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あなたの黙っている事を白状して!

作者: 七瀬




私の名前は、『水野 ほのか』22歳、化粧品販売をしているわ!


私の彼とは、、、?

5年前から知り合い、気が付けばそのまま同棲もしているの!


でもね、、、?

彼は、【私に何か? 黙っている事があるみたいなの!】

それが、なんなのか私にはさっぱり分からないのだけど、、、?


私は、彼の口から聞きたいのよ、、、!

何を言われるのか? 分からないけど、それでも彼の口から聞きたい!!!



でもね? ある時、、、?

私が彼に、その黙っている事がなんなのか、、、?

少し、突っ込んだ話をしてみたら、、、?


彼は、私にこう言ったわ!


『俺が、ほのかに黙っている事は確かにあるけど、、、? 今は言えない!

だけど、俺を信じて俺が、話したくなるまで待っててくれないか?』

『・・・ううん。』





私は最初、、、【プロポーズや結婚】の話かと思っていたのだけど、、、。

その話ではないと分かったわ!


彼からは、何気にプロポーズの話や結婚の事をふたりで話すのよ!

じゃあ、何の話なのかな、、、?



私は、彼が何か私に黙っている事があると知ってから、、、。

なかなか? 眠れなくなったわ!


なんか? 嫌な事だったらとか、、、。

彼が大きな病気だとか、、、。


悪い事ばかり、浮かんで! 全然、眠れないじゃない、、、!!!




それから、次の日曜日、、、。

私は彼と一緒に、彼の実家に遊びに行ったの、、、。


私の事は、彼の両親もよく知っているし!

家族ぐるみで仲がいいから、まるで私は自分の実家に帰っているみたいに。

彼の両親に、甘えているわ!


彼のお父さんもお母さんもとっても優しい人でね!

そんな彼の両親が私は大好きなの!


それと、、、?

彼には、3つ下の妹がいて。

私は、一人っ子だったから、彼の妹が私の妹みたいに思えて、、、。

愛おしくも思えるのよ。


私は、彼がいなくても彼の妹と旅行にい行ったり。

仕事がお互い休みの日には、時間を合わせて一緒に遊びに行くのよ!


そんな彼の妹に、私は彼の黙っている事を聞いてみたの、、、!


『ほの姉! お兄ちゃんがほの姉に黙っている事なんか! ある訳ないよ!

嘘もつけないようなお兄ちゃんなのは、ほの姉だって! 知ってるでしょ!

もし、、、? 黙っている事があったとしても、大した事じゃないよ~!

そんなに、ほの姉が心配しなくてもいいんじゃない?』

『・・・ううん、そうだよね! 陽人の事、信じるよ!!!』

『そうだよ~それでこそ! ほの姉だよ~!』

『もぉ~なによ! それ~』

『さあさあ~早く美味しいモノでも食べに行こっ!』

『うん!』



お兄ちゃん想いの、とっても優しい妹。

私も早く! 彼の家族をもっともっと自分の家族のように感じたいわ!




だけどね、、、?

ひょんなことから、彼の黙っている事が分かる時が来たのよ!


彼がお風呂に入っている間に、見つけたの!


『えぇ!? これなんなんだろう、、、?』



私が、彼に “これ!” について話を聞いたら、、、?

やっと! 彼が【白状】したのよ!


『ねえねえ、陽人! これなに、、、?』

『えぇ!?』

『だから! “これよ!”』

『・・・浣腸。』

『えぇ!?』

『ずっと、黙ってたんだけど、、、? 俺、痔なんだ、、、!』

『“痔”』

『あぁ、ずっと黙ってて! ごめん。』

『アハハ~そうなんだ~! なーんだ! 痔なの? 良かった~!』

『えぇ!?』

『もぉ~いろいろ心配したんだから~!』

『・・・・・・』



彼は、ポカーンとしていただけだったけどね!




最後までお読みいただきありがとうございます。

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