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頭の中に百本の漫才があるんだが、書かないと世界が壊れるらしい  作者: 山本禮太郎
第1章 このままで、換え難い日常

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5/6

第5話 番号、振ってたよね

※本作は会話中心・漫才形式で進行します。

※合わないと感じたら、そっとブラウザバックしてください。

思い起こせば、 昨日のランチ。

ふたつの収穫があった。


「さん付けで呼ばれるの慣れてないから」

「アイちゃんって呼んで」


……マジか、と思った。

体に、電流が走った。


もうひとつ。


「あたし、気づいたんだけど」

「番号、振ってたよね。ネタのところに」

そう言って、 バッグから大学ノートを取り出す。


「一冊にまとめてみてよ、漫才ネタ」

シールに「ピューマのネタ帳」と

書いて表紙に貼る。


「それで、あたしに読ませてね」

ノートを差し出された。


……これは、来たな、と思った。


以前の漫才ネタを

寝る前に、清書する。

なるべく、きれいな字で。


翌朝一番、もう今朝の話しだが、

新しいネタも、書き足した。


学食のランチ時間に間に合うよう、家を出る。

クロが、外を眺めたまま言った。


「浮かれて、転んだりしないようにね」


________________________________________


――Qの話(5/100)――


ボケ:Qって文字、必要?

ツッコミ:また急だな!


ボケ:クエスチョン、クイーン、クイックルワイパー!

ボケ:全部Qで始まるけど

ツッコミ:たしかに、始まりが全部、ク


ボケ:それ、アルファベットのCとかKで…

ボケ:よくない!?

ツッコミ:クイックルワイパーのCM!


ツッコミ:たしかにQは、CとかKでイイと思う


ボケ:お前、レギュラー譲ってくれたCとKに感謝しろよ(野球部監督風)

ツッコミ:野球部か!


ボケ:Qってさ、幽霊部員だよね?(女子マネ風)

ツッコミ:あくまで野球部の話として続けるか


ボケ:たまに来て「Qが入ってる単語は…」って語り出す(怪談風)

ツッコミ:Q、面倒くさいわ


ボケ:オバQ、ウルトラQ、エヴァンゲリオンQ…

ボケ:全部オカルト!

ツッコミ:それ、日本の話!


ボケ:でもな、Qももうオカルト板ではやりきったらしい

ツッコミ:日本語では、終了って事?


ボケ:ラテン語方面に、転居思案中らしい

ツッコミ:ラテン語、使わない


ボケ:監視カメラからコード伸びてますみたいな

ボケ:独自のデザインを武器に、自己主張するか


ツッコミ:解釈が独特すぎて、言葉に出来ないわ!


________________________________________


今日も、学食でランチ。


アイちゃんの笑顔に、

俺は、興味ありません。という顔で、

ノートを差し出す。


アイちゃんは、大げさに喜んで、

笑いながら読んでくれた。


うなずいて、ノートを閉じて、

パンダに渡して言う。


「わたし、SF同好会に入ってるんだけど」

「オカルトも大好きなの」

「Qって、案外オカルトっぽいね」


俺は、涼しい顔をしていたが、

心の中ではガッツポーズだった。


「お前、オタクだな」

パンダが言った事は、

正直、あまり耳に入らない。


なんだか、これから、

毎日、楽しくなりそうな予感しかしない。

……けど。


「5/100ってことは」

「あと95あるんだよね」


アイちゃんの一言に、この状況、


希望と絶望が、

絶望成分多めで、薄めの希望が、

入り混じっている。


と感じていた。




※本作に登場する漫才ネタのみを加筆・修正し、note+にまとめています。

 『ピューマのネタ帳』

 (※URLはコピペでどうぞ)

 https://note.com/mute_wasp6016


 ご興味のある方は、のぞいていただけると嬉しいです。

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