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愛しき魔王様はレベル1  作者: あおい夜
一章 赤ちゃんは魔王様
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はじめましての自己紹介

部屋に何も無いので魔王様とオレでお喋りすることにした。

(しかし何を喋れば?オレもこの世界にきたばかりだしな?)


「う~?あ~あ?」

「ん?、、、誰って言ったのかな?オレは金木 連夜ですよ」

「う?」

「連夜です。れ、ん、や」

「えーあ?」

「連夜」

「レーア」

「お、近くなりましたね?連夜」

「あ、う、レーヤ!」

「んは言いにくいか、、、そうですよ、レーヤです」

「あう、レーア、、レーヤ、レーヤ!」

「うんうん、オレはレーヤですよ魔王様」

「まーう?」


今度は自分の名前を言おうとしているみたいだ。

(一生懸命で可愛いよな)


「魔王様」

「まーうちゃ?」

「あ~、、、難しいか。魔王様には、赤ちゃんにはハードル高いよなぁ」

「まーちゃ?う?う~、まーちゃ、う~っ、やっ!まーちゃ、や!」

「魔王様は嫌ですか?言いにくいから仕方ないですよね。もう少しすればちゃんと言える様になりますから大丈夫ですよ?」


そう言いながら魔王様の頭を撫でると言えない事はどうでも良くなったのか魔王様は嬉しそうに笑った。

(あ~!本当に赤ちゃんは可愛い!本当に可愛い!)


「きゃっきゃ、レーヤ!レーヤ!」

「うんうん、レーヤです」

「うんん、ふみゅ」

「ああ、オネムか?よしよし、寝んねしましょうね?」

「あう、、む、、ん、、、すぴー」


魔王様は少しはしゃいで疲れて眠ったようだ。

(赤ちゃんは寝るのと食べるのと泣くのが仕事だもんな。いっぱい寝て大きくなれよ)


「っと、そういえば魔王様はあと二、三年はこのままなんだったっけか?けど、よく寝るのは良い事だよな、うん」


オレは小声でそう言ってこの部屋の近くに居るであろうサージさんと話すためこの部屋から出た。

(今度は魔王様が起きても大丈夫なように扉を少し開けとくか)


「サージさん、居ますか?」

「ああ」

「ちょっとお話したいことが」

「なんだ?」


魔王様の護衛をしているのかサージさんは呼べば直ぐに姿を見せてくれた。


「ちょっと聞きたい事と用意して欲しい物があって」


そう言って見ても分からなかった物の使い方などを聞いたり、魔王様の部屋に赤ちゃんに必要な物が必要最低限しかなかったので最低でもぬいぐるみ一つは欲しいということを言った。

(本当に赤ちゃんに必要最低限の物しかなかったもんな。赤ちゃんの部屋なのに清潔で綺麗というより殺風景だったからな)


「、、、分かった。他の奴らと話し合ってみよう」

「頼みます」

「分かったから魔王様の元に戻れ」

「分かった。と、サージさん」

「ん?」

「色々教えてくれて、ありがとうございます」

「、、、、。」


オレがそう言ってお礼を伝えるとサージさんは何故か驚いた顔をして固まったが、オレはサージさんに言われた通り魔王の部屋に戻った。

(知らない物の使い方を教えてくれたお礼を言っただけでなんであんな驚いたんだ?まぁ良いか、魔王様の可愛い寝顔でも見よう!)





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