カミングアウト
しばらく、シリアスな話が続いたので、今回はわたしのバカな話を書いてみました。「月猫のそんな話、興味無いよ」と思う方は、スル―して下さって結構です。
私が中学校に入学したばかりの頃の話です。
この日は、友達のTちゃんが再テストで居残りだったので、小学校は違っていた、MちゃんとTちゃんを待っていました。Mちゃんは、私と席が前後なので結構仲良しでした。いつものように、ギャーギャー話していました。そしてその事件は、Mちゃんの一言から始まった・・・。
「ねえ、月猫って、霊とかそういうの、見える人?」
ドキッとしました。Mちゃんには見えることを言っていなかったのです。なんで知っているのかな、と心臓がドキドキしました。しかし、中学校には同じ小学校だった子が、沢山いるのです。入学して1か月程。もう、噂が広まってしまったのか。しかし、バレては仕方がない。
「バレてしまってか」
「えっ!?そうなの!?」
あれ?反応がおかしい。噂で知っていたなら、「やっぱりそうだったのか」という反応じゃないか?
「へ~。すごい」
Mちゃん、超感心(?)している。
「でも、噂ってすぐに広がってしまうんだね」
私が言いました。Mちゃんは、キョトンとした顔で私を見ました。
「噂?何それ」
「えっ!?」
驚愕の一言。
「噂じゃないの?」
「うん」
じゃあ、何だろう。まさか、挙動不審な行動を、知らぬ間にとっていたとか・・・?
「なんで、知っていたの?」
「知っていた?・・・違うよ。ただ訊いてみただけ」
まさか、なんとなくで、カミングアウトしてしまったのか・・・!!!そして、Mちゃんは更に驚きの一言を言いました。
「・・・。実はね、マンガの影響」
そこで思い出しました。Mちゃんはかなり、マンガ好きなのです。しかも、今ハマっているのは妖怪とか、幽霊とかそっち系の(笑)マンガの影響でカミングアウトしてしまった私っていったい・・・(笑)
いかがでしたか?こんなことで・・・ってことときどきありますよね。
感想、意見等ありましたら、よろしくお願いします。
また、「こんな体験した?」なんてことで、書いてほしい事があれば、書いてやって下さいませ。