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東方 白狐伝  作者: 蛸夜鬼
玖章 春雪異変の巻
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第四話 マヨヒガ

雪「⋯⋯つまり、今回の異変の原因は春度の減少。そして春度を集めている者は空に居る、という事だな」


魔理沙「そういう事になるぜ」


 魔理沙と、何故か一緒にいた咲夜の二人と合流した俺は人里内の適当な場所で情報共有を行っていた。といっても、俺達が集めた情報は殆ど同じ様なものだったがな。


雪「所で、何故咲夜はここに?」


咲夜「お嬢様から異変の解決を命じられましたので」


雪「成る程」


 つまりあまりにも寒いから早く異変を解決してこいと。まあ首謀者の居場所も分かったし、早速行くとするか。


雪「所で霊夢は?」


魔理沙「アイツなら、さっき博麗神社の前を通りがかった時に見えたぜ。何か空の向こうに飛んでいったみたいだぜ」


 ふむ、霊夢も勘を頼りに動き出したか。こうやって俺達は情報を集めなければ首謀者の位置も分からない以上、時々霊夢の鋭い勘が羨ましくなるな。


雪「さて、早速行こうか。この雪景色も見納めとしよう」


魔理沙「よっし! 飛ばしていくんだぜ!」


咲夜「薪も無くなりそうですからね」


 そうして俺達は人里を出ると、首謀者がいるらしき空へと向かった。



─────



雪「なあ、二人とも」


魔理沙「ん、何だ?」


咲夜「何でしょうか」


雪「⋯⋯何で空を飛んでた筈なのに小さな家の中にいるんだ?」


魔理沙「分からないぜ」


咲夜「魔理沙が冬の妖怪を弾幕ごっこで撃退し、落ちていく妖怪を助ける為に雪さんが地上に降りたらこうなりましたね」


 ⋯⋯俺と魔理沙のせいか。しかしここは何処なのだろう。見た感じ、少し古いが廃屋ではないようだ。現に誰かが生活してるような場所が所々に見える。


 トタトタ⋯⋯


雪「ん?」


 今、誰かが歩いていった様な⋯⋯そう思った所で一瞬時間が飛んだ様な感覚があり、次の瞬間


橙「にゃああああああ!?」


 知り合いの声⋯⋯橙の悲鳴が聞こえてくる。声が聞こえてきた方を見ると咲夜が橙を抱えて歩いてきた。


咲夜「雪さん、どうやら猫が紛れ込んでた様です」


橙「紛れ込んでない! 元々私の住み家だ!」


雪「橙、久し振りだな。咲夜、離してやってくれ。俺の知り合いなんだ」


咲夜「分かりました」


 橙は咲夜に降ろされると、起き上がり俺に駆け寄ってくる。


橙「雪しゃま、お久しぶりです!」


雪「ああ。橙がここにいるということは迷い家⋯⋯じゃなかった、マヨヒガか?」


 マヨヒガ⋯⋯東北や関東地方に伝わる奇談だ。訪れた際、茶碗なり家畜なり何かを持ち帰ると金持ちになれるという話だ。


橙「はい! 折角なのでお茶碗でも持ち帰りますか?」


雪「いや、遠慮しておく。折角会えたが、俺達も少しやらなきゃならない事があってな。すまないが出口を教えてくれ」


橙「そうですか⋯⋯」


 橙はシュンと分かりやすく落ち込む。う~む、子供の扱いに手慣れてないからどう答えれば⋯⋯。


雪「あー、橙。用事が終わったら後で遊びに来るから、それまで待っててくれないか?」


橙「にゃ! 分かりました!」


 どうやら機嫌を直してくれたらしい。その後橙の案内でマヨヒガから出た俺達は、気を取り直してまた上空へと向かった。

 はいどーも、作者の蛸夜鬼です。投稿遅れて申し訳ありません! この話のデータが私のミスで飛んでいったので書き直しておりました。


 パッパッと書き直したので少々粗い部分もありますが、今年の終わり間際には編集しますのでご了承ください。


 それでは今回はこの辺で。また今度、お会いしましょう!

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