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東方 白狐伝  作者: 蛸夜鬼
序章 古代都市の巻
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第四話 新しい隊員

今回は新しいキャラクターが出てきます。ではどうぞ。

 とある日の昼頃。勇也と明理の三人で昼食を食べていると、ある事を思い出した。


雪「そういえば言ってない事があったな」


勇也「何スか? 遂に八意様とのご結婚スか?」


雪「そんな訳ないだろ」


 勇也はいつもの様に軽口を叩き、明理は顔に疑問を浮かべながらスープを飲んでいる。


雪「実はな、俺達の部隊に新人が入ることになったんだ」


 そう言うと二人はポカンとした表情を浮かべると


勇也「は、はぁああああ!?」


明理「ブフッ! えっ、えっ?」


 勇也は大声を上げ、明理はスープを吹き出す。何をしているんだコイツらは。見ろ、周りの奴らが驚いてるだろう。


勇也「な、何でそんな大事な事忘れてるんすか!」


明理「そうですよ! 隊長何考えてるんですか! 言わなかったら勇也が新人イビリするでしょう」


勇也「お前も何言ってるんだよ!」


雪「確か綿月家のお嬢様だったか?」


二人「「えぇえええええええええ!?」」


 俺は二人の文句を聞き流して誰が入隊するか言うと、二人はまた大声を上げる。


 綿月家とは、都市でも有名な名家の一つだ。確か剣術に長けていて、家宝だか何だかに『祇園様ぎおんさまの剣』というのがあるんだったか? 綿月家には二人の姉妹がいるが、俺の部隊に入るのはその妹だ。


勇也「どうしてそんな大物が来るんスか!?」


明理「ウッ、驚きすぎて頭が⋯⋯」


雪「とにかく、明日には入隊するから歓迎するんだぞ?」


勇也「分かったっス⋯⋯」


明理「はい⋯⋯」


 二人は疲れた様な表情で頷く。全く⋯⋯あんな叫ぶから疲れるんだろう。今後注意する様に言っておかねば⋯⋯。


 そして次の日。


雪「それじゃお前ら。今日から俺の部隊に入る依姫だ。仲良くやってくれ」


 俺は三人にそれぞれ自己紹介する様に命令する。すると新人が前に出て自己紹介を始めた。


依姫「私は『綿月(わたつきの) 依姫(よりひめ)』です。まだまだ未熟者ですので、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします」


 依姫は主に刀を使う。まだ甘いところもあるが筋は良い。今後に期待だな。


勇也「俺は赤城 勇也っス! この隊のムードメーカーだな!」


雪「まあ、険悪な雰囲気でも明るくする事はあるな。逆に言えば空気を読まないとも言えるが」


勇也「えっ、そんな事思ってたんスか?」


雪「⋯⋯」


勇也「何か言ってくださいよ!」


 勇也の喚きを聞き流していると明理が依姫に近付く。


明理「黒沢 明理です。これからよろしくお願いしますね」


依姫「はい。こちらこそ」


 うん。この二人は上手くやってくれそうだな。真面目同士気が合うと良いが。


雪「さてお前ら、早速だが巡回警備だ。依姫」


依姫「はい」


雪「恐らく今回も妖怪が出てくる。お前の力を見させてもらうぞ」


依姫「了解しました」


 そうして俺達は巡回警備の為に外に出る。依姫は⋯⋯入隊した頃の二人よりも良くやってくれたと言っておこう。

 はい、どうも皆さん。作者の蛸夜鬼です! 今回の新キャラは依姫でした!


 他のssだと既に入隊してるというのが多かったので、主人公の部隊の新人として出してみました。如何だったでしょうか?


 あ、それと宣伝(?)みたいになるんですが、異世界物のオリジナル小説を投稿しました。これから両立していく事になるのでよろしくお願いします。


 それでは次回、またお会いしましょう!

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