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歌詞、理想下回ってぴえん  作者: 大場冥加
6/100

涙ぴたぴた

砕けた恋のカケラが今

皮膚のヤワヤワとした

はだ色に突き刺さって

ジリジリジリジリリと

心臓をこれでもかと

えぐり続けているよ


どうしても消えない

どうしても消えない

あなたのことも

この胸の痛みも


いっそこのまま死んでしまいたいよ

涙に埋もれ死んでしまいたいよ

笑顔が見つかる気配とか何一つないから

涙ぴたぴたひたひた死にたそうに落ちる

涙ぴたぴたひたひた死にたそうに落ちる


こぼれた哀しみのしずくが

濃く濃く染み渡って

胸の皮膚の辺りから

ジワジワジワジワワと

耐え難いほどにずっと

溶かし続けているよ


前を見て歩けば

進むと思ってた

透明な壁あるとは思わずに


いっそこのまま死んでしまいたいよ

闇に犯され死んでしまいたいよ

他人用の愛でもいいから少しだけ分けて

夢がギラギラきらきら心の根に宿る


もうすべてが分からなくなっている


いいよこのまま死んで構わないよ

何かに埋もれ死んで構わないよ

何かが見つかる気配とか何一つないから

何かぴたぴたひたひた

死にたそうに落ちる


何かぴたぴたひたひた

死にたそうに落ちる

いいよこのまま死んで構わないよ

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