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執着やめて! ——六本木No.1キャバ嬢・一条愛里の「超訳・般若心経」  作者: はまゆう


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第2回:SNSの「いいね」で一喜一憂? あんたの正体は“五蘊(ごうん)”のバグ

ねぇ、みんな。

今日も元気にスマホに魂売ってる?

「あの子の投稿、私よりいいね多い」

「既読スルーされた、嫌われたかも」

「私の人生、このままでいいのかな」

……あのさ、鏡見てみなよ。

そんなことで一喜一憂して、顔が「モブキャラ」になってるよ。

愛里がなんで、誰に何を言われても「あ、そう。お疲れ様」で流せるか教えてあげようか。

それはね、「自分」なんてものは、そもそもどこにも存在しない**って知ってるから。



### 「五蘊ごうん」っていう、脳内のバグ


般若心経の中に「照見五蘊皆空しょうけんごうんかいくう」っていう、超重要なフレーズがあるんだけど。

これ、簡単に言うと「人間を構成してる5つのパーツは、全部空っぽだよ」ってこと。

1. しき:見た目、肉体。

2. じゅ:何かを感じる感覚。

3. そう:イメージ。

4. ぎょう:意思、行動。

5. しき:認識、意識。

あんたたちが「これが私!」って必死に守ってるものって、結局この5つのパーツがたまたま集まって、バグみたいに作り出してる「一時的なデータ」に過ぎないわけ。

SNSの数字に一喜一憂してるあんたは、ただの「受(感覚)」っていうパーツがバグってるだけ。

嫌われたかもって不安になってるのは、「イメージ」が暴走してるだけ。

そこに「実体」なんてないの。

データ上のバグに振り回されて、本物の人生を台無しにするなんて、コスパ悪すぎじゃない?



### 「私」という看板を一度下ろしな


「私はこう思われてなきゃいけない」っていうエゴは、ただの重荷でしかないんだよね。

六本木でトップ張ってるとさ、「愛里さんって冷たいですよね」とか「性格キツそう」とか勝手なこと言われるけど、どうぞご自由に、って感じ。

だって、相手が見てる「一条愛里」は、相手の「識(意識)」が作り出した勝手な幻だから。

私が私自身のことを「こういう人間だ」って決めつけない。

中身を常に「空」にしておけば、誰に何を投影されても、鏡みたいに反射して終わり。

あんたも、「私」っていう看板を一度地面に置いてみなよ。

「あ、なんだ。ただのデータの集まりじゃん」って思えたら、フォロワーの数なんて、道端に落ちてる石ころと同じくらいどうでもよくなるから。



### データの海で溺れるな


いい?

あんたの価値は、誰かのスマホの画面の中にはない。

ましてや、あんたが勝手に作り出した「不安という名のデータ」の中にもない。

五蘊ごうんなんて、いつかはバラバラになって消えるもの。

そんな一瞬の幻のために、今日という最高の時間をドブに捨てるのはもうやめな。

「あ、今の不安、ただの脳のバグだわ」

そう思って、さっさとブラウザ閉じなよ。

美味しいシャンパン……は無理でも、温かいハーブティーでも飲んで、さっさと寝ること。

明日にはまた、新しいあんた(データ)を始めればいいんだから。


愛里


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