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転生氷帝  作者: せってさん
1章 生き抜くための
6/12

食料探しと魔法と調理

短いです

雫は自分が目覚めた場所の周りでしばらく食料を探していた。


なぜ周りしか探していないのかというと、斧が持ち運べないため、あまり遠くにいけないのだ。


「はぁ・・・斧が持ち運べればいいんだけど・・・ステータスはしばらく力に振って行くしかないかぁー」


探しながら考えている間に思ったことを口に出すようになっていた雫は、一応食べられそうな赤い木の実や椎茸に似ているキノコなど4種類のものを見つけていた。

その食べ物?を赤い包みをあけたときの赤い布にくるんで今持ち運んでいる。


「持ち運びちょっと面倒だなぁ 赤い包みを出した時みたいにどっか収納できるような魔法はないのかな?あれば斧を収納してここから離れることができるんだけど。」


と考え色々念じてみて試したが何も起こるような気配はない。


「っ 駄目みたいね メルセデスが帰って来た時に聞こう、それが一番いい」


と自分なりに納得して歩いているて暫くすると日が完全に沈みあたりは暗くなってしまった。


「はぁ 今日はこれくらいで切り上げた方が良さそうね。」


と言いながらまだ何かないかと辺りをきょろきょろみながら、斧の位置に戻っていると


(あれって・・・兎かな?)


20m位前に兎のような魔物なのか動物なのかはわからないがピョンピョンと跳ねては立ち止まっては、地面に落ちている小さい木の実や生えている草を食べていた。


(食べれるか分からない物しか無い中、肉とかすごい贅沢何ですけど!絶対捕まえてやる!)


顔がにやけながらも声に出さず心の中で言った。


実際あのウサギのような動物?も食べれるか分からないのだが、あれを見逃せば次はいつあるかわからないし、食べれなくても次は無視すればいいし、とれるうちに取っておこうと雫は考えていた。


(でもどうしようかな・・・武器もないし。木の棒で思いっきり殴れば気絶位してくれるのかな?)


と考え隣に落ちていた太い木の棒を拾い、ウサギの視界に入らないように後ろに回り込み音を立てないように近付く。

流石に落ち葉などでガサガサなっていたのだが、そんな事を考えていれば近寄れないし、逃げられたら追いかけようと考えゆっくりと近づいていた。


残り5m切ったところでウサギのような動物?が後ろを振り向いて、雫の存在に気がつくと、近づいた方の逆方向にピョンピョンと逃げ出す。

それをみた雫は、


「逃がさない!」

と言って雫も走り頭にめがけ太い木の棒をたたきつけ、「キュィー!?」と言う悲鳴にも聞こえる鳴き声の後ウサギのような動物?はピクリとも動かなくなった。


「ごめんなさいごめんなさい。大事に食べるので恨まないでください。」


と手のひらを擦り合わし頭を下げながらいった後、斧が置いてある位置に戻った。




戻った後今日の収穫を確認した。

赤い木の実×2

椎茸のようなキノコ×3

つくしのようなもの×5

ヨモギのようなもの×4

ウサギのような動物×1


となっていた。

が取った後に気づいてしまったことがあった。


「これどうやって食べればいいんだろ。」


とまた問題が発生した。


「火とかどうしよう・・・火の起こしかたはわかるけど材料って何かで代用できるのかな?」


火のおこしかた知っていた雫だったが、材料になりそうなものは木の棒と落ち葉くらいしかなかったはず、と回りを見て回ったとき覚えていた。代用できそうな物もなかったと思う。


「こういう時の為に魔法ってあると思うんだよねー早速試そうかな!イメージすれば使えるんでしょイメージすれば!」


と火の魔法を使うその前に、もし魔法が使えたとしても無駄にならないように乾燥していそうな木の枝を集め、落ち葉も一緒にまとめて置いた。

それから火が他に燃え移らないよう回りを少し大きな石で円になるよう隙間がないように置いた。


この作業も周りがかなり暗かった為、少し時間がかかってしまったが、ようやく完成したので早速魔法のイメージを始める。


(火よおこれー火よおこれー・・・ってだめか。もっと具体的なイメージが必要なのかな?あの赤い包みのイメージをした時みたいに・・・)


雫は思いついたことを実践するため、元の世界でよく見ていた火を思いつく限り思い出しながらイメージしてみた。


(あの中学生の時に見たキャンプファイヤー?いやいやこれは火力がすごいな。ガスコンロからでてる火とか・・・少し前にみた、家が燃えてるところとか・・・)


といろいろみてきたものを変えながらイメージしてみると、ためていた落ち葉に火がついた。


「おお ライターの火のイメージがいいのか。覚えておこ。って私にも使えるじゃん!めっちゃうれしい!」


と喜んびながらも集めた木の枝の中から頑丈そうで少しきれいな木の枝に赤い木の実とヨモギのようなもの以外を刺してバランスがとれるように石に立てかけた。

肉は木の棒で立て掛けれそうになかったのでyの形をした太い枝を2本選び、1本を石の外側に1本地面に指して、もう1本の棒も反対側に刺す。

それからyの間に口から肛門へと木の棒を刺し、それを横にしておいてバランスをとることにした。

ウサギのような動物?の見た目がそれなりにかわいかったためかなり抵抗はあったが、食べなきゃ生きていけない以上しょうがないと思うようにした。

可愛いから食べれないとか、そんな残酷なことは出来ない!とかいってたら絶対死ぬし。


全部焼いて、食べるであろうものは準備が終わった。

次に赤い木の実を食べてみるとした。赤い木の実の形はリンゴでもなくトマトでもないような今までみたことない形のものだった。


「これ食べれるのかな・・・ちょっとかじってダメそうだったら捨てよう。」


といってかじってみることにした。

意味分からないかもしれないです

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