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そして、いつか、余白な世界へ  作者: 秋真
第三章 白銀世界の卵たち
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第110話 ほのかなりし月影の……【後編】

 放たれた魔法が至るところでぶつかり合う。互いの弾幕を抜けた魔法はそれぞれ相手側の研修生たちが張る(シールド)に直撃し、甲高い音を立てて霧散していった。




 G(グループ)4は新本、廣田の2人を先頭にして真美たちG3の5人に魔法を射掛ける。真美が盾で防ぎつつ、琥太郎、眞衣、健一が反撃する。



「今度は不意打ちじゃないんだし、前みたいに簡単にやられたりはしないわよ! あなたたちのしたことは許されない……、許されてはいけない……。ここでその報いを受けて貰うわよ!」


 真美の声がG3の残りの4人に届く。協力して生き延びようと共に避難場所(シェルター)へ向かっていた。その自分たちの善意は見事に裏切られた。のみならず殺されかけた。裏切られたのだという記憶と事実だけが胸の奥に硝子の破片のように突き刺さっている。



「真美の言う通りだ! お前ら……、絶対に許さねぇぞ!」



 叫んだ琥太郎の攻撃が熾烈(しれつ)になっていく。放った雷撃が(シールド)の隙間を抜けて新本を(かす)める。




「梨子ー!! 梨子ー!!」


 親友に少しでも近づきたい一心の眞衣。梨子と陽菜乃の言っていることは理解できないが少なくとも梨子とは話せば分かり合えるはず……。


 梨子のことに気をとられていた眞衣。廣田が放った衝撃波が死角から襲う。



「何してるの!? 友達のことが気になるのは分かるけど、前に出過ぎよ!」


 直撃するかと思われた衝撃波を佑佳が張った(シールド)が防ぐ。そうやって佑佳は後ろから仲間たちを上手くカバーしていた。



「で、でも……!」


「落ち着いて! 今は機会を待ちましょう……」


 唇を噛んだ眞衣は踏みとどまって視界に親友の姿を捉えながら攻撃を続けた。





 憲一へ向かって火の魔法を矢のようにして放つ。隙を突いて決まったと思って得意気にしていた新本だったが、佑佳の盾に防がれて表情が強張(こわば)る。



「クソ……、生意気なガキどもだ……。おい、中野! 何を手こずってるんだ! どんどん前に出ていけ!」



 新本の声にびくつく中野。


「に、新本さん……、しかし……」


 琥太郎からの攻撃を辛うじてかわす中野。それだけで精一杯だった。本来なら直撃する攻撃の何発かを梨子の(シールド)が防いでいた。それで何とかして今でも前線で踏み止まっている。その中野が攻撃に転じることには無理があった。


 それでも新本に強く言われては無視は出来ない。ここで言う通りにしなければ後で何をされるか分からない。前に踏み出そうとする中野を廣田の声が止める。



「新本さん、落ち着いてください。今は五分五分な状況ですよ。中野さんに倒れられたら向こうが有利になります。もともと三條さんを欠いている私たちの方が人数が少ないこともありますし……」


 G3の攻撃を盾で防いでは攻撃を繰り出す廣田。顔色ひとつ変えずに流れ作業のようにG3への攻撃を続けている。



「しかしだな……廣田君……。いつまでもこうしている訳にも……」



 新本は正直焦っていた。

 攻撃は得意だった。(やじり)のような形にした火の魔法を絶え間なく放っているが、それらは(ことごと)く真美や佑佳の盾に防がれていた。攻撃に集中しているせいで守りが手薄になる。憲一や琥太郎の魔法が何度も直撃しそうになった。


 そんな新本を他所(よそ)に廣田は低く冷静に答えた。


「今は未だ我慢してください。私だってこんな所で終わりたくはないですからね……」






 G3とG4が激しい戦闘を繰り広げている演習場の中心から少し離れ、悠貴たちG1の5人が戦況を見守っている。



「おい、悠貴! 真美たちを助けなくていいのかよ!?」



 真美たちG3が押しているようにも見えるがなにも出来ないのがもどかしい。今にも駆け出していきそうな勢いの俊輔。


 それはその横のゆかりも同様で、


「わ、私もそう思うな……。今、私たちが真美ちゃんたちを援護したら一気に畳み掛けられると思う!」


 と、いつになく声音を大きくして悠貴に迫る。



 言われた悠貴も気持ちは同じだった。今すぐにでも真美たちを助けに行きたい。しかし……。



「2人とも待ってくれ! 今、俺たちはここを動けない……。小柴さんたちが森までの退路を確保してくれてても、この辺りを向こうに押さえられたら真美たちやなつが逃げられなくなる、それに……」



(向こうに見えたローブ姿の研修生……。新本たち5人だけじゃなかったような……)



 景色の向こうを見据える悠貴。その悠貴を不安そうな顔で聖奈が見上げ、悠貴が心配するなと微笑んだ……、その時、悠貴の視界に入る人影があった。




「ほう、冷静だな。確かにここを我々が押さえればお前たちを分断することが出来る、そして、G3を挟み撃ちにすることにもなる……。危うく王手(チェックメイト)になるところだったな」




 その声に身構える悠貴たち。


 声の主に見覚えがあったのは悠貴だけではなく宗玄も同じだった。



「お主……、G6の……。そうか……、無事じゃったか……」



 宗玄にそう言われ男は軽く頭を下げた。


「ご老体もご無事で何より。剣道の愛好家として共に語り合ったご老体とこういう形でお会いすることになったのは残念だが……」



 宗玄が、ふむ、と返す。

 悠貴が、稲澤さん……、と小声で言った。


 相手を知るような様子の悠貴や宗玄にゆかりが口を開く。


「この人たち……、確かG6の……」


「そうですよ、ゆかりさん。G6リーダー、稲澤さんです……。稲澤さん、無事だったんですね、良かった……」



 悠貴に頷く稲澤。


「羽田君もな……。グループリーダーの集まりでよく顔を合わせていたからな。君のことは心配していた」



 心配していた、と口にした稲澤だったが悠貴たちに向かって身構えるようにしているのは他のG6の研修生たちと同じだった。



 悠貴の後ろに立つ俊輔とゆかりが魔装する。


「俊輔! ゆかりさん!」


「悠貴! 気を付けろ! どう見たって穏やかに再会を喜びに来たって雰囲気じゃねぇ!」



 まさかと思った悠貴だったが、直後、足元にG6の研修生が放った魔法が着弾する。もう一発放たれた魔法は悠貴に直撃する寸前で宗玄の盾が防いだ。



「そうか……。それがお主たちの選んだ道か……」


 残念そうに俯く宗玄。


「我々G6の総意だ。特高の連中のやり方には思うところがあるのは確かだが、それでも我々は国を支える存在でなければならない……」


 魔装する稲澤。


 戸惑う悠貴。特高は向こうがそもそも自分たちに敵意を持っていた。真美たちG3は新本たちG6には私怨がある。戦いになるのは必然的だった。しかし、自分たちにはG6と戦う理由がない。どうにか説得しようと試みる悠貴を俊輔が(さえぎ)る。



「無駄だ、悠貴! 前々から思ってたんだよ。体育会系ぞろいのG6の奴らは揃いも揃って脳筋ばかりだ。こうと決めたら考えを変えるなんてするわけがねぇ……」


 俊輔の言葉に稲澤が笑う。


「脳筋とは言ってくれるな……。お前こそ、向こう見ずに自分のグループの高校生教官に挑んで無様に負けていたな。近くで見ていたがなかなか滑稽(こっけい)だったぞ」


「うるせぇ! 俺は自分がそうしたいからそうしたんだ! お前たちみたいに何も考えないで国や特高の連中に従おうとしている脳筋……、いや、脳無とは違うんだよ!」



 言って俊輔が火球の魔法を稲澤に撃ち込む。稲澤は自身の氷の属性の魔法を呼ぶ。巨大な掌のような氷が火球を握り潰す。立ち上る蒸気に稲澤は薄く笑む。



「何も考えないで、か……。それは少し違うな。俺たちの行動は考え抜いた結果だ。いいか……、まだこの国は混乱の最中(さなか)にある。始まりの山が現れて二十数年……。曲がりなりにも社会は前を向いている。科学技術も進歩して首都や地方の都市圏(エリア)で過ごす生活は快適なものだ……。だがな、そればかりがこの国の姿ではないぞ? この性急な変革に付いてこれない者、そもそも変革を求めない者、変革を恐れる者……。平穏そうに見えるこの国も(めく)ってみればどこを見ても火種ばかりだ。実際に騒乱も起きている。そんな時代だからこそ、俺たちのような確固たる力を持つ存在が必要なのだ。無論反発もあるし、それを無理に押さえ込めば流血もあるだろう……。しかし、国の安寧はその先にある。誰かがそれをしなければならない。綺麗事だけでは済まない。そして……、それこそが俺たちが魔法の力に覚醒した理由なのではないのか? 人智を超えた存在が俺たちにこの騒擾の世界を救えと告げているのではないのか? そうであるなら俺たちはその声に従い行動を始めなければならない……」



 反論しようとする悠貴だったが口から言葉が出てこない。稲澤の言っていることにどこか共感のようなものを覚える自分を否定することができなかった。


 稲澤が放った氷槍を宗玄が念の魔法で粉々に砕く。


「ふむ……。この世界を一面から見て、(おのれ)が見たいものを見たいようにだけ見て(うつつ)を抜かしておる連中とは違うようじゃな……。じゃか、何故、世界が見過ごそうとしている一面にも目を向ける器量を持ち合わせているお主がそれでもそのまま進もうとされるか……。そうやって何かを切り捨てた世界の先に理想郷があると、本気で信じておるのか……?」



 宗玄へ向かって魔法を放とうとする仲間を軽く手を挙げて制す稲澤。


「ご老体はお優しい……。無論、今この国が進もうとしている先に理想郷などあるはずもない。いや、あってはならない。しかし、世界は、社会はそれでも前進していかなければならない……。歩みを、進化を止めることは自然への裏切りだ。適者生存……、それは生命の掟……。我々は先へ進まねばならない……、淘汰された命に祈りを捧げ……」


 稲澤が、いけ、と仲間に命じる。攻撃を仕掛けようと進みかけたG6の研修生たちの足元の雪と土を悠貴が放った魔法が(えぐ)る。



「稲澤さん……。貴方の言うことにも一理はあると思います。もしかしたら、俺たちが狭量なのかもしれません。世界とか社会とか……、正直、俺には難しいことは分かりません。でも……、俺は単純に特高の連中が俺たちに、仲間にしたことは許せない……。目の前で起こっていることを無視して、あんな奴らの言いなりにはなれません!」



 魔装する悠貴に稲澤は目を閉じる。


「羽田くん……、君は若い。いずれ現実を知れば考えも変わることがあるだろう。その時に君と共に歩めることを楽しみにしている……。この場で生き残ることが出来ればの話だがな!」



 魔装した稲澤を突進してくる。(シールド)を張って稲澤の攻撃に備えようとする悠貴。


「いかん!」


 声を上げた宗玄に、え……、と一瞬だけ目をやった悠貴が正面に目を戻した時には稲澤が直ぐ側まで迫っていた。



「ハァー!」


 魔力を載せた稲澤の拳が悠貴の盾を砕く。身構えようとした悠貴。一瞬だけ稲澤の蹴りの方が速かった。


「ぐっ……」


 吹き飛ばされた悠貴。

 蹴りを喰らった脇腹の激痛に顔を(ゆが)める。


(ま、魔装していてこの痛さかよ……)


 魔装をしていなければ普通に今の一撃で死んでいたかもしれない……。何とか体を起こした悠貴だったが立ち上がれない。



「悠貴君!!」


 ゆかりが駆け寄り治癒魔法を施す。

 ゆかりと悠貴の前に俊輔が立つ。



「ククッ。羽田君は素直だな。そして単純だ。俺が仕掛けた時、真っ先に魔法で攻撃してくると思ったんだろう? それで(シールド)を張った。それで無意識に安心して隙が生まれた。君が悪い訳じゃない。魔法が使える連中は皆おなじだ。どいつもこいつも魔法を飛び道具のように使う。自分の身を敵から遠ざけて安全を図りながら戦おうとする。だからだろう……、近接戦闘に強い奴は滅多にいない……」



 ゆかりの魔法が効いてきて痛みが消えていく。立ち上がった悠貴。血の味がする。立ち上がったはいいが体のふらつきが止まらない。



 稲澤とG6の研修生がG1へ一歩進んだ、その時……。





「皆! 避けて!」



 G1の悠貴たちには声の主が聖奈だと直ぐに分かった。全力で魔装をして立っていた場所から離れた。



 直後、聖奈の放った巨大な電撃の奔流が稲澤たちを襲った。



「ギャアーーーッ!」



 聖奈の魔法に3人が倒れる。倒れた仲間の姿を横目にしながら稲澤が感心したような顔をする。


「ほう……。前言は一部撤回だな。流石にこれほどの魔力の攻撃ともなると単に近接戦闘ばかりが優れているとは言えないな。だが、天声の姫といえども、これほどの攻撃を何発も続け様に撃つことは出来まい……。人数で有利に立ったからと油断はしないことだな!」



 距離を詰める稲澤。悠貴と俊輔の2人で受けて立つ。稲澤が悠貴に攻撃を仕掛け、隙が出来たと思い稲澤へ向けて拳を突き出す俊輔。


「甘い!」


 拳を片手で受け止め、一歩、トンッと距離をとった稲澤の回し蹴りを俊輔は受け止めきれずに飛ばされる。


「こ、こいつ……、強え……」



 なつみと戦ったときにはその尋常ではない魔力に驚愕(きょうがく)した。しかし、目の前の稲澤には純粋に()()を感じた。



「こんなものか……。力が無ければ正義は語れないぞ……。一人ずつでは相手にならない。二人まとめてかかってこい!」



 稲澤に言われるまでもなく悠貴と俊輔にはそれ以外に選択肢がないことが分かっていた。揃って稲澤との戦闘を再開する。


 残ったG6の研修生も近接戦闘で挑む。

 小学生の聖奈では応対が出来ない。聖奈を下がらせて宗玄が相手をする。ゆかりや聖奈は悠貴、俊輔、宗玄を援護しようと機会を窺うが、格闘の上に乱戦模様だったので下手に攻撃をすれば悠貴たちを巻き込みかねない。


 ゆかりと聖奈は悠貴たちの戦いを見守るしかなかった。




 真美たちG3と新本たちG4の戦闘は完全に膠着(こうちゃく)していた。人数の上では真美たちが上回っていたが本調子ではない佑佳は後方からの支援に徹していた。

 G4も榊梨子が後方からの支援に回っていた上に新本が力で押し切ろうと(いたずら)に攻撃ばかりしていた。その隙を上手く廣田がカバーしていた。憲一、琥太郎の攻撃を受けつつ、他の味方が攻撃されそうになると牽制の一撃を放って戦線の崩壊を防いでいた。



 なつみと陽菜乃も一進一退だった。

 陽菜乃は幻で生み出した分身を駆使して攻めて退いて、と繰り返し、なつみの魔力が切れるのを待つ消耗戦を仕掛けていた。対するなつみもそれは分かっていたので無駄な攻撃は控え、本体並みに濃度を増した陽菜乃の分身を一体ずつ慎重に倒していった。



 特高の部隊の一部が森との境目に待機していたG2の小柴たちに攻撃を仕掛けた。立ち上がれる者ばかり大塚にかき集められ、森への退路を断てと命じられた。研修生たちの力を知った隊員たちにあるのは悲壮な覚悟だった。目の前の得たいの知れない力を使いこなす存在は恐ろしいが、大塚に反逆罪をちらつかされると命令違反は出来ない。






 広大な演習場の至る所で戦いが続く。


 元から演習場に設置されていた照明機器や特高の施設課部隊が持ち込んだサーチライトが乱戦のさなか、魔法や銃撃で破壊されていく。


 そうして演習場を照らすのは月明かりばかりとなった。淡い光が演習場で戦う研修生や特高の隊員たちを薄明かるく浮かび上がらせる。



 その場の誰もがいつまで戦っていればいいのだろうか、そう(よぎ)らせた時……





『──四神』






 演習場に澄んだ声が響いた。

 直後、演習場の四方に蒼白く光る獣が姿を現す。



 東に青龍。

 南に朱雀。

 西に白虎。

 北に玄武。




 怒号と悲鳴が(とどろ)いていた演習場とその周辺が、静まる。その場にいた全員が突如現れた獣の姿を見上げ、動きを止めた。



 突然訪れた静寂の後、ざわつき始めた演習場にそれまで居たのとは別の特高の部隊が駆け込んできた。



 新手かと構えた悠貴たち。

 しかし、新たに現れた部隊はそれまで悠貴たちと戦っていた仲間であるはずの部隊に銃を構えて武装を解かせ、倒れた隊員たちには救護にあたった。




 目の前の光景に立ち尽くす悠貴たち研修生。演習場を戦場に変えていた狂気は消え失せていた。演習場を囲む蒼白く光る獣の威圧は明らかにこれ以上の戦闘は許さないと物語っていた。



 それぞれに対峙していた相手とは離れ、悠貴たちは他のグループと合流した。これからどうなるかは分からない。しかし、取りあえず目の前の戦闘が終わったことだけは確かだった。余力のある研修生が負傷した研修生の治療を始める。




「悠貴君、大丈夫?」


 治癒魔法を施しながら心配そういったゆかりに頷く悠貴。負傷の程度が重いのか、なかなか痛みが消えない。それでも近寄ってくるなつみの姿を見留めた悠貴は立ち上がり、そして駆け寄った。



「なつ……、これは……」


 陽菜乃との戦いのせいだろう、目の前のなつみも怪我をしていた。しかし、それ以上にのみ込めない今の状況を尋ねたい気持ちが上だった。



「はぁ……。せんせーってたまに空気読めないわよね……。普通は、『なつ! 無事だったか!?』が先じゃない? まあ、いいわ……。せんせーも薄々気づいてるんでしょ。あのこわーい怪獣……。なつが前に戦ったときは2匹だったわね」




 言ったなつみが、ほら、と目をやった先に悠貴が目を移す。特高の軍服に魔法士のローブを羽織った男が近づいてくる所だった。

今話もお読み頂きありがとうございます!


次回の更新は3月22日(月)の夜を予定しております。



宜しくお願い致します!

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