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執着やめて! ——六本木No.1キャバ嬢・一条愛里の「超訳・般若心経」  作者: はまゆう


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第7回:嫌な人間関係の思い出、断捨離しなよ。 ——「無罣礙」で鎖を断つ

ねぇ、みんな。

「重たい鎖」を引きずって歩いてない?

母親に言われた呪いの言葉、父親から受けた消えない傷。

学校の教室で浴びせられた嘲笑や、元彼に抉られた自尊心。

「あいつのせいで、私の人生は狂った」

「あの出来事のせいで、私はもう幸せになれない」

……そうやって、あんたを傷つけた張本人たちを、いつまで心の特等席に座らせておくつもりなの?

あんたが今、暗い部屋で一人、過去の地獄を反芻して泣いている間、そいつらはどこかで笑って飯食ってるんだよ。悔しくないの?

般若心経の「無罣礙むけいげ」。

これ、今のアンタにこそ必要な言葉。

超訳すれば、「アンタを縛るすべての因縁を、今すぐゴミ箱に捨てな」ってこと。



### 「親」でも「過去」でも、自分を壊す奴は敵


「親だから感謝しなきゃ」「育ててもらった恩があるから」。

そんな世間の綺麗事に殺されないで。

あんたの心に土足で踏み込んで、尊厳をズタズタにした奴なら、血がつながっていようが、恩があろうが、それはただの「加害者」なの。

そんな奴らへの「義理」や「罪悪感」を心に引っかけて(罣礙させて)おくなんて、人生の無駄遣い。

「無罣礙」っていうのはね、網の目を切り裂いて逃げること。

あんたを閉じ込めている「可哀想な私」っていう檻の鍵は、もう開いてるの。

あんたがすべき断捨離は、スマホの連絡先を消すことじゃない。

「あいつらに支配されていた自分」を、今この瞬間に終わらせること。

そいつらがあんたに植え付けた「お前はダメな奴だ」「愛されない」っていう呪いの言葉を、まとめてゴミ捨て場に放り投げてきな。



### 復讐は「幸せになること」以外にない


トラウマっていうのは、過去の出来事が「今」も続いていると思い込む脳のバグなの。

でも、般若心経が教える「空」の世界では、過去なんて1ミリも存在しない。

存在するのは、今、この瞬間、呼吸をしているあんただけ。

あいつらにできる最大の復讐は、仕返しをすることじゃない。

あいつらの存在を、あんたの人生から「いなかったこと」にするくらい、あんたが自分を愛して、自由に、図太く笑って生きることなの。

「あんなことがあったのに、この女、なんでこんなに輝いてるんだ?」って、地獄の底からあいつらに見上げさせてやりなよ。



### あんたの心は、あんただけの聖域。


いい?

あんたを傷つけた連中に、一秒たりともあんたの未来を差し出しちゃダメ。

「無罣礙」。心の引っかかりを全部捨てな。

あいつらへの怒りも、悲しみも、執着も、全部使い古したボロ雑巾みたいに捨てていい。

あんたは、誰のものでもない。

あんたを支配できるのは、世界でたった一人、あんた自身だけ。

羯諦ぎゃーてー 羯諦ぎゃーてー」。

さあ、その汚い鎖を外して、光のある方へ歩き出しなよ。

あんたを汚せるものなんて、本当はこの世に一つも存在しないんだから。


愛里


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