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My Internet Life  作者: seiwa
1/1

epi.0 ※かなり暗めです

僕の本筋の話を話す前に、それまで僕が何をしていたか、話したいと思ったからEpi.0として書きます。




僕は、小学生の頃、友達も沢山居た、勉強もとても出来るとまでは言わないけれど、悪い点数は取ったことは無かった。バスケットボールもしていたし、人並みに恋愛もしていた。

小学生の時に好きになったのは、はっきりしていないが、2,3人だった。

受験をする訳でもなかったからふんわりした小学生生活だったと思う。

ふんわりしてたから今こうなっているのかもしれないね笑

中学に入ったら、今までは1単元終わったらテストのように、凄く短い範囲だったテストが急に広くなり、僕は何もせずともいい点数が取れなくなった。

だから僕は塾に通ったのである。

しかし、塾では真ん中よりは上であったけど、上のクラスの中では宿題もして来ないし、していないからか、あまり、勉強についていけなかった。

僕は、上のクラスにいる事が辛くなっていた。

学校から帰り、塾に行く、そして帰る。という工程をしないといけない。

それがこなせなかったんだ。

だから、一日、サボることにした。

友達に電話し、喉が痛いから休む。と塾長に伝えてくれ。と頼んだ。

正直、全く生きた心地がしなかった。

家に電話でもされバレてしまったらどうしよう。

そんなことで頭がいっぱいだった。

心臓の鼓動は、いつもより、すこし、早かった。

僕は家に帰れないから塾が終わる時間まで、家の近辺などを、うろちょろしていた。

ブーッ。


ブーッ。


携帯のバイブ音が僕の体を伝わる。

僕はゆっくりとポッケの中に入れていた、携帯の画面を覗き込む。

そこに、書いていた名前は、間違いなく、僕の母親のものだった。

僕は、その電話に出た。

その電話の内容はやはり、僕が塾を休んだことについてだった。

凄く怒られた。そりゃ、怒られるに決まっている。

自分たちが汗水垂らして稼いだお金を払って通わせているのである。

それを、何を言うでもなく休んだのだから。

僕は、またその次の日からちゃんと行くと言い、その日はそれ以上のお咎めはなかった。

だけど、そんな一日休んだ程度では僕の塾に対する悩みがなくなるわけがないのだった。

僕は次の日からはきちんと塾にも行った。

その次の日も、次の日も、そのまた次の日も。

でも、やはり、1回したことは2回目があるんだ。

そうするという、選択肢があるのとないのでは、やはり違うのである。

塾に行き続ける生活を続けていると、僕は段々負債の様に積み重なっていく塾に対するマイナスイメージが僕の心にずんと重く、あと少し溜め込んでしまうと、はち切れてしまうのでは無いかな。とその時の僕は感じた。

あぁ、でも、僕が悪いだなんてことは分かってる。

勉強についていけないのは努力をしていなかったから。それは今となればわかる。けどその時の僕には分からなかった。

いや、分かってた。

そして、やろうとした。

でも、しんどかった。

でも、頑張って続けていると思ったんだ。

とても勉強した程度で今の僕の心の状況が変わるだなんて、思えなかった。

なんなら、もっと、僕の心をもっと追い詰め壊してしまうのではないだろうか。

そう思っていると出来なかった。

そんな気持ちでずっといると。

ふと、よぎるんだよね。また、サボったらいいんじゃないか。って。

でも、それに少し遅れてまた違う思考が生まれる。

また電話をされて、怒られてしまうのではないか。

次、そんなことがあったらどうなるだとかは言われていないが。言われずともわかる。

僕は、次したら叱られるだけでは済まないだろう。

それが分かっていても、それを突っ切って休んでしまおうかと考えるほどしんどかった。と言い表せば簡単だと思う。


そして、僕はまた塾を休んだ。

今回は連絡もしなかった。

罪悪感に苛まれた。



そして、そんな気持ちで2時間ほど、過ごして帰る時間になった。

僕は思った。

あれ?ばれてない?

僕は帰路に着いた。

僕は心臓をバクバクさせながら、玄関のドアを開け、家に入る。

「おかえり」


何も言われない。

バレなかったみたい

今は、ここでバレていた方が良いと思った。

でも、塾を休んでも、気が気では無いので、僕はそれからは、塾に行った。

塾に対しては僕はとても思い悩んでいるけど、僕は学校ではそれを見せずに生活していたし、学校でいる時はそれを忘れてた。

とても暗い話になったなぁ、

ここからは、あんまり暗い話にならないので読んでいただけると嬉しいです。



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