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ラン・キル・ベイン(サイキック・シティーズ)  作者: 民根絶
第一部.闇の首都・ダークサイド・シティ
6/7

ゾーズ・フー・キル・レッドマーダー:戦闘開始

あらすじ

 エレキセントリックを倒し、イチウラ・ユカを帰したレッドマーダーことアカイロ・ヒトシ。だがその数分後、嫌な予感、そして微かな超人の気配がアイゼン地区から漂ってきた。しかもそこは、イチウラが帰っていった方向でもあった!ペインシールドと共にレッドマーダーはアイゼン地区に向かう!急げ!レッドマーダー!急げ!




 アイアン・ストリートに並ぶ建物の上を駆けて行く者二人。一人はレッドスティール製のフルフェイスマスクを着け、黒いコートの様な戦闘服、赤黒いブレーサーなどを身に纏っている。その者の名は皆さんお気づきであろうが、レッドマーダーことアカイロ・ヒトシだ。


 もう一人は白いロングコートのような戦闘服姿で、腰に剣を下げている。髪の色は紺に近い青色で伸びており、それを一つに束ねている。その胸は豊満であった。その者の名は皆さんお気づきであろうがペインシールドである。


 「あ、あれは何だ!?」


 ペインシールドが示す方向に広がっていたのは濃い霧である!しかもアイゼン地区の狭い地点に不自然な程に発生している。そしてレッドマーダーとペインシールドが近づくにつれて霧が晴れていくではないか!


 「多分超人の仕業だろうな」


 「そ、そんな事は分かっているよ!」


 そしてついに霧が晴れた!その中央にいたのはガスマスクを着け、黒い戦闘服を着た超人である!


 「グーテン・ターク!レッドマーダーさんと付添いの方。トートマスケです!」


 「私はペインシールドだ!」


 「俺の名前を知っているのかお前」


 「勿論です。貴方は偉大なるメディチのボス、ロレンティーノ様の騎士たちをたくさん天に召している。私は貴方が偉大なるロレンティーノ様の素晴らしき計画の邪魔になると判断しました。ですがメディチ・ファイヴの穴埋めとして入った私だけでは、貴方を殺せないでしょう。なので同志を集めました」


 すると影が建物の路地からトートマスケのいる場所に飛んできた。そしてレッドマーダーの方に向いた。その男はブルーメタリックの戦闘服姿だった。


 

 「アッハッハ!ヤードーモ!ヤッパココキタネ!オレハブルースティック!イヤッフーッ!」


 ブルースティックは自分の名前を名乗ると同時に腰のホルスターに納まっていた特殊警棒を抜き、レッドマーダーたちに襲いかかった!だが、彼はペインシールドの剣に突き刺されてしまった!あまりにも早い死だ!ナンテコッタ!


 「イヤーッ!」


 「グワッハアアアア!」


 ペインシールドがブルースティックを蹴り、遠くに吹き飛ばすとブルースティックは爆発四散した!ハヤイ!ハヤスギル!


 「な、なんだった今の奴は…」


 「まあ彼はいい働きをしたので良いでしょう。彼は貴方方の事務所から出て行った女学生さんを捕らえ「セイヤーッ!」」


 トートマスケが言い終わる前にレッドマーダーが建物の地面を勢いよく蹴り、殴りかかる!


 「マスケーッ!」


 トートマスケが独特のシャウトを発し、カウンタドーのカウンタ第一防御の構えを取り、レッドマーダーの右ストレートを防いだ!そしてその反動でカウンターの右ストレートを繰り出した!


 「マスケイッ!」


 「グッ!」


 レッドマーダーがトートマスケの右ストレートを食らってしまった。が、浅い!


 「セイヤーッ!」


 「マッスケッ!」


 レッドマーダーが右ストレートを繰り出すが、トートマスケは三連続バック転でそれを回避、距離を取りカウンタ第三反撃の構えを取った。レッドマーダーも構えを取る。


 「イチウラ・ユカさんでしたか。彼女は今、ダブルソードさんに預けてあります」


 「ペインシールド!」


 「ああ!分かっているともアカイロさん!どこにいるかは何となくわかる!」


 ペインシールドはダブルソードがいると思わしき場所の方へ駆けて行った。そしてレッドマーダーも構えを取った。


 「貴方には天に昇ってもらいます。アウフ・ヴィーダーセーエン!」


 「そうか、セイヤーッ!」


 ・・・


 アイゼン地区のアイアード。ここらの場所はアイアン・ストリートと同じくダークサイド・シティの中で一番治安が良い。治安が良いと言っても他の所よりもマシなだけだが。


 そしてこの路地裏で、ペインシールドとダブルソードが構えを取っていた。ダブルソードの後ろには、イチウラが硬直している。きっとダブルソードはアイ・キネシスを持っており、それでイチウラを金縛り状態にしたのだろう。


 「ペインシールド…貴様の一刀流剣術と私の二刀流剣術、どちらが優れているか勝負をしよう」


 「私の真のウデマエをお前に見せる気などないが…」


 「そうか。だがこれは命のやり取りでもある。容赦はしない、覚悟しろ」


 「勿論そのつもりだ」


 「ダブルケンドーッ!」


 ダブルソードが踏み込み、一気に間合いを詰める!それに応えるようにペインシールドは片足を出した!直ぐにダブルソードのクロス・スラッシュが繰り出される!それをペインシールドは両手で握った一本の剣でガード!鍔迫り合いのような状態になった!


 「その剣。相当な業物のようだな」


 「そこらの鍛冶屋では作れないようなものなんだぞ!これは!」


 「ケンドーッ!」


 ダブルソードがペインシールドを力強く押す!そして踏み込み、ペインシールドの頭を切り裂こうとする!


 「ダブルメッーン!」


 「イヤーッ!」


 ペインシールドはガード!ダブルソードは踏み込んだ勢いで後ろに下がった!ペインシールドは再び構える。ダブルソードも再び構えた。


 「これは防がないとまずいパターンかな…」


 


 


 


 




 

 やあ皆!マスター・アンサーだ!俺はみんなからの質問を待っているぞ!だからジャンジャン送ってくれ!そうジャンジャン!超人である俺が答えてやるぞ!あとどっかでこれ書いてるやつとかね!俺とどっかのこれ書いてるやつは質問してくれたら嬉しくなるぞ!あと評価とかもだな!では!

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