表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エリートぼっち  作者: いちの月
はじまるよ
13/31

林間学校(ロスタイム!)の時間

百合とはみなさんご存知だろうか


「どうやって渚を惚れさせたのっ?」

 

 いや、ホレてないですよあの子。

どっちかって言うと俺の事埋めてる感じ?


「オタクになればあの子はうちのこと好きになってくれるのかしらっ!」

 

 否めないのが事実であるが、本人の令状無しにあいつの趣味はペラペラ喋れない。

 そして初対面でもオタクと分かるものなのか?俺は?

 

 ぼっち=オタクであるなら、その対偶はリア充=万年発情期と定義できる。

 例外としてリア充=隠れエロゲーマーがいるがこの際どうでもいい。


「渚はウチのものよっ!絶対に渡さないからね!」

 後半は関口がエロゲトークをするように瑠美が勝手に喋りだし、京平がこっそり逃げ出してもばれないのでは?と思った今日この頃。


 もう一度皆さんに聞こうと思う。

 百合とはご存知だろうか?


 百合 別称ガールズラブ

 戦時中に結婚するまで親達に女子校に詰め込まれた女子が当時の作品に感銘し、その後徐々に浸透していったとか、いかなかったとか。


 とりあえず、どうしよう。この手の対処法は京平自身はじめてである。


「とにかく、落ち着いて下さい。何言ってるか分かりません」


「はぁはぁはぁ」

 

 きっとこの声は喋りすぎて息が上がったんだなっ!きっと、!そうだ、!うん、!


「えっと、大野塚さんは関口のことが好きで、それで俺に嫉妬してたと」


「そうだよ!間違いないよ!」

 

 俺のクラスの上位カーストは異常性癖者の集まりですか?

 怖い、怖い、ノーマルリア充より関わりたくねぇよ、ほんと。


「それは付き合いたいとか的な好きじゃなくてですね、俺がぼっちオタクカテゴリーって言う珍しい〜部類でたまたま関口のはまってないパズルのピース的な存在で、ってだけで恋愛感情的な好きではない、それどころかなくてもいい的な?はい」

 

 まああいつが俺のこと好きって言う事実自体嘘なんだしこの際メチャクチャな言い訳をついても誰も困らない。

 平和主義者の象徴みたいだ。うん。

みんな仲良く、ケンカはいけないよ?

 3つ重ねた土管の上でいじめ作戦会議とかよくない。


「……そ、そうなの?」


よ、予想以上にチョロい、この人。


「はい、だから、大野塚さんには関口にとって欠かせないレベルのライフラインみたいな存在、いや俺なんかサイバ○マンと同値の価値くらいだから俺を相手にしていると損をするかもしれませんよ」


「なにいってるかよく分からなかったけど、渚はあなたに恋愛感情を持っていないのね。安心したわ」


「有り難きお言葉」


 会話が終わると大野塚 瑠美は立ち上がり部屋の外へと向かった。


 ドアノブに手をかけた大野塚の手の捻りが止まる。


「渚に手出したら、地獄の果てまで追い回して追放するからね。よろしく♡」

 頭痛が痛いみたいな最上級表現をいただいた京平。


「昭和のお父さんに、ちゃぶ台返し食らいたくないのでやりません」


「えへへ。じゃあね、京平くん♡」

 はーとに殺意がこもっていない事を祈る

ここ日本は大乗仏教。なーむー。


 林間学校はそのまま過ぎていき、貴重な土日は脅迫の思い出1色に染められ最悪の日になった。


ここまで画面をスクロールして下さって、ありがとうございます。


 完全にノリで書きました。はい。

林間学校、これで終わりにしていいのかっ!?

と思いました。


では、また次回話で!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ