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第59話 まだ何も終わっていないし、何もはじまっていない4

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)



〔7月21日〕Fさんへ。


 最近個人的に自然ブームがきている。


 5.1chステレオを買ったことは以前書いた。

 最近、これの新しい使い方を発見し、ほぼ毎日使っています。

 何に使っているか?と、いうと。

 自然の音をかけているのだ。

 具体的には、浜辺で聞く「波」の音をかけている。

 立体音響で聞いていると、まるで自分の部屋が、船の中にあるかのような錯覚に陥る。

 そしてなんだかリラックスもします。たぶん、ふつーのステレオではここまで感じられない。5.1chの立体音響ってほんとうにすごいです。(“彼ら”の音でのいやがらせ、あの地鳴りのような音の攻撃は、普通のステレオではカバーできない重低音をターゲットに継続して聞かせて、精神を参らせるのをねらっている事は、なんどんも説明した。しかし、この波の音を立体音響で聞いていると、完全にそうした意図から開放されると思う。もしFさんが今でもあの攻撃に悩んでいるならば?これは完璧な防御方法です。出費は高いが、その価値はあります)


 夜、寝る時、波の音をかけっぱなしで寝ると、なんだか快眠されます。


 そんな関係で、自分のなかで、小さな自然もののブームが来ている。

 できれば出かけたいところだが、そんな時間はないし、一緒にいく人など君くらいしか思いつかないから、現状それはない。

 そんな中、漠然とあるイメージが浮かぶ。


 それは、昔見た映画、「耳をすませば」の中に出てきた、宝石の原石だ。

 その後、笑っていいともに出ていたタレントが、似たような原石を持参してきたのをみて、欲しくなったのを覚えている。

 あれは「母岩つき原石」とかいうカテゴリーでくくられるものであると、最近知る。

 そういえば、むかし、どこで見たか忘れたが、エメラルドの母岩つき原石をみた記憶もある。その時、案外にそうしたものは安いという話も聴いた記憶がある。

 調べてみると、物にもよるけど、たしかに安いものもある。


 しばらくいろいろ調べて、このジャンルがわかってきたら、買ってみようかな、などと思わなくも無い。予算3000円くらいで。


 Fさん、たぶん、他の人は、この3000円という記述をみて、バカにするだろうと思う。

 でも、僕の性格を知る君なら、僕が昔とそれほど変わってないと感じるだろう。

 世の中は金をかけて贅沢することだけが全てではない。

 “彼ら”は現世利得と称して、浪費を正当化し、それが人生の成功であると吹聴する。

 それが全てではない。

 君は、どう感じましたか?

 いつか、君の気持ちに触れられる未来を待ちます。


 「やめる」という言葉が角が立つものならば、言い換えてみればいいと思う。

 今は、そういう場合いい言葉がある。

 「やめる」ではなく、「卒業する」と言えばいいのだ。


 相手を傷つけることなく、決別を伝えたいときは?

 こう言えばいいのだ。

「わたし、あなたから卒業したの」と。


 僕と離れた時も、明確にいえなかった君の事だ、たぶん、言葉に迷うことがあると推測します。

 でも、言葉などどうでもいい、肝心なのは君の心です。

 “彼ら”は君の心をくじこうと様々な手段を講じてくる。

 負けないで欲しい。人から情熱を失わせるのは“彼ら”の典型的な手口です。

 君の心に勇気が宿り、戦い続けられる事を、離れたところから祈っています。

 負けるな!がんばれ!

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〔7月22日〕Fさんへ。

 今TVで「習癖逆転法」というのを見た。

 直たい癖があったら、別の癖をつけて直してしまう、というものだ。


 たった今みた「ためしてガッテン」では、歯をあわせ続ける癖のある人は、様々な体調不良を引き起こすが、この癖さえなおせば、そうした体調不良は短期間に改善するという。で、その歯をあわせ続ける癖を治すために、息を吐く癖をつければいい、と解説されていた。確かに、息を吐くときは、歯が合わさらない。

 番組では、歯が合わさってると気づいたら、息を吐けばいいという。そのうち息を吐く癖のおかげで、歯をあわせる癖が減るといっていた。

 こういう、まったく逆の癖で、癖を直す方法を、「習癖逆転法」という。と、説明されていた。


 で、こんな事思う。

 以前、“彼ら”だった利用者さんの話を書いた。

 この人は(皆が皆そうとは思わないが、この人の場合)、くせなのか、よくお祈りをする。

 こないだは、念仏をとなえていた。


 あまり書きたいことではないが、“彼ら”のくせをもし直したいなら?

 この「習癖逆転法」は使えると思う。


 番組内では、歯をあわせるくせのある人に、こんな事をさせていた。

 メモ用紙に「歯を離す」と何枚も書かせ、家のあちこちに張るのだ。

 あちこちにあるから、無意識にくせがでても、気がついて離せる。そして気が付くたびに、息を吐くよう指導したのだ。被験者の人は、一週間で、体調不良が改善した。


 もし、直したい“彼ら”の「くせ」があるならば?

 その直したいくせをメモ用紙に張り、くせの出そうなところに、家中張り続ければいい。

 で、気が付くたびに、そのくせとは逆のくせを意図的にすればいい。


 お祈りがもしくせになっているならば?

 そのくせに気づくたびに「私の人生は私のもの」と唱えればいいのだ。


 君が今も戦っているという前提で書きます。

 君の心は、君のものです。やさしさを否定する連中に負けないで!がんばれ!

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〔7月23日〕Fさんへ。

 こんな事も思う。地元に「源兵衛川」なる川がある。

 Fさんはこの周辺の神社には詳しいと思うけど、川はどうなのだろう。

 

 まず驚いたのは、今ここがむちゃくちゃきれいになっている事だ。


 僕が知っている源兵衛川とは、ごみの漂う汚い川で、近所の飲み屋街の酔っ払いが、ごみを捨てる川、という印象しかない。中学時代、友達が、当時流行っていた吸うと声が変わるヘリウムガスの入った袋をホビーコーナーで買い、3人くらいで家路についていた時、油断して風に袋を飛ばされてしまい、源兵衛川に落としたことがある。今なら?遊歩道も整備されているから、拾いにもいけるが、当時は、落としたらもうだめだ。あれはあきらめるしかない。そういう風に思わせる汚さだった。

 ところが、現在の源兵衛川は、子供が泳げるほどきれいになっている。

 東京から帰郷して、驚いたのは、子供たちが道端の橋から、源兵衛川めがけて飛び込んで遊んでいる姿だ。水着を全員着ている。特に保護者もいない。僕の認識では、泳ぐなんてとんでもない、と思っていたが、現在ここはものすごく澄んだ清流に生まれ変わっている。


 どうも僕が東京に行っている間に、いろいろな人が苦労して、きれいにしたらしい。


 

 こんな事も思う。もし“彼ら”ならば?

 汚いごみ川を清掃してきれいにするなど、偽善だ、と切って捨てるだろう。

 しかし、そんな“彼ら”ですら、現在のきれいな源兵衛川を見たら、考えを変えるだろう、あるいは「どこが無駄な努力なの?」と問いかけてみてもいいと思う。偽善と切って捨てるような“彼ら”ですら、あの「成果」の前では?太刀打ちできない。(たぶん、あの川沿いの民家の不動産価値は相当に上がっている事と思う。昔は、ごみ川の近くでかわいそうなどという印象だったが、現在はま逆の評価だと思う)



 きれいにする努力は、していいことだと思う。

 また、努力は、かならず成果になると、そう、君に伝えます。


 今日TVで、源兵衛川の川辺の民家を改装したカフェが紹介されていた。

 清流のせせらぎを聞きながら、珈琲が飲めるのは、いいなと思う。

 1人で行くのはさびしい。だれか気の通じた人と行きたいものです。


 穢れたと思ってあきらめては、“彼ら”の術中にはまって抜け出せなくなる。

 君なら、その罠をかいくぐって生還できると信じています。

 君が「そんな事、言われるまでもない」と思っていてくれたらうれしいです。


 君の勇気を信じて。奇跡は努力の果てにあると、信じます。

 負けないで欲しい。Fさんは、自分で思っている以上に強い女の子です。

 がんばれ!

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〔7月24日〕Fさんへ。

 昨日は遅番で夕飯を作った後、いろいろ、そうだな…、集中すればすぐ終わりそうな仕事も、頻繁に中断されると長引く、といった感じでずるずると時間がかかってしまう(この辺は、子育て主婦と同じです。)、21時の帰宅になってしまいました。

 本当なら次は夜勤だから、帰宅後夜更かしして、朝方寝て、15時に出勤なのだが、疲れて寝てしまった。この仕事、時間調整が大変です。だれかパートナーのサポートがないとつらいところです。



 最近、こんなニュースを見た。

 野村證券のインサイダー問題だ。


 インサイダー情報とは?一部の人間しか知りえない情報を使い、市場で利ざやを稼ぐ行為だ。


 これが横行すると、結果として、最初から勝てる人間と勝てない人間が決定している事になる。

 市場の取引は公平が原則。なぜなら?公平でないなら、外国資本は別の市場に移ってしまうからだ。そして、現状そのようになっている。かつて1万2千円台が普通だった平均株価が8千円台になったのが、その証拠だ。日本の株式市場は、現在見捨てられつつある。

 日本市場には、昔からうわさがあった。日本の一部資本家は、インサイダー取引を日常的に行っている、という噂だ。プロがチャートを読むと、なんとなくそう感じるらしい。


 3ヶ月前、野村證券が、一部顧客に対して、日常的にインサイダー情報を提供していたことが発覚。

 野村内部では、銘柄さえ明示しなければ、いくらでもインサイダー情報を出していいという認識があったらしい。CEOは最初、辞任を拒否していたが、この3ヶ月、国内外からのプレッシャーに耐えかねたのか?ついに退任を表明した。しかし、相談役としてのこるという。


 Fさんに伝えます。

 もし、君が今も戦っているならば?相手はそうそう負けを認めないだろう。何ヶ月も粘るだろうし、負けたと認めたとしても、いさぎよく身を引いたりもしないだろう。いつまでも未練がましくしがみつき、あわよくば逆転できないか虎視眈々と様子を伺い続けるものと思う。どうも、えらい人ほどいさぎよくないのが、日本の文化のようだ。


 もし、そういう人が身近にいたら?

 こう言ってあげてください。

「「男のくさったの」みたい」と。

 案外、こういう単純な言葉が効果があるかもしれない。

 もし、「そうだよな、俺の今やってることって、男の腐ったのみたいな行為だよな」と心で思っているあいてなら?ぐさりと来るはずだ。もし、こないなら?こう言えばいいと思う。


「あなた、もしかして?今の自分の行為が、「男の腐ったのみたいな行為だよな」とすら思ってないの?それは男である以前に、人間として心に問題があるわ」と。


 こう、続けてもいいと思う。

「念をおすけど、被害者は私、あなたは加害者。ちゃんと理解してる?理解できないなら、この先あなたが悲鳴をあげるまで何度でも繰り返し言うわよ」と。


 穢れた(された)と思ってあきらめては、“彼ら”の術中にはまって抜け出せなくなる。

 君なら、その罠をかいくぐって生還できると信じています。

 君が「そんな事、言われるまでもない」と思っていてくれたらうれしいです。


 君の勇気を信じて。奇跡は努力の果てにあると、信じます。

 負けないで欲しい。Fさんは、自分で思っている以上に強い女の子です。

 がんばれ!

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〔7月24日〕Fさんへ。

 最近は、過去の再検証がブームになっている。いろいろな意味で。

 過去の芸能ニュースの再検証もそうだ、そういう番組増えている。


 現実問題として、原発をはじめ、過去の再検証をしないと、なにも問題が解決しない世相になっている。


 過去を検証し、改めるは改めなければいけないというのは、日本に限らず、世界的な世相だ。

 過去の検証を拒む相手と戦うならば?そういう仮定がもし、成立するならば?

 あいてに、こう、言えばいい。

「自分の殻に閉じこもっていては、だめ」と。

 おそらく、相手は、こっちのほうが、殻に閉じこもっていると思い込んでいる。

 殻に閉じこもっていると思う相手から、殻に閉じこもってはだめと言われたら?

 相手は、怒るか、笑うかのどちらかだろう。

 もし、笑ったならば?

 こう言えばいい。

「いつの間にか、逆転していたのね。今、自分の殻に閉じこもっているのはあなたのほう。立派な大人としての態度が取れてないのが、その証拠よ」と。



 Fさん。

 穢れた(された)と思ってあきらめては、“彼ら”の術中にはまって抜け出せなくなる。

 君なら、その罠をかいくぐって生還できると信じています。

 君が「そんな事、言われるまでもない」と思っていてくれたらうれしいです。


 君の勇気を信じて。奇跡は努力の果てにあると、信じます。

 負けないで欲しい。Fさんは、自分で思っている以上に強い女の子です。

 がんばれ!

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〔7月25日〕Fさんへ。

 こんな事も思う。

 漫画を描いているとき、疲れた状態で描くと、そのままその感情が紙面に表現されてしまう。

 これは感覚的なものだから、上手く説明できないけど、そう感じる。


 プロでも似たことはあるみたいで、某プロの漫画家は、名探偵コナンのある話を読んで、ああ、また奥さんとけんかしたな、と作者の心情まで読み取ってしまっていた。どうもそういうものらしい。


 特に、ストーリーとは直接関係ない、キャラクター同士のやり取りに、そういう部分が現れる傾向だ。

 キャラクターの作りこみが浅い段階では、描きながらその辺をつめていくことがある(人にもよるだろうけど、僕はそうだ。最初にある程度決めておいて、その設定からはみ出ない範囲で、自由にアドリブを効かす様にしている。これは創作の初期衝動を肯定するか?否定するか?の問題であり、好みの問題だ。)


 気持ちのコントロールをしないと、上手い事いかないというのは、経験則としてしっている。

 これは何も、漫画創作だけにかぎらない、日常でも仕事でもいえることと思う。


 彼らは、君の心を崩し、壊し、コントロールを失わせ、従わせるよう、様々な手を使ってくる。

 優しい君は、人に不愉快な思いをさせたくないという一身で、無理難題に応じてしまうかもしれない。

 しかし、もうこれ以上、いいようにされなくてもいいんです。


 君の人生には、すべて意味がある。そう、信じて、心に刻んで欲しい。

 そう、つよくつよく、君に伝えます。

 君の心が彩りを取り戻す日を信じて。


 君に読んで欲しい本がある、日蓮の現存する正筆御書、一度見てください。

 僕は至らぬ人間ですが、精一杯の背伸びをして伝えます。

 いつか再会できる未来を信じて。

 君が「埋没費用サンクコストの呪い」にかからず、

 冷静な判断が出来る事を心から期待します。


 三界に家を建てるには、君が必要です。


 遊ぶ金ほしさの連中に負けないで!

 奇跡を信じて、君の心に運命を賭けます。

 がんばれ!まけるな!

 勇気を君に。

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〔7月26日〕

 最近、ネットでこんなものを見つけた。大量のイニテーションのダイヤだ。

 2500円くらいで、箱いっぱいのダイヤがあるっぽい演出ができる。

 これを海賊の宝箱っぽいものに入れて、部屋に飾るのも面白いかも?とか漠然と考えたりします。

 

 あと、サンキャッチャーというものもある。

 ヨーロッパに古くからあるもので、ガラスをダイヤ風にカットして、太陽光線にさらすと?室内にプリズム効果で、無数の光の粒が浮かぶというやつ。安いものなら1000円台で買える。年中窓辺につるしていたらちょっとうっとうしいけど、先に書いた偽ダイヤが大量に入った宝箱の中の、偽ダイヤの上に、普段はそのサンキャッチャーを置いておき(サンキャッチャーそのものは、単体では偽ダイヤのように見える)、使いたい時だけつるすというのも、ありな様に思う。これに装飾専用の海賊刀やフリントロック銃のイニテーションも安くアマゾンで売っている。あわせて飾るのはやりすぎかな?とか思わなくも無いが、幸い、新しく模様替えした部屋は、そもそもプラモデルをおしゃれに飾れるよう、作ったので、飾るスペースは余っている。(これと以前書いたエメラルドの母岩つき原石をあわせるのも?やりすぎだろうか…)


 やりすぎると、せっかくきれいにした部屋が、ごちゃごちゃになるので、色味をみながら慎重にやろうと思う。


 前々から興味が会った事を、忘れずにいると、ああ、次はこれがしたいな!とか、いろいろ思いつきます。わくわくした感覚を忘れないでいることは、意識していいことだと思う。

 “彼ら”は心が擦り切れた事を、成長とでも言う気だろうか?

 たぶん、言っている本人も、そんな人生は間違っている、と思っているはずだ。


 もし、君のまわりに、人生を甘く見るな!という人がいたら?

 こう言い返していいと思う。

「人生があまくて、なにがいけないの?」と。

 つらい事をありがたがるように教え込もうとする連中に、屈するひつようはありません。


 君とやりたいことも、行きたい場所もある。

 いまはできなくとも、いつか、と忘れずにいることは、大事な事です。


 僕はたぶん、忘れないだろう。君はどうなのだろう?


 昨日、夜勤から帰って、部屋で休んでいると。どーん、どーん、と花火の音が。

 寝ぼけていたから、錯覚だろうか?

 たぶんだけど、昨日が隣町の夏祭りだったのだろう。


 あの日、あの夏祭りの記憶は、いまでも鮮明に覚えています。

 当時、浴衣を着た君の本当の気持ちに気がつけなかったことを、今でも後悔しています。

 少しでも償いたい。会って謝りたいです。


 どこかで、運命が再び重なる日を、奇跡に賭けます。


 たぶん…いろいろあるのだと思う。

 手に負えない状況なのかもしれない。

 それでも、やけにならず、前を向いていてほしい。 


 自分自身に誠実でありつづけさえすれば、いいと思う。

 自分を偽らず、誠実に。


 どんなに理解されなくとも、活路はそこにある。

 そう信じていいと思う。


 自然に、自分でいることが大切です。

 

 頑張れ!負けないで!勇気をきみに。

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〔7月27日〕


 Fさんへ。今日、こんなニュースを見た。

 いじめで自殺した被害者が、念書を書かされていた、というのだ。

 念書の内容は、2万円借りたから、一月一万の利率で返済するという内容だ。利息の所為で13万だか返せと脅されていたとかなんとか、実に不愉快な犯罪を実行するバカたちが、実在するようです。

 警察いわく、これは借金返済の催促であり、脅迫ではない、とか、これまた脳みそのねじが緩んだ事を言っているらしい。

 TVの報道では、犯人の仲間(少年)は口裏あわせをしたと証言していたりするらしい。

 悪知恵ここにきわまりな感じがする。


“彼ら”の世界でも、口裏あわせは日常茶飯事だろう…。

 Fさん、君の周りにも、口裏あわせをして、理不尽な環境を君に強いる連中が、いたりするのだろうか?

 そんなことはないよ、と君の口から、直接きけたらいいんだけど…。


 これは仮定の話。

 もし君も何かしらの念書のようなものを書かされていて、それに困っていたら?


 こうアドバイスします。

 そんな私文書、基本、無視してかまわない。

 だいたい素人が作成した念書など、どこかに不備があるものだ。

 不備が無いにしても、内容がおかしいならば、安易に受け入れる必要は無い。

 しょせんはただの紙切れとおもっていい。


 上記の念書の場合?利息を個人が要求するのは問題だ。

 2万はともかく(そもそも本当に借りたかもあやしいが)利息に関しては完全に無視できる。

 なぜならば?仮に相手が借金を返せと、法的手段に訴えたとしても、そもそも裁判所も警察も、そんな法外な利息は違法と判断するからだ。


 もし、私文書の類で悩んでいたら?専門家に相談するのが一番です。

(もし、弁護士も“彼ら”だったら?という不安はつきまとう、ともかく、“彼ら”でないと感じられる人にあたるまで、がんばるしかない)

 


 “彼ら”はどんな悪知恵も平気で実行する。

 僕を暴行犯として、でっち上げようとした時も、被害者の女性は本当に殴られたのだろうか?

 仮に本当なら?おそらく“彼ら”の自作自演もしくは、僕に似た風体の男に犯行させたものと思う。


 われながら、こんな事書いていて、実に怖い気もする。

 しかし、事実なんだから仕方が無い。

 逃げても仕方が無いものは、立ち向かうしかないんです。

 君が戦い続けられるならば、僕もまた、戦い続けられます。

 勇気を君に、再会を信じて。


 これからもいろいろ書こうと思う。君が今も戦っているという前提で書きます。

 なにかごちゃごちゃ言われたら?こういえばいい。

「あなた、結婚のために何桁?財務したの?」と。


 さらにごちゃごちゃ言われたら?

 こう言えばいい。


「世の中には題目と財務だけでは乗り切れない事が、いくらでもあるのよ、いい加減大人になりなさい」とか、

「「ありがとう、別れてくれて」って言える日を信じているわ」と。

 そう繰り返し言い続ければ、そういう空気を作れると思う。

 昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。


 負けるな!がんばれ!

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〔7月28日〕

 Fさんへ。

 こんな事も思います。

 おそらく…、いや、かなりの確率でだけど。僕は、君に出会わなかったら?もっと嫌な人間になっていたと思う。現在の僕の人格は、かなり、君とすごした時間に影響を受け、作られている。

 だからだけど、君の存在を、この先も忘れることは無いと思う。

 なぜならば、Fという存在は、僕の人格の重要な構成要素の1つなのだから。

 Fさんが好きでいてくれた自分でい続けようと思えるから、今現在の自分がいます。 

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〔7月29日〕

 Fさんへ。

 本当に日常の些細な事を書こうと思う。

 部屋の模様替えをした話は、以前書いた。

 その際、白い、ロフトベットを購入して、使用しています。

 部屋で一番目立つそれは、白で統一するというコンセプトにかなり貢献してくれています。


 ロフト下には、かなりこだわった。

 最初から、漫画を描くブースにするつもりだったから。

 だから、ロフト下の天井が、すのこになっているやつは、最初から除外した。選ぶなら?ネット状になってるやつにしようと。そのほうがおしゃれだし、長時間そこにいる上で、天井がすのこでは、滅入ってしまう。

 現在、鉄製の白いネットの天井は、漫画製作の際の、資料類を止める、アーム付のクリップを固定するのにつかったり、イニテーションの草を張ったりしたりしています。予想以上にきれいに仕上がったので、とても満足した仕上がりです。照明は複数用意した。昔から使っている漫画用のトレス台の照明に、テスクライト(これらは東京で使っていたもの、長年使って気づいたのだけど、これだけだと光量不足で目が疲れる)これに加えて、小さなLED読書ライトと大きなLED読書ライトを置いた。ロフト下とはいえ、明るさには困らない。LEDなら、そんなに電気もくわないし。


 しかし、ロフトベット最大の泣き所は、ゆれるところだ。

 慣れはしたけど、寝ぼけている時ゆれると、結構怖い。

 で、物は試しに、ロフトベットと壁の隙間に緩衝材を入れてみた。

 100円ショップで見た、発泡スチロールでできたブロックを、強引に力任せに2箇所、突っ込んでみた。

 すると、まったく揺れなくなりました。普通のベットとまったく変わらなくなっています。

 唯一残念なのは、このブロック、緑色なのだ、できれば白がよかった…。そこが唯一残念なところです。



 こんな風に、僕は普通に暮らしています。

 しかし、“彼ら”の影響もあるのか、ないのか、この先もたぶん、1人でしょう。

 ずいぶん長く、1人で暮らしているので、1人で楽しむ方法に慣れすぎてしまっている。

 気楽は気楽だけど、いつか、最良のパートナーがいてくれたら…、などと考えなくも無い。


 いつかの奇跡を、あせらず、待ちうけようと、日々すごしています。

 先のことはわからない、しかし、あきらめてはいけない。常に、前を向き続けることが、大事なんだと思う。自分自身に誠実でいようとすれば、大丈夫です。


 君が今も戦っているならば、あきらめないで欲しい。

 君は1人でないことを、忘れないでください。

 負けないで欲しい。がんばれ!

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〔7月30日〕

 Fさんへ。

 こんな事も思う…


 これは、君が今も戦っているという前提で書きます。


 “彼ら”は駆け引きの天才だ。あらゆるありえない手で人を翻弄する。

 で、こんな推測もなりたつ。

 それは「期日」だ。

 “彼ら”はウソの期日をもうけて、その日までには、君の希望をかなえる、と言うかも知れない。

 しかし、それは引き伸ばし戦術にすぎず、君を一時的におとなしくさせるための方便に過ぎないと思う。

 “彼ら”の基本戦術は、「時間」をかけて。ターゲットの心を支配コントロール下に置く事だ。


 つまり?何が言いたいかと言うと?


 “彼ら”に時間を「与える」ような選択を、許すようなことは、してはいけません。


 負けないで欲しい。がんばれ!

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〔7月31日〕

 Fさんへ。

 最近、ふとこんな事を感じた。

 あれ、この車、最近良く見る。と。

 気のせいかなとかとも思うが、このダサい車は、他にそうそうない。

 黒い車体だけど、黒ではない、微妙に青系の色のバン。おそらく特注の塗装。あんな色の車は市販車にはない。特注の塗装をする車は、よくエンブレムの類を外すが、この車も外していたように思う。(個人的にはエンブレムの類を外すという行為は、まるで車を塗装の手を抜いたプラモデルのようにダサくする行為に思える)


 どうダサいかはまだある。

 黒い青系のオリジナル塗装に、元のものよりも太いタイヤをつけているのだ。それはスポーツカーにつけるような太いやつで、バンにつける理由はまったく無い。


 例えとしていいか不明だが、まるで「特攻野郎Aチーム」の主人公達の乗るバンに、似せようとして中途半端におわってしまった感じの車だ。


 こんなダサいモディファイ(マニアの間では、車の改造もしくは、それに類する行為をこう呼ぶ)をしている車が、複数いるとしたら?僕の認識不足だが、実際のところ、どうなのだろう。

 そして、この車は、エンジン音がうるさい。



 最近こんな映画を見た。「プレディオの男たち」。

 フィリピンからダイヤを密輸する犯罪に、友人が絡んでいるとも知らず、捜査をする男とその元部下の話。その友人は、犯罪の関係で、死者が出た時点で、これはいけないことだと目が覚め、止めようとするが…、といった感じの話と思っていい。

 映画自体は、社会のルールを守るのも、破るのも、人間として行き方の問題で肯定できる。人間、堅物でもだめだし、締りが無いのもよくない。でも、一線を越えないならば、それは人の生き方として尊重させるべき行為だとしている。

 しかし、一線を越えた行為は、どんな人間といえども、肯定できない行為なのだ。というテーマで、話が進む。

 ショーン・コネリーが主演していなければ、なんて地味な映画なんだ!って感じの作品だけど、読み取れるものは深い。



 “彼ら”の中でも、例のあの行為は、死者がでないならば、と参加するものもいるかもしれない。

 しかし、現に死者はでている。あの行為はとっくの昔に一線をこえている。

 とにもかくにも、あの集団から、距離をとるべきです。


 頑張って!負けないでほしい。

 たとえ過去にどんな罪があろうとも、それが君の全人格がを否定するものではない。

 なにしろ“彼ら”の巧妙な罠により、そういう行為をさせられていただけなのだから…。

 そう強く、心に念じてほしい!負けるな!


 詳しくは書かない。しかし、ごく一部裏が取れた。

 確かに君は闘っていると、そう感じます。


 君に読んで欲しい本がある、日蓮の現存する正筆御書、一度見てください。

(これは、本当に読んでもいいけど、そうではなく、心を閉ざさないで!心を広く持ってという意味合いの方が強い意味で書いています。

 Fさん心を閉ざさないで!)


 誰かが邪念に負けた、けど天は見放さなかった…

 そういう事で全て矛盾しなくなると思うのですがどうなのでしょう。

 君は試練に耐えた、だから…天からご褒美をもらう機会をもらった、

 それで何もおかしな事はないと思うけどどうなのだろう?


 君が「埋没費用サンクコストの呪い」にかからず、

 冷静な判断が出来る事を心から期待します。

 三界に家を建てるには、君が必要です。


 持久戦では君が優位だ、相手にそれを感覚として激しく実感させる必要がある。

 これは、この記述が君のインスピレーションに働きかけ、より現実に即した効果的な行動に繋がればと願い、書いています。 

「間違いに気づいたの、だから関係ないわ」

 と言う権利を君は十二分に持っていると思う。


 

「これ以上邪魔をして、もし本当に(あなたが)地獄に堕ちちゃったとしても、

 誰も責任取ってはくれないよ!

 老後を誰とすごしたいかについては、私に決める権利がある。

 もうその頃この世にいない人に、とやかく言われたくないわ」


 と言う資格が試練を乗り越えた君には間違いなくある。

 他人を恨んだり、自分を責めたりしないで。


 遊ぶ金ほしさの連中に負けないで!優しさを否定せず、それでいて毅然とした態度で自分を主張してほしい。

 君は自分の声を出して良いと思う。

 困難かもしれないけど、あきらめず、前をみてくれると嬉しい。

 

 仮に君に子供がいるなら?それについては僕はこう考える。

 家族になって、しまえば、問題ない、と。



 真実は君の心の中にあります。今でも、消えることなく。

 勇気を君に。


 がんばれ!

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〔8月1日〕

 Fさんへ。

 過去の記憶の中に、君が常に、誰が“彼ら”で、誰が普通の人が?気にしているという記憶がある。

 最近、こんな事を思った。

 通常、人は、知っている事を、知らないふりをするのが苦手だ。

 初めてきくなら?なにかしらリアクションがありそうなことに、何の反応も示さない場合、そうなのかもしれない…。


 え?そんなことは、とっくの昔に気づいているって?

 かもしれない、“彼ら”との対決は、君のほうが長い。


 でも、ようやく君に追いつけた。もちろんまだ追いつけてないけど。


 いつか、さらなる奇跡があることに、賭けようと思う。


 なんとなく変化を感じなくも無い。

 バイアスに変化が生じた時、過去いつも感じた何かだ。

 君の状況に何か変化があったのだろうか…、あ、いやいや、こういう風に考えると、ついつい自分に都合のいい予測をしてしまう。

 こういうときは、原点回帰だ。

 そう、この小説の目的は、君と再会することだ。

 その先のことはわからない、しかし、僕は君が望む未来を望むというスタンスで、この先も行こうと思う。今、僕が帰るべき原点は、そこのように思う。

 君が本当に望む何かを、僕は応援したい。

 君が、あの笑顔でいてくれるならば、その事自体が、何よりも僕の幸せなのだから。

 

 ただ、1つだけわがままを言わして欲しい。

 Fさんは、いつでも、相談せず、1人で結論を出してしまう。

 僕もそういうところあるから、そういう君の性格は尊重したい。

 でも、これは、僕の100%わがままなんだけど、今回だけは、会って君から直接答えを聞きたい。

 状況証拠だけで、判断して、自分だけで答えにたどり着くには、あまりに真実が重過ぎる。

 いつか、再会して、記憶の答えあわせができたら、そう、考えています。


 君の幸せを祈って。

 勇気を君に。


 …とにかく待つと決めたのだ、今はFさんの都合が悪いだけだ。何かしら一段落ついたら?君はいづれ姿を現す。そう信じると決めたのだから。とにかく待ちます。以前にも書いたけど、こう思うからだ。Fさんは、僕が真実に気が付いたという事実を、そのまま放置していては、気が休まらない人なのではないかと、そんな事漠然と感じたりするからです。奇跡を、待ちます。

 もし、今も戦っているならば?

 あきらめないで欲しい。どんなにつらくとも、かならず意味がある。


 もし僕の予測が当たっているならば?男どもは必死に抵抗するだろう。なぜなら?財務することで結婚できるという制度の運用に、支障がでるからだ。自分で運命を切り開く事を、生まれて一度もしたことが無いようなガチガチのカルト信者ならば、その恐怖は計り知れない。

 女性の中にも、今までの苦労をひっくり返すような行動に非難を浴びせる集団もいるかもしれない。


 情報がおおくなると、頭が混乱して、自分の心の声が聞けなくなる。


 Fさん。

 今の自分の考えはこうです。


 この仕事をしていて思うけど、自分の人生に、満足できていない人ほど、ひどい。

 人生も後わずかになり、なにも満足できていないのか?あたりやたらとあたりちらす。


 人にいくら献身しても、最後亡くなる時は1人だ。

(特に女性の場合は、旦那が先に年をとり、奥さんが介護をする。そして旦那がなくなると、自身は施設にでもはいらないと介護を受けられないのかもしれない。入居者の女性率はものすごく高い)


 情報がおおくなると、頭が混乱して、自分の心の声が聞けなくなる。


 人生の最後になり、悔いを残さないようにしてほしい。

 君が前を向き続けている事を、切に願います。

 がんばれ!

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〔8月2日〕

 Fさんへ。

 君が今も戦っているという前提で書きます。

 もし、君の周りに?君の提示した約束の履行を、いつまでも引き伸ばして実行しないような人がいたら?こう言えばいいと思う。



「いつかやろうと思うことを、今やりましょう。古い格言にもあるわ「いつかできることはすべて、今日もできる」っていうのが。モンテスキューの言葉ね」と。


 最近この格言を何かのCMでみた。と同時に、仕事場の利用者さんで、英語をしゃべれる人が、この意味に近いの英語版のものをしゃべっていたのを思い出した。


 モンテスキューは16世紀のフランスの人だ。

 以前、「三銃士(第3部)」を引き合いに出して、当時、フランスでは、カトリックとプロテスタントの対立が静かに起こっていたことを、書いたと思う。モンテスキュー自身はカトリックなのだが、哲学者としてカトリック、プロテスタント双方の和解に人生を費やしている。

 モンテスキューは「モラリスト(=現実の人間を洞察し、人間の生き方を探求して、それを断章形式や箴言のような独特の非連続的な文章で綴り続けた人々のこと)」として有名で、宗教上の教義に関わりなく、人のあるべきモラルを説いた人物だ。


 過去にもこういう人物はいる。

 モンテスキューは有名人だが、当時、無名のモラリストはきっとたくさんいたものと思う。


 Fさん、モラリストには、教義や宗教に関係なく、なることができます。

 もし、君の周りに、きれいごとを言うな、人生とは我慢とボランティアだとかいう人がいたら?


 こう言ってあげてください。

「モラリストでいる事のなにがいけないの?あなたみたいな考えが増徴して、モラルハザード(倫理崩壊)が起こるのよ。」

 事実、TVでは、毎日のようにモラルハザードが起きている。


 今回の東京電力のTV会議の記録公開も、政府の圧力に対する東京電力側の攻撃とも読み取れる報道がされている。まるで、菅総理(元)が東電の邪魔をしているかのような、世論を作りたいかのようだ。(だが、今回に限り、世論捜査に失敗しているように感じる。政府vs東電では、マスコミは政府側につく。情報操作は政府と組まないと成立しないという大原則を、まるで忘れてしまったかのような失態に、見えなくも無い。)



 Fさん、君にモラリストとして生きろというは、難しいのだろうか?

 でもこうも思う。

 Fさん、君は、自分にはモラリストになる資格がないと思い込んでいる?

 もし、そうなら、そんなことは決して無いと、僕が保障します。


 そして、こうも思うのではないだろうか?

 自分はモラリストなんてものにはなれないが、そういう人を見ているのは好きだと。


 これからもいろいろ書こうと思う。君が今も戦っているという前提で書きます。

 なにかごちゃごちゃ言われたら?こういえばいい。

「あなた、結婚のために何桁?財務したの?」と。


 さらにごちゃごちゃ言われたら?

 こう言えばいい。


「世の中には題目と財務だけでは乗り切れない事が、いくらでもあるのよ、いい加減大人になりなさい」とか、

「「ありがとう、別れてくれて」って言える日を信じているわ」と。

 そう繰り返し言い続ければ、そういう空気を作れると思う。

 昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。


 負けるな!がんばれ!

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〔8月3日〕

 Fさんへ。

 最近ニュースを見ていて、こんな事を思った。


 もともと2001年の小泉改革の時、無駄な歳出が出やすい体質を改めたくて、郵政改革が行われた。近年改革が止められてしまったのは残念な限りだ。おかげで、日本はいまだに借金地獄から抜け出せない。付けは子供達に押し付ける形になる。


 当時、同時に検討されていたのが、公務員制度改革だ。

 そもそも日本が借金体質なのも、その政策を立案する、官僚が責任を感じないからだ。

 外国には、国民に不利益を与えてはいけないという法律があり、官僚も責任を問われるが、日本にはない。やりっぱなしだ。


 故に制度をあらためて、責任を取らせられる制度にしようと試みたのだ。

 小泉総理は、途中で辞任してしまった。

 後を託した安部総理も、体調を理由に辞任した。

 そのあと、福田さんだったかな…、彼は中継ぎに一生懸命でそれどころではなかった。

 麻生総理は、公務員制度改革など無視したばかりか、郵政改革まで止めてしまった。


 民主党政権に入り、再び公務員制度改革が叫ばれたが、民主党に急接近した公務員の組合が、それを阻むバイアスを強力にかけたらしい。


 それでも、ひっそりと、改革の必要性は叫ばれていたはずなのだが?

 今現在、あの問題はどこかにいってしまったかのごとく、まったく争点になっていない。


 こんな事も思う。

 あれ、何のかんの言って、結局、官僚の思惑どうり、公務員制度改革は、頓挫してしまっている…。と。



 物事をうやむやにして、争点にさせないというのが、日本の偉い人の基本戦術だったりする。


 こんな事も思う。

 たぶん、君の周りにも、子供のこととか、家族の事とか、いろいろたくさんの用件を言ってきて、肝心な争点をぼやかす動きが、あることと思う。


 “彼ら”は、君があきらめる事だけを目指している。

 もし、君の心が折れた事を確認したら?また、以前と同じように、君の気持ちを尊重しない連中に戻ることだろう。

 もし、君の心が折れたと仮定する。

 すると、しばらくして、こんな事を言う人が出てくるだろう。

 一時は心配したよ、元に戻ってよかった、とか。


 本当は、こう言って欲しいはずだ。

 いままで気持ちに気づけなくてごめん、本当に悪かった。あやまらしてくれ。と。


 しかし、君の周囲には、君の心が折れたらさいご、あやまろうなどと思う人はいないと思う。

 だって本当に悪いと思っているなら?

 君の周囲の人たちは、もっといてもたってもいられない気持ちになるはずだ。

 

 いや、どうなのだろう…、言い切るのは間違いかもしれないが、しかし、可能性はゼロではない。

 Fさん、君はどう判断しますか?


 君の心に、譲れない支えがあるならば、それは大切にしていいのだと思う。

 

 罪は罪でも、君の全人格が否定されるものではない、なにしろ“彼ら”の巧妙な罠により、そういう行為をさせられていただけなのだから…。負けないでほしい!

 君に読んで欲しい本がある、日蓮の現存する正筆御書、一度見てください。

(これは、本当に読んでもいいけど、そうではなく、心を閉ざさないで!心を広く持ってという意味合いの方が強い意味で書いています。

 Fさん心を閉ざさないで!)


 誰かが邪念に負けた、けど天は見放さなかった…

 そういう事で全て矛盾しなくなると思うのですがどうなのでしょう。

 君は試練に耐えた、だから…天からご褒美をもらう機会をもらった、

 それで何もおかしな事はないと思うけどどうなのだろう?


 君が「埋没費用サンクコストの呪い」にかからず、

 冷静な判断が出来る事を心から期待します。

 三界に家を建てるには、君が必要です。

「間違いに気づいたの、だから関係ないわ」

 と言う権利を君は十二分に持っていると思う。


 

「これ以上邪魔をして、もし本当に(あなたが)地獄に堕ちちゃったとしても、

 誰も責任取ってはくれないよ!

 老後を誰とすごしたいかについては、私に決める権利がある。

 もうその頃この世にいない人に、とやかく言われたくないわ」


 と言う資格が試練を乗り越えた君には間違いなくある。

 他人を恨んだり、自分を責めたりしないで。


 遊ぶ金ほしさの連中に負けないで!優しさを否定せず、それでいて毅然とした態度で自分を主張してほしい。

 

 真実は君の心の中にあります。今でも、消えることなく。

 勇気を君に。

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〔8月4日〕

 Fさんへ。

 こんな事も思う。


 人種的侵略に勝利した民族が、支配者となるだろう


 これはヒトラーが「わが闘争」の最後に書いたとか言う言葉らしい。

 “彼ら”も似た事をいい、他者を排除する、いやだなと思えたら?

 その感性は大切にすべきものだと思う。

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〔8月5日〕

 Fさんへ。

 こんな事も思う。


 たぶん、君の目の前で、信頼する人たちが、次々にこの罠に落ちてゆく(いった)事だろう。

 この罠とは?甘い条件を罠に、心を支配を他人にゆだねてしまう行為だ。

 まるで、悪魔に魂を売るかのごとく…

 そして肝心なのが、本人にその自覚がまったく無いところだ。

 それが証拠に、まったく罪悪感をもたずに、集団犯罪に参加できてしまえる心理状況に追い込まれる。

 たぶんだけど、君もそんな経験を何万回としたことだろう…残念ながら。


 Fさん、そんなものに屈してはいけない。

 他人の甘い汁の犠牲に、君がなる必要は、まったくありません。

 甘い条件を罠に、人の心を操る連中に負けないで。


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〔8月6日〕

 Fさんへ。

 君が我慢すればすべて丸くおさまる?

 もし、どこかで誰かが、君にそんな事を言ったなら?

 こう言い返せばいい。

「なんて都合のいいセリフ!だから嫌なの!」と。


 たぶん相手は、我慢する代償として、次々に甘い条件を提示するだろう…


 そういう相手が本当にいたならば?

 こう言い返せばいいと思う。

「今、私は醜悪な俗物という天然記念物を見たわ、それはあなたよ。よくも絶滅せずにこの世に存在していられたわね。国に連絡して保護してもらわないと。ああ、でもあまりに俗物すぎて飼育は困難か、こまったなー」(最後の「こまったなー」をおどけて言うと、効果的です)


 立場上、こう言わざる得ない、と言われたら?


 私、あなたの「立場(を守るために)」のために、生きてるんじゃないわ

 と、即答すればいい。


 皆そうしてるぞ!我慢が足りない!


 そういわれたら?こう言い返せばいい。

「よそはよそ、うちはうちよ」と。


 ごちゃごちゃ言われたら?こう言って立ち去ればいい。

「次に奥さんになる人に、よろしく言っといて。じゃあね」と。

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〔8月7日〕

 Fさんへ。

 周囲の人に一度問いかけていいと思う。


「問題は、あなたが、わたしと、どう接してきたか?という事よ。

 それが生きる上で重要でないというなら?

 あなたは生きる意味を理解してないという事よ」と。


 人生はまだまだ長い。この先もずっとある。

 譲れない“何かが”あるならば、それはちゃんとした理由だ。

 気兼ねなどする必要は無い。

 “彼ら”は常に君の心の弱点を探ってくる。負けないで欲しい。


 僕は経験上、“彼ら”にもいい人がいる事を知っている。

 同時に、そうした人ですら、話した内容を秘密にせず、“彼ら”から聞かれたら聞かれたとおりこちらが話した事を伝えてしまう事も知っている。

 人に、心中を明かすときは、慎重にしたほうがいい。

「言われなくても、ちゃんと気をつけてるわ」

 と君が思っていてくれるならうれしいです。


 同じ窮屈な人生なら?、自分を取り戻す戦いをした人生の方が、この先の人生、同じつらいでも意味が違ってくる。主導権が自分にあるつらさは、案外に楽しいことが多いと思う。

 以前、つらい事をありがたがるなんてばかげている、と書いたが、用は自分で自分の心の主導権を、ちゃんと持てていられるか?という事だと思う。

 それは自分自身に誠実でいられるか?という意味と、同じ意味だと、僕は考えます。

 Fさんは、どう思いますか?こんど会った時に教えてください。

 いつかの未来を信じて。

 負けないで欲しい。がんばれ!

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〔8月8日〕

 Fさんへ。

 日々の普通の事も書こうと思います。

 こないだ書いた、イニテーションのダイヤを箱いっぱいに入れる計画は、思った以上に上手くいきました。まるで映画の小道具のような雰囲気で、部屋のオブジェとしてかなりいいです。時々ダイヤをじゃらじゃらやるのも、なんかいいです。

 宝箱は輸入雑貨で木でできたしっかりしたもののようだ。アンティーク調に作られていて古ぼけた感じが良く出ています。

 光の反射を考えて、緑の石を底に敷き詰め、その上に200個の偽ダイヤを入れた。そのほか、100円ショップで見かけた、クリスタルガラス製の偽ダイヤも入れておいた。思った以上にきれいです。かるくテンションが上がります。


 箱は大小2個セットで、ダイヤはでかいほうに入れた。

 もうひとつの小さな箱は、偽金貨を入れて金貨がザクザクな感じにしようと考えている。

 しかし、意外と偽金貨が売ってない。

 同様の趣味の人は、金貨チョコを使っているというのをネットで見たが、食べ物を使う気にはなれない。ゲームセンターに行って、ゲームコインを集めて、金色に塗るというのもあるけど、なんかセコイ。

 そもそそこまで苦労してまで、ほしいわけでもないし。


 で、いろいろ探して、2つ、妥当なものを見つけた。

 手品用のコイン20枚セットと、アメリカの仮装グッズにある海賊金貨12枚セットだ。

 箱をいっぱいにするには、120枚はいる。

 あまり高くならないように気つかってそろえようかな?などと考えたりしています。


 まあ、くだらない事なんだけど、こんなことができるもの、1人身の今のうちだけなので…。

 長年、東京で漫画家めざしてビンボー暮らししていたから、こういう散財も少しは今のうちにやっておきたいとか、思うわけです。人生、やり残したことは、なるべく無いようにしたい。

 

 意識して子供っぽさを失わないようにするのは、悪い事ではない。

 ちゃんと節度さえ守っていれば。

 想像力は、取り戻していいものだし、好奇心は、大切にしていいものだと思う。

 些細な事でも、ないがしろにせず、正面から向き合っていいと思う。


 

 こんな事も思う。


 イギリスとアメリカの料理や食材は、どういうわけか、評判が悪い。端的に言うと、まずいらしい。

 この定説は広く認知されているらしく、こないだ少年ジャンプを読んでいたら「こち亀」の中にすら解説なしで当然の事実のごとく「まずい」と表現されていた。

 まずい理由はこうだと思う。

 両国とも、経済的な効果の方を優先する傾向にあるから、経済効果の無い部分をそぎ落としてしまうのだろう。でも食文化というのは、数字にはでない、非効率な部分のなかに、うまさの源泉があるように思う。つまり、非効率的な栽培方法で作ったほうが、実はおいしかったりするわけだ。

 子供っぽさを失ったイギリス、アメリカの食文化は、効率優先なゆえにあまり上手くないのかもしれない。


 人生、くだらないと切って捨てるようなものの中に、案外なにかがあるように思う。

 “彼ら”は自分達の都合の悪いものを、すべて悪として排除しようとする。

 実に子供っぽい理屈だ。

 もし、誰かに子供っぽいことを言うな、と言われたら?こう言い返せばいい。

「集団で人をいじめるような、子供っぽい集団を、信奉するような人に、言われたくないわ。自分の行いをよーーく振り返ったら、そんなセリフ言えない筈よ」と。


 自分勝手な互助会の理屈を押し付けてくる連中に負けないで!がんばれ!

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〔8月9日〕

 Fさん、今日は本当は8日です。ようやく、以前と同じように、日付先行になりました。

 そう、この小説における日付は便宜的なもので、読み返しやすくするためにつけたものだと、以前書いた。以前は何日も先行していたが、忙しさのため、次第に遅れていったものだ。でも、やっと追いついて追い越しました。いや、実際毎日分書くのは大変ですが、なんとかやり遂げます。奇跡が叶う日まで。今の僕にはこのくらいしかできないから。


 今日、あの卓球の福原愛が、ようやくオリンピックでメダルを取った、と報じられていた。

 彼女の場合、柔道の田村亮子が、若い頃からメダルをたくさんとっているのと違い、今回初めてみたいだ。

 福原愛は僕らが高校生の頃から、TVに出ていた。

 そう、僕らが一緒にいた頃から、有名な人だ。


 卓球の愛ちゃんで有名で、天才と何度もTVにでていた。とんねるずとTVで卓球をやり、天井サーブが打ち返せず泣いていたのを覚えている。


 こう、思う。

 あんな小さい頃から、あんなに、努力したのに?

 今?やっと?メダルをとった?


 田村亮子が何個も取っているのとは大違い。そんなにとってなかったのか!と驚いてしまう。


 今回のメダルは、石川選手との団体戦みたいだ。

 福原が5歳で卓球を始めたのに対して、石川は小学生から。

 キャリアが短い石川が、今、実力的に同列。つまり、持って生まれた才能では、石川のほうが天才で、福原愛は小さい頃から努力しているから強いだけだったりするみたい。


 今日、TVのニュースで、メダルを持つ福原愛が、母親にこんな事を言ったと言っていた。

「(メダルって)重たいね」と。

 本人の意図はともかく、聞いてるこっちは別の意味で聞こえる。

 あんな小さい頃から苦労して、あとから来た天才の後輩に追いつかれ、追い抜かれ。

 あんなにやって取れなかったメダル。

 そりゃあ重いよな、と思い込んでしまったりします。

 今24歳と報じられていた、という事は5歳ではじめたなら21年の努力の成果という事になる。


 どんなに時間がかかろうと、継続は力であると、そう感じた事を、今、君に伝えたいと思いました。

 君が今もがんばっていると信じます。

 たとえどんな困難があろうと、負けないで欲しい。がんばれ!

 罪は罪でも、君の全人格が否定されるものではない、なにしろ“彼ら”の巧妙な罠により、そういう行為をさせられていただけなのだから…。負けないでほしい!

 君に読んで欲しい本がある、日蓮の現存する正筆御書、一度見てください。

(これは、本当に読んでもいいけど、そうではなく、心を閉ざさないで!心を広く持ってという意味合いの方が強い意味で書いています。

 Fさん心を閉ざさないで!)


 誰かが邪念に負けた、けど天は見放さなかった…

 そういう事で全て矛盾しなくなると思うのですがどうなのでしょう。

 君は試練に耐えた、だから…天からご褒美をもらう機会をもらった、

 それで何もおかしな事はないと思うけどどうなのだろう?


 君が「埋没費用サンクコストの呪い」にかからず、

 冷静な判断が出来る事を心から期待します。

 三界に家を建てるには、君が必要です。

「間違いに気づいたの、だから関係ないわ」

 と言う権利を君は十二分に持っていると思う。


 

「これ以上邪魔をして、もし本当に(あなたが)地獄に堕ちちゃったとしても、

 誰も責任取ってはくれないよ!

 老後を誰とすごしたいかについては、私に決める権利がある。

 もうその頃この世にいない人に、とやかく言われたくないわ」


 と言う資格が試練を乗り越えた君には間違いなくある。

 他人を恨んだり、自分を責めたりしないで。


 遊ぶ金ほしさの連中に負けないで!

 優しさを否定せず、それでいて毅然とした態度で自分を主張してほしい。

 

 真実は君の心の中にあります。今でも、消えることなく。

 勇気を君に。

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〔8月10日〕

 Fさんへ。

 こんな記述をみた。

 この人は、彼女のために入会するという人だ。まったくの普通の人。

 こんな事を書いている。

「目をキラキラさせて、自分のために必死になっている人を落胆させることができない人種が多いのだ。」と。

 これは、まさに君の性格にもあてはまる…。


 会合など行くと、こういう人がたくさんいて、何時間も洗脳行為をうけて帰ると言う。

 実に恐ろしい事です。

(で、この人の場合、付き合う関係で入信を勧められたわけだけど。僕の場合は排除だった。小さい頃から“彼ら”の敵として認識されていた事と関係あるのだろうか?だとしたら?やっぱりおかしい。生まれた頃からすでに排除の対象になっていたという可能性すらある。そんな事をいい大人が集団でするなんて、カルトそのものです。今は沈静化している、でも将来、だれかたちの悪い幹部が、僕を排除しようと財務したら?またはじまる可能性はある。そのとき、君となら闘える。そう強く思います。)


 Fさん、もう会合なんて行かなくていいです、無視してかまいません。

 確かに、目をキラキラさせて、自分のために必死になっている人を落胆させることができないかもしれないが、彼らは洗脳されている。会うと、引き込まれてしまう。

 強い自分を取り戻して欲しい。

 君は自分が思っている以上に、強い女の子です。

 負けないで欲しい。

 なにかごちゃごちゃ言われたら?こういえばいい。

「あなた、結婚のために何桁?財務したの?」と。


 さらにごちゃごちゃ言われたら?

 こう言えばいい。


「世の中には題目と財務だけでは乗り切れない事が、いくらでもあるのよ、いい加減大人になりなさい」とか、

「「ありがとう、別れてくれて」って言える日を信じているわ」と。

 そう繰り返し言い続ければ、そういう空気を作れると思う。

 昼真っから何時間も座り込んで一心不乱に祈ったり、夜な夜な意味のない集まりに出かけて行ったり、そんなことで幸せなんか手に入るわけないです。


 負けるな!がんばれ!

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〔8月11日〕

 Fさんへ。

 こんな事も思う。

 もし君が今も戦っているとする。離婚調停も上手くいかなかったと仮定する。

 何度調停をやってもだめだったとする。

 その場合は裁判だ。離婚裁判にもつれ込む事になる。

 この裁判、相当相手にもプレッシャーになるはず。

 何回できるかわからないが、民事裁判だから、刑事よりも制約が少ないと思う。

 ともかく、あきらめてはいけません。

 負けないでほしい。がんばれ!

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〔8月12日〕Fさんへ。

 今日は休日です。夜勤明けは明け休みといって、大概は休みになります。

 まあ、当然と言えば、当然なんだけど。


 で、ついさっき、車に忘れ物があったので、外に出ると、ちょうどうるさい車が通りかかるところだった。こんなベストタイミングがそうそう無いので、“彼ら”流のやり方の「威圧返し」を試みる。

 道端で仁王立ちで、立っているやつの話は、以前何度かかいてある。暗示にかかった状態では、非常に神経に触るという事は経験上しっているので、一応やってみた。

 たしかに以前は、必ず恋路現場、あ、間違えた(←意図的な間違いです)。工事現場を通りかかると、仁王立ちの男がこちらを見据えていたものだが、いまは、確かにない。ないという事実が、統計学的に、あれが偶然でない事を物語っている。たしかに、あの仁王立ちしていた連中は“彼ら”の使いっぱしりだ!と思える。ちゃんとしたいい大人が、洗脳されあんなことを平気でやる組織。カルト怖いです。


 で、先ほどの車の件。

 最近はもうめんどくさいのでやらないが、以前は通報のため、自然とナンバーを覚えたものだ。

 その癖は今でも残っていて、ついついナンバーを見てしまう。

 通報する際は、登録地の地名と、次に来るひらがな一文字、そしてナンバーの3つがないと、いけないと経験上知っている。以前何度も通報していたら、ある日サイトにそのような注意書きがアップされていた。

 ナンバーを覚える際は、その場で語呂合わせをして歌にしてしまう。仮に忘れたとしても、歌から逆算して、元のナンバーを思い出せる。何度も通報して身に付いたものだ。

 そんな訳で、ついついナンバーを見て覚えてしまう…。

 そして肝心な事に、たしかにでかいマフラーをつけている。これなら通報する義務が、ある。このドライバーが“彼ら”であろうとなかろうと。


 車はちょうど対向車がいたので、ゆっくり僕の前を通過する。ドライバーのばつの悪そうに見える表情は気のせいと思いたい。

 で、こう予測した。

 “彼ら”は疑われた際、自分は関係ない第三者であると主張するがごとく、近所の建物や駐車場に、一時避難をし、ターゲットがいなくなるまでやり過ごす、という習性がある。このことも以前小説内で書いたと思う。もし、あのドライバーが“彼ら”で、この習性に従うなら?近所のアパートの駐車場に入るはずだ、と予測したのだけど、なんと、本当にその通りの行動をした。いたかな?以前からあんな車。

 まあ、後日長期間あの駐車場を見て、あの特徴的な車がいるかどうか見れば済む事だけど。


 ちなみに言うと、以前僕の乗る車に勝手に乗り込んできた男も、同様の行動をしている。

 あの男の車、無いようにかんじるのは気のせいだろうか?あんなに「私の家の前に車とめやがって」とすごんでいたのは、ウソだったのだろうか?


 Fさん。“彼ら”は平気でうそをつき、そのウソを根拠に人を貶める。

 今までは義理でつきあっていたけども、これ以上はつきあう必要はありません。


 Fさんのしたいようにしていいんです。

 僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出して欲しい。

 がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。

 君ががんばれるならば、僕もまた同じです。


 嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!

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〔8月13日〕 Fさんへ。

 そうそう、前回の話を書いていて、こんな事を思い出してしまった。

 (こうした“彼ら”を責める話は、君を責めているのではないことだけは、認識していてほしい。君も過去、似た行為をさせられたと思うけど、内心おかしいと感じていたと、信じています。仮に、そうは思わなかったと君が感じたいたとしても、それは洗脳の結果であり、君のやさしい心が凍結されられていた結果に過ぎない。なぜここまで強固に主張できるかと言うと?僕は、君の心の深い部分を一時的ながら感じ取った経験があるからだ)


 あれは“彼ら”の総攻撃初期の段階。まだ真実に気づいたばかりの頃で、文庫での威圧がえしも、思いついてなかった頃の話。


 何千人がこちらを見る中、何人かに声をかけたことがある。

 普通の感覚なら?見知らぬ人に詰め寄った際、あいては警戒心から硬直し、防衛的態度にある。端的にいうと怒りをあらわにするはずだ。しかし、“彼ら”の場合は、まるで自分に周囲の注目が当たっている!という高揚感がいっぱいの態度に変わる。具体的にはニヤつきが止まらなくなる。そういう事、たしかにあった。しかし、直接詰め寄るのは限界があった。1人2人撃退しても、代わりが次々に無尽蔵にくるからだ。きりが無い。

 このとき、頭をよぎったのが、ジョージ・ソロスの再帰性理論だ。無尽蔵の人の意志に立ち向かうには、バイアスを利用する以外、方法は無いと確信した。

 そして“彼ら”の名の入った文庫をかざしたのだ。

 正直、あそこまで効果覿面とは思わなかった。

 皆、本気ではないと、あの時、確信したものです。


 Fさん、たぶん、君は周囲に迷惑をかける、と気にするだろう。

 でも、たぶんだけど、皆、見た目ほど真剣ではないと思う。

 思ったほど、迷惑はかけてないから、安心して自分のプライベートを貫いて欲しい。



 僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。

 がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。

 君ががんばれるならば、僕もまた同じです。


 嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!

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〔8月14日〕

 Fさんへ。

 こんな話を聞いた…

 今40代のサラリーマンはあまっているという。

 バブル時代、さらなる成長を予測した大手企業は、大量採用をした。

 この後バブルが崩壊し、現在に至るわけだ。


 ちょうど、僕らの上の世代になる。

 そういえば、僕らが高校卒業したころには、バブルは崩壊していた。

 が、世間ではその事実がなかなか受けいれられず、バブルの余熱が残っていた時期だ。

 東京に行けば、バブルが味わえると、漠然と思っていたものです。

 しかし、なんとなく冷え込む世相は、浮かれた感覚が徐々にさめていく感じだった。

 ちょうどこの頃、ユニクロが登場し、ジュリアナが閉店する時期だ。

 まさにバブルがおわり、現在まで続く不況時代に突入している。

 この頃、君はどうしていたのだろうか?

 

 今考えると、あきらかに僕の周りには“彼ら”がいた。

 夜中、知り合いとすれ違う。向こうは僕の知らない人間といっぱいだ。目で挨拶する。しかし、完全に無視する。

 翌日、その時の事を話す。しかし、そんな事実は無いと完全にとぼけた。

 この彼はその後、非常に“彼ら”っぽい行動をしている。そう、だったのかな…、とついつい思ってしまう。

 君は、たぶんだけど、“彼ら”以外の人間との付き合いを禁じられていたのではないだろうか?

 そんな心配を、ついついしてしまいます。



 僕らの上の世代。バブル絶好調の頃に就職した世代は、今、困っているという。

 同期が多すぎて、出世できないというのだ。

 ただでさえ不況で、業績の伸びない中、ポストは増やせない。

 会社で、バブル世代は、もてあまされた存在になっているようだ。



 こうも思う。

 それは“彼ら”の世界とて同じなのではないだろうか?と。

 社会で、正当に評価されてないと感じる40代は、“彼ら”の世界で憂さ晴らしをしている?

 そういえば、僕が散々その生態を書いた、東京で3年観察した人物もこの世代だ。


 “彼ら”の本質の1つに、実社会での不満を、“彼ら”の世界で発散するというものがあると聞いた。

 実際の社会で出世できないから、“彼ら”の世界で地位を手にし、自分のプライドを満足させる?といった記述を読んだ記憶がある。


 もし?この推測があたっているなら?

 君がかつていた“彼ら”の世界では、40代が一番厄介な集団という事になる。

 実際どうだった?怖い人多かったと思うけど…。


 これは書いてはいけないこと、と思っていたことだけど、思い切って書きます。できれば、君にあって直接いえればいいのだけど。君は自分の愚かしさを呪う日がくるかもしれない。そのときは、君の手を握って隣にいたいです。

 僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。

 がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。

 君ががんばれるならば、僕もまた同じです。



 嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!

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〔8月15日〕

 Fさんへ。

 こないだこんな番組を見た。

 それは芸能人が過去の失敗を語る番組だった。

 前にも書いたが、最近、こういう過去を再整理するタイプの番組、増えているように思う。

 過去を見直すのが、今の世相であるように感じます。


 で、その番組内で、カンニングの竹山さんが、売れない頃の話をしていた。

 僕の場合は、東京時代借金はなかったが、この人の場合、400万もあったという。


 ある日、借金を整理したいと思い立った竹山さんは、人のすすめもあり、私的整理をすることになったらしい。通常は弁護士を立てるが、金が無いので、行政が用意する整理人(管財人だろうか?)に頼む事にしたとか言っていた。

 その整理人は、2人のおじいさんで、竹山さんのことをいろいろ聞いてくるという。

 それは、まさに尋問に等しく、とてもやさしいおじいさん達ではないという。

 ついに最終的に、竹山さんは、そのおじいさん2人に泣かされてしまう。

 すると、そのおじいさん2人は、泣いた竹山さんをみて、ようやく債務整理に協力してくれようになったとか…


 “彼ら”とは関係ないと思うが、似た経験がある。

 年配者は若年者を一度泣かそうとすることがある。

 その方がコントロールしやすいからだ。


 幸い、僕が最近泣いたことといえば?

 真実に気づき、君の想いに気づいた時だ。それ以外で泣かされたことなど無い。



 で、こんな事を思った。

 もしかしたら?君の周囲には、君を泣かそうとする連中が、たくさんいる(いた)かもしれない。

 その方が、君の心をコントロールしやすいからだ。

 もし、そういうときがまたきたら?今日の話を思い出して欲しい。

 それは洗脳のテクニックの1つだ。仮に感情にあふれて泣いてしまったとしても、相手に服従する必要は無い。そのことさえ忘れなければ、いくらでも泣いていいと思う。

 自分をもっと大切にして生きて欲しい。


 思い切って書きます。できれば、君にあって直接いえればいいのだけど。君は自分の愚かしさを呪う日がくるかもしれない。そのときは、君の手を握って隣にいたいです。

 僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。

 がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。

 君ががんばれるならば、僕もまた同じです。



 嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!

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〔8月16日〕

 Fさんへ。

 今日は本当は15日です。昨日、夜勤だったため、今日は休みです。

 今日は大社のお祭りで、午前中ちょっとのぞいてきました。

 いつか、君とお祭りの中を歩けたら、と思います。あの夏祭りの日は夜だったけど、今度は昼間どうどうと。

 

 昨日家族とお寿司を食べに行った。

 回らないおすし屋さんと言うやつに行って来ました。

 

 僕は、最近の回転すしがどうしても好きになれない。

 僕がすきなのは東京でよく行った、非チェーン店系のお店で、一応レーンが回ってはいるが、ほとんど目の前の職人さんに注文して食べるような、回転すし店だ。しかし、そういうスタイルの店はこの辺には無いように思う。いつも不満を感じます。


 今回は回転しないすし屋さん。

 端的に言うと、ネタは普通。しかし、わさびが効きすきていて、あまり良くなかった。


 このわさびが効きすぎ、という経験は、僕の人生で1度や2度ではない。頻繁にある。

 おかげですっかりわさび嫌いになり、普段はさび抜きを頼んでいるくらいだ。

 今回は、ちゃんとした店だから大丈夫だろう、と油断したが、だめだった。

 食べた瞬間、涙が出てくるほどからい。

 が、まあ、毎回の事、こんなもんかと、いつものように飲み込んだ。

 わさびが効きすぎている時は、舌に触れる前に飲み込む癖が、いつの間にかついてしまっている。

 つまり、そんな癖が付くほど、外食では頻繁にわさびのつけすぎの店に出会うのだ。


 今回は家族と行った。すると家族もわさびが効きすぎだと言った。どうやら、僕が特別弱いわけではなく、このわさびはやはり、一般的に見てつけすぎなのだろうと感じた。



 大学時代、サークルでスキーに行った。

 このときも、お店でネギトロ丼を頼んだのだが、やはり涙が出るほどからい。

 そして、ものすごく、待たされた。


 今回のすし屋も1時間近く待たされている。

 別に店は満席ではない。

 店構えは高級だ。それで、こんなに待たされていいのだろうか?といぶかしがる。


 “彼ら”はどこにでもいる。あの総攻撃激しい時は、コンビニの店員すら、ものすごい簡単な作業を手間取って行い、こちらを何分も待たせるという事をする。ユニクロの店員ですらにらむという状況だった。


 どこまでがそうなのだろう…。


 こんな事も思い出す。

 トルコ旅行で、同じツアー客のなかに、60個も同じお土産を買うおばさんがいた。

 60人もお土産を配る相手がいるらしい。

 あれは普通の事なのだろうか?もし、“彼ら”ならば、60個はなんの疑問も感じないけど…。


 改めて伝えます。君は僕の憧れの人です。

“彼ら”を責める話は、君を責めているのではないことだけは、認識していてほしい。


 君も過去、似た行為をさせられたと思うけど、内心おかしいと感じていたと、信じています。

(仮に、そうは思わなかったと君が感じたいたとしても、それは洗脳の結果であり、君のやさしい心が凍結されられていた結果に過ぎない)


 なぜここまで強固に主張できるかと言うと?

 僕は、君の心の深い部分を一時的ながら感じ取った経験があるからだ。


 これは書いてはいけないこと、と思っていたことだけど、思い切って書きます。できれば、君にあって直接いえればいいのだけど。君は自分の愚かしさを呪う日がくるかもしれない。そのときは、君の手を握って隣にいたいです。

 僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。

 がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。

 君ががんばれるならば、僕もまた同じです。



 嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!


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〔8月17日〕

 Fさんへ。

 普通の事を書こうと思います。


 最近、アンドロイド端末を買いたいと、急に思い立ちました。

 理由は電子書籍が読みたいから…。

 どのデバイスがいいのか悩んでいたけど、最近「BookLive!Reader」がよさそうだ、となんとなく思ったのがきっかけです。


 東京で漫画の持ち込みをしていたころ、編集者に、もっと漫画を読めといわれて、いまいち飲み込めなかった自分がいた。

 当時の僕は、漫画よりも映画やアニメや小説をよく見るほうで、漫画そのものはあまり読んでいなかった。


 ところがだ、最近漫画を描いていて得た結論は、結局漫画でもっとも重要な要素とは、キャラクター同士の掛け合いであると、そういう結論に達した。いくらストーリーをきれいにつくろうとも、オチを上手くつくろうとも、そこがだめなら、すべてがだめなのだ。逆に言うと、キャラクター間の掛け合いが上手くいけば、多少ストーリーがむちゃくちゃでも、オチがいい加減でも、大丈夫なのだという事に気づく。

 例えば、同じ原作のものを映像化しても、作り手がちがうと、内容が同じでも、同じにならない。これはその作り手がもつ、キャラクター同士の掛け合いの演出が同じでないからだ。どうしても差がでる。

 そして掛け合いの軸となるキャラクターがいるかどうかで、だいぶ変わってくる。


 これは計算ではできない。実際に作り始めてはじめてわかってくるものだ。


 その事に気づいてから、急激に漫画が読みたくなった自分がいる。あれほど避けていたのに、すごい心境の変化だ。ストーリーをきれいに作りたかったら映画やドラマはものすごく参考になるが、キャラクターの掛け合いは、実際に漫画を読まないと勉強できない事実に気づく(アニメでもできそうな感じがするがやはりちがう、あれは声優の演技力がプラスされているので、参考にするなら、やはり漫画のほうが勉強になる)


 で、手軽に安く読めるタブレットでの電子書籍が欲しくなったわけだ。


 でもこの分野、明るくないのでどうやって買うのが一番いいかまったくわからない。

 ショップに行って最新のものを勧められるがまま買うのがいいのか、安いものをさがして買えばいいのかまったく不明だ、中国製なら7000円台の安いものもある。しかし、よくわからないから不安だ。


 こういう時、以前、5.1chステレオを買った時の失敗が頭をよぎる。

 あれも不勉強な状態で、勘をたよりに買ってしまい、痛い目にあっている。

 あの時、こう書いたと思う。本を買って予備知識を得てから、買うべきだったと。

 最新の情報を、ある程度得てから行動しないと、失敗してしまう…。



 ま、とにかく。今は漫画を書き続けようと思う。

 たとえ亀のごとくゆっくりした速度でも、そこを軸に生活を組み立てると、いろいろやりたいこともでてくるし、新しい発見もある。

 仕事をし、君のことを思う日々だけど、それだけではない“自分”を持ち続ける事もできる。

 


 おそらく君は、いままでは、“彼ら”により、あの例の活動こそ、生きがいであり、楽しみであると、洗脳させられていたものと思う。でも、それは真に君が望むものでないことは事実だ。

 どんなにささいなことでも、自分が本当に楽しめるものを、否定される必要はありません。君は、君らしく生きていいと思う。生きたかに、くだらないとか、そういうけちをつける連中など跳ね除けて欲しい。

 いろいろあるかもしれない。それでも、わくわくする感覚を、忘れないようにする努力は、いいことだと思う。


 将来、君は自分の愚かしさを呪う日がくるかもしれない。

 そのときは、君の手を握って隣にいたいです。

 僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。


 がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。

 君ががんばれるならば、僕もまた同じです。



 嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!

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〔8月18日〕Fさんへ。

 最近こんなニュースを見た。

 企業研修にアートを使うというのだ。

 あるアートをみて、何を思うか話し合う、あるいは、説明する。というものだ。

 すると、参加者たちの、隠された考えなどが、見えてくるという。

 意外と、前向きな感想が多かったりして、意外な印象をうける企業があるとか…。


 アートを見て、自分なりの解釈をもつ、という行為は、案外いいのかもしれない。


 僕は、個人的に、静岡の県立美術館にある地獄の門に圧倒されます。

 あと考える人のほかにも、数点、ミケランジェロの彫像があり、圧倒されます。


 理屈で考えても答えが出ないときは?

 案外そういうものを見た時、ヒントがあるかもしれない、わからないけど。

 しかし、出した答えは、君だけのもののはずだ。

 僕は笑顔の君が見たい。時間をかけて、自分の答えを、出していいんです。


 がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。

 君ががんばれるならば、僕もまた同じです。



 嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!


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 Fさんへ。

 今日は実は夜勤です。午後3時すぎにコンビニにより、あとは明日の昼まで仕事です。

 今回はサウナによらず帰ろうと思う。少し、漫画に本気で向かい合いたいから。

 そんな感じでがんばっています。

 君は今、どんな風に暮らしているのだろう…。


 いつか出会える奇跡に賭けます。

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〔8月19日〕Fさんへ。

 最近こんなニュースを聞いた。

 今日は夜勤明けだったので休みです。

 車でちょっと出かけました。その際、録り溜めしておいたラジオを車内で聞いていた。

 以前書いたけど、ラジオを録り溜めできる機械を買って以来、車内ではいつもそうしています。


 ラジオでこんな事を言っていた。

 日朝交渉が再会、あ、ちがう、再開したと。


 聞くと、戦時中の遺骨回収の件で、北朝鮮が日本側と交渉する意思があるという。


 このニュースには事実とは違う要素があるようだ。

 ともかく、日本側では、これを拉致問題の交渉再開と勘違いする人が、ものすごい多いという。


 専門家はこういう。

 もし、福田政権がもう少し続いていれば、もしかしたら?拉致問題のいっそうの前進があった筈、と一般に言われている。と。そこから何が言えるのかと言うと?


 ともかく「交渉」というのは、中断すること「なく」、継続して続けるのがいいのだと。


 仮に一向に前進しないにしても、ともかく交渉「そのもの」だけは、中断しては「いけない」というのだ。1度中断すると、またゼロからやり直しになり、ますます絶望的になる、というのだ。



 歴史を見ると、こういうものもある。

 沖縄がアメリカ支配下だった時代、日本は返還交渉の糸口を探していた。

 一向に糸口は見出せず、沖縄のアメリカ化は時間と共に加速していた。

 アメリカ側は、時間をかけて、沖縄人の沖縄人としての自覚を促す政策を掲げたし、基地に依存する経済体制を構築した。時間をかけて日本から独立する意思を、沖縄に巻く意図だ。それがいいことか悪い事かはわからないが、アメリカが自国の利益のために、バイアスをかけていたのは事実だ。

 現在ものこる沖縄の基地依存体質と、沖縄人としての民族意識は、歴史の結果だと思う。


 当初アメリカ側が、沖縄を遠い将来、日本から独立させようとしていた、あるいはそれに近い状況を目指していたのは疑いようも無い事実だ。日本側は意見もいろいろあるだろうが、沖縄を返してもらうようアメリカに何年も交渉していたが、無視されつづけていた。


 しかし、あるとき状況が変わる。

 日本の産業が、復活し、繊維業がアメリカ経済を圧迫しだしたのだ。

 1970年代、アメリカでは日本の品質もよく、安い繊維が圧倒的なシェアをもち、アメリカの地元繊維業界に危機的な打撃を与えていた。(映画「バックトゥーザフューチャー3」で60年代のドクが、日本の製品は安物の品質が悪い事を言っていたが、70年代にはこの悪評は改善され、安くて品質のいいのが日本の持ち味になっていた。当時、ナイキが日本で生産したシューズで、シェアを広げたのは有名な話だ)

 アメリカの繊維団体は、政府に強烈な圧力をかける。

 アメリカにおける政府への圧力とは、献金とロビー活動だ。日本の根回しと収賄とはちがう。

 アメリカの繊維業界は当時のアメリカ政府へ強烈なロビー活動と献金をして、日本と交渉するよう促した。


 アメリカ政府は考えた。普通に考えて、日本が折れるはずが無い。

 しかし、沖縄返還を条件にだせば、不可能も可能になる、と。


 この交渉は正式には認められていない裏交渉だ。2つの交渉は独立していて関連はなく、単なる偶然であると公式にはされているが、日本が繊維輸出を手控えたのと引き換えに、沖縄が返還されたのは、誰が見ても明らかだった。

 当時「糸(=繊維)を売って縄(=沖縄)を買った」と揶揄されたらしい。


 上記のような交渉の際も、日本があきらめず、継続してアメリカ側に訴えていたから、実現した事になる。



 こんな風に思う。

 たとえ実現不可能な交渉であろうとも、中断が長引けば、実現の可能性が薄れる。

 「継続した」アプローチが重要なんだと思う。


  …もし、今もなお「交渉」という戦いの場にあるなら?

“彼ら”の最大の弱点は、自分たちは準カルト的集団であり、本物のカルトではないと「思い込んでいる」点だ。

 だから、公式の立場を大切にする。

 交渉するなら、相手の職場を訪ねるのが、最も効果的と以前書いた。

 この事自体は間違っていないと思う。

(公式の立場が優先される職場では、彼ら的行動はかなり制限され、まともな人間としての対応が要求されるからだ)

(さらに、そうした“公式な場”において、その人物の変った普段の姿を暴露するというのは、相手がもっとも嫌がることでもある)

(証拠などあると、なおさら効果は増す)

(でも、やり方と出すタイミングを間違えると、空振りに終わる事もあるので注意がいると思う)


 仕事を妨害するような事をすると、営業妨害とされてしまうから、そのへんのところを“かわす”やりかたがいい。

 例をいうなら、面会の約束を取り付けに来た、もしいるなら、今会いたい、といった風にだ。


 もしくは、会社関係者に別れたい理由を書いた手紙を複数送り、助力を請う旨伝える方法。上手くいくはずはないが、相手に揺さぶりくらいはかけられると思う。

 どうせ向こうは年中、きみに揺さぶりをかけているのだから、そのくらいやっても大丈夫だと思う。



 過去の離婚ケースを徹底的に調べ上げて、似たケースや、そうでないケースや、いろいろ調べるのは、もしかしたら意味があるかもしれない。

 可能ならば、“彼ら”の離婚のケースに集中して調べられるならなおさらいい。

 うわさレベルだけど“彼ら”の中で離婚は意外と多いと聞く。


 これは、やれという意味ではない。しかし、何かしらの行動のヒントとして、君のインスピレーションに訴えかけ、より現実的な行動に繋がればと思い書いています。

 どこに有効なヒントがあるか解らないので書きました。



 ただ、相手が奸物かんぶつ(=【奸物姦物】悪知恵にたけた人。腹黒い人。)的素質に長けた人物な場合、簡単に避けられてしまう可能性もある。

 それでも、この方法は、基本的に有効な手段だから、上手くいかなくても、何度でも工夫を重ねてやるのが、いい方法かもしれない。


 こんな事も思う。

 もし、君の交渉相手が高い学歴の保有者である場合は?


 高い学歴をもつものはそのつながりをいつまでも大切にする。



 上記のような状況下で、こういう友人関係(=古い学友ネットワーク)の中の第三者に言うのも、一つの手だと思う。

 本人も自分の知らないところで、自分の評判が形成されるのは嫌な事だと思う。

 特に、第三者に、知られたくない事が広がってゆくのは、嫌なはずだ。

 交渉中であるなら?こうした手段も1つの手です。

 

 …でも、交渉相手が“彼ら”であるなら?その特徴は、心が折れても3日で立ち直るところだ。

 多くの仲間に言いくるめられて、すぐにもとのサイコパスっぽい人格に戻る。

 なんで「そう」なるのか?

 推測だけど、そちらの世界には「そそのかしキャラ」がいるのではないだろうか?

 せっかく暗示が解け、正常な思考にもどった人物に「そそのかし」をすることで、元のサイコパスの影響下にある人間に戻してしまうのだ。

(多分だけど、君の周りにも「そそのかしキャラ」はうごめいていると思う。気をつけて!)

(「そそのかしキャラ」は悪役の定番として古来から存在する。物語の世界で古くから有名なのは、ピノキオに登場するやつだ。

 ピノキオはそそのかされて、悪事をしてしまう。「そそのかし、善人に悪事をさせるキャラ」というのは、古くからいて、また、同時に嫌われていたのだと、このことからも解る)



 それでも、諦めずに何度でもやるべきだ。

 相手にも社会的地位がある、ワガママを完全に通しきれるものではない。

 君は被害者なのだから、相手に遠慮する理由はまったくありません。


 もし、離婚を前提に交渉中なら?

 毎回、離婚届を相手に渡すべきだ。

 離婚届自体は、役所に行けばもらえるものだ。

 何度も渡すには大量の離婚届がいるかもしれない…。

 でも、大量にもらえないという話はきいたことがない。

 もらえなくとも、行政書士などに相談して、大量に入手する方法を模索すればいいし、最悪でも、毎日役所の窓口に行き、一枚づつもらうという方法もある。

 繰り返す事は重要です。


 君自身の声をどこかに表明するのも、一つの手です。

 でも君は僕と違い、言葉にするのが苦手な感じの人だ。

 君は行動で自分の意思を伝える。

 だから、やるなら、何度でも「行動」するのが、いいのかもしれない。


 どこかにかならず突破口があると信じて。


 でも頑張りすぎると疲れてしまう。

 適度に休んで、自分の時間を作って、リフレッシュしてほしい。

 なにをやるにしても、まず自分自身が崩れ去っては意味がないと思う。

 周囲も助けてはくれないし、自分のためにもならない。


 なにをやるにしても、自分自身に誠実である事が、重要だと思う。


 そういうのダメかな…?Fさん。

 誠実さと優しさは共存できます。

 ペースをつかんで、ペースを作って。ゆったりと、微笑む時間を取り戻しつつ、それでいて毅然とした態度を維持する。

 …そんなイメージ。君に送ります。


 がんばれ!多くの見えない味方は、君を応援しています。

 君ががんばれるならば、僕もまた同じです。



 嫌がる君をむりやり動かそうとする世界が、消滅する事を信じます。がんばれ!まけるな!


(この物語はフィクションです。登場キャラクターは実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

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