あなたの黙っている事を白状して!
私の名前は、『水野 ほのか』22歳、化粧品販売をしているわ!
私の彼とは、、、?
5年前から知り合い、気が付けばそのまま同棲もしているの!
でもね、、、?
彼は、【私に何か? 黙っている事があるみたいなの!】
それが、なんなのか私にはさっぱり分からないのだけど、、、?
私は、彼の口から聞きたいのよ、、、!
何を言われるのか? 分からないけど、それでも彼の口から聞きたい!!!
▽
でもね? ある時、、、?
私が彼に、その黙っている事がなんなのか、、、?
少し、突っ込んだ話をしてみたら、、、?
彼は、私にこう言ったわ!
『俺が、ほのかに黙っている事は確かにあるけど、、、? 今は言えない!
だけど、俺を信じて俺が、話したくなるまで待っててくれないか?』
『・・・ううん。』
*
私は最初、、、【プロポーズや結婚】の話かと思っていたのだけど、、、。
その話ではないと分かったわ!
彼からは、何気にプロポーズの話や結婚の事をふたりで話すのよ!
じゃあ、何の話なのかな、、、?
▼
私は、彼が何か私に黙っている事があると知ってから、、、。
なかなか? 眠れなくなったわ!
なんか? 嫌な事だったらとか、、、。
彼が大きな病気だとか、、、。
悪い事ばかり、浮かんで! 全然、眠れないじゃない、、、!!!
*
それから、次の日曜日、、、。
私は彼と一緒に、彼の実家に遊びに行ったの、、、。
私の事は、彼の両親もよく知っているし!
家族ぐるみで仲がいいから、まるで私は自分の実家に帰っているみたいに。
彼の両親に、甘えているわ!
彼のお父さんもお母さんもとっても優しい人でね!
そんな彼の両親が私は大好きなの!
それと、、、?
彼には、3つ下の妹がいて。
私は、一人っ子だったから、彼の妹が私の妹みたいに思えて、、、。
愛おしくも思えるのよ。
私は、彼がいなくても彼の妹と旅行にい行ったり。
仕事がお互い休みの日には、時間を合わせて一緒に遊びに行くのよ!
そんな彼の妹に、私は彼の黙っている事を聞いてみたの、、、!
『ほの姉! お兄ちゃんがほの姉に黙っている事なんか! ある訳ないよ!
嘘もつけないようなお兄ちゃんなのは、ほの姉だって! 知ってるでしょ!
もし、、、? 黙っている事があったとしても、大した事じゃないよ~!
そんなに、ほの姉が心配しなくてもいいんじゃない?』
『・・・ううん、そうだよね! 陽人の事、信じるよ!!!』
『そうだよ~それでこそ! ほの姉だよ~!』
『もぉ~なによ! それ~』
『さあさあ~早く美味しいモノでも食べに行こっ!』
『うん!』
▽
お兄ちゃん想いの、とっても優しい妹。
私も早く! 彼の家族をもっともっと自分の家族のように感じたいわ!
*
だけどね、、、?
ひょんなことから、彼の黙っている事が分かる時が来たのよ!
彼がお風呂に入っている間に、見つけたの!
『えぇ!? これなんなんだろう、、、?』
私が、彼に “これ!” について話を聞いたら、、、?
やっと! 彼が【白状】したのよ!
『ねえねえ、陽人! これなに、、、?』
『えぇ!?』
『だから! “これよ!”』
『・・・浣腸。』
『えぇ!?』
『ずっと、黙ってたんだけど、、、? 俺、痔なんだ、、、!』
『“痔”』
『あぁ、ずっと黙ってて! ごめん。』
『アハハ~そうなんだ~! なーんだ! 痔なの? 良かった~!』
『えぇ!?』
『もぉ~いろいろ心配したんだから~!』
『・・・・・・』
彼は、ポカーンとしていただけだったけどね!
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