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ネタバレ含む全話あらすじ

※こちらは、ほぼ全話のネタバレを含みます※


\これさえ読めば最新章へ追いつける!/



随時更新予定です。



********************************



腐女子と銘打っていますが、BL要素は少ししか登場せず、三章以降は全く腐女子関係ありません。

後宮という特殊な環境下で生じる、人間同士のすれ違いや心の葛藤をメインに書いています。





【第一章】

覇葉(はよう)国の聖人召喚によって呼び出されたトウコは、言語能力以外の力が無かったが、とりあえず聖人(仮)として後宮で暮らすことになった。

最初の任務は、国王憂炎(ゆうえん)の亡き母、劉太后(りゅうたいこう)がかつての侍女と交わした手紙の解読。

トウコはたった1行の文章から、2人が生涯をかけて守りぬいた“秘密”を解き明かした。


【第二章】

聖人として認められたトウコは、後宮が抱える最大の問題「国王憂炎(ゆうえん)夜伽(よとぎ)拒否」を解決することに。

四夫人と呼ばれる高貴な妃たちは、全員外国人である上に、なぜか憂炎とは顔も合わせない日々が続いているという。


賢妃(けんひ) 

容姿がコンプレックスで人前に出られない賢妃。トウコはそんな賢妃への手紙を憂炎に書かせることで、彼女の心を開いた。


●宦官の秘密

実は覇葉国の宦官は、みな宝具(パオジー)と呼ばれる貞操帯をつけただけの正真正銘の男である。それを知ったトウコは驚愕しつつ腐女子的妄想を膨らませる。


淑妃(しゅくひ) 

美貌の宦官紫雲(しうん)に夢中で、他の男には目もくれない淑妃。トウコが渡したBL小説がきっかけで、紫雲への熱を冷ますことに成功。ついでに腐女子沼へ落としてしまった。


貴妃(きひ) 

女将軍の夢を絶たれた貴妃。トウコは彼女を異国との騎馬試合に参加させる。

貴妃の活躍で試合は勝利し異国を圧倒。自信を取り戻した貴妃は、憂炎と固い握手を交わす。


徳妃(とくひ) 

徳妃は一見問題のない人物だったが、憂炎が彼女を避けている理由を探る中で、徳妃が同性愛者であり心に傷を負っていることが明らかになる。憂炎は、徳妃が「子ができない身体」だと思い込み、彼女を守ろうとしていたことを告白し、誤解を謝罪する。憂炎の不器用な優しさに触れた徳妃は涙を流す。


⑤王妃 

憂炎の正妻である王妃はかつて憂炎の兄の妻であった。それゆえ互いの心に溝ができていた。トウコは2人の心に秘められた相手への想いをひも解いていく。


こうして国王と妃たちとの壁を取り除き、聖人として自信を得ていくトウコ。

その過程で、推しにそっくりな美貌の宦官紫雲(しうん)に翻弄されつつも惹かれていく。

いっぽうで憂炎の純粋さにも、ひそかに心動かされていた。


【第三章】

トウコは自分が本物の聖人ではなく、憂炎が間違って召喚した一般人であることを知りショックを受ける。

秘密を共有することになったトウコと憂炎の距離は、さらに縮まっていく。


【第四章】

トウコは仏殿で女の幽鬼、沙羅(さら)妃と出会う。沙羅妃は自分を殺した王妃「蘭王」こと「蘭令華(れいか)」を探していたが、令華はすでに亡く、遺体が行方不明になっていた。調査を進めるうちに、令華もトウコと同じように召喚された日本人であることが判明。トウコは令華が悪女となった理由を知るために、彼女が残した「物語」を読みはじめた。


【第五章】

覇葉国の三代目国王の時代、誤って召喚された17歳の女子高生レイカ。素性を隠すため国王正憲(せいけん)の妃となり、側近の宦官黒翠(こくすい)や友人の沙羅妃とともに後宮で平和に暮らしていた。

しかしある日、沙羅妃が自ら命を絶ってしまう。

孤独をつのらせたレイカだったが、正憲との間に念願の娘 咲羅(さくら)を出産する。

幸せは長くは続かず、その咲羅も韋王妃の手によって殺害されてしまう。

男児を産み新たな王妃となったレイカは、黒翠と協力しながら覇葉国を発展させていく。

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