ゾーズ・フー・キル・レッドマーダー:戦闘開始
あらすじ
エレキセントリックを倒し、イチウラ・ユカを帰したレッドマーダーことアカイロ・ヒトシ。だがその数分後、嫌な予感、そして微かな超人の気配がアイゼン地区から漂ってきた。しかもそこは、イチウラが帰っていった方向でもあった!ペインシールドと共にレッドマーダーはアイゼン地区に向かう!急げ!レッドマーダー!急げ!
アイアン・ストリートに並ぶ建物の上を駆けて行く者二人。一人はレッドスティール製のフルフェイスマスクを着け、黒いコートの様な戦闘服、赤黒いブレーサーなどを身に纏っている。その者の名は皆さんお気づきであろうが、レッドマーダーことアカイロ・ヒトシだ。
もう一人は白いロングコートのような戦闘服姿で、腰に剣を下げている。髪の色は紺に近い青色で伸びており、それを一つに束ねている。その胸は豊満であった。その者の名は皆さんお気づきであろうがペインシールドである。
「あ、あれは何だ!?」
ペインシールドが示す方向に広がっていたのは濃い霧である!しかもアイゼン地区の狭い地点に不自然な程に発生している。そしてレッドマーダーとペインシールドが近づくにつれて霧が晴れていくではないか!
「多分超人の仕業だろうな」
「そ、そんな事は分かっているよ!」
そしてついに霧が晴れた!その中央にいたのはガスマスクを着け、黒い戦闘服を着た超人である!
「グーテン・ターク!レッドマーダーさんと付添いの方。トートマスケです!」
「私はペインシールドだ!」
「俺の名前を知っているのかお前」
「勿論です。貴方は偉大なるメディチのボス、ロレンティーノ様の騎士たちをたくさん天に召している。私は貴方が偉大なるロレンティーノ様の素晴らしき計画の邪魔になると判断しました。ですがメディチ・ファイヴの穴埋めとして入った私だけでは、貴方を殺せないでしょう。なので同志を集めました」
すると影が建物の路地からトートマスケのいる場所に飛んできた。そしてレッドマーダーの方に向いた。その男はブルーメタリックの戦闘服姿だった。
「アッハッハ!ヤードーモ!ヤッパココキタネ!オレハブルースティック!イヤッフーッ!」
ブルースティックは自分の名前を名乗ると同時に腰のホルスターに納まっていた特殊警棒を抜き、レッドマーダーたちに襲いかかった!だが、彼はペインシールドの剣に突き刺されてしまった!あまりにも早い死だ!ナンテコッタ!
「イヤーッ!」
「グワッハアアアア!」
ペインシールドがブルースティックを蹴り、遠くに吹き飛ばすとブルースティックは爆発四散した!ハヤイ!ハヤスギル!
「な、なんだった今の奴は…」
「まあ彼はいい働きをしたので良いでしょう。彼は貴方方の事務所から出て行った女学生さんを捕らえ「セイヤーッ!」」
トートマスケが言い終わる前にレッドマーダーが建物の地面を勢いよく蹴り、殴りかかる!
「マスケーッ!」
トートマスケが独特のシャウトを発し、カウンタドーのカウンタ第一防御の構えを取り、レッドマーダーの右ストレートを防いだ!そしてその反動でカウンターの右ストレートを繰り出した!
「マスケイッ!」
「グッ!」
レッドマーダーがトートマスケの右ストレートを食らってしまった。が、浅い!
「セイヤーッ!」
「マッスケッ!」
レッドマーダーが右ストレートを繰り出すが、トートマスケは三連続バック転でそれを回避、距離を取りカウンタ第三反撃の構えを取った。レッドマーダーも構えを取る。
「イチウラ・ユカさんでしたか。彼女は今、ダブルソードさんに預けてあります」
「ペインシールド!」
「ああ!分かっているともアカイロさん!どこにいるかは何となくわかる!」
ペインシールドはダブルソードがいると思わしき場所の方へ駆けて行った。そしてレッドマーダーも構えを取った。
「貴方には天に昇ってもらいます。アウフ・ヴィーダーセーエン!」
「そうか、セイヤーッ!」
・・・
アイゼン地区のアイアード。ここらの場所はアイアン・ストリートと同じくダークサイド・シティの中で一番治安が良い。治安が良いと言っても他の所よりもマシなだけだが。
そしてこの路地裏で、ペインシールドとダブルソードが構えを取っていた。ダブルソードの後ろには、イチウラが硬直している。きっとダブルソードはアイ・キネシスを持っており、それでイチウラを金縛り状態にしたのだろう。
「ペインシールド…貴様の一刀流剣術と私の二刀流剣術、どちらが優れているか勝負をしよう」
「私の真のウデマエをお前に見せる気などないが…」
「そうか。だがこれは命のやり取りでもある。容赦はしない、覚悟しろ」
「勿論そのつもりだ」
「ダブルケンドーッ!」
ダブルソードが踏み込み、一気に間合いを詰める!それに応えるようにペインシールドは片足を出した!直ぐにダブルソードのクロス・スラッシュが繰り出される!それをペインシールドは両手で握った一本の剣でガード!鍔迫り合いのような状態になった!
「その剣。相当な業物のようだな」
「そこらの鍛冶屋では作れないようなものなんだぞ!これは!」
「ケンドーッ!」
ダブルソードがペインシールドを力強く押す!そして踏み込み、ペインシールドの頭を切り裂こうとする!
「ダブルメッーン!」
「イヤーッ!」
ペインシールドはガード!ダブルソードは踏み込んだ勢いで後ろに下がった!ペインシールドは再び構える。ダブルソードも再び構えた。
「これは防がないとまずいパターンかな…」
やあ皆!マスター・アンサーだ!俺はみんなからの質問を待っているぞ!だからジャンジャン送ってくれ!そうジャンジャン!超人である俺が答えてやるぞ!あとどっかでこれ書いてるやつとかね!俺とどっかのこれ書いてるやつは質問してくれたら嬉しくなるぞ!あと評価とかもだな!では!