魔導適正検査②
こんにちは!
なんか上手く検査までの、導入が書けなくてこんなだらだらになってますが、よろしくお願いします!
魔導適性検査は、定刻通り始まった。
「これより、魔導適性検査を始める」
そう告げたのは試験官であるリュシアン・ベルナール。この国の宮廷魔導士官の一人だ。
長身に、ブロンドの髪を丁寧に整えており、魔導士官の服装を着こなしてる。
(いかにも、宮廷魔導士官らしい男だなあ。どうせいいところのボンボンだろうな…)
と無意識的にシャーロットは冷ややかな視線を向けた。
まぁ、許してあげて欲しい。こいつ、前世も今世も孤児。彼女にはどう足掻いても手に入れられなかったもの持ってるから羨ましいんでしょう…by神。
だそうです。てかそもそもお前がミスらなきゃあこんなにならんかったわ。
…まあそれは置いておいて。
リュシアンによる、魔導適性検査の説明が始まった。
「受験者達は、これから受けつけた順に検査を受けてもらう。この先にある大聖堂にある、水晶玉に触れてもらい魔力測定をする。魔力の強さに応じて、反応が異なる。今までで一番の魔力量を持った奴が水晶に触れた際には、大聖堂の本殿中央にある、何万年も咲かなかった大樹が開花した事例がある。まあ、流石にそんなことにはならないと思うが…」
受験者達がざわつく。
そりゃあ、そうだ。
大聖堂にある、大樹。大聖堂本殿はドーム状になっている。天井はステンドガラスによって彩られており、真ん中には見事なシャンデリアが飾られている。で、その真下。何万年も前からあり、大聖堂にまでツタを伸ばしているのにも関わらず一度も葉っぱ一枚ですら宿さなかったこの木。
国に代々伝わる伝記によると、一度だけ花を咲かせたことがあるらしい。それも、この国随一の伝説の魔導士官が試験を受けた際に…
教会関連の人間ならば知っているだろうが、一般層にはそこまで広まっていないから多分今そのことを知った人が大半だと思う。
(たださぁ…私は知ってるのに、何故にシスターは初めて知ったような反応をしているんだい…?)
シャーロット、シスターを横目でチラチラ。
シスター、「えぇ〜…そんなことあったのねぇ…」
と目をぱちくり。
どうやら本気で知らなかった模様。
(やっぱポンコツだなぁ…)
まあ、いつものことだ。シスター=ポンコツ、これは一生変わらないだろう…
ありがとうございました〜




