この素晴らしいチ〇コに祝福を!
タイトルって大事だよね。みんなもそう思うよね。
なろうでPVを稼ごうと思ったらタイトルとあらすじが何より大事だと、某巨大掲示板に書いてあった。ランキング上位の作品を眺めると、嫌でもタイトルに共通点が見えてくる。とにかくタイトルが長い。
「無能呼ばわりされてパーティを追放された俺ですけど、無能を極めて全ての魔術を無効化します」とか、
「太りすぎて豚に間違われて屠殺されそうになった僕だけど、ライザップで超絶イケメンになりました」とか、
「学年最下位でクラスメート全員に馬鹿にされていた僕だけど、進研ゼミを始めたら見る見る学力があがって東大に入学しました」とか
そんな感じで、まあ長い。
一般書籍の短いタイトルに慣れ親しんでる俺としては違和感しかないが、某巨大掲示板にこんな書き込みもあった。
「なろうのタイトルはAVと同じだ」
AVに慣れ親しんでいる俺はこれを読むことで納得できた。そういうことか、と。
DVD屋でAVを選ぶ際、面倒だから一つ一つ棚から取り出して吟味などしない。まずはタイトルを眺めておおよその内容を把握し、気になるものだけを手に取る。
なろうの場合もこれと同じで、膨大な作品の中からタイトルで内容を判断し、どれを読むか決める読者が多いというわけだ。
それならばAVのタイトルから学ぶことは多そうである。興味を引くAVタイトルを参考に、なろうのタイトルを決めればよさそうだ。
というわけで、さっそくGoogleで「AV タイトル」で検索してみた。そして一番上のリンクをクリックする。そのページには以下のようなAVが紹介されていた。
「冬のクソナタ」
「とっととハメ太郎」
「ミッション・チンコッシブル」
「シアトル・ヤリナーズ ちんこイジロー」
「パイレーツオブカリびんびんやん」
その他にも秀逸なタイトルが多々あり、それらを参考に今回のタイトルを決めた。
さて、どれだけの人がこのタイトルに惹かれてクリックするのだろうか。
最後に、めくるめく冒険活劇的なモノを期待していた貴方にあやまっておきます。なんかすみませんでした。