夕食は大変?
何やらありそうな感じですね……
高松はホテルに戻ると、会社携帯から何処かに電話をし、それからホテルを出た。社用車で城北学院が泊まっている宿舎に着くと、中に入って行った。
「高松さん、待ってましたよ!……行きましょう!」
「鈴木先生……少し待ってて下さい」
「??…分かりました……」
高松が話終わってすぐ、
「お待たせしました、高松さん!」
「食事のお誘い、ありがとうございます!」
「!!…何で2人が来るんですか?」
「高松さんから誘われたんです、一緒にどうかと」
「反省等は、部員達に任せるのもいいかと思いまして……私も美味しい物食べたいし!」
「みんなで食べた方が美味しいですからね」
「そうですね!」
「お誘い、ありがとうございます!」
「そんな~……」
4人で夕食を食べる事になった。
高松の運転でお店に着いた。ここは、川野達と来た場所である。
4人でお店の中に入る。
「高松さ~ん!」
高松達は声の方を向く。川野がご機嫌な表情で高松に手を振っている。
高松はそちらに行く。3人も付いて来る。そこのテーブルには、榎本とその他に2人の社員が居た。
「どうしたんですか?」
「書類とかが見通しついたので、ここから頑張ろう会をしてます!」
「いいですねぇ」
「高松さんはどうしたんですか?」
「私がお世話になっている高校の先生方と食事に来たんです」
高松の後ろの3人は頭を下げる。川野達も頭を下げた。
「どうせなら、一緒にどうですか?……たくさんの人数で食べた方が美味しいですからね!」
「榎本さん、いい事言いますね……お言葉に甘えましょう」
高松は3人を促し席に着いた。
「高松さん、この前と同じでいいですか?」
「ご飯も大盛りでね、榎本さん」
「こちらの3人は?」
「何がお薦めですか?」
「初めてなので……」
「なら、お刺身定食ですね!」
「しかも大盛り」
「高松さんがそういうなら、私はお刺身定食大盛りでお願いします!」
「私も同じでお願いします!」
「加藤先生はどうしますか?」
「大盛りはちょっと……普通盛りでお願いします……」
4人の注文を川野は伝えた。
改めて自己紹介をし、話をしている。
「こちらには、どうして来たんですか?」
「ハンドボール部がインターハイに出場しまして……」
「ああ、インターハイは上越ですもんね!」
「そうなの?……榎本さん、よく知ってるね!」
「川野さんが知らな過ぎなんです!」
「私が女子部の監督で、加藤先生が男子部の監督です!」
「私は写真を取りに来ました!」
「高松さんは?」
「どんな関係なんですか?」
「2人のうちのどちらかが彼女とか?」
「気になる~!」
「……私は現在、毎週水曜日にこちらで講師をしています。縁があって、時々ハンドボール部を見てるんです……」
「そういえば……事業所に連絡した時、田中主任が言ってましたね」
「でも……高松さん、ハンドボール出来るんですか?」
「!?……高松さん、みなさんご存知無いんですか?」
「……加藤先生、あなたも知らないでしょう?……まぁ、少し教える程度なら、何とかなりますよ……」
話をしていると頼んだ物が届く。
「わ!……大盛りのご飯か2つ……」
「こちらでは、当たり前です」
「普通盛りで大盛りですね……」
「高松さん、知ってましたね?」
「私は一昨日来てましたから……残さず食べて下さいね」
「高松さんもやりますねぇ……だから高松さんと仕事するのは、楽しいんですよ!」
「俺も同感ですね……高松さん、信越支社に来て下さいよ!」
「それはダメです!……高松さんは大事な特別講師なんですから!」
「そうですよ、ハンドボールのコーチもあるし!」
「自分は、高松さんからもっと学びたいですね!」
「高松支社長、モテモテですね?」
「……企んでる笑いですね……」
「私も高松さんと仕事したいですけど……今は無理みたいなので、いつかという感じで辞めておきます」
「賢明です……今は北関東支社が私の場所です」
みんなは食べながら話をする。
かなりの量がある定食だが、何とか全員が食べた。鈴木先生と高木先生は、無理矢理加藤先生にご飯を上げていたが、それはご愛嬌。
高松は川野達と別れると、先生方を宿舎に送って行った。
その後、高松は1人で上越市内に行く。車はホテルの駐車場に止めている。
歩いていると、声を掛けられた。
「介っち!」
「なんだ、亮……どうしたんだ?」
「仕事だ……介っちはどうしたんだ?」
「俺も仕事だよ……」
「偶然だな!」
「そうだな」
「ここに石谷が居ればなぁ……国浦学院3人衆が揃うのにな」
「……迷惑3人組か?」
「そういうなよ……勉強はそれなりにやったんだから……」
「しかし、石谷はスゲェよな!」
「そうだな、世界チャンピオンを4人も輩出だもんな……誰もが認める名トレーナーだよな!」
「確かにそうだが……選手達には、迷惑トレーナーだったりしてな!」
「あり得るな!……石谷だもんな!……あいつ、元気かな?」
「元気だったぞ!」
「!!…会ったのか?」
「ああ、少し前にな!」
「俺にも連絡寄越せよ!」
「たまたま会ったんだよ……」
「あいつ、元気なのか~……」
「あんまり変わってねぇぞ……」
「なら……やっぱり迷惑トレーナーだな!」
「そうだな!」
「「あっはっはっはっは!」」
「道の真ん中で迷惑ですよ、お2人さん……」
「「!?」」
「デケェ声で笑いやがって!」
「石谷!…何でいるんだ?」
「用事があるんだよ!」
「随分久しぶりだが、用事は何だ?」
「亮……お前は何が言いたいんだ?」
「とりあえずは、久しぶりだと言いたいな!」
「本当に久しぶりだな!」
「亮が言ってたんだよ……石谷が居れば、3人衆が揃うってな!」
「本当に揃ったな!」
「そう考えると、この3人で会うのは本当に久しぶりだな!」
「まさかだよな!…新潟で揃うなんてよ!」
「本当にそうだな!」
「せっかくだから、ファミレスでも行こうぜ!」
石谷の提案により、3人でファミレスに行く事になった。
この後、この3人でどんな話をするのか、少し楽しみである。
懐かしい人達に会いました。
この後が気になりますね。




