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 第二話 イケメン君はやる!!

 今回は驚愕の話が入ります。楽しんでください!!

 カイトは夏休み学校のグラウンドでサッカーしてます。そこにイケメン君と呪いの子願望妖怪少女まり子さんが参加して大変な事に。まり子さん!!サッカーゴール長い髪の毛でぐるぐる巻きにして大丈夫?


 「おい!!そんな事したら皆にバレるだろ!!」


 「フッ!!元より僕のカッコよさは知られている!」


 イケメン君は金髪の髪の毛をかき分けカッコつけます。そういう事じゃないんだがとカイトは思います。まり子さんは妖気を使い過ぎたのか?サッカーゴールのぐるぐる巻きをほどき髪の毛を元の長さに戻して、ふらふらと倒れます。一瞬固まるカイト。周りのクラスメイトは何事も無かったかのようにサッカーを続けています。カイトとイケメン君はまり子さんを抱えて体育館裏へ。


 「一体、どうなってるんだ?」


 「フッ!!こっちが聞きたい!!」


 「う~~~ーん!!」


 「あ、気づいた!!」


 「え!?(赤面!!)」


 妖怪のまり子さんが気がつくとカイトと二人で抱えていたイケメン君はカイトを押し退けてあたかも一人で助けたかのようにまり子さんを抱えます。この時まり子さんとイケメン君の二人だけの世界が出来ます。カイトは何だかなあと思いますが恋人のぴちょり姫がいますのでそっとしときます。


 「ちょっと!!そろそろ気付いてくれますか?」


 「え!?誰!!」


 「カーイート~!!(怒)」


 「ナナルじゃないか!!」


 カイト達の前にナナルが仁王立ちでしゃべりかけます。白と赤の巫女服ですが下の丈は短くミニスカートです!!小学生の服にしては露出度多めです!!まあぴちょり姫よりは胸は大きいです!!


 「そのミニスカート…………。」


 「(赤面!!)それ!!セクハラだから!!」


 「…………。ゴメン。………。」


 ナナルは美少女巫女退魔士の姿できたようです。クラスメイトの皆が気付かなかったのはナナルのお陰のようです。まり子さんとイケメン君はてとてを取り合い見つめ合いながら帰って行きます。カイトは何だかなあと思います。


 「それで!!言うことあるでしょ!!」


 「あ、ありがとう。」


 「そうじゃなくて!!ぴちょりちゃんの事よ!!」


 「あ、仲良くやってます!!」


 「それで!!どこまでいったのよ?」


 「き、キスまでかなあ。」


 「…………。ホント?…………。ホントにキスまで?…………。」


 「な、なんだよ?それ以上あるかよ?!」


 「じゃあ!!これは!!どう言うことよ!!」


 「…………ッ!?」


 ナナルがスマホの写メを思いっきり見せつけてくる!!カイトはまじまじと見るが写メにはかなりデカメのおたまじゃくしが写っています。それで気付く、カイト。


 「あ、これはぴちょり姫と夏休みの自由研究で使ったおたまじゃくしだ!!」


 「で、どうして自由研究のおたまじゃくしがこんなに大きいのよ!!」


 「ぴちょりちゃんが大きい方が絵日記に書きやすいでしょって。」


 「そうじゃない!!そうじゃなくて!!どうして大きなおたまじゃくしが出来たのか!!って話よ!!」


 地団駄踏むナナル!!カイトは何を言われているのか、分からない。これが男子と女子の保健体育の差です。そこにぴちょり姫が来ます。


 「にゃッは~ーーー!!カイトぅ~ー!!ナナルぅ~ー!!こんち!!」


 「ぴちょり!!」


 「来たわね!!」


 「どったの?」


 「ぴちょりちゃん!!カイトが言わないから!!これどうしたか!!言いなさい!!」


 ナナルはぴちょり姫にもさっきのスマホの写メを見せます。まじまじと見るぴちょり姫。直径五十センチ程のおたまじゃくしが写ってます。オオサンショウウオの大きさです!!ぴちょり姫は何か思い付いた顔をしてカイトの右腕にしがみつき、


 「このおたまじゃくし!!私とカイトの赤ちゃんだよ!!」


 「ええエエぇぇ~ーーー!!」


 「ほら、やっぱり!!はぁ。」


 「な、何でだよッ?!そんなッ!?子供出来る事してないだろッ?!」


 「毎日、お医者さんごっこって言ってお小水貰ってたでしょ?」


 「まあ、変な事してるなあ、と思ってたけど?」


 「あの中に精子がいるのよ。」


 「!?!?!?エッ?!?!」


 「私産卵期だったし、それで受精させて貰っちゃった!!(てへぺろ!!)」


 「え!?ええエエぇぇ~ーーー?!嘘だろ!!ええエエぇぇ~ーーー!?」


 「はぁ。それで??」


 「はい??」


 「一匹だけじゃないでしょ?あなた、カエルだし。」


 「517匹孵しました。(てへぺろ!!)」


 「517匹ッ!?ええエエぇぇ~ーーー!!」


 「でぇもぉーー、最初の一匹以外は川に還したから!!エサ代とか経済的な事は気にしなくて良いよ!!カイトぅ君は!!エヘヘ。」


 「そういう問題じゃねえ!!」


 「はぁ。こんな事なら。付き合わせるんじゃ無かった。」


 驚愕の事実が分かった夏休み。小学生諸君。危ない遊びは辞めようね。チー牛亀オッサンからのアドバイスだよ。まあオッサンも独身だけどね。


                     つづく。かも。

 書いてるオッサンがこんなんなんでこういう話になりました。小さなお友達よ。ごめんね!!保健体育と理科だと思って読んでください!!大きなお友達よ。楽しんでくれたかな?それでは皆様ありがとうございました。

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