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第48話  ー過去の整理と、人生を生き直す意味を込めてー

〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

 これは以前2度ほど載せて、消した事のある話を、修正して掲載したものです。

 初稿はおそらく2009年12月ごろに1度載せ、消したものと思います。

 したがって作中の、時間に関する記述は、2009年時点のものとご了承ください。


(この物語はフィクションです実在の人物・団体等とは一切関係ありません。当然登場人物は全て架空の人物です。)


 過去の整理と、人生を生き直す決意の意味を込めて。




 仮説

 これは真実に近いなら僕の愚痴、遠いなら自己正当化になる話。

 誰かを非難したいのではなく自分の記憶を整理したくて書いたものです。

 恨みはありませんとっくにどこかに忘れてしまいました。

 果たして運命は再び彼女と繋がっているのでしょうか?

 奇跡を信じれる日を期待していいのでしょうか?

 

 昔、親友がいた。

 僕がそう思っているだけかもしれないけど、当時はそう思っていた。

 彼は頭にある円形の脱毛箇所をものすごい気にしている、

 そしてなぜそうなったかには理由があるのだが誰にも語らない、

 僕はその理由を知る数少ない人間の1人だった。

 小1くらいからの付き合いだから気が通じていた。

 中学に入ると急によそよそしくなる、けど塾で会う時はそれまでどうりだったので気にならなかった。

 高校時代別の学校になり疎遠になる、

 けど1度だけ箱根の温泉に誘われた、けど、その時のメンツがしっくり来ない、

 まるで僕を誘い出す事を前提にした人選になってる、その4人の繋がりは奇妙に感じた。

 うち1人は小学校低学年時代引っ越していったやつで、その温泉施設も彼の親戚の保養所という事だったが、

 あまりの変わりようにどうしても同一人物と思えなかった、2~3昔の話をしようにもはぐらかす。

 昔メガネをしていたがその時はしてなかった。


「コンタクト?」

と訊くと。そうだと答える。


 その日は一泊したが、コンタクトを交換している様子もないし、コンタクトケースも見ない。

 そのうち、

「直ったんだ、目。」

 とか言い出す始末。


 レイシック手術が一般的でなかった時代だったが、レーザーで視力が直るという雑学は知っていた。

 なんでも都合よく解釈して自己完結する僕。

 このクセが彼女との悲劇にも繋がっている。17年必死に直そうと努めた僕の欠点。

 この時期はちょうど彼女をはじめての映画にさそった後の出来事、何者かが僕を探り始めていた時期だ。

 本当に彼は本物だったのだろうか?その後彼からも、僕が親友と思う友達とも連絡はない、

 こちらからかけてもそっけない。2度と会う機会は無かった。

 大学時代連絡を取ろうと親友と思う友達の実家に電話したらお母さんがでてありえない拒絶反応。


 そちらの世界では親族間のつながりもあると聞く、

 この僕が親友と(実は本心では今も親友と思っている、機会があれば旧交を温めたい)と思っていた彼には

 同い年のいとこがいて、まるで似てない。


 そのいとここそ、以前書いた僕を昔からいじめていた天敵の彼で、

 実はひそかに君を好きだったりするあいつだ。

 文集に僕と君が並んで載ってるのを見て血相かえて凄んできた彼だ。


 その後にらみ合いをして勝つわけだけど。ちなみにちょうメジャー球技きゅうぎ部の花形ポジションだった。

 僕は彼が君を好きらしい事を話した。たぶん神社ではなく造成地でだ。すると君はこう言った。


「あの人突然鉛筆貸してとかいうの」

「それ好きだからだよ」と僕、今おもうとスゲー自信だなと思う。

「ええっーーー」と君。ものすごい認めたくないそれというリアクション。


 そして僕はお人よしな事に彼をほめた。

 人格そのものには確かに問題はあるけれど、行動力やその他はリーダー的素質があり、

 彼は僕が持っていないものをたくさん生まれながらに持っていたからだ。

 だから、素質を生かしきれてない、残念だと説明したと思う。


 ぼくがそんな話を展開すればするほどもうこの話やめたいというオーラ全開になってゆく君。

 それに気づいてやめた。そんな感じの記憶としてある。

 もし彼もそうだったとしたら、あの時の君のリアクションが説明できる。

 思い違いだろうか…

 もしそうなら小1の時からのいじめ=いじめられの関係が少し説明できる。


 「お前わざとやってる?」

 僕がドジな勘違いをすると決まってこういうやつが、子供の頃2~3人いた。

 彼らは小学生当時の先の花形ポジションの彼と仲良しグループだった。

 僕は子供の頃からドジだった。だからドジをするたび言われた。


 そして全精力をもって論戦を挑みいいがかりの論破を試みる。

 僕の話術はこうして形成されていく。


 東京での経験が1つの可能性を提示する。

 東京ではある日世界が一変して以来本当にいろいろ経験した、

 善良な市民の裏面をこれでもかと言わんがばかり見せられた。

 もしかしたら手配リストの最上位ランクになっていたのだろうか?ま、それはともかく…。


 わざとミスをして相手をいらつかせる技術がある。

 この技術の存在を知っている人間だったら

 人がミスをしていらついた時つい相手にこんな事言ってしまうのではなかろうか?という可能性だ。

 ちなみに「お前わざとやってる?」と中心的に言っていた彼は

 その後僕が登録した同級生を探すサイトを通じてメールしてきた。

 メールする仲でないことはお互いよくわかってるはずなんだけど。

 ちょうど僕が会社をやめ漫画に集中して悩んでいた時期だと思う。

 本来は彼女からのメールを期待した登録だったのに…。


 実はこの時期実家に帰ることを考えていた、けど当時親しかった友人に止められる、

 もっと東京で頑張ってみろよと。

 この彼とも先の東京でのありえない猛襲の中ありえない音信不通になる。

 10年来の付き合いだったのに…。


 ある日彼の家で仮装パーティーの写真を見つけた、彼が仮装してる写真。

 サークルでこんな事やるんだと聞くとやらないと答える、

 じゃあ何かと問うと物凄く聞くなそれというリアクション、話は続かなかった。

 そういえばこいつには君の話も数回した、するたび猛烈な拒絶反応、まるでタブーのような扱い…、

 偶然と信じたい、けど、勢いで連絡手段をすべて破棄してしまった。もう2度と会えないだろう。


 彼が止めなければ7年ははやく実家に帰っていた。


 その時君はどうしていたんだろうか?どこまでが偶然で、どこまでがそうでないのだろう…

 誰か張り付く役の人がいるという事だろうか?

 今もいるのか?向かいのひとか?ベランダで姿を隠していると感じた、

 携帯の着信音が聞こえ向かいのベランダあたりで切る音がした、ベランダは無人、

 しゃがんでいたのでしょうか?仮に違うにしても誰か近くにいたのは確かでその人は隠れていた。

 2年前帰省時に甥と出歩いてジロジロどこへ行っても見られた事はどこかで書いたと思う。

 全てつながっているのだろうか?


 可能性の問題です。

 ただ自分の人生は平均中の平均と思っていて、問題は自分にあると思っていたけど、

 どうもそうではないような気がしてきて。

 最初仲良くしていた人が時間とともに疎遠になるのは100%自分のごうと思っていたけど、

 そのうちの何%かはそうでもないのかもしれない。比率がどのくらいなんてわからないけど。


 もしそうなら根は君と出会うよりもっともっと前にあったのかもしれない、そう思った。



 そんな考えで過去を振り返ると、実は嫌なやつだなと思っていたやつほど、

 本音をさらしていたんだという事実に気づく、あれは加工されてない生の感情だったと、

 振り返った今そう思う。


 そう思うと、もう少し仲良くしておけばよかったななどと思ってしまう。

 なんだか、すっかり人を見る感覚が変わってしまった。

 より真眼に近づいたと思いたいところです。


 これは、そんな仮説の中から思った感想、根拠はない。感覚がそう訴える。

 僕が“彼ら”の名をはじめて聞いたのは小4の時だと思う、ある同級生が僕がそうだろとやたらしつこく聞いてくる。

 その時はじめてその名を知った。

 その同級生はいじめっ子で仲は悪い、結構でかい家に住み、若干セレブリティーの高いやつ。

 ものすごくしつこく聞いてくる。

 どうやら僕がローラースケートを家の近くでやっていたのがそう思った発端らしい、

 ローラースケートの音が「地鳴り」の様に不快に感じたのだろう…


 今にして思うとなぜそう思ったのか?どうしてあんなにしつこかったのかがなんとなくわかる。

 そしてその後一家で引越し消えた。

 そして、その名は高校2年の時彼女から聞くまで2度と聞かなかった。


 実は僕が東京に言ってるあいだもそれほど親しくも無い同級生のお父さんが僕が今どうしてるか聞いてきたという

 不自然に感じた。

 その同級生は僕が親友と思う彼とどういうわけか僕以上に行動を共にする機会が多い、

 そして話を聞くとその彼のお兄さんが登場し、そのお兄さんの車で3人かそれ以上でどこかへ行くという話しを良く聞いた。

 そしてどうして僕がその輪に入れないのかいつも疑問だった。



 高校時代も吹奏楽の男子メンバーで山だったかな…行くプランが出た、

 部員の1人が別荘?なのかともかく宿泊施設を持っていてそこに男子部員だけで行く話しが出る。

 この話乗り気でなかった、そしたら中止になったという、だからホッとした。


 けどしばらく後雑談のなか中止になったはずのキャンプの話題がでる、

「あれ、その話中止になったんじゃなかったの?」と訊いた。

 皆しまったという顔をして、その別荘の持ち主の彼が

「あの後やっぱやる事になったんだ。急に決まったから誘えなかった」

 と言われた、

 言い訳にもマニュアルがあるのだろうか、似た言い訳を東京でも別の誰かから聞いた。


 この彼にはもう一つ印象的なエピソードがある。

 彼のお父さんが交通トラブルで危ない職業の人ともめてしまい家に数人のそれ系の人達が押し寄せてきたという話。

 するとその中の1人が知り合いでまるく納まってしまったという話を聞いたことがある、

 もちろん無関係なエピソードと信じたい。


 彼については1度だけ彼女が言及したことがある、1度だけだから印象的。

 当時彼には部内に彼女がいた。僕の彼女は2人について付き合ってる以上の関係である事をあかす。

 キス以上の関係、まあ仲よさそうなのだからそうかなとその時思った。

 彼女が女の子同士でそんな話をしているのが意外だった、そしてなぜか非難めいているのが不思議だった。

 僕らも同じなのになぜ非難?まるで咎められないのがずるいと言わんがばかりだったのが印象的な記憶。

 それとももっとダークな意味だったのだろうか…


 対象の人格を把握するというのも重要な事柄なのでしょうか? 

 高校時代も監視役と思しきいつもいるやつに文庫を貸して返ってこなかった事がある。

 それから、東京でも僕がマックに忘れた「ノルウェーの森上巻」を誰かにとられたみたい、

 翌日行くとお店の人は忘れ物などないというし、

 本屋で働いているとワザとらしく「じつはなくしちゃって同じ本また買ったんだよ」とさる人、

 やはり親しげだがよそよそしい。


 ちなみにですが僕の問題もゼロでないことはご存知の通りです。

 コミュニケーションスキルゼロの僕に無罪が確定するとは思っていません。


 現在においても完治したとは言いがたい。



 話は戻って… 昔から、小学生の高学年くらいからか意識した、どんなに仲良くしても壁がある。

 だから、TVドラマに出てくる友情とか思い出とか虚構だと思っていた、実際に見たことないからだ。

 …いや、ある、思い返すとわずかながらあるんだけど、すごい居心地わるくて楽しめなかった。

 僕にとっての友情とは、いつ疎遠になってもあとくされない関係こそ真の友情と本気で思っていたわけだ。

 そういう環境で育ったし、皆他もそうだと思っていた。

 成長するにつれ、何かがおかしい、どこかがおかしいと思っていた時、君にであった。

 君の人との距離のとり方は僕と似ていた、そして“本物”が何か探していた。

 君がしがらみの外に目が向いたのもそんなとこがあったのだろうか?君の主観がどうなのか確かめたい思いがします。


 僕は“本物”のいたわりを感じて君にこそ答えの何かがあると感じたのだろうか

 君も1人が好きだった、似てると思った。

 だから、もし今度会う機会があったら君の子供時代のこと聞かせて欲しい。そう思った。


 どこかで書いていると思う、“表現されない人間はいないに等しい”。


 どんな環境でも生きたければ表現し続ければいいのだと思う。

 “人は話せば通じ合える”これは僕が君と出会って最終的にたどり着いた結論、

 先述の“表現されない人間はいないに等しい”はこの手段に相当する概念。


 この考えがあるから、上手く説明できないけど、まだ前へ進める。

 君との出会いが会ったからこそ、まだ諦めず前へ進める。

 君が今も支えになっていたりします。より身近になれる日を信じて…。

 



 蛇足です、

 以前CBSドキュメントを見ていた時の事、イギリス人の年配のシスター。無償で貧しい人のため毎日骨を折るすごい人。この人も人間の醜い部分を散々経験している。それでも笑顔。

 インタビュアーがシスターの意外な趣味について質問する、本当に意外な趣味。

「シスターはスタートレックがお好きなんですか?、ただのドラマですよ」

 アメリカではスタートレックファンには“トレッカー”という愛称があり、日本のオタクと同じある種侮蔑的意味合いが含まれる。シスターは言う。

「だってあの中には愛や正義があるんですもの」



(この物語はフィクションです実在の人物・団体等とは一切関係ありません。当然登場人物は全て架空の人物です。)


〔メンテナンス中でもあきらめずに何度も“更新”を押せば意外とつながります。〕この物語はフィクションです、それはそれはこわい都市伝説風恋愛ストーリーです。けっして現実ではありません。だから訂正も修正も削除も受け付けません。フィクションです。真に受けないでください。とくに年配の方。この物語は実在の人物・団体等とは一切関係ありません。リアリティーを追求した描写が売りなだけです。フィクションです。特に既婚女性を意識して書きました、細かい描写も注意してお読みください。著作権法上の権利者である私が原文のままのコピーに関してのみ許可します。1文でも付け足したコピーは違法です。ご注意を お金に興味はありません、心の充足が大事です。同じ物語を彼女側から書いたものも構想中ですが、女性心理がわからず苦戦しています。アクセスができなくなる前にぜひ感想をおよせください

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