の気持ちを、君に会って伝えたいという、その想いだ。
こんなに強い支えがあっても、ときおりストレスに負けそうになる。
体力的な限界は、本当に怖いものです。
自分を見失わないよう、がんばります。
どこかで、君ががんばっているかもしれないならば、なおの事です。
昔、君は言った。
「本当の私を知ったら嫌いになっちゃうよ」と。
今でも、本当にそう思っていますか?
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〔9月9日〕
Fさんへ。
最近、ニュースを見ていて、こんな事を思った。
政界のニュースは、新しい世代に代わろうとしている。
しかし、新しい世代は、皆、役不足ぎみで、新勢力の維新の会の動向に左右されかねない?
そんな風に見えなくも無い。
これで日本が変わるのか?
断言するけど、そうは変わらないと思う。
その理由を僕はこの小説内で、すでに説明している。
世の中が発展してゆく過程で、重要なのは、財界の勢力が必要だ。
イギリスにおいて、新興の資産階級が、旧支配層を牽制できるまでに発展した事で、民主主義は発展した。新興の資産階級が、既存の支配層と互角に牽制できる関係が、実は健全な政治には不可欠な要件だったりする。
以前説明したけど、日本の状況は、この理想系とまったく違う。
戦後発展した新興資産階級は、対立するどころか、政府と結びつき、団結する道をえらんだ。
時にそれは癒着や、腐敗を生むが、経済が右肩上がりのときは、むしろ強みとなって、国の発展に貢献した。しかし、成長が頭打ちになると、問題点のほうが多く浮き彫りになるようになり、現在の日本の現状になっている。互いに依存しあっているため、なかなか改革がすすまない。健全な改革には、ある程度の対立関係は必要なのだ。そもそも三権分立は、国家権力を分割し、互いに牽制しあうことを前提にしている。これが牽制せず癒着したら、機能をはなせない。新興の経済系力と既存の勢力の対立も、これに似た機能を備えていて、近代の民主主義は結果として、その機能がないと、機能不全に陥る。
つまり、政界だけ変わっても、日本はかわらない。
財界もかわらないと、いけないのだ。
以前、ニュースでこんなシーンを見た。
大阪維新の会の橋下さんが、大口株主代表として、関西電力の株主総会にでて、発言していた。
しかし、大口といっても経営方針を変えさせるほどの株は持っていないらしく、発言は無視される。
ニュースは、ホールの2階席からマイクで叫ぶ橋下さんを映す映像が流れていた。
ニュースのコメンテーターはそれを見て、こう言うのだ。
あんな事をしても意味が無い、やるなら、銀行や大手企業といったメインの大株主と組んで発言しないと、意見が通らない、と。そうしたメインの株主は最前列の席に陣取り、経営側と事前に話し合っていて、何事にも反対せず賛成票を入れてゆく。
日本が変わるためには、こうした財界も世代交代しないと、実はかわならいのだ。
これは僕の妄想。
“彼ら”は政治よりも、こういう財界に食い込んでいるように思う。
ある有名企業のトップが、急に“彼ら”の人になった、なんて話も、噂話だけど聞く。
有名なアニメ制作会社もじつはそうだ、なんて話も、東京で聞いた。
もし、こうした噂話が事実ならば?
“彼ら”が本気になれば、日本は救われる。
なぜなら?
今、政界は世代交代しようとしている。
ここで財界も世代交代できれば、世の中はもっとダイナミックに動くからだ。
どうなるにせよ、今の報道を見ていると、そう、感じます。
財界の世代交代はどうなっているのか?というと?こんなニュースを思い出す。
楽天の三木谷社長が、新しい経済団体をたちあげた、とかいうニュースだ。
日本には4つの大きな経済団体があり、大手企業はかならずどこかに所属している。しかし、理由はよくしらないが、楽天の三木谷社長はそこを飛び出し、あたらしい経済団体を立ち上げたらしい。(楽天はネット企業だ。もしかしたら既存の会社と相性が悪かったのかもしれない。新団体は、IT企業中心の団体にするとか、しないとか、聞いた気がする。だから、これが即、日本を変える原動力になるかはわからない。)
もしマスコミが本気で日本の将来を心配するならば、これからは財界の動向にも、もっと焦点をあてたニュースが増えて欲しいと思うものです。
もし、“彼ら”が財界に食い込んでいる?という噂話が事実だとしたならば?
日本の救済を阻害しているのは、“彼ら”ということになる。噂が事実なら“彼ら”が本気になれば、日本は変わる。
逆に、もしこの噂が、本当にただの噂ならば、しょせん“彼ら”はその程度の矮小な存在でしかない、ということになる。
世の中は、広大で、複雑で、人間の想像の域を遥かに超える“巨大さ”をもっているようです、手が出せば届くようなものではない強大なダイナミズムで動いている。日本とて例外ではない。
せまい世界のなかだけで完結しないという事だけは、間違いようのない事実です。
けっして単純ではない。
単純であると吹聴する人間はなにも理解していないのに、した“ふり”をしているだけです。
Fさん、そんな連中の説教など跳ね除けて!
君の周りの人に伝えてください。
「自分たちだけが一方的に正しいと思っているのは恥ずかしくないの!?」と。
「理解を示す心の広さはどこへやったの?」と。
「真実に目を向ける勇気はどこへいったの!?」と。
彼らの放つ理想だけでは、世の中は良くならないと、わからないはずないのです。
わかろうとしないのは、個人個人の“質”の問題です。目の前しか見ていない。
そうした自分都合の連中に負けないで!
“厄介な人”多いと思うけど!負けないで欲しい。
君が戦い続けられるなら、僕も戦い続けられます。
これは人としての“質”がどうなのか?という問題です。
教えが正しいとか、間違っているとか、そういう問題ではない。“質”が問われているのです。そう伝えてください。
君が戦っているという前提で書きます。負けないで!応援しています。君は自分で思っている以上に強い人です。がんばれ!
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〔9月10日〕
Fさんへ。
これは実験です。
過去何度かこの小説内でやった実験と同じものです。
これを書くことで、バイアスが何かしらかかるかどうか、見てみたいという思いで、書くものです。
これは小説であり、Fさん以外の人も読むという事を踏まえたうえで、以下のことを書きます。
今、現在の、Fさんの近況を、何かしらの方法で、僕に「ほのめかして」くれる“誰か”はいないものだろうか?例えば、友達の友達が、別居していて云々、とか、なんとか。
できれば直接、口頭でほのめかして欲しいものです。
(ぜんぜん関係ない話を急に書くけど、僕は頻繁に、「小説家を読もう!」の短編小説をチェックしています。とても漫画の参考になるから…)
こんな事でバイアスが発生するかは不明です。
しかし、物事はやってみないとわからない。
実は今日、3度も家電店を回ってしまった。
最近、お風呂でバラエティー番組をゆったり見るという楽しみを発見してしまい、そのために走り回ったのだ。今は無線LANを使って、HDレコーダーの録画番組を防水タブレットで見ている。
しかし、時折、映像が途切れる。
無線LANの環境に問題があると知り、対策に駆け回ったのだ。
通常の無線LAN(え?何の事かわからない?まあ、コンピューター同士が電波でつながっているとでも考えてください)は、ケータイなんかと同じ周波数を使っていて、近距離だと電波干渉するらしい。特にハイビジョン映像みたいな想い、あ、まちがえた。重い情報は、ちょっと電波が不安定になると、すぐに見れなくなる。
そこで、ちがう周波数で無線LANを組もうと、四苦八苦したのだ。
物事は、やってみないとわからない。
結果は大失敗で、この新しい周波数に対応していない機器が多すぎて、家庭内ネットワークに支障が出てしまった。結局、元に戻し、代わりに、無線LANの中継器の場所を変えてみた。電波干渉に対抗できるよう、電波を強化するほうに、方針転換したわけです。
いろいろ無駄使いしてしまったけど、物事、やってみないとわからない。
(負け惜しみだけど、今回使えなかった、新しく購入した機器も、将来、対応機器が増えた時使えるし、完全に無駄でもない。何年か先、今使っているタブレットを新型に買い換える際には、使えるだろう。僕がタブレットを買い換える頃、僕らは再会できているのだろうか。誰か勇気のある正義の人が、僕にFさんの近況をほのめかしてくれないものだろうか。奇跡に賭けています。)
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〔9月11日〕
Fさんへ。
“彼ら”を責める話は、君を責めているのではないことだけは、認識していてほしい。
君も過去、似た行為をさせられたと思うけど、内心おかしいと感じていたと、信じています。
仮に、そうは思わなかったと君が感じたいたとしても、それは洗脳の結果であり、君のやさしい心が凍結されられていた結果に過ぎない。
なぜここまで強固に主張できるかと言うと?
僕は、君の心の深い部分を一時的ながら感じ取った経験があるからだ。
今日、秋葉原の事件の死刑判決のニュースがやっていた…。
何度か書いたけど、あれは“彼ら”の犯罪の成果と確信します。
彼が働いていた場所は、ここからわりと近い場所にある。
なんだかなー、と、思ってしまったりもする。
近くに、日本中の“彼ら”が1度はお参りに行きたいと思う聖地があるとか…。
この地域はそういう土地柄なのかもしれない。
君も過去大変な目にあったのだろうか、心配しています。
Fさん、なにかごちゃごちゃ言う人がいたら?
こう言って牽制していいと思う。
「仏の名を騙って、そういうことしてると、本当に天罰がくだるぞ」と。
“彼ら”を責める話は、君を責めているのではないことだけは、認識していてほしい。
君も過去、似た行為をさせられたと思うけど、内心おかしいと感じていたと、信じています。
仮に、そうは思わなかったと君が感じたいたとしても、それは洗脳の結果であり、君のやさしい心が凍結されられていた結果に過ぎない。
なぜここまで強固に主張できるかと言うと?
僕は、君の心の深い部分を一時的ながら感じ取った経験があるからだ。これからもいろいろ書こうと思う。君が今も戦っているという前提で書きます。
なにかごちゃごちゃ言われたら?こういえばいい。
「あなた、結婚のために何桁?財務したの?」と。
さらにごちゃごちゃ言われたら?
こう言えばいい。
「世の中には題目と財務だけでは乗り切れない事が、いくらでもあるのよ、いい加減大人になりなさい」とか、
「「ありがとう、別れてくれて」って言える日を信じているわ」と。
そう繰り返し言い続ければ、そういう空気を作れると思う。
昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。
負けるな!がんばれ!
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〔9月12日〕Fさんへ。
こんなことがあった。
ある方が、こんな事を言う。
あんたは、だんなさんもいて、子供もいて、幸せじゃない。感謝しなきゃ。
わたしなんか、よその女に子供つくられて、つらくてつらくて、それに比べたら、あんたは十分しあわせよ、と。こんな話を聞いた。じつに人生ににいて重い言葉だな、と感じます。
もし、君が、今も戦っていて、今も周囲に、いろいろ言う人がいたら?
こう言い返してもいいのかもしれない。
なんでそんな怖い顔するの?あなた十分幸せじゃない。と。
幸せじゃないから、こんなところに来て、わたしに説教してるのね。
と、言い返せばいいと思う。
相手にもよるだろうけど、人によっては効き目があるかもしれない…
そんなことを、急に伝えたくなりました。
“彼ら”はどこまでも悪質で、陰湿だ。しかし、そんな“彼ら”の中にも、君に心の中では味方してくれている人たちがいるはずです。そんな“誰か”は、君を応援している。あきらめる必要はないと、僕は信じます。
こんな話を聞いた。
今回、国は原子力政策を転換した。
意外なことに、強固に反対したのは、今まで原子力政策に協力していた自治体だという。
いままで、いやいやながら、ここまで協力してきたのに、いまさらそれはないだろう。いままでの苦労を無駄にする気か!という理屈らしい。
これは今までカルトにいやいやながら参加していた苦労を、否定された人の心境に、似てなくも無い。
そういう人には、こう言えばいいと思う。
「あなたは、あなたの妄信をつづければいい、それはあなたの自由だし、あなたの選んだ幸せなんだから。でもわたしの幸せは別にあるの。あなたの妄信につきあってわたしが不幸になる義務は、無いはずよ」と。
ごちゃごちゃ言われたら?
こう言えばいい。
「世の中には題目と財務だけでは乗り切れない事が、いくらでもあるのよ、いい加減大人になりなさい」とか、
「「ありがとう、別れてくれて」って言える日を信じているわ」と。
そう繰り返し言い続ければ、そういう空気を作れると思う。
昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。
負けるな!がんばれ!
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〔9月13日〕Fさんへ。
本屋時代から気になっていた雑誌があります。
何だと思う?
前々から、実は「大人の科学」という雑誌に興味がありました。
本屋時代は、お金が無いから、そんなあきらかな「無駄使い」はできなかったんだけど。
幸いと言うか、なんというか、今はできる。
(最近の僕は、前々から気になっていたものを。無理の無い範囲で買うという行為にはまっている)
最近本屋に行った。漫画用の雑誌を買うためだ。
実はプロレス雑誌が意外に漫画をかくのに役に立つので、時々買いに行くのです。
人体がいろいろな角度で書かれていて、非常に参考になるからです。
その際、店頭においてあった「大人の科学」シリーズに目が留まった。
本屋時代から気になっていたが、避けていたものだ。
しかし、気になるものがあった。
Fさん、以前この小説で、僕がインテリア照明に凝っていると書いたと思う。
照明1つで、部屋の雰囲気が、ガラリと変わることが気に入って、意識するようになったからだ。
その時、目に留まった「大人の科学」の内容は、プラネタリウムだった。
中を読むと、部屋いっぱいに星空を映せる、とある。
家庭用プラネタリウムは大概が部屋いっぱいに投影することができない。
どちらかというと、正確に星座を映す事に主眼があり、映像をゆがめてまで、部屋いっぱいに映す事を是としていないものばかりだ。しかし、今回見つけたそれは、像がゆがんでもかまわないから、部屋いっぱいに星を写せるという、そういう仕様だった。かなり悩んだが、思い切って買ってしまいました。
「大人の科学」は組み立て式だ。
1時間ほど時間をかけて、組み立てた。
ためしに点灯してみるけど、うまくいかない。
どうやら電池が古いのが原因とわかり、普段ラジオ用に用意してある充電地に入れ替えてみた。
室内の照明を全ておとして点灯させると、びっくりする事に本当に満天の星空が部屋中に映し出される。
正直びっくりした。
しかし、光源は単三電池と豆電球。毎日使っていたらあっと間に消耗するだろう。
どこかにいい、LEDライトがあれば、交換したいところです。
しばらく室内を消灯したまま、プラネタリウムを楽しんでみた。
上を見上げると星が見えるのは、なんだか変な気分になります。
…暗い中星空を見上げていると、どういうわけか、君の事を思い出します。
あの神社での記憶がどういうわけか鮮明に、感覚としてよみがえってくる。
たぶん、あの時も、星空の下、暗い中、2人でいたから、似た環境のおかげで、感覚としての記憶が活性化されたのだと思う。
2人でいて、あっという間に時間がたち、気がつくと星空だったなんてこと、よくあったと思う。
星空の下、しばらく2人で、自転車をひいて歩いた記憶も、ある。
Fさん。僕と君は、また、一緒に星空を見ることがあると思うかな?
未来の事はわからない。しかし、“ある”と信じ続けることは、悪い事ではないように感じます。
君が希望を見失わないようにいてくれたら、何よりうれしいです。
いつかの未来を信じて。
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〔9月14日〕
こんなことも感じます。
たぶん、“彼ら”のなかには、僕が新しい恋人を見つければ、全部解決する、と思っている人らもいるのだと思う。でも、それは一方的な見方というやつで、ま逆の立場である僕から見たら?
Fさんの相手が、はやく新しいパートナーを見つければ、解決するのに、と考えます。
Fさん。もしこれに類似した事を言う人が、君を利用しようとしたら?
こう言い返していいと思う。
「なんて一方的な都合なの、そういうのもうこりごりなの」と。
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〔9月15日〕
こんな事も思う。
これはだいぶ前あったニュース。
中国が初めて有人宇宙船を打ち上げた時の事だ。
日本人は誰一人、おめでとうと、言わない。
ニュースでは、所詮古臭い技術で作ったロケットだ、技術力で負けたわけではない。といった論調だった。誰もおめでとうといわない。それどころか、ロケットがミサイルになったときの脅威ばかり言う。
当時、こんなことを思ったものだ。
日本人は、無意識のうちに、中国人を見下している、と。
でなければ、おめでとうの一言ぐらい、言っていいはずだ、と、そう感じたものです。
こういうのを、無自覚な差別というのだろう。
今回の反日運動も、元はと言えば、石原都知事の後先考えない思いつきが発端だ。
前、この小説内でも書いたように、せっかく周恩来と田中角栄の英断により、領土問題が棚上げになっていたのを、崩してしまった。今の混乱の全責任は石原都知事にある。しかし、あれだけ応援した手前、誰も都知事を非難できない、という変な状況になっている。
Fさん、君の周りにも、“彼ら”の蛮行を、蛮行と気づかず一生懸命応援した手前、間違っていることは明らかなのに、いまさら間違っているといえない人々がたくさんいるのではないだろうか?今、石原都知事を応援した手前、都知事を非難できない人々と同じように…。
間違えを認める勇気。
そうしたものが、仏法にはないの?と訴えてもいいのだと思う。
もしないのならば、仏法など何の役にも立たない、と訴えてもいいと思う。
Fさん。僕は君に会いたい。今すぐ会いたいです。
未来の事はわからない。しかし、“ある”と信じ続けることは、悪い事ではないように感じます。
君が希望を見失わないようにいてくれたら、何よりうれしいです。
いつかの未来を信じて。
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〔9月16日〕
Fさん、最近こんな事を思ったりしました。
そういえば、Fさんは、声がちゃんと張っているときと、可能な限り存在感のないようにしゃべる時と、2通りあったなー、と。たぶん意識して使い分けているわけではなく、その時の心の状態でそうなるのでは、と思ったりもします。
(実は僕もそういうところがある)
事実だけをいうなら…。
遠慮無用で戦う際は、声は大きいほうが効果的なのはたしかだったりする。
でも、むりして声をだしていると、疲れてしまうかもしれない。
引き下がれない状況では、大声を意識していいと思う。
もし、今も、君が戦っているならば。その仮定に基づいて書きます。
あいては毎日、題目で自分が優位になるように祈っているだろう。
だから、こう言えばいいように思う。
「唱える際に、私のことは唱えないで、吐き気がするから」と。
暗示と言うのは恐ろしいもので、もし、うまく相手にこの言葉を暗示できれば、相手は唱えるたびに、君のこの言葉を思い出すことになる。相手に暗示できるほど、くりかえし伝えるのは、有効な手段かもしれない。
何が役にたつのかわからないので、一応書きました。
間違えを認める勇気。
そうしたものが、仏法にはないの?と訴えてもいいのだと思う。
もしないのならば、仏法など何の役にも立たない、と訴えてもいいと思う。
Fさん。僕は君に会いたい。今すぐ会いたいです。
未来の事はわからない。しかし、“ある”と信じ続けることは、悪い事ではないように感じます。
君が希望を見失わないようにいてくれたら、何よりうれしいです。
いつかの未来を信じて。
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〔9月17日〕
Fさんへ。
もし?“彼ら”に良識があるならば?
その仮定に基づいてバイアスを予測すると、こういう可能性も見えてくる。
もし、今までの仮説のほとんどが正しく、君が今も自由のためにたたかっているならば?
その状況下でどのようなバイアスが「一般の」“彼ら”にかかるかというと?
おそらくパートナーを、ちゃんといたわろう、ないがしろにしてはいけない、というバイアスが発生すると、予測できます。もし、君の周りに、最近妙に仲良くなったカップルがいたり、旅行なんて行きもしないカップルが行ってたりするならば?この予測はあたっている可能性がある。
実際のところは不明だが。
仮にこの予測が正しいと仮定するならば?
こういう予測も成り立つ。
お互いに「いたわろう」という空気は、君にも押し寄せて、皆、お互いのパートナーをいたわっている、どうしてあなたはできないの?というバイアスに転じる可能性も、なくはない。
そのような空気に抵抗しがたいものを感じたならば?
飲み込まれる前に、距離をとったほうがいい。
そうでないと、その空気に飲まれてしまう。
もし、ごちゃごちゃ言われたら?
「その問題と、この問題はまったくの別件よ、一緒にしてごまかそうとしたってだめ」と言えばいいと思う。ごまかしは“彼ら”のオハコだ。
何が役にたつのかわからないので、一応書きました。
Fさん。僕は君に会いたい。今すぐ会いたいです。
未来の事はわからない。しかし、“ある”と信じ続けることは、悪い事ではないように感じます。
君が希望を見失わないようにいてくれたら、何よりうれしいです。
いつかの未来を信じて。
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〔9月18日〕
Fさんへ。
こんな事も思う。
僕は何度か書いた、自分のペースを作って、ペースをまもって、すごして欲しいと。
そうでないと、いつのまにか“彼ら”のペースになってしまう。
自分の軸足がどこにあるか、しっかりと確かめて生きて欲しい。
そうでないと、生きながら、訳わからなくなってしまうと思う。
“彼ら”の総攻撃時、僕は強烈な暗示をかけられた。
目に見えるものすべてが同時に、24時間自分に襲い掛かってくるような、そんな感覚だ。
しかし、僕の軸足はぶれなかった。君との思い出がささえになったからだ。
こんな事も思う。
もし、君が僕と似た感覚の持ち主ならば?
すべてをわすれて没頭して、集中できる時間を大切にしてほしい。
そうした時間が、あると、ないとでは、まったく違う。
自分のペースを守って、ペースを作って、自分の軸足を大切にして欲しい。
こんな事を言う人もいるだろう。お前は○○だ!と(←○○には僕には書けない様な悪口が、もしかしたら入るかもしれない。でも、僕にはそれは書けない。必要もなく君に悪口を言う理由はないから)
もし、そんな事を言う人が過去、現在を問わず君の目の前にいたら?
こう言い返せばいいと思う。
「あなたほどではないから、心配しないで」と。
○○に入る言葉が強烈なものであれば、あるほど、反撃として有効だと思う。
(以前にも書いたけど、そもそも悪口というのは、その人が言われて一番きついと思う言葉だ、だから、そのまま返せば十分通じる可能性がたかい)
君は僕よりも「行動力」がある。だから、その方面は大丈夫だと信じています。
しかし、君は言葉は苦手だ、だから、僕は言葉を書きます。
少しでも君の記憶に焼きついていれば、いざと言うとき、必要なフレーズがでてくるまもしれないからだ。君が君であるためにも、あきらめず、前を向いていて欲しい。
昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。
負けるな!がんばれ!
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〔9月19日〕
こんな事も思う。
たぶん、こういうことを書くと、君は心をかき乱されるのかもしれない。
それは、こんな事だ。
以前書いた明らかに元“彼ら”である利用者さん。
今は、“彼ら”とのつながりもないし、ご本尊もどっかやってしまっている。
それでも、毎晩「たすけてー」といいながら、手をパンパンとたたく。
何度も何度も繰り返し、他の寝てる人の迷惑になっている。
だから、声かけし、やめてもらうようしてもらうのだが、何度も繰り返し、他の人たちが寝れない状況を作りだしている。
なぜ、何度も繰り返すのか?
どうも話を聞いていると、あの繰り返し唱えて手をたたくのは、題目をあげているつもりのようなのだ。
“彼ら”は他人の迷惑など関係なく、ただ題目を唱え続ければ、幸せになれると、本気で信じているのだと聞いた。そして現世利得といって、生きているうちにご利益を得たいと考えている、という。
では?生きているうちに、死後得られるものを、使ってしまった場合。
実際に死に近づいたとき、“彼ら”の心中はどうなるのだろう?
死後得られるはずのものは、もうとっくに使い果たしている。
実際に死期がすぐそこ迫っている状況で、もう死後に約束されているはずのご利益がすっからかんになっている状況は、受け入れられるのだろうか?
そんなことは無いはずだと思う。
死後のご利益は、死期が迫った際、人生の結果にせまった人間に残された、最後の希望だ。
しかし、“彼ら”の教えは、日々、題目をあげれば、あげるほど、その希望を奪うことになる。
もし、死期が迫ってもなお、死後のごりやくが残っていると考えるならば?いままでの現世利得を得るための苦労は?全部うそになる。まあ、認知になればそれも関係ないということかもしれないが、皆が皆、認知になるとは限らない…。
毎日の題目は、死期が迫った際の最後のよりどころを奪う、最悪の行為です。
そして、それは、本来の仏教のあり方ではない。
(死後のご利益がどうとかは、このさいどうでもいい。問題は、今実際に死期に迫った人の心境だ。実際もう、何人も亡くなった人を見ている。TVドラマでみるような、きれいなものではない。きれいとはま逆の状況で、人は最後を迎えます。死に向かう過程もまた、きれいとはま逆の生活になる。その時、死後のご利益をもう使い果たしているという現実を、受け入れられる人は、いないと、僕は実際の経験から感じます。現世利得は生きている人間の戯言であり、屁理屈でしかない)
何度も書いたけど、このフレーズを書きます。
君に読んで欲しい本がある、日蓮の現存する正筆御書、一度見てください。
僕は至らぬ人間ですが、精一杯の背伸びをして伝えます。
君の事が心配だからです。
誰かが邪念に負けた、けど天は見放さなかった…
そういう事で矛盾しなくなると思うのですがどうなのでしょう。
君が「埋没費用の呪い」にかからず、
冷静な判断が出来る事を心から期待します。
三界に家を建てるには、君が必要です。
遊ぶ金ほしさの連中に負けないで!
(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)
〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください