表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界サポート承ります!  作者: テスタメント
1/2

プロローグ「異世界召喚」

久しぶりに筆を取って見ました。テスタメントです。

異世界召喚やら転生やらをメタってみようと、まぁ一つ

更新は気ままにしていくつもりです


もはや異世界とは非常識にあらず、常識となった──





日本某所、春もうららかな午後を神庭シオンは歩く。放課後の通学路だ。日はまだ高く、日向はぽかぽか、眠気を誘う暖かな空気にあくびをかき……ぴたり、と止まった。それはとある光景を見たからだ。前に居るのは一人の少女、髪を後ろで纏めた大人しそうな娘である。そこはいい。問題は彼女の足元にあった。

魔法陣。何の、だの聞くまでもない。それは召喚の陣だった。シオンは舌打ちをすると、懐から携帯端末を取り出し、見もせずにアプリを立ち上げながら走る。それに気付いたか、少女がびっくりした顔で振り向いた。瞳の大きな、小柄で素朴な娘だなと思いながら手を突き出す。解呪──不可。遅延──不可。これは人の術ではない。シオンには止められない。だが。

介入ーー可。

そこまで確認して、叫ぶ。ただひとつを。


「間に合え──!」


直後、シオンと少女は光に包まれたのだった。



■『異界転移完了、二名の存在は世界によりロックが掛けられました。以後、ロックを解除されない限り、異世界転移は不可能となります』

■『第三位、神庭シオンの能力限定解除を第一位、叶トウヤの執行票投票により行いました。反対票は現時点でありません。能力を行使し、職務を果たして下さい』

■『転移した少女に神とおぼしき存在からの介入を確認しました。権能の一部を移植されています。能力は不明。勇者と判断します』

『以上』


光が収まっていく中でシオンはため息と共に端末から流れる声を聞く。そして目を開いて周りを見渡した。辺り一面の野原。先ほどまで居た通学路とは明らかに違う場所、日本でもなかなか見つけるのは難しい遠くまで見渡せる野原だ。とりあえず今すぐの危険はない、と判断して、地面にぺたんと座り、きょとんとこちらを見上げる少女を見返した。


「あ、あの──」

「言いたい事、聞きたい事は沢山あると思います。とりあえずこれをどうぞ。"向こう"のコンビニで買ったばかりのもので、蓋も開けていませんので、安心してください」


そう一気にまくし立てると、鞄の中から取り出したお茶を手渡す。後で職場で飲むつもりだったものだ。少女ははぁと頷きながらキャップを開けて一口、二口とペットボトルを傾けた。それを見て、少し落ち着いた事を確認してシオンは頷いた。


「落ち着かれましたか?」

「は、はい。あの、お茶ありがとうございます」

「いえ、それはそのままどうぞ。さて、まず最初にお伝えしなければなりません」


少女に目線を合わせ、懐に手を入れる。一応念のためと入れていたものがまさか役に立つとは。苦笑し、それを取り出すと彼女に差し出す。

それは名刺だった。


「ここは日本──いえ、我々が住んでる世界とは別の世界です。つまり異世界となります」


はぁとやはり生返事をしながら少女は名刺を受けとる。そこにはこう書いてあった。

『異界サポート組織グノーシス。貴方の異世界サポート承ります』と。


「はじめまして、グノーシス第三位、神庭シオン。これより、貴女の現世界でのサポート並びに護衛をさせて頂きます──どうか、よろしくお願いします」



設定等はそれなりに組んで来ましたが、EXシリーズとかつて一緒に執筆していた方々のキャラをお借りして行こうと思います

つまりかつてのオリ主さん達も出して行こうかなと(一部の作者さんには話だけしてる状態です)

まぁ見切り発車ですので生ぬるい目で見ていただければ幸いです

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ