表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
惑う不惑  作者: 松本 晶
42/97

干し柿

 子どものころ岡山に住む祖母から箱にいれられて送られてくるそれが大好きで、毎年楽しみにしていたのをよく覚えている。白い紐がついたまま、それを外し食べるのであった。

 そんな干し柿好きが次男、長女にもうつり、柿の季節ということで干し柿は?と言われる季節になってくるのであった。干し柿って意外と買うと高い。毎年買っていたのであるが、とうとう渋柿を購入してみたのである。クックパッド頼りに紐につけて、干すわけである。鳥やら虫対策でネットして洗濯干すピン付きハンガーにつけて、2階のベランダに配置。天気を心配する日々がスタートである。こういう時ガレージとか雨に濡れないくらいの軒下ってあこがれちゃうわけである。

 干し柿を作りながら祖母の干し柿を思い出し、まあ、自分も孫とかにばあちゃんからの干し柿がとか言われるようになるのかとか思ってしまったり、むしろ田舎のおばさんから果物やら梅干しやら届いたって感じだともうなんかそういう年に突入ってイメージがしちゃうっていうかね。なんとなく若い気分でいたわけであるが、中年って言われた年代なんだなあとしみじみ思っちゃったりしたのであった。

 ちなみに私は干し芋も大好物なのであるが、これは4兄弟みんな大好きで、家庭用の大容量の干し芋があっという間になくなるのである。さすがにこれを作るのは無理なんだろうなあと作り方も調べなかったりする。焼き芋もどきとか、大学芋はよく作るのだけど。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ